みんなの議会

大空町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月15日

かかる整備の位置付けはどうであったかについて

2015年12月15日、大空町議会の一般質問で、品田好博議員が「かかる整備の位置付けはどうであったかについて」質問し、町長が答弁しました。

質問者
品田好博 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 品田好博

平成27年の第4回定例会に当たり、一般質問を通告どおりさせていただきます。東藻琴の地域振興施設整備計画は、6年越しの長丁場となっているわけであります。今定例会の補正予算において、支障物件補償の計上と債務負担行為の計上をもって計画の扉が開くことになると考えています。この際、いろんな角度から質問をしてまいりたいと思います。主な質問、AからFまで質問をさせていただきます。全部を書き出すことはできませんが、一連の計画の中での質問でありますので、御理解いただきたいと前置きさせていただきます。なお、前段の同僚議員の質問事項と被ってしまいまして、町長には何度も、答弁させることになるのかと思いますけれども、お許しをいただきたく思います。Aとして、かかる整備の位置付けはどうであったかについてでありますが、当初は、道の駅構想の中から、出てきたものだと認識しております。道の駅構想も、地域振興施設も、振興の意味合いでは、同類ではないかと考えますが、施設のほとんどが収益事業をという意味で、道の駅に近い概念であろうと思います。この施設の名称は、これからのことでしょうが、国土交通省の道の駅登録は、なされるつもりがあるのかも含めまして、お聞きしたいと思います。施設完成後は、指定管理者制度の中で、運営管理させるべく考えているということで、先ほどの答弁にもございました。この指定管理料の考え方を、また運営協議会から会社形態として、立ち上げということでありますが、どのような会社形態なのか。代表取締役を初め、役員構成など、どの程度、どのようなものか、また設立の目安をどのように考えているのか、わかる範囲で結構でございますので、お示しをいただきたく思います。収益の見通しでありますが、収益ばかりではないと、振興の意味合いが強いというふうなことでございますが、財源なくして振興なしであると考えます。収支予算等ざっくりしたものは、計画当初、見させていただいておりますが、今年度は、レイアウト中心の審議になって、随分時間が経っております。その後、合同委員会の中で、実質事業計画書をたび重ねて要望しております。支所長も、早い段階でと答弁なさっておりますが、策定しておられるのかどうか。また、損益分岐点売上をどのように考えているのか。総額9億円という大きなものでありますが、将来を通して、行政負担がどう考えているのかも含めて御答弁願いたいのであります。去る12月2日の合同委員会において、従来示されてきたものと違う外観一新がありました。デザインの良し悪しは別でありますが、地域のイメージにそぐわないのではという印象を持ったところであります。ノンキーランド、そしてひときわカントリーな町並みに突然出現したシティーホテルといった感があると思うのは、私ひとりだけではないと考えます。地域の顔としてのイメージとは何か。観光にも寄与する建築物としてのコンセプトは何なのか。コンペティションでも実施したらよかろうと存じます。町長のお考えもお聞きしたいと思います。唯一、収益事業ではない、公共的な観光案内所の場所についてであります。観光にも寄与すると述べましたが、レイアウトの中に当初有ったインフォメーション、トイレの前のインフォメーションがなくなっております。ホテルカウンターまで距離があるし、客導線の悪さ、通常業務との連携上、難しくなるのではと考えますが、どのようにお考えかお聞かせください。平成26年度の2月から3月にかけて、パブリックコメントを実施しておりますが、5件で5名27件ということであります。御心配の意見、向きが多かったように感じます。現在の内容と随分、変わりました。パブリックコメント時の内容とは大きく変更があったのではないでしょうか。直近の計画、智を出し示してパブリックコメント等の多様な意見の徴収をすべきではないでしょうか。町長の町政に対する姿勢、自治基本条例の原則をどのように考えておられるのか。しっかりとしたお考えをお聞かせ願いたいと思います。以上、第1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長

品田議員からは、地域振興施設に対しまして、一般質問をちょうだいいたしました。御答弁を申し上げたいと存じます。この地域振興施設の構想段階では、道の駅という考え方と地域住民のための振興施設とする考え方の2案がございました。住民説明会の意見などから、住民を基本にした考え方を優先して取り進めるべきとのことから、地域振興施設となったものでございます。しかしながら、経営を継続的に安定させるためには、町民利用以外に道路利用者や観光客など、町外からの利用者も欠かせないものでございます。現在、あの場所で経営をされている方においても、地元はもちろんでありますけれども、さまざまなお客様がおられることと思っております。道の駅でありますけれども、登録について少し触れてみたいと思います。一定の要件を満たすことで、国土交通省の認定を受けることができ、費用負担なくカーナビやインターネット、各種の旅行雑誌や道路マップなどに位置が掲載され、集客力のアップに大きな効果をもたらすことが期待できます。また、にぎわいをつくることによって、施設のデッキや駐車場を活用した地元の皆さんによる商業行為を誘発させることも可能であります。乳酪館でありますとか、芝桜公園、女満別の道の駅などとの連携をすることもでき、効果はあるものと思ってございます。次に運営主体でありますけれども、施設の管理運営に当たりましては、指定管理者制度の導入を考えてございます。東藻琴地区の商工会会員の皆さん方を中心とした組織を考えており、今年の2月に準備会が組織されたところでございます。運営会社の設立に向けた協議がなされており、株式会社の形態と伺ってございます。今月末に開催が予定されている準備会の中で、出資金の額でありますとか、役員の方々、数などについて協議がなされるものと伺っているところでございます。指定管理の考え方につきましては、行政の負担を求めずに運営することを基本としております。ただし、公共性の高い部分もございます。町として経費を負担することも考えておりますが、現時点では、営業目的の要素が大きいことから、公共施設などと比較して、大きな額にはならないものと、予想しております。当然、指定管理者としての適性度を判定していかなければなりません。現在準備会は、法人経営にかかわる現役の職員が担っており、今後、経営方針など具体的に進めていかれるものと考えておりますので、それらを見ながら判断していくこととなろうかと思います。収支の見通しは、ここまでまいりますと事業者側がさらに精査を加えるべきものと思ってございます。準備会として法人の設立に向けた協議を進めておりまして、事業計画の収支につきましても順次検討がなされることとなっております。それが明らかになった段階で議会でも報告を申し上げたいと考えておりますので、もう少し時間をちょうだいしたいと思っているところでございます。外観のデザインでございます。基本設計におきまして、ヨーロッパの山岳地帯の牧歌的なイメージとして外観のデザインを整理したところでございますが、将来にわたり最小限の維持管理経費できれいに保てるように、なるべくシンプルな造りとして、突起物を極力なくし、機能を優先させた、さらに、東藻琴乳酪館と酪農のイメージで地域の皆さんにも親しまれるように、白壁に黒のアクセントで全体を引き立たせるデザインというものも考え、観光の建築物として道路利用者の目を引くような水平ラインを基調として安定感のあるたたずまい、そして清潔感と木質の素材を使用することで、木の温もりや安らぎを表現し、敷地全体の景観が、この地域の新しいランドマークとなることをコンセプトとして、現在の実施設計の中で今回の案というものが示されております。こうして、昨年と今年の業者から二つの外観の提案という形になりました。検討の結果、シンプルで飽きが来ない、そして将来のメンテナンスにも配慮した実施設計での今回の提案のあったデザインを採用してまいりたいと考えてございます。この中にあっては、地元のシンボルとなる乳酪館とのデザインの整合性といいましょうか、類似感、そういったものについても考えたところでございます。観光情報の受発信を行う拠点施設としても、期待している施設でもございます。また、そうしなければいけないと考えてございます。老朽化した商工会東藻琴支所の移転でありますとか、今後、合併が予定されております観光協会の入居というものも想定いたしまして、事務所スペースも確保しているところでございます。それぞれの団体内部での検討も必要となってまいりますが、そういった方々に観光情報の受発信をお願いし、一元化することでより一層のPRが可能となるものと考えているところでございます。御指摘のとおり、昨年の2月から3月にかけまして、パブリックコメントを実施して、その結果について、6月の広報、町のおしらせ号で町民の皆さんにはお知らせをいたしました。その結果を受けまして、昨年の7月、8月にかけまして、東藻琴地区の全16自治会を対象として、意見交換を行ったところでございます。東藻琴地域の現在、そして将来を考えたとき、地域振興施設を拠点として活性化を図っていかなければ、疲弊してしまうというような危機感というものが、十分伝わって来たところでございます。また、意見集約におきまして、早期整備に向けて前向きな発言が多くありまして、この意向に応えるべく実現に向けて取り組むべきと判断をし、昨年の9月定例会に基本設計の委託料を補正予算として提案し、議決をいただいたところでございます。議員から大きな変更があったので、さらにパブリックコメントというお話をいただきましたけれども、私どもとしては、そのような大きな考え方の変更に至っているというふうには認識をしてございません。また、懇談会の中でも、今後さらにアンケート調査などを実施する考え方はあるのかという説明の中で、今後、今回の懇談会の意向を聞き、町として判断した後には、議会と細部について協議をしながら進めさせていただきたいということをお願いしてきているところでもございます。今後も議会と協議をしながら、この施設の整備について取り進めてまいりたいと考えておりますので、御理解、御指導を賜りますようにお願いを申し上げます。

質問 品田好博

当初の考え方でございますけれども、現存、営業なさっている方が廃業する。また、ホクレン商事がやっているスーパーも、やめるかもしれない。そういうふうないろいろな否定的と言いますか、嘆きと言いますか、そういった中からそういう活動は、当然のことだろうと、私も議会で発言をさせていただいております。全国津々浦々、地方の偽らざる局面でなかろうかと、そのように考えているわけでございますけれども、たまたまAコープさんが閉店をする。北雄ラッキーが入ってくる、こういったことの現実も耳にしているところでございます。委員会におきましても、私は食料品の行方というもの、何度も支所長に尋ねています。食料品なのか、御土産屋さんなのか、どういう食料品をやるのか、どうなのかという話も、この間の合同委員会でも発言しておりますけれども、町長答弁のように、まだ会社も設立なっておりません。まだ初めの事業計画、行政が作ったというか、コンサルさんがつくった収支予算書、そういったものでございます。まず、本当にやろうとする意識があれば、一番大事なことだろうと、私は感じているわけで、私も並行して進めてもらいたい。行政の進め方と、受け皿たる運営会社の歩みが並行でなければならないというのを再三申し上げてきたところでございます。それは、収益性という次の方に移らせていただきますけれども、道の駅の登録、これは町長さん前向きでございますから、そのとおりでありまして、我々は昔の業界で言えばパブリシティ、無料広告という分類で私は認識しております。人様が、勝手といいますか、取材をして観光物にする。その数が多ければ多いほど、物は売れるし、客も寄ってくるし、また逆に批判もちょうだいするということになろうかと思います。私はパーク場についても言ったところでございますけれども、やはり認定をもらうということが、町長さんおっしゃったとおり、人目に触れるということでございますけども、うちらはどうしてもこういったことが苦手でございますが、わずか5、6万円の金ですが、登録をしていない。指定をお願いしていないということもあります。苦手分野、大空町のPRが足りない、いろいろここ何年間も言われています。そういった手法の基本的なものをやっていただきたいと、これはまた東藻琴地区の皆さん方の願いでもあろうと考えております。そんなことで、1番目は、起点とその内容はよくわかりました。2番目は、指定管理者という体制でございますけれども、支所長さんはゼロに近いというふうな考え方を示されておりましたので、質問をさせていただいたわけでございます。99%、収益事業の新品の施設であります。それを即、指定管理という形も女満別においては初めてだろうということでございます。私の女満別地区においても、メルヘンという道の駅がございますけれども、ここに入っているテナントさんは、会社ではございませんでしょうけれども、それぞれが家賃、共益費、そういったもの負担をなさっているというふうに理解をしています。わずか何坪でしょうか、それでも必死になって屋台からコンテナからショップを継続され、テナントになったということでございます。そういった公平感というか、そういったものが、地域住民の意思を、悪く言えば、逆立てするというふうなことにもなりかねないわけでございます。そういった考え方は、町長さんの中にお有りなのかどうかお聞きしておきます。また会社形態については、私は遅いと、もうパブリックコメントから基本計画から、そういったものが進んでいる中で、1年は軽く過ぎている。そういったことが私は何回も言っているが、進まないのはどこに理由があるのか。同時に、やはりこの議決を前にして、町民の皆さん方にはっきりとした直近の数字をお示しすることが大事だと、私は、前段の同僚議員も、町民に対する周知と言っていますが、私は東藻琴の住民のための周知だけでなくて、大空町民としての周知に心がけているか。こういうことをお尋ねしているところでございますので、考え方をお聞かせください。

答弁 町長

前段の道の駅の登録についてでございます。先ほどの私の答弁につきましては、道の駅の登録についてのプラス面などの効果について述べたもので、私といたしましては、道の駅の登録というところまで御答弁を申し上げたつもりではございませんでしたので、改めて確認をいただければと思います。ただ、品田議員からは、道の駅に登録することによって、いろいろな情報が発信され、効果的であると、ぜひ登録をするべしとの一般質問ではないかと思っておりますので、それを受けまして、前向きにそのことについて検討をしていきたいと、そのように思うところでございます。また、次の点につきましても、そう大きな額にはならないのではないかというふうに御答弁を申し上げました。具体的な額について言及すれば、そういった解釈の違いというものは生まれてこないのかもしれませんけれども、現時点でそこまで具体的な数字として出していないことから、このような表現になったものをお許しいただきたいと思います。しかし、ゼロに近い99%というような具体的な数字でのお答えは、なかなか私の今の段階では、できないということで御容赦を賜りたいと思ってございます。また、メルヘンピットの整備費の部分との整合性ということもございます。そのほか収益事業として行っているものなどにおいては、さらに、東藻琴の芝桜公園などにおける売店等々もございます。そういった町内に置かれておりますさまざまな施設、それの整備の背景、また経過、経緯なども踏まえながら、今後こういった点について、整理をしていかなければならないものと思ってございます。また、設立の関係については、遅いということでございます。事業主体の皆様方が中心なって御相談をしていただいているわけでありますけれども、町もあそこに指導という形ではありませんけれども、参画をしながら、その議論の推移というものは見守りながら、また、一方ではサポートしながら進めている状況にあります。今回の御指摘の旨などについても、逐一御報告をさせていただきながら、町民の期待に応える、その新しい組織というものについては、早く御紹介ができるように、行政側からもさまざまなアプローチ、お願いをしてまいりたいと思ってございます。また、地域振興施設、決して東藻琴を地域の方々だけに情報提供しているということばかりではございませんで、広報でももちろんでありますけれども、各年次の町政懇談会などにおきましては、地域の東藻琴、女満別を問わず、全ての地域でこういった題材を掲げながら、町民の皆さん方に御説明をさせていただいているところであります。今年度も、もう既に2回開催をされましたけれども、その私どもからの情報提供の一つの項目として、掲げさせていただいております。今後も、そういうことを何回となく重ねながら、大空町全体の町民の皆さん方にこの施設の必要性なり、今後の運営について、説明を加えてまいりたいと思っているところでございます。

質問 品田好博

事業計画が遅いというのは、わかっていただけたと思いますけれども、損益分岐点の売り上げを行政は握っているのか。この前段で、平成26年度に出されているものには、そういったことはないのだけれども、当然、損益に計算をしてつくるというのが、事業計画なんだろうと思いますが、それを、行政が握ってないということは、大変なことにもなりかねないのであります。なお、質問、答弁としては、行政負担はどうなのかと、そういったことについての言及はなかったやに思いますので、再度、聞きたいと思います。

答弁 町長

今、行政での負担ということでありますけれども、それは、指定管理料ということでの行政の負担なのでしょうか。それとも今回の施設を整備する、建てていく、そのハード事業関連の負担のことであるのでしょうか。そこのところちょっと確認をさせていただきたいと思います。

質問 品田好博

支所長と2階の協議会室でお話をして、家に帰りましたら、再度お電話がありまして、町長さんの今の確認の質問を全く同じ形で、電話でされております。それがどうして町長さんのお耳に入らないのか、私ちょっと疑問なのでございますけれども、町民がまだ知り得ていない部分そういったもの、議会だけではない町民が知り得てない部分というのはあると思います。そういった形で私の一般質問がされなければ、私も意味がないわけで、これも町民の皆さん方に触れられる機会、そのニュースを与える機会として、私が一般質問しているわけでありまして、私個人の趣味や感情ではありません。そういった質問することによって、町民に触れられるということの議員としての役目でございますので、町長さんがそれだという気持ちがあれば、それで結構だと思いますよ。それで納得しなければ、質問するという形ではないでしょうか。

答弁 町長

担当からは、逐一各議員と懇談をさせていただいて、どのような趣旨かということについては、報告をしっかりと受けております。その中で、私は、行政負担というお話でございましたので、それについては、先ほどから御質問があった延長線上の指定管理料のソフト面の運営に係る部分のことなのか、それとも今建てようとしている施設の整備費に係ることなのかの御確認をさせていただきたいということでございます。大意はないのですけれども、せっかくの御質問ですので、的外れなこと申し上げても失礼かと思いますので、御確認をさせていただきたいということでございます。

質問 品田好博

いたずらに過ぎますので、指定管理料の考え方はどうなのかっていう形でも質問しておりますし、今言ったとおりで、行政負担、財源はどうであるとか、そういったことをやっていかなければ、これ歳入はないのです。全く歳入はないのです。そういったことを確認したいということで。

答弁 町長

いつも私が確認をいたしますと、品田議員は、なかなか答えていただけませんけれども、多分、今言われている言葉の端々から、歳入の話に触れられましたので、整備費の関係ではないかと思ってございます。それについても、担当と御答弁を申し上げるべく、いろいろ準備はしておりましたけれども、1回目の御質問でそこのところにまで言及がなかったので、1回目の御答弁の中では、あえてそのことについて触れないで、次回以降のところでお話もすれば良いのかなと、そのように考えていたところでございますので、十分な配慮が足りずに申し訳ございませんでした。概算の事業費、現時点で実施設計をしている段階でございますので、確定値とはなっておりませんが、総合計画にも載せて、実施計画の中などで事業費を考えてございますので、その数字として御報告を申し上げたいと思います。現段階としたしまして総事業費約8億7,500万円を見込んでございます。歳入は無いと言われましたけれども、現段階といたしまして、国からの交付金約2億1,000万円を見込んで考えているところでございます。そのほか、合併特例債が6億300万円、地域振興基金の取り崩しなどを予定しておりまして、こちらが約6,200万円ということでございます。合併特例債などについては、後の交付税措置なども制度上ありますことから、そういったものを差し引きますと、今回の整備費、実際町が持ち出す一般財源は約2億円程度と想定をしているところでございます。また、先ほど言われました損益分岐点等々の収支、これについては、過去基本設計の前段で利用者でありますとか、売り上げなどについて、住民説明会で使った資料がございますが、行政としては、その域から次の段階には進んでおりません。現在、法人、立ち上げの準備会の中で、さらに精査をしながら、そういったものについても、詰めの段階に来ていることと思います。先ほど言いましたように、遅くなっているとの御指摘でございますが、こういった関係についても、概要がまとまりましたら、議会に報告をさせて御議論をちょうだいしたいと思っているところでございます。

質問 品田好博

指定管理者制度というのは、既存の施設からやってみれば経験値が出ていますから、実績値ができますから、そういういろんな形の方式で設定をするだろうけれども、まるっきり新しい、そういう意味では雲をつかむような、新しい形で臨むわけでございます。そういう意味で、使用料、行政的には使用料、我々民間は家賃と、こういうふうなことになると思います。公会計的には、本来、事業主は、テナントであれば、これキーテナントでございますから、当然、使用料、これはあってしかるべきでございますし、什器備品も一切といいますか、ほとんど持たないという、そういう形態でございます。相当な保護のもとにやるということになります。民間では若干考えられない。例えば、ラッキーさんはどういう形で入るかわかりませんけども、家賃の幾ばくかを払うだろうし、指定管理の考え方でも新品の場合は、部屋料を取ることも可能だというふうに、私も認識を持っております。だから取れということでなくて、これはもう全て税金ですから、歳入、歳入とおっしゃっても、基金と言われても、実際にこういう行為をして、デベロッパーがあればやって、テナント募集すれば、そんなのものがなければ、返済できないわけです。そういったことができるのが官の技でありましょうけれども、それがしくじりますと、大変なことになるということは、町長さんも御存知のとおり、夕張、この 間 、 新 聞 に 出 て い ま し た 。 加 森 観 光 が 全 て の 指 定 管 理 を 全 部 撤 退 し た 。炭鉱博物館等、もうどうにもならない、そういうニュースがありました。何故なのか私はわかりませんけれども、簡単に言うと商売ですから、客が来ないんでしょう。そんなことは決してこの施設については、あるべきでないわけですけれども、この間の町長さんとの総合戦略の話では2040年、支所長に聞きました、今現在、東藻琴は何人なの2,400人、自動的に女満別は5,200人ということですね、現在。それが2,000人を割る東藻琴、5,000人を割る女満別、このはっきり出ているわけですから、そういった状況の変化の中に船出をするということの意識を私は強く持っていかなければ、進めるものは早く進める。理解を求めるものは、早く理解を求める。みんなで応援できる体制、それはもう情報公開をする。町民参加の推進を一層に図る。いろいろな角度でやられていることは、御存じですけども何分、出てこられない、意思を表示しない、そういうことでありますから苦労なさっているのはわかりますけれども、本当に、人数的には少ないものです。私が本当にちょっと聞く範囲では、本当に危ういというふうな感覚を持つ町民の方は多いと私は思っています。心配の向きが多いというふうに私は思っていまして、できれば万々歳ということではない。なお一層気を付けていかなければならないところは、気を付けていかなければならないと考えていますが、その点については、どのようにお考えですか。

答弁 町長

前例がない中で、指定管理というものの仕組みを任せて行くことはなかなか難しいことだと、それはそのとおりではないかと思います。ですので、どういった想定がされるか、各方面から分析をしながら、また出来上がってくる組織が指定管理として十分な機能を果たせるかどうか、そこのところについても、行政側として関わっていかなければならないものと思ってございます。また先ほど私、財源について申しましたけれども、運営費のことで触れたということではございません。今後、いろいろなその運営に関わる部分については、今回の議会の中で具体的にお示ししたものではございませんが、言われるとおり、どういう形のお金であっても、注ぎ込むとすれば、それは回り回って国民の税金ということになります。その大切さというものは十分に考えておかなければならないものと、このことに限らず胆に命じているところでございます。また、いろいろな観光施設などを行う事業者の方々が進出しては撤退をし、ということも他の所ではございますし、私どもの町の中にあっても、無いわけではないと思ってございます。だからこそ私は、常々この施設の交渉が始まったときから、地域の方々が本気にこの施設ができるとしたならば、その地域で根を下ろしてしっかりと運営をしていただけるかどうか、そのことについて当初から、問いかけをしてまいりました。過去にも、私どもの知る中にあっても、行政がそういうプランを持って行ないましたけれども、結果的には、そこに入っていただける方がなかなかいなかったことによって、実現してこなかったというものもございます。また、他の市町村などでは他の外資が入ってまいりましたけれども、ちょっと景気が変わってくれば、全て徹底をするというような例もあります。だからこそ、時間を掛けて、今この準備会の皆さん方々がどうやって地域に根差した運営ができるかということで真剣になって考えてくださっているからこそ、時間も掛っているのではないかと、そのようにも推測するわけでございます。出来れば万々歳と、私などもそのように決して思っているわけではございません。先の御答弁でも申し上げましたけれども、今回私どもが取り組んでいる今の目先の事業は、建物を建てる、外構整備をするというハードの部分でありますけれども、これが最終到達目標ではございません。地方創生の中にも小さな拠点を地域の中につくる、そういうソフト事業で運営するときに、国も応援しましょうという制度などもありますように、そこをどのように、地域の方々が使って、そして地域の元気さにつなげていくか、そういう本来、ソフトの分野が最も大切になってくるものだと思っております。私も、担当に話しておりますのは、ハードの分野については、ほぼレールが敷かれて、実施設計の予算もいただきましたので、ほぼレールに乗った形になりました。しかし、本当はこれからが、どんな仕掛けをしながら考えているものを一つでも二つでも実行して、ソフト部分で、この施設を有効に使っていくか、そこに私どもは、今度は英知を傾けなければならないと思っているところでございます。御心配の向きは重々私も承知をしております。そのことも含めて、昨年の地域懇談会の中では、地域の皆さんにお話をさせていただいたつもりであります。その上に立ってでも、やはり必要な施設だと、自分たちでも盛り上げていきたいという声があったからこそ、今日に至っているものと思っております。ぜひ大勢の皆さんに関わりを持っていただける、そういう施設整備といいましょうか、施設の形を作るように努力をしてまいりたいと思っているところでございます。

質問 品田好博

収益性については、自分で建てたわけではないですから固定資産税も払わなくても良い、家賃も払わなくても良い、すなわち減価償却しなくても良い、それは一体誰がやるのか、これ全部、行政ですね。減価償却する。行政コストは上がってくるということになる。そして歳入は、無いだろうと申し上げているわけです。前の細かい収支の中では、仕入れが4,458万4,000円、人件費3,870万円、一般管理費3,181万1,000円、売上1,206万5,000円、これを式で求めましたら、1億5,000万円位は当然売り上げがなければならない。そういうことになるわけです。ですから、やってしまってから、それがわかったということでは、恥ずかしいことになりますので、合同委員会中でもコンサルが悪いと言った同僚議員さんもおられますけれども、経営診断士に見てもらえば、これは簡単にわかることです。そういったきちっとしたもの、やっぱり認識をしておられないと、大変なことになったときには間に合わないだろうと。そして、最後の段になりますけれども、いわゆる純利が2.8、これは全く考えられない、私は思っております。家賃も払わない、先ほど言ったとおり、什器備品も買っていない、運転資金のみだけでやって2.8、これはとっても常識では考えられないなという、僕は気がします。やはり官だなという気持ちは相変わらず持たざるを得ません。これ以上のことは、あれですけれど、2番目については、考えてみてください。4番目、これは、みんな感覚の違いですから、そう思えばそれで私はよろしいだろうと思いますけれども、やはり東藻琴の純朴なイメージを出した方が良かろうという意見だけに留めさせていただきます。観光案内については、町長さんも御理解をしてらっしゃって、あそこに観光上の人間をということでありますけれども、導線を間違わないように、当初のインフォメーションの場所の方が私は、あそこは夜間シャッターを閉める。その方がよろしいんじゃなかろうかというふうな感じがしております。6番目について、先ほども町長、言及なさいましたけれども、私も今さらながら紐解きましたら、5人の方の問答がありました。大変有効的な問答だなという、それはホテルの稼働率について説明しておりますけれども、この問いに関しては、支所長、間違っておられることを御指摘しておきます。それは、稼働率とは客室稼働率が一般的な考え方ですけれども、定員稼働率もありますから、これは逆転して書いてあるんじゃないかなという気がいたします。そういったことで、もう1回精査をしてみたらよろしいかと思いますけど、そういう細かいところを、やはり本当は精査しないと、議員は、正直言って、これ打つ、割り算をするということはなかなかしないものです。出来てみたら疑問がぞろぞろ出てくる。それも議員の責任だという風に言われる方もおられますので、そういうことは行政がまずもって、ピシッとやってもらわないと、我々が批判のそしりを受けるということになりかねませんけど、それについてどうですか。

答弁 町長

収支のことについて甘いと、官だからこんな積算でということかと思います。だからこそ今、準備会の皆さん方が慎重に官の作った当初のその収益のところ、さらに踏み込んで具体的な計算をされていると私はそのように思っております。私どもが作りました案とは言えないような稚拙なものだけを頼りに、今会社組織をつくられようとしていることではないと思っております。また、地元に愛情を持ったそういう方々が中心となって、この受け皿となるべく、組織を御検討いただいているということでございます。私どもが今できますのは、そこのところの議論をなるべく早期に見通しを立てていただきながら、そのことをまた議会に御説明をさせていただくことかと思っております。また、先ほどから施設運営に関して、行政コストが掛ってくるということをもとに、行政としての収入が全くないではないかというような御指摘かと思います。ただ、私ども行政というのは、会計の中の歳入歳出予算、直接的なものだけを見ているわけではございません。例えば、そこで働く人たちができ、その方々が地域の中で暮らしいただくことによって、税金をお納めいただく。また、住民が減っていかないことによって、交付税の額が、今までと変わりなく、交付されるさまざまな、一つの事象だけではなくて、回り回った、そういったところまで具体的な額としては、お示しをしたことはありませんでしたけれども、そういう側面があろうかと思っております。今回のこの施設につきましては、一方で、収入を得るための施設でもございますので、特に、皆さん方、御関心が高いかと思いますけれども、収益のことだけで私どもは考えますと、その他のもろもろの公共施設などは、ほとんど収入がない中で、運営をしていかなければならないものも多数ございます。そういうことを考えますと、目先の収益だけが行政の役割なのかどうなのか、ということを常々考えているところでもございます。だから官はだめだということもありますけれども、だからこそ官の存在もあると、そういう役割を担うところが、他の公共施設などでは、官の役割ではないかと、今回のところは先ほど言いましたように、収入も期待できるところもございますので、そこのところをなるべく増やしていただけるような、そんなことを当事者はもちろんでありますけれども、町としても、いろいろな人たちをこの地域に呼び寄せる、そういう努力も相まって、取り組んでいかなければ駄目なのではないかと、そのように感じているところでございます。先に示しましたそれぞれの資料などについては、細部にわたって、御不満なところがあることと、そのように思ってございますけれども、それについては、その時期その時期における、私どもの考え方の中で作ったもので稚拙なものがあることについては、お詫びを申し上げたいと、そのように思います。ただ、先ほど言いましたように、その収益の一点だけということから、物事の御判断ではなく、地域全体として今回の施設が必要か、そして地域でどのように盛り上げていかなければならないかというところからも御指導をちょうだいしたいものだと、そのように思うところでございます。

質問 品田好博

想定外のことを考えられないというものが普通ではなくて、想定外のことを考えなければならないのは、行政であるのだろうと、私は逆にそう思います。町長さんも隣町のことは、御存知だと思いますけれども、美幌パークゴルフ場新設を断念いたしました。同じように基金を貯めて、同じようにコンセンサスを取りながら、議員は、オールパークゴルフ協会に入っております。当然、後押しをしている立場でした。ところが、やはり多額なものに関して住民がどういう行動に出たか、御承知のとおりだと思います。断念をせず、やはり利用者の1千人ではなく、住民の1万人をとったということだろうと私は思います。私は、収益どうのこうのととやかく言っているつもりはないんです。姿勢の問題だと思いますよ。収益事業が多いということは認めていらっしゃって、公共性をだけを捉えていると同じことです。そういったことが理解できないということであれば、私は危惧をせざるを得ないことを申し上げている。そう思いませんか町長さん。

答弁 町長

隣町のことについては、あまり触れたくはないんですけれども、言及でございますので、美幌町さんでパークゴルフの計画があって、パブリックコメントをやった中で、いろいろな御意見があって、反対意見なども多く、その後署名活動がなされ、新しい場所に新しいものを造るということについては、今回止めにされたというような報道がございました。どの段階でパブリックコメントをされたのかなと思いました。基本設計に入る前の段階で、粗々の考え方をまとめて、そしてパブリックコメントに付したときに、あれほどの御意見が出てきて、基本設計や実施設計の段階の手前で思いとどまって、今回はなされなかったと、私どもも、先ほど言いました議員の御指摘のとおり、足かけ7年、丸6年、今までこの構想をもとに議論をしてまいりました。パブリックコメントも基本設計を行う前段で何回も町民の方々に、さらに御議論をいただいた内容として計上しました。行政側だけが作ったものではございません。そこに至るまでも住民説明会も行い、町政懇談会でもお話をし、広報にも載せ、そして基本設計の前にパブリックコメントを実施し、そして、いただいた意見に真摯に耳を傾けるために、さらに16自治会全てを回り、懇談をした中で止めろということだったかというと、何とかこれは整備をしていかなければならないと、頼むと、何とかやろうじゃないかというお声をいただいたが故に、基本設計をそれから予算計上をさせていただき、実施設計についても至っているところでもございます。ですので、先ほどの事例と同じようなものではないと、さらに言えば、今現在、美幌町さんでは、パークゴルフ場をお持ちでございます。さらに新しい施設をという発想でございましたけれども、私どもの今の状況というものは、今あるものがなくなってしまうと、それの代替えのための施設なんだと、そういうところで、町民の皆さん方の受けとめ方というものは、違っていたのではないかと、私は、そのように判断をいたしているところでございます。

質問 品田好博

最後の言葉ということになろうとかと思いますけれども、それだけやっておれば、戻っちゃうわけです。も う 少 し 早 く こ の 数 字 を実 施主 体 で あ る 会 社 が 認 識 で き てい な いの か 、ということです、精査してないのかと、それであれば、私は支所長に何回も早く出すようにと言ったことがわかるわけですから、その辺は欠けているということは事実だと思います。

答弁 町長

あまり担当職員の具体的なところについては、御容赦を賜りたい、そのように思います。先ほどから申しましたように、大変重要なことであるが故に、準備会の中での議論もさまざまな分析をされていることと思ってございます。そんなことから、時間が掛り皆様にお知らせすることが遅れていると、そのことが不安を助長するところにもつながっているのかもしれません。今回の一般質問について真摯に受けとめながら、今、行政としてはできる対応、準備会の皆様方と一緒になって、早く情報を提供できるように努めてまいりたいと思います。

質問 品田好博

東藻琴を一生懸命回られたことは重々承知していますけども、大空町として考えなければならないと言った東藻琴の同僚議員もいらっしゃいます。一緒になって考えるという姿勢も持ち合わせていただかなければ、一体化というものはどういうものなのかわからなくなると思います。女満別の人方は、他人事と思っている向きもありますけれども、心配をしているということも事実だということをお伝えして、これで終わります。

答弁 町長

先ほども言いましたように、広報でも掲載をさせていただき、十分御覧いただけない場合もありますので、町政懇談会でもその旨のお話もさせていただいております。そんな中で、地域振興施設について町政懇談会などで女満別の地区の方から言われることもあります。経営をやって大丈夫だろうか、当然そういう御心配の御意見もありました。しかし、一方では、東藻琴で先ほど言った民間の施設などが無くなると、それはそれで大変だなと、私どもの地域にも民間の施設があるけれども、そうやっていただけることのありがたさというのがわかる、それは、今後必要になるかどうか、やっぱり、大空町ということではあるけれども、特に東藻琴の地域の人達が本気なって考えて行かれることが一番良いのではないか、そういう意見が私のところでは非常に多かった、そのように受けとめてございます。しかしながら、これは町の財政として応援をしたり、町の施設として建設をし、そして大勢の方々に御利用いただくという意味からは、一体感というものも必要になってまいります。そういう気運が醸成できるように、今後努力をしてまいりたいと思っておりますので、今後とも御指導いただきますようにお願いを申し上げたいと存じます。

出典:大空町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月15日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる