みんなの議会

大空町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月21日

(1)大空町高齢者移動支援事業について/(2)生徒たちの農畜産物の加工販売について

2021年12月21日、大空町議会の一般質問で、上地史隆議員が「大空町高齢者移動支援事業について」「生徒たちの農畜産物の加工販売について」について質問し、町長、教育長、福祉課参事が答弁しました。

質問者
上地史隆 議員
答弁者
町長、教育長、福祉課参事

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 上地史隆

皆様、改めておはようございます。通告に従い、令和3年第4回定例会において、一般質問をさせていただきます。ほかの方の質問と重なるところがありましたら、ご容赦いただきたいと思います。最初の質問は、大空町高齢者移動支援事業についてです。この事業は、在宅の高齢者の方や重度の障がいをお持ちの方の外出機会の創出、生きがいづくり、買い物などを支援するために福祉タクシー券、外出支援タクシー券と2種類のタクシー券を交付し、タクシーを利用した場合に運賃の一部を町が負担するものです。対象者は75歳以上の方、身体障害1級、2級、または内部障害で3級の身体障害手帳をお持ちの方、知的障害A判定の療育手帳をお持ちの方、精神障害1級の精神障害保健手帳をお持ちの方です。内容については、福祉タクシー券が1枚あたり、初乗り運賃相当額を町が負担するタクシー券を年間9枚、町民税所得非課税世帯に属する方に18枚交付しております。外出支援タクシー券については、3千円までの運賃のうち、初乗り運賃を超える金額を負担するタクシー券を年間7枚、町民税所得非課税世帯は14枚を交付しております。これらの事業について、現在の取り組み状況はどうなっているのか、町長よりお伺いしたいと思います。続いて、企業版ふるさと納税について、質問をさせていただきます。企業版ふるさと納税制度は、各地方公共団体の地方版総合戦略に位置づけられた地方創生に関する事業に対して、企業が寄附を行った場合に当該寄附について税の優遇措置を受けることができる制度です。平成28年に創設されました。令和2年の制度改正で税の優遇措置が拡充され、損金算入による軽減効果と併せて最大で寄附額の9割が軽減をされます。そのように企業にとっても大きな節税効果があり、自治体にとっても、本来なら財政上の問題で行なえなかったことも、この事業で集めた資金を活用することにより、新たな事業に取り組むこともできます。そのようなことからも、他の自治体も力を入れて取り組みを始めております。大空町の取り組みはどのようになっているのか、町長よりお伺いしたいと思います。続いて、大空高校の取り組みについて、質問をさせていただきます。14生徒たちの農畜産物の加工販売についてです。生徒たちの農畜産物の加工販売は、東藻琴高校時代から今日の大空高校まで続いております。歴史としては昭和54年から、本校の生徒、教職員が一丸となって乳製品の加工研究を開始し、昭和57年にナチュラルチーズ、カマンベールチーズが完成、商品化にこぎつけました。昭和58年から東藻琴村のチーズ工場が本格的に生産に着手し、現在の合併後も大空町の特産となり、ひがしもこと乳酪館で販売されております。昭和59年からは肉加工製品の研究開発を始め、ハム、ソーセージ、ベーコン等、オリジナル製品の本格生産、販売を開始しております。現在も販売会の目玉商品として大変な人気を博しております。また、授業についても、農業技術の高度化に対応するために、バイオ技術や環境制御技術教育にも取り組んでまいりました。平成5年度にコンピュータ制御温室が完成し、培養植物の順化育成、洋ランの増殖、トマト、カラーピーマンの水耕栽培の研究等を進めてきました。平成16年からは、ヤーコンの成長点培養の研究と、今日まで地域産業にも大変な貢献をしてきた教育機関だと思います。また、交流マルシェについても、高校生と町内の協賛団体とともに、地域商店街活性化の取り組みにもつながっており、地域住民との貴重な交流の場にもなっております。今年度から新しい高校へ移行されましたが、今後もこの取り組みを継続して行っていくことができるのか、また何か考えなどがあれば、教育長よりお伺いしたいと思います。以上で、最初の質問とさせていただきますので、町長、教育長よりお答えいただきたいと思います。

答弁 町長

ご答弁を申し上げます。利用実績の詳細は、後ほど担当者からご説明をさせていただきたいと思います。令和2年度は、当初交付している分に加え、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、福祉タクシー券5枚、外出支援タクシー券3枚を追加で交付させていただきました。交付率は減少いたしましたが、利用額については113万1,000円の増額となりました。交付率でございますが、コロナ対策分で申請をされなかった方がいらっしゃったために全体としては減ったものと、そのように受けとめております。令和3年度でございますが、11月末現在で交付率は68%、前年比マイナス4.1%となっております。例年、冬期間になりますと足元が滑るでありますとか、冬道の運転が不安だという方が申請に来られるため、最終的にはもう少し伸びるのではないかとも考えております。令和3年度、交付案内時にアンケート調査を実施いたしました。結果につきましては、これも後ほど担当から説明をさせますけれども、47%の方が「満足」や「やや満足」以上ということでございました。そして25%の方15が「普通」というようなお答えをいただきました。ある意味、一定程度のご理解をいただいているものと受けとめております。さきの模擬議会でも高齢者の移動支援に関する一般質問がございました。そのときの答弁と重なりますけれども、こういった制度は、これで完成形というものはないように思ってございます。今後もさまざまなご意見を伺った中で、より使いやすくなるような事業にしてまいりたいと考えているところでございます。次に、企業版ふるさと納税についてでございます。企業版ふるさと納税は、地方創生の取り組みを進化させることを目的に平成28年度に創設されました。企業が総合戦略に位置づけられた事業に対し、寄附した際、法人事業税、法人住民税、法人税の優遇措置を受けることが可能となります。制度創設当初は約6割の税の軽減効果を受けられるものでございました。地方自治体が制度を活用するためには、総合戦略に位置づけた個別事業ごとに地域再生計画を策定し、認定を受けなければならないという制度でございました。しかし、令和2年度の税制改正において、税の軽減効果が最大約9割まで引き上げられたところでございます。併せて、個別事業ごとの認定という方式から包括的な認定となりまして、手続きに関しても簡素化が図られたところでございます。大空町におきましては、第1期総合戦略における企業版ふるさと納税の実績はございません。令和2年度に制度が簡素化されたことに伴いまして、第2期総合計画の地域再生計画を同年の9月10日付けで提出いたしまして、11月6日付けで認定を受けたところでございます。しかしながら、こちらも現段階での実績はないという状況になってございます。ご答弁とさせていただきます。

答弁 教育長

上地議員からの一般質問にお答えを申し上げたいと思います。上地議員からは、質疑の中で東藻琴高校が昭和54年から取り組んでまいりました食品加工の歴史について、ご紹介をいただいたところでございます。詳しくご紹介いただきました。私からは、大空高校になってからの現状について、ご答弁を申し上げたいと思います。最初に農業実習やマルシェの現状についてでございますが、大空高校は本年4月に町立の全日制総合学科として開校したところですが、旧東藻琴高校及び旧女満別高校の2、3年生も学籍を変更しており、現状では生産科学科と普通科が混在する3科併科の高校となっております。その中で、旧東藻琴高校の2、3年生については、従来の教育課程を保障するため、野菜や草花、食品製造や食品流通など、農業高校としての授業を行っており、実習畑やハウスで栽培、収穫した農作物を味噌やジュースに加工したり、食品衛生について学びながら、ソーセージやベーコンといった肉加工品を製造する実習を行っています。例年町内で開催している交流マルシェやフレッシュマーケットですが、今16年度は新型コロナウイルス感染症の影響から、年度の前半はやむを得ず中止を余儀なくされましたが、緊急事態宣言が解除となってから初めて開催した収穫祭には多くの地域の方々にお越しいただき、生徒たちのつくった農産物加工品や肉加工品のほか、鉢花や野菜などを買い求めていただいたところです。交流マルシェやフレッシュマーケットは、生徒たちが農業教育を学んだ成果を地域の方々に知っていただくことなどを目的として実施しているもので、教育実践活動の柱の一つとして、これまで取り組んできているものでもございます。こうした取り組みの継続の可否について、ご質問いただきましたが、新設の大空高校は従来の農業高校から総合学科に再編されたことから、教育目標を変更し、「産業人を育成する学校」から「将来の進路をみずから実現するための力を身につけるための学校」としたところです。そのため教育課程の見直しが図られ、新たなスマートアグリ探求系列では、草花や農業情報系の授業を中心に行うこととしており、食品製造や食品衛生などの課程がないため、これまでと同じ教育活動をそのまま継続することにはならないことになります。また、大空高校としては新たな教育課程の中で、ICT教育の推進を初め、キャリア教育と探求学習を軸に学びを深めていくこととしており、生徒の教育活動を地域の皆さんに知っていただく機会、場面を今後どのようにつくっていくかは、現在、学校において検討を進めております。一方で、教育委員会としては、これまで旧東藻琴高校が築いてきた食品加工の技術を何らかの形で継承していかなければならないと、そのように考えており、どのように教育活動に関連付けるかなど、学校の考えも聞きながら具体の検討を進めてまいりたいと、そのように考えております。以上、1回目のご答弁とさせていただきます。

答弁 福祉課参事

私からは、福祉タクシー券及び外出支援タクシー券の令和2年度利用実績と令和3年度のタクシー券交付時に実施いたしましたアンケート調査の結果について、一部抜粋して報告させていただきます。なお、タクシー券の利用率と利用額の実績につきましては、町内事業者にかかる分についてのご報告とさせていただきます。まず令和2年度当初に交付いたしました福祉タクシー券の実績についてでございます。交付率につきましては72.1%、利用率は43.9%、利用額は336万9,000円でございました。令和2年度、コロナ対策で交付いたしました福祉タクシー券の実績につきましては、交付率が50.0%、利用率61.4%、利用額が117万円でございました。令和2年度に交付しました当初分とコロナ分を合わせました福祉タクシー券の合計につきましては、交付率61.2%、利用率が47.4%、利用額は454万円でございました。続きまして、令和2年度当初に交付いたしました外出支援タクシー券の実績についてでございます。交付率につきましては72.1%、利用率が21.175%、利用額は418万5,000円となってございます。また、令和2年度にコロナ対策で交付いたしました外出支援タクシー券の実績につきましては、交付率が50.0%、利用率45.8%、利用額が167万7,000円となってございます。令和2年度に交付いたしました当初分とコロナ対策で交付いたしました外出支援タクシー券の合計につきましては、交付率が61.2%、利用率が30.3%、利用額が586万2,000円となってございます。令和元年度と比較いたしますと、交付率は9%減少してございます。交付率の減少につきましては、年度当初の申請時では増加したものの、コロナ対策分を申請された方が少なかったため、全体としては減少となったものでございます。当初交付分で足りているという方が、コロナ対策分の申請をされなかったためと考えているところでございます。利用率でございます。福祉タクシー券は0.6%の減少、外出支援タクシー券は6.7%の増加となりました。福祉タクシー券は当初交付分では減少しましたが、コロナ対策分で増加したものの、全体としては減少というふうになってございます。当初交付分で足りている方の利用回数が少なかったためと考えてございます。外出支援タクシー券の当初交付分につきましては減少となってございますが、コロナ対策分で増えたため、全体としては増加となっているところでございます。令和元年度に比べまして利用回数が増えており、外出の機会が増えたものと思われるところでございます。また、利用額についてでございます。福祉タクシー券は113万1,000円増加となりました。また、外出支援タクシー券につきましては164万7,000円の増額となってございます。年度当初の交付分だけ比較いたしますと減額というふうになってございますが、コロナ対策分を追加で交付したことにより、全体としては増額となっているところでございます。コロナ対策分を交付したことで、令和元年度より外出機会が増え、利用額の増につながったものと考えてございます。令和3年度の福祉タクシー券及び外出支援タクシー券の交付率につきましては、68.0%となっているところでございます。令和2年度と比較しますと交付率は4.1%減少してございますが、これからの冬期間におきまして申請に来られる方が予想されるところでございます。令和3年度11月末現在の利用実績についてでございますが、令和2年度の同月における実績と比較いたしますと、両タクシー券とも利用料及び利用額は減少しているところでございます。令和2年度はコロナ対策分といたしまして追加で交付したことに伴い、利用料及び利用額が伸びたものと思われます。続きまして、アンケートにつきまして、令和3年3月19日から5月31日までに回収した分を集計いたしました。このことについてご報告させていただきます。アンケートにつきましては、1,014世帯に配付いたしまして538枚回収したところでございます。53.06%の回収率でございました。「タクシーを利用してどこに行きますか」の質問につきましては、町外の通院に利用されている方が1番多く51.86%、次いで町内の通院が1844.61%、3番目に町内、役場や銀行などの利用で43.87%となってございます。目的別では通院での利用が最も多いことが分かったところでございます。また、町内だけではなく、町外にも多くの方が利用されていることが分かったところでございます。「タクシー券をすべて利用できる」と答えた方は27.32%、「すべて利用できない」と答えた方は63.38%でございました。「すべて利用できない」と回答した方のうち「福祉タクシー券が残る」と回答した方は39.22%、「外出支援タクシー券が残る」と回答した方は53.72%で、タクシー券が残る理由につきましては「車があるから」が最も多く約7割、「もったいないから」という方が2割強、その他といたしまして「あまり外出しない」、「家族に送ってもらう」などといった意見がございました。現在のタクシー券交付制度の満足度ですが、先ほど町長からも答弁があったことと存じますか、「不満」と回答された方、「やや不満」と回答された方を合わせますと17.1%の方が何らかの不満を持っていらっしゃることが分かったところでございます。一方で、「満足」と回答された方、「やや満足」と回答された方を合わせますと47.77%、で「普通」と答えた方を足しますと73%以上となり、おおむね今の制度内容について一定のご理解をいただいているものと考えているところでございますが、「福祉タクシー券が少ない」また「外出支援タクシー券が使いづらい」といった声も寄せられたところでございます。免許証返還後の移動手段では、「タクシーを利用する」と答えた方が最も多く72.05%、次に「家族にお願いする」が32.92%、3番目が「バス」ということで29.19%でございました。また、「どのような移動手段があれば利用したいですか」との質問では、「乗り合いタクシー」が20.07%、「町内巡回バス」が18.40%、「利用しない」が17.10%で、「免許証を返納後はタクシーを利用する」と回答された方が7割と多くいらっしゃいましたが、「乗り合いタクシーや町内巡回バスなどがあれば利用したい」という方は、それぞれ2割程度にとどまる結果となったところでございます。私からの報告につきましては以上でございます。

再質問 上地史隆

はい、3番。改めて高齢者移動支援事業について再質問させていただきたいと思います。参事からも詳しく実績などもお聞かせをいただきましたし、また町長からもいろいろとお聞かせをいただいたのですが、その中で改めて質問したいと思いますが、アンケートでは「やや満足」や「普通」を合わせると7割ぐらいが満足しているということですが、2割くらいの方が不満に思っていると。この高齢者移動支援事業ですけど、目的が同じだと。外出、また通院が1番多いということも確認をしましたが、通院とか買い物とか生きがいづくり、外出機会の創出というのが目的でありますが、なぜ2種類あるのかなと思っ19ています。正直な話、商品券と同じように金額を統一して、例えば500円だったら500円、提案でありますが枚数を多く配付するとか。あと2割の中でもあったよう外出支援事業については、初乗り運賃を超えた3千円相当額を負担するということでありますが、利用する方によっては、前回までは5千円で3千円に変更した経緯も委員会で確認をしていますが、やはり統一した方が使う人も使い勝手がいいのではないかと。何故かというと障がいをお持ちの方が対象なので、さきの質問のとおり。障がい者の方を支援する場合、基本、簡略化して一つの事業にまとめるというのがセオリーです。福祉については。だから私は目的が同じなら一つに統一し、枚数も使い勝手のいいようにしたほうがいいのではないかと。外出支援を使わない理由としては、お釣りがでないと、または場所によっては隣接している地区もあるので「そんなもったいなくて使えない」というお声も実際聞いています。だからやはり、もう少し使い勝手がいいように調整したほうがいいのではないかと、この事業について。あとアンケートですけど、回答率も約半分近い50%以上いただいているということですが、アンケートの対象の方で、75歳以上の高齢者の方対象でありますが、中には軽度の認知症をお持ちの方もいるし、独居の方もいると。また身体障がいをお持ちの方、中には知的障がいをお持ちの方もいると。精神障がいと。そのような方にアンケートを行う場合、せっかく地区担当の保健師の方がいるからニーズは把握できるはずなんですよね。この対象者を見たら。私の町の保健師の方が優秀なところは、誰が出てもその地区の方の情報を知っていると。そのようなこともありますから、アンケートをしなくても課題を抽出することができるのではないかと。接している場面が多いので。あと、申請についても、このような対象の方、あくまでも申請主義なので窓口に来なければいけないのは分かるのですが、ご家族がいる方はいいですが、実際に保健師の方が関わっている方もいるので、そのような方の支援も受けながら、もう少し簡略化できないのかと。そのように思っております。実際そのことに対して、どのようにお考えかと。あと要綱も町長が言われたように少しずつ変えていかなければいけない制度だと思っていますが、対象が身体障害手帳の対象の方ですけど、交付申請するまでに何回も医療機関にかかったりするのです。対象者によっては。だから、例えば身体障害者手帳の交付の関係とかということで通院が多く必要な場合、客観的視点で医師が必要と認めた場合に交付できるようにしてもいいのではないかと。それが本当に地域の足に困っている、本当の福祉の目的に沿った使い道になるのではないかと思いますが、併せてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長

福祉タクシー券でありますとか、外出支援タクシー券の制度でございますけれども、私の前任の町長の時代、さらにはその以前だったかもし20れませんけれども、その頃からある制度でございます。当初は福祉タクシー券、さらに所得制限や家族制限を加え、特定の方の移動手段として交付をされていて、初乗り運賃について助成をするという内容のものでございました。それからもう20数年いろいろな改正を加えながら今日に至っております。大きな変更点といたしまして、初乗り運賃500円なにがしになりますけれども、その分の助成だけでは農村部にいる方々については数千円かかると。町まで出てくるのにも。初乗り運賃だけでは、さらに負担が大きいということなどもあって、乗り合いタクシーの実証実験なども行いましたけれども、結果的には現在の外出支援タクシーの制度になっていると。そんなこともありまして、二つの制度が並立するという形になっているのが現況でございます。福祉タクシー券や外出支援タクシー券の考え方といたしまして、一部はご負担をいただくという考え方がどちらもございます。確かにすべてを賄ってあげればそのほうがいいことは分かりますけれども、やはり、すべて無料ということではなく、一部はご負担をいただきたいということが根底にある制度ともなっているわけであります。ただ、結果的にそういう変遷を経る中で、まだ使い勝手が十分でないということがあります。今後も社会の動向でありますとか、そういったものを捉えながら、町民のご要望に応えられるような制度になっていけばと思ってございまして、さらなる検討を行っていきたいと思います。障がい者の方の手帳の交付申請の関係のご提案といいましょうか、ご提示がございましたけれども、確かに申請手続きから交付されるまでの間に一定の期間がかかります。その間は今現在でいいますと、手帳交付前でありますのでタクシー券を利用できないということになります。これは私どもの考え方としては、手帳の申請の最終的な判定というのは北海道において行われるわけでありますが、過去の事例でも、実際には申請をされましたけれども交付対象にならないという場合もあったということがあるために、やはりきちっとその判定がおりた後、手帳交付後とさせていただいているということでご理解をいただきたいと思います。また、こういったときに福祉タクシー券や外出支援タクシー券はまだお使いはいただけないですけれども、心身障がい者等に対する旅費助成というものを別に持っておりまして、こちら側はそういった疑いをもって判断、検査、治療等にあたるときにも、公共交通機関などを利用した場合については一部を助成してございます。そういったものなどについて、ご利用をいただく中で対応いただければありがたいなと思っているところでございます。また、交付についてのご指摘でございました。確かに役場の窓口まで来られない方もいらっしゃることと思います。地域には民生委員の方もおりますし、また、見守りネット訪問員という方もお願いをしてございます。こういった方の協力もいただいて職員や保健師が直接訪問することで、その交付手続きなどをするということも対処してまいりたいと思います。ご指摘をいただいた部分について、改善をしてまいりたいと思います。21

再質問 上地史隆

はい、3番。町長より身障と交通費助成のほうもお聞かせをいただきましたし、保健師の方が訪問して、その際申請できるような、あとは民生委員とか、ほかの協力機関とも連携をしながら取り組んでいただけるということなので、このことについては終わりたいと思います。続いて、タクシーの待ち時間ですが、実際に利用する方は、さっき言ったように目的が大体通院が多いということで、似たような時間にかぶってしまうと。中には「30分以上待たされた」というお話も聞きますし、「それが嫌でタクシー券は使わない」というお話も聞いたこともあります。私としてはさっき言ったように、平成25年度に相乗りタクシー、乗り合いタクシーを実際に行った経緯もお聞かせいただきましたが、近隣ではICTを活用して、小清水町の事例ではありますが、12月15日から専用のアプリに出発地と目的地を登録すると、複数の希望に応じてAIが最短のルートを提示していただけるというものを、このすごいところは国の全額補助で1,000万円受けて、実際に開始をしていると。市街地中心で半径2.5キロほどだったと思いますが、網走ハイヤー主体で行うということでありますが、私としては、実際にこのように全額補助で行えればいいのですが、ですが実際に隣町でやっているということもあるので、職員の方が赴いて視察または取り組み状況についてお聞かせをいただくと。それが今日の取り組みにも活かすことができるのではないかと思っておりますし、産業構造とか人口構造も似たところがありますので、そういうのも参考にさせていただく。今後の取り組みにも活かしていけるのではないかと、情報共有することで。もう1点は、4月からそら事業といって、情報を発信する事業を開始しますが、それで連動して待ち時間とか予約とかできれば高齢者の方も助かりますし、簡単にできれば。あとは現在GPSとかでどこを走っているとかもあるので、目的に沿って、複数で利用することによって運賃の削減にもつながるということもありますので、私はぜひ先進的なものを取り入れて、大空町独自のものをつくっていただきたいと思いますが、このことについてどのようにお考えでしょうか。

答弁 町長

小清水町の情報は、私自身は新聞記事程度しか承知しておりません。今、同じような人口規模と言われましたけれども、決定的に違うのは、私どもは東藻琴と女満別の両地域があって、そこに事業展開をするタクシー事業者の方々も背景が違うということがあろうかと思います。女満別地区であれば確かに人口規模は似たような形態になろうかと思いますけれども、全町で展開をするということについては違いもあるということについてはご理解を頂戴したいと思ってございます。また、小清水町ばかりではなく、道内にさまざまな交通機関の先進的な事例がございます。ライドシェアの取り組みをしているところもございます。22そういったものは行政も考えると同時に事業者の方のご理解もいただかなければならないところであります。先ほどご提案をいただいたさまざまなことについて、行政だけが進めるということではなく、事業者の方と一緒になって取り組んでいかなければならないことと思います。確かに今のいろんな新しい情報機器を使えば可能であることはもちろんですけれども、事業者の負担が生じることになります。そういったところもどうやってカバーをしていくかということなども考えていかなければなりません。そういった事業者との連携、さらには道内のさまざまな地域での先進事例、それについては職員に直ちに調査をさせていただき、参考としてまいりたいと思っております。併せて、ご指摘いただきました国の補助事業なども活用できるということもありますし、町が、今進めておりますそらナビの活用というところも当然視野に入れなければならないものと思ってございます。そういった課題を拾い出しながら、地域の皆様の足を確保するという取り組みについて、これからも進めてまいりたいと思います。

再質問 上地史隆

はい、3番。ぜひ、これからも地域の足を確保するためにお願いしたいと思いますし、先進事例はインターネット上だけではなくて、実際に職員の方が赴いて確認をするということで、よりすばらしい取り組みとかを確認することもできるのではないかと思っております。しっかりとこの点はお願いしたいと思います。高齢者移動支援事業についてはこれで終わります。企業版ふるさと納税制度について、改めてお聞きをしたいと思います。町長から取り組みの状況をお聞かせいただきましたし、実績は残念ながらゼロということで、ほかの自治体も力を取り入れている中、今後、力を入れて取り組んでいかなければいけない点もあるのではないかと思っております。寄附者が興味や関心を持つように、いろいろなプロジェクトを近隣自治体も立ち上げ始めております。北見市においてはカーリングを利用した、地域資源を活用したものとか、そしてあとは人口交流の拡大とかにおいて、カーリング場の整備について、そのようなプロジェクトも立ち上げております。内容としては簡単に言うと工業大学があるので、北見工大と連携して先進的な科学技術を用いて国内外のトップアスリートのニーズに応えたカーリング場を整備すると。そして運営について寄附を集めております。また、近隣の弟子屈町においても、弟子屈高校支援と、そして人材育成プロジェクトというものを立ち上げております。内容としては、弟子屈高校を卒業した後、進学、就職した方が地域の企業にUターンできるような環境をつくって いくと。また教育にかかわる分野においては地域の教育、地域振興にかかわるような人材を育成すると。そして何よりも地元の中学生が高校に進学しやすい環境を推進していくと。人材育成にいきますと、簡単に言うと実際に町内の企業に就職している方に資格、免許の取得などを助成したり、地域人材の育成に23も力を入れております。それらについて寄附を集めたり、プロジェクトを立ち上げております。ホームページで遠軽町の取り組みでおもしろいものがあって、ロマンあふれる「森林鉄道の聖地」10トンディーゼル機関車の動態復元プロジェクトというもので寄附を集めております。ホームページを見れば企業の一覧も出ていて、ざっと計算するだけで1,000万円以上の寄附額を集めていると。そのようにおもしろいプロジェクトも立ち上げているのですよね。私たちの町においても貴重な財源、これから競争になるのは確かなので、しっかりと魅力あるプロジェクトを立ち上げていかなければいけないと。ほかの自治体と競争していかないと、そのような貴重な財源を外からとることができないと思いますので、この点、しっかり取り組んでいただきたいと思いますが、新たに何かお考えがあればお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 町長

人口が減少しておりまして、これが続きますと町税でありますとか地方交付税が減少していくということが予想されるわけであります。個人の皆様からのふるさと納税はもちろんでありますけれども、企業版のふるさと納税制度も有効に活用していくべきものと捉えております。企業にとって税額控除を受けられるだけ、自治体にとって財源を確保するだけ、こういうことではなくて、人材の派遣でありますとかノウハウ、そういったものを通じて企業と自治体がパートナーシップをつくって、そして新たな可能性を生み出していくもの、それを結ぶものが企業版のふるさと納税ではないかと考えております。例えば、環境保全や脱炭素社会に向けた取り組みなど、単独の企業だけでは推進するというのは難しい面もあろうかと思いますが、地方公共団体、私どもとともに取り組むことなどで、今言われておりますSDGsにも寄与することができて、企業としての価値化、企業の価値というものを高めることにもつながるのではないかと思います。また、私ども自治体にとっても関係人口がそれによって拡大をしたり、さまざまな企業のノウハウの提供を受けられることで地域の課題解決にもつながるものと、そのように考えております。制度構築と活用に向けて努力をしてまいりたいと思ってございます。企業版のふるさと納税を活用していくためには、寄附の活用事業を選んで、それを今、議員の言葉でいいますとプロジェクトとして昇華させて、高めて、寄附集めをしていくということが必要ではないかと。企業にとってもプラスになるような地域の取り組みプロジェクト、そこに企業側が賛同して寄附をしていただけるという形にしなければならないものと思っておりまして、そういった意味で魅力のあるものを提案していかなければならないものと思ってございます。企業に対しても、ただ単に総花的に情報発信するということばかりではなくて、企業にもある程度、狙いをつけてといいましょうか、絞り込んでアプローチを行っていく、PRを行っていく、情報発信を行っていくということも必要ではないかなと思っています。確かに総花的に情報発信24をして、その中から興味があったところと交渉をしていくというやり方もありますけども、例えば私どもの町に進出してくださっているいろいろな企業もあります。そういうところとは今までの関係もありますので、そういったところに働きかけていくということも必要ではないかと考えているところでございます。私としましては、そういったプロジェクトの中に住吉の里山再生委員会の活動、こういったものもぜひ提案をしていきたいものだと思っておりますし、さらに企業に興味をいただくためには、町の取り組みだけではなくて、例えば近隣の東京農業大学や北見工業大学、こういったところと町が一緒になって取り組む、そういったプロジェクトというものを数多く提案していく必要があるのではないかと思っております。そこにさらに企業の方々の財源やノウハウを傾注しながら、地域づくりにつなげていくということが大切ではないかと思ってございます。こういったものを役場の中の一つの課だけに担当させても、なかなかその横のつながりというものができずに、いいものになっていかないような気がしています。そういった意味から、役場の横断的な、できれば若い職員などを中心にそういったプロジェクトのチームをつくって、そして我が町が訴えていくその企業版ふるさと納税に訴える事業は何かというものを一つ、二つ、三つ、出し合いながら、それをさらにPRしていくということなども必要ではないかなと思ってございます。そんな中で、若手職員を登用して、そういった仕事をさせてみたいと思っておりまして、プロジェクトチームを立ち上げたいと、そのように思います。直ちにそういった人選にあたりたいと思ってございます。先ほど言いましたように届け出は済んでおりまして、受け皿はできるということになっておりますが、具体的な取り組みがまだでございました。ぜひ、そういったところに今度は第一歩を踏み出してまいりたいと思うところでございます。

再質問 上地史隆

はい、3番。町長から、新しい職員とか若手職員も入れて、課一つではなく横断的に取り組んでまいりたいと。また、町長に言われて感心したのは、ただお金を集めればいいというものじゃなくて、やはり企業と手を結んで企業価値も上げる。さっき言ったようにいろいろな脱炭素とかSDGsとか、いろいろな取り組みなども含めて、環境保全なども含めて、魅力的なものをぜひ、しっかりと新しい方を入れて取り組んでいただきたいと思いますし、若手の意見も参考にしていただければと思います。ぜひ、しっかり行っていただければと思います。企業版ふるさと納税制度については、これで質問を終了したいと思います。続いて、大空高校の取り組みについて、教育長に再度お伺いしたいと思います。教育長に説明をいただいたのですが、その中で食肉加工は総合学科に移行する中では難しいと。簡単に捉えると。そのように言われて、何とか技術と25か形は違えど継承していきたいというふうに言われたと思っているのですよね、確か。1番心配しているのは、先ほど言ったようなマルシェも食肉加工の目玉になっていて、技術の継承も先生方がきちっと引き継げる、実習にあたっている方ですね。そのようなことも続けていかなければいけないですし、実際に肉がなくなって、食肉加工とかなくなると、マルシェ自体が大変難しくなってくるのではないかと心配もしております。教育長は当然分かると思いますが、コロナ禍でも何とか開催できて、私も並んだのですけど多くの方が訪れているということもありますので、地域のほうに門戸を開いて協議していくのは結構ですけど、やはり生徒も何らかの形でマルシェとかも含めて、今後も続けていけないかと。実際に行くと生徒たちがすばらしいのは、ちゃんと商品の説明をしたり、接客をしたり、レジを打ったり、ある種の授業になっているんです。貴重な社会体験として。私としては何とか地域と協働しながら残すような方向に持っていただきたいと思いますし、先ほど言った生産科学の2、3年生、17日の記事で出ていたようにキタロッソどら焼き、これ札幌放送テレビのコンテストで入賞して、来月にはセイコーマートで販売されると。それが二、三年生12人の生徒が行ったと。生産科学科の。すごいことだなと、実際に地域振興しているんだなと感心をしました。私としては、しっかりとそのような取り組みを残せるようにしてほしいですし、また技術の継承についても、改めてどのようにお考えになっているのかお聞かせをいただきたいと思います。もう早速話さないと時間も限られていますよ。「2年生、3年生がいなくなったらどうするんだ」と地元住民も心配しています。そのことについて、改めて説明してください。

答弁 教育長

お答えを申し上げたいと思います。交流マルシェやフレッシュマーケットといいますのは、先ほど申しましたとおり農業教育の一環として行ってきた活動でありますが、地域の方々にとっても地元の高校生の活動を知り、実際に生徒と交流することのできる貴重な機会であると認識をしております。多くの人が足を運んでくださるマルシェなどでありますけれども、単に生徒たちと触れ合うというだけではなくて、やはり販売する製品が新鮮であるといったことや、すべてではありませんけれども市価より安いと、さらにはハンドメイドで味が美味しいといったことが、地元の住民の皆さんはもとより地域の皆さんを魅了している1番の要因ではないかなと、そのように私も感じております。今後のマルシェの継続という部分については、1回目の答弁で申し上げましたように教育活動、授業として進めていくという部分については、目的が変わっているということもあって、従来のような農業高校がやってきていたすべての実習に取り組めないといったような事情がございます。実際に授業としてはソーセージをつくったりはしないということにはなりますけれども、26当然、マルシェをやるためには販売できる加工品自体の数が一定量確保できないと今までどおりの内容で開催するということはやはり厳しいということがあります。授業では取り扱わないものの、それ以外の形で肉加工など製造できないかということをいろいろ想定してみますと、例えば教科外の活動として、学校がそういうものを位置づけられればという前提条件がありますけれども、教科外活動として生徒が作製するという方法が一つ考えられますし、また、今後設立を予定しております大空高校の地域支援組織が主催する事業として、体験事業として休日などに作製するといった方法もあるのかなと。また、現在も行っていることでありますけれども、学校開放事業として地域の皆さんに作製をしていただくといったようなことも、高校には食品加工室がございますので、そういった活用なども十分考えられると思っております。しかしながら、今までのような数量が確保するということは限られるのではないかなと、そのように思っております。これまで交流マルシェまたフレッシュマーケットを年数回開催させていただいておりますけれども、高校単独での開催というのは極わずかであります。多くは地元商工業者の皆さんを初め、また農家の皆さん、また産業開発公社さんなどのご協力をいただいて、毎回魅力ある催しものとなっているのが実情であります。そのようなことから、販売品のメニューを協賛団体間で補いあうといったこともできるのではないかなと思っております。地域の皆さんのご支援をいただきながら、交流マルシェやフレッシュマーケットを今後継続できるように、さまざまな方法を模索してまいりたいと思います。また、食品加工に携わっている指導者あるいは技術者の育成の問題ですか、そういったご質問もあったかと思います。それらについては、今までは農業の先生あるいは農業実習の方が担ってくれていたわけでありますけども、総合学科になりますと単位制ということもあって、生徒が選択した教科に合わせて必要な先生を適正に配置していくという、そのようなことになります。したがいまして、農業系列を多く希望する生徒さんがいれば、農業の先生や実習助手など、複数人スタッフを配置するということになりますけれども、一方で逆の希望で、他の系列のほうに選択が集中するということになれば、農業関係の先生については少人数といったこともあり得るといった、そのような特徴があろうかと思います。さらに配置された先生方というのは一定年限勤務すれば人事異動によって大空高校を離れなければならないといったような事情もございますので、そのようなことから、こういった技術の継承あるいは人材の育成については、高校の教職員の配置計画とはまた別な形で考えていくべきものではないかなと思っているところです。また、先ほど1回目のご質問のときにもご紹介いただきましたけども、東藻琴高校で研究開発したのがチーズでございまして、東藻琴村として当時、製造工場をつくって商品化をしたという経緯もございます。現在はご承知のとおり乳酪館が受け継いで安定した製造販売も行われております。こういった事例もございますので、東藻琴高校が長年にわたって培ってきた、こういった技術を継承するためにはやはり人材の育成というのが最も重要だろうと思っています。どのような形で技術の継承と人材育成を図っていくか、さま27ざまな方法があるかと思っていますので、いろいろ探りながら、また先進事例も参照としながら方向性を定めてまいりたいと考えております。

再質問 上地史隆

はい、3番。このマルシェというのは、教育長も言われたように地域活性化にもつながっているので、何とか形を変えてでも残せるようにしていただきたいと思いますし、それに地域支援組織も設立をするということでありましたので、そこでしっかりとどのようにしていくか、また住民にもしっかりと取り組みを理解していただく、そのようにしっかりと行っていただきたいと思います。実際、令和2年度、780万円の生産物売払いもあるし、令和2年度は残念ながらコロナ禍で661万円ですけど、確かに歳入で入ってきていますから、このようなすばらしい取り組みを今後も続けていただきたいと思います。続いて最後になるんですが、先ほど教育長が言われたように先生の配置、実際に先生方と話すと総合学科は一番先生方が多くいると。だからと言って、クラスの数で先生の配置が決まるというふうに説明を受けましたが、実際、大空町においては道の方に要請して2人加配を受けているということを事前に確認させていただきましたが、農業実習、やはり生徒が多く希望する場合は複数人確保しなければいけない、それは当然だと。だからと言って、少人数だからと言って、あの9町近い面積を今後維持してかなければいけないということもありますので。校長先生とお話をする機会もあったんですけど、やはり技術継承の関係で、すぐ入れ替えをするのではなくて、しっかり最低限、職員を町のほうで要請をしたいというふうにも言っておりました。このようなことからも、農業実習についても令和3年度は2,048万円予算がついていたと思いますが、令和2年度が1,988万円ですね、決算資料だと。令和元年が2,037万円でしたが。確かに2,000万円近いお金はかかっておりますが、ですが先ほど言ったように、今後も地域住民と協働しながら、現場の職員の先生方だけではなく農業実習にかかわる方の意見も聞きながら、今後、進めていただきたいと思いますが、そのことについて、最後、どのようにお考えか、改めて教育長よりお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育長

大空高校は、この4月から開校したということで、最初のご答弁で申し上げましたように、三つの高校が同時に混在してスタートしているということでありまして、農業の先生、旧女満別高校の普通科の先生、そして総合学科の1年生の先生ということで、一番今、体制としては大人数の体制でのスタートと。さらにやはり軌道に乗せるための体制強化という意味で、道教委のご理解をいただいて、現在は2名の増員配置といったことが叶い、教員意識一丸となって、新しい高校を軌道に乗せるべく日々頑張ってくださっているところでございます。28大空高校はご承知のように旧女満別高校と旧東藻琴高校の伝統を引き継いだ高校としてスタートしたわけであります。それぞれの持っている優れた伝統というものを新しい高校に注入しながら、新しい高校として子どもたちの進路に合わせた高校として成長させていくということでの船出を切ったということであります。今まで培ってきた、東藻琴が取り組んできた、今、テーマとしていただいているその食品の加工といった部分も、どこまで高校の授業として継承し、残していくかということについては、先ほどから申し上げておりますように総合学科という範囲の中では縮小せざるをいかないものもあると。しかしながら、高校としての活動を地域住民の皆さんに発信し、そして支援していただき、愛される高校になるためのまさに過渡期にあるわけでありまして、もちろん現場の先生たち、いわゆる令和5年度になって初めて1年、2年、3年生が総合学科の生徒として揃うといったら失礼ですけども、令和5年度がある意味、総合学科で100%となる年度になるわけでありまして、そこに向けて大空高校をどう充実発展させていくか、子どもたちのニーズに合ったカリキュラムに合わせていくか、それに沿った体制づくりをどのようにしていくか、そのことは基準配置される先生だけではなく、応援してくださる農業現場の実習の方でもありますし、寮も含めた多くのスタッフが皆さん協力し合って、目的が達成できるものと、そのように考えているところでございます。課題が一つ一つありますけれども、町としても一つ一つ、町民の皆さんが期待していただいている、継続していただきたいという想いは、十分私も重く、また真摯に受けとめているところでございますので、学校とも相談し、また、地域の皆さんにも事情を知っていただいたうえで、多くの皆さんに、また、立ち上がるだろう地域支援組織の皆様にも力を借りながら、愛される高校として着々と成長していくべく教育委員会としても努力をしてまいりたいと考えているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

再質問 上地史隆

質問を終わります。

出典:大空町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月21日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる