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新冠町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月14日

運転免許自主返納について

2018年12月14日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「運転免許自主返納について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
伹野裕之 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 伹野裕之

11番伹野裕之です。議長より発言の許可をいただきましたので、運転免許自主返納について通告に従い一般質問いたします。認知機能の衰えによる運転操作ミスなどが原因で、高齢者ドライバーの重大事故が増加傾向にあります。昨年3月施行の改正道路交通法で75歳以上の運転免許保有者への認知機能検査が強化されたこともあり、運転免許証を自主的に返納する高齢者が増えています。自主返納制度とは、有効期限が残っている運転免許証を自らの意思で返納する制度のことで、警察署や運転免許センターなどで返納することができます。ただし、有効期限が過ぎていて運転免許証が失効している人などは返納の申請はできません。自主返納した人は、希望により運転経歴証明書の発行を受けることができ、この証明書は運転免許証と同じように金融機関などで使用できる公的な身分証明書として認められています。また、有効期限がないため申請の必要はありません。外観も運転免許証にそっくりなので、気軽に利用できるようになっています。道警運転免許試験課によりますと、一昨年の自主返納者は1万400人、うち65歳以上は9749人。これに対し昨年は、1万4354人、うち65歳以上は1万3599人と4割も増加しており、今年も4月末までに4802人、うち65歳以上は4597人と昨年並みに推移しており、法改正が返納者数を押し上げていると分析しています。一方で、自分の運転に不安を感じつつも生活の足として必要とのことから、返納に踏み切れない現状もあります。当町においては、市街地から遠く離れた地域で暮らす高齢者から車を奪うことで、コミュニティバスやタクシーを利用することとなり、金銭的、時間的、また精神的にも負担をかけることになりあずましく生活を送ることができなくなると思われます。この課題を解決するのには、行政の支援策が必要となります。国土交通省は、返納した高齢者の移動手段を確保するため、3月29日にタクシー業界団体などに運賃割引を促す事務連絡を周知しています。事務連絡では、各事業者が身体障がい者らを対象に行っている運賃割引の対象を運転免許証を返納した高齢者にも拡大するように促しています。これに伴い、道内の自治体や交通事業者も返納者に向け交通費の割引助成や商品券進呈などの支援を実施する動きが広まっています。道のまとめでは、自主返納者を対象にした支援策を行う主な自治体、交通安全協会などは、昨年約20市町村だったのが今年2月には約40市町村と倍増。また、北海道運輸局によると道内の交通事業者もバス6社、タクシー8社が実施中となっています。支援内容は重複してますが、自治体ではタクシー券配付など交通費助成が20市町村と最多で、運転経歴証明書発行手数料1100円の助成が17市町村、商品券などの進呈が10市町村、この他運転免許証代わりに身分証明書として使える住民基本台帳カードを無料で交付する自治体も数多くあります。交通事業者は、運賃や定期券の割引が中心となっています。当町もこの問題に直面していることは間違いなく、町としても自主返納者に対して手厚い支援策を講じるべきと考えます。町長の考えをお伺いします。19

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

伹野裕之議員からのご質問の、運転免許自主返納についてお答えいたします。近年、高齢運転者による交通事故は年々発生件数が増加していること、および複数の人を巻き込む重大事故を引き起こすという事件も起きていることから、大きな社会問題の一つとして位置付けられつつあると認識しているところでございます。昨年3月12日に施行されました新道路交通法改正においては、検査によって認知症の恐れがあるとされた場合医師の診断が義務付けられ、診断の結果認知症と判断されたなら免許停止あるいは免許取消しとされる法改正になってございます。また、政府においても高齢運転者による交通事故防止対策に関する関係閣僚会議を一昨年11月15日に開催し、改正道路交通法の円滑な施行に万全を期すること、さらには高齢運転者の交通事故防止対策に政府一丸となって取り組んでいくために、高齢運転者交通事故防止対策ワーキングチームを設置し、効果的な運転免許の自主返納についての取組みを促進していくことを決定しております。このような立法面と政府の取組みに加え、町としても運転免許の自主返納に向けた取組みが必要であると考えており、新年度予算策定に向け高齢運転者が運転免許を自主返納しようとする背中を押せるような具体的な取組みを、検討してまいる考えでございます。平成29年12月末現在、当町における65歳以上の人口1715人のうち運転免許所有者は901人となっているところであり、高齢運転者の多くが運転技術に支障があるとは思えませんが、自己の運転技術を見つめ直し自主返納を考える機会は必要と思っているところでございます。また、地方で暮らす高齢者にとって、車は買物や通院になくてはならない交通手段という方も多いと思います。これらのことを総合的に考えますと、講じる対策は多岐にわたり、決して交通安全に限った問題ではないと考えるところであり、自主返納の促進も含めた高齢運転者の事故防止に向けた方策の検討を進めていくこととしたいと考えているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。

再質問 11番 伹野裕之

今町長の答弁で具体的に検討に入るという答弁がありましたけども、実際どのような対策を講じるか事例が発表されませんでした。私思いますけども、国交省の通知に従い、最低でも身体障がい者同等の支援、助成をすべきと思います。でも、それ以上の手厚い支援が我が町には必要かと思います。例えば、町のコミュニティバス利用に関しては全線無料。タクシーに関しましては、町内事業者のタクシーに限り割引助成を行うなど考えてはいかがでしょうか。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

伹野議員の再質問にお答えします。やはり伹野議員の提言は提言としてお聞きいたしますが、やはり平等性というものも必要になってくると思いますので、それに向けては先程も申し上げましたように新年度予算の中でいろいろ検討して、どこからも指摘のないような方向性を出したいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。20

出典:新冠町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月14日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる