みんなの議会

大空町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月17日

教育行政について

2008年6月17日、大空町議会の一般質問で、坂本一光議員が「教育行政について」質問し、教育委員会委員長、教育長が答弁しました。

質問者
坂本一光 議員
答弁者
教育委員会委員長、教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 坂本一光

おはようございます。平成20年第2回定例会に当たり、一般質問をさせていただきますが、今月は天災が相次ぎ、今町長からの報告にもありましたように、大空町におきましてもたしか新聞公表では2,956ヘクタール、実際は3,300ヘクタールを超す大きな被害が出ております。農作物を初め車両、施設等大きな被害が発生しております。また、東北地方ではかなり大きな地震の災害にも見舞われ、今日におきましても現場の大混乱した様子が報道されております。自然災害の恐ろしさを改めて痛感した次第でありますし、被災された方々、今回の被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。我が町におきましては、人身被害というものはありませんが、被害額も相当大きな額になることも予想されます。先ほど町長も申されたとおり、国、道とともに町におきましても一刻も早い適切な対応というものが待たれるところであります。我が町におきましては、4月に防災計画というものが策定されたところですが、こういった災害においては前ぶれもリハーサルもありません。今後におきましては行政はもちろんですが、ここ数日の災害を他山の石とはせず、住民一人一人が日ごろよりこういったことに備える心構えが要求されるということから、それなりの手だてをしていかなければならないことを再認識させられたところでもあります。それでは、通告書に基づきまして、質問をさせていただきます。今回は、教育行政について。先だって教育委員長に再任されました委員長さんのこれからの決意を改めてお伺いするとともに、具体的には教育長から答弁をいただきたい、そのように考えております。まず、1つ目、児童生徒の減少に伴う学級数の減少の結果、町内学校の教師の定数減などの現状についてはどのようになっているのか。女満別小学校につきましては、2学級が減っております。そういった状況の中で教師の数との関係をお伺いしたいと思います。2つ目、町内には2つの高校があります。1つにつきましては、町立の高等学校、1つについては道立の高等学校でありますが、旧東藻琴村時代から続いております通学に関する助成のあり方につきまして、合併をして3年目を迎えたところでありますが、今後の考え方についてどのように取り計らっていくことを考えておられるのか、そのことについてお伺いいたします。3番目、奨学金の運用状況について。今いろいろなところで経済的にかなり疲弊をしておりますし、困窮しているところもございます。この点につきまして就学に関する奨学金の運用状況、また利用の度合い等々についてお尋ねを申し上げたいと思います。それから、4番目、友好及び姉妹都市、氷川町、稲城市、ありますが、児童生徒の交流事業、これにつきましてもう長年続いております。これについての現状等々、また長年続けてきた結果の課題等ももしあればそういったこともあわせてお伺いしておきたいと思います。それから、5番目、教育委員会の会議録、これにつきましては当町におきましては小学校の改築、それから新学習指導要領、これが24年から新しい指導要領のもとで行われることになっておりますが、前倒しして20年、21年から取り組むべき内容のものをつい先だって、14日、15日、その辺の改めて通達のようなものが来ているかと思います。そういった中でいろいろ子供さんを持たれる父兄、またこれからの子供さんの環境、また子供さんをはぐくむためには地域との協力もこれから大いに必要になるだろうということもあわせて言われております。そういった中でこういったことに取り組む教育委員会としての姿勢をどのように公表、開示していくのか、会議録、また別の形でも広報についての考え方、こういったことについてのことをお伺いしたいと思います。以上申し上げまして、1回目の質問といたします。

答弁 教育委員会委員長

坂本議員のご質問に教育委員会として総括的な事柄について答弁申し上げます。少子化の波は、大空町にも確実に押し寄せてきておりまして、各学校において新入学児童が減少傾向にございます。特に女満別小学校におきましては、以前は学年2学級であったものが本年は1学年と3学年において初めて1学級となり、学級数の減少に伴い教員数も2名の減となりました。少子化は、全国的な傾向でありますが、教育委員会といたしましても町で行う定住対策などに積極的に協力するほか、児童生徒の確保のため、それぞれの学校において特色ある学校づくりを進めていかなければと考えております。高等学校に対する通学費等の助成につきましては、合併時の調整内容や附帯意見に基づいて保護者負担の一部軽減となるよう対応させていただいております。教育委員会会議につきましては、個人のプライバシー部分を除いて広く町民の皆さんに知っていただけるよう公開しております。そのため、会議記録につきましても原則公開としております。個々の具体的な内容につきましては、教育長に答弁いたさせます。なお、今後とも教育行政の発展に尽くしてまいりたいと存じておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

答弁 教育長

坂本議員のご質問にご答弁をさせていただきたいと思います。まず、1点目、子供たちの減少と、そして先生が減ったということについてのご答弁をさせていただきたいと思います。女満別小学校に限って申し上げますと、平成10年、子供たちの数は359人いました。それが平成15年に322人、昨年平成19年314人、そしてことし295人ということで、この10年間で子供たちの数が減ってことしは300人を切ったというような状況にございます。そこで、1年生が1学級38名、3年生が1学級40名ということになりまして、国の義務教育学校教職員定数等の法律に基づいて先生方の数が2名減らされたというのが今年度でございます。そうした中で女満別町時代から女満別小学校に対しましては補助教諭を2名配置してございまして、その配置された先生方が1年生や3年生の教室にチームティーチングとして入っていろんな意味でそれぞれの担任に支援をしている実態にございます。新学期始まって、私もこの2つの学年の実情がどうなっているか2度ほど参観をさせていただきました。詳しく校長とも回らせていただいたのですが、給食の時間に補助教諭が入って手伝いをしていると、体育の時間に入って手伝いをしていると、それからその他細々した図工のとき、あるいは運動会の練習等、そうした中に補助教諭が入って子供たちの数がふえた1年生と3年生の学級の授業等が効果的になされるよう支援をなされているということを拝見してまいったところでございます。児童数の減少が続いているわけですが、これについては全国的に山村留学とか、あるいは先ほど委員長の答弁にもありましたように、町として進めております定住対策等、これらとも総合的に考えながら連結した取り組みが必要というふうに考えていますが、山村留学につきましては希望される方々が山村等の小規模校ということがあったり、全国的に希望者が減っているということや受け入れる家庭の減少ということもありまして、なかなか課題としてはすぐというわけにはいかないような状況にございます。町との連携の中で子供の数がふえていくような特色ある教育活動をやっぱりこの後工夫していくように努めてまいりたいと、このように思ってございます。2点目の高等学校の通学に関する助成の現状についてでございますが、東藻琴地区から網走東学区の高校に通学する高校生につきましては、合併協議の中で18年度から激変緩和措置にならないように対応していくということで取り組んでおりますが、その際公共交通機関の整備が整うということが一定の条件として、附帯条件としてなされておりました。それを一応当時合併協議の中では3年以内ということで見込んでおりましたが、そちらの公共交通機関が未整備のままであるということで19年度、そして今年度につきましても当初の助成の額のままで取り組むということになってございます。それから、女満別高等学校のことについてですが、女満別高等学校には高等学校教育振興協議会のほうに通学費とは別に300万円助成をして学校教育の質的充実にお遣いいただくということになってございますが、この通学関係につきましては今後どのような形で生徒数の確保と、それから保護者の負担軽減の両面に資するような方策がとれるか検討を深めてまいりたいと、このように思ってございます。実際女満別高校に通う子供たちは女満別駅を利用して、JRを利用して来ているという実態がございますし、バスで来ている子供たちもいると、そういうような実態を細かに把握しながら、どのような補助的なことができるのか、この後さらに研究を深めてまいりたいと、このように思ってございます。3点目の奨学金の運用状況でございますが、平成19年度末の貸付残高は406万9,547円ということでございまして、貸し付けしている数は58名でございます。そのうち大学関係が38名、専門学校、短期大学が16名、高等学校が4名ということになってございます。この額、それから幅、質的なものについては合併協議の中で旧東藻琴村、旧女満別町の取り組みの中でより充実したほうにレベルを合わせて取り組んでいるところでございまして、このようなことでご理解をいただきたいと思います。それから、4番目の友好町氷川町との、あるいは稲城市との児童生徒の交流の状況についてでございますが、稲城市の児童交流につきましてはご承知のように平成3年から児童交流が始まりまして、来年で20周年目を、来年再来年で20年を迎えるというような実態にございます。この実行委員会は、PTAが実行委員会になっておりまして、事務局は小学校の教頭先生が担当していらっしゃいます。稲城市の子供たちは、大空町の学校の夏休みが終わった後に来ております。それから、大空町からは冬休み期間中に訪問するというような形で実施をしてございます。これまでの取り組みの中で昨年から大きく変わったところを申し上げますと、それまでは大空町から稲城市へ交流訪問を希望する生徒全員が行けるような形で取り組んでおりましたけれども、平成18年度、17年ぐらいから少しずつ話はあったのですが、稲城市から来る子供たちは45名という長い間、その人数で決まっておりました。そんな関係で稲城市側のほうから自分たちが行く子供の45名に合わせた数での大空町からの人数であっていただきたいというような、そうした趣旨が伝えられまして、といいますのはホームステイを受けるときに45名を超えますと行った子供以外の家庭にもホームステイをお願いしなければならないとか、あるいは1つの家庭に2名とか3名とか受けなければならないという実態が知らされたところでございます。それで、昨年PTAの役員の方々が話し合いをされまして、1年生から6年生まで全保護者にアンケート調査を実施いたしまして、その結果お互いに訪問し合う数を45名ということにするのが妥当であるという結論に至ったようでございまして、昨年平成19年度大空町からは45名の枠のところ実際25名の子供たちが稲城市に訪問をしたということになってございます。氷川町につきましては、中学2年生を対象に、先ほどの稲城市は小学校5年生ですが、氷川町については中学2年生を対象にお互いに夏休み期間中に訪問交流を実施しているところでございます。これについては、人数的にこちらの町の予算としては20名という枠の中で実施をいたしておりまして、その中で希望を募って互いに訪問交流をしているところでございます。5点目の教育委員会議の記録の公開についてでございますが、会議そのものは個人のプライバシーに触れるものの場面ではご退席をいただきますが、それ以外の場面については傍聴可能ということでございまして、会議記録につきましてもそういう形で開示をすることができるようになってございます。それから、今新しい学習指導要領のことについて坂本議員のほうからお話がございました。新しい学習指導要領が3月末に告示になりまして、幼稚園は平成21年、来年度から即完全実施と、小中学校につきましては21年、22年と2年間かけて移行措置をやりまして、24年から本格実施をするということになってございます。ご承知のように小学校で外国語、具体的には英語になるのですが、それが5年生から新しく入ってくるというようなことがありまして、この21年、22年の移行措置の中ではそれらに対する対応が必要でありますし、中学校においては教育基本法の改正によりまして我が国の文化伝統を尊重するということが明記されたこともあって、武道というものを中学校の体育の中で取り入れていくというようなことが決まってございます。そうした新しい武道の動きに対しても予算的なこと、教育カリキュラムのこと等協議をしながら今後詰めてまいりたいと、このように思ってございますので、ご理解をいただきたいと、このように存じます。以上、1回目の答弁とさせていただきます。

質問 坂本一光

いろいろご説明、答弁をいただいたところであります。1番目の教員の数が2名減ったということで、単費でもって補助教諭として採用している人も旧女満別町時代から2名おられるという現状なのですが、今答弁の中にありましたように、1年生が38名、それから3年生が40名という数になっております。今まで2クラスでしたから、それほど教室の窮屈さですとか、それから先生方1人で目の届く、目配りできる範囲、ある程度緩和されていたのですけれども、私も37名、2クラスがあった時代に参観をさせていただいた経験があります。そうしますと、もう父兄の入る場所がなかったというのが実感としてありました。子供さんたちの机と机の間まで、教室の真ん中ぐらいまで行かなければ、後ろで参観するということができなかったということが記憶にあるわけなのですが、ましてや38、39、それが学年1クラスということになりますとかなりの部分で負担になるのではないかと思います。先生方もそうですし、子供さんたちもいろいろそういった今までにない形が初めて出てきたということにもなりますので、そういった部分で改めて補助教諭の先生方の応援をお願いするということはもちろんなのですが、果たしてそれで十分、1学級になったということで従来どおりの2名の補助教諭の方で足りるのかどうかということで、今後こういった事態、少子化が続いている以上またこういったことも出てくる可能性もあろうかと思います。それから、今小学校がそういう状況なのですが、いずれ中学ということになりますと、今度専門的な教科の先生方も必要になってくるだろうと思います。そうしますと、資格を持たない先生がほかの教科を担当しなければならないということも当然考えられてくるわけでして、そういったことも含めていろいろ学校教育に対するものをもう少し、大空町として文部科学省の規定に合うような形だけでとどまっていいものなのかどうか、そういったことをちょっとお伺いしたいわけです。子供さんの教育というのは、食事をさせるとか、いろいろ今の時期しかできない大事な部分でもあると思いますので、なるべくといいますか、窮屈な思いをさせない、そのとき必要な教育が十分できる環境を整えるのは行政としての重要な役割だと、そういうふうに考えておりますので、ことしから1クラスの学年が2つになった、これを機会に見直すことも当然必要というふうに考えますので、その辺の考え方について改めてお伺いしたいと思います。それから、2番目の同じ町内に住む高校生の通学助成、この公共交通機関というものがどういったものを指して言われているのか、JRだけなのか、バス代なのか。3年間のことでありますが、同じ大空町として取り組むのであれば、合併して3年目を迎えるわけですから、こういった方策でやはり両地域がある程度理解できることも当然考えていかなければならないのかなというようなことも考えておりますので、これについてのこれからの検討課題もありますでしょうけれども、その考え方、大空町としての一つの整理の仕方を十分考えていっていただきたいと、そのように思います。それから、奨学金のことについてなのですが、これは提案事項になりますが、奨学金を利用した子供さん、当然返済ということがついてくるわけなのですが、先ほども言いましたように、町で取り組む定住対策、そういった観点の中からある一定期間大空町内で就業した場合については返還免除のようなことも利用できないかというふうに考えているわけなのですが、その奨学金のあり方、いろいろ運用の中で定住につながる方策の一つの方法として考えられないものかどうか、そのように思っておりますので、その辺の考え方についてもお願いいたします。それから、友好町、それから姉妹都市の児童生徒の交流事業、再来年20年という長い期間続いてきております。その中で、中には5年生のときに来たけれども、行ったけれども、今改めてまた来られる、別の形で大空町とおつき合いをしたり、稲城市とおつき合いをしたりしている人もたくさん見受けられるわけなのです。これは、非常に成育過程にある子供さんにとっていろんな刺激にもなりますし、いろんな人生における勉強になっていることは事実なわけですので、こういったものは大いに利用すべきというふうに考えておりますが、これについて夏休み中であったり冬休み中であったりするわけなのですが、先生とのかかわりというのはどのようになっているのか、そのことについてお伺いしておきたいと思います。実行委員会がPTAということですから、あくまでもPTAの段階で実施する、事務局が教頭先生でしたか、そういった形は理解できることなのですが、やはり大勢の生徒が移動する段階で先生、教員として授業の中ではどういう位置づけになっているのか、その交流のことが。ましてや人数がある程度制限された中で行われていくということについて、19年度からいろいろ形も変わってきているようですけれども、そういった内容について今の形で存続できるのか、また形を検討しながら存続していくのか、そういったことについてもう少し具体的に考え方があればお伺いをしておきたいと思います。それから、5番目につきましては、先ほども言いましたように指導要領のこともございます。学校改築のこともございます。機会あるごとにいろいろ住民に知らしめる方策をぜひとっていただきたい、そのように思いますので、以上お伺いしたいと思います。

答弁 教育長

それでは、坂本議員の2回目のご質問にお答えをいたしたいと思います。1点目の子供の数が減って先生の数も減っているという実態についてでございますが、先ほど補助教諭については女満別町時代からということで申し上げました。これは、管内としては一番早い取り組みでございました。現在幼稚園にも2名補助教諭、特別支援の絡みでつけていますし、今年度中学校にも特別支援の絡みで時間講師を配置したというようなこともあって、全体的にはそういう体制の中で今進めているということをまずご理解をいただきたいと思います。今回子供の数が減るということで、校長とも減りそうだということがわかった3月の段階からいろいろ協議を重ねてまいりました。現在の5年生が議員先ほどおっしゃられましたようにかつて入学したときにたくさんの子供がいて、今現在の5年生は75名いて、37と38でございます。実際3年生の教室、40名のところを回ったのですが、3年生ぐらいだとまだ体も小さいから、おっしゃるようなことはそうはないなと思ったのですが、大きくなってくると確かに体の大きさが大きくなって狭くなるというようなことも実態としてはございます。ただ、全道的にも全国的にも今すごく大きな問題になっているのは、かつては子供が多くて学校を増築しなければならないというような課題があったのですが、今は少子化の波の中で1つの学級に入る人数が40名とか39とか38と、こういう少子化の波がすごく悪い形で出てきているというのが北海道全体、管内的にもそんな実態がございます。そういう中で議員が指摘されますように、文部科学省の基準では41名を超えなければ学年を2つに分けれないという、そういう法的な、そういう先生の配置が道あるいは国からなされないという決まりになってございます。それらに対して今後1つの学級の人数がふえることについて町としてどのように対応していけるかということについては、もう少し時間をいただきながら十分検討してまいりたいと、このように考えてございます。2回学校を訪問して校長と意見交流した中では、5年生もそういう実態にあるということ等を含めて、学校の体制としては十分1人の先生に負担が行かないようにというようなことを考えているということは聞いてございます。それから、中学校へ進学した場合の専科、専門教科の免許のない人が教えているという実態ですが、これはどこの学校でもどの市町村でも、我々も教育長部会でも道教委や文部科学省に免許外教科の担任の解消ということは毎年要望してございます。1人で例えば数学の先生が技術を教えて社会科も教えなければならないという、中学校で学年1学級ずつの学校ですと校長、教頭含めて9名しかいませんので、必ず免許外の教科を持たなければならないという、そういう実態にございます。そういうことも含めてどういうようにすることが子供たちのためによりいいのか、今後もさらに研究を深めてまいりたいと思いますし、行政の流れの中でまた道教委や文部科学省のほうにもさらに要望を強めてまいりたいと、このように思ってございます。それから、高等学校の通学費の助成の関係でございますが、公共交通機関というのはことし東藻琴女満別間を地域循環バスというような形で動かしておりますが、そうした両地域間を結ぶようなバス、あるいはさらにそれを通う生徒のエリアも想定したような中で何とか保健医療関係も含めてできないかというのが当初合併協議の中でのいろんな話し合いの内容でございました。そんなことも含めながらこの後も考えていきたいと思っていますが、特に女満別高校に通う生徒につきましては、どこからどこまでを便利にいいような、負担にならないような形にできるかということについて少し検討していきたいと考えております。例えば大抵の子供たちはJR女満別駅で乗降車しているのですが、そこから高校までの間徒歩で子供たちが歩いていますが、それらを何か交通機関を動かすことで何とかならないかとか、あるいは天都山で東京農業大学ございますね、そこまでは網走の民営のバスが動いていますから、それからつなげるかとか、あるいは現在東藻琴の藻琴駅までは東藻琴高校に通う子供たちのためにスクールバスを迎えに出してございますので、そうしたやり方をさらに女満別地区にもどのように拡大できるかなど、この後少しく時間をいただいて詰めさせていただきたいと、このように思ってございます。3点目の奨学金についてでございますが、ご承知のように奨学金は基金の中から、基金をもとにして運用しているわけでございまして、もし一定期間定住した場合免除するということになりますと、返還されないお金がどんどんふえていくということになりまして、次に借りたいという人がいた場合、原資の担保ができていかないということも想定されます。ですから、議員がおっしゃるような形で免除していくとなれば、それは教育委員会だけではなくて、町の一つの政策、定住、あるいは財政の問題等も総合的に考えながらいかなければ、委員会だけではなかなかご答弁のできかねる問題だなというように思ってございますので、ご理解をいただきたいと思います。4番目の友好、姉妹都市交流につきましてですが、稲城市のことに限って言いますと、先生方は2名、そのほかPTAが実行委員会として動いていますので、PTAの役員の方々がついて総勢で多いときでは8名、7名というような形でついていってございます。それから、子供たちの交流と授業のかかわりですが、こちらから稲城市へ行くについては5年生が春から社会科や総合的な学習の時間の中で稲城市についてずっと継続的に学習をしております。それは、向こうに交流で行く、行かないという子供たち、そういうことにかかわりなく一つの授業としてやってございますし、稲城市から来る子供たちを迎える場合についても大空町の地域、自然等について、文化等について継続的に学習したものを図書館の中で授業として公開をして、そしてそこで大空町のことについて学習をしていただくと、そういう組み立ての中でこれまで交流を進めてきてございます。氷川町についても、中学生ですが、同じような形で授業の中で取り入れたり、あるいは行く前に何回か学習会を実施したりして情報がある程度整った中で交流に行くと、そういう体制にしてございますし、先生方も必ず、保護者も必ずついていくような形で取り組んでいるところでございます。それから、会議録の関係でございますが、ご意見いただきましたとおり、これら教育の変革の中でさまざまな情報がよく保護者等に伝わるように、この後また情報の発信の仕方について研究をしてまいりたいと、このように思ってございます。以上、2回目の答弁とさせていただきますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

質問 坂本一光

いろいろ答弁をいただきました。1番目についてなのですが、多いクラスの担任の先生の負担にならないような形のものをいろいろ工夫するということなのですが、先ほども言いましたように、21年度から新指導要領に基づく前倒しした部分を取り入れていきなさいというような指導でないかと思うのですが、そういった中で総合的学習ですとか道徳、それから算数、数学、理科、こういったものを一部先行して行うというようなことでございます。それから、国語、社会、音楽、新指導要領のもとでやることもできるのですが、現指導要領による場合は内容を一部追加運用しなさいというようなことが新聞記事の中に載っておりました。こういった作業に取り組んでいく場合に先生方に余裕といいましょうか、こういった前倒しが新たにふえますし、1週間の授業時間数もふえる部分も出てこようかと思います。そういった中で、やはりある程度いろいろなところで子供さんも40人いっぱいいっぱいいるよりは人数の少ないほうが余裕もできるでしょうし、いろんな面での余裕の中での学習に取り組んでいけるというようなこともあります。また、先生方についても新たなものに取り組む、またこれは研修会などいろいろなものも必要だというような全国の校長会ですとか、そういった関係の団体の代表者の談話なんかも条件整備が先にありきだよというようなことも出ておりますし、予算の拡充も当然これは取り入れなければならない、取り組めない内容だというような話も出ておりました。これは、教育委員会と、それから町長部局とこれからのいろいろ検討する内容でもありますし、詰めていく内容でもございますので、こういった早目早目の対応をしながら、いろんな形で余裕を持った学校生活が送れるという方法をぜひ前向きに取り組んでいただきたい、そのように考えております。それから、2番目につきましては、全体的に企画のほうから総合的な、総体的な交通システムを今検討している途中経過の話も聞いておりますが、これも早急にいい方法を見出すべきのように思いますし、これにつきましてはやはり今現在車に乗っておられる、これは教育委員会とちょっと離れるかもしれませんが、今車を運転できても3年後車を運転できない方も出てくるかもしれないのです。ですから、常に見直さないと現状に合った交通システムというのが難しいように思います。これは、だから慎重にいろんな多方面での検討が必要になってきますし、ことしから一部取り組んでおりますが、これも早目の確立をぜひお願いしたいと思います。3番目の奨学金についても町長部局といろいろ詰め合わせながら、今後の政策として差し支えなければ町長からももし考え方があればお伺いをしておきたいなと、そのように思います。以上申し述べて、3回目といたします。

答弁 教育長

それでは、3回目のご質問にご答弁を申し上げたいと思います。1点目の関係でございますが、新しい学習指導要領、前倒し、移行措置と、こう言うのですが、その新しくふえる場合は削除になるものもございます。例えば小学校の英語が今度5年生、6年生、1年間35時間入るのですが、それは現在あります総合的な学習の時間、年間105時間の中から35時間を抜いて、それを英語活動に充てるというようになってございます。ただ、議員おっしゃりますように、1週間1時間程度、1年生から6年生までほぼ1時間程度ふえるということは間違いない実態にございます。中学校も全く同じような状態です。そんな中で先ほどちょっと申しおくれたのですが、専門教科の先生というのもことし置いております。ことしは理科の先生を、教務主任を理科にしてやっているのです。それは、高学年の理科の授業は全部その先生が教えるという中学校に近い、専科制に近いような形でもやっております。ですから、大きな学年になったときはそういう専科制のよさも生かしていける、このように思っておりますので、ご理解いただきたいと思いますし、研修につきましてはこの後先生方とも詰めてまいりますが、昨年度から教育委員会、校長会、先生方と一緒になって大空町学校教育研修会というのを夏休みに入って実施しておりまして、ことしも新しい学習指導要領にかかわる研修会を実施しますということで今計画してございます。地元にいて、外から講師を呼んできてそういう新しい教育の動きに対しての研修もするというような体制もとってございます。総体的に予算等の拡充の必要性も出てくる面も、例えば武道等については予想されますが、それらについても町長部局との十分協議をしながら対応してまいりたい、このように思ってございます。それから、高等学校の通学関係ですが、今議員も指摘されましたように、企画のほうで運行しています循環バス、それの時間差をうまく使いながら、それは可能かどうかということもこの後検討の一つに上がってこようかなというふうに予想をするところでございます。奨学金については、教育委員会だけでなくて町長部局との関係も非常に強いことでございますので、私のほうからはそうした検討協議の場の中でそういうことが可能であればということでお答えをさせていただきたいと、このように思います。以上でございます。

質問 坂本一光

いろいろと答弁をいただきました。いずれにしましても、行政としていい学習環境を整えてあげるということを最前提にいろいろこれから取り組んでいっていただきたい、そのように申し上げて質問を終わりたいと思います。

答弁 教育長

はい。承りましたご意見等をもとにそうした方向でスタンスを失わないように頑張ってまいりたいと、このように思いますので、ご指導いただきたいと思います。

質問 坂本一光

終わります。

出典:大空町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月17日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる