みんなの議会

津別町議会 平成31年第5回定例会 2019年6月20日

運転免許自主返納支援について

2019年6月20日、津別町議会の一般質問で、渡邊直樹議員が「運転免許自主返納支援について」質問し、町長 佐藤多一、教育長 宮管玲が答弁しました。

質問者
渡邊直樹 議員
答弁者
町長 佐藤多一、教育長 宮管玲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは二つ目の質問に移りたいと思います。運転免許自主返納支援についてであります。昨今、高齢者による重大な交通事故が増える傾向にあり、被害者ばかりでなく加害者としてつらい思いをする場合も多くなってきています。車を運転できることは、田舎暮らしに大変便利で手放しがたいものですが、そこで運転免許を自主返納された方への支援を検討できないでしょうか。お聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

運転免許の自主返納に関する支援の関係でありますけれども、この件につきましては、平成 29 年6月の定例議会で小林議員さんからも同様の質問を受けたところであります。運転免許証を返納された方への支援策につきましては、平成 28 年度より津別町交通安全協会が、運転免許証の自主返納に際しまして「運転経歴証明書」の交付を希望する方には、申請手数料として 1,100 円全額を助成しているところです。実績といたしましては、平成 28 年度が9名、平成 29 年度が7名、平成 30 年度が4名というふうになっております。― 61 ―運転免許証を自主返納された方の新たな支援については、その後行っておりませんが、これは期限を切ったバスやタクシーの乗車助成、こういったものなど一時的な支援では根本的な解決にはならないと考えるからでありまして、また、そもそも免許をもっていない方との関連もあり、免許の有無にかかわらず、この町に住んでいる方に対し、一定の足の確保を行うことが重要であると考えているところです。現在、昨年度に提出されました「津別町地域公共交通に関する考察書」に基づき、今年度から具体的な取り組みが行われることとなっておりますので、この中で、問題のより細かな対応が図られるよう進めてまいる考えであります。以上です。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 津別町の免許返納の場合は、美幌警察署で行われていると思いますが、その際、警察署の窓口で津別町役場で返納の支援があるかないか確認してくださいというようなことも言われたというふうにお聞きしています。もちろん、それぞれ町で独自に制度がありまして、いろいろあると思いますが、それが原則であると思いますが、津別町も美幌警察署という意味で言えば、津別町もカバーし所管する警察署であります。それを取り持つ両町でありますので、津別町も、美幌町も交通安全対策として考えられた制度であります。この交通安全対策という部分の観点から進めることはできないかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

美幌町と津別町は同じ美幌警察署管内に入っているわけですけれども、オホーツク管内全部を見ても、それほど大きな対応をとっているところは見かけられません。どこも大抵の場合やっているのが、申請手数料 1,100 円の助成。これについてはあちこちでやっているのを見かけるわけでありますけれども、美幌町は美幌町の考えで前土谷町長のときに始まったわけですが、確か2万円を1年間ということでありますので、それも美幌町の考え方で進めておりますけれども、津別としては同じようなことをまたやったとしても、その後どうするんですかということに必ずなってくると思います。であれば、免許をもたない方の状態も含めて返納された方は今度同じ立場になりま― 62 ―すので、それに対して町として少し上手な交通機関の動かし方というのを検討していくべきかなということで、それが今始まったと思っています。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 答弁にもありましたように持っている人、持っていない人。返した人、返さない人という部分はあります。私自身は「特別、返納したから、私免許持っていないからそういうことっておかしいよね」というお話は直接聞いたわけではございませんが、全道には自治体として管内にはあまり少ないという話でしたが、当然全道としても少ないわけですが、自治体として運転免許返納に対する支援をしている自治体は確かにあります。おおむねタクシーチケットや回数券やコミュニティーバスの利用券などという部分で、町長が言うように一時的なもの、恒久的なものじゃなくて、制度というよりは免許を手放した直後、手放した後のその不自由さ。持っていなかった方が行ってきた生活じゃなく、持っていた方がその一時今まで以上に不自由になるという、その部分を考えた気持ちのあたたかな制度ではないかなと。不公平、不平等というよりは、あたたかな気持ちで行っている制度ではないかなと。美幌町はおおむね毎年 100 人ほどの返納があるようですが、津別町は当然町の規模も考えましてそのような規模ではございません。1回限りでとか、不公平だということではなくて、温かな気持ちで今後頑張ってくださいという思いでこういう支援制度はできないかなと私は思うのですが、町長はどうでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

これはほかの町村の例も見ても、多くは民間の力も借りてやっている。行政ばかりが対応をするというのではなくて、全国の高齢者のドライバーの支援のところを見ても、そういうものが圧倒的に多くなっています。この運転経歴免許証、これは身分証明の役目も果たすわけなのですけども、今の免許証と同じような形になっておりますけども、写真がついて。それを提示すると、例えばイオンの買い物をしたときに1割引きになるだとか、あるいはタクシーに乗った時に、それに加盟しているタクシーの会社では料金の1割を支援しますというようなことだとか、そういった類のものがたくさんあります。ですから例えば、それを免許証を使って議員がおっしゃるように、今まで持っていたものをなくすわけですから、― 63 ―大変だねということで、例えば地元のどこかに買い物に行ったときに、5%割引きになるだとか、10%割引きになるだとかそういったことも。あるいは渡邊さんの床屋に行くと1割減になるだとか。そういったことも地元の商工会とも協議しながらやっていくということは可能なのかなと思います。町として例えばお隣のように2万円を一時的に交付するだとか、その分を対応しますということは今の段階で私のほうでは考えておりません。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 この返納に関しては先ほど町長からもありましたように、2年ほど前に小林議員からもありまして、やはり公共交通の整備が一番だというのは認識しているのですが、なかなか即解決という問題ではないわけでございます。例えば津別町では、新生児の誕生祝品や長寿記念支援事業などのように人生の節目として、私は思っているのはそうなんですが、人生の節目としてお祝いという形とか、そういう形で行っている事業も続けてらっしゃる事業がございます。そういう部分で私が求めるのは、あまり大きいことではないですが、そういう部分でご苦労さまでしたという形で、そういう制度が始められればいいなと思っておりますので、その部分を考慮いただいたということで、伝えたということで、次の質問に移らせていただきたいと思います。3番目です。公共施設の活用についての質問でございます。津別町複合庁舎建設等まちなか再生基本計画で、拠点施設に図書館が計画されています。平成 29 年に策定した、津別町公共施設等総合管理計画では、町の公共施設の現状や課題を整理し、将来を見据えたあり方について、計画的なまちづくりを目指しています。そこで、町の公共施設の活用についてお伺い致します。3月の定例会で、図書館整備計画について図書室の現状や課題、新しい図書館の役割について教育長に質問させていただきました。その中で、旧庁舎を再利用して図書館とした自治体の例を提示しまして話をさせていただきました。意図としては耐震化や長寿命化の観点、また司書の配置などについても町の図書館として通年開館できる、そういう観点からも多くのメリットがあるのではないかというふうな趣旨で説明させ― 64 ―ていただいたのですが、私の力量と言いますか、質問の趣旨が十分に伝えられずに、教育長の答弁としては、町の図書館と学校図書を切り離した形でのお答えだったわけでございます。そこで、今回は町長にお聞きしたいと思います。将来の人口動向、財政状況も踏まえまして、津別小学校の昭和 49 年築校舎部分を町の図書館として改修し、新たな役割を持たせる検討はできないかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

公共施設の活用に関連して、小学校の改修に伴う図書館についてお話をさせていただきます。この複合庁舎建設等まちなか再生基本計画につきましては、多くの町民の方々からご意見をいただき、平成 30 年7月に成案を得て、現在計画にのっとり事業を進めているところであります。図書館の整備につきましても、計画で定めたコミュニティゾーンの拠点施設の一つであり、その必要性は「社会教育中期計画」の中においても平成2年以降ずっと書き込まれてきたところであります。議員におかれましても図書館の必要性につきましては受け止められているものと思いますが、建設にあたっては「津別町公共施設等総合管理計画」に関連させ、既存の公共施設の活用を考えるべきではとのご意見だと思います。この総合管理計画につきましては、今後 30 年間(正確には 28 年間)になりますけれども、津別町の人口は約4割減少するとされていますことから、資産更新費用の削減を図る観点から、公共施設全体の延べ面積を4割削減することを目標としています。そうしたことから、今後長寿命化する小学校校舎の一部を図書館として改修活用してはとのご意見は理解できるところではありますけれども、他の計画において既に決定された方針に、差しさわることのないよう進めていくことが大前提であると思います。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 いろいろ立場によってもあるかと思いますが、まちなか再生計画の中で図書館の役割、今ありましたように、その必要性という部分は理解しているつもりですが、コミュニティの場としての理解はできるところなのですが、津別町公共施設等総合管理計画から、公共施設として図書館を見たときに今後予想される人口減少に加え、税収の減少が予想されています。― 65 ―その中で緊急性があるとして、現在進められている複合庁舎と消防庁舎の整備が現在進められているわけでございます。まちなか再生計画での中心市街地、半径 500 メートルという設定からみましても、公共施設としての取捨選択の必要があるのではないかなと私は思うわけなのですが、町長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

まず、これが公共施設等総合管理計画、皆さんもお持ちかと思います。これは平成 29 年3月にでき上がっています。そしてその翌年、平成 30 年の4月に津別町複合庁舎建設等まちなか再生基本計画ということで、この総合管理計画の後に、これを承知した上でこれがつくられているわけです。その中で図書館の必要性に触れられているところです。それは全部読むといろいろありますけれども、津別町には、昭和 33 年に旧役場庁舎を改築した津別町旧役場庁舎を改築した津別公民館の付属図書館として設置された後、昭和 44 年に青少年会館、そこの落成を機に老朽化した公民館からの移転を経て、昭和 57 年9月に津別町中央公民館内に設置され、今日に至っているということです。そして生涯学習の場として、これまで町民に親しまれてきましたと。しかし、施設の老朽化や蔵書の増加によるスペースの不足、それと近年の公共図書館に求められる機能の変化といったさまざまな課題に直面しています。町民アンケートやこれまでのワークショップからも、まちなかへの図書館の設置を求める声が少なくありません。こうしたことから生涯学習施設、情報発信の場としてだれもが気軽に利用できる開かれたコミュニティ拠点として、図書館を新たに整備することとしますということで、この計画が議論されて、そしてパブリックコメントも経て成案になってこの冊子があるわけです。これに基づいて今進められていることでありますので、これをまたゾーニングも含めてコミュニティゾーンというのがあって、そこに建設しようということで進められていますので、今この時点で変更するとなると、それではこれは何だったんだということになってくると思います。そういうこともありますので、町としては再生基本計画、これに基づいて今進めているところであります。中身はこれから今議会等々で検討委員会で、そこでもいろいろ議論されてくると思いますけれども、建てるということについてはゾーンの中に新― 66 ―築をしていくということになっておりますので、その方向で進めてまいる考えであります。

質問 6番 渡邊直樹

いろいろな方たちがかかわった中で計画ができ上って、それを粛々と進めていくというような話もあろうかと思いますが、やはり私はその総合管理計画の中を読みますと、やはり将来を見据えた公共施設の総量などという観点もございまして、私はどちらかというと先ほど町長の答弁にもありましたように、図書館という部分のその部分をなしと言っているわけではなくて、やはりこの公共施設の活用という中で、その絶対に無理なのかというそういう部分の思いがあります。なぜかと言うと、私もやはり今の小学校を出まして、以前の 49 年築以前の校舎も私は利用している、3時代をあの小学校を利用している人間であります。教室の配置も理解していますし、現在の状況も先日教頭先生と確認させていただきました。いろいろな諸問題があり、解決すべき課題はもちろん十分あると思いますが、その部分でどちらかというと小学校の 49 年築部分の校舎の活用がはっきり見えない中では、なかなか難しい問題もあるのかなと思います。津別町には、4月に木材工芸館を新たな役割を変えましてキノスというふうに生まれ変わり、新たな施設が完成しました。その部分で 49 年築校舎部分を新たな役割を与えたいと思う私の気持ちがこの今の事業でいうところの図書館という部分になるわけですが、その部分は今 49 年築の部分の活用について、どのような議論があるのかお聞きしたいと思います。今使われている状況、私も現状を見せていただきましたけど、十二分に利用していると私は到底思えないのですが、あそこの部分の耐震化を図りまして、長寿命化されていくと思うのですが、今のままでいくのか、それとも大規模な何か改修を行うのか、その考えがあればお聞きしたいと思います。校舎の部分です。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

現在の校舎の活用の1階部分ですけれども、普通教室として使用。それから特別支援学級教室として使用。資料室として使用。もう一つは保健― 67 ―福祉課のほうがミズナラ倶楽部で使用と。四つの教室を1階部分で使っております。一番突き当りの部屋につきましては、倉庫的な扱いとして活用しております。今後の活用についてですけれども、先ほどの篠原議員の質問と関連しますけれども、今後やはり特別支援学級の教室増ということで、2階部分を改築して環境を整えてきましたけれども、まだまだ個別学習の教室等が必要になってくることが想定されます。また、今後の学習の形態として習熟度別の学習ですとか、形態が変わってきて、個別の教室が必要となってきますので、49 年築校舎部分につきましては学校の新たな教室環境整備ということを想定しております。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 最後になりますが、私も見せていただいた現状、私の母校ですので目をつぶっても歩ける校舎ですが、見せていただきました。今いろんな子どもたちがいまして、空き教室を有効に活用しているという言葉はわかるのですが、物置みたいな形でいろんなものを置いている中をセパレートして、小分けにして、机、テーブルを置いているみたいな、そういう形でございます。私はどちらかというと、図書館がテーマとしてあがってくるのですが、やはり今これから進むというところで、複合庁舎、消防庁舎という部分はもう大きく動いている部分でございますし、やはりこれから動かなきゃいけないという部分は、やっぱり十分に議論しつくさなければならないのではないかなと。その公共施設管理計画の中から見ましてもそう思います。今後、更新を検討しなきゃいけないものの中に、間違えなく 44 年建築の児童館がございます。もちろん長寿命化させて利用させていくのでしょうが、一方、学校の空き教室という意味で言うと、今使っていますという言われ方をするので、その部分は訂正にあたるかもしれませんが、その 49 年築校舎の活用を十分に考えなければ、公共施設としてその部分は重要な課題ではないかなと思います。逼迫する財政状況や将来にわたっての取捨選択など、適正な公共施設の総量を十分に検討するというふうに公共施設管理計画では書かれておりますので、その部分を十分に検討しつくしていただいて、計画を立てていただきたいと思います。町長から一言あればお受けして終わりたいと思います。― 68 ―

答弁 町長 佐藤多一

そうであれば、むしろ質問のご趣旨としては、これから長寿命化する学校の有効活用についてとか、そういうお話になってくるかと思うのですけれども、これは図書館の位置をこっちにまた戻そうということですから、それが主体になれば先ほどのまちなか再生基本計画の変更についてというふうなご質問の内容になってくるかなと思います。それは、もしそうであれば、それではここまで時間をかけてずっと町民の方たちともゾーニングも含めて何度も何度もやってきたものを、そして概要版もすべて町民の方に一人一人に配っている中で、なぜ変更しなければいけないかと、また大きなところに立ち戻っていかざるを得ないです。そうなると、すごく大きな問題になりますし、いったん計画として定まったことが、どれについても1回決まったけれども、もう1回根底から見直していこうというような話になると、いろんなものがなかなかもう決められなくなってくる状況になるのかなと、ちょっと感想として思っております。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 ちょっといろんな部分で、公共施設という部分であれば町長でしょうし、教育部門であれば教育長であったと私も思います。先に話も私はしましたが、3月の時点で私は教育長に図書館建設という部分の図書館のあり方について質問をさせていただきました。その中で町長が最後に手を挙げられて、今までの計画がある中で、じゃあ図書館をどこに持って行けばいいんですかと。職員の配置も含めて考えなきゃいけないんですよという問題があったので、私としては図書館をなしといっているわけではなくて、やはり町長のこの答弁にありましたように、図書館は建設するとしてもいろいろな可能性があったという、そういう今までのいきさつをお聞きしたかったと。そういう中で、公共施設の活用という中で、やっぱりゾーニングの中であたる部分は学校だったと。あまり今利用されていない部分が多い 49 年築の校舎を何とかそこをそういう形でできなかったのかという思いがありましたので、質問させていただきました。十分いろんな形で重複させていただきまして、どうも申し訳ありませんでした。以上で終わります。― 69 ―

出典:津別町議会 平成31年第5回定例会 2019年6月20日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる