みんなの議会

大空町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月20日

(1)高齢ドライバーの運転免許自主返納について/(2)町内の廃屋対策について/(3)18歳選挙権について

2016年12月20日、大空町議会の一般質問で、齋藤宏司議員が「高齢ドライバーの運転免許自主返納について」「町内の廃屋対策について」「18歳選挙権について」について質問し、町長、選挙管理委員会委員長、選挙管理委員会事務局長、事務局長、福祉課長が答弁しました。

質問者
齋藤宏司 議員
答弁者
町長、選挙管理委員会委員長、選挙管理委員会事務局長、事務局長、福祉課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 齋藤宏司

今年も残り10日ほどになりましたが、来年こそ平穏無事を願うところであります。また、妻が亡くなり半年以上が経ちました。皆様方には大変お世話になりました。この場をお借りして、改めてお礼を述べたいと思います。平成28年第4回定例会に当たり、通告書に基づき、一般質問をさせていただきます。大項目として、1点目、高齢ドライバーの運転免許自主返納についてです。高齢ドライバーによる交通事故が社会問題化していますが、高齢化による運転能力や判断能力の低下が交通事故発生の要因となっていると言われております。美幌町では、65歳以上の方を対象に2万円を上限とするバス回数券やタクシー利用券を助成する高齢者等運転免許自主返納支援事業に取り組まれております。高齢ドライバーの心情に配慮しつつ、自ら、あるいは家族の方が交通事故を起こす前に、運転免許証の返納の決断ができるような環境づくり、きっかけづくりが必要ではないかと考えますが、返納支援制度について伺いたいと思います。大項目の2点目、町内の廃屋対策についてです。空家等対策推進に関する特別措置法が平成27年5月から完全施行となっておりますが、この法律では、空き家対策についてさまざまな内容が定められております。個人資産である住宅など勝手に触れることが難しい中、一方では老朽化がどんどん進むことにより、美観上の環境、倒壊、飛散による近隣住宅などへの影響が大きいと考えられますが、町内の廃屋の現状や今後の対策などについて伺います。大項目として3点目、18歳選挙権についてです。選挙権の年齢が70年ぶりに改正され、従来の20歳以上から18歳以上に引き下げた改正公職選挙法が平成27年6月から施行となり、今年の夏の参議院選から対象となりましたが、本町の選挙結果の分析、今後の課題について伺いたいと思います。以上、町長と選挙管理委員会委員長に答弁をお願いし、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長

齋藤議員の一般質問に、私からは2点について御答弁を申し上げたいと存じます。平成27年の北海道の交通事故の状況でございますが、総件数1万1,123件、死亡が177人、負傷者は1万3,117人でございます。そのうち、65歳以上の方の発生件数は2,541件、事故全体の23%、死亡者数は96人、全体の54%、負傷者は1,774人、全体の14%を占めており28ます。平成28年1月から11月までの事故状況を見ますと65歳以上の方の事故は、全体の22%、死亡者数は全体の53%、負傷者数は全体の13%とほぼ前年と同様の傾向を示してございます。大空町では、平成27年事故発生件数は7件、負傷者が7人でございます。28年11月末までは、事故発生件数6件、負傷者が7人でございますが、いずれの年度におきましても、65歳以上の方の事故はゼロ、負傷者もゼロでございます。最近では、高齢者の方が運転する車の操作ミスと思われる事故が全国で相次いでおり、報道されております。このため高齢者の運転に関する注目度も高くなっている現状があろうかと思います。免許証の自主返納ということの是非や仕組みづくりが議論されるようになっていると思います。公安委員会では、75歳以上の免許所有者に対して、更新時に記憶力や判断力といった医師による認知機能検査を義務づけております。さらに、新しく違反をしたときも認知機能検査を実施することが追加されました。認知症と医師が診断した場合は、免許停止や取り消しなど、事故防止策が強化されたところでございます。昨年、道内で3回以上事故を起こした65歳以上の高齢者に対し指導を行った人数が218人でございますが、このうち免許証を自主返納された方は、7人でございました。やはり生活の中で車の利用が欠かせないという地域事情も影響しているように思われます。本町では、高齢者の移動支援をする対策として、スクールバスの混乗のほか、福祉タクシー券、外出支援タクシー券の制度を設けております。75歳以上の方、障害のある方などを対象として、初乗り運賃を助成する福祉タクシー券を年間9枚、非課税世帯の方は18枚、初乗り運賃を超え5,000円までを助成する外出支援タクシー券を4枚、非課税世帯の方は8枚を交付し、高齢者の外出機会の創出、生きがいづくりや買い物、通院などに活用いただけるようにしてございます。免許証の自主返納対策として明確に標榜はしておりませんけれども、高齢者の皆さんの移動を支援させていただき、結果として自主返納に至る環境となれば、有難いと思っているところでございます。交通安全という側面からは、交通安全防犯推進委員会、交通安全協会、交通指導員など関係団体とともに、地域活動を推進し、町内における交通死亡事故ゼロは、昨年9月で2,000日に達し、年明け1月17日、2,500日という目標に向けて、現在、取り組んでいるところでございます。高齢者大学でありますとか、地域の老人クラブなどに対して交通安全協会から、夜光反射材の配布をいただいたり、オホーツク自動車学校の協力により、高齢者の冬道安全運転講習会を開催したり、また、交通安全推進員による地域高齢者クラブでの講話や交通安全普及のDVD観賞、安全のしおりの配布など、高齢者が事故を29起こさない、事故に遭わないような、そんな啓発活動に努めているところでございます。美幌町では、運転免許証の自主返納に対し、65歳以上の高齢者2万円を上限とするバス回数券やタクシー券の支給を始めたと伺っております。このほかにもバス券との引き換え、身分証明書としてのカードの無料配布など、高齢者の運転免許の自主返納を促進させようとする取り組みが各地で始まってきている現状も承知してございます。外出支援タクシーを制度化する際に、免許証の自主返納の措置も組み入れてはどうかと、私も提案をいたしました。そうしましたら、返納したら上げるとか増やすとかそういう発想を最初から持ち出すのではなくて、まずは外出を支援し、結果として免許証が無くても不便を余り感じないと、そんな環境をつくることが行政の役割ではないかと、そのように職員にいさめられたということがございました。現状の制度は、まだまだ十分普及しておりません。浸透していないと、そのようにも感じております。周知や改善により、当初の目標、目的を達成できるように、努力をさせていただきたいと、そのことでの交通安全対策などにもつなげて行きたいと考えているところでございます。次に、空き家対策でございます。空き家の問題は、全国的に大きな社会問題となっております。空き家の所有者等が地元から離れ、適正な管理ができずに荒廃が進み、景観を損ねる、また屋根の飛散や建物の倒壊等による周辺への危険性もあります。防犯上からも、住民に不安を与えるものでもあります。平成27年施行されました空き家等特別措置法では、所有者などに空き家等の適切な管理、市町村の必要な措置や調査、特定空き家についての行政代執行を規定してございます。本町の空き家は、120件、しかし今後もその数は、増えることと予想しております。平成26年度から廃屋等解体撤去補助金制度を創設し、26年度は7件、27年度11件、28年度14件、この制度を活用され廃屋の解体が進んできております。空き家の管理は、所有者や固定資産税の納税管理人、法定相続人等が管理をしなければなりませんが、町外在住者も多く、問題意識を持たれなかったり経済的な理由、相続関係などから適正な管理がされていないこともあり、空き家が荒廃していく要因でございます。この制度によって負担が軽減され、経済的理由から解体を躊躇されていた一部の方々が御利用いただき、危険な廃屋の処理につながったものと受けとめているところであります。これまでも廃棄物の処理及び清掃に関する条例により空き地や空き家の所有者等に対し、適正な管理をお願いしてきております。管理が不十分な空き30家の所有者等に対し、適正な管理を行うよう文書による指導や直接連絡をして対応してございます。このほか町では、平成20年度から空き家等情報登録制度、住み替え促進事業により住宅を求める方への情報提供と助成を行うなど、空き家の利活用にも取り組んでおります。私が思いますに、一つには空き家は、住み替えにより活用する。二つ目としては廃屋にさせないため、適正な管理を指導する。そして三つ目として、廃屋となってしまったものについては、助成により解体を進める。各制度、条例、先程言いましたそれぞれのものは、一連のものと考えているところでございます。今年8月でございますけれども、台風7号の影響で女満別市街地区において、3件の廃屋の屋根が飛散をいたしました。条例に基づき指導1件、勧告2件、いずれも状況写真を添付いたしまして、文書通知と電話による相談も行ってまいりました。さらに、10月4日の強風で、勧告をいたしました2件の廃屋の屋根トタン、また壁が飛散し、周辺への危険回避のために町が飛散防止策を講じてございます。条例により指導通知をした1件につきましては、協議を重ねておりました結果、補助金を活用して解体工事の要望がございましたので、本定例会に補助金の補正をお願いしているところでございます。また、残り2件につきましても、交渉を進めている状況でございます。法律では、行政代執行が行われることになっておりますけれども、しかしながら、所有者や相続、納税管理人、町外者や高齢の方、家屋と土地の所有者が異なる場合など様々な所有形態があり、課題を複雑にしてございます。さらに、行政代執行の経費は結果として所有者や権利者へ請求することとなりますけれども、支払いの能力の有無という課題が残ります。助成措置を講じていてもなかなか解体できない方、解体をしない方、そういった方々が本当にその解体経費を支払うことができるのかと、そのような課題が残りますし、もし解体をしたということであれば、家屋が無くなりますけれども、土地の権利はそのままでございます。その後の土地としての荒廃を心配するところもございます。そうなれば、建物が無くなって、今度は土地について、また荒廃状況を心配しなければならないということもございます。そして、町民の方の、これ意識でございますけれども、廃屋化してしまえば最終的には町が壊してくれると、そういう安易な発想にひょっとしてつながっていくのではないかと、その不安もございます。そういったもろもろのことが全国的に、やはり法律が施行されましたけれども、なかなか行政代執行までに至っていないという現況があるのではないかと考えてございます。私自身もそのような実情から、なかなか行政代執行まで踏み込めるかどうかという判断ができずにおります。町民の方々の御意見なども伺いながら、今後、法律に基づいて対応することも検討してみたいと思っておりますので、そういった点から31御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと存じます。以上、1回目の御答弁とさせていただきます。

答弁 選挙管理委員会委員長

選挙管理委員会委員長の高橋でございます。齋藤議員からの一般質問にお答えを申し上げます。将来を担う若い世代の声をこれまで以上に政治に取り入れるために、平成27年6月19日に公職選挙法等の一部を改正する法律が公布されました。改正の内容は、選挙権を有する者の年齢について、年齢満20年以上から、年齢満18年以上に改められたところでございます。この法律の公布の日から1年を経過した日以降に行われる選挙より適応されることから、平成28年7月10日執行の第24回参議院議員通常選挙において、初めて適応されたところであります。町選挙管理委員会といたしましては、町広報紙に掲載するとともに、新たに選挙権を有することとなった18歳及び19歳の方に対し、参議院議員選挙投票所入場券と選挙啓発パンフレットを同封し、選挙啓発を行ったところでございます。しかしながら、大空町における10代の投票率は、31.91%と全道平均の43.38%及びオホーツク管内平均の32.65%を下回る結果となったところでございます。町選挙管理委員会としましては、今回の選挙結果を踏まえ、20代を含めた若年層の投票率の向上を今後の課題ととらえ、選挙啓発活動について再検討を行い、投票率の向上になお一層取り組んでまいりたいと思います。具体的な内容につきましては、この後、事務局長から答弁いたさせますので、よろしくお願いを申し上げます。

答弁 選挙管理委員会事務局長

ただいま選挙管理委員会委員長から齋藤議員への御答弁を申し上げましたが、私からも引き続き御答弁を申し上げたいと存じます。本年7月10日執行の第24回参議院議員通常選挙から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられました。国においては、周知ポスターを作成するとともに総務省と文部科学省の連携により高校生向け教材を作成し、授業に取り入れられました。また、北海道においては、道内の高等学校を対象に選挙啓発出前講座が実施されたところであります。町選挙管理委員会としましては、今回の選挙の執行に際し、町広報紙への掲載をするとともに、18歳及び19歳の方を対象に参議院議員選挙投票場入場券ととも32に選挙啓発パンフレットを同封し、選挙啓発を行ったところでございます。また、今回の選挙から投票日当日の4投票所の全てに電算受付処理を導入することにより、年代別投票率の集計が可能となったところでございます。今回の選挙の年代別投票状況を見ますと、10代の投票率31.91%と20代の投票率44.14%が大空町の投票率61.57%を大きく下回っている状況となっております。今後さらに分析を進め、啓発活動の再検討を行い、投票率の向上になお一層取り組んでまいりたいと思います。以上、申し上げまして御答弁とさせていただきます。

答弁 事務局長

諸般の報告を申し上げます。5番 品田好博議員から早退する旨、届け出がありました。ただいまの出席議員は、10名であります。以上でございます。

質問 齋藤宏司

それでは、高齢ドライバーのことについて、先に質問したいと思います。高齢とか、なかなか言いづらい言葉でもありますけれども、特に最近、顕著にこういう事故が目立っておりますけども、町長もふれあいトークの中でいろんな場所に出向くと思うんですけども、実際、私もこの質問する前に10人ほどいろんな方と話してみました。2人だけの世帯、またひとり暮らしの老人世帯、また家族のい33る世帯、そういう人を選んでいろいろ話を聞かせていただいたんですけれども、本当に大都会に住んでいるなら自主返納、良いでしょう。ただ、こういう交通の便の悪い所で住んでいると、どうしても買い物に行くのも大変なんです車がないと、確かに判断力も鈍って来ていますけれども、どうしても車が必要なんですよねという意見が本当に多いんです。その中で逆に共済の関係の担当者にも、最近の大空町の事故を聞いてみましたけども、最近あった事故で、そんな大きな事故ではなかったそうなんですけども、道路に出るときに、右を見て左を見てまた右を見て出ましたということだったんですけども、やっぱり時間が掛るんですね、やっぱり右を見て左を見てもう1回右を見て右折したものだから左から来ている車にぶつかってしまった。本当に他人事で笑い事ではないんですけども、どうしても高齢っていう定義も良くわからないですけれども、本当に自分も高齢というか、加齢になっているんだろうと思っております。その中で、どこが高齢なのか本当に難しいところでありますけれども、こういう田舎に住んでいて車のない世界というのはなかなか難しい。ただ、今、全国でも見られるように、こういう高齢者の事故は、大きく出る度に思うのですけども、本当にどうしてこういう形で、高齢者ばかりがとは思うんですけども、やっぱり判断ミス、操作ミスもあるんですけども、そういう中で町長もふれあいトークの中でいろんな高齢者という言葉使ってよろしいのかどうかわからないんですけども、聞かれると思うんですけども、大空町の現状では、自主返納に対してどういうことを言われているのか、まずそこから聞かせていただきたいと思います。

答弁 町長

今年のふれあいトーク、まだ数が少ない状況でありますので、それ以前についてお話を申し上げたいと思いますけれども、具体的に高齢者の免許証など、ある一定の基準で返納を進めてはどうかという側の質問とか話題提供ということではなくて、どちらかというと、そういう高齢者の足をやっぱりしっかりと確保して、あげなければならないのではないかと、今、運転免許証をお持ちの方々は、それぞれ好きな時間に好きな場所に行くことができるけれども、その他の交通手段であっても、そこまではなかなかいかないけれども、できるだけそういうものを充実させてやるべきではないかと、そういうようなお話がありました。また一方では、高齢者で一律に区切るわけにはいかないのではないかと、今の私どものような地域の状況からすると、ある程度仕方がないのではないかという高齢者側の御意見もあったところであります。34また先程私も、道内の交通事故の状況でありますとか本町の交通事故の状況について、お話を申し上げましたけれども、必然的に高齢者のドライバーの数というものは、間違いなく増えてきていると思いますので、その中で本当に率として、若い世代の方々、私のような中年から壮年のような年代の層、さらにもう少し上の方々ということで、本当にその保有者における事故の件数がどれほど高いのかという統計は、私は余りマスコミも含めて出していないように思います。高齢者の数が、さらには高齢のドライバーの数が増えているのですから、単純に同じ比率で事故が起きたとしても件数は間違いなく、増えていく傾向にあるのではないかと、そのようにも感じておりますので、そういう細かな分析も、今後、関係機関の中では、必要になってくるのではないかなと、そういった中で町としては、今後どういった対応も必要になってくるかということを検討して行かなければならないかなと、そのように感じているところでございます。

質問 齋藤宏司

おそらく高齢者、自分も含めてなんですけども、昔、免許習得はマニュアル車でした。必然的に今は、オートマチックなっております。その中で、自分のことなんですけども、以前大変びっくりしたことがあって、信号待ちしておりました。前に止まっていた車がシルバーマークの車でした。それで信号が変わりました。そのときに、バックのランプが付いたんです。要するに、赤信号になって止まったときに、Pに戻す方がいるんです。そうなると、いきなりパックランプを点けられた後にいる自分は、本当に驚きました。このままアクセルを踏まれたどうしようかと、後にも車がいたので、そういう怖い目に遭ったこともあります。おそらく、結構、高齢者の方はオートマチックに乗っておられますけれども、なかなかオートマチックに簡単ですけれども慣れていないんじゃないかと思います。というのはやっぱり昔はクラッチがあって、ブレーキあって、アクセルがあって、それがマニュアル車ですけども、オートマチックにはクラッチは有りません。そのつもりでブレーキを踏んだらアクセルだったと、その事故がかなり多くを占めておるようですけども、その中で、逆にオートマチックで育った若い世代が、たまたまマニュアル車に乗る場合はどうするかというと、逆に5時間、講習所に行って取らなきゃならない、そういう現実です。本当になかなかオートマチックに乗っていて、マニュアル車に載ることは難しいことなんですけども、それを逆の立場の高齢者の方は簡単にこなしているんですけども、それだけにそういう構造をわかっていないで乗っているのかなと、そういう講習会も無いし、そういう恐れもあるのかなと思います。安全教室もありますけれども、先般、美幌でもシルバー向けの安全教室が開かれたそうですけども、その中35でも、238人でしたか、大勢の方が講習を受けたそうです。その中で、一応事故以外にもやっぱり、構造上の形、使い方とか、本当に初歩的なことなのですけれども、これだけは気を付けてくださいということもあるのかなと思いました。その中では、町長は、どういうふうに考えられているか。。

答弁 町長

先程も交通安全協会の皆さん、また、町としての取り組みなどについてもお話をさせていただいたところであります。その中で、オホーツク自動車学校の協力をいただきながら安全運転、特に冬道の安全運転講習会の開催などもさせていただいているというとこでございますけれども、これはオホーツク自動車学校の善意によってコースを借りて、そういうことをさせていただいているということにとどまっております。先日お伺いしましても、この受講者の数が、議員が言われたような何百人という数にはなっておりませんし、今の状態では物理的に難しいのではないかとも考えます。今後、御高齢の方々のそういった安全講習、こういったことについても町として主体的に取り組むという考え方も、持っても良いのではないかなと、こういう時代の中にあっては、そのようなことを考えるところでございます。また今回の一般質問をいただいてから私なりに考えたことでございますので、具体的な取り組みにはなっておりませんけれども、そういうことの中で、今の車の仕組みに慣れていただく、そういうことを行政側、自治体側としても、取り組んでいく必要が出てきている時代ではないかと、そのように受け止めているところでございます。

質問 齋藤宏司

自主返納に対しての制度化ということが1番メインだったんですけども、美幌町は65歳以上からということなんですけども、なかなか自主返納が難しい地域でもあると思います。その中で、どうしても家族の協力があるところは良いんですけども、その中でひとり暮らし、夫婦だけの世帯という形では、なかなか難しいのかなと思っております。その中で、先程、町長の方では制度化に対しては考えてないという答弁だったのですけれども、飴とむちではないですけども、自分ではやっぱり返納したら、できればこれだけというのは必要じゃないかと、これからどんどん年齢が高くなって、高齢ドライバーが増えていく中で、そういうのがどうしても制度化が自分は必要じゃないかと思っております。36本当に家族の負担も大変で、その中で一つ入れてもらいたいのは、できればタクシー券、バスとかそういうのもあるのですけども、家族に対して、せめて燃料代とは言いませんけれども、わずかでもそういうのも考えてもらっても良いのかなと、制度化と併せてその辺もよろしくお願いしたいと思いますけど、その辺についてどうでしょうか。

答弁 町長

現在、先程言いましたスクールバスの混乗でありますとか、福祉タクシー券の交付、外出支援タクシー券の交付、利用状況などについては、担当から後ほど少し説明をさせていただきたいと思っておりますけれども、まだ外出支援タクシーなどについては、利用率が低迷しているというか、まだまだ御利用いただけていない実態がございます。まずは、ここの普及というものをしっかりとさせていただくということが必要ではないかと、そのように感じているところでございます。この制度を作るに当たっても、非常に制度設計の中では、難しいといいましょうか、どこまで出すべきか、その住んでいらっしゃる、また御利用になる範囲だとか、そういうところで改善の余地も、まだ私はあるのではないかと思っております。現在は、町内をある程度限定して実施をしております。先程言いましたように自分の好きな時間体に、例えばタクシーを呼ぶことができても、好きなところに限りなく自由に行けるかというと、現実にはそうなっていないところもあります。そんな中の見直しも必要ではないか、また、御利用いただいて制度が定着して、ある程度これは良いもんだなと、こういうふうに使えるなということをまず実感してもらうことも必要ではないかと思いますので、町としての現在の取り組みは、そこのところを一生懸命努力をさせていただくということにしたいと思っております。今、御提案のありました案件などには、今、私が受け止めた中での率直な感想ですけれども、気持ち的にはわかります。ですけれども、それを制度化にして、実際に何か対応するというのは、これはちょっとハードルが高いのではないかなと、どのような基準をもって、どういった場合に、どういった理由のときにとかというふうに考えると、なかなか難しい問題があるのではないかなと、今、聞いた中では、そのように感じたところでございます。そういった例えば事例などについてあるのかどうなのか、さらには、どんな形であるとすれば取り組んでらっしゃるのか、そういうところについて少し情報を収集してみたいと、そのように考えるところでございます。まず、今現在といたしましては、外出支援タクシーなどの当初の目的をしっかりと町民の皆さんにお伝えして御利用いただくというところに、全力を尽くしたいと考えているところでございます。37

答弁 福祉課長

齋藤議員の御質問の中で、外出支援タクシー券の発行状況ということで、これについて私の方から説明をさせていただきます。この外出支援タクシーにつきましては、今年の4月からスタートした新たな事業として始まっておりまして、11月30日時点での実績で申しますと、対象となる方が1,446名いらっしゃいまして、983人に交付をしてございます。率にしますと68%となってございます。その中での利用状況としましては、535枚のタクシー券を使っていただきまして、実際の発行枚数から利用枚数でいきますと、10%弱の利用状況になっているところでございます。利用状況別に見ますと、1番多いとされている距離で申しますと、5キロメートルから7.2キロメートル、大体金額にしますと1,500円程度の町の負担となりますが、ここが131件、24.5%、2番目に多いところが3.6キロメートルから5.4キロメートルの利用で127件、23.7%、3番目に多いのが1.8キロメートルから3.5キロメートル、ここが65件の12.1%となっております。外出支援タクシーは最大5,000円までということで、4,500円から5,000円まで使っている方の利用状況はと言いますと、距離数で概ね17.2キロメートルから18.6キロメートル、ここの利用件数は38件の7.1%の利用というふうになっております。また、地区別の利用状況を見ますと、やはり御自宅から病院に通う方が1番多く見ております。また、御自宅から女満別空港、またはJR女満別駅、そのほか例えば女満別地区からですと芝桜公園ですとか、末広地区等々にも、実際に女満別地区から東藻琴地区へ通っている方もいらっしゃいます。逆に、東藻琴地区からでありますと、女満別空港、女満別中央病院、それから女満別駅の利用ということで幅広く使っていただいているという状況でございます。いずれしましてもまだスタートから8カ月というようなことで、私どもとしましては、1年、2年を通して、初めて行ったこの制度を検討しながら、見直しを考えて行きたいというふうに思っておりますが、今の状況としては、以上でございます。

質問 齋藤宏司

この質問については最後にしますけれども、本当に自主返納については、なかなか家族の理解、自分なりの理解も無いと、自主返納まで行かないと思います。本当に優良運転手だったからこそ、なかなか自主返納できないのかなという一面も見られておると思うのです。本当に自主返納しても良いような環境をつくり、そこがこれから大事なところだと思うのですけども、その辺について十分検討していた38だきたいと思います。それでは2番目の廃屋について進めたいと思います。廃屋については、本当にもう何年も前から、なかなか個人所有のことで難しいということだったんですけれども、去年から制度、法律が変わりまして、先程町長は、行政の代執行までは難しいだろうということででしたけれども、やっぱり近隣の住宅を持っている方、いろんな形で私にも何とかならないんでしょうかと、よく聞かれますけども、本当にそういう形で負担は当事者になるということが1番ネックですけども、このまま行ったら恐らく完全に飛散どころか崩壊になってしまうところもあると思います。その中で、改めてお聞きしたいんですけども、行政の代執行、どんな状況になってもやらないのでしょうか。

答弁 町長

免許の自主返納の関係については、ほかのところでは交通の足を確保するというほかに、身分証明証に替わるようなものを発行したり、そういうきっかけ作りもしているようであります。そういうこともこれからは念頭に置いて、町民の方々にPRをしてまいりたいと考えるところでございます。町民の方々から私どもも、あの建物は危ないので解体した方が良いんじゃないかというお話も伺います。本当に町でやっても大丈夫でしょうか。議員の皆さん方は、あそこを壊すのか、だったらこっちもというような話になって、さらに経費はもちろん掛ります。私が思いますのは、補助金があってもなかなか壊せない方というのは、壊してしまって、その壊してしまった費用分を町で回収するということは、債権、債務が発生して、それを徴収するということに、また多大な努力も掛ります。正直申し上げて、全額、今までの事例も含めて回収できるとは思えません。それを皆さん方の税金で危ないから穴埋めをするということであります。本当に皆さん、そこまで負担してもやってくれ、反対はしないと、全面的に協力すると、町民の皆さんが間違いなくそう言ってくれるかどうかの判断を現在、見極めているということでございます。決してそういうハードルがあるからやれないと言っているつもりではございません。そういう皆さんの総意が確認できるかどうか。そこまでお金を掛けてもやれと、さらにそうあっても、ちゃんと自分たち善良な管理をして廃屋化させない努力はする。黙っておいたら、そのうち町が壊してくれて、その分の負担は払ってくれと言われるけども、そこも頑張ってじっとしていれば差押えまではないだろうと、言葉は悪いですけども、そういうようなところの意識に絶対にならないと、間違いなく39きちっと善良な管理をするということを皆さんお約束いただけるということであれば、思い切って取り組んで行けるのではないかと思いますけれども、まだその確信が私自身、どうしても持てないというのが今の状況でございます。皆さん方の意見も町政懇談会などでも伺います。ですので、私はできれば何とか思い切って取り組みたいと、そのように考えているところですけれども、そこのところの見極め、そうであるならばどこまでの制度にするかというところで、少し時間が掛っているということを御理解いただきたいと思っているところでございます。

質問 齋藤宏司

逆に町長の方から投げ掛けられましたけども、本当に切羽詰まった段階では、それも仕方ないことだと自分ではそう思います。本当に空き家があって廃屋があるのだと思います。空き家は、利用価値があるからまだ空き家で良いのかなと、廃屋になるとその利用価値もないから廃屋という定義だと、前回、町長も答えておられましたけれども、本当に私もそのとおりだと思いますけれども、廃屋までいくと倒壊寸前だというふうにしか見えません。その中で去年、制度、法律も変わって、固定資産も6倍になるというのが出てきておりますけども、意外とそういうことも知らない方が多くて、ただお金が無いし、廃屋にすると余計に金が掛るし、そのままにしておこうという人も中にはいるのかなと思います。その中で、先程、町長からも投げ掛けられましたけれども、皆さんならどうしますと言われたときに、本当にそこまでしないといけない人もいるのだろうと思います。改めて言いますけども、私自身は、その辺では協力したいと思います。どうでしょう。

答弁 町長

現実、特に人口が密集している市街地などで倒壊の恐れがあったり、周りに迷惑をかける危険な状況だという廃屋につきましては、先程も言いましたように、120件ある中での限られた、まだ状況かと思っています。そんな中では、今、担当者を介しまして、できるだけその除却に向けて、御相談をさせていただいております。そんな中ではさまざまな制度、また、先程言われました税金の問題でありますとか、町の制度、さらには今回の特別措置法などの状況などについても、説明をさせていただいて、通り一遍の通知ということではなくて、実際には、御相談に乗っているところでございます。40また、そういうような御相談をさせていただくのとあわせて、その後の土地の売却でありますとか、そういったことに対する相談を受けることがございます。そこも不動産のいろいろな資格を持っているわけではありませんけれども、いろいろな方に事業者の方々につなぐ役目を役場の職員がさせていただいたり、そんなこともさせていただいているところでございます。今回も町政懇談会の中でも、そういう話題が当然のごとく出てくると考えております。そういった中におきまして、今私がお話ししましたような問い掛けも含めて、町民の皆さんの率直な意見をいただくことをまずしてみたいと思います。一方で、私が担当に伝えておりますのは、実際に執行するかどうかということももちろんありますけれども、そのための基準づくりというものも併せて準備しておかなければならないのではないかと。先程言いましたように空き家があって、そのまま放置しておくことによって廃屋になってしまう。廃屋であったとしても、今の助成金の対象になるものがありますけれども、さらに私が思うのは、行政代執行まで加えなければならないようなものというのは、今現在、補助金の対象になっているものから、さらにもっと悪化をして、危険度合いが周辺にまで及ぶような、そういうものではないかと思いますので、もう1段階の基準というものを持ち得なければならないのではないかと思っております。また、そこまでの覚悟を決めているわけではありませんけども、そういった一方での制度的な準備というものも併せてしておかなければならないものと考えてございます。そういった考え方などがまとまりましたら、また皆様にもいろいろお示しをしながら、御意見もちょうだいした中で、覚悟を決めていきたいなと、そのように考えているところでございます。

質問 齋藤宏司

2番目の質問も、これでよろしいと思います。最後の18歳以上の選挙権についての質問に移りたいと思います。昭和20年に25歳から20歳になったというのが、もう本当に70年ぶりの18歳以上の選挙で、自分でも、こういう形で18歳以上、かなり期待していたこの選挙結果は。意外と蓋を開けると31.何%、大空町だけで。全国で見ると20%ぐらいだったと思います。本当に何でこんなに低いのか、意外でした。今は違う意味でも、本当に大学生が中心になって、いろんな意味で大結集していろんな盛り上がりを見たところでもありますけども、意外と蓋を開けると一部の人間だけだったのかなっていう気もします。自分が選挙をするという意味が、いまいち薄いのかなと思います。41その中で先程も選挙管理委員会委員長から説明がありましたけれども、いろいろな取り組みをしているんだっていうことだったんですけども、その中で本当に18歳になって選挙権、どれだけの意味があるのか、再度、検証していただきたいと思います。その中で、これからのことですけども、これからいろんな選挙があると思いますけれども、もっと具体的に何か他に、先程パンフレットとかいう話もありましたけども、もう少し突っ込んで何かあればお聞きしたいと思いますけど、どうでしょうか。

答弁 選挙管理委員会事務局長

ただいまの齋藤議員からの質問に対し御答弁を申し上げます。本年7月10日執行の第24回参議院議員通常選挙における投票率は、先程申し上げましたとおり、61.57%となっており、平成25年7月21日執行の第23回参議院通常選挙の投票率58.00%と比べ、3.57%の上昇となっております。投票率が上昇した主な要因は、期日前投票率が17.47%から21.85%へ4.38%上昇したことによるものであり、期日前投票制度が浸透し、投票場入場券のバーコード受付の対応、期日前投票宣誓書の入場券の裏面に印刷等により、受け付け時間の短縮化が図られたものにあるものと分析しているところであります。現在、国においては、選挙人の投票環境の向上を取り進めており、本年12月2日に公布された公職選挙法及び最高裁判所裁判官国民審査法の一部を改正する法律において、最高裁判所裁判官国民審査の期日前投票期間が衆議院議員総選挙と同じ期間とされました。また、期日前投票事由に天災または悪天候により投票場に到達することが困難であることが追加されました。町選挙管理委員会としましては、今後とも、公職選挙法等の改正について注視するとともに、年4回の選挙人名簿の登録についてのお知らせを行う際、選挙啓発パンフレットの送付を引き続き行うこととしております。また、今後行われる選挙の際には、広報紙及びホームページでの啓発や他市町村での優良啓発活動の導入など、啓発活動の再検討についても進めていきたいと考えているところでございます。以上申し上げまして、御答弁とさせていただきますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 齋藤宏司

これで最後にしますけども、今、具体的なことを事務局長から説明を受けたところであります。18歳以上、日本は本当に遅いぐらいで、世界ではもう192カ国中92%、ほとんどが18歳以上の選挙であります。本当にその中で、18歳、19歳どうなのかということまでは、確認しておりませんけども、やっぱもう少し選挙に対する心がけ、これは本当に選管だけのことではないのですけども、そういういろいろな形で具体的に、例えば教育委員会の方もそうなんですけども、そういう形で、いろいろな形でできるだけ選挙に携わる喜びとまではいかないのかもしれませんけども、自分に対しての1票の重みというのをもう少し検討していただきたいと思います。以上、これで終わります。

答弁 選挙管理委員会事務局長

先程も答弁させていただきましたけれども、10代の投票率及び20代の投票率もかなり低い状況となっております。投票率向上に向けて、啓発活動等について再検討行い投票率の向上に、なお一層取り組んでいく所存でございますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

出典:大空町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月20日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる