大空町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月18日
(1)大空町の森林面積について/(2)平成30年度の税制改革において、森林環境税、森林環境譲与税が創設されると聞いていますが、その内容について
2018年12月18日、大空町議会の一般質問で、原本哲己議員が「大空町の森林面積について」「平成30年度の税制改革において、森林環境税、森林環境譲与税が創設されると聞いていますが、その内容について」について質問し、町長、産業課長が答弁しました。
- 質問者
- 原本哲己 議員
- 答弁者
- 町長、産業課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 原本哲己
改めて、 おはよう ございま す。平成 30年も あと10 日余りで 終えようと していま す。先ほ どの同僚 議員にも ありまし たが、今 年の漢字 の「災」 が表すよ うに、全 国で大き な自然災 害の多い 年でした 。ここ大 空町も6 月、一部 地域で降 雹があり 、長雨、 低温は基 幹産業の 農業に影 響を与え る年とな り、あま り良い年 とはなり ませんで した。被 害に遭わ れた方々 に改めて お見舞い 申し上げ ます。では 、通告に 基づき、 一般質問 に入りま す。次年 度からの 森林環境 税、森林 環境譲与 税につい て伺いま す。1点 目、まず 、大空町 の森林面 積につい て伺いま す。2点 目、平成 30年度 の税制改 革におい て、森林 環境税、 森林環境 譲与税が 創設され ると聞い ています が、その 内容につ いて伺い ます。3 点目、こ の新しい 制度を活 用した取 り組みに ついて町 はどのよ うに考え ているか 伺います 。以上、 3点を1 回目の質 問としま す。15
答弁 町長
原本議員 の一般質 問に御答 弁を申し 上げます 。町内の 森林面積 は、平成2 8年4月 現在でご ざいます が、町内 で1万3 ,319 ヘクター ルとなっ ておりま す。所轄 別、林種 別の面積 につきま しては、 後ほど担 当から説 明をさせ ていただ きます。 森林環境 税、森林 環境譲与 税の 内容 について でありま す。温室 効果ガス 排出削減 目標の達 成、災害 防止対策 のため、 森林整備 に必要な 財源を安 定的に確 保しよう とするも のでござ います。 国民が等 しく負担 し、国民 みんなで 森林を支 える仕組 みとして 平成30 年度の税 制改正に おいて創 設された ものでご ざいます 。森林環 境税は、 平成36 年4月か ら個人住 民税均等 割として 年1,0 00円を 負担して いただく こととな っており ます。こ れに先立 ち、森林 環境譲与 税が平成 31年度 から都道 府県市町 村に譲与 されるこ とになり ます。こ の譲与税 の配分基 準でござ いますが 、私有林 の 人工面 積割が全 体の50 %、林業 就業者数 の割によ るものが 20%、 人口が3 0%、こ の3要素 で構成さ れており ます。市 町村へは 総額の9 割、都道 府県は1 割とされ ておりま すけれど も、当初 は市町村 が8割、 都道府県 2割とい う状況で 、段階的 に移行す るという ことにな ってござ います。 配分は事 業の進捗 等を踏ま え、段階 的に増額 となり、 当初では 総額20 0億円、 本格実施 となる平 成45年 度には6 00億円 が配分さ れる予定 となって おります 。地方譲 与税とい う性格か ら補助金 とは異な り、地方 公共団体 に一定の 裁量が与 えられま すが、新 規の事業 や事業量 を確実に 増加させ る施 策と なる私有 林の間伐 等、さら には人材 の育成、 公共施設 等での木 材利用の 促進など に充当す べきとの 考えがご ざいます 。また、 使途につ いては、 納税者へ の説明責 任を果た すため公 表するこ ととなっ てござい ます。現 在、具体 的な事業 内容を決 めている 状況には 至ってお りません 。そのた め、現時 点での想 定、可能 性、方向 性、こう いったこ とについ ては説明 をさせて いただき たいと存 じます。 まず、譲 与税充当 の私有林 の整備に 当たりま しては、 現在の補 助事業と の組み合 わせを考 慮すべき と、その ように考 えており ますので 、森林経 営計画を 作成して いること が前 提条 件になろ うかと思 います。 このため 、森林経 営計画を 策定して いない所 有者を対 象として 意向調査 を実施す る必要が あると考 えており ますので 、まず、 それらの 経費へ充 当するべ きだと思 っており ます。ま た、既存 の事業で はありま すが、森 林整備推 進のため の上乗せ 助成をし ている事 業への拡 充という ものが考 えられる かと思っ ておりま す。この ほか、林 道の維持 補修経費 、さらに は、財源 としては 少額とな りますけ れども、 木造公共 施設の整 備への充 当という ものも考 えられる かと思っ ておりま す。また 、非公式 ではあり ますけれ ども、網 走地区森 林組合か らは、林地 の流動化 の促進に 併せた森 林整備へ の活用 と 提案など もござい ます。事 業の内容 、制度設 計によっ ては、こ れらの財 源という ものを基 金を設置 した上で 活用して いくとい うことも 検討しな くてはな らないか もしれま せん。ま た、他の 市町村で も現在さ まざまな 利用の内 容検討が 進んでお ろうかと 思ってお りますの で、16それ らも参考 にさせて いただき ながら予 算編成の 中で、十 分検討し てまいり たいと、 現時点で 考えてご ざいます ので、何 か御提案 などもあ りました ら、御発 言いただ ければと 思ってお ります。 よろしく お願い申 し上げま す。
答弁 産業課長
原本議員 の1点目 の質問で あります 町内の森 林面積に ついて御 答弁申し上 げます。 所轄面積 でござい ますが、 国有林が 3,07 6ヘクタ ール、町 有林が1 ,430 ヘクター ル、他の 市町村が 所有して おります 森林が2 52ヘク タール、 私有林8 ,561 ヘクター ルで合計 1万3, 310ヘ クタール となりま す。また 、林種別 面積では 、国有 林 を除く面 積となり ますが、 人工林7 ,077 ヘクター ル、天然 林2,5 59ヘク タール、 無立木地 607ヘ クタール で合計1 万243 ヘクター ルとなっ てござい ます。以 上、御答 弁とさせ ていただ きます。
質問 原本哲己
この制度 について の大まか な内容に ついては 理解でき ました。 1点目の森 林面積に ついてち ょっと質 問します が、この 民有林の 中、先ほ ど 民有林 が8,50 0ヘクタ ール近く あると思 うんです けども、 その中で 所有者が 把握され ていない 面積、ま たそれら の中で実 際には管 理されて ないと思 われる面 積、もし わかりま したら、 その管理 されてい ない面積 も教えて いただき たいと思 います。
答弁 町長
所有者と 連絡が取 れなかっ たり、 死 亡されて いてその 後の相続 などの状況 がわから ないと。 大変申し わけござ いません 。現時点 では、私 どもとし てしっか りと面積 を把握し てござい ません。 そのため 、先ほど 申しまし たように 、来年度 、森林経 営計画を 作成して いない方 、これら を対象に 意向調査 をすると いうこと を考えて ございま す。その 中でしっ かりとし た施業計 画のある ものを、 それにま た意向が ない方を 含めて、 さらには 連絡の 取 れない方 、所有者 が十分把 握できな い方とい うものを しっかり と確認を していこ うと、そ の作業を 平成31 年度はさ せていた だきたい と、その ように思 ってござ いま すの で、その 後、それ らの状況 が把握で きました ら、また 報告をさ せていた だきたい と存じま す。
質問 原本哲己
私の地区 にも実は 何十年も 放置され ていると いう森林 がありま す。実際に もう雑然 とした形 の森林、 そういう 森林が町 内に結構 見受けら れると思 います。 この制度 を利用し て、何と かこれら を解決し ていけな いかと考 えていま す。17また 近年、近 年と言っ てももう 長年です けども、 農地開発 等で森林 を開発し てきてい ます。そ の際に、 開発した 残地、そ れらがそ のまま原 野として 残ってい るケース も多く見 受けられ ます。 こ れらをき ちんと森 林として 開発、整 備してい くという ことも必 要でない かと思う ので、そ れらの方 向に向か ってでも この制度 を活用し ていけな いか、伺 いたいと 思います 。
答弁 町長
放置され ていると いうか、 手入れの されてい ない山林 、森林が あるなとい うのは私 も実感を してござ います。 来年度、 意向調査 をするわ けであり ますけれ ども、そ の中で、 そういっ たものが 所有者が わかって いて、整 備意欲が ないのか 、さらに は、所有 者もなか なか不明 、もしく は特定で きないと いうよう なことな のかとい うところ を区別分 けしてい きたいと 思ってお ります。 まず、所 有者がわ かる方々 について は、しっ かりと計 画をつく っていた だきなが ら、補助 事業が充 実されて くると思 いますの で、その 中で取り 組んでい ただく。 さらに、 先ほど言 いました 網走地区 森林組合 などから は、その 流動化を 進めると いうこと のお話が ありまし た。その 中で、し っかりと した森林 所有者を 確保して 整備を進 めるとい うことに なろうか と思いま すけれど も、国も ですね、 所有者が わからな い、これ について の取り組 みという ものをで すね、大 変重要視 しており ます。そ んな中で は、私ど もだけの 力では簡 単に解決 できませ んけれど も、国の 制度の中 に則って 、こうい ったもの を整備し ていく、 そういっ た手法を 私どもも 取り入れ ていかな ければな らないも のと考え ていると ころでご ざいます 。そうい った中で 放置され ている森 林をでき るだけ 少 なくする 。そのた めにも、 この財源 を活用さ せていた だくとい うことで 考えてい きたいと 、そのよ うに思っ ておりま す。もう 1点、例え ば昔山林 であった ものを農 地造成し ました。 ただ、山 林であっ た全ての 面積を農 地に切り かえるこ とができ ずに、一 部法面や 林地が残 るという ような形 で、従来 よりも面 積が小さ くなって しまった ような山 林が農地 の周辺に あるのか と思いま す。そう しますと 、まず、 それだけ 大きな面 積ではな いので、 どちらか というと 、そこに 対するそ の愛着だ とか、手 入れとい うものが 行き届い ていない というこ とで、ど ちらかと いうと放 置さ れて いる傾向 に強くな ってしま うのでは ないかと 、そのよ うに思い ます。そ ういった 方々は多 分、農地 と一体と なってそ の所有が ある程度 わかって いるとい うことだ と思いま すので、 来年の意 向調査も 含めてで はありま すけれど も、しっ かりとそ ういった 残置森林 も含めて ですね、 森林整備 計画の中 に盛り込 んでいた だく。そ うすれば 当然、今 回の森林 環境譲与 税の事業 というこ とはもち ろんであ りますけ れども、 現在の今 、国や北 海道や町 が持って いる補助 事業の当 然、助成 対象の森 林ともな り得ます ので、そ の中で、 いろんな 事業展開 ができる と、その ように思 って おり ます。御 存知ない 方もまだ まだ多い のかもし れません ので、今 回の調査 を進める に当たっ て、そう いった方 々の御意 向なども しっかり と把握す るととも に、PR を重ねて 、そうい ったとこ ろに18つい ても、管 理してい ただける ようにお 願いをし てまいり たいと思 っており ます。
質問 原本哲己
冒頭にも 述べまし たが近年 、自然災 害が増え てきてい ます。大 空町も一昨 年まで2 年間にわ たり、大 雨、豪雨 による甚 大な被害 が発生し ました。 森林及び 原野の整 備がこれ らの被害 を軽減さ せる役割 は御承知 のとおり だと思い ます。この 制度を起 点として 一層整備 が進むこ と を望ん で質問を 終わりた いと思い ます。以上 終わりま す。
答弁 町長
今までも 町といた しまして 、森林整 備推進対 策事業は 国や北海 道の補助事 業に上乗 せする形 でさまざ まな、さ らにはそ の幅出し と言うで しょうか 、対象を 拡充した り、さら には補助 の対象に 上乗せ を したりと いうこと で取り組 んできた 事業がご ざいます 。しかし それらは 、今まで は町の一 般財源と してだけ 取り組ん できてお りました ので、限 りもござ いました 。今回、 新たな財 源が確保 されると いうこと から、そ ういった 内容の充 実も図っ ていかな ければな らないと 、そのよ うに考え ていると ころであ ります。 だんだん と財源も 拡充され てくると 言われて おります ので、私 どもの制 度設計も だんだん と拡充し ていかな ければな らないの ではない か、その ように考 えており ますので 、そんな 中で、こ の創設さ れた趣旨 を十分考 えながら 取り組ん でまいり たいと、 そのよ う に考えて おります 。今後と も御指導 いただき ますよう にお願い を申し上 げたいと 存じます 。