みんなの議会

大空町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日

災害時の支出に備えるための備荒資金の会計上の処理と今後の扱い方について

2016年3月9日、大空町議会の一般質問で、品田好博議員が「災害時の支出に備えるための備荒資金の会計上の処理と今後の扱い方について」質問し、町長、品田委員が答弁しました。

質問者
品田好博 議員
答弁者
町長、品田委員

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 品田好博

改めまして、おはようございます。平成27年度の国勢調査の速報値が公表されました。大空町の人口は、7,339人、世帯数2,873世帯、人口においては、前回より7.5%減、世帯数におきましては、3.2%減ということでございます。地方創生総合戦略5年間の最終年度の目標7,098人に241人、総合計画10カ年最終年度の目標人口6,800人に、539人という予想を超える人口減の勢いに、ただ驚くばかりであります。差しあたりまして、この5年間は、しっかりとした自治体運営の歩みをしていかなければならないものと考えております。平成28年第1回定例会にあたり、町長の執行方針をお聞きをしながら、この合併10年間、走馬灯のように頭を駆け巡っておりました。初心に帰り、何回目の一般質問になりましたでしょうか。30回は超えたのかなと思いますが、粛々と進めてまいりたいと存じます。1番目の質問であります。災害時の支出に備えるための備荒資金の会計上の処理と今後の扱い方についてでありますが、道内179市町村が組合をつくって積み立てている備荒資金の残高が2015年で900億円を突破したという、報道がありました。まずAとして、この備荒資金の制度の経過について、町長からお聞かせ願いたいと思います。Bとして災害以外でも自由に取り崩せる超過納付金の積み立てが急増している原因ということでありますが、同資金が一部市町村のタンス預金になっている実態があるとの指摘がありました。大空町においては、3億円を超える程度でありますが、一部標準財政額よりも多いという残高を持っている町村もあるようでございます。普通納付金と超過納付金があるということでありますが、私も存じ得なかったのですが、我が町の普通納付金残高と、超過納付金残高があれば、お知らせをいただきたいと思います。Cとして決算時には、参考資料として、22年度でしたでしょうか、バランスシート上にこの備荒資金が、資産として計上されていないということでありますが、何故なのか、債権として明示もされているわけですが、理由をお聞かせください。近づく公会計移行を進めている中でのことですので、質問に踏み切った次第でありますので、よろしくお願いをいたします。2番目の質問に入ります。東京電波女満別工場跡地の採納の経過についてであります。一部報道されている同会社の美幌工場跡地が建物を壊して更地の上、無償譲渡をするということがあります。大空町においても、同じように更地の上、無償譲渡の話があったのかどうなのか、その辺の経過についてお聞きをしたいわけであります。無償譲渡であっても、資産として計上すると思いますが、土地と建物をそれぞれどのように計上する考えか、お聞きをしたいんです。昨年度でしたか、施設の利活用調査をしたことがありましたが、その際、この建物は、利活用は無理であるということを認識をしておるわけであります。更地にして壊すということになれば、見積もっておると思いますが、額について御提示いただければ幸いでございます。Cとして寄附採納です。寄附採納ではありますが、この土地の再利用といいますか、利用方策について、どのような考え方をしているのか、総務厚生委員会の審議顛末書を見ている中では、研修会館の改修の関係で、この跡地に、その機能を持つ施設の建設をも視野にといったような答弁もありますが、あまり長く今の状態を続けることは、できないのではないかと思いますが、どのように考えておられるのか、お聞きかせください。以上、2点にわたり質問をさせていただきました。よろしくお願いいたします。

答弁 町長

品田議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。1点目、備荒資金組合に関することでございます。北海道市町村備荒資金組合は、戦後復興期に大地震や暴風雪などの災害が発生し、国の財政支援が十分でなかったことから、災害時の減収補填や、普及事業費の融通など必要な資金を賄うために、昭和31年に一部事務組合として設立され、現在に至っております。備荒資金として市町村が毎年度納付する普通納付金の基準でございますが、基準財政需要額のおおむね100分の1に相当する金額以上の額を組合に納付するものとされてございます。金額の合計が5,000万円に達した時、納付を停止することができますが、5,000万円を超えても、3億円を限度として納付することもできることとなっております。また、市町村の任意により超過納付金の納付が認められております。限度額は、基準財政需要額の概ね2分の1に相当する金額で、上限が30億円と定められております。納付いたしました普通納付金を使用できる場合でございますが、災害による減収補填、災害の応急事業費の支出、災害復旧事業費の支出、その他災害に伴う費用の支出などとなっております。一方で、超過納付金ついては、財政上の必要に応じ、いつでも還付を求めることができるものでございます。大空町は、平成27年度の基準財政需要額が51億7,000万円でございます。普通納付金の限度額は3万円、超過納付金の限度額は25億8,000万円となります。現在、備荒資金組合を設立している都道府県は、北海道以外にございません。ただ、災害のための積立事業を行っている一部事務組合が山口県にあると、そのように聞いております。大空町の状況について申し上げます。平成18年度当初でございますが、普通納付金が1億8,500万円、超過納付金が5,200万円、合計2億3,700万円でございました。決算が終わっております平成26年度末では、普通納付金が1億3,000万円、超過納付金が1億7,800万円、合計3億800万円でございます。災害のために、平成18年度、19年度、21年度に、普通納付金から7,000万円を使用してございます。一方で、消防の救急デジタル無線の整備において借り入れする地方債の償還財源の一部とするために、23年度、24年度に超過納付金へ1億2,000万円を納付しているところでございます。また、決算が終わっておりませんけれども、平成27年の10月8日から9日の台風災害に鑑みまして、平成27年度7,400万円、28年度2,300万円の普通納付金の支消を予定しているところであります。あわせて、デジタル無線の償還が始まってございます。まだ利息だけでございますけれども、これらについても、この超過納付金から取り崩しを予定しておりまして、平成27年度、28年度ともに150万円の返還を予定しているところでございます。備荒資金の納付、使用につきましては、それぞれ歳入歳出予算に計上し、説明をさせていただき、お認めをいただいているところでございます。また、増減、現在高につきましては、予算の参考資料でありますとか、決算における財産に関する調書に合計額を掲載して公表しております。ただ、普通納付金、超過納付金の区別をしておりませんでしたので、今後は、わかりやすくする意味でも、普通納付、超過納付の記載を行ってまいりたいと考えてございます。他の市町村では、多額の超過納付金を納付されているところもあると、そのように聞いております。私といたしましては、この超過納付金については、その都度、目的などを示しながら、必要な範囲において納付すべきものではないかと考えているところでございます。バランスシートの関係について、お尋ねがございました。現在のバランスシートは、総務省の改定モデルを使用しておりまして、記載要領の中には、決算統計における数値を記載することとなっているということであるために、備荒資金組合の納付金は、計上していないのが実態でございます。そういう記載要領になっているということでございましたので、そのような取り扱いをしたということでございます。28年度から御指摘のとおり、公会計制度が導入され、統一された新たな基準で決算なども示されるということになっております。そんな中で、備荒資金の取り扱いがどのように示されるのか、また今後、町としてその段階からどのように整理をしていくのかということについて考えながら、こういったものの公表のあり方について、検討したいと思っておりますので、御了解を賜りたいと思います。次に、東京電波女満別工場跡地の関係でございます。旧北見東京電波女満別工場は、昭和50年に町の企業誘致により進出をいただいたものでございます。町が所有しておりました土地と建物を購入いただき、51年3月から操業となりました。その後、一時的な休止の時期もありましたが、平成17年11月まで操業をいただいてまいりました。27年の11月で美幌工場を閉鎖という方針が打ち出され、会社関係者が北海道内にいなくなり、施設の管理が十分にできなくなるため、土地と建物の処分を考え、町への寄附の話があったところでございます。当然のことながら、民間への売買も考えていたようでございますが、企業誘致で進出した経過もあることから、町への寄附を優先にということで、今回の話となったようでございます。町といたしましては、その土地が民間の方々に所有された場合は、どのように利用されるか不安もございました。また、市街地のまとまった面積であること、隣接には駐車場やゲートボールセンター研修会館など公共施設があることなどから、明確に決定したわけではありませんが、一体的な活用の可能性も考えまして、寄附を受けることといたしたところでございます。寄附物件であります土地と建物は、町が売却をしたものでございます。更地となった状態での話であれば、当然のこととして購入しなければならないものと考えております。現状のまま寄附を受けた場合は、解体経費については当然、掛りますが、町が主体的に解体工事を発注できるという点もあります。しかし、寄附者が解体をするという判断となった場合には、地元に発注するということは望むべきもないのではないかと、そのようにも考えておりました。このため、会社側に更地にするということについての要請は、していないところでございます。取り壊しについては、建設後40年を経過している建物でございますので、町並みの景観も考慮し、28年度において予定をしてございます。経費につきましては4,500万円を見込んでいるところでございます。25年度に民間の施設も含めた遊休施設の利活用に関する調査を行っております。この建物の結果は、耐震補強や床の改修等、費用が高額となるということが予想され、町の施設としての活用の可能性はないと判断をいたしたところでございます。第2次総合計画等を踏まえ、今後も検討が当然、必要となってまいりますが、研修会館が建設後40年以上経過していることなどから、整備の必要性があると、そのようにしております。同様の機能の施設の整備などにあわせて検討してみるべきではないか、そのように考えているところでございます。現段階では、このような考え方のもとに、寄附を受けたということで御答弁とさせていただきます。

答弁 町長

失礼しました。申し訳ありません。間違えて答弁をいたしてしまいました。備荒資金の普通納付金の限度額は3億円となってございます。訂正させていただきます。

質問 品田好博

御答弁をいただきました。備荒資金の制度の経過、大変わかりやすく説明もいただいたとありがたく思っております。そういう経過があったこの資金ではありますけれども、私も勘違いをしていました。恥ずかしいのですが、バランスシートのことばかり聞いておりましたけども、これが入ってなかったということは、うかつだったと、自分に反省をしてるとこでございます。しかしながら、町長の今説明にあったとおり、納付金の内容、二つの納付金があるということの理解といいますか、私も知らなかったと、確かに予算書を見ても、納付金と書いてあったり、超過納付金と書いてあったりしております。返還金や支消金については、それを見逃したのも、私どもの反省すべきところということでありましたので、興味深く、この報道を見守ったところでございますけども、うちの町は本当に健康的に対応していたということで、ほっとしておりますけども、こういうことは長い間、続けられて、本当に全道でありますけれども、びっくりすると言いますか、一部紹介をしておきたいですけども、三笠市においては、備荒資金超過残額45億1,200万円、標準財政規模48億5,500万円、西興部、備荒資金超過納付額32億7,600万円、標準財政規模14億1,900万円、こういうふうな状態が長いこと続いておりまして、芦別市においては、超過納付分が19億5,000万円、標準財政は63億円ですけども、ほとんど全て芦別市においては、財政調整基金のように、出し入れを自由にやっていた。私はこの新聞を見て、原因、なぜこういうふうなことをするのかということ、新聞には書いてありませんでしたけども、いわゆる基金ではないのですが、帳簿外にしてしまって、これは、総務省改定モデル記載要領とありますけれども、全国では、今町長さんの御説明のあったとおり、北海道だけだということでありますので、総務省もそういったことがわからなかったのか、でも経理的に見たら債権というふうに我々の参考資料には書いてある。債権は資産である。それを出していないバランスシートは、まことにもって、正確性や信頼性を損なうものであるというふうに私は考えております。総務厚生常任委員会の参考資料を見させていただきましたけれども、まさしく正確性に欠け、総務省改定モデル方式は、正確、信頼性に欠ける、そんな形で書いてあります。そういうふうな中でのことですので、私ははっきりしていた方が良いし、28年度の会計決算から、これを登用していくということでございますれば、この27年度の決算時からやっても遅くはないし、そういった環境下にあるんではなかろうかと、それが事実的な本当に自らが進んで問題解決をしていくということになるんだろうと思っていますけども、町長さん、その辺、どのようにお考えかお聞かせください。

答弁 町長

各市町村では、超過納付金が非常に大きな額になっているというところがあるようでございます。先ほど申しましたとおり、私どもの町では直接的な災害ではありませんでしたけれども、消防救急無線のデジタル化、防災に対応するための整備を行いました。そういった中で、起債の借り入れも行いましたけれども、当然に町が負担をしていかなければならないものの財源も出てくるということから、そういったものを計画的に納付していくための財源として、ここに積み立てをさせていただき、それを計画的に返還をして、償還に充てているという状況でございます。また、国は、ここ何年か市町村の財政が少し、一時期から見ると厳しさが緩和されてきているのではないかと、そのような視点で見ているようでございます。それは財政調整基金の残高などに表れているというふうに感じているようであります。そんなことから、ひょっとしたら、市町村側といたしましては、そこの金額をどのように表現をしていくかという中で、この備荒資金組合の超過納付に充てているという市町村があるのかもしれないと、そのようにも考えられるところであります。今、国は、私ども市町村に対してはもちろんでありますけれども、国民に対しても、毎年度の収入の多寡だけで判断するのではなくて、その市町村の資産についても確認をし、本当に経営が大変なのか、生活が大変なのかというところを判断しなければならないのではないかと、そういう視点で物事を見ていると、そのように思います。そんなことから、いろいろな国の制度におきましても、国民に対しても預貯金の残高だとか、そういったものも一つの判定材料にするということのような方向が出ておりますので、市町村もそういう見方をされているのではないかと考えているところでございます。私どもといたしましては、当然、健全な財政運営を行っていかなければなりませんし、計画的に将来の負担をどのように対処していくかということを考えて行かなければなりませんので、それぞれ理由のある中で、それぞれ積み立てするものは積み立てをする、そのときにどういった形で積み立てをしていくのかということなどについても、議会にもお諮りをしてまいりたいと考えているところであります。また、28年度からの公会計に伴って、新しい基準が示されると、27年度やってもいいのではないかというお話もいただきました。ただ、今までずっと入れないで、例えばバランスシートについても、作成をしてまいりました。最後の1年間だけそこのところに数字を入れるということは、前年度と比較をしていくときに、どうなのかということもありますので、そこのところについては、少し検討させていただきたいと思っております。いずれにしても、28年度からは、統一的な形になってまいりますし、今までにおいても、そのバランスシートそのものには、入っておりませんけれども、私などが答弁をしたり、また、予算の参考資料などでは、備荒資金組合の普通納付金も超過納付金も含めて、私どもの基金の残高というような認識で御答弁もさせていただいておりますし、お話もさせていただいておりますので、27年度直ちにその最後の1年間だけバランスシートに組み入れるかどうかということについては、それらのバランスも含めて、もう少し検討させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 品田好博

率直な御意見を賜ったところでございますけれども、時間も時間でありますので、長いことかけたくございません。私の考え方は、そういったことが日常的にわかれば、自らどういう対処の仕方といいますか、これ多分第2弾、第3弾という形でニュース化されるというふうに、私は個人的に考えております。総務省もそういう形で動いているという、町長の今、言ったことの伏線だと考えています。一時的なことではないと思います。ですから、うち町がそういう活字に載らない町であったことに誇りを持っておりますので、ぜひ英断を図っていただきたい、バランスシートは、12名しか見ておりません。あと職員だけで、これは公開になっておりません。ホームページでは、なっているのか、常任委員長でありますけども、ちょっとわかりませんけども、なっていないでなかろうかと、私は判断をしております。そんなことなので、過ちではないにしても、いわゆる試算をバランスシートに載せないことは、いわゆる完全な複式簿記化できてない、そういう証拠であります。簡単に言いますと。ですから、資産の台帳整備事業もありますけれども、その二つ目に国は、会計処理の複式簿記化、こういったことも謳っております。まさしくそうであります。そういうことなので、私は一遍に直したくなかったら二つ用意すると、やってみて逆に勉強になるということもありますので、早い方が私は良かろうと考えておりますけども、いかがお考えですか。それと災害についてのみであるのであれば、目的基金、災害基金として設置をする、条例をつくって設置をするという形で町民にあからさまに、災害に対してどういう対応をしてるんだと、資金的な対応をしてるんだということをきちっと行政として姿勢を出すということは、この災害の多いこの時代、まさしく町民の不安に応えられるであろうと私は思っておりますんで、ぜひ御英断を賜りたい。画期的な私はことであろうと思います。画期的なことを選んですることだけでいいとはならないですけども、目的基金化をすべきだろうというふうな、どのようなこの天候、気候状態があるかどうかわかりません。3月もそういった状況でありますので、ぜひそういった総合的な考え方を持ってもらいたいなと思っております。以上、1問目は終わります。

答弁 町長

バランスシートについては、私どもの判断といたしましては、公表の仕方は、いろいろありますけれども、議員の皆様に御説明されているものは、当然、町民に公表されているものと、そのように感じております。当然、公表の仕方というものについては、いろいろあろうかと思いますけれども、そこは今後、財政の状況などについて公表をしていく、説明を加えていく中で、検討してまいりたいと思います。また27年度の決算についてから、やるべきではないかというお話もいただきました。それらについては、御提案をいただきましたので、あわせて検討させていただきたいと思ってございます。関係者の方々の御意見、またその他、不都合が生じないのかどうなのか、そういったことを確認させていただき判断をさせていただきたいと思いますので、御了解を賜りたいと思います。また、目的基金化するということでの考え方もありますけれども、実はこの備荒資金組合の利回りというのは、非常に他の預貯金から見て良いというところがございます。そんなことから、新たにその災害に伴う、関係の基金という形で作るという考え方はございません。現在そういった考え方で持っておりますのは、網走湖の環境改善基金というものが、網走湖の環境改善が、この災害に限らずですけれども、環境が激変したような対応をしなければならないような、これは災害も含めてでありますけれども、そういったときに対応するための基金として持っておりますけれども、それ以外については、この備荒資金組合の普通納付金というものが該当になるものと思っております。新しく目的基金をつくるというよりは、町民の皆様にこういう基金をもって、災害時に充当させていただいているという、そのPRの方を一生懸命させていただくということで、御理解をいただくように努力をしてまいりたいと思っておりますので、御理解を賜ればと思います。

質問 品田好博

これについては、行政内部で考えて、しっかりとして方向性を見い出していただければと思います。町長さんは話されましたけど、基準モデル方式、この新しく今やっているという市町村は16.5%、先進地です。私もこれはわかりませんし、先進地の財政指標とか公開のあり方、内容について見て比べていたければ、また、良い参考になるんだろうなと、またお金についても、今般の28年度予算に400万円程度、委託事業で考えてということございます。万全な体制で総務省は考えておりますので、こちらも遅れを取らないように、やっていただければと思います。以上です。2番目の東京電波女満別跡地のことでございます。残念なことに、美幌町とは違って、どうしてもそういった形で買わなければならなかったということですから、覆水盆に返らないだろうなというふうな考えをしておりますけれども、交渉的には、可能であったんだろうなと、隣町がそういうふうな交渉をして、うんを言わなかったということが呼び水になったということにもなるんだろうなと、粘り腰が一つ欲しかったのかなという考え方です。総務厚生常任委員会の参考資料の中でも、土地の評価が、1,379万9,000円、建物は4,778万円、こんなふうになっておりまして、6,100万円の評価額です。これを、今言ったとおり会計的に言えば、更地で何ぼ、建物で何ぼという形で計上するということになれば、それを壊せば除却損が生まれると、建物の除却損4,100万円がゼロになる。一時期増えたものが消えてしまうので良いじゃないかと言いますけども、その当年度の財政の内容に著しく悪い影響になるだろうと、固定資産台帳、これからしっかり作って行けばそうなります。ですから、これは、ただでもらったということでありますので、土地は、そのまま評価してもいいですけども、土地については、これは税務署に届けて不動産取得税を払うものではないわけですから、可能であれば、ゼロ評価でした方がよろしいんでないか。そうでなければ、4千何百万円という解体工事費は払わなければ、あの土地と家屋で4,100万いくらかで買ったということになりかねない。町民から見て、更地にして使う、また売ることになっても、今、価値は、町長さんがわかっているとおり、それにはならないです。ですから、経理上のことですけれども、ゼロにできる。町長には悪いが、官ならではあるのだけれども、ゼロで計上するということでも誰も文句は言わないのではないかという気は、もう固定資産税をとれるわけじゃないですから。誰がチェックするのか、監査委員なのかわかりませんけれども、ただでいただいたもので、使用価値がないのでゼロで上げた、これ誰がとがめるのかなと、私、職員と話をさせていただいたのですけども、ちょっと相談して見たら、ゼロにできたのならゼロで計上して、土地だけを上げとけば、壊しても痛みはそうない。4,100万円の解体工事費も、止むを得ない。そんなふうに私は、考えておるんですけども、その辺町長さん、どういう考えなのか。

答弁 町長

北見東京電波の関係につきましては、平成27年に初めてお話があったというよりは、その前段でも、いろいろなお話といいましょうか、考え方などについて御提案があったところでございます。操業が平成17年の11月までということでありますので、約10年間、実際には建物、土地を所有しながら、操業活動をしていなかったということもありまして、当初は、例えばそのまま買っていただくわけにはいかないかというような、口頭での話でしたけれども、そんなこともありましたし、更地にしたら買ってもらえるんだろうかと。さらには、その他に買っていただけるような地域の企業などはないだろうかと、そういったところの情報はないだろうかというようないろんなお話があったところであります。町としましては、町に声もかけていただいておりましたけれども、その当初としましては、どのようにそこを活用、もしどういう形であっても引き受けたという場合にあって、何に使うかということについて、議会などにも考え方を示していかなければ、ただ単に言われたから引き受けるということだけでは、いかがなものかなと、そういうことで、大分、内部協議もいたしましたけれども、なかなかその目的というところが定まってと言いましょうか、方向性すらなかなか見えてこなかったというところがございました。しかし、昨年、この北見東京電波の会社が、村田製作所のグループの傘下に入る。さらには北海道における全ての拠点を集約して、本州に戻すということもありまして、管理や不在になるということで、私どもとすれば大変不安を持ったところでもございます。一方で、総合計画の実施計画の取りまとめをしている中で、先ほど御答弁で申し上げました研修会館などの老朽化が非常に進んでいて、将来ともあのままの状態ではいけないのではないか、何とか次の第2次総合計画の中で、そういったものの建て替えなどを検討していくべきではないかという考え方が出てまいりました。あわせて、隣接している駐車場を挟んでとは言いますけれども、全体を通して、隣接している土地でもありますので、そこの一体的な活用ということも、検討していくべきではないかという方向性、しっかりしたものではないですけれども、そういう考え方も出てきたということでございましたので、町として、そういった方向で考えたいということでありました。議会での議決ということではありませんけれども、事が事でございましたので、当然、前段で議会の所管の常任委員会に説明をした中で、寄附を受けたところでございます。私といたしましては、当初、先ほど言った昭和50年代、土地、建物を売却して、町としては、代金の支払いを受けていると、その物件を今度は無償で、所有権の移転をしてもらって、さらに、今となっては、その経費の掛かる建物の解体、除却までお願いをして、その相手側に負担をさせると、さらにこの10年間、当然と言えば当然なんですけれども、今の固定資産も使ってはいらっしゃいませんでしたけれども、納付をいただいてきたということなどを鑑みた中で、全く除却をして、無償でもって町に寄附というところ、そこまでは、私としては踏み切れないとい言いましょうか、それはちょっと違うのではないかと、そのように、判断をいたしたところでございます。町として、今回その経理上の取り扱いのことについては、言われたとおり、やっぱり官ならではと言われれば、そのとおりなのかもしれませんけれども、私として、町として不利益をこうむったと言いましょうか、損をしたという考え方は、持っておりません。もし逆に企業の方々が、今回、得をしたなというふうに、もし考えるのであれば、企業誘致の中で、企業の方々に、向こうがそういうふうに思われるんだとすれば、貸しを作ったことになるのではないかと思っております。今後とも、いろんな企業の方々とは、さまざまな関係を築いておかなければなりませんので、そういったことを考えているのだとすれば、それはプラスに作用することもあるのではないかと思ってございます。私どもの判断といたしましては、先にも申しましたとおり、町ではなくて、当然、向うの所有物でありますので、民間に売るというような判断をされたときには、町としてはどうだっただろうか、どういう対応しなければならんだろうかと、さらには、もっと少し無責任な言い方になってしまうかもしれませんけれども、多少の固定資産税であれば、土地も建物もそのままにして置こうというふうな判断を企業側がされたとすれば、町とすれば、どんな対処があるだろうかと、そういったことも考えながら、総合的に今回のことについては、判断をいたしたところであります。近隣の町村の例、いいろいろな今回のことに関する事例などもありますけれども、少しずつ状況も違いますし、今回のことは、売買ではありませんでしたけども、ある意味、一つの商行為と言いましょうか、そういうところに類するところがあるのではないかと、それはお互いの当事者間による、それぞれの考え方といいましょうか、状況などがあって判断をし、了解をしたということでありますので、是非、このことについては、御理解を賜りたいと思ってございます。また、経理上の関係などにつきましては、しかるべき手続をとって、公表させていただきたいと思ってございます。そんな考え方に基づいて、今回の寄附の受託を受けたということで、御理解を賜りたいと思いますし、今後の提案ついても御指導いただければと思いますし、経理上の関係などについても、いろいろ御示唆をいただければ、ありがたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 品田好博

踏み込んだ御答弁もなされたようでございますけれども、先ほど言ったように、もう戻らないのであれば、処理の仕方を考えた方がベストだろうという考え方で、損だ、得だという時期はもう過ぎたという感じもしております。似たように、フタバ食品というのもございますから、あそこもどうなっているかわかりませんけども、買って欲しいだろうということもありますし、やっぱりそういった誘致企業といっても、そういう可能性があると、負の遺産を置いていくという可能性があるんだということも、また、頭の中に置いておかなければならないなと、またそういう時代に入ってきたという、簡単ではないということでございます。更地て商売ができるものは、駐車場ぐらいなもんですから、そういう危険性があるのだということであろうと思います。利活用については、これは行政の考え方、議会の考え方もありますけれども、やはり町民の思い、考え方、町長さんも研修会館についておっしゃいました。その話ですけども、長い間、待ってたように思います。一番利用のある施設でありますし、町民にとっては思い出の深い建物であると思います。一番最後になるという施設なんでしょうけれども、あまりクレームのかからない分野なんだなと。待ち望んでいたと思いますので、私は、構想としてはよろしいと思いますけど、遠くじゃないですけども、町民の意向をたくさん聞いて、決定をしていくっていう手立てを考えて、このニュースを発表する同時に、そういう考え方もしっかりとふれあいトークで語ってもらいながら、また大空号で語ってもらいながら進めて、全町合意のもとに、事業度の高い、喜ばれる、夢を持てる、若い者も年寄りも使える、そういった施設にしていくのであれば、誰も文句はないと思います。そういったことで、趣旨がちょっと曲がったようですけども、決して要望でございません。既に総合計画の中の視野に入れておりますので、10年後ということでなくて、そういう話をまとめながら、夢を持たしてやってほしい。さびれるばかりの市街地、そういったことを考えたときに、同じようにやっぱり不安を抱えている町民も多くいらっしゃいます。それが人口減に拍車をかける。そういうことも可能性としてはありますので、昔から逃散と言います。そういうのは動物的感覚でわかるものですから、そういう雰囲気をつくらせない、万全の体制をこの10年間でつくっていかなければ、先ほど冒頭で言いまして、本当に大変な時代が来る。少なければ少ないでやれば良いんだと、そういう問題ではない。結果そうであったとしても、そうではないと思います。そのために、今我々が、本当にあくなき総合戦略という小さなものですけども立ち向かっていこうとしているわけですから、それをくじかないようにしていただきたい。夢を持って、町長、言いました。夢を持って、今商人は夢を持てないでいます。町長の言うことは、理解できないと思います。そういうまた気持ちも察していただきたいと思います。違うとこで話せば良いのですけども、総体的に申し上げ終わらせたいと思いますけども、一つよろしくお願いを申し上げたいと思います。

答弁 町長

フタバ食品、旧女満別食品金の関係などの話もありました。当然、企業として、過去に誘致をして、その後撤退をしたという関係で、同じような状況もあったかと思います。現在も女満別食品として、土地、一部の建物を所有しているという状況にあります。今回とは状況は似ていながら、場所が町の真ん中からそうでないかというようなことで、状況が違いますけれども、女満別食品においても、売却を試みたいという企業側の意向もありまして、町として、いろいろな企業にあたるときに、そういった御紹介などもさせていただきながら、取り組んでいるところでございます。そういったことを考えますと、撤退をいたしても、そういう一度関係ができた企業とは、今後もなにがしかの関係をきちっと築いておくということも大切ではないかなと思っております。今回、資産としては、北見東京電波、新しい村田製作所の傘下で、資産の所有というところではなくなりますけれども、こういった御縁をこれからも大切にしながら、次の一歩に結びつけられるように努力をしてまいりたいと思います。また利活用につきましては、昭和47年だったかと思いますけれども、47年、48年にかけまして、当時の福祉センター、そして、現在ゲートボールセンターと言っておりますのは、当時ファミリースポーツセンターという名称で、当時の女満別町とすれば、非常に大型の公共施設を初めて造ったものではなかったかと思います。大勢の方々に何十年も御利用いただいておりますけれども、当然、今の建物、施設の設備等々につきましては、今の時代には十分対応できているとは、言えないと思いますし、一方で安全性の面などもございます。総合計画では、実施計画段階では、平成33年から36年にかけて、調査設計、実施設計、本体、外構などというふう計画をいたしておりますけれども、町民の方々の要望も高いとそのように感じてございます。こういった議論につきましても、できるだけ早く取り組みながら、財政のところとのすり合わせを行って、どのような手法で整備できるか、そのときに今回の、その用地などの活用も鑑みながら、検討させていただきたいと思っております。今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと存じます。

答弁 品田委員

有効な時間だった思います。ありがとうございました。

出典:大空町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日 議事録 PDF(102ページ) 間違いを知らせる