大空町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月19日
(1)広域穀類乾燥調製貯蔵施設について/(2)高齢者等の医療機関への交通アクセスについて
2018年6月19日、大空町議会の一般質問で、後藤忍議員が「広域穀類乾燥調製貯蔵施設について」「高齢者等の医療機関への交通アクセスについて」について質問し、町長、福祉課長が答弁しました。
- 質問者
- 後藤忍 議員
- 答弁者
- 町長、福祉課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 後藤忍
4月に行われました大空町議会議員選挙において初当選させていただきました後藤忍です。任期4年間、町民の皆様の福祉の向上と、大空町の発展のため一生懸命努めてまいりたいと考えております。浅学非才のため、何かと御迷惑をお掛けする場面があろうかと思いますが、山下町長をはじめ特別職の皆様、職員の皆様、並びに先輩・同僚議員の皆様の御指導、御助言等を賜りますようよろしくお願いいたします。それでは通告書に従い、一般質問をさせていただきます。まず1つ目の質問ですが、広域穀類乾燥調製貯蔵施設について質問させていただきます。過日6月11日に、大空町が事業主体のオホーツクビーンズファクトリーが無事竣工式を終えました。農業者にとっては国内トップクラスの施設が完成したことで作付けが制限されず、豆類を輪作体系に組み込むきっかけにもなり、病害虫の低減も期待できることから、待望の施設ができたと思います。また、町民の皆様にとっても、女満別空港に並ぶ町のシンボルとして御理解いただけると思います。このビーンズファクトリーを町に建設したことにより、今後、大空町として関係機関・団体等と、1点目として、関係職員の定住と地元雇用対策について。2点目として、6次化への取り組みについて。3点目として、関連する企業との誘致についてどのように関わり、まちづくりに活かす展望いただいているのか、町長よりお聞かせ願いたいと思います。続いて2つ目の質問ですが、高齢者等の医療機関への交通アクセスについてです。昨今、高齢者ドライバーの事故についての報道が増えています。現在、大空町には女満別地区に女満別中央病院、東藻琴地区に診療所があり、大空町基幹病院として、町民から信頼されている病院があります。しかしながら、基幹病院から紹介を受け、もしくは基幹病院にはない診療科目や専門医療を受診するために、網走市の二次医療機関及び北見市の三次医療機関を乗用車の運転に不安を抱きながら受診している高齢者、または身体の不自由な方々もおられます。現在、高齢者等移動支援事業として、町内用に福祉タクシー券、外出支援タクシー券による助成が行われていますが、通院によるがん治療など医療環境が変化し、高齢者ドライバーの免許返納の機会は今後、ますます増加すると思われます。町としては、高齢者等の医療機関への交通アクセスについてどのような考えであるのか、町長よりお聞きしたいと思います。以上、2点について質問させていただきます。
答弁 町長
後藤議員から2点にわたり、一般質問を頂戴いたしました。1点目の広域穀類乾燥調製貯蔵施設について、御答弁を申し上げます。広域穀類乾燥調製貯蔵施設でございますが、この施設に配置されます職員数については、事務職員4名、作業に関わる職員19名と伺っております。現在、美幌工場がございますが、そこ54で勤務されている方が基本的に異動になるものと考えております。町外に居住されているため、通勤に不安がある3名の方がお辞めになる予定だと聞いておりまして、補充といたしまして、新たに町内からの雇用を予定しているとのことでございました。今後は、町内への居住でありますとか、地元の雇用についてお願いをしてまいりたいと考えてございます。町内に居住していただくためにも、住環境の整備はもちろんでありますけれども、人口減少対策であります総合戦略で掲げましたまちづくりを的確に、迅速に進めていかなければならないものと考えているところでございます。また、農業だけでなくて、商工業、他産業全般において労働力不足、そして、高齢化や後継者不在、事業継承が課題となってございます。町外からの労働力を確保して、大空町で通年働くことができる独自の雇用システムを構築するために組織を設立し、調査・検証を進めてまいりたいと考えてございます。農業で言えば、繁忙期の作業収入だけでは年間を通して生活することは困難です。今回の施設なども労働力を確保するための冬場の雇用先となり、そのことが定住につながればと、そのように考えているところでございます。今回の施設に関心を持っていただくために、6月17日日曜日に見学会を実施したところ、町内の方々45人に参加をいただいたところであります。この他にもですね、既に視察という形で御要望があり、町内外から20件、286人の方々がこの施設を既に見学されているところでございます。次に6次化の取り組みについてでございますが、現在、大豆のイソフラボンを活用したハンドクリームの商品化に向けて取り組んでおります。ただ、これだけではまだまだでございますので、豆類の機能性を生かしたサプリメントなどの研究開発・商品化に向け、オホーツク農協連をはじめ、東京農業大学でありますとか、オホーツク地域振興機構食品加工技術センターなど関係機関・団体との連携により進めているところでございます。このほかにもを町内・管内の企業におきましても、新たな商品の開発や販売を期待しているところでございます。今回の施設によりまして、オホーツク管内の豆類が集約されることにより、品質の均一化がはかられます。また、良質な製品の安定供給が可能ともなります。高い調製能力によって実需者のニーズに対応できるようにもなります。これをオホーツクブランドとしてPRするとともに、関係する皆様と連携し、製造・加工を行う企業、もしくは店舗などの誘致に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。先ほども答弁の中で申し上げました竣工式におきましては、三重県の菓子メーカーや北見市の菓子メーカーなどの皆さん方にも出席をいただいたところであります。今回の施設は、私自身では、全国一の施設ではないかと、そのように自負をしているところであります。多様な試みにチャレンジすると、そのことは今回、農業施設でありますけれども、町が事業主体になったということの意味が、ここで試されるのではないかと、そのように感じております。町の施設、指定管理としてお任せをしているとは言いながら、町の施設だからこそ、いろいろなことをチャレンジしてみる、できるということがあっていいのではないかと、そのことをJA連の皆さんにも御理解をいただき、御協力を願いたいものだと、そのように考えているところでございます。次に、高齢者等の医療機関への交通アクセスなどの件について御答55弁を申し上げます。本町における高齢者等の移動支援事業につきましては、福祉タクシー券交付事業、外出支援タクシー券交付事業、東藻琴地区の患者輸送バスの運行、地域間バスの運行、スクールバスの混乗などがございます。これらの事業は全て大空町内に限っての事業となります。このため、町外の医療機関へ通院するほか、諸用務で町外へお出掛けの場合は、自家用車もしくは家族の送迎のほか、JRやバスを利用するなど、個々の実情に応じて御利用いただいているものと思ってございます。各事業の概要、実績、さらには券の配布に併せましてアンケート調査を実施しておりますが、その意見などについては後ほど担当者から報告をさせていただきたいと、思ってございます。ただ、このアンケートの中身、私もかいつまんで見ていましたけれども、私の感じましたのは、町内の移動については先ほど言いました各種事業によりある程度交通手段が確保されているという感じがございます。しかし、町外への移動ということになりますと、大変御苦労されているというのが現状ではないかなと、そのように思ってございます。今後、それらの解決、町外におけるその移動、どこまで町としてそこを考えて支援していくかということを含めて、その取り組みの内容でありますとか、それが、次の大きな課題ではないかなと、そのように考えているところでございますので、今後こういったものの検討について、迅速に取り組んでまいりたいと考えるところでございます。以上、1回目の御答弁とさせていただきます。
答弁 福祉課長
本町における高齢者等の移動支援の状況等につきまして、御説明いたします。福祉タクシー券交付事業における平成29年度の実績につきましては、対象者は1,422人、交付人数は1,003人、交付率は70.5%、利用率は50.9%で、助成額は368万8,000円となっております。次に、外出支援タクシー券交付事業における平成29年度の実績につきましては、対象者は1,422人、交付人数は992人、交付率は69.7%、利用率は26.6%で、助成額は318万2,000円となっております。次に、東藻琴地区の患者輸送バスの運行事業ですが、運行日数が290日、利用者は1,285人で、1日平均4.4人となっております。この他の事業といたしましては、地域間バスの運行ですとか、スクールバスの混乗を行っているところでございます。また、本年4月から福祉タクシー券と外出支援タクシー券交付に併せて、高齢者等移動支援事業の対象者にアンケート調査を実施しております。対象者は1,414人で、6月11日現在で、614人から回答をいただき、回答率は43.4%であります。6月11日現在のアンケートの集計結果といたしましては、福祉タクシー券交付事業と外出支援タクシー券交付事業に対し約6割の方が満足していると回答があり、約3割の方がどちらでもない、約1割の方が満足してないという回答でございました。このタクシー券をどのような場合に利用するかの設問では、約7割の方が通院、買い物に利用するとの回答でありました。また、このアンケートでは、JR・バス等の公共交通機56関についてお気づきの点があればご自由に記載いただく欄を設けました。その中には、後期高齢者の足としてとても助かっている、外出支援タクシー券大変ありがたく使用している、免許がないので、などの意見がある一方、北見直通バスを望む、町外通院のJR・バス代の助成、町内巡回バスの運行があれば、町外病院へ行くため、路線バスの割引券があると助かる、免許返納したら町外受診時に困るので、町外利用を検討してほしい、町外に行くことがないため、枚数券を増やしてほしいなどの意見もあったところでございます。また、同じ時期になりますが、高齢者運転免許証自主返納に関するアンケートも実施しております。対象者は1,350人で、同じ時期で529人からの回答いただき回答率は39.2%であります。この調査では、運転の目的、返納して心配なことの問いに対し、いずれも買い物・通院が多く、また、役に立つ支援として何が必要でしょうかの問いでは、ハイヤーやコミュニティーバスなどの交通手段の充実やタクシー・バスの交通手段の助成の回答が多い結果でございました。以上、高齢者等の移動手段の状況等につきまして、御説明とさせていただきます。
質問 後藤忍
1番のオホーツクビーンズファクトリーに対して、一つ目としての関係職員の定住対策と地元雇用対策について、3番目の関連する企業等の誘致について引き続き、今後稼働してからいろいろ、今後何十年も稼働していくわけなので、新規で職員さんを採用する場面がありましたら、ぜひ大空町に、というようなことで今後も続けていただければと思います。企業等もオホーツク農協連で均一的な豆を生産することで、生産することによって実需者が、オホーツクブランドに対して、オホーツクブランドに価値を見出してきてくれる企業が少しでも現れるように検討といいますか、引き続き誘致活動について、前向きに行っていただきたいと思います。(2)の6次化への取り組みについて、再質問させていただきます。6次化について、先ほどハンドクリームっていう話もありましたが、その他にも、その他と言いますか、大空町独自で商工会とも連携をとったような何か、商品開発を今後どのようにしていくか何かお考えはありますでしょうか。町長よろしくお願いいたします。
答弁 町長
まず、定住促進に関してでありますけども、これは従来から議会でも御説明をしてまいりました。一度に全部、職員の方が入れかわって新しくスタートするということは難しいと、現実、農協連の方々に指定管理ということでありますけども、実際にお働きになる方は、今現在、ホクレンの調整工場で働いている方、特に近くに、美幌町隣接にあるということから、そこからの通いが当初は中心になるということでございます。ただ、長い目で見たときにそういった方々、今後採用さ57れる方々、地元で住んでいただいてそこから通うということになっていきますし、当然、今通われている方もですね、住宅などをお持ちでなければ、将来的には、例えば、大空町にお住まいをいただける、そういう働き掛けというものは、順次行っていきたいと、思ってございます。ただ、そのためにはですね、先ほども言いましたように、職場があるからということだけではなくて、その他の生活環境も含めて、子育ての環境も含めて、大空町はいい町だなと、そうやって思っていただけなければ、その定住につながってこないと思いますので、その職とその生活の環境、様々な町の支援措置、そういったものをですね、しっかりとその従業員の方々にも分かっていただくということを取り組んでいかなければならないと、そのように考えております。そして、今回、オホーツク管内の豆が集約されて、均一な製品、レベルの高い製品というものが全国に発信されていくということでございます。それを単純に大手の実需者の方々だけに御利用いただくということではなくて、様々な加工に回っていく中で、中小の企業の方々にも販売できる仕組みとして、袋での、例えば小ロット販売というようなものもですね、卸しというでしょうか、そういうことも可能となると聞いてございますので、そういった業種の方々も含めて、私どもは誘致に動かなければならないと、そのように考えております。また、町外から誘致をするということばかりではなくて、町内の方々がこの豆類を使って製品開発をするというところの取り組みも応援をしていかなければならないものと思ってございます。先ほど町政執行方針の21ページですね、地域の資源を活用した新商品の開発や生産から販売まで新たな産業を創出する6次産業化を推進するため、地場産品開発セミナーを引き続き開催してまいりますということをお話をさせていただきました。従来でいいますと、どちらかというと、産品開発のセミナーなどについては、野菜類が中心の産品・産物ではなかったかなと思いますけれども、こういったところで豆類を使った加工というものもですね、取り組めていく。そのことで、地域の方々が6次産業に一歩踏み出していただける、そういう中で地域の産業の層を厚くしていくということもあるのではないか、単に外から誘致するばかりではなくて、地場でそういったところに取り組んでいただく、そういう取り組みもですね、あわせて行っていければと、そのように考えているところでございます。そんな中で、今回の施設を一つのきっかけ、契機として次の段階に進めていく、まだまだでございますけれども、そういった夢といいましょうか、目標を持ちながら、取り組んでいきたいと思っているところでございます。そのために、オホーツク地域振興機構食品加工技術センターでありますとか、東京農業大学、その他民間の菓子メーカーでありますとか加工メーカー、そういった方々に、この施設の優位性というものをしっかりとアピールしてまいりたいと、そのように考えているところでございます。
質問 後藤忍
適切にお答えいただき、大変感謝いたします。ありがとうございます。58なぜ6次化についてもう一度、再質問させていただいたかと申しますと、将来の大空町の農業を考えたときに、今後も農業人口の減少と高齢化が進むと見られます。担い手を確保していく努力をやはり基幹産業などでしていかなければならないと思います。その中において、最近の後継者の方たちを見ますと、食育、そして消費者との交流に農業の価値観を見出している方が大変多くなっているようにも感じます。また、ユーザーである菓子店とかの動きを見ますと、商品付加価値化を付けるために産地の魅力や栽培の様子や栽培の苦労話なども商品の付加価値として使用し、宣伝文句に、宣伝にしている事業者も多くなってきています。ブランド化とかそういうのは、大空町も当然、関係していくことですけども、オホーツク農協連とか管内で当然、取り組まないといけないことだと思いますけれども、大空町としてせっかく工場がこの町に出来たということで、農業者のモニターを募って豆の栽培の実況をしたり、そして、場合によっては、管内の豆の加工品を集めて、一過性ですけども、豆フェスティバルみたいなことも行ってみるなど、最初は小さい単位かもしれないですけども、将来の大空町農業の魅力を先の子どもたちにも発信するために、ぜひそんなことも検討していただきながら、進めていただければと思います。1番目の質問は終わります。ありがとうございます。
答弁 町長
農業の現場でも、就業者数・労働力が不足していると、そんな中で、農繁期においては、雇用労働力も確保したいと、そんな気持ちといいましょうか、希望の方も大勢いらっしゃるのではないか。しかし、冬場農作業がない時期にどうするかと、そういうことが大きな課題になっております。先ほど言いました雇用コーディネーターを配置したりとかいろんな取り組みをスタートさせようと、思っておりますけれども、ここに6次産業化というものも噛み合わさってくるのではないかと思います。夏場はどちらかというと農作業、圃場に出ての作業体系が中心だろうかと思います。しかし、例えば農閑期においてそういった生産物の加工作業などが行われるということも考え合わせると、通年で常勤の雇用者を確保することも可能になってくる、そういった意味でも、今回の施設を一つ核としながら、6次産業化を目指すということは意義のあることではないかと、そのように感じております。また、生産者の方々、野菜などを中心に消費者の方と直接、もしくはその販売者・卸しの方々と直接いろんなお話をされると、そういう中で自分の仕事のやりがい、意義というものなどを見出している方も大勢いらっしゃるのではないかなと、そのように感じております。そんなことから、いろいろな今までの流通経路によらない新たな流通経路を自ら開拓されている、販売ルートをつくられているという方も大勢いらっしゃるのではないかなと、そのように思ってございます。こう言っては失礼ですけど、総論として聞いていただきたいと思うんですけども、従来、JAさんなどは、大手の実需者の方々と大きな取引、ロットの取引をされるということですので、小さなロットと言いましょうか、単位での売り買いというのはあまり積極的59でなかったような、そんな印象がございます。しかし、近年ではですね、小清水町で操業しております福太郎商店さんのように、別なルートの中で、既存のいろんなルートあるわけですけども、それを上手に活用した中で、小ロットといいましょうか、農協さんから見れば小さなロットとなるだろうと思いますけれども、そういうようなものの製造に結びつけている、そういうお話も出てまいっております。さらには豆類でいいますとスイーツ系とさらには大豆などの食品系というのでしょうか、そういうところに分かれるかと思いますけども、多様な加工用途というものがあろうかと思っておりますので、そんな中で様々な事業者の方々との取引、それをアピールするためには、先ほど言ったようないろんなの細かな取り組みというものがですね、私どもとしても必要になるのではないか、小清水に油屋福太郎商店さんが入りましたのは、きっかけは、小清水のJA青年部の方々が、日本一大きい澱粉団子を作ろうということで、その取り組みをやっているそのニュースがラジオで流れ、それを油屋福太郎商店の社長さんが聞いたことに始まったと聞いてございます。そういう情報発信というものも場合によっては必要ではないかなと思ってございます。今までは、豆と言えば十勝、十勝の中の本別町が豆の町ということで、いろいろPRをされておりますけれども、その向こうを張って、私どもも頑張ってまいりたいと、そのように思ってございます。今後もいい御提言などあればいろいろとまたお聞かせいただければと思うところでございます。よろしくお願いいたします。
再質問 後藤忍
それでは、2番目の高齢者の交通アクセスについて、再質問させていただきたいと思います。先ほど、福祉タクシー券のアンケート結果やその利用率について回答を得ましたけども、町民の方、高齢者の町民の皆様によくお聞きしますのは、大空町から特に3次医療機関がある北見市への交通アクセスが不便なようです。バスの場合では、女満別十字街発美幌駅着は午前中3本運行していますが、例えば北見に通院するために、十字街8時11分発、8時44分美幌着の美幌駅着のバスを利用した場合、既に北見バス運行の美幌駅発北見行きが8時39分に出発しているようです。その次の便を利用するとなれば、9時32分発ですで、約1時間待たなければなりません。JRを使うにしても、北見駅についても渡り階段を渡らないといけない。なかなか高齢者の方また体の不自由な方は、大変通院しづらい状況にあるようです。今ある環境で少しでも改善を見込めるとするのであれば、先ほど、町長もおっしゃっていたように検討を、2025年問題に向けて検討していくというお話がありましたけども、せめて町内用の福祉タクシー券を、行きだけでも美幌駅まで、本数が多く出ている美幌駅まで使えるようにするとか、そのようなことも、将来的には、検討していただければと思います。町長よりお願いいたします。60
答弁 町長
一般質問の中で3次医療圏、北見市の病院などに通院する場合なかなか御苦労されている、きっと町民の方々の率直な御意見ではなかったかなと、そのように思っているところでございます。実際に、北見の3次医療圏病院に通院するためには、自家用車以外で考えますと、福祉有償運送というものの利用があります。それ以外では、JRやバスということになろうかと思いますけれども、バスでありますと、北見直通はございません。女満別からいうとございませんので、美幌での乗換になります。従来は、網走から網走バスが北見まで、北見バスが北見から網走までということで、相互に乗り入れておりましたけれども、赤字の幅が非常に大きいということで、それぞれ美幌までの運行として、そこで乗り継ぎ時間をできるだけ配慮しますという約束の中で、北見網走間というバスがなくなったという経過がございます。また、東藻琴でいいますと、美幌から北見に向かうということに当たっての、美幌まで出るということの公共交通機関がないという状況になってございます。東藻琴美幌線というのが、現在運行されていないということもあります。そんな中で東藻琴の方は、女満別まで福祉タクシー券、外出支援タクシー券で来るもしくは地域間バスを利用して、来られて女満別の駅から北見へ行くとか、人によってはいろいろな、その使い方をされているようでありますけども、バスやJR、これらを使うに当たっては今言った時間帯でありますとか、それから接続の関係、さらには、先ほど言いましたその駅が完全にバリアフリー化になっていないというようなことでありますとか、料金の問題もあります。そういった様々な課題があると、そのように受け止めております。そんな中で、一つ、御提案などもしていきたいと思っておりますのは、現在、網走バスが女満別空港線ということで、網走から女満別空港、北見バスが北見市内から女満別空港へという乗り入れが出てきております。場合によって網走から北見へ行く場合には、そのバスを利用して、女満別空港で乗り換えると、女満別空港に入るバスは、出発する飛行機の3、40分手前までに入ります。一方で、そこから出るバスは、これは網走・北見方面両方ともですけども、到着してから何分後に出るということになりますので、乗って来られる方はですね、実際の待ち時間は10分程度で済むというような場合もありますけれども、ただ、町民の方はこれを御存知かというと、なかなか御存知ではないのではないかなと、そのように思います。例えば、女満別にお住まいの方だと、空港まで福祉タクシー券を利用される、そこからバスに乗って北見へ行く。もしくは、美幌方面に向かうというようなことというのも可能ではないかなと思ってございます。また、JRにつきましては、美幌駅や女満別駅は無人化になっておりますので、そこでいろいろな介助が必要な方の場合については、事前に言っていただければ、駅員が網走や北見から来ますと、網走や北見については、車いす専用の昇降機というのがあるので、事前に言っておいていただければ、そういった職員が対応しますとは言ってはくれておりますけど、事前に連絡をするというのは大変手間の掛かることでありますし、予定が変更になったらどうなるんだということもあって大変使いづ61らいというのが現実的ではないのではないかなと思ってございます。そういったいろいろな事情がありますので、大変皆さん御苦労されていることだろうと思います。今言いました施設の改修だとか時刻の見直し、それらは、鉄道事業者やバス事業者が行うことでありますけれども、町としても補助金などを出したり、いろんなチャンネルがございますので、そういった中で、しっかりと要望はさせていただきたいと思ってございます。ただ、それだけでもすぐには解決になりません。町民皆さんのそれぞれの工夫もお願いしたいものだと思いますけれども、高齢者の方々を中心になかなかそういった情報を何と言うんですかね、仕入れるというか、把握するというのは難しいことではないかなと思いますので、一番接触の多い福祉課でありますとか住民福祉課、そういった職員が、そういったそのノウハウをしっかりと自分達で構築してそれをいろんな方々の相談業務の中でですね、まずはお伝えすると、情報提供をしてアドバイスをするということに、まずは配慮してまいりたいと、そのように考えているところであります。併せて、先ほど町外に向かっての交通手段というところが課題であると、今後それに取り組んでいかなければならないという中で、どこまで町外利用を認めるかというところについてですね、今後検討してまいりたいと、そのように考えているところでございます。一方で、現在行っております福祉タクシー券、外出支援タクシー券は、どこのタクシー事業者でもOKというわけではなくて、現状、町内の事業者の方に限定をしていると、それも町内の事業者の育成といいましょうか、配慮というところも含めてのことでございますので、そこの範囲をどの程度拡充できるのかということも併せてですね、そちらの方面のことも考慮しながら考えていくべきものかなと、そのように考えてございます。ただ、今回のアンケート調査の主目的は、そういったところの皆さん方の御要望にどうやって応えるかということを考えて調査をさせていただいたものでございますので、ある程度、方向性が見えてきているように感じております。そんな中で、町外への移動手段という中で、次の施策の制度設計に向けて努力をしてまいりたいと、そのように考えるところでございます。もう少しお時間を頂戴できればと思うところでございます。
再質問 後藤忍
大変丁寧な説明を、そして対応をしていただきまして、ありがとうございます。実は今回、地域間バスの時間帯や質問の趣旨が少し大きくなってしまうと思うので、あえて美幌駅までのタクシーチケットの町内、町外にもっていう話をさせていただきましたけども、確かに空港連絡バスも僕も見に行きました。町民が10人程度利用できるぐらいな座席数を十分確保できるのかな。地域間バスは、女満別駅が終着点にはなっていますけども、場合によっては今後、高齢者のアンケート等で、空港連絡バスで1本でいきたいという意見が多いのであれば、終着を空港まで地域間バスがいけば、東藻琴の方も一度乗り換えれば行くことができるのかなと思っていましたが、あまりにも広い話になってしまうと思うので、今回は、例えば62美幌駅までのバスっていう話をさせていただきました。広報おおぞら6月号を見ますと、4月末現在の人口は、今年19人増えています。昨年はマイナス19人でした。4月の出入りの多い時期とはいえ、人口が増えるということは何か大変嬉しいと言いますか、とてもいいことだなと思います。私は大空町の移住・定住の促進の取り組みが浸透してきていると期待しています。定住していただいている町民の皆様が高齢者となっても、交通アクセスの不安を感じず、安心して暮らせるように今後も、高齢者の動線に注視していただきたいという希望を述べさせていただきまして、質問を終了したいと思います。ありがとうございました。
答弁 町長
先ほど公共交通機関では、近隣の市町村へ行くという話をさせていただきました。今、御議論をさせていただいていたのは、町内の交通の足を持っていらっしゃらない方のために、ということでありますけれども、一方でですね、今私どもが抱えております課題といいますのは、JRを、石北本線をどうやって残していくか。その利用を上げるとか、バスに対しても年間何百万も今、補助をしている状況にあります。ここも、さらに利用者が減れば、補助金が上がるとか、さらには廃止せざるを得ないということもありますので、そのバスの利用も喚起していかなければならない、そういう側面もございます。そんな視点も、場合によってはこの政策を進める中でですね、取り込んでいかなければならないということも1つかなと、そのように感じてございます。そういった意味で現在、地域にありますJR、バス、それからタクシー、こういったものをいかに機能的に結びつけていくか。そして、利用者の方々の不便をさせないか。さらには、その事業者の方々がしっかりと経営できる体制になっていけるか、というところを旨としながら施策の創設に向けて努力をしてまいりたいと思っております。また、私どもの町に定住していただくというところではいろんな部分のマイナス面というか、脆弱な部分がございます。医療であったり、先ほど言った消費の問題、それから今回の交通の問題もございます。これらを少しでも底上げをしながら、皆さん方に不便を感じさせないということが定住の一つの条件ではないかと、そのようにも考えてございますので、そういった側面からも取り組んでまいりたいと、そのように考えます。今後も様々な御意見等いただければありがたいと思うところでございます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。