大空町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日
(1)外国人技能実習生確保のための環境整備について/(2)外国人観光客(インバウンド)に対する多言語案内について
2023年3月7日、大空町議会の一般質問で、大泉知功議員が「外国人技能実習生確保のための環境整備について」「外国人観光客(インバウンド)に対する多言語案内について」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 大泉知功 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 大泉知功
はい、1番。令和5年第1回大空町議会定例会一般質問の通告により質問させていただきます。大項目1、外国人技能実習生確保のための環境整備について、総務省が発表した2022年住民基本台帳人口移動報告において、大空町は37人の転入超過との新聞報道がありました。オホーツク管内全体では転出超過となった市町村が多数の中、本町の結果は移住・定住支援室が中心となって積極的に取り組んでいる移住・起業等の人口減対策が成果として表れたものと思います。移住・定住支援室に報告内容についてお聞きしたところ、超過37人中16人は外国人の増加であり、そのほとんどが外国人技能実習生とのことでした。国内全体の労働力人口の減少により、医療福祉・介護・農業・建設現場など様々な業種において労働力不足が喫緊の課題となっており、本町においても外国人技能実習生が貴重な人材としてまさに活躍されていると思いますが、コロナ禍が落ち着きつつある今日、外国人技能実習生を求める事業所の需要が高まってくるのでは考えます。本町における外国人技能実習生の実態と環境整備について伺います。(1)外国人技能実習生の現状について。(2)外国人技能実習生の受け入れに係る課題と環境整備について。(3)外国人技能実習生向け語学等の支援・サポートについて。大項目2、外国人観光客(インバウンド)に対する多言語案内について国内外で非常に長い期間、コロナ禍が続き、日常生活や様々な経済活動へ大きな影響等を受けましたが、昨年10月の水際対策の大幅な緩和以降、来日されるインバウンド数はコロナ禍前の水準に向けて回復傾向にあるとの報道で、道内、オホーツク地域を訪れるインバウンドが多く見られるようになりました。道内各空港から、韓国や台湾などへのチャーター便が就航し、国際線の運航が約3年振りに再開されるなど、今後一層のインバウンドの増加が見込まれますが、レンタカーによる交通事故等が増加するのではないかと心配するところです。家族旅行中に不慣れな冬道での交通事故により2名事故死との過日の報道もありました。様々な国々から来訪されますが、交通標識をはじめ観光地の案内板等の多くは日本語表記が中心となっており、インバウンドの皆さんもよくわからないと感じているのではないでしょうか。また、JR女満別駅を利用したインバウンドの方々から、行き先を尋ねられて困ったという話をお聞きしました。以上のことから、次の点についてお伺いいたします。(1)インバウンドが運転するレンタカーの事故防止や標識等に係る本町の取り組みについて。(2)インバウンドの回復傾向を踏まえ、観光地への案内等の表示物につい34て、多言語化に取り組んでみてはどうか。(3)JR女満別駅の時刻表、周辺アクセス案内等が日本語表示のみで、少なくとも英語のパンフレット等は備え置いてはどうか。という質問です。以上1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長
大泉議員からの一般質問にお答えを申し上げたいと思います。外国人技能実習生確保のための環境整備についてご答弁申し上げます。1点目の外国人技能実習生の本町の現状についてでありますが、東藻琴地区では酪農業の労働力不足対策のため早くから外国人技能実習生を受け入れております。JAオホーツク網走が管理団体となり、平成18年以降現在まで酪農業の農業法人3戸で延べ26名の受け入れを行っています。いずれも中国からの実習生で、本年3月1日現在農業法人1戸で3名の方が実習されております。今後、特定技能実習としてベトナムからの受け入れも予定されているとのことです。また、東藻琴地区では、令和元年から農林畜産業系の3事業所で外国人技能実習生の受け入れが開始されております。令和元年に1事業所で4名の実習生を受け入れましたが、令和2年から3年にかけては、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大により実習生が来日できていない状況となっていました。令和4年からようやく来日が可能となり、3事業所で受け入れが再開されたところです。最長で5年間の実習が可能となっております。本年3月1日現在計20名の外国人技能実習生が来町されていますが、国別ではベトナムから8名、インドネシアから12名となっております。一方女満別地区では、令和4年から農業経営の1事業所で外国人技能実習生の受け入れが開始されております。東藻琴地区と違い、現在は短期間での受け入れとなっておりますが、延べ13名、本年3月1日現在では4名の方が実習されております。国別では、モンゴルから1名、ベトナムから2名、インドネシアから4名、フィリピンから2名、カンボジアから4名となっております。今後の受入れ見込みですが、現在受け入れております両地区4事業者に確認いたしましたところ、継続もしくは受け入れ者数の拡大を予定しているとのことでありました。また、両地区の福祉事業系2事業所でも令和5年中にベトナムから2名の外国人技能実習生、ミャンマーから3名の特定技能実習生の受け入れを予定しているとお聞きしております。2点目の外国人技能実習生受入れにかかる課題と環境整備についてでありますが、受け入れ住宅の確保が1番の課題ではないかと、そのように認識しているところであります。実習生の入居する住宅につきましては、受け入れ事業所が確保することが基本ではありますが、事業者が保有する社宅等がない場合には、民間住宅等の確保が必要になってまいります。特に東藻琴地区については、民間住宅が少ないということもあり、受け入れ事業所から事前に町に相談があり、用途廃止予定の公営住宅を前倒してお貸しし、また廃止予定の職員住宅を35お貸しするなどの対応をさせていただいているところであります。それぞれ廃止予定の住宅ですので、特に内部の老朽化が進んでおりましたことから、住宅の改修や必要備品などについては、受け入れ事業者が負担することを条件に、3事業所に対して旧公営住宅3戸、旧職員住宅3戸をお貸ししたところであります。女満別地区につきましては、民間住宅等の確保が比較的容易であるほか、短期間の受け入れの場合には、メルヘン公園にあります町の新規就農者技術習得管理施設を利用いただいている状況です。今後も町として可能な範囲で受け入れ事業所の相談に応じて協力してまいりたいと考えております。3点目の語学等の支援サポートについてですが、外国人技能実習生は日常会話程度の日本語力が条件とされていることから、来日前はもちろんのこと、来日後1、2カ月間程度語学などの研修を受けることになっています。受け入れ事業所それぞれの管理団体が来日後の研修を実施しており、各事業所での実習を開始してからも、日常生活の情報提供や職場でのトラブルの相談、苦情受け付けなどの支援、サポートなどを行っています。また、受け入れ事業所でも担当職員の技能実習指導や生活指導の資格取得を進めているとお聞きしているところであります。続きまして、外国人観光客に対する多言語案内についてご答弁申し上げます。まず一つ目、レンタカーの事故防止や標識等に係る本町の取り組みについてでありますが、当町において利用できるレンタカー会社はほとんどが女満別空港前に所在しており、現在8社が営業しているところです。うち5社にて女満別空港レンタカー協議会を設置しており、この協議会に問い合わせたところ、インバウンドの増加に伴い、各社で事故防止に向けた対策が取られているとのことです。具体的には、多くはスマホを活用してQRコードを呼び込み、日本の交通ルールを動画にて視聴して注意を促しているとのことでありました。また、目的地までの案内をするナビゲーションもそうですが、中国語、韓国語、英語、日本語の4か国語から選択することができるようになっているとのことであります。一時停止などの規制標識につきましては公安委員会で設置、管理されておりますので、関係機関に対し多言語化について要請をしていきたい、そのように考えております。当町が設置する注意看板ですが、老朽化により不明瞭となったら看板等の整備を始めているところでありますが、完全に個数がつかみ切れていないところでありますが、その中で一時停止を促す注意看板は70カ所以上ありまして、うち10カ所ほどが英語を併記している状況となっております。次に、二つ目の観光地への案内表示物等の多言語化についてでありますが、大空町観光振興計画において、外国人観光客のニーズを的確にとらえ、おもてなしの心を持って対応するため、具体的な施策の一つとして、広域連携を含めた多言語表記案内看板を計画的に整備することとしております。町内の観光地案内の看板の一部には英語表記、ハングル語表記、繫体字表記、簡体字表記がされています。看板の配置や改修を含め多言語化に向けて今後検討してまいりたい、そのように考えております。また、芝桜公園などは季節的な開催となるため、開催期間中はのぼりや旗な36どを活用し、今後もPRに努めてまいりたいと存じます。最後に、JR女満別駅での英語表記及び英語のパンフレットの備え置きについてであります。女満別駅舎内の時刻表等JRが管理している表示物については、英語訳が表記されていますが、跨線歩道橋案内看板や旅行案内看板については、日本語表示のみであるため、今後多言語化に向け検討してまいります。また、パンフレットにつきましては、日本語版に加え英語表記に繫体字表記を配置させていただきます。以上、一回目のご答弁とさせていただきます。
質問 大泉知功
大項目1番目の(1)外国人技能実習生の現状について、沢山の外国人がいらっしゃって技能実習をしているという事がわかりました。(2)外国人技能実習生の受け入れに係る課題と環境整備について、こちらなのですが実習期間中にごみの処理や福祉制度、公共料金の支払いなど分からない事が多々あるかと思うのですけれども、それらの支援等がどのようになっているのか伺いたいと思います。お願いします。
答弁 町長
本町における外国人技能実習生、また、そういった方々の今後の動向については、やはり人口減少の中なかなか働かれる職場の中で人材を確保していくということが難しい中、やはり外国人技能実習生に頼るという状況というのはこれからも増えていくものと、そのように認識しております。実習生のサポート体制というでしょうか、それにつきましては1回目のご答弁でも申し上げましたように、基本的には受け入れ事業所や管理団体が支援、サポートするということになっているところであります。入居住宅の家賃のほか、税金や上下水道料などの公共料金の支払いについても、受け入れ事業所が全面的に間に入って対応されているというところでございます。先ほども申しましたように今後も外国人技能実習生というのが増加していくということが見込まれますことから、受け入れ事業所と連携を密にして、町としても支援サポートしてまいりたいと存じておりますので、議員におかれましても今後ともご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。
答弁 町長
このように外国人実習生を受け入れて、人口も超過して、労働力の確保ができて一石二鳥なので、どうぞこのサポートを続けていただきたいと思います。続きまして、大項目2番。(1)のインバウンドが運転するレンタカーの事故防止や標識等に係る本町の取り組みについてということで、お伺いいたします。空港前にあるレンタカー会社によれば、4ヵ国語のナビゲーションがあり、QRコードを呼び込んで動画で注意喚起を促しているということでございまし37たが、町が独自に設置している注意看板について、多言語化していく考えは無いのかお尋ねしたいと思います。
答弁 町長
交通標識に係る注意看板につきましては、先ほども申しましたように英語表記というものを一部させていただいております。例えば、止まれのところをストップというような標識をさせていただいておりますけども、これを多言語化に例えば、ハングル文字や中国語の繁体文字でしょうか、あと台湾語の簡体文字、そういったものをあわせて表記するかというと表記可能なものはできるかもしれませんけども、やはりそういった注意標識というのは視界に入ってすぐ目立つというものが1番大事かなと思っておりますので、4カ国語なり5カ国語を入れる注意標識を設置するのが望ましいのか、それとも日本語とそれと英語表記そういったもので視覚にとらえやすいそういった注意看板を設置するのか適しているのか、そういったことを踏まえて今後、先ほど言ったように不明瞭になったり、あるいは壊れてしまったような看板を付け替える際には、そういった対応をとってまいりたいと考えております。
質問 大泉知功
はい、1番。看板や標識、なかなか確かに何ヵ国語も載っていたら見づらいかなと思いますので、せめて英語表記させていただいたらいいかなと思います。それでは、大項目2の(2)の質問に行かせていただきます。空港や駅には色々な字で書いてある標識等があるみたいですけれども、大空八景や両道の駅などにアクセスするための案内、説明をできるものがあればよいのではないかと思うのですけれども、こちらはどう考えなのかと思うのですけれどもいかがでしょうか。
答弁 町長
大空八景であったり、道の駅にアクセスするための案内説明、そういったものが多言語化であったほうがいいということですけども、そういったことも踏まえながら多言語化にできるものは多言語化にし、あるいは今、町のほうではホームページを改修、新しくしようとしております。そういった今はやはり外国人の方大体の方が携帯電話スマートフォンを持っていらっしゃるのではないかなと思いますので、そういったスマートフォン活用して案内をそれぞれの方の母国語に変換できるような、そういったことも工夫をしながら活用してまいりたい、案内できるような仕組みを構築していけたらなと、そのように考えておりますので、これに関しましてもまた今後さまざまなご意見をいただければありがたいかなと思いますのでよろしくお願いいたします。38
質問 大泉知功
1番、町のホームページを新しくするというお話がありました。町のホームページ今まで以上に見やすく分かる様に、あそこの施設にいきたい、この施設にいきたい、お昼ご飯を食べるならこの店がある、空港に行くにはこういう手段がある、方法があるというのが明瞭にわかるような案内があればとてもいいと思うのです。スマホを持っている外国人または日本人が多くなってきてQRコードで読み込んでというのはとてもよいことだと思うのです。QRコード実はこちらこういう紙を持ち歩かなくても、1回読み込んでおけば保存ができて何度も読み込める。電波があればどこにいてもナビが出来る。そういうような状況だと思うのです。だから今、既存の看板で古くなって立て直すことも考え無くていいと思うのですよ。ある物にバーンとQRコードを張ってしまえばそれを読み込むだけで新しい情報がすぐに更新できる。これお金が掛からずにすぐ出来る事だと思うのですよね。是非そのような考えを持って色々と改修していただければと思います。それでは、3番目の質問に移らせていただきます。道の駅には多言語化されている大空町のパンフレットが置いてあるのです。それと日本語表示のパンフレットと二種類置いてあるのですけれども、こちら通過だけではなく、町内観光地への収入に努められるような、やっぱりこの道に行くにはどういうふうに行くのだっていうのがわかるようなシステムがあればいいのかなというふうに思うのですけれども、町長どう思いますか。
答弁 町長
まず、看板設置等につきましては、看板を設置するのではなくてQRコード読み込んでそれで自分で携帯に落として見るということも、それもありかなと思いますし、ただ観光客、それが日本人であれ、外国人であれその方の立場に立ってどういう事が表示として見やすかったり分かりやすかったりするのかということをきちんと考えながら対応してまいりたいとそのように思います。また、通過型でではなくて、町内の観光地への案内が多言語化というお話でございました。これにつきましても大空町になんの目的もなくこられる外国人っていう方はそんなにはいらっしゃらなくて、やはり大空町に来たらここ見に行こう、あそこ見に行こうという方が大体そういう方が多いのかなと思います。そういう目的を持った方がより分かりやすくする様な案内の仕方というのはこれからも工夫してまいりたいと、そのように考えているところであります。
質問 大泉知功
1番、せっかくこのインバウンドが回復しつつある時、大空町の経済にもしっかりといい影響が出るように町の方でも頑張っていただければと思います。39以上で質問を終わります。
答弁 町長
ことしの冬になって、女満別空港から飛行機に乗って、東京や札幌から飛行機に乗って帰って来る時に、飛行機の中に外国人を多く見るようになってきました。これから中国からの旅行者も徐々に条件が緩和されて、沢山の方が日本にお越しいただける、そういった時期に入っていくのかなと思っております。大空町だけではなく周辺、女満別空港の周辺の市、町と連携しながらインバウンドの取り組み、そしてこの地域に沢山インバウンドの方や日本人の方にも起こしいただけるように取り組みを進めてまいりたいと、その様に考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。