みんなの議会

大空町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日

新型コロナウイルスのワクチン接種について

2021年3月9日、大空町議会の一般質問で、上地史隆議員が「新型コロナウイルスのワクチン接種について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
上地史隆 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 上地史隆

はい、3番。皆様、おはようございます。現在も新型コロナウイルスの感染拡大により世界中でも深刻な事態が続いております。日本全国、近隣の自治体でも、いまだに感染者が発生をしており、亡くなられる方もいます。ご遺族には、心よりお悔やみを申し上げます。また、最前線で働いていただいている医療福祉従事者の皆様には、この場を借りて感謝と敬意を表したいと思います。それでは通告に従い、質問に移らせていただきます。ほかの方の質問と重なるところがありましたら、お許しいただきたいと思います。最初の質問は、新型コロナウイルスのワクチン接種についてです。新型コロナウイルスの感染収束の切り札とされるワクチンですが、厚生労働省の薬事食品衛生審議会が承認を了承した、アメリカ、ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、政府は2月17日より安全性確認を目的とした先行接種を全国に100カ所ある拠点病院にて医療従事者約4万人を対象に開始しました。2月25日までに21,896人が接種を行い、今2後は、新型コロナウイルスの診療に携わる医療従事者約470万人への優先接種を進めます。その次に、高齢者の方への接種開始を4月12日より全国の自治体で開始します。接種券郵送を3月中旬ごろには始め、計2回の接種を3カ月以内に終える目標を厚生労働省は掲げております。優先接種される高齢者は、2021年度中に65歳以上になる約3,600万人で、接種主体の市区町村が接種券の印刷や発送の準備を急いでおります。高齢者に続く優先接種は、基礎疾患がある約820万人で、厚生労働省は慢性の呼吸器疾患、心臓病や糖尿病など、14種類の疾患を規定しております。医療機関の証明書は不要で接種時の予診表で自己申告をします。また、高齢者施設の職員約200万人への接種も、同時期に進めることも検討しています。同時期の供給量がさらに確保することができれば、60から64歳までの約750万人への接種も併せて検討されていますが、ワクチンの供給については、未だに流動的な部分が多く、これらの人への接種時期の見通しは現段階では立っておりません。そのようなことからも接種主体である我が町は今後どのような計画を持って接種を行うのか、お考えがありましたら、お聞かせをいただきたいと思います。続いて、地方創生人材支援制度について質問をさせていただきます。現在、内閣の最重要課題の一つとして、人口の減少に歯止めをかけ、東京への一極集中を是正し、地方活性化を推進するために地方創生に積極的に取り組む市町村に対し、意欲と能力のある国家公務員や大学研究者、民間人材を市町村長の補佐役として派遣をする制度です。我が町もこの制度を現在利用されていますが、どのように活用されているのか、また、どのような成果があったのか、お聞かせいただきたいと思います。以上で、最初の質問とさせていただきますので、町長よりお答えいただきたいと思います。

答弁 町長

1点目の新型コロナウイルスのワクチン接種に関する答弁でございます。医療従事者への優先接種は北海道が行うということでございますので、町として十分把握できておりませんので、まずは、その点をご理解願いたいと思います。その中で、ご答弁を申し上げます。対象は、病院、診療所、薬局等にお勤めの方、また、救急隊員や保健所の職員など、国において範囲が定められております。2月17日から国立病院などで先行接種が開始され、3月1日時点では3万1,785人の方が1回目の接種を終えたようでございます。その後、97万5,000人分のワクチンが医療従事者向けとして発送されると聞いております。医療従事者の数は、議員ご指摘のとおり470万人程度と言われております。計算上、今の3数量では2割程度の方しか接種できないこととなりますので、町が主体として実施します高齢者接種への影響ももちろんあろうかと考えております。町といたしましては、どのような事態に陥りましても臨機応変に対応しながら準備をしっかりと進めてまいりたいと考えておりまして、事前に医療機関と協議をさせていただき、医療機関の意向を最大限に取り入れて対応してまいりたいと考えているところでございます。次に、地方創生人材支援制度でございます。平成29年度に網走刑務所住吉作業所用地の利活用に向けまして、国や関係機関との協議、調整、そして具体的な利活用方法の検討を進めるために地方創生人材支援制度を活用し、法務省職員の派遣を要請したところでございます。窓口でありました内閣府、また、派遣元となる法務省のご理解をいただき、平成30年4月から2年間、現在の総務課参事の派遣をいただいているところでございます。本来2年間の期限でございましたが、図々しくもう1年の延長をと申し出をいたしましてお願いをいたしました。結果的に通算で3年間業務に従事していただいているところでございます。総務課参事として本来目的であります網走刑務所住吉作業所用地の利活用のみならず、広報でありますとか町の魅力発信、移住・定住対策など総務課企画グループが所管いたします業務全般に従事していただいておりまして、人使いの粗い町だとそのように思われているのではないかと少し危惧をしております。効果でありますけれども、まず第1には町の職員だけではできなかった国との調整がございます。情報を共有し、極めて円滑に進めてくださいました。第2といたしまして、情報量の多さでございます。国における情報網も活用されているということかとも思いますが、民間企業との設定も数多くセッティングしてくださっていると感じております。結果といたしまして、作業所用地の利活用事業の第一歩を踏み出せるところまで導いてくださいましたものと受けとめてございます。そのほかの効果といたしまして、町の職員が自分たちとは違う考えや経験を身近で学ばせていただくことということで、町職員の資質向上にも繋がるとともに組織の活性化にも一役買っていただいたものと感じているところでございます。今後も今回の制度だけではなく、さまざまな機会を捉え、さまざまな機関との人事交流を行っていくということが必要であろうと、今回のこの制度を活用させていただいて改めて感じたところでございます。以上、ご答弁とさせていただきます。

質問 上地史隆

はい、3番。ワクチンの接種について、改めて質問をさせていただきたいと思います。町長が言われたように、医療従事者の送付分も遅れていると。実際に26日に北海道知事の会見でもそのような危惧をされておりました。道内約16万人を想定しているのに対して、国が示した3月発送分、現時点でありますが僅か5万回と半分にも満たないと。実際私たちの町、端のほうですし、道4東のオホーツク圏にありますのでどういうふうな感じで来るのかと、市町村自体も困惑をしているのではないかと大変危惧をしています。実際に町長が言われたように、高齢者の方の接種が遅れるのではないかと。また、医療従事者の方の接種にあたっても、現場では医療従事者の方ぎりぎりの中でやられている場面もあります。実際に識者の方が副反応などで2割の方が発熱、微熱等の症状をきたすと。それは正常な反応でいいことみたいですが、それでもぎりぎりの中でやっている中、現場でシフトが欠けてしまうということは混乱をきたしてしまうのではないかと。その点についてもしっかりと医療機関と協議をしながら進めていただかなければいけないなと思っております。そのことについて、改めてお考えをお聞かせいただけたらと思います。

答弁 町長

全くご指摘のとおりかと思います。1番はワクチンの量が希望される方々の量に適切に対応できるだけ、その時期に配布はされるかということかと思いますが、そのことは私どもだけでは何ともしようがありません。私どもの今役割といたしましては、予定どおり来るということを前提に医療機関と十分協議をして体制を整えておくことということかと思ってございます。先ほども医療機関と事前に協議をさせていただいていると申しましたけれども、結果として本町は女満別中央病院、東藻琴診療所で接種をさせていただく個別接種というものを基本と考えてございます。希望者の人数によっては、この3カ月の期間内で終わらないという見込みになると困りますので、場合によっては集団接種という方法も考えておりますけれども、副反応への対応等も考慮いたしますと、いずれにしても会場は女満別中央病院と診療所、この会場で実施をしたいと考えているところでございます。ワクチンの供給が順調であれば、先ほど議員からのご指摘のとおり3カ月間で町民の方々に接種を行うということを目標として計画を立てているところでございます。この場合ですが、1日あたりの接種人数、これは医療機関と相談の中で、インフルエンザの実績を踏まえまして中央病院ですと最大1日50人、診療所でいいますと最大35人を予定してございます。一般の診療と重複を避けまして、お昼の時間帯を活用して安全性の確保や混雑の回避を図る考えでございます。動線でありますとか、待機場所の確保、そういったものにも配慮して取り組む必要があろうと考えてございます。医療法人には大変なご負担をかけることとなりますので、その予約の受け付けでありますとか接種日程の調整、こういった前段のところについては、町が対応するということにしてございます。現在、大空町独自に高齢者の皆さん方の事前の意向調査を実施させていただいております。先週発送いたしました。あらかじめ見込みを立てまして、効率的に接種が行えるように調整を努めてまいりたいという考え方でございます。5また、医療法人の方々には経営的な面でのご負担もかけます。そのため、委託料を新年度予算で提案をさせていただいてございます。いずれにいたしましても医療法人としっかりと連携をし、情報の共有を図りながら綿密な連携のもとに、どのような不測の事態があってもしっかりと町民の皆様に円滑に接種ができるような体制づくりというものを考えてまいりたいと思ってございます。また、入所されている方々などもおりますので、そういった対応も考えていかなければならないと思ってございます。施設に入所されている方、病院の方々、そういう方もいますので、そういった対応も必要かと思うところでございます。以上でございます。

質問 上地史隆

はい、3番。改めてお聞かせをいただきたいと思います。事前に委員会でも、資料でご説明いただきましたが、医療従事者の方、総人口の3%なので約210名と説明も受けております。医療従事者の方は、適切にできるだけコロナの最前線で働く方なので、接種を行えるように双心会とも協議をしながら進めていただきたいと思います。そして、町長より接種会場については、女満別中央病院、東藻琴診療所で行うと。そして時間としては、密を防ぐため昼の時間を有効活用したいと。最大女満別では、1日あたり50人ほどと。そして東藻琴については35名ほどということもお聞かせをいただきました。その中で大変危惧しているのは、高齢者の方は大体2,600名ほどだと思いますが、その内、接種希望を出された、意向調査をしているということですが、接種者が8割でも2,000名以上になってしまうと。なかなか大変な作業ではないかと。できるだけ一般の診察に影響をきたさないように配慮するということでありましたが、実際、自治体によってデモンストレーションを行ったところによりますと、予診票の作成で一般の方が15分ぐらいかかります。中には30分かかった例もあると。それは事前に配付して記載すればいいじゃないかという人もいますが、実際確認もしなければいけないので最低でも5分かかるんですね。筋肉注射なので接種事態は5分で終わるのですが、そのあと体調変化のため待機で約15分、基礎疾患をお持ちの方は30分以上待機しなきゃいけない。そうなるとコロナ対策に基づいて行うのは大変なところもあるのではないかなと思います。そのようなこともしっかりと、医療スタッフの方が疲弊しないようにきっちりと協議をして行っていただきたいと。経営面においては財政措置をするということでありましたが、そのほかにも施設の方のことに触れられましたが、ほかの市町村でもありましたが、在宅で介護を受けている方、そのような方が接種を希望される場合、または他の市町村で同じように施設または病院でお世話になっている方、実際に大空町に住所を有していても、そのように他の自治体でお世話になっている方もいる。そのような方に対してどのように適切に接種を行って6いくのかと。あとはワクチン自体、体調の急変によってはその日、医師の判断で打てなくなる場合もあります。1回開けると使い切らないとだめなものですから、開けた場合に急遽受けることができるのか。せっかく限られたワクチンなので、適切に接種していただきたいと思いますが、このことについて併せてお聞かせください。

答弁 町長

私どもの町でいいますと、双心会という医療法人がありまして、そこが一つ、地域の医療を担ってくださっております。今回のワクチン接種、また、今回のコロナ全般に係る対応などについても、積極的にご協力をいただいているところでございます。今回のワクチン接種にあたって、ここを抜きに計画を立てるということはできませんので、まずは地元の医療機関と十分協議をし、先ほども申しましたけれども、医療機関の申し出といいましょうか、考え方、進め方、そこを最大限に取り入れて、今回の計画を立てているところでございます。そんな中で、医師の方はもちろん看護師、医療従事者の方々、大変なご苦労をいただきますので、そこのところをできるだけ軽減するためにも町の職員の取り組まなければならないものがあろうかと思っております。そこのところを法人と十分協議をして、その中で対応させていただくということにしているところであります。また、先ほど私触れましたけれども、施設に入所されていたり、例えば長期の入院で町内を離れている方などもいらっしゃいます。基本的には、住民票の所在地で受けていただくというのが原則ではございますけれども、今言った方々がいます。そういった方々は町外の施設若しくは町外で接種を受けるということも可能となります。ただ、このときに自治体間でしっかりと情報を共有して対応していかなければならないということになります。選挙などでもそうですけれども、所定の場所で受けられない場合には、別な方法もありうるということでありますけれども、その情報がしっかりと相互に伝わっていなければならないということになります。国はこういったシステムをつくって、市町村にというところもありますけれども、それを上手に使わせていただきながら、自治体間の情報連携というところをやってまいりたいとそのように思ってございます。また、高齢の方で在宅というお話もありましたけれども、そういったところは小さな町でありますので、町として、もうすでに把握してございます。病院や施設に入られている方はその場所でワクチンの接種を受けていただく、これは医療機関が巡回接種若しくは定期的な受診の時などにそういったものを行わせていただくということを考えておりますし、在宅の方については、最終的には医師の方に一軒一軒お回りをいただくということも併せて考えていかなければならないものと思ってございます。そういったことについては、該当者の方とも十分協議をしていかなければならないものと思っております7が、その中で対処してまいりたいと思ってございます。また3点目、使い切りの関係ですが、これについては、どのような対応を許可していただけるのか、国に対して要望しているところであります。いろいろな機関から国に要望しておりますけれども、必ずその中にもこの項目が入っておりまして、使い切りのところについては、現場の市町村の判断にゆだねていただきたい。臨機応変に対処するということを許可してもらいたいということでお願いをしております。現在、町として考えておりますのは、現在取りまとめをしておりますので、例えば、高齢者の中だけでいいますと、時間指定をして、この日時で接種をお願いしますという形でクーポンを発送しようと思っておりますが、場合によっては急遽受けていただくということでも対応できる方、そういったものも把握をしておきたいと思っております。本来、今日は50人打つ予定だったけれども、何かの都合で48人しか来られない。急遽2人足りなくなりましたというときにご連絡を申し上げて、別な日にちだったものから移っていただくことができないだろうか。そういうこともやらせていただきたいと思いますし、場合によってそういうところを後に回されている施設の職員の方々とかで埋めることが現場の判断として良しとされるのであれば、そういう手法も考えながら無駄にならない、その接種の仕方というものを考えていきたいと、そのように思っているところでございます。

質問 上地史隆

はい、3番。ぜひ、対象の方が適切に接種を受けられるように、今後もしっかりと体制を構築していただきたいと思います。また、町長が言われたように各自治体との関係も出てくると思いますので、しっかりと連携して行っていただければと思います。次で最後になりますが、コロナのワクチンの接種について、北海道新聞が179市町村に2月18日から25日にかけて、接種の準備状況の体制についてアンケートを行っています。管内18市町村の例でありますが、そこで設問が設けられています。ワクチンの課題で1番に挙げられたのは町長も危惧されているように政府の情報発信不足。その次は、やはり医療と看護師などのスタッフの確保などについて、すごく心配している声が上がっております。またほかの意見としては、ワクチンの住民への接種勧奨、通知、また、最後にちょっと触れられましたが、接種の情報管理などについて、不安を挙げられていると。そのようなことから知事会においても緊急提言もしていますし、やはり国に対してしっかりと地域の実情、小さな町だからこそ町長が言われたように、いろいろな団体に所属されていると。町村会または活性化期成会などもありますし、近隣の自治体との協議をして、しっかりと国に実情を示していく、訴えていくことが大切なのではないかと。そのことについて最後、お考えを聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長

議員がご指摘のとおり、ワクチンの接種に関して全国の知事会から国に対する要請、働きかけというものが行われておりますし、先日、北海道町村会からも北海道に対しまして、さまざまな要請を行いました。管内の町村会といたしましても、全道町村会と足並みをそろえる形で現場にありますオホーツク総合振興局に対しまして情報の提供の共有や接種体制の確保、財政措置など要望書を提出するということとしてございます。その中で、先ほど言われました情報を速やかに、正確に出してほしいと、医療現場の方々に対する支援をしてほしい。また、市町村の財政支援もいただきたいということを伝えるようにしているところであります。その他ですけれども、これは個別にでありますが、この2月から3月にかけまして、北海道選出の代議士2人と会う機会がございました。その中の主要な懇談の内容は、やはりワクチンの接種でございます。地域におけるいろいろな状況について、逆に要望を伝えるというよりは、国の現場に市町村がどのようなところで困っているのかということについて、細かなところも含めて教えてほしいということを代議士から言われました。そんなこともありまして、この地域においても人口規模によって抱える課題はさまざまでありますけれども、そういう要点について幾つもお話をさせていただいたところであります。そういったものを一つ一つ分析いただいて、国の施策として進めていただければと思ってございます。ただ、今回の法律で示されております中で、このワクチンの接種、先ほど言った医療従事者は別といたしまして、町民に、うちでいいますと町民の方々に接種するというのは町の責務ということになるのだろうと、私はそのように受けとめてございます。いろいろ情報が少ないとか大変だとか、お金が足りないとか、いろいろな状況がありますけれども、そういう泣き言ばかりではなくて、私どもの使命は確実に接種を町民の皆さんにお勧めして、していただくと、その中で町民の皆さんの不安解消を図っていくということが1番の責務だとそのように考えております。そのためには、町の責務として1番最初に行っていかなければならない高齢者の方々への優先接種、それをしっかりと成功させるということに、まずは全力を傾注してまいりたいと、そのように考えているところでございます。引き続きご指導いただきますようにお願いをしたいと思います。ありがとうございます。

質問 上地史隆

はい、3番。ワクチンについては、これで質問を終了したいと思います。続いて、地方創生人材支援制度について、改めて質問をしたいと思います。町長からも取り組みなどいろいろ説明を聞きましたが、この制度、平成27年度から行われていて、先進的だなと思ったのは令和2年度の実績ですが、44市町村の中、北海道で受け入れているのは私たちの町と、あと上士幌。9上士幌はちょっと分野が違ってデジタル専門人材、だからすごい取り組みだなと思っております。町長からご報告あったように成果については、法務省から来てもらっているということで、国との調整役において、やはり説明でもあったように網走刑務所の住吉作業所用地について、ようやくスタートに立てたなと、ここまでよく調整してくれたなと、また民間企業とかですけれども、この取り組みについては、確かに成果としてはあったのではないかと。ですが逆もしかりで、今までようやくここまで築いてきたところが、住民説明のときの内容ですが、ようやくスタートラインに立って、今年度の予算の中でも出てきますが、地域環境譲与税を一部活用して、農地の造成と町道整備を行うと。ようやくスタートラインに立って事業を少しずつ行っていく中で、派遣期間、本来2年ですが1年延長して残ってもらったと。その中でようやくスタートに立ったのにいなくなってしまうと、これはこれで今後ちゃんと計画どおり進んでいくのかと、そのような懸念もいだいております。そのことについて、どのようにお考えでしょうか。今後について考えがありましたら、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長

網走刑務所住吉作業所用地の活用を確かなものとしていくためには、議員の皆様、また、町民の皆様のご理解をいただくことが必要となります。そのための推進力として、引き続き、法務省からの職員の派遣をお願いできればありがたいと、そのようにずっと思ってはおりました。しかしながら、現在の地方創生人材支援制度、これを再度活用していくということは、派遣効果がさらに一層見込まれる場合と規定されておりまして、ハードルが非常に高いものでございます。本町の場合は、現段階で予算措置をしたとはいいながら、まだ、議論の段階から十分抜け切れていないということで、ありますので、この制度を継続するということは、非常に難しい状況にございます。そのため、私も法務省と協議をさせていただきまして、国と地方の人事交流によります職員の出向をお願いいたしたところでございます。この制度でございますが、本来であれば相互交流が基本でございますけれども、極めてまれな例ではございますが、今回、法務省から町への派遣だけという状態ではございますけれども、4月1日から着任をいただけるということになりました。大変ありがたいことだと感じてございます。引き続き、こういった人材の派遣の中で、網走刑務所住吉作業所用地の利活用の事業の推進に従事していただくこととしてございます。ぜひとも議員皆様におかれましても、格別なるご理解とご協力をいただければ、ありがたいと思っております。この機会にこういった内容についてお願いを申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。

質問 上地史隆

はい、3番。町長よりこの制度を利用した人材の派遣は、派遣効果が一層見込まれる場合ということなので大変難しいということで、国と地方の人事交流事業を用いるということをお聞きしました。実際に法務省から来ていただくのは今後の調整にも必要だろうと。あと前任の方にはしっかりと引き継ぎをしていただきたいなと。また、質問の最後になりますが、今日まで私たちの町に派遣期間を延長していただいて、3年間残っていただき仕事をしていただいたと。そのことに対して敬意を表したいと思います。以上で質問を終わりたいと思います。

答弁 町長

温かいお言葉、ありがとうございます。大空町で勤務をいただいた3年間、国の仕事のやり方とは違っていたのだろうと、大変ご苦労も多かったことと思います。特に議会の皆さんとの議論ということに慣れていないといいましょうか、初めての経験ではないかと思いまして、戸惑いもたくさんあったのではないかと、そのように推察をしています。ご苦労に対して、私も心から感謝を申し上げたいと思います。今回、3年間の期間が終わりまして国に戻りますが、大空町でのこの経験というものが、ご本人のキャリアアップに繋がってくださることをご祈念申し上げたいと思います。いろいろご指摘、またご提言をいただき、ありがとうございます。今後もよろしくお願いを申し上げます。

出典:大空町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月9日 議事録 PDF(93ページ) 間違いを知らせる