大空町議会 平成19年第4回定例会 2007年12月12日
地域防災計画について
2007年12月12日、大空町議会の一般質問で、小島一弘議員が「地域防災計画について」質問し、町長、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 小島一弘 議員
- 答弁者
- 町長、教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 小島一弘
大変皆様お疲れさまでございます。最後の一般質問通告者でございます。時間も迫っておりますし、お疲れのようですので、いつもならやるまくら言葉を抜きにしまして、2点にわたって通告をしておりますので、直ちに一般質問に入りたいというふうに考えております。まず、大きな第1点として、地域防災計画についてであります。このことにつきましては、Aといたしまして、計画策定がおくれた理由と計画起案時における内部の各課連携協議等、現在の進捗状況についてお伺いをさせていただきたいと、このように考えている次第であります。引き続きまして、Bといたしまして、災害予防における住民、特に要援護者との協働のあり方について、これもまた山下町長が常日ごろ申し上げている情報の共有などを中心としてお伺いをさせていただきたいと、このように考えている次第であります。Cといたしまして、緊急時における基本的な情報収集と住民に対する避難誘導などに係るインフラ整備をどう考えているかということをお伺いをさせていただきます。大きな2点目といたしまして、教育長さんにお伺いするわけでありますけれども、通学安全安心システムについてであります。そのAといたしまして、児童が巻き込まれる犯罪を未然に防ぎ、抑止をする仕組みについてのこれまでの対策と今後の方針についてお伺いをさせていただきたいと思います。Bといたしまして、ICタグ等を利用した通学安心システムの導入や不審者情報の携帯電話を活用したメール配信システム導入について今現在検討されているのかどうかお伺いをさせていただきたいと、このように思う次第であります。なお、ICタグにつきましては、過日厚生文教常任委員会が道外視察の一環として岐阜県にお邪魔をして岐南町の導入の経過を勉強させていただいたと、こういうことでございますし、携帯電話等を活用したメール配信システムについてはご案内のように北見が既に実施をいたしておりますし、12月1日から美幌で実際に導入が始まっていると、こういうふうにも聞いておりますので、基本的なお考えをお伺いをさせていただきたいと思います。以上、第1回目を終えます。
答弁 町長
小島議員の一般質問、地域防災計画についてお答えを申し上げたいと思います。議員は、まくら言葉なしということだったのですけれども、私はご答弁に入る前に、まずこの地域防災計画、本来でありましたら大空町になってその年に策定をするということが基本的な役割であったというわけでありますけれども、この策定が次年度、今回大空町発足して2年目になりますけれども、ここに至っているということで冒頭まずおわびを申し上げたいと、かように思うところでございます。新しい町になりまして地域防災計画、さらには国民保護計画というものを策定することが義務づけられておりました。我が町では、新しい法律に基づく国民保護計画、こちらのほうの策定を優先して進めたわけでありますけれども、その結果地域防災計画、新しい町としての計画が立ちおくれてしまったと。旧来の東藻琴村、女満別町における防災計画の中で現在町民の皆さんの災害時における対応というものを進めてきたわけでありますけれども、今年度に入りまして精力的に新しい町としての地域防災計画の策定について進めてきたところでもあります。言いわけの部分になりますけれども、ことし新しい洪水等に関する用語の表記、こういったものが変わったり、地震警報の改正などもありました。また、気象業務法の改正ということで、これらのものも盛り込んだ中で新しい計画を策定するということで現在に至っているところでもあります。現在協議を開始しておりますけれども、この時期においてまだ策定に至っていないということをこの場をかりて町民の皆さんに深くおわびを申し上げたいと、かように思います。現在までの進捗状況でありますけれども、10月に入りまして総務課と地域振興課、所管する課の協議を初めといたしまして、関係する9課での協議、さらには12月に入りまして庁議ということで各課すべての課において全体協議を行っているところでございます。また、同じく12月に入りましてでありますけれども、防災会議ということで関係機関、団体の方々から成る会議においてご意見等、内容について精査をいただいたところでもあります。そういった中で、いろいろなご指摘等をいただきました。そういうものを整理し、また再度庁舎内議論等々踏まえながら、今後北海道との事前協議にも当たってまいりたい、そのように考えているところでございます。そういった中で、今年度中には間違いなく新しい町の地域防災計画というものを策定をし、そして町民の皆さんにお知らせをする努力をしてまいりたいと、そのように考えているところでございます。災害予防における要援護者等のあり方についてということでご質問もいただきました。町民の皆さん、防災意識の啓発というのが大変重要なことだというふうに考えてございます。実際には計画があっても、それを町民の方々がある程度承知してくださらないと効力を発しないということがあります。でき上がりました計画等については、パンフレット等に要約をしながら町民の皆さんにお伝えをしたり、またホームページなどで掲載を図り、そういう折にもごらんいただけるようにしたいと思います。また、過去にもご指摘があったというふうに思いますけれども、ぜひとも来年度においては防災訓練というものを実施をして、そういう視点からも住民の方々に災害時における対応というものを感じ取っていただく、そういう努力もしていきたいというふうに思います。防災対策というのは、もちろん町の大きな責務の一つというふうに考えております。しかし、阪神・淡路大震災の折に建物等の倒壊があった折、公的機関に助けられた方、救出された方というのはわずか2%で、残り98%についてはみずからもしくは隣近所の方々によって救出をされたという報告がなされております。当然町として体制を整備することはもちろんでありますけれども、初動態勢が整うまでの間最も頼りになるのは、やはりご自分たちの知識や経験、さらには隣近所とのつながりの中での対応ということもあるのではないかと、そのように思うわけであります。自治会等、そういう組織を中心としながら、例えば火災であれば初期消火、災害時と建物の崩壊等であればその中からの救出、特に要援護者と言われる弱者の方々、そういう方々を早くそういうところから救出するための地域における自主防災組織というものも一方では必要ではないかと、そのように考えてございます。いろいろふだん要援護者の方々と接する機会の多い民生委員の方々や、また社会福祉協議会の組織、また福祉サービスでいろんなところで携わる方々、先ほど言いました自治会等、そういう方々を中心とした自主防災組織とその連携の体制というものを何とかしてつくり上げるように今後考えてまいりたいというふうに思っているところでございます。また、緊急時における情報の収集、また避難の誘導、そのためにはある程度の機械器具、そういったものの整備というものも必要になると思います。現在情報の収集でいいますと、気象警報といたしまして北海道が行っております防災無線等での警報が流れてまいります。そういうものをキャッチしながら、また地域においては職員の巡視パトロール等で道路や河川、また農林業関係の被害の状況というものを逐一把握するようにいたしております。さらに、国土交通省が川の防災情報ということで町内の主な河川の状況を把握してその情報を寄せてくれる部分がありますので、そういったものや網走開発建設部の地方の防災情報、網走川、網走湖の画面情報などから、主に水防でありますけれども、そちらのほうについては情報収集をし、その中でどのような対応をとったらいいかということについて判断をしているところであります。一方、集約されました情報を的確に住民の方々に伝えていく、そういうことも必要であります。現在については、電話で逐一かけたり、農協組織がお持ちになっているファクスを活用させていただいたり、広報車を走らせたり、また公共電波に乗せてテレビ、ラジオなどで住民の方々にお知らせをする、また職員や自治会の役員の方々、民生委員の方々の協力を得て1戸1戸戸別訪問をするということで対応しておりますけれども、いざこういう事態になった折にこの情報の伝達ということについては非常にまだまだ不十分だなという感じがいたしております。水防等でありましたら、先ほど言いましたこういう対応可能でありますけれども、過去にありました大雪災害、そのような場合については電話網が寸断される、実際の陸上交通が寸断されるという中では非常にジレンマに陥った経験もございますし、我が町では大きな地震等には今のところ至っておりませんけれども、そういった場合に本当にこういった手段が十分機能するかというと、非常に心もとない感じをまだ抱いているのが正直なところでございます。最近では、同報系の無線というようなもの、また携帯電話を活用した情報の伝達のシステムというようなものも順次できてきております。まだまだ今時点では私ども十分な検討の段階とは言えませんけれども、こういうような新しい仕組みなども考えながら、何とか即時に住民の方々にいろいろな情報を伝えるその整備というものもあわせて考えていかなければならないと、そのように思っているところでもございます。これについては、今後十分検討して皆様とご協議をさせていただきたいと、そんなふうに考えてございますので、今後ともご指導いただきますようにお願いを申し上げ、1回目のご答弁とさせていただきます。
答弁 教育長
小島議員のご質問にお答えを申し上げたいと思います。まず、Aとしまして、児童が巻き込まれる犯罪を未然に防ぎ、抑止する仕組みについてのこれまでの対策と今後の方針という1点目についてお答えをしたいと思います。仕組みと対策、活動絡みでこれまで取り組んだことをあわせて答弁をさせていただきたいと思います。これまで旧女満別町含めまして取り組んでおります仕組み、活動については大きく9つほどございますので、順次それらの概要についてお答えをしたいと思います。一番早くから取り組まれたものとして、不審者警戒巡視活動ということを取り組んでございます。これは、児童生徒が下校するときの安全確保を目的として、役場の住民課、現在は総合支所の住民生活課、あるいは消防団、自治会、青少年育成機関、団体等のご協力をいただいて、女満別地区は2系統、2時半から4時までの時間帯と4時から5時半までの時間帯で週4回、火、水、木、金、この巡回を実施してございますし、東藻琴地区につきましては火、木、金、東藻琴小学校と東藻琴中学校の間を重点に置いて巡回をさせていただいております。2つ目でございますが、不審者情報の配信ということを行ってございます。網走教育局から、管内全部の不審者情報が網走教育局に集まってまいります。それが即各市町村に折り返しまた配信をされるという、そういうシステムになってございます。それを受けましたら、すぐ各町内のすべての学校、幼稚園、青少年健全育成関係団体、あるいは関係する機関等にファクスで直ちに送信して役立てていただいてございます。3番目といたしまして、子供110番のシステム、これは教育委員会だけでなくて消防、警察、さまざまな機関のかかわりの中で設置されているものでございますけれども、女満別地区におきましては41軒、東藻琴地区におきましては38軒の登録をいただいて、何かあったときに子供たちが駆け込めると、そういう状況になってございます。4番目が防犯ブザーの配付でございます。小学校の全部の児童と先生方に防犯ブザーを配付して、万が一のときはひもを引き抜いて警報を鳴らして周りにいる人たちの助けを呼ぶと、そんなものでございますが、平成18年度の末に民間の方からたくさんの防犯ブザーの寄贈をいただいたり、あるいは防犯のときの腕章の寄贈もいただいておりまして、それらも有効に活用させていただいております。新しい1年生が入ったときには新規に全部与えて、それからそのほかの学年については補充を含めて活用させていただいております。5つ目でございますが、子供安全マップの作成と配付ということをやってございます。女満別地区におきまして、平成18年の2月に作成をして配付をいたしました。中にどんなことを記載してあるかといいますと、子供110番の家の位置、過去に声かけや不審事案が発生した場所、それから交通事故があった場所、それから人通りが少なくて暗い場所、あるいは注意が必要な場所、それらを地図の中に刷り込んでいるのです。印刷して、それが表ですが、裏面には保護者への啓発的な内容も載せたものを配ってございます。6番目でございますが、青少年健全育成指導員の活動、それぞれ両地区に6人ずつ配置をして委嘱をしてございますが、定期的な巡回、日常的な巡回等をお願いしてございます。7番目でございますが、ことしの10月に旧女満別町時代の女満別青少年健全育成町民会議を全面的に改組いたしまして、全町的な大空町青少年健全育成町民会議として立ち上げて具体的な活動を展開し始めたところでございます。今回立ち上げました町民会議は、さまざまな関係する団体等を網羅する形の上に、町長が会長になっております大空町青少年問題協議会が出しております方針を具体的に実施していく、そういう母体として、あるいは研修活動をやる母体として位置づけて取り組んでございます。8番目でございますが、網走警察署補導員、これは網走警察署の委嘱を受けて、町内の委嘱を受けた方々がおられるのですが、それらの方々がお祭りや登下校時の巡回パトロールをしてくださっております。これがこれまで取り組んできました主なものでございますし、また仕組みでもございます。それから、不審者情報についてもお尋ねでございましたので、ちょっとお知らせいたしますと、平成18年度網走支庁管内全体で63件不審者が発生していたと。当女満別地区では7件、東藻琴地区では1件、昨年は計8件ということでした。今年度に入りまして、この12月まで管内全体で23件と、去年の3分の1に減ってございます。女満別地区2件、東藻琴地区1件、計3件ということで去年の8件から見ると、これも約3分の1に減少していると。こうした不審者事案の減少を見ても、先ほど1から8まで述べましたいろんな仕組みや活動が抑止の効果になっているのではないかなというように考えるわけでございます。そこで、今後の対策でございますが、今具体的に申し上げました活動や仕組みについて、合併になって地区が広がったということもありますので、それらの活動の見直し、改善、充実ということをやっていきたいということが1点目でございます。それから、今町長のほうからも答弁ありました町の防災計画の中に学校施設に関する防災も入ってございますので、これとの整合性をつけていくということも大きな今後の方針として取り上げていきたいというふうに考えてございます。それから、新たに立ち上げた町民会議、それから青少年問題協議会できちっとした方針をつくって6月の広報の中で皆さんにはお知らせしたのですが、そういう各活動や組織、システムの相互連携をうまく図っていく機能、それをもう少しきちっとしていかなければいけないというふうに考えてございます。それから、過日の新聞で学校保健法の改正が厚生労働省のほうで構想されているようでございまして、これまでは学校の安心、安全という観点でしたけれども、防災と災害という観点から保健法を改正したいというような意向がございます。これについては、直接学校教育にかかわってくることでございますので、学校の中での安全マニュアルというのでしょうか、安全計画というのでしょうか、そういうものも今後策定をしていかなければいけないと、このように考えてございます。最後に、この後の答弁でも申し上げますけれども、議員からご指摘ありました通信システム、配信システムということも考えていく時期に来ていると、そんなことで今後の方針ということで述べさせていただきます。それでは、具体的にBのICタグ等を利用した通学安心システムの導入、それから不審者情報の携帯電話のメール配信システムの導入についての考えということですので、申し述べさせていただきます。これについては、北見市、そして美幌町で12月1日から既に導入をされたということでございます。美幌のことについて新聞の記事を見ますと、希望する人の申し出に応じてそれらが配信されていくというようなシステムになっているということを私も調べました。その辺のことの中で、大空町はスクールバスで通っている子供たちの数が東藻琴地区ですと、特に小学校に限定しますと約37%の子供たちがスクールバスで通っていると、それ以外の子供が歩いているということです。女満別小学校は、28%の子供がスクールバス、それ以外の子が歩いていると。豊住小学校については、91%の子供がスクールバス、あと9%弱の子が歩いているということで、歩いている子供たちの数を総計しますと、女満別地区で227名、東藻琴地区で7名、計304名の子供たち、小学生が歩いていると、こういうことが今回調べた中でわかってまいりました。スクールバスは、ある程度登下校の安全が確保されていますけれども、そうでない徒歩で登下校している子供たちについて、議員ご指摘のように、そうした対策ということを視野に入れていく時期に来ているなということは私も同じように考えてございます。そこで、この後それらの導入に向けて学校の関係者、青少年育成関係の方々、皆様方の意見もいただきながらどのような形で導入していけるのか。岐南町の資料の中では1億円ほどかかったということで、そうでもなかったですか。全部の子供たちに携帯を貸与したような形でやられているというようなことを聞きましたので、そういう財政上の問題もありますので、前向きにそれらがどのように導入できるか十分検討させていただきたいと、このように存じております。以上、申し述べまして1回目の答弁とさせていただきます。
質問 小島一弘
ご答弁をいただきました。1点の地域防災計画につきましては、冒頭から町長からおわびをいただいたというようなことで、その後続けて聞くのが非常に聞きにくいのでありますけれども、あえて申し上げますけれども、言いわけになるがというふうにおっしゃっておりましたが、国民保護計画の策定に時間がかかったということで言うのは、まさに言いわけでありまして、防災計画と表裏一体だというふうに私は解釈しているのです。同時進行でやれば、そんなに時間がかかることではなかったのではないかと。用語だとかその他いろんな法律のほうの関係の一部改正だとか等々ありますでしょうけれども、そんなにそのことによっておくれたということにはならないと思います。ただ、町長のほうからおわびが出た以上、私もそれ以上はあえて申し上げませんけれども、こういうことで現実の問題としてやるべき仕事をきちっとやってもらわなければいけないということを一応再確認で申し上げておきたいと思うわけであります。なお、その経過の中で各課連携の協議などどうなっているのかという私の問いに対しては9課でやっているという話が出ております。それぞれ消防、建設、福祉、関係9課というふうに事務方からも説明を受けておりますけれども、私は不思議に思っているのです。今2番目の答弁にかかわることで、教育長が防災計画との連携をいよいよ緊密にやる必要があるということを答弁いただいた経緯もありますけれども、なぜこの関係9課の中に教育委員会が入っていないのか、これが釈然としないのです。教育委員会に限りません。農政のほうの産業振興課になりますか、農政課になりますか、そちらのほうも除かれているということでございまして、この辺の経過についてなぜそうなったのかということを改めてもう一度お尋ねをしたいというふうに思うわけであります。それが第1点といいますか、おわびの問題についてはそれはそれとして、特に教育委員会、その他関係課、防災計画に必要な内部連携の協議がきちっと進んでいないという印象を持っておりますので、もう一度その辺についてお尋ねをしたいというふうに思うわけであります。2点目ですが、今回素案で出てきているものは、地域防災計画と別冊で水防計画がついているのですよね。前は、女満別時代は水防計画も一緒に入っておりましたけれども、分量的には変わらないぐらいの量なのかなとは思うのですけれども、こうした計画そのものについて町長は常日ごろ住民との協働ということを申し上げているわけであります。計画物についても先ほどの同僚議員への答弁の中にもあったように思うのですけれども、いろいろと住民の意見を聞きながら総合計画を策定したとかという話も出てくるわけであります。この防災計画というのは、町民の生命と財産を預かる大事な計画であるにもかかわらず、住民の声を聞く機会をつくっていないというのがちょっとよくわからないのです。災害対策基本法の流れから、市町村の計画を立てなさいというふうに上からおりてきているのです。ピラミッド形の中に含まれているという制約ももちろんあることは承知しておりますけれども、山下町政のカラーとしてこの辺どうしてそういうことを聞く機会を、防災会議の条例なども見ましたけれども、何とか配慮できる方法はないのかなと思うわけです。策定に当たって住民の声を聞くという機会です。例えばパブリックコメント制度、これはほかのところでやっているのです。防災計画策定については、パブリックコメント制度を導入して、こんなことで素案を考えているけれども、どうかというのをやりとりやっています、数少ないのですが。そんなことの対応について、もう少しお考えがあれば示していただきたいと思っております。3点目として、町長のほうからも答弁ありましたけれども、防災というのは何か起きたときに、起きてもらっては困りますけれども、収容避難場所だとか、日ごろの蓄えだとか、災害予防に関することをきちっとやらなければならないことがいっぱいあるのです。今回の防災計画は、前の女満別町時代の比較しか私はできません、東藻琴のことわかりませんから。町民の基本的責務という項目を設けているのです。前はなかったのです。ほかの自治体のこの種の計画物を見ていますと、やっぱり進んでいるところは確かに町民の基本的責務というのは設けておりますし、あわせて企業の基本的な責務というのも入れているのです。今回町民の基本的責務が入っているということでいいことだなと思いつつ、その辺の企業の基本的責務が入っていないことをちょっと不思議に思っておりますし、あわせて避難場所にかかわることでお尋ねをしたいのでありますけれども、ハザードマップなんかは公共施設には張ってあるのですけれども、以前のあれに基づいて、住民の間には周知がうまくできていないと思うのです。この辺についての考え方といいますか、まだいっぱい聞きたいことがあるのですが、まとめて聞くとまた頭の中こちらも混乱をしますので、この辺にとどめたいと思います。続けてまたその続きは答弁いただいてから質問させていただきます。お願いします。
答弁 町長
計画の策定の関係については、言われるとおりもっともなことでありまして、先ほど申し上げたとおりおわびをするのとあわせて、今回早急に策定をしていかなければならないということで改めて強く感じているところでございます。また、9課という話をしましたけれども、これは担当課の協議の後、その第1段階としてその課、その後は完全に庁舎内、庁舎内というのは教育委員会も含めて全課協議にもう既に移っておりまして、いろいろな課題点、そういったものを全課協議の中で進めているということでございます。また、防災計画、パブリックコメントというような方式もあるではないかということで、住民意見のということでありました。私自身考えました中におきましては、総合計画ですとか、そういうものよりも町民の責務だとかそういうものは当然書いてくる時代にはなりましたけれども、やはり町の対応の部分が非常に多くなってきている部分がありましたので、結果的に事務段階で法律の内数の中でつくらざるを得ない部分が非常に多かったというようなこと、さらにはその中で防災会議等に図りながらご意見をいただいていくという形式をとったということで、ほかの計画などと比べますと非常に住民の方々の考え方というものがこの中にはまだ十分ではないというような側面があろうかと思います。まだでき上がったわけではありませんので、この議会もそうでありますけれども、さらにいろんな方にご意見をいただけるような機会をさらに加えながら、そして北海道との防災会議等の協議を経て最終的な案にしていきたいと、そのように考えてございます。また、町民の責務、これは先ほど阪神・淡路大震災のときに自分の力で、もしくは近所の方々でその難のところから逃れた方々の率が、公的機関によらない救助の率が98%ということであれば、その地域の方々の責務といいましょうか、対応の必要性ということが非常に重要視になってくるというようなことで今の時代加えられることになったものと、そのように思っています。また、きょうの北海道の新聞でありましたでしょうか、網走市が企業とそういう提携を結ぶということで企業の方々にお願いをする役割という部分も出てきているように思います。実際にはこの計画の中にそこまで、表題として入っていなかった部分はありますけれども、具体的に言いますと食料の調達の関係ですとか、当然いろいろな形で関係する事業者の方々に協力を仰がなければならない、そういうものもございまして、企業の方々に協力をしていただく、事業者の方々に協力をしていただく中においてこの防災計画が成り立っているという部分もございます。さらに整理する中で、そのあたりをどのように表現して位置づけていくかということについても改めて検討させていただきたいと思います。また、従来女満別町の防災計画においてはハザードマップ、網走湖の堤防が決壊をするということを想定をして、どういった状況にはどのあたりまで水がつかるかというものについてハザードマップを作成をし、各公共施設や人の集まるようなところに掲示をさせていただいている部分がございます。住民お一人お一人十分承知しているかと、手元にあるかということでいいますと、お配りはしておりませんので、現在のところはありません。当時議論として、そのもの1枚だけを各ご家庭に配付をしたときにしっかりそれを掲示していただけるかどうか、そんなことをいろいろ議論しながら公共施設等のところに掲示をするということにとどめました。しかし、今回の防災計画という形でまとまった暁には、このことだけではなくて、防災のパンフレット、非常時にはこういう対応をしてほしい、こういう連絡をしていくというようなことの概要を書いたものをお配りする手はずにしております。その中にこのハザードマップの図示したものを入れながら、各ご家庭で保存いただいてもしものときには使っていただけるような形のものになろうかと思いますので、そういう中でお示しをして配付をさせていただきたいと、そのように考えてございますので、そういう中で周知についてもさらにしっかりとやっていきたいなと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
質問 小島一弘
いろいろと質問をさせていただいたことについても受けとめていただいているようでありますけれども、今町長が最後に言った道新に載っている万一に備え防災協定、食料関係も以前そういう新聞記事が出ておりますよね。先ほど私がなぜそう言ったかというと、あえてもう一度確認しますけれども、町民の基本的責務と企業の基本的責務というのはきちっと入れた上で防災協定を結ばなければいけないという考え方を私は持っているのです。ですから、地域にある企業の責務として防災協定に対応していただくということが前提になっていますから、一般論で言うと今のつくられた地域防災計画の中にも防災協定を結ぶという話は文言として入ってはいるのです。ただ、そうだとすれば企業の責務というのをちゃんとうたったほうがいいのではないかということを申し上げておきたいというふうに思うわけであります。それが1つであります。それから、もう一つ、瑣末なことなのですけれども、防災計画を策定するに当たって、前まで大空町のホームページには防災の項目に関しては工事中というふうになっていたのです。後ほど質問をする都合があったものですから、ちょっと見させていただいたのですが、いつの間にか削除されているのです、防災の項目が。新しいのができたらちゃんと載っけようという思いなのでしょうけれども、対外的に開かれているホームページに以前は防災、みっともないかもしれないけれども、工事中というものがあったのに、今や項目も削られているように聞いております。したがって、その辺についてどういう内容でそんな対応になっているのかということもあわせてもう一つお聞かせ願いたいというふうに思うわけであります。先ほどの教育委員会がなぜ入っていなかったかという問題とかかわるのですが、私の考えでは、3点目になりますけれども、要援護者、前の計画では災害弱者という表現を使っていたのですが、この中になぜ児童は含まれていないのだろうという疑問をちょっと持っているのです。後から当然答弁出ると思うのですが、文教施設計画だとか、そのもののほうにそれは配慮されているのだと、こういう説明をしてしまうのですけれども、この概念の規定についてももう一つお聞かせを願いたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長
災害時における企業の方々の役割というものも大変重要なものがあります。先ほど個別にいろんなところで規定しているというような項目もありますので、全体として表題という言い方は適切ではないかもしれませんけれども、大もとの基本的な考え方ということで載せる必要もあるのではないかと、そのように思いますので、それについては今の策定経過の中で盛り込むように考えてまいりたいと思います。また、ホームページについては、私大変申しわけございません、十分承知しておりませんでしたけれども、今議員の言われたとおりの内容で今載せていないということだと思います。先ほど1回目の答弁でご説明をさせていただいたように、パンフレットの配布もさることながら、日々変わる内容もございます。そういった意味では、パンフレットで印刷をしてお渡しをしてしまえばそれで終わりというわけにはいきませんので、そういう即時性の変更のあるもの等についてはある一定の期間はホームページなども有効な手段だと思いますので、先ほどの答弁と同じようにそこのところは今回の計画に合わせて立ち上げをさせて町民の方に見ていただくようにしたいというふうに思います。また、要援護者の考え方なのですけれども、国のガイドラインの中では65歳以上の方、さらには障害をお持ちの方、また妊娠をされている女性の方、それからゼロ歳から6歳未満だったでしょうか、の乳幼児の方というのが一つの、国のガイドラインの中ではそういう言い方にもなっているように思います。しからば、先ほど言われました子供たち、それ以上、学校に行っている子供たちもいます。そういう方々はどうなるのかというようなこともありますけれども、確かに学校に行かれているときに例えば地震が起こった等々、それは文教計画の中に盛り込まれている部分、当然ございますし、その現場で対応していただかなければならないということにもなりますけれども、必ずしもそういう場合ばかりではないというふうに思います。要援護者、字のとおり災害が起こったときに援護、そういう支援を必要とされる方々という概念ではないかなというふうに思っておりますので、例えば交通移動手段を持たないそういうような子供たち、特に小学生などは判断等をするということもままならない学年などもたくさんあるだろうと思います。私どものこの防災計画の概念上は、そういう子供たちも含めて要援護者としていくのがいいのではないかと、私自身そのように思っておりますので、そういう視点でもって整理をかけたいなと思っておりますので、ご意見賜れればと思います。よろしくお願いします。
質問 小島一弘
町長は、大体私が提起したことを全部受け入れてくれるので、あれなのでありますけれども、そのように進めていただきたいと思います。なお、Cのところで特に言ったインフラ整備の問題なのです。このことについては、同報系の一斉配信システムというのですか、そういうものが一番いいということがわかりつつも財政上の理由からなかなか難しいと、でも時代の要請とともに検討したいというお言葉もいただいた経過がございますけれども、このことについて現状のままでは不十分で心もとないということを理解していただいているものと思いますので、改めてもう一度お尋ねいたしますけれども、同報系無線一斉情報システムの整備に向けて、私の考えでありますけれども、3章の情報通信計画に通信インフラ整備の課題を載っけておくべきではないかというふうに考えておりますので、そのことについてもう一度お尋ねをさせていただきたいというふうに思います。それと、これが防災計画の最後になりますけれども、2点目です。災害対策基本法に基づく防災計画なのですが、たまたま勉強しなければならなくてインターネットで調べていったのです。そうすると、印刷すると40ページぐらいになって慌ててしまったのですが、その中に101条というのがあるのはご存じだと思うのです。地方公共団体の災害対策基金という名前で書かれておりまして、文章はちょっと要略しますけれども、地方公共団体は災害対策に要する臨時的経費に充てるため災害対策基金を積み立てなければならないと、こうあるのです。現状で私の知る限りでは、いろいろ基金があろうかと思いますけれども、災害対策の基金というものを積んでいるというふうには聞いておりません。したがって、このことについてはどのようなお考えでそうなっておられるのか、その辺をちょっとお聞かせを、防災計画の最後のくだりとしてお尋ねをしておきたいと思います。
答弁 町長
私どもから町民の皆さんにご連絡をする方法と、確かに同報系無線というものがあります。非常に有効な手段だとも思うのですけれども、住民の安全を考えたときにそれが高いか安いかという議論はあるのですけれども、今私どもが考えている中ではもう少し安くならないかなという感じは正直言ってしているところがあります。先ほどのメール配信ではないですけれども、そういうような仕組みがとりあえず経費的には少ない部分が今ありますので、まず役場の職員、それから災害時にいろいろ出動を願うことになります機会が多い消防団の方々、こういうところの方にはご協力をいただいて一斉送信ができるような、そういうことをまずは考えてみたいと思いますし、そのやり方によっては町民の皆さんにいろいろな形でご協力をいただいてやる方法というのもあるのではないのかなと、そんなふうにも思ってございます。私ども一番災害として恐ろしいなと思っておりますのは、私自身は地震災害でございます。津波も非常に恐ろしいわけでありますけれども、私どもの地域柄、さらには津波というのは通常海洋で起きた地震等が影響して20分後、30分後、1時間後ということでありますけれども、地震だけは今ある程度予測はできるとはいいながら何十秒単位のことであります。そういうときの連絡の仕方と、今私どもで一番機会の多いのは水防に関係するもの、大雪に関係するものというものもございます。こういうものはある程度気象情報を事前に入手をしながら、事前の周知ということも多少かなう部分があります。そういう中で我が町、どの程度までの連絡網をつくっていくかということについては十分考えていきたいというふうに思います。それから、法律の関係でありますけれども、町直接といたしましては災害時の基金というものは持ち合わせてはおりません。ただ、直接という言い方ではない、ちょっと変な言い方かもしれませんけれども、決算のときに備荒資金組合に対する積立金というのがございます。その中に現在2億円程度積み増しといいましょうか、積んでございまして、各災害のときに、例えばことしも若干使わせていただきましたし、過去ここ数年大雪、それから水害のときにこの基金を支消してその後の対応として使わせていただいたこともございます。そういう中においては、これがそういう役割を担うものと思っておりますし、また網走湖の環境保全等の基金、今現在約4,000万円程度ではなかったかと記憶しておりますけれども、これについても網走湖の環境が急激に変化した折、もしくは災害等で網走湖の状況が不測の事態に陥ったときには使うことが可能というような基金の内容になっていたというふうに思います。そういうものを活用しながら、不測のときには対応していくということを旨として考えてまいりたいなというふうに思います。その金額の多寡、大きさ、少なさ、そのあたりについてはまたいろいろご議論があることだろうと思いますけれども、その部分については今後検討させていただきたいなというふうに思いますので、ぜひともご理解を賜りたいと思います。
質問 小島一弘
インフラ整備については、お金がかかるということでなかなか、最終的には私の提案している同報系無線一斉配信システムといいますか、そういうものはなかなか難しそうだなという、言葉を濁されているので、ちょっと残念だなと思っています。なおかつ、後ほどの基金の積み立ての問題については、備荒資金だとか網走湖の環境対策基金をもってそれに充てるというような答弁になっておりますが、私は詳しくわからないからお尋ねしたというのが本音なのです。災害対策基本法上における101条です。これについての災害対策基金というものは、法律で置かなければならないというふうに書いてあるように読めるのです。ただ、いろんな政令だとかその他の定めによってこの場合についてはこの限りではないだとか、いろんなことがあるのかもしれません、あえて申し上げると。今町長が答弁された2つの基金のようなものがあるから、それに相当するからいいのだというふうにとられるような答弁ではちょっとわからないのです。それだけいっぱい官僚がいるのですから、優秀な官僚の方々がいるのですから、法的なことについての、過去余り聞いたことないのです、私個人的には議員としては。災害対策基金というのは余り、防災計画のことを真剣になって勉強しているうちに、大した真剣ではありませんけれども、インターネット見ていたら、法律の一部にそれが書かれてあったので、当然ご存じだと思って聞いているわけなのです。だから、改めてもう一度お聞かせ願いたいのと、その前に申し上げた同報系の一斉配信システムについてもう一度明快なお言葉をいただきたいものだと思いますし、さかのぼって恐縮なのですが、町長の先ほどの答弁で私はいいと思っているのですが、防災会議についての見直しもしてくれるように受けとめてしまって、するするとそのままやりとりが来てしまっているのですけれども、防災会議の条例も改正して、住民も参画できる、自主防災組織が将来できるとすれば、その人たちも入れるような、そういう条例を改正する意思があるかどうか、再確認でございますが、その3つだけ確認をさせていただきます。
答弁 町長
3点についてお答えを申し上げたいと思います。同報系無線、導入しないというような言い方はしたつもりもございません。当然有効な手段ということであれば、それを含めて適切な情報の伝達手段というものを考えなければならないという考え方でございます。ただ、日進月歩いろいろな情報手段の伝達の方法というものが確立をされてきておりますし、津波、最近の地震、いろいろな状況の中ではいろいろな開発が進んでおります。かといって、いつまでも待っていても、いつになったらできるのだという話もあります。そういう時期も見ながら、その中でよりよいものを含めて検討してまいりたいと思います。また、防災会議の関係については、法律で規定してある部分についてのみ今メンバーとして定めておりますけれども、確かに言われる趣旨わかりますので、今後地域における自主防災の組織など、そういう関係する方々にも当然入っていただいてご議論いただくのが筋ではないかと、そのように思っておりますので、これはしかるべき時期に整理をしていきたいというふうに思います。また、災害対策基本法の101条、地方公共団体は別に法令で定めるところにより災害対策に要する臨時的経費に充てるため災害対策基金を積み立てなければならないと、この別に法令で定めるところによりということで、こちらのほうは災害救助法に規定をされてございます。この中におきましては、都道府県は前条に規定する費用の支弁の財源に充てるため災害救助基金を積み立てておかなければならないということで、災害対策基本法の法的な解釈でいいますと、都道府県に義務づけたものというふうな解釈でございます。今担当のほうから得た情報で申しますと、これとは関係なく独自に北海道の市町村で基金を積み立てている例が一、二例あるというふうな情報をいただきましたけれども、法律の解釈としては以上のようなことでございます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 小島一弘
同報系の問題については、それが一番いいのだけれども、否定するわけでないけれども、よりよいものがあればそのことを含めて検討したいというふうにおっしゃっておられます。その中にどうしても携帯電話のシステムを利用するという発想が強いと思うのですが、これも既にご案内のように災害が起きると大体回線がパンクするという状態等々想定すると、やはりお金はかかるけれども、みずから同報系無線によるそういうシステムを導入すべきだということを再度これは提案として申し上げておきたいと思います。それから、防災会議については私の提案どおりしかるべき時期にお計らいをいただくということでありますので、よろしく粛々とお進めいただきたいと思います。101条に関しては、勉強させていただきました。都道府県だけということであるようであります。ただ、町長の答弁の中でちょっとありまして、昨日の同僚議員の中の議論ともちょっと絡み合うのですけれども、先ほどの答弁にあった備荒資金の関係等は財政指数をクリアするためにその対象となっているのかなっていないのかだけを、備荒資金がそれに準じるものとして町村レベルの災害対策的な機能を有する基金だとすれば、余りそれを取り崩したりしないほうがいいだろうと思っているのですが、その辺についてお伺いをして、地域防災計画につきましてはおおむねそれで終わりたいというふうに思います。
答弁 町長
同報系無線につきまして、私思いますのは、あらゆる災害を考えたときに万能のものはなかなかないなと、有線であれば線が寸断されれば終わりですし、無線といっても混信すればおしまいと、陸上交通で行くといっても道路が寸断されればと、いろんなことを想定しながら複層的に考えておかなければならないということではないかなというふうに思いますので、そういう視点も含めながら今後いろいろご議論をさせていただきたいなと思います。また、備荒資金組合の積立金等については、今回いろいろ言われています財政的な状況の数値そのものとは関係はございません。以上でございます。
質問 小島一弘
大きな2番目に移りたいと思います、教育長が待ちかねていたと思いますので。10分少々しかありません。通学安全安心システムについてであります。このことについては、答弁をいただいたところでありますけれども、学校保健法について12月9日の道新1面にも言及をされて、私が2回目で言おうかなと思っていたことを言っていただきました。要するに不審者対策等々についての基盤の対策手法というのはいろいろあるわけですけれども、住民運動を上手に組織化しているということが美幌の事例などを見ても明らかだと思うのです。したがって、私どもの本町において8点にわたっていろいろやっておられるということについては評価をしたいと思いますが、もう少し自発的で、かつ柔軟な形で行われる住民運動というものを今後の課題としてどうお考えになっているかということを改めてお伺いをさせていただきたいと思うのが第1点であります。第2点といたしまして、これもこの問題とは直接かかわりはないわけでありますが、かかわりはないというのは、関係あるのですが、学校開放との関係で登下校の安全の問題だけではないということについては先ほど教育長の答弁の中にもありました。セキュリティーと学校開放との関係、こんなこともあわせて防災計画の中に位置づけされた意味合いも含めてもう一度お聞かせを願いたいと、このように思います。3点目といたしまして、先ほど教育長の答弁でICタグの導入に1億円相当かかったようだと、導入コストがというお話がございました。これは、最初の話は1億円相当だったのでありますけれども、恐らく鈴木課長は同行した副町長から入手した資料で教育長にお話ししたのだと思いますが、これまた1,260万円が初期導入コストでありまして、決して安いとは言いませんが、高いともむしろ言えないぐらいの内容のものでございます。先ほどの防災計画との関連もありますけれども、携帯の電話を使ってのメール配信システム導入も、これも大事だと思っておりますが、これについてもいろんなこともございますので、私としては岐南町で導入しているICタグの検討を強く求めたいと思うのであります。こういった話をすると、いつも教育委員会の話を尋ねているつもりは僕はないのです。ICタグを導入すると、ICタグを読み取るリーダーを校門に置けば出入りがわかるわけです。ところが、岐南町でもそうですが、これからの課題として言っているのは、町なかに定点的にリーダーを設定すると、年を召して徘回をされるような状況になった高齢者の方々に対しても対応できるようなものになっていきますし、それぞれの分野で自分の仕事をやるというだけでなくて、多岐にわたって連携ができて活用できるという意味の拡張性が極めて高いという意味で私も勉強させていただいて、これはぜひともひとつ導入を検討していただきたいと。ただ、1,260万円というのは、本当に最初は1億円だったものが1,260万円になった経緯が存在しておりまして、もちろん実証実験という事業だということやメーカーの最大の協力をいただいたとか等々、いろいろお話があったわけでありますけれども、そういうことでやはり導入する際には何であってもそうですが、人に先駆けてモデル事業や実証実験事業などをやると比較的安価で導入することもできると、常日ごろそんなことを考えてぜひとも進めていただきたいということを申し上げまして、質問2回目にかえたいと思います。
答弁 教育長
それでは、2回目のご質問にご答弁を申し上げたいと思います。1点目の住民運動の組織化、自発的な運動、柔軟な運動展開ということについてでございますが、先ほど1回目にご答弁申し上げました各組織、仕組みがございますので、それらの仕組みそのものの動きとしてもそうした方向性は必要になってくるだろうと思いますし、もう一つはそれぞれの自治会の中における例えば子供会だとか、そうした防犯関係の担当のところ、方、そういうつながりの中でそうした運動が展開できないかということもこれから考えていきたいことだと、このように思います。そのためには、住民生活課と教育委員会との協議、連携等が今後必要になってくるだろうと、このように思ってございます。2点目の学校開放と子供たちの安全、セキュリティーの問題でございますが、おっしゃるとおりでございます。学校を開放していろんな方々が外部から入ってくるときのセキュリティー、防犯対策をどうするかということでございますが、女満別町時代に女満別小学校、女満別中学校、幼稚園に外から夜間に外部侵入者があったということでセコムの装置を設置をさせていただきました。ですから、日常的には施錠してございます。インターホンで押さない限りは入れないということになってございます。しかし、地域の方々との諸行事等の展開の中では、お入りをいただきながら一緒に活動しているのは実態でございますので、そうした観点からまた問題点はないかどうか考えてみたいと、このように思います。3点目の岐南町にかかわりましてのICタグの問題、先ほど美幌で導入されたやつは簡便なソフトを導入をして、新聞によりますと155軒の家庭からの申し出があったということでございますので、うちの町で実際登下校している子供が300人ちょっとという、その人数、数字等も考えて、まずどこからできるかということを町民会議あるいは育成指導員の会合等でも協議を重ねていきながら、どんな形でいけばいいかなと。最終的には議員がおっしゃるような方向に行けば、いろんな意味で総合的な安心、安全にはなってくるのだろうと。かつて出雲市でしたか、市長をされた方が郵便局のキャッシュカードの中にいろんな情報を、市民の情報を全部入れて、健康診断から何から入れてというようなことをもう10年も前にやられた岩國哲人さん、そんなことを今お聞きしながら思ったものですから、そうした一つのICタグが多方面の利用価値を持つというようなことも教育委員会だけでなくて、知恵を出し合いながらというような将来的な方向の中でまたご検討させていただきたいと、このように存じます。2回目の答弁とさせていただきます。
質問 小島一弘
それぞれ積極的に受け入れて、質問の内容を踏まえた上で実行されるものと期待しております。特に私はICタグを強調して言ったのですが、教育長が最後の答弁の中で話ありましたように、美幌で行う配信システムもあわせてぜひとも必要だと思っております。なお、これも美幌新聞に載っていることでありますけれども、防災計画との絡みの中で業者に頼らず役場内のパソコンを使って自前で配信するため、経費等の負担を極力抑えるというようなことが書かれてもおります。そういうシステムを導入したようであります。つまり防災計画とも連動しているということも申し上げて、きちっとしっかりと町民の生命、財産を預かる、特に子供たちの命と安全を預かっている立場として淡々とお進めいただきたいということを強く申し上げまして、質問を終えたいと思います。
答弁 教育長
ご指導いただきました点についてしっかり受けとめながら、今後協議検討を重ねさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
質問 小島一弘
終わります。