大空町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月19日
大空町の将来像とまちづくりについて
2017年12月19日、大空町議会の一般質問で、深川昇議員が「大空町の将来像とまちづくりについて」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 深川昇 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 深川曻
平成29年度第4回定例会、最後の一般質問をさせていただきます。しばらくぶりの一般質問でございますので、非常に緊張しておりますが、大項目51といたしまして、大空町の将来像とまちづくりについてお伺いをしたいと思います。合併10年を過ぎまして、これから今後の両区域のバランスのとれたまちづくりの考え方についてお伺いをしたいと思います。まちづくりという大変幅の広い質問でありますので、前出議員の質問と重複をしましたら、御容赦を願いたいと思います。また、大空町として知名度が低いと言われておりますけれども、今後の考え方についてお伺いをしたいと思います。最後になりますが、今期の町長としての評価、そしてまた、次期に向けた考え方をお伺いをしたいと思います。以上3点について御答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長
深川議員の一般質問にお答えをしたいと思います。大空町となり来年の3月で12年となります。まちづくりにつきましては、新町建設計画を踏まえた第1次総合計画を策定し対話と協働のまちづくりを実践してまいりました。平成23年には5周年を記念した町民舞台大空の四季、平成27年には10年を記念した町民運動会やたすきリレー千人プロジェクトなど、町民の一体感の醸成にも取り組んでまいったところでございます。平成28年度からは第2次総合計画がスタートをいたしました。計画策定に向けて行いました町民アンケートの住み良さに関する評価というものを今後さらに高めていくことが大きな目標と、そのように受け止めております。第1次の総合計画策定時、平成18年に行いましたアンケートでは、住みよい、どちらかといえば住み良いことについて肯定的に捉えてくださった方が69.5%でございました。平成26年、第2次総合計画策定時に行いました同様のアンケート結果では80.7%と上がっていたところでございます。さらに、これを高めてまいりたいと考えているところでございます。各種施設の整備、この間行ってまいったわけでありますけれども、大空町の発展を考え適宜、優先度合いを考慮して、必要な時期に必要なものを必要な場所にということで整備を進めてきたところで、そういった考え方で整備をしてきたつもりでございます。人口の減少でありますとか、ライフスタイルが多様化するということ、また、進化する情報化の波と、さらには自然災害の危機管理のあり方など、社会情勢は刻々と日々変化をしてございます。そんな中で柔軟な対応を行っていくことが重要だと52思っております。私は常々、子どもたちの夢を紡ぎ、働く人たちの元気を支え、そしてこの地域で安心して住む地域をつくると、そのことを基本に対話と協働という手法でまちづくりを進めてまいりたいと、そのように訴えてきたところであります。その基本は、地域に対する愛情でありますとか、家族や地域の方々に対する愛情ではないかと、そのように考えているところでございます。大空町となって12年でございます。まだまだ知名度が低いというのは、否めない事実かと受け止めております。平成28年度に策定いたしました観光振興計画では、観光入り込み客数を20万人増やすという目標を掲げております。そのために大空町としての知名度を上げる、そして交流人口の増大を図るということを重点目標に掲げております。まだ、先ほど言いましたように大空町知名度が従来の町の名前であります女満別や東藻琴の知名度まで達していないと、そのように課題を受け止めているからでございます。このため観光資源を積極的に発信するとともに、農産物でありますとか水産物、さらにはいろんな加工品の特産品など、さらに食を通じたPRを行うことを重点目標としているところであります。札幌オータムフェスト、HTBイチオシまつり、STVラジオどきどきフードパークなど、こういったイベントに参加もさせもさせていただいておりますし、北海道再発見、北海道生活などの観光情報誌への広告も掲載をしてまいりました。さらに、HBCラジオ公開を録音芝桜歌謡ステージでありますとか、STVラジオウィークエンドバラエティー日高晤郎ショ―in大空町祝10年と一体イベントを開催したり、アキオカマサコと月散歩、こういったラジオ放送番組などを通じてPRをしてまいったところであります。今後については、現在の時代でありますので、もっとネット環境を活用するということも考えていかなければなりませんし、現在行っておりますさまざまなイベント、本来、町民の方々のために開催をしてきたイベントでもありますけれども、こういったものを外向きにも発信をして、大勢の方に参加いただく町外の方にも参加いただくということも必要ではないかと思っております。さらに観光イベントだけではなくて、まちづくり委員に係わる様々な研修会や研究会、こういったものを誘致をしたり企画をすると、そういうことによって、いろいろな地域の方々、いろんな考え方を持っている方々がこの地域にお集まりいただくということも発信するという力になるのではないかと考えているところでございます。次に、私のこの4年間の評価でございます。4年前に大空町のまちづくり目標として24項目の目標を掲げさせていただいたところであります。53先ほども申し述べましたが、対話と協働の社会を拓く、子どもたちの夢を紡ぐ、働く人たちの元気を支える、安心できる地域をつくるという四つの柱をもとに構成しております。取り組みの進捗状況などは、私の後援会活動の一環として機関誌などの発行に合わせて紹介もさせていただいているところでございますが、この24項目の細分化した項目の中で、具体的な取り組みが進んでいないもの、私としてそのように受け止めているものは、一つはコントラクター事業の導入でございます。また、和牛の一貫生産支援によるブランド化、さらに、多様な町有林森林整備の推進、そして、ごみの減量化推進団体の組織化、この4項目がなかなか進められていないと、そのように受け止めております。その他の掲げました目標については、何らかの事業推進が行われているところでございます。これは職員の頑張りでありますとか、町民皆様の御協力、さらには議員各位の御理解があって、こういった事業に取り組めてきたものとの考えございます。それぞれ取り組みを進めてきておりますけれども、一方ではその取り組んだ結果はどうであったかとか、さらに、効果を発揮されているか、目標となるべきものは達成されたのかという点においては、なかなか及第点をいただける段階には至っていないと感じてございます。自分自身では、50点と受け止めております。また、この4年間を振り返ってみますと、施設の建設や改修、大型の資本整備が多かったように思います。東藻琴小学校の大規模改修・体育館の建設は現在行っております。文化会館の改修、相撲場の整備、運動公園野球場と遊具の改修、多目的運動広場の改修、農業研修生等の受入施設の建設、広域穀類乾燥調製貯蔵施設の建設、外灯のLED化、町営住宅の建設、地域振興施設の建設、そして現在進めております特別養護老人ホーム整備の支援などがございますけれども、私はどちらかというと、町民の融合目的に取り組みました運動会でありますとか、たすきリレー千人プロジェクト、さらに人口減少対策に臨むために総合戦略で掲げた各種の助成事業や宅地の分譲、さらに、役場直営ではありますけども非正規職員の賃金体系の見直し、そして子ども医療費の拡充や給食の無償化、こういったソフト事業における取り組みの方が印象強く残っているところでございます。中でも皆様が発議し、議決くださいました「大空に人・花・心を育むまち」という育みのまち宣言は、将来の大空町にとって大きな道標になるものと大変ありがたく感じているものでございます。次に、次期に向けての考え方であります。本来であれば、このような時期に自らの去就についてはっきりとさせるべきとは存じますが、正直申し上げて、自分自身の気持ちの整理がまだついていない部分が54ございます。そして相談すべき方々との確認も十分ではございません。町民の皆様にとって最良の選択肢というのは何かと言う視点でもう少し考えさせていただく時間を頂戴したいと思ってございます。改めて然るべき時期に、町民の皆様に直接御報告をさせていただくことを御約束させていただきたいと思いますので、この場での御答弁については、お許しを願いたいと存じます。以上、大項目細かなところで三つに分けて答弁をさせていただいたところでございます。
質問 深川曻
大変まちづくりという本当に幅の広い質問でございますので、大変失礼かと思いますが、いろんな形の中で施設整備、また、住み易さのアンケートなどをお答えをいただきました。しかしもっともっと例えば医療費の無料化ですとか、給食費の無料化ですとかもっともっと評価をされて良いのではないか。また、今、まさに東藻琴区域には特別養護老人ホームなとも施設化をされて建設中でありますが、そういったものも含めて、女満別中央病院との連携も非常に町民の関心のある一つでないかと、そのように思っております。他市町村から見ると、そういった面ではかなり住民にとっても感謝されているのではないかと、評価をするところであります。そういったものについて、まだまだアピールの仕方が一本化されていないというか、そこそこの点の面ではそれぞれ強化されているわけですけれども、やっぱり線で結ぶという、もっともっと評価をしてもいいんではないか、そういった連携のとれたこれからのPRについて、各課をまたいだ中で、一本化をすべきではないか、それがもっともっと住み易さのアピールになるのではないかと思いますが、その点についての考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 町長
ある意味、評価もいただいたことは大変ありがたく受け止めております。ありがとうございます。御指摘のとおり、先ほど自分自身での評価、いろんな制度は作りました。しかし、それを本当に効果に結び付けられているか。目的を達成のためのところとして十分かというと、まだまだそこがやはり私の課題点ではないかなと、そのように受け止めております。55もっともっと、いろいろな外向きの発信をして、例えばその人口減少社会にもっと歯止めを掛けて行ける、そういう要素、事業展開はやっているはずですけれども、それが実際に十分に伝わっていなくて、そして、その効果というところの発現までには十分ではないと、そういったものを今御指摘をいただきましたのは、もっと効果的にすると、そして、その効果というものにつなげていくべきではないかと、そのように御指摘をいただいたものと感じております。ともすれば、役場の中の組織といいますのは、縦の系列で、例えば隣の課の職員がどんな施策に携わっているかというものが分かり辛くなっているところがあります。今回、事務改善の中で組織の見直しと言いましょうか、グループの再編の仕方も、必要ではないかという中には、そういったことの改善も必要だという意味も含められているのではないかと、そのように感じております。そのアピールの仕方の対策、これについても、今日の一般質問の中でも、情報発信をどのようにやっているか、町民の方々にどのようにお知らせしているかというところで御指摘をいただいた部分もあります。何か一つをやれば、完璧にでき上がるというものではありませんので、いろいろな可能性を考えて、いろいろな手段・手法を持って大勢の方にそれは町民の方ばかりではなくて、町外の方にもお知らせをする、そして大空町のまちづくりを知っていただくというところにつなげていけるように、これは政策の分野においても取り組んでいかなければならないものと思いますので、今後もそういった努力を一生懸命させていただきたいと思います。ありがとうございます。
質問 深川曻
やはりそういった連携のとれたPR、そういったものが必要ではないかと、そのように思います。日本国中どこの市町村も今や少子高齢化し、そういったものも含めて、いかにアピールをしていくかという、そういったまちづくりがどこの自治体も真剣に捉えていると思います。そんな中であり、大空町としては、ブランド化を図るという姿勢が、やはりブランド化できるものについては、ブランド化をしていく、やはり、そういったことに則ってアピールをしていくという考え方は、一つとしてあるんではないかと思いますが、そういったブランド化についての考え方はいかがでしょうか。
答弁 町長
ブランド化と言いますのは、昔から言われている言葉ではありますけれ56ども、なかなか難しく、十分でき上がっていないと思いますけれども、決してその食べ物、私どもでいうと先ほど農産物や水産物、加工食品などもあってということで、そういうところに陥りがちですけれども、要はいろいろな魅力のあるものをさらに差別化して、特別なものにしていくということがブランド化ではないかと、そのように受け止めております。そんな中では長く東藻琴の方々が中心にブラント化してきた芝桜という大きな財産もありますし、また、私どもの所有物ではありませんけれども女満別にあります空港、これを地域の皆さんがそれぞれ愛情を持って支えてということでいろいろな取り組みをされてきた、これもブランド化に乗せていかなければならないと、そのように思っております。もう一度自分たちとその地域に有るもの、それをもう一度自分たちがしっかりと評価をして、どのようにアピールできるかというところの検証作業というものも足りないのではないかと思ってございます。ぜひこれからも食に限らず、様々なものをもう一度見つめ直して、先ほどの教育長の答弁の中で聞いておりました、自分を評価とする子どもさんの数が全国から見たら少ないと、そうなのかなという中で、私自身もひょっとしたらそういうところに陥っているのではないかなと、そんな感じをいたしたところもあります。もう少し、ある意味自信を持って、我が町のすばらしいところを町のトップとして、いろいろなところに発信できるように心掛けてまいりたい、そんな中で地域の皆さんの御協力もいただいてブランド化して行くものをしっかりとみんなで共有して、そして進めることに努めてまいりたいと思っております。
質問 深川曻
一口にプランド化と言っても大変難しい問題でありますけれども、やはり、ある程度ブランド化をされていなければ幾らPRをしても、いくらアピールをしても、やはり、この情報化社会で特に若い人方の言わば集中力が足らないと言いましょうか。SNSでもそうですけれども、やはり他にないもの、見たことのないものについては、喰い付きが早いですけども、なかなか情報化社会も我々が若いときとは違った形の中で捉えられているという、そういったものも考えなければならないと思いますし、次の知名度の関係とも継続をしてきますけれども、やはり、そういった形の中でブランド化を図るとともに、情報発信をしていく、さらに、そういったことが各課、各地域の連携をとっていかなければPRにはならないと、このように思っております。やはり私どもも視察に出掛けていくわけですけれども、幾ら物の本にアピールをされても馴染みのないものについては余り興味がないというか、一度でもテレビ、57ラジオ、雑誌で見たことのある部分については、興味を持つという、そういう習慣性があると思う。そういった形の中で、貴重な観光資源もありますし、その辺のブランド化についての考え方も進めていただきたいと思いますが、改めて答弁をお願いしたいと思います。
答弁 町長
今年の流行語の中に「インスタ映え」という言葉があるようでございます。今、情報が昔のようにアナログの媒体で、極近距離なところだけに伝わるということだけではなくて、SNS、インターネット環境を使いますと、全世界にあっという間に、場合によっては拡散するということがあります。大変便利でもありますし、恐ろしいところもありますけれども、情報発信するということの中にあっては、こういうものもやはり活用していかなければならないものだなと、改めて感じております。そういった取り組みも含めて行ってまいりたいと思いますし、場合によっては、私どもの地域だけで、そのブランド化するということだけではなくて、もう少し広い範囲で、地域連携をした中でブランドというものを作っていくとういう考え方も必要ではないか。ちょっと正確ではないかもしれませんけれども、神戸牛とか松阪牛とかいうものは、ピンポイントの地域だけではなくて、もう少し広い広がりをもって言われている言葉ではないかと、例えば北見産のタマネギと言いましても、私どもの地域で作る物も含めて北見産のタマネギということではないかと思っております。さらに観光面で言いますと、今回、私どもが行政報告でも申し上げましたとおり、阿寒・摩周国立公園の一部地域として、位置付けられております。また名称変更に伴って、今回その阿寒摩周国立公園の区域も広がりました。さらに清里町なども加わっての大きなエリアになったわけであります。こういうところを我が町だけではなくて、もしくは阿寒や摩周、釧路市や弟子屈町だけではなくて周辺も含めてそのPRをすると、そういう仕方もあるのではないかと思っております。そういう視点、ネット環境を活用する、さらには広域での連携をした中でのブランド化というところも、あわせて考えとして持っていかなければならないのかなと改めて感じたところでございます。
質問 深川曻
1口で言うのは簡単ですけれども、非常に難しい問題で、その辺も研鑽を続けていただければと思います。次に関連もございますけれども、大空町としての知名度、このことについて知名度が低い。これは当たり前と言いましたら失礼ですけれども、開基、開町103年、110年という、東藻琴そして女満別という、この地名が100年を超えています。まだ10分の1にも満たない10年位で、知名度が上がるということは、余程良いことがあったか悪いことがなければ上がらない。非常に厳しい状況ではないかと思いますけれど、やはり、それなりにテレビ、ラジオですとか、あるいはネットなどを見ていましても非常に職員の方々のLINEの発信ですとかかなりあり、努力をされているのかなと評価をしているところでございます。先ほど前出の議員で、高校の問題も出ておりましたけれど、入ってみたいなという高校づくり、住んでみたいなという大空町のまちづくり、そういった方向に結び付けていただければ、そして先ほどモデルになった高校に視察に行ったという答弁もありましたけれども、視察に行ってモデルを見て来て真似るのでは困る。まちづくりも、我々もそうですけれども、見て来てそれを真似るでは駄目なんです。それにやはりノウハウを付けて、モデルになる町にならなければならない。モデルになる高校にならなくてはならない。これは一口で簡単なことではありませんけれども、それがやはり我々に課せられたまちづくり、知名度アップではないかと思いますが、職員も含めてその辺の考え方を町長にお伺いしたいと思います。
答弁 町長
知名度とかプランド化というものは、私が思いますのは、その物、例えば町の持っているもの、その地域の持っている個性という言い方に置き変えることができるのではないかなと思っております。先ほど議員が言われましたように、全て真似をしているということでは、なかなかその個性というものは生まれないと、私が思いますのは、最初はそこからスタートしてもいいのかと思います。しかしその中で、自分らしさ、その地域らしさというその個性を出すこと、それが差別化してブランド化になり、それがまた知名度を呼ぶと、そういう循環ではないかなと思ってございます。大空町にあります様々人材、また社会資本、自然の条件、そういったものを組み合わせた中で、より個性的なまちをつくるということに努力をしてまいりたいと思っております。59大空町という名称については、まだまだ十分で知られていない部分もあろうかと思いますけども、大空というその意味合いというのは、受ける印象というのは、非常に大きく広く、さらに全体を鳥瞰するという意味合いで捉えている方が多いようでございます。そういった名前からは、御世辞もあるのかもしれませんけれども、良い名前ですねと、何かその地域を思い起こさせるような、そんな気もしますということを言ってくださる方もいます。その名前もPRし、その名前に負けないようなまちづくりに努力をしてまいりたいと考えているところでございます。
質問 深川曻
この大空町としては、当たり前過ぎて気が付かないつかない点がたくさんあると思います。一つ目、JRが通っている。二つ目、路線バス、これもちろんでありますが、しかも、都市間バスも通っている。さらに、空港がある。もう少ししますと高規格道路も結ばさるのではないかと、このように思うわけですけれども、これだけ恵まれた地域というのは、ほかに例はないと思うのです。JRの問題も大変問題になって心配な点もありますけれども、こういったことを含めて、前出議員の空港の問題もありましたけれども、空港をいくら活性化をしても、お客さんは来ない。空港が必要な視点を数多く近隣につくることが大事です。知床という世界遺産があり、阿寒摩周という国立公園があり、こういった各首長と連携をしながら、できるだけこの女満別空港を利用する、なかなか協力体制を結ぶというのは、大変かと思いますけれども、その辺の努力は如何かお伺いをしたいと思います。
答弁 町長
今回も、先ほど言いましたいろいろな航空会社の誘致活動、路線の誘致なとを空港でやっているという現状がございますけども、その中で常々言われておりますのは、空港の滑走路やビル、そこの充実度合いというものももちろん大切ではありますけれども、さらにそこが次の段階で利用者の方々の利便とか、行ってみたいということになるのは、空港が良いから行ってみたいわけではないとよく言われます。その周辺にどんな魅力があるのか、さらに空港に降りたときにどういう手段でそこに行けるのか、そんな二次交通やその周辺地域の魅力というものが一番ですとい60うことなので、そういうもののブラッシュアップと言いましょうか、磨き上げるみたいなことをしていかなければならないということではないかと思っております。そうなりますと、先ほど広域地域と連携していかなければならないということで、幾ら大空町だけで頑張ってもできないブランド化ということで、そういうものの発信は、やはり面としてもう少し大きい単位で捉えながら取り組んでいく必要があるのではないかなと、そのように感じております。また、私どもの町はいろいろな良い部分がありますけれども、なかなか住んでおりますと、そのことを見失ってしまう、そういうこともございます。改めて、先ほど言いましたように、自信を持っていろんな方に説明ができるような、そういうすばらしい町だという意識も一方で持ちながら、まちづくりというものには取り組んでいかなければならないなと感じているところでございます。
質問 深川曻
非常に難しい課題でありまして、少しでもそういった点が線になり、空港の活用が活性化できればと、また、民営化も進められており、大空町という知名度を考えた中で、今まさに札幌市にあります丘珠空港は知名度が低いと、名称変更しようかと、そういった問題にもなっているわけでございますけれども、それに劣らず女満別空港という知名度も意外と低い可能性もあります。名称変更するというそういった問題ではなく、いかにアピール、ブランド化をして行くかということも含め、先ほど町長の答弁の中に内側の目線から外側の目線ということ、1番大事なことでありまして、これからは、目線はもちろん内に向けても必要ですけれども、より一層の外に向けた目線と、そして、質問を最後にいたしますけれども、残されました事業の心配な項目、そういったものを含め、キープオンゴーイングという守りながら進めて行くという、やはり守りばかりではならないと思います。進めることも大事だと思いますので、町長の次期に期待を込めて質問を終わらせていただきます。
答弁 町長
先ほど私、空港が良いから人が来るということではないと言っておりました。一方では、ちょっと違う見方もありまして、現在の例えば新千歳空港などは、お客様として空港利用者でない方もあそこに行って1日遊んで帰って来られるという方も多いようでございます。温泉もあります。マッサージ施設もあると聞いておりますし、映画館もさらには61様々なアミューズメントゾーンがあったり買物ができる、食も北海道の食が集まっている。そういうことを考えますとなかなかすごい所だなと、一つ空港という従来の考え方では造れるものではないのではないかなと思っております。昔の話なって恐縮ですが、女満別町時代に空港周辺整備プロジェクト構想というものを掲げたときがございました。そのときには、女満別空港とJRの駅を結び付けようと、さらには植物園を造ろう、温泉を掘ろう、屋台村を形成しよう、さらには航空ミュージアムをあの中に設置しよう、そして単に交通の要所だけではなくて、女満別空港そのものをアミューズメントパーク化しようという構想を持ったわけでありますけれども、一体誰がお金を出すんだと、一体どうやって整備するんだというところで財源的に厳しい時代でありましたので、なかなか構想は練りましたけれども、そこのところの実現というものはできずに、また、大空町になって以降、正直言いまして、その構想は、お蔵入りにしたところでございます。それよりも、もう少し足元を見て、いろんなところの経費節減だとか、財政の立て直しをしようということでありましたけれども、場合によっては、今言ったような夢のあるそういうところをもう一度蔵から出して、そういうものを掲げて一つの目標として取り組んでいく、そんなまちづくりも必要ではないかと思っているところでございます。今回は、いろいろな視点から、そのブランド化でありますとか、あわせて地域の知名度を上げる。それは地域をもっともっと見詰め直して、その個性というものを高める、そういうまちづくりをしていくべきだとの御指摘かと思っております。そんな中で、今回はまた激励もいただいたところでございます。そういった御意見を踏まえながら今後の対応について、去就についても考えてまいりたいと思っております。今日はさまざまな観点からの大空町全体としてのまちづくりについて御質問を頂戴しましたことに、改めてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。