大空町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月15日
(1)農業・農村整備事業について/(2)森林整備について/(3)簡易水道事業について
2009年3月15日、大空町議会の一般質問で、深川昇議員が「農業・農村整備事業について」「森林整備について」「簡易水道事業について」について質問し、町長、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 深川昇 議員
- 答弁者
- 町長、教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 深川昇
それでは、一般質問をさせていただきます。町政執行方針について質問をさせていただきます。記載の質問順番に前後いたしますけれども、この点についてお許しをいただきます。まず、農業・農村整備事業について。町村合併後JA合併もあり、また農業を取り巻きます情勢も大変厳しくなっています。民間のJAの合併は、問題はないと思われますけれども、基幹産業である農業、酪農業も含め今後の予算、事業について心配されることはないのか。続いて、森林整備について。21世紀北の森づくり推進事業について、国の情勢もあり、今後について心配されることはないのか。町有林について、植林、植樹が可能な土地はどのぐらい残されているのか、また団体が行います記念植樹、そういった事業について考えられる支援策はあるのかどうか。続きまして、簡易水道事業について。命の源であります水について、安全、安心な水の安定供給について、町内には4カ所の簡易水道があるととらえております。特に女満別地区の簡易水道の水源については、現在地下水に頼っております。地形的に低い位置にありますので、渇水の心配はないとは思われますけれども、現在日本全体で地下水あるいは温泉の水位の下降があり、また雨、雪、その他の自然現象による化学物質の地下浸透によります水質の変化も心配されております。このことについて対策について考えておられるのかどうか。続いて、商工関係についてでありますが、日本経済の収縮、不況、またそれだけではなく、一企業や個人の努力だけでは対応ができないことになっています。行政としての振興策あるいは対応策の考えはあるのか、この件についてお聞きをしたいと思います。続いて、環境対策についてでありますが、このことについては大空地球温暖化対策実行計画に基づき進められていると思われますけれども、教育関係の中で女満別小学校の新築が進められております。その中に今国の景気対策の一環として太陽光発電も盛り込まれております。環境に配慮した太陽光発電など、エコの部分の取り組みは取り入れられないのかどうか、そして内外の学校よりも一歩先を行く学校の建設にはならないのかどうか。続いて、まちづくりについて基本的な考え方についてお聞きをしたいと思います。まちづくりと一言で言いましても、幅の広いとらえ方がありまして、私自身は漢字のまちづくり、平仮名のまちづくり、またその他もあると思われますが、漢字のまちづくりについては観光も含めPR、定住促進など、そういった形の中の使い方をしているつもりであります。また、内、中に向けたまちづくりについては地域づくり、地域住民生活とのまちづくりと考えておりますけれども、町長の考え方はいかがなものかお聞きしたいと思います。以上、この点についてお聞きをしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長
深川議員の一般質問にお答えを申し上げたいと思います。農業・農村の事業についてということで、農業の現状などもご心配をいただいております。農業を見てみますと、WTOの農業交渉や日豪EPA交渉など、まさにグローバル化を象徴する産業となってございます。農畜産物の価格の低下、また生産資材の高騰、農家数の減少、高齢化、いろんな課題に直面しているのが現在の農業でございます。農業の基本、基盤整備事業につきましては、農地利用の効率化ですとか、圃場条件を改善し、生産性の向上や品種の向上、また家畜飼料の自給力の強化、そういったことを目的として取り組まれております。今後とも農業・農村整備事業に計画的に取り組んでまいりたいと、そのように考えてございます。このときに地区採択要件がなるべく低いもの、さらには農家の方々の負担が少なくて済むというようなところから、道営事業を中心に考えてございます。地域の要望を受けながら、農協ですとか関係機関などと連携を図り、取り進めてまいりたいと、そのように考えてございます。予算の関係についての不安もございます。平成20年度については、道の予算などが私どもの地区だけではなくて全道全体に不足ぎみというようなことから、農家の要望がありながら取り組めなかった事業などもあるというのが実態でございます。しかしながら、平成21年度に向けてといいましょうか、これは国の経済対策、さらには北海道等もそういうようなところに力を入れている部分もありますので、一定程度予算の確保とのはできてくるのではないかと、そのように考えてございます。続いて、森林の整備でございます。本町の森林面積は1万3,500ヘクタールということで、総面積に占める割合は39%程度であります。民有林における人工林率の面積でありますけれども、6,367ヘクタールが人工林ということで、人工林の率については71%ございます。人工林は、現在多くの山林において収穫伐期齢の時期を迎えてきておりまして、伐採が必要になってきております。しかしながら、昨年の12月ごろから世界的、日本の中においても景気後退という中で木材需要が減少し、そして木材価格が低迷するということで一たん好況の時期もありましたけれども、現在は価格、需要等が下がってきているという状況にございます。町の林業施策でありますけれども、森林が有する多面的機能の持続的発揮、環境面に配慮するというようなことも考えながら、森林の整備を総合的に推進していかなければならないと思ってございます。実際の林業家の方々の負担軽減を図るために、道単独の事業であります21世紀北の森づくり推進事業など積極的に取り組むようにしているところでありますけれども、こちらについても十分な予算が確保されているとはまだ言えない状況にございます。このほか、町の単独事業の森林整備推進対策事業なども使いまして、適正な除間伐ですとか保育、さらには水資源の確保、そういう目的のために森林の保全や育成含めて取り組んでまいりたいと考えてございます。本来でありますと、木材等を伐採をして売ったその収益、それが次の森林整備ですとか保全に向けられるということが大切なことでありますけれども、先ほど言いましたように、価格が低迷してきたと、また経営のコストなども上がってきているということで林業家の方々の投資意欲が減退してきているのではないか、不安に思ってございます。手入れの必要な森林が多くなってきているというような現状を考えますと、道の事業の拡充ですとか、国レベルの新制度の創設、こういったものも要請していかなければならないと思ってございます。また、多様な森林整備のあり方についても検討していく必要があるのではないかと。先ほどお話にありました町有林の伐採跡地の植林と。植林をいたしましたけれども、部分的に食害などのことが発生している部分もあります。今後は、そういったようなところも含めて、例えば企業と連携をするですとか、住民の方々、また私どもの町にお寄りいただく観光客の方々、そういう方々と連携をして森林の保全、整備というところの取り組みができないかということを検討していく必要もあろうと思いますし、現在行わせていただいておりますふるさと応援寄附金などの活用もしながら、今後森林整備というところに意を払ってまいりたいと、そのように考えております。続いて、水道事業であります。まず、少し概要について申し述べたいと思います。女満別本町地区の簡易水道でありますけれども、従来3つありました簡易水道地区を統合し、未普及地域の解消や老朽管路の更新を行うということを目的として平成11年に水道事業の経営認可を受けてございます。その中で平成25年までの整備計画を持っているところであります。4本の深井戸がありまして、水質でありますけれども、決して良好ということではなく、鉄やマンガン等の含有率が高い状況でございます。昭和浄水場において急速ろ過方式によって浄水を行っているところでございます。また、女満別高台地区の簡易水道は、昭和63年に水道事業の経営認可を受けてございます。平成12年に未普及地域解消のための区域拡張を行いました。こちらも先ほどと同じように、平成25年度までの整備事業を計画しているところであります。こちらは、3本の深井戸がございまして、開陽の2水源については塩素滅菌のみで対応が可能でありますけれども、大成の水源の部分については先ほど言いました女満別本町地区と同様に大成の浄水場において急速ろ過方式によって処理をさせていただいてございます。本町地区、高台地区とも取水量及び地下水の状況から判断してみますと、今すぐに枯渇するということは考えられませんけれども、きめ細かな日常の維持管理、また長期にわたり機能を失うことのないように対応していかなければならないと思ってございます。一方で、建設改良事業を早期に完了させて事業の効果というものが発現できるように努めてまいりたいなと、そのように思ってございます。しかしながら、絶対という言葉はあり得ないものでございまして、予想外の事態もないことはないと、近隣など全国の事例を見ますと、そういうことも考えられます。そういった場合については、あらゆる手段で対応しなければならないと考えておりまして、例えば東藻琴の水源の活用ですとか、畑地かんがいの緊急的な活用と、そういうようなものも出てくるのではないかと、そのように受けとめております。いずれにいたしましても、各水源の取水量、地下水の状況を昼夜監視をしながら、その兆しを早期に発見するように努めてまいりたいと、そのように考えてございます。また、企業活動などでありますけれども、燃料の高騰が昨年ありました。また、世界同時不況ということで日本の経済急激な収縮期に入って個人の消費等も落ち込んで地域の経済も冷え込んでいる状況にあります。国の1次補正の中で地域活性化・緊急安心実現総合対策事業というものが打ち出されましたので、私どもの町では商工会と提携をいたしましてプレミアム商品券の発行事業などを行わせていただきました。また、緊急雇用対策事業というものも出てまいりましたので、そういうものの活用も図ってまいりたいと考えてございます。また、町の対策といたしましては、従前から中小企業振興資金の融資、利子補給などをさせていただいておりますけれども、ここにきて国における原材料価格高騰対応等緊急保証制度などというものも出てきております。中小企業の方々の支援施策ということで、その窓口が町になっておりますので、そういう手続等も迅速にとり行うように努力をしていきたいと思います。また、国の2次補正でありますけれども、関連する地域活性化・生活対策事業などを盛り込みまして2月20日の臨時会においてお認めをいただいたところであります。また、平成21年度予算、現在審議されておりますけれども、そういった関連するもの含めて早期に発注をして地域の中のいろんな企業の方々の経営安定に、また雇用の確保につなげられるように努力をしてまいりたいと、そのように考えてございます。また、3月11日に定額給付金に係る案件についてもお認めをいただきましたので、これも商工会とタイアップをさせていただきながら、地域の中でいかに経済活動に結びつけるかというようなことでくじつき商品券の発行などもあわせて行わせていただいているところでございます。関連いたしまして、観光なども地域の経済に及ぼすものというふうに考えてございます。ただ、観光の傾向は、従来の団体型から個人型に変わってきております。また、見るということだけではなくて、体験観光などということが最近求められているようで、多様な滞在メニューというものを用意しなければならなくなってきているように思います。そのようなことから、本町でグリーン・ツーリズム推進協議会というものを発足になりました。町が率先して何かというよりは、具体的にいろいろな取り組みをされている方々の連携をこの受け皿として行ったり、またなかなか個人個人ではできないようなことをこの協議会の中で対応していくというようなことで皆様方のバックアップも図れるようなことにしていきたいと。まだまだスタートをしたばかりということで十分ではありませんけれども、いろんな方々の参加をいただき、またご意見をいただき、今新しいタイプの旅行全体を示す言葉としてニューツーリズムというような言葉が出てきておりますけれども、それの体制をつくる第一歩としていきたいなと、そのように考えているところでございます。また、まちづくりについてでありますけれども、まちづくり、それはまちという概念がどのようなものかというふうに考え合わせますと、人が生活をする場所ということだと思います。そのまちづくりの基本は、そこに住む方、訪れる方、その人たちの元気によってつくられるものだと、そのように考えてございます。その元気をつくるためには、やはり人一人一人の元気さというものが必要になってくるだろうと思います。町外からお越しいただく例えば観光客や滞在の方、また移住などの体験をされる方、そういう人たちとの結びつきということも大切になります。一方で、この地域に暮らしている人たちの元気というものも大切になりますけれども、それは私はやはり人と人とのつながり、交流というところから生まれてくるのではないかと。前段での一般質問にもありましたように、私どもの町でいえば、地域の融合を図ること、そのことがまちづくりにつながっていく第一歩ではないか、まだまだ十分できかねているというご答弁をいたしましたけれども、こういうことを構築していくように今後努力をしてまいりたいと考えておりますので、今後ともご指導いただきますようにお願いを申し上げます。以上、1回目のご答弁とさせていただきます。
答弁 教育長
深川議員のご質問にお答えをいたしたいと存じます。環境対策という大きな項目の中で女満別小学校の改築に当たって環境対策というものに配慮した施設設備等の検討しているのかと、このようなご質問の趣旨かと、このように存じまして、それについてご答弁を申し上げたいと思います。学校施設を整備していくに当たりましても、これからは環境に配慮した整備が重要であるということは十分認識しながら、そのコンセプトとして現在全国的に考えておられますもの3つを一つの柱として押さえてございます。1点目は、地球温暖化対策としての重要性、それらに配慮した施設設備ということであります。2点目は、環境教育の活性化を図るという点での重要性、3点目は学校施設を地域に開放した際にその利用される方々が環境問題、環境対策等に理解を深めることができるというような効果性の観点、この大きな3つが学校施設等の環境対策にかかわって整備していく上で大きな柱になろうかと、このように考えております。また、別の観点から文部科学省において環境を考慮した学校施設、いわゆるエコスクールの認定に際して8つの事業タイプを定めておりますので、ご紹介をさせていただきます。それと、現在取り組んでおります女満別小学校の改築の中でその8つの事業タイプとどのようにリンクしているのかと、このことについてご説明を申し上げたいと思います。1点目は、太陽光発電を利用した施設ということでございます。これにつきましては、これまで4回の合同常任委員会等でもご説明申し上げましたが、多目的ホールにシーリングファンを設置して夏は涼しい風を、冬は暖かい風を下におろすというような設置、同時にその太陽光発電の余電力を利用して子供たちがその部屋でいろいろな教材、教具等を動かすことのできる、そんなことを考えてございます。2つ目が省エネ型機器を導入する太陽熱利用型というエコの事業タイプですが、これについてはまだ該当する施設設備のことは考えてございません。3点目が風力等を活用するその他自然エネルギー活用型というものでありますが、これについても今のところまだ考えておりません。4点目が省エネ型機器導入の省エネルギー、省資源型の導入という、そういう事業ですが、これについては学校内で設備をいたします照明器具に高効率の照明器具を設置していこうということを考えてございます。5点目が壁面の緑化、あるいは校庭の芝生化等の自然との共生型でありますが、これにつきましては校庭を芝生化するということで対応してまいるところでございます。6点目が内装を木質化等によって木材をフルに利用していく型ということですが、これについては校舎の床、腰壁等、多様に木材を活用していきたいと考えております。7点目が生ごみの堆肥化施設設備等の資源リサイクル型事業ですが、これにつきましては校舎ではありませんが、併設いたします給食センターで排出されます残渣物を堆肥化する設備を備えたいと、このように考えてございます。最後、8点目の事業ですが、自然採光その他のものを取り込むということですが、これにつきましては中庭を2カ所設置して自然採光に十分配慮した仕組みにしたいということでございます。以上、文部科学省がエコの事業として8つ定めておりますが、そのうちの6つにまで該当するような形で改築作業を進めていこうと、このように考えているところでございます。そのようなことで現在進めていることについてご理解をいただければと、このように存じます。1回目のご答弁とさせていただきます。
質問 深川昇
それでは、まず農業・農村整備事業についてですが、取り巻く状況も大変厳しくなっておりますので、心配される懸念もかなりあります。さらに、先ほども申し上げましたけれども、民間のJAではございますけれども、合併によるその辺のやりづらさと言ったらなんですけれども、その辺のことについて心配される農家の方々もいらっしゃいます。その辺については、先ほど町長が配慮されるという答弁をいただきましたけれども、再建に当たっては先ほどのお答えの中で数字的なものではありませんけれども、全くその辺については心配はないのかどうか、再度確認をしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
答弁 町長
JAの合併は2市町にまたがるというような形で、特に東藻琴地区の農業者の方々にとっては不安もあるのかと思います。けれども、現在農業基盤整備事業などについては、水土里ネットの例えば職員などの配置も受けております。そういう中でそういった職員たちが農協、また役場との間の中で具体的な事務作業、また技術作業などを行って対応してくれています。また、総合支所の機能の中にも私どもの産業振興課を配置をして農家の方々の一義的な要望を聞くと、そして地区取りができないかどうかというようなことを取りまとめさせて事業化推進をしているところでございます。現実東藻琴地区で申しますと、藻琴山山麓地区が継続で動いておりますし、藻琴山西部地区についても継続事業ということであります。また、山園地区等々を中心とした中山間地域等直接支払事業なども取り組んでおりますし、農地・水・環境保全向上対策、これも末広地区で実施をしていると。こういうようなことから、今後農業者の方々の意向を十分に町としてまず把握をしながら、JAとも十分協議をして、そして道営事業につないでいく努力をしていきたいと。決してJAが2つに分かれているからということでそちらの取りこぼしがないように努力をしてまいりたいと、そのように思っております。
質問 深川昇
そのようにJAとの話し合い、また地域特性もございますので、その辺を配慮されたいと、このように思います。それでは、続きまして森林整備についてでございますけれども、先ほどのお答えでは継続的に推進をしてまいりたいと。これは、環境問題にもリンクしますし、いろんな形の中で必要不可欠ではないかと。木材の価格の関係も出てきますけれども、今後において例えば各団体、そういったものが観光とは申しませんけれども、観光のメニューの一環として行う場合にそういった形の中で行政として支援策はあるのかどうかをちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 町長
森林の整備については、議員もご指摘のとおり、環境の保全ということもありますし、適正な林業の育成というようなものもあります。昨今ではエコツアーなど、また環境ツアーなどというようなところから、そういういやしですとか安らぎの効果もあると、いろんな目的といいましょうか、使い方、そういうものがあるということであります。たまたま現在においては価格が低迷する時期に入ってしまいました。そういたしますと、なかなか意欲低下というようなことで放置されることがある、ですけれども私どもは地域の環境のことも、さらには林業関係の方々のことも考えていけば、適正に管理をし、そして育成もしていかなければならないと。そこにいろいろな形で町民の方々が介在をしてくれるというようなことというのは、大変ありがたいことだと、そのように思ってございます。今現実としてそういうものをまだ制度化した形のものはございませんけれども、先ほど申しましたように、企業の方々でありますとか町民の方々、また町外の方も出てくるかもしれませんけれども、いろいろな立場で森林に関心をお寄せいただく方々、現場の中でそういう方々と一緒にコラボレーションできて、そして森林の保全につながっていくような、森林機能の維持につながっていくような取り組みについては町としても積極的に支援をしたいというふうに考えてございます。先ほどちょっと言いそびれましたけれども、まだ具体的な制度としては十分確立されておりませんけれども、そういうようなことを想定しながらいろんな方のご意見を聞いてそういう対応というものに努力をしていきたいというふうに思いますので、またそういう具体的な方策等についてご提言等ありましたら、いろいろお伝えをいただきたいなと、そのように思うところであります。よろしくお願いをいたします。
質問 深川昇
私も個別な形ではとらえておりますけれども、やはり大空町としては空の玄関口と申されます空港を控えております。それで、各地域の空港を所持している、所持していると言うのはちょっと表現があれですけれども、あります市町村については非常に滞在が少ないということで危惧しております。特に千歳、あるいは札幌の丘珠空港についてもそうですけれども、ああいったところについてはまだ人口比率からいってもかなりその単位ではありませんけれども、やはりこれだけの自然と、それから水といろんな形の中で恵まれているわけです。そんな中で決してやみくもに観光に結びつけるつもりはありませんけれども、やはり観光の素材の一つとして考えおいてはいかがかなと、このように思われます。そして、今まさに自然環境、環境問題が重視される中にこういったこともやはりPRの一つとして取り入れて今後進めてはどうかと、このように思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長
先ほど1回目の答弁の中でグリーン・ツーリズム推進協議会をつくりましたと、まだまだこれからということではありますけれどもという話をさせていただきました。そういった観点から考えましても、単に農業ということだけではなくて、私どもの身近にある森林資源、豊かな藻琴山水系の水というようなものも一つ大きな地域の財産ではないかと、それを町外の方々などに触れていただく、そういう滞在の仕方もあるのではないか、空港の所在市町村はともすれば通り過ぎてしまうということが多いわけでありますけれども、そういう滞在メニューをいろいろなところでつくり上げていくということは大変大切なことではないかと、そのように思っております。町民が行うことに対する支援というところの先ほどのお話もありましたけれども、あわせてそういう取り組みにもつなげていくことができないか検討してまいりたいと、そのように考えますので、よろしくお願いをいたします。
質問 深川昇
それでは、続きまして簡易水道事業についてでございますけれども、先ほど説明をいただきました。ただ、心配いたしますのは、今すぐに渇水をするとか、そういったことは心配はないと思います。水質的なことも今すぐ急にということではないでしょうけれども、ただやはり自然のことでございますので、また合併をした時点で水の問題も、当然水質が違うわけですが、決して地下水の成分が悪いという意味ではなくて、やはりそういったことを含めた中で今後の水道事業において少しでもいい水が確保できるように水源の確保、あるいはそれに要する費用なども当然出てくるでしょうけれども、ただウトロ、斜里、清里、小清水、網走含めまして、津別、美幌もございますけれども、意外と水質については恵まれていないのかなと。これは、やはり合併をきっかけにその辺の模索をしてはどうかと、このように思っているわけです。さらに、地下水を利用するということについては、それを保ちます機材等、あるいは維持経費も莫大な経費になると思います。その辺の経費を計算した上で、今後に向けてやっぱり少しでもいい水を確保できるように考えられてはいかがかと、このように思うわけですが、いかがでしょうか。
答弁 町長
東藻琴地区は、大変水質の優良な水であります。先ほど言いました女満別地区の簡易水道事業等の水源等についてもやはり同じように藻琴山の伏流水の影響を受けておりますのか、開陽地区の水源については品質的にいいものであると。ただ、だんだん市街地に近くなってきております下流域の井戸の水源というものについては、いろいろな成分が複合していると。将来の安定供給ですとか、それに伴う維持経費のことを考えて、例えば水源の接続というようなことも可能性としていろいろ探っている部分も正直なくはございません。例えば町内で東藻琴地区、女満別地区のところで一番近く隣接しておりますのは、千草と開陽の一部でございますけれども、ここのところで配水池等を整備をすれば、相互の給水の可能性というものは出てきます。ただ、町の中の水道の管路の関係から、そこでもしつなぐことができたということであっても、現実には女満別地区の開陽の一部、日進、巴沢、朝日というような一部の地域にしか供給できないというようなことがございます。さらに、つなげるということになると、別なところの管路の接続というようなことにもなってまいります。さらに、東部高台地区にあります水道の部分と東藻琴第1水源のところと福富配水池を経由させるというようなことで接続することも可能だなというふうに思っています。ただ、こちらも福富配水池の容量が小さいということであったり、その配水池からの配水管の関係がまだまだ十分広くないというようなことから、配水池の増設ですとか、送水管路の整備が必要ということで課題はあるわけでございます。ただ、将来といいましょうか、住民の方に水が供給できないというようなことにならぬように、いろいろな手段については検討しておく必要があるのではないかと、そのように考えてございます。また、緊急の場合などについては、先ほど畑地かんがいの水というような話もしましたけれども、通常では飲料用水等々を使うということは難しいわけでありますけれども、緊急的な場合についてはこういったものの活用ということについても国とすれば認めていただける部分があるのではないかと、そのように考えてございます。これは、非常時のことではありますけれども、そういうようなことも想定をしておかなければならないのかなと、そのようにかんがえているところでございます。今後とも安定した供給に至れるように努力をしてまいりたいと存じます。
質問 深川昇
対応を何とかしていただきたいと。やはり自然に恵まれて、森林もあり、湖もあり、いろんな形の中で、特別に名前を出すつもりはありませんが、隣町のようにいい水を供給されていきますから、何とか大空町全体もいい水に恵まれるように考えなければならないと、このように思います。決して水質にこだわるわけではありませんけれども、やはり水というのは生きていくための糧でもありますし、病気の原因としての一つの要素も、これは科学的データがあるわけではないので、大変雑駁ですけれども、この辺はかなり影響されていると思います。この辺は心配されるわけで、畑地かんがいについては農業用水についてはやはり決まりというものがあってなかなかその辺がクリアできないという形で聞いておりますけれども、何らかの方策はあると思われます。その辺は、やはり模索しておくべきではないかと。何とか早急にその辺のマニュアルはやはり用意しておくべきではないかと、このように思います。その辺について再度町長のご答弁をお願いしたいと思います。
答弁 町長
水源について医学的なことについては、私はそこまでは問題があるというふうには認識は持っておりません。けれども、飲んで食味的に例えばおいしいとか、先ほど言った処理が容易であるとかいうようなことということ、また量的なもの、そういうようなことを考えていくと、安心しておいしい水が安定的に供給できれば、それにこしたことはないと、そのように思ってございます。農業の関係でありますけれども、畑地かんがい用の水の利用ということであれば、基本的には土地改良法の制約を受けるものでございます。ただ、現在の地域以外の場所に水利権を移すというようなことも可能とは言われております。ただ、いろいろな制約がございます。農業用でつくったものでございますので、基本的には水利権、余れば返しなさいというのが基本的な考え方のようでございます。ただ、別なところで必要だということであれば、補助金の例えば建設費などの返還というのでしょうか、そういうものが基本的には前提になってきます。ただ、そういうようなものを例えば求めないで実施をするというようなことについては、今時点ではっきりとできるというふうにお答えはできませんけれども、時代とともにいろいろな考え方が出てきているのも現状であります。今後こういうような部分についても常に私どもとしていろいろな考え方を持って国にお話をさせてもらう機会というのはつくっていきたいなと、そのように考えてございます。よろしくお願いいたします。
質問 深川昇
それでは、続きまして商工関係についてでございますけれども、商工関係については本当に御多分に漏れず日本国全体でしょうけれども、中にはそれをクリアして非常に売り上げを伸ばしている企業もあるやに聞きます。これは、新聞あるいは報道等でかなり目にするところでありますけれども、それはまれなことでありまして、大空町の現況を見ますと、やはりかなりな冷え込みといいましょうか、打撃を受けているのは事実であります。ただ、これを行政にしてどうしてくれるという話ではなくて、やはり総体的にとらえた中で、先ほど申されましたとおり、緊急資金の援助ですとか、そういったことも制度的にはあるわけですけれども、実際にはその制度にたどり着きますまでかなりなハードルがあります。なかなかそれはそこまでたどり着いてその支給を受けるという状態でもなくなっている事態が現状です。資金を受けるということは、これは返済をしなければなりませんので、今返済のめどが立たないというのが現状であります。後出の議員もその点について後ほどやられると思いますので、余り深くとは思いませんけれども、そういった中で先ほど申されましたとおり定額給付金の関係につきましても商工会あるいはその他の機関によっていかに地域に還元するかということを考えているわけですけれども、それはあくまで一過性のことでありまして、持続性はほとんどないと思われます。この辺について具体的なとは申しませんけれども、何らかの対策を考えておくべきではないか。とにかく企業、あるいは個人でもそうですけれども、努力だけではやはり超えられない形ができていると思います。その辺について町長の認識は、今後についてどのように考えておられるのか再度お聞きしたいと思います。
答弁 町長
商工会に加盟されている方々など、例えば今回いろいろな事業を活用されて豚しゃぶ長いも丼などを開発をしたり、大空スイーツというようなことでの取り組みもされております。大変工夫の要った内容でもありますし、いろんな知恵を出されて努力をされてああいうものの開発というところに至っているのだなと改めて感心をさせられる部分でもあります。確かに資金融資というような部分については、当然返済のめどが立たないと金融機関などについてもゴーサインといいましょうか、オーケーが出ないと、当然それは町の中小企業振興資金においても同じことでは思っています。今回の年末のプレミアム商品券でありましても、今回のくじつき商品券にありましても、確かに言われれば一過性のもので、なかなか恒久的な対策に至っていないのが正直なところではございます。個人の努力だけでは超えられないということでのお話もありました。ただ、正直言って、何らかの方策ということで私も今何か特別な案を持っているわけではありません。逆に、先ほどの前段での別な方のご質問でもありましたけれども、私が何かかにかというよりは、一体町にどのようなものを皆様方が求めていらっしゃるか、そういうようなものをもう少しお聞きをした中で、できるものがあれば取り組んでまいりたいと、そのように考えております。
質問 深川昇
決して行政を責めているわけでもなく、町長を責めているわけではございませんけれども、そういった中でやはり非常に厳しいということだけは再度認識をしていただきたい。その中にやはり何らかの突破口と申しましょうか、改善策を模索していかなければ成り立っていかないわけで、その辺を話し合ったり、あるいはその辺の意見を交換するのがまさに協働であり、あるいは融合ではないかと、このように思われます。続きまして、まちづくりについてでございますけれども、何としても私の場合やはりどうしてもまちづくり、地域づくりも含めて観光とリンクするわけですけれども、そういった中で数多くの親しまれるメニュー、地域づくりと関連した中で観光、あるいは先ほど申されましたグリーンツーリズムにしてもそうですけれども、そういったものをリンクしながら一本の観光のルートとして考えられてはどうかと。そして、今のところ合併をしましていろんなメニューが倍になったこともありますけれども、ある程度一本化をするといいましょうか、わかりやすく、一本化というのは大変失礼ですが、わかりやすいメニューのつくり方という考え方はないのかどうか、その辺はどうでしょうか。
答弁 町長
商工業の関係については、今回の町政執行方針でも具体的な案のところまで踏み込めませんでしたけれども、いろいろな方々の英知と、そしていろんな手段、制度、いろいろなものを使って何とかこの現況を打破していこうと、その気持ちについては触れさせていただいたところでありますので、そういう努力を今後ともさせていただきたいと、そのように思っております。また、観光の関係につきましては、私が思いますのは、団体から個人の方に変わってきていますということで、個人の方が選ばれるメニューというものはかなり範囲としては広くなったような気がします。団体であれば、例えばバスに乗ってあそこを見て、ここで体験をして、あそこで食事をして過ぎ去っていくというようなことなのでしょうけれども、個人型になるとそのニーズというのが複数ある。ですけれども、私が思いますのは、個人型であってもある程度パッケージ化というのでしょうか、すべての中からすべてを選ぶということではなくて、例えばこういうモデルプランはいかがでしょうかというような提示の仕方というものがあるのではないかなと。それを個人がどのパッケージというのでしょうか、プランを少し使っていくか、全くそのプランどおりかもしれませんし、そのプラン8割使って残り2割は別な方式でというようなこともあるのかもしれません。ですけれども、そういうようなものを私どものほうから少し提示をするというようなことも必要なことではないのかなと。その中で、個人の旅行者の方々が地域の中で滞在をしていただくと。昨日の一般質問の中にもありましたけれども、それは空港が空の玄関口であったり、陸路の玄関口を道の駅として、そして町内で乳酪館や芝桜公園まで足を運んでいただく、例えばそういうパッケージを紹介をしていく、そういうことをすることによって滞在時間が延びたりというようなことで、そういう方々によってのまちづくり、活性化というものにつなげていけるのではないかと。そういうことをこれから考えて実践をできるように頑張っていきたいなと思いますので、よろしくお願いをいたします。
質問 深川昇
先ほど空の玄関口とは申しましたけれども、空の玄関口はもちろんでございますが、JRもあり、バスもあり、あるいは道の駅もあるという、形としては非常に恵まれていると思われます。あとは、そういったものをいかにうまくリンクさせるかというのがやはり知恵であり、これからの課題ではないかと、このように思います。先ほど商工会が中心となりました豚しゃぶ長いも丼の関係も出てきましたけれども、そういったものをうまく活用しながら観光として考えられるのは見る、食べる、滞在をする、そしてやがては定住をすると、そういった形に結びつけていくのがやはり自然ではないかと。口で言ったり、物に書いたりするというのは大変簡単ですけれども、実践をするということは至難のわざではないかとは思われますけれども、昨日配られました議会の広報の中には我が大空町の旅館のことも出ておりました。邪魔なものを名産、特産物にしてしまったというような取り上げ方もしておりましたけれども、そういった観点からも考えなければ観光としてこれから生き残ってはいけないのではないかと。余り素材に恵まれてもあれですけれども、これから先ほど町長も申されましたとおり団体より個人となりますと、その辺も考えながら、やはり目玉としては芝桜公園という代表的なものがありますけれども、期間限定でございますし、その辺の前後に、今回冬まつりなどを道の駅でやられておりますけれども、そういったものをデータを収集しながら広範囲のメニューとして考えられてはどうかと、このように思いますが、いかがでございましょうか。
答弁 町長
交通の部分でのJRですとか空港ですとか国道、バス、いろいろなものがございます。また、ソフト事業の中で生まれた大空スイーツですとか、先ほど言いました豚しゃぶ長いも丼だとか、そういうものもございます。また、グリーンツーリズムで農作物の収穫体験だとか、そういうようなものもあります。いかにそれを上手に結びつけるかという、単体、単体のものではなくて結びつけていくかということが滞在時間を長くすることにつながっていくのだろうと思います。例えば芝桜公園にお寄りいただく方々も芝桜公園で見てすぐさま阿寒なり知床なりに向かえるのではなくて、次の何かと接続をさせる、例えば許可が出るのかどうかわかりませんけれども、芝桜公園の中で新しい豚しゃぶ長いも丼を食べられるような場所が設定できればとか、そういうような形でいろいろな結びつきを考えて、いろいろな要素がありますので、その点を結んで線にしながら観光というものは成り立っていくのかなと、そのように議員のお話を聞いて感じた部分がございますので、そういう努力を今後ともしてまいりたいと、そのように思います。よろしくお願いをいたします。
質問 深川昇
私も町長に申し上げながら、大変口で言うのは簡単ですけれども、これを実践をしていくというのがやはり大変だと。これこそやはり皆さんと話し合いながら、本当に協働、融合のまちづくりに向けて頑張っていただきたい、このように思います。続きまして、環境の関係でございますけれども、先ほど教育長から答弁をいただきましたが、例えば観光と教育を結びつけるのは大変失礼ではございますけれども、同じ学校をつくるに当たりましても町内外から視察に来るぐらいな意気のこもったような学校をつくるような考え方で進んでいただきたい。これには国の縛りもあり、そういったこともあるのでしょうけれども、その辺も考慮、今となっては間に合うのか間に合わないのかわかりませんけれども、先ほど3つの大項目と8つのことについて挙げられましたけれども、この件については失礼ですけれども、無理をして当てはめたということは否めません。実際に例えば極端な話をいたしますと、中庭に芝生を植えるということについても果たしてこれが正しいものかどうか。東藻琴高校の中庭なんかございますけれども、そういったものを見るときに冬の状態はどのようになっているのか、そういったことも懸念されます。ですから、ここに、手元には今後の教育行政のことについて述べたこともありますし、それから大空町の地球温暖化対策実行計画についてもこれに述べられております。この中には、これから施設の新築、改築についてはそういったものについて配慮しながら進められなければならないと書いてございます。これは、昨年の平成20年の1月に発行されているものですから、当然その辺は学校、これからの施設についてリンクをされているのかと思いましたけれども、できる範囲の太陽光発電でありますとか、その他いろんな形があるわけですけれども、配慮されてはいかがかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長
それでは、お答えをしたいと思います。前段、中庭の芝生ということをおっしゃいますけれども、校庭の芝生化ということで先ほど申し上げたつもりでございます。具体的に今ご質問いただいた中でたくさんの町内外からの見学者というのですか、そういう方が来られるというような、そういうことも視野に入れてはいかがかというようなことでございました。先ほどの文部科学省のエコ事業の8つのうち6つというように申し上げました。無理に当てはめたということではなくて、一つでも該当していれば文部科学省のほうではエコ事業として認めてくださって、それに対しての補助もあるということで、その中で6項目に該当するというような形でありますよというお知らせをしたところでございます。それから、環境にかかわって先ほどとはまた別な観点からちょっとご紹介申し上げたいのですが、文部科学省が環境に配慮した施設設備ということで取り上げて、それぞれ指導指針というような形で置いているのですが、1点目は優しくつくると、施設を優しくつくるという側面、2点目は賢く長く使うという側面、3点目は環境教育に活用する、あるいは環境学習に資することのできる施設というような観点を挙げて環境に配慮した学校の施設のありようについて指針を示してくださっているわけでありますが、1点目の優しくつくるという観点からは、特に今ご指摘ありましたような地球温暖化対策としての二酸化炭素の排出量の削減というようなことが女満別小学校の中では大変重要な位置を占めると、このように認識してございます。といいますのは、蓄熱式の暖房機を設置することで考えておりますが、それによる二酸化炭素の削減効果でありますが、13万5,658キロの二酸化炭素の削減が可能だというような試算を今いただいているところでございます。そのほか優しくということの中には、子供たちにとって階段昇降機をつけるとか、ユニットシャワーをつけるとか、ハンディキャップトイレをつけるとか、こういうソフト、ハード両面にかかわっての優しさということも文部科学省のほうでは学校を建てる場合に求めているところでございます。それから、賢く長く使うということでは、先ほど申し上げましたような太陽光発電を今回は3キロワットでありますけれども、利用してシーリングファンを回すというようなこと、それから高効率の照明器具を採用する、設置するということがこれに当てはまります。3点目の環境教育に資する、そういう学習に役立つような施設にしなさいということでありますが、これには子供たちにとって触れて実際環境教育というものを身近にすることができるということで、先ほど申し上げましたシーリングファン、昼間はよく回っていますけれども、夜太陽が沈むと回らなくなる、曇ってくると回りが遅くなる、あるいは余電力で鉛筆削り器を回すことができると。これは、太陽の熱が電気に変わった結果であるというようなことの学習、あるいは適切な環境学習機材を活用した環境教育というようなことも指摘されておりまして、今考えておりますのは太陽光発電を利用した気象観測機材、ウエザーバケットというもの、訳しますと電子百葉箱というのでしょうか、温度から風向から、そうしたものが一目にして情報として流れてくると、そんなようなものの設置も考えてございます。それらを含めて設置した施設を利用した環境教育、それから各教科等の内容と関連づけた環境教育、適切な環境教育機材を用いた環境教育ということなど、これらを総合的に考えながら新しい女満別小学校が身近な自然や環境と共生するあり方や生き方ということを大きく掲げて、ハード面では先ほど申し上げたような太陽光、3キロワットの太陽光でありますが、そうした総合的な面で、あるいは教育の内容的な面で新しい女小の改築に合わせたものが展開されているということをアピールしていくことができればと、このように考えているところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 深川昇
確かに文章的には非常に納得をせざるを得ないような答弁でございますけれども、大変失礼でございますけれども、決して文部科学省の方々が勉強するわけではなく、大空町の子供たちが勉強するわけですから、文章に書いた独自性ではなく、やはりだれがとらえても認められるような学校をつくってはどうかというのが私の考えであります。当然今の時代ですから、照明についてもLEDも導入されますでしょうし、いろんな形の中で進歩していますので、その辺の改革はどんどん進んでいます。それは、どこもかしこも全部今既にやられていることなのです。それを新しいものをつけるのではなくて、やはりもう少し考えられたこと、決して太陽光にこだわるわけではありませんし、それに執着をしているつもりはありませんけれども、景気対策の国策として太陽光発電エネルギーの活用をまさに今国会で広めると言っているわけですから、その辺の考えをなぜ持たれないのか、再度お聞きします。
答弁 教育長
太陽光発電にかかわってご指摘をいただきました。前回の最後のほうの3常任委員会合同の中でも建設課の佐薙技師のほうから説明があったかと思いますが、今回の3キロワットの太陽光のパネルですが、3メートル掛ける7.2メートルの大きさで設置をすると。常任委員会の中でも体育館の電力だけでも太陽光パネルを使えないかというご意見がございまして、その折にも技師のほうからたしか説明があったと思いますが、体育館の電力を太陽光だけで賄うのには7,000平米の面積のパネルが要ると。それは、7,000平米ですから、70メートル掛ける100メートルのパネルの設置面積になります。現在の校舎、今建てようとしている校舎が5,000平米ですから、約1.5倍ぐらいの面積、1階もパネル、2階もパネル、そしてさらに2,000平米のパネルが要るというようなことで、今建てようとしております女満別小学校の敷地的なもの、それからそれに係ります経費的なものを考えますと、国が進めようとしています太陽光発電の趣旨その他については十分議員がご指摘されますようにそのとおりだなと納得をするところでありますが、限られた施設面積あるいは経費等の中でそこまでなかなか踏み込めないということをこれまでの常任委員会等の中でも申し上げたどころであります。しかし、国の指針がこの後さらにおっしゃりますように踏み込んできた指針等がそれぞれ市町村、自治体等に出てくるということも当然予想されますので、この最初の建設のときはこういうことで先ほど答弁したような内容になりましたけれども、それらのこれからの国の指針等の情報を的確に収集して、さらにどういうところで取り入れていくことができるか、今後またある一定期間の中で考えさせていただければと、このように存じます。
質問 深川昇
非常に太陽光については面積が要るという、その辺をどうこうと言うデータを私は持ち合わせておりませんので、その点についてはそうかなとは思いますけれども、実質今かなり性能もアップされましてそれだけの施設は要らないという形に聞いている分野もあります。それから、国から出てくるのを待っているのではなくて、やはりこちらから先に先手を打って収集をするぐらいの形を持っていただきたい。それから、先ほどの8つの項目の1つが当てはまればいいという答弁ございましたけれども、8つ全部が当てはまるぐらいの意気込みで新しいものをつくっていただかなければ、かなりな高額な資金も要するわけです。その辺についてやはりもう少し考えた中で進められたいと、このように思います。そう申し上げて、この質問を終わらせていただきたいと思います。
答弁 教育長
私の説明の仕方が悪かったかと思って申しわけないと思いますが、文科省がエコスクールとして8つの事業を指定しております。その指定の受けられ方は、そのうちの一つでも適合していればエコスクールとして文科省は認定をしてくれるということなのですが、女満別小学校の今回の改築につきましてはそのうちの6項目に該当しているということで、この後申請の手続をしてまいりたいということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。それから、パネルの大きさ等、今後ますます改良されていくということのご助言もいただきましたので、それらのことを総合的にまた、現在の改築即に間に合わないにしても、国の施策等、あるいは国からの補助金等がさらに付加されていくというようなことも想定され得ないとも限りませんので、そのことも考えながら十分ご意見を拝聴させていただきましたので、ありがとうございました。
質問 深川昇
終わります。