大空町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日
農業振興を図る上での課題や問題点について
2019年6月19日、大空町議会の一般質問で、後藤忍議員が「農業振興を図る上での課題や問題点について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 後藤忍 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 後藤忍
はい、1番。それでは、通告に従い一般質問をさせていただきます。質問事項といたしましては、今後の大空町の農業振興についてであります。平成30年12月にTPP(環太平洋パートナーシップ協定)、平成31年2月にEPA(経済連携協定)が発効され、国の農業施策は攻めの農林水産業への転換を実現すべく、競争力を高めるための取り組みを行っています。令和元年6月7日には、農林水産業改革の基本方針、農林水産業地域の活力創造プランに農業新技術の現場実装プログラムを策定し、スマート農業の普及を加速させる見通しであります。少子高齢化の時代を迎え、大空町の農業においても、農家人口の減少が予想されており、それに伴い、作付面積の拡大が見込まれ、担い手の確保、労働力の確保、そして労働環境の改善が必要となっていくと考えます。そのため大空町においても、今後はスマート農業の推進が不可欠であると考えます。そのような中、農業が基幹産業である大空町には、女満別町農業協同組合、オホーツク網走農業協同組合の二つの農業協同組合が存在し、生産物ごと作物や畜産についての部会や協議会が設けられてはいますが、大空町農業全体について、行政と両農協が一堂に会し、話し合う場が設けられていません。1点目の質問として、町内に二つの農協が存在しますが、農業振興を図る上での課題や問題点について、どう認識されているのか伺いたいと思います。2点目として、農業振興を図る上で、行政と両農協、関係機関を交えて、協議する場を設ける考えはあるのか、町長に伺いたいと思います。以上で、最初の質問とさせていただきます。
答弁 町長
後藤議員に御答弁を申し上げます。大空町の中心産業であります農業の振興は、大変重要なものと考えてございます。TPP11やEUとのEPAが発効されまして、さらにアメリカとの貿易交渉などが懸念されております。そんな中、競争力の高い農畜産物の生産、経営基盤の安定化、そして生産基盤の整備など各関係機関、団体と連携を図っていかなければならない項目が多数ございます。現在は新たな取り組みや事業の推進など必要に応じまして、農協の組合長などトップ同士で個別に協議を行いましたり、事務レベルにおきまして協議を行っている状況にあります。また、町が事務局となっております各種協議会で両農協も含めて関係機関、団体と協議する場がございます。しかしながら、農業全体に関して、また、将来に関して、両農協と行政が一堂に会し、協議する場という状況にはなってございません。農協は過去からの経緯39や経営の考え方に相違がございます。営農指導等においても特色や違いがあることも認識をしてございます。オホーツク網走農協は行政機関が網走市と大空町に属しており、女満別町農協と違った環境でございます。農業振興や同じ事業の取り組みにおいても、その手法、その違いがあるものと認識をしてございます。行政といたしまして、そういった調整の難しさを感じている現状でございます。協議をする場、これは必要だと考えてございます。そんな中で、既存の協議会、例えば農業再生協議会などにおいて、組織を見直して協議するということがいいのだろうか、一方で、それにとらわれず、新たな組織を設けたほうがより簡便で迅速に動くことができるだろうか。また、御指摘のありましたように、両農協ももちろんでありますけれども、さまざまな農業の関係機関、団体がございます。そういった方々、どこまで参画をいただいて、将来の大空町農業を検討していくか、議論していくかということについて、まだ、十分決めかねているところでありますけれども、御指摘の向きについては十分理解をいたしますので、今後その組織化に向けて取り組んでまいりたいと思っているところでございます。
質問 後藤忍
はい、1番。1点目の課題や問題点については分かりました。2点目の農業振興を図る上での協議する場についてですが、町長のお話のとおり、農業をつかさどる大空町として、さまざまな施策や取り組みもしていただいて、大変配慮いただいているのは私も理解しております。ただ、一堂に会し、話し合う機会は必要であると町長もおっしゃりましたけども、大空町の農業振興を図る上で、一つの考え方を持って、スマート農業推進など、今後の農業施策の変化に柔軟に対応していくためにも、両農業協同組合とともに、情報を共有しながら、共通の認識を持って、両地区になるべく差が生じないように農業振興を推し進めていく必要があると考えます。なかなか話し合う機会、また、協議を持つっていうのはなかなか骨の折れる作業だと思うんですけども、やはり将来の大空町農業を一つの方向に向かっていくと考えたときに、ぜひ、私は必要だと思いますので、ご検討のほうよろしくお願いいたしたいと思います。
答弁 町長
現在、両農協がございますけれども、同じような状況は、湧別町においてもあるのかなと思ってございます。たまに湧別の町長とそういったことで意見交換をする場面もございます。また、両農協の取り組み姿勢といいましょうか、思想、そういったものも、また若干違うところがございます。町よりも少し遅れて、現在のJAオホーツクの体制というものができましたけれども、行政以上にですね、経営というところの観点から、両農協の取り組み姿勢というものが違って、なかなか私どもも間に入りながら、共通認識には十分立てていないというのが現状かと思ってございます。しかし、先ほど言ったように、私どもの町は農業なくして、将来語れない場面がたくさんありますので、やはりこの地域全体として同じような認識を持ち、将40来の展望を掲げていかなければならない場面というのが、農業、特にあろうかと思ってございます。接点を担うのは私ども行政の役割ではないかと考えてございます。少し時間が経ってしまいましたけれども、そういったところで汗をかきながら、この町の農業の発展に私どもとしても取り組んでまいりたいと、そのように考えてございます。
質問 後藤忍
質問終わります。