大空町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日
観光町度について
2015年6月23日、大空町議会の一般質問で、品田好博議員が「観光町度について」質問し、町長、議会事務局長が答弁しました。
- 質問者
- 品田好博 議員
- 答弁者
- 町長、議会事務局長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 品田好博
平成27年の第2回大空町町議会定例会において、一般質問をさせていただきます。順次、質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。1番目です。エキノコックス症感染予防対策は、必要ないだろうか。この質問は、ある住民からの政策提案がきっかけであります。この方は、自宅の庭にキツネが頻繁に立ち寄ることにより考え、調べ出したものと思います。問題提起はこうであります。エキノコックス寄生虫を持っているエゾヤチネズミを捕食することによって、キタキツネが感染することがわかっております。その糞が大気中に飛散され、人体に入ることにより、感染してしまう恐ろしい病気であります。そこでお聞きをしたいのですが、当町の感染者がどのくらいおられるのか。特定健診の助成による受診率は、どの程度なのか。キツネのエキノコックス感染率は40%程度と言われております。手立てを講じなければならないと考えますが、どのように考えておられるか。小清水町や根室市等の駆虫薬散布の取り組み方を見て、当町において取り組む姿勢が必要ではないかと思います。町長の考え方をお聞かせください。2番目の質問でございます。我が町の観光力、観光町度はどの程度なのか、観光力を延ばす手だてはあるのでしょうか。日本政策投資銀行北海道支店で公表された観光力、観光町度についてお聞きしたいと思います。それによりますと、観光力とは、訪れた観光客を日帰り客、日本人宿泊客、外国人宿泊客に3区分し、それぞれの平均的な観光消費額、単価をもとにはじき出したポイントを算出するものであります。観光町度は、それを人口で割って、指標とするものであります。我が町の観光力指数は、191ポイント、道内52位、観光町度は24.4ポイント、となっており、39位ということであります。道内30位までが新聞等で公表されましたが、管内においては、観光力で北見は、大きく伸ばし、網走を抜いて10年前に比べ、ポイントを伸ばしたということでございます。北見市が766ポイント、14位、網走が689ポイント、15位でございます。前回は、網走が894ポイント、北見市は447ポイントとダブルスコアで網走が先んじておりましたが、このたび大逆転となったことであります。この資料は、その町が観光によって、どのくらい潤っているかの尺度と成り得る指標を提案するものであります。ここから、何を学ぼうとするかは、それぞれの自治体で判断されるものであろうと思いますが、町長は、ここから何を感じ得られたか聞かせください。平成27年度は、地方創生元年と言われています。我が町の総合計画は、佳境に入っておりますが、観光計画はどのような位置づけになっておるのでしょうか。この機会に再度、観光計画のあらましをお聞かせ願えればと思います。国による先の地域住民生活等緊急交付金は、地方への好循環、拡大に向けた緊急経済対策として打ち出されました。消費喚起、生活支援策に対する交付金及び地方版総合戦略の早期策定及び先行自治に対する交付金の二本を柱とした制度が創設され、平成26年度補正予算が成立したところであります。地方創生先行型には観光振興が大きく謳われているところであります。総合戦略を描く上で、欠かせない重要なパーツとなると考えますが、町長の所見を伺うものであります。それぞれの地域に合った戦略づくりに取り組むことが望まれておりますが、単に従来の延長線上の施策や、事業を継続するのではなく、創意工夫を凝らし、成果につなげていかなければならないと考えますが、いかがお考えかお聞かせください。以上、2点にわたり質問をさせていただきました。よろしく御答弁お願いいたします。
答弁 町長
品田議員からは、2点について一般質問をちょうだいいたしました。1点目でございます。当町におけるエキノコックス対策等についてでございますが、現在、当町でエキノコックス症の発症を把握している方は、6名でございます。治療中の方が2名、治療を終えられている方が2名、既に亡くなられた方が2名いらっしゃいます。ここ10年での発症者は、平成26年の1名でございます。ただし、この数値というものは、国民健康保険加入者の数でございまして、その他の社会保険等については、私どもでは十分確認ができていない状況でございます。また、北海道も市町村別の状況については公表していない状況にありますので、御了解を賜りたいと思います。町では、毎年小学校3年生と中学校2年生を対象に、町内の医療機関で健診を行っております。さらに住民健診、成人の方々につきましては、5年に1回、集団検診時にこのエキノコックス症について確認をさせていただいております。小学校3年生と中学校2年生の受診率、受診者数でございますが、平成22年度62人、48%、23年度80人、47%、24年度83人、60%、25年度58人、42%、26年度59人、43%となっております。住民健診時の数でございますが、平成20年度423人、平成25年度620人で、この中で、いづれも陽性、エキノコックスと判定された方は出ていない状況でございます。エキノコックスという名前の寄生虫が主に肝臓に寄生して起こる病気でございますが、幼虫が寄生した野ネズミをキツネが食べ、それが体内で成虫となったキツネや、その糞に直接触ったり、糞に汚染した野菜や果実、山菜または沢水などを口にすると感染の危険があると言われております。人や豚や野ネズミから人に直接感染することはありませんけれども、犬などについては、幼虫が寄生した野ネズミを食べるということもあり、感染媒体なることがあると言われております。感染いたしましても、すぐに自覚症状があらわれるわけではなく、数年から10数年の潜伏期を経て、上腹部の不快感や膨満感があらわれ、肝機能障害に伴なうだるさやや黄疸等の症状が現れ、放っておきますと、肺や脳に病巣が転移したり、命に係わることもある大変怖い病気であります。予防につきましては、卵が口に入らないようにするということが重要でありますので、沢水を飲まない、また人家の周囲にキツネを近づけない、さらに、野山の果実や山菜などを口にする場合は、よく洗う、さらには十分に加熱してから食べるようにするということが予防策になろうかと思います。対策といたしましては、キツネの駆除を実施をし、数を減らすという方法が1点あろうかと思います。さらに、御指摘の駆虫薬を用いた対策というのもあろうかと思います。これらは、キツネに接触させることで、体内から寄生虫を排除させ野生キツネのエキノコックス感染率を下げるということによって、人への感染リスクも下げるということが実証されているものであります。この駆虫薬を用いた対策は道内では、羊蹄山麓の8町村、さらには小清水町、根室市、小樽市などで実施をしているというふうに受けとめております。これらの地域におきましては、調査、情報収集をしたり、散布方法の検討を行ったり、さらには被散布地の選定をする、費用負担のあり方、さらに実施体制と住民の方々の理解の構築、そしてキツネの感染率調査などを検討し、取り組んでいるようでございます。また、効果を上げるためには、近隣の市町とも連携を図るということが重要になってくるであろうと思っております。これらを踏まえて、本町でも実施する場合の方法などについて検討してみたいと、そのように思っておりますので、今後も御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。次に、観光についてでございます。本年4月に公表された北海道市町村観光力ランキングでありますが、これは自分たちの町が観光によってどれくらい潤っているのかの尺度と成り得る指標を政策投資銀行北海道支店がランキングという形で提案したものでございます。このランキングは、議員御指摘のとおり観光力というものと観光町度という二つの観点で順位付けされております。本町のランキングは、観光力で52でありますけれども、ここの30以内には、札幌市を初めとして人口規模の多い都市でありますとか、大型リゾート地を抱え、長期滞在の外国人客などが多い市町村がランク付けされているように見ております。また、観光町度につきましては、長期滞在可能な宿泊施設があり、宿泊客に占める外国人観光客が多い、さらには人口に比して観光産業の規模が大きい地域がランキングされているように見ております。このため、道内では、占冠村、留寿都村、ニセコ町などの大型リゾート施設がある町村がランキングされているように見ていたところであります。こちらのランキング、本町は39位という状況になっています。これらを含めて、私なりに思いましたのは、正直申し上げまして、私どもの町、私が感じていたよりもランキングが高いところにあったというのが正直なところでありますけれども、今回は公表されたランキングというものは、一つの側面ということで捉えることができるのかなと思っております。まだこの点について十分分析には至っておりません。私どもといたしましては、観光というのは一つの市町村だけで完結できる、実現できるものではないというふうに思っておりますので、近隣の市町と連携をとりながら大空町としての役割、そういうものを考えて取り組んでいきたいと思っております。具体的には、一つには空港利用者を拡大をして、この地域に観光客を呼び寄せるというのが大きな役割であろうと思いますし、さまざまな食が私どもの地域にはありますので、その食を通じた産品の提供、さらには自然体験型のリラクゼーションも提供する、そういうことを旨としながら、観光振興に当たっていければと、そのように考えているところでございます。観光振興計画の関係につきましては、昨年、一昨年、いずれも第2回の定例会において、同様の御質問をいただきました。現在、総合計画の策定を進めております。その中の基本構想、基本計画を受け、具現化し、補完するためのハード、ソフト両面からのアクションプログラム的なものをあわせて策定をする予定でいるところでございます。こちらにつきましても、単独の市町村で実現できない部分も出てこようかと思っております。近隣市町村との広域的な連携でありますとか、さらには、観光協会の皆さん、そのほか民間事業者の皆さんとの連携を図りながら、進めてまいりたいと考えているところでございます。あわせて、昨年、国の方からは、総合戦略を策定すべしというような内容の指導が行われておりまして、町としても、現在総合戦略の策定に向けて進めているところでございます。この中に、基本目標を幾つか掲げなければなりませんけれども、今原案として持っている中には交流人口の増大というものも、この基本目標の一つに掲げたいと考えております。そういう観点からは、観光というものも、重要なことになってくると考えておりまして、しっかりとした位置付けをしていきたいと考えているところでございますので、こちらにつきましても、さまざまな御意見をちょうだいしたいと、そのように思っております。以上申し上げまして、1回目の御答弁とさせていただきます。
質問 品田好博
御答弁をいただいたところでございます。町長には、前向きな御答弁をいただいたと、大変うれしく存じておりますし。今日ユーストリームで、御当人が提案されたことに見ているだろうと、感激をしているんではないかと、大変うれしく思います。私も本当に短い時間でございましたけれども、このような具体的な政策提案を町民の方からいただいたのは、初めてでございまして、本当に当町のことを考えて一生懸命御意見を述べられている方に、本当に胸が熱い想いで一生懸命勉強させていただきました。質問させていただいたところでございます。この方は、根室に住んでおりまして、今、当町に移住をしてきた方で、根室は北海道の衛生研究所が試験的に散布をしたということでございまして、感染率が3割から1割まで落ちたということを確認したところでございます。根室市はその段階で継続をすることをしませんで、中止をしていたそうでございます。それが今日調べてみますと、感染率が一気にまた伸びてしまったということで、継続して根室市の自己財源でやるということのニュースが、課長さんの方の手元にも渡しましたが、縷々詳しく書いております。大変難しい問題がいっぱいはあろうと思いますけれども、町長さんのおっしゃったとおり、近隣市町村、広域でやるのが一番よろしいかと思います。しかしながら大変時間かかってしまいまして、どんどんどんどん時期がずれていくという可能性もありますので、衛生研究所が全てのデータを握っておりますので、いろいろな手法はあります、つくり方もあります、費用もどのくらい程度掛るかというものもあるそうでございますので、ぜひ連絡をいただいて協力をさせてくれというふうなレポートも私は当人からいただいております。大変ありがたい話だと思いますので、その部署、部署で一生懸命仕事をなさって、その成果が、各自治体に受け入れられれば、衛生研究所の方も大変喜ばしいことだと思いますし、是非やっていただきたいと、私は思っております。近隣では、小清水町がやっておりますけれども、たまたま竹田津獣医、有名な方でありますけども、小清水に在住の折、やはり衛生研究所との関係で、自治体にやるべしと進言をしてやっているそうでございます。竹田津先生は今、東川町に移住しておりまして、東川町もこれを実施しております。そんなことですけれども、残念ながら、北海道全体では広範な市町村を見ているわけではございません。しかしながら、やはり人命にかかわることございますし、町長さんがおっしゃったとおり、潜伏期間が大変長いです。この数字だけでは見ておりませんけれども、決して侮れない数字だな。道内で言えば10年で189名ですけれども、ということは各市町村1人、10年に1人出現するということでございますから、これも統計学的に見ると、何倍を掛けるとなると、ぞっとするような数字になるんじゃないか。こんな感じをしておりますので、ぜひとも取り組みを申し上げ願いまして、町長の英断をもって、やっていただきたいと、3,000ベイトというらしいですけれども、餌をつくるのに、3万円ぐらい掛るということでございますけれども、冷凍保存もできますし、これは人が口にしても、ネズミ殺しみたく影響を与えるわけじゃありません。何も危険がありませんので、やるとこからやっていくということでございまして、全部がやらなかったら効かないというのは、大きな間違いだというふうなレポートもここに届いています。あと最近は、自治体のほうで取り組みが進まない中で、動物園や植物園、大学での施設が自ら敷地に撒くことが増えてきているそういうございます。ちなみに、北大、北大植物園、円山動物園、帯広動物園、道教大釧路校でございます。そういう人の集まるところででも、実施をしてるということでありますので、自治体が急いで取り組まなければならないと思いますし、北海道で1番、そういうことではキタキツネが多いですので、取り組みを急いでやっていただきたい。町長さんの英断に感謝いたしまして、1番目は、大変ありがたく答弁聞かせていただきました。
答弁 町長
先ほど実施に当たっての課題といいましょうか、ポイントなどについては触れさせていただきましたけれども、こういったそれぞれの課題などにつきましては、既に取り組んでいる地域において、さまざまな経過といいましょうか、情報があるものと思っております。そういったものも、私どもを活用をさせていただきながら、私どもの町としては、どのような取り組み方ができるかということについて研究もしてみたいと思っております。また、その中から、やはり継続をして対策を進めていかなければならないというような状況というか、報告もなされているようでありますので、そのことも、旨としていきたいなと思っているところであります。現在、先ほど言いましたように健診については、福祉課が担当しておりますし、キツネそのものの駆除というところでは、猟友会の皆さんの協力をいただきながら、産業課が所管している部分もあります。ただ、今回のこの駆虫剤の散布というようなことにつきましては、生活環境の面から取り組むことで、感染率の低下対策ということになろうかと思いますので、これは住民の方々の御協力も頂いていかなければならないというようなことから、所管は住民課などになってくるかと思います。そういった関連する課というか、総動員でいろいろところから対策を講じてまいりたいとそのように思いますので、今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。
質問 品田好博
町長さんの方から検診率のことも出ておりましたけれども、何分小さい地域でありましてですね、なかなかお受けにならないということでございましたけれども、私もパークゴルフをやっておりまして、キツネの糞などが、ホール中に入ってまいりまして、触ったとか触らなかったかという話で、大げさななった時に1回血液検査を受けたところございますけども、身近なことだなと感じております。しかしながらまだ住民の方の意識がないわけでございますので、この検診率の上げる工夫といいますか、今800円でしたかエキノコックス血液検査、だったかなと思っておりますけども、そのぐらいであれば、全員が受ける、受けてくれと言っても受けてくれないでしょうけれども、特定健診率がそう高くございませんけれども、少なくとも特定検診を受けている方だけにでもとられるような施策があればですね。簡単には無料化が一番よろしいわけですけども、その辺のことも考えていただいて、実態に即しながら進めていくという形をやっていくことが大事かなと、その方が、やろうとする意識づけ、動機づけとなるわけでございますけども、その辺よろしく御考慮いただければと思います。
答弁 町長
一時期、エキノコックスというのが大変社会的にも問題視されて、国民の方々の関心時になった、そういう時代があったかと思いますけれども、一定程度、その対策、対応などが定着をして、最近でいうと、どちらかというと話題に上らなくなってきているような気がいたします。これらのことについて、私どもは、こういう地域で行政活動、また皆さんお住まいでございますので、決して遠いところの問題ではないということについて、普及、啓発もあわせて図ってまいりたいと思っております。また先ほど申しました小学校3年生、中学校2年生、さらには5年に1度の成人の方の検診につきましては、現在、無料で実施をさせていただいております。そのほか、御自分が何かの関係で心配であるというようなことから、改めて血液検査などをお願いをするということについては、先ほど言った健診とまた別に特別にお願いをするということから、費用負担が掛るものと思っております。そういったことなどについても、しっかりと説明をしていきながら、皆さんの多くの方々に実施をしていただけるように、これからも進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 品田好博
2番目の問題に移りたいと思いますが、町長さんもこのレポートをお読みになられて、町長さんの考え方も大変よくわかった次第で、私も決して低くはないなという風な考え方を持ってますけども、それはもうこの数字の母体であります観光入り込み数から出しておりますので、その辺はもう既に、課長、参事も管内2、3番の入り込み数であるからということは折り込み済みだということなんですけども、また後は質の向上ということだろうと思うんですね、当然当町は、女満別空港という莫大な財産がありますので、その数字が基本的なベースとして押し上げていることは間違いないわけで、今町長さんがおっしゃったとおり、大型ホテル施設、そういったものが、メジャーなものがありませんから、外国人観光客という宿泊のポイントは小さいです。町長さんによれば着地型という感じですね、これだけの成果を今上げているわけであります。例えば、これは10年に1回出しておりまして、2015年にも出しております。そのときはまだ合併をしてませんで、その当時の数字を見ますと、東藻琴は52ポイント、女満別町は110、観光町度は、東藻琴も女満別も人口割でございますので、18.4か18.5だったと、このように記憶しております。それが今191、そして、24.4ということでございまして、このレポートの中には、この10年間の伸び率というページもございます。それは残念ながら個別の自治体は載っておりませんけれども、20番までは出ておりまして、今町長さんがおっしゃったとおり、観光町度でトップを取った占冠村が載っております。小さな町ばかりです。占冠村、中札内村、北竜町、歌志内市、剣淵町、留寿都町、倶知安町、三笠市、上川町こういうふうな部類でございます。せめてもこの伸び率で入る可能性が、先ほど町度で39でしたから、かなりあったのでありますけれども、最低の20番の町でありますけども、それから大分ちょっと離れておりますので、伸び率で若干、伸び悩んでというのが現状かなというふうな感じを持っております。管内では高いですけども、伸び率的に言うと、あと一歩だなあ、そこで、私の言っている観光振興計画をしっかり持って、その数値の目指すところとか意図するところを考えながらやっていく、補完をするものは補完していくという形をとって計画にまとめていければというふうな考え方が私の中に、根底にはございます。例えば、町長も知っていると思いますけれども、この間、議運で議会報告会の後、女満別空港の場所がわからない、不案内だということで看板がないという指摘が東藻琴の住民の方からありまして、委員長初め委員が車に乗って見てきました。なるほど無かったということで、これは行政にということでありますので、上がっていると思いますけれども、そういった類のもの。もうひとつそのときに私気がつきましたけども、新しい看板が立っておりましたけれども、その中で、あらっと思いました。映画ロケ地こういうふうな表示です。私はそれを追いかけて行きました。私もどういうふうになっているのかな、もしか私のような観光客がいたら、がっくりきたんじゃないかな。多言語化の前の仕事だと思うんです。あれを真剣に探して行った人は何を言わんとしているのかわからなくなってしまうのかと。そこら辺のことを本当に整理してやっていただきたい。看板が先だ、多言語化が先じゃない。目的地の内容が大事なんだろうなと。そこにどうしても行かせるために、方法を分かりやすくするとか、多言語化とか、というようなことがポスター化とかパンフレット化とか出てくるわけで、その本体がなければ、それは呼び寄せようもないし、失望あおるだけだなというふうな感じ方も持っております。ですから、しっかりと我が町の特質、特性、従来あるもの、また後付けでも、女満別を、大空町を訴えるための事象、それを利用して上乗せ効果でもっていく、ベースメントは、あくまでも農村景観、この間も町長さんおっしゃいましたけど、何回も定例会で質問させていただきました。うちの町の観光の分析、もうわかっているはずだと思います。何が足りないか。でも造れないものは自然景観です。滝も造るわけにいきません。とんでもないことができるわけでありません。今の自然の美しさだけでは、人を呼び出せないことはわかります。そうしたらどういった施設がいいのか。どの辺、どの費用をかけてやったらいいのか。それは最初からやっていて、少しずつ、やっぱりやらざるを得ないと思うのです。一気に10億円、20億円だ、そんなことができようもありません。小さなものからこつこつとやって行く、東藻琴の芝桜のような地道な努力を積み重ねて上昇気流に乗っけていく考え方、網走が北見に抜かれたのは、このレポートに書いてありますけれども、私も話しました山の水族館です。あれが一気に押し上げた結果だと、このように書いてあります。あれも長い間掛ってやってきたもんだと思います。一気にできるものではありません。でも我々はもう20年も観光、観光と、30年もやってきたと思います。そのスタートがもしかそういうものだったら、今、完了形に近いものができたんだろうなと思いますので、そのまず意思決定をするスタンスに立ってもらいたい、やるのだというスタンスに立ってもらいたい。明日、実できるものはございません。成功するものではありません。だけどやるぞという気構えをもって計画を立てていく、それが私は、大事だろうなという気がいたします。私もこれ以上、何回も観光について申し上げることは、もうないだろうと思いますけれども、24日に総合戦略の御報告もありますけれども、そこにどのように載っているか。楽しみでありますけれども、見たいと思います。スタンスを見たいと思います。町長の考え方があれば聞かせてください。
答弁 町長
観光力、観光町度こういったものが指標として、表わされております。いろんな指標があろうかと思いますけれども、その都度、先ほど39位、52位ということがありましたけれども、そのことで、一喜一憂するというよりは、先ほど議員が御指摘のとおり、その伸び率といいましょうか、過去から見て、それが各指数の順位というよりは、指数が上がってきているのかどうなのかとそういう経年の変化、そういったものを注視して取り組みにつなげていくということが大切なんだろうと、そのように受けとめております。また、従来、町といたしましては、その観光振興計画というようなところのものは、持ち得てまいりませんでした。あるのは、総合計画というものだけで、運営をしてきたことになっておりますけれども、結果的にその都度その都度その時代のニーズにと、こういう思いはあったのかとは思いますけれども、結果として一つのストーリーというものがなくなってしまって、場当たり的になってしまっているというような、御指摘をいただくこともあり、確かにそういった側面が見てとれるのかなと、そのように感じているところであります。そうならないためにも、今回の総合計画にあわせて、観光分野に関連するところを抜き出して改めて観光振興計画という形で銘打って皆さんの意識を統一すると、その中で、ストーリーのある取り組みを行っていかなければならないものと考えているところでございます。そんな観光振興計画になるように、担当とも打合せをしながら進めてまいりたいと思っております。また総合戦略について、議会の方々からも御意見をいただくべく、担当の方からは途中経過などについて説明を申し上げ、御意見をいただく機会をちょうだいすることになっておろうかと思いますけれども、まだ現段階では具体的な事業の張り付けというところまでは至っていないかと思います。先ほど私が申し上げましたとおり、その中の目標項目として、観光というものも交流人口の増大というその項目を立てたいと、その中で、観光というものも大変重要になってくるという、その外枠の考え方について、今回は議会にお諮りをして、その方向性について、間違えていないかどうか御意見をちょうだいしたいという内容になろうかと思っております。その時々におきまして、議会からも御意見をちょうだいすることといたしておりますので、その中で御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。
質問 品田好博
私も市街地で商売をしている商業人でございます。町長さんも、よくお歩きになる方でございますので、今、女満別の市街地がどのような現況にあるか、もう肌で感じておられると思います。もう今や消費流出、調べる必要もない歴然とした現実だけが目の前にございます。大変、市街地で商売やっている者としては、本当に胸の苦しくなる日々でございます。これも時代の流れかなというふうな感じ方は持っています。ただしやはり、うちの町はなくならないはずです。交流人口は、増えて行って欲しいなと思います。観光客の人が1人でも多くこの町に滞在していただければ、それがまた勇気を奮い立たして、商売で市街地を潤そうとする人間も増えていくだろうなと、私も昭和52年に女満別に帰って来て、その思いでやりました。火の中に飛び込むような気持ちで借金を重ねてきました。66歳になりました。嘘みたいな過去です。でも未来はもう商業人として無くなるかのような感じでございます。ひとつその辺のことを考えて、全体の活性力、それは何から得るべきか、ぜひこの観光という手だての中で、考えていくということが今一番必要でないのかなと、市街地の創生と再生ということを考えてみましても、そう思うわけでございますけれども、町長の考え方、最後に聞いて終わりたいと思います。
答弁 町長
私どものような地域の中で商業活動をされていくということは、この時代の中、流れの中では大変厳しいものがあると、そのように私も認識をしてございます。まして、私どもの町の人口規模、その消費力だけを持ってこの地域に投下をいただくということであれば、さらに大変ではないかと、そんな中でよその町からよその地域から私どもの地域に訪れていただく方がこの地域で消費活動をしていただくということが大切になってくるのではないかと思っております。そんな中で、交流人口が昼夜間人口とか、いろいろな物の見方、人口の捉え方がありますけれども、そういった方々を増やして地域の購買力に結びつける、日本全体でいいますと、日本国民の数が減少している中で、海外からのインバウンドのお客様を含めて、日本の消費力というものを高めていこうという考え方を持っているのと同じように、縮小版ということになろうかと思いますけれども、大勢の方々が、この地域を訪れる機会を増やして、そしてそれを滞在に結びつける、そのことと合わせて、地域の消費活動に結びつけるというな側面がなければならないものと思います。先ほど言いました観光振興計画は、単にその入り込み客数を表面上ふやすということだけではなくて、議員が先ほど質の向上と言われたかと思います。お一人来ていただいた方が何日滞在してくれるか、何時間余計に滞在をしてくれるか、いくらかはこの地域で消費活動を行ってくれるか、というところも高めていかなければならないものだと、そのように思っております。そういう意識を持った中で、観光振興計画の策定に当たってまいりたいとそのように思っておりますし、今回の総合戦略の策定に当たっては、国は思い切った取り組みが必要と言われております。従来、いろいろ取り組んできていた側面もありますけれども、そこの域を超えるような、新しい発想を持ちながら総合戦略の分野においては、検討していかなければならないのではないかと思っております。また、こちらについては十分考え方がまとまっているわけではありませんので、何かご提案などもあれば、是非、御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと思います。
質問 品田好博
一生懸命組取り組んでいただければ、議員としても、大変ありがたいと思っております。国土交通省も2020年までに2,000万人という外国旅行者を計画しておりましたけれども、思うように進んでおりまして、多分目標を上げる、3,000万人程度に上げるというニュースも出ております。また、全国を7ブロックに分けて新しいルートづくりというものを発表するそうでございますけれども、その中で、北海道が1番で丸を囲んでおりましたけれども、道央から道東まで帯広空港と女満別空港ということなんでしょうけれど、そのエリアをなぜか1番に挙げてですね、その辺の詳しい事情わかりませんけれども、これからルート開発ができるというふうな考え方なんでしょう。国土交通省から見れば、そういったこともありますので、是非、この地域の機運を逃さず、計画値を煮詰めていただければと思います。ひとつよろしくお願いをいたします。
答弁 町長
全国的なインバウンドの外国人観光客の方々の受け入れの目標数値というものもあります。あわせて北海道でもたくさんの外国の方々に来ていただきたいと、ただ、現状、空港の状況などを見ておりますと、どちらかというと、新千歳空港一極集中型ということでありますし、新幹線の開業などといっても、道南地域にそういったお客様が多く訪れる可能性がある。北海道の中でも、東西格差というものが生まれつつあるのではないかと、そういうことで、道東と道北の地域の方々、私どもも含めて、大変な心配をしております。そんな中で、もう少し頑張っていかなければならない、そんなための周遊ルートというものは広域で、やはり考えていくべきだと、魅力あるさまざまな景観、食材、体験、そういったものは道東地域に数多くあると、それを上手に発信をして、とりわけ北海道らしいこの道東、道北地域に大勢の皆さん方に来ていただくように、取り組んでいかなければならないと、冒頭の関係といいましょうか、観光というのは一つの市町村では完結はなかなかできないということを申し上げました。そんなことから、総合戦略にどのように反映させていくかという中にあって、昨日も網走市、斜里町、小清水町、清里町、私どもの町と、とりあえず五つの町と市でもって、広域ルートづくり、また広域の取り組みというものを考えていこうではないかと、それを総合戦略の中にも、載せていきたいということでの取り組みもスタートしたところであります。そういった中で、大勢の皆さんに訪れていただく、またそれが先ほど言った地域の消費構造などにつながるというところを目指して取り組んでまいりたいと、そのように考えております。今後ともよろしくお願いを申し上げます。
答弁 議会事務局長
諸般の報告を申し上げます。先ほど深川曻議員より早退する旨の届け出がありました。ただいまの出席議員は10名であります。以上でございます。