雄武町議会 令和7年3月議会 2025年3月11日
髙橋町長が唱える人口減少対策ついて
2025年3月11日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「髙橋町長が唱える人口減少対策ついて」について質問し、町長 髙橋健仁、総合政策課長 前田忠和が答弁しました。
- 質問者
- 嶋村義文 議員
- 答弁者
- 町長 髙橋健仁、総合政策課長 前田忠和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 嶋村義文
続きまして高橋町長が唱えております、人口減少対策についてお伺いいたします。まず、人口問題研究所の試算では、2050年、雄武町の人口推計値は2298人となっております。現在の人口のほぼ半減となる数字です。人口減少は全国的な傾向で、減少を食い止めるのはほぼ不可能であり、いかに減少スピードを緩やかにする施策が今後必要となってまいります。まず確認したいんですけれども、雄武町の住民基本台帳には住民登録した外国人技能実習生が含まれており、20歳から49歳までの出産可能年齢女性を人口として、カウントされて、推計値が私は出ているんじゃないかなと思ってます。1月31日現在の技能実習生のうちの女性の数を資料請求しましたら185名ということなんで、常時200名前後のいわゆる若い女性、出産可能人口として登録されてる。でも実際技能実習生の場合は3年とか5年ごとに入れ替わるわけですから、出産可能人口としてはカウントできないと思うんですけれども、その辺の確認はされてるのでしょうか。その辺どうでしょう。
答弁 町長 髙橋健仁
まず確認のところについては担当のほうから答弁させますけれども、まずこの人口の数値についてはご承知のとおりですね、どうしても国勢調査人口を使いますので、そこはやはり昔は外国人登録というのは別立てになっておりましたから違ったんですけれども、今一緒にカウントされておりますので、どうしてもマクロの中では外国人も入ってしまうというのが実態でございます。そこを抜いてというのは、それぞれ自治体の考え方だと思いますけれども、一つの考え方として外国人を抜いた場合の想定というのは、あってもいいのかなとは思いますけれども、いずれにしましても今公表されてる数字については入ってるものだというふうに理解しておりますが、その辺のところについては担当のほうから答弁させます。
答弁 総合政策課長 前田忠和
計画という部分では資料請求のありました第3期雄武町子ども子育て支援事業計画に掲載の子どもの人口推計結果のことだと思うんですけれども、この中にですね、外国人の人口も含んで推計しております。これまでも町の総合計画をはじめ、各種計画策定時にはですね、人口推計には国勢調査人口や住民基本台帳人口を用いておりまして、その際に基準日などの一定の要件を設けまして、外国人を含めた形で推計しているのが現状であります。
質問 9番 嶋村義文
今後、子ども子育ての関係、国も相当大きな予算措置するようになると思いますのでね。やっぱり雄武町としては、外国人技能実習生の数はカウントできるわけですから、もうちょっとやっぱり緻密な数字の積み上げというのは今後、留意しなきゃならない状況になってくると思いますので、よろしくお願いいたします。続きまして、人口の社会減ですね、をいかに食い止めるか、学校を卒業するとほとんどのお子さん方も、雄武から出ていっちゃいますのでね、いかにその人方を早い段階に雄武に戻ってきてもらうか。また雄武とは全く関係ないけれども、都会で一定程度生活にやっぱりなじめない人、くたびれた人、そういった人をいかに生業の担い手として、雄武に入ってきてもらうかというのが今後大きな政策の課題だと思うんですよね、お年寄りは順次お亡くなりになっていきますし、当然子どもの出生数もどんどんどんどん減ってきますので、人口減るのはしょうがないんですよね。ただやっぱり生業がいかに成り立つかというのが一番重要なんで、そういった人の受け入れ策をどうするかというのを今後真剣に考えていかなきゃならないと思うんですけれども、残念ながら今までの政策はあまり私は効果を発揮できてないと思うので、今現在町長がちょっと描いているイメージ等があれば、ちょっとお聞かせ願いたいなと思うんですけど。
答弁 町長 髙橋健仁
人口減少問題につきましては、本当に私もなかなかすぐ結果が出せるものではないという認識もございますけれども、やはりまずは社会減について何とか抑えていこう、できればそれをプラスにしていこうということでございます。少子高齢化につきましてはそこは時間のかかる部分ではあるというふうな認識のもとで、やはり令和7年度政策事業としてはやはり移住の促進ですとか、それから地域おこし協力隊、それから産業、医療、教育、子ども、高齢者等に関連した事業ということで、全体的にこれを集中投資をしてということじゃなくて、相乗的にやっていかなければならないというふうに考えてございます。それから人口の定義についても、私が役場に入った頃からいきますと、通常は人口というと定住人口ぐらいしかなかった時代がございましたけれども、今や交流人口、関係人口というのがあって、やはり人口についても、どういう政策についてはどういう人口の枠の中で考えるかですとか、こういったことを考えていかなければならないのかなというふうに思っております。以前からやはり、二地域居住というのもありましたので、そういう中では、そういった方たちに住民サービスをどの程度提供するのかという話になりますとなかなか難しいことにはなるんですが、やはり行政執行方針の中のご質問の中でも答弁しましたけれども、まずは基盤をしっかりしていくというのは大前提でございまして、そこは粛々と進めていく。そういう中で、やはり雄武町に来ていただける、もしくは雄武町ということをやはり知ってもらうということが大事なんだろうというふうに思います。これはやはりいろんなチャンネルがあると思いますので、これをやはりしっかり進めていって、そして、やはり受け入れる基盤ですね、住宅なりとかになりますけれども、こういったところをどういうふうに整えていくかということだと思います。ですので、今回、住宅に関して、住まいに関して言えば、住宅についての計画をですね、7年度においては進める予定でございますので、私どもとしてはその辺のところもしっかり整理をさせていただいて、まずここに来ていただいて住んで頂けるといったところ、それからまずは最近はお試しというようなワードがございますけれども、こういったところをもう少し広く活用できないかなというふうに考えてございます。
質問 9番 嶋村義文
今議会での行政執行方針で、高橋町長は雄武町には総合的な地域力が潜在している、私もそのとおり思うんですよね。農地面積はほぼ9300ヘクタール、先ほど話しましたとおり、雄武は35キロにわたる海岸線を有してる。そして林地面積が4万ヘクタール以上あるということでね。他の町村にはない、もうすごい一次産業の生産基盤があるんですよね。ただ私も雄武にもう40年近く住んでるんですけれども、どちらかというと、今、町長が盛んにおっしゃってるその地域潜在力、地域力、それにやっぱり町民が安住し過ぎてるんじゃないかなと。さほど工夫しなくても、それなりの生産高上げられるし、限られた人間で回ってるというきらいが往々にしてあると思うんですよね。ですから、新たな事業を起こすだとか、起業するだとか、そういった動きはやっぱり他の市町村から比べて非常に少ないと思うんですけれども、逆にその資源があり過ぎて工夫をしない町民になってしまったようなきらいがあるんですけど、その辺町長どう考えますか。
答弁 町長 髙橋健仁
大変難しい質問でございますけれども、確かに一次産業基軸でございまして、かつて、やはり今六次産業というのが普通に言われておりますけれども、六次産業化しなくても、やはり町は経済回っていたという時代があったと思います。人口もそこそこ付いていって、基幹産業がしっかりしていけば経済が回って、やはり人口も定着するという、そういう前提がございまして、実は私もかつて企画の時に一部の水産加工業者さんにですね、いわゆる商品化ということについて、提案をさせていただいたことありますけれども、そこまでやはり厳しくなれば、考えるということはあるかもしれないというふうなところですね。なかなか進まなかったような時代がございました。安住といいましょうか、そういう感じではないかというご指摘ではございますけれども、それは逆を言えば、非常に安定をしているという証拠かなというふうにも思います。ですので、こういったところをしっかりアピールしていくことが必要ですし、農業につきましては、やはりスマート農業ですとか、人が少なくなっても、そういったところでカバーしていくですとか、嶋村議員がどこかでおっしゃったと思いますけれども、要するに奥さんがスマートフォンか何かでですね、トラクターを動かしてるとか、こういった大きなイメージを持つとですね、やはりそういった産業も変わっていくのかなというふうに思っております。いずれにしましても、安定がしているということは一つの売りになると思いますので、そこをもう少し一歩踏み出してアピールをしていく、魅力のひとつとして訴えていく、こういったことをしていければなというふうに思います。
質問 9番 嶋村義文
例えば酪農家の新しい担い手になるとなると、もう恐らく億という資産を継承しなきゃなんないですよね。ですから私も農家の方とよく話す機会があるんですけれども、もうほぼ新規就農は難しいだろうと。じゃどうするかという形で、例えば農業に一定程度関わってもいいけれども、無理して資産を持つまで考え方にはいかないと。例えば漁業でも、漁船をもって一漁業者として何というか成り立つような形で、例えば漁師さんにお婿さんに入るだとか、新しい担い手で入る。そういう形態は非常に今後難しくなってくると思うんですよね。先ほど町長答弁の中でお試しという言葉ちょっとお使いになったんですけれども、今までの担い手対策というのは、フル装備で後継に入るという前提の話が、余りにも先立ち過ぎて、もう壁ができちゃってるんですね。雄武町に来て仕事をしたいという場合でも、新規就農しますかという話になっちゃうから。だからもうちょっとこう緩やかな形で雄武町で例えば夫婦でもお子さんいる方でも来て、一定程度やっぱり生活を試してみて、うまくいけば地域に溶け込んでいくという、そういうその前段の受皿組織みたいのがやっぱりちょっと必要じゃないかなと思うんですよね。地域おこし協力隊もひとつの制度ですけれども、その辺で前段の受皿組織というのをやっぱり新しい発想で、作っていくことしかもう今後なかなか難しい。私はね、人口どんどん減っていいと思うんですよ。生業がね、成り立てばいいんですよ。ですから生業が成り立てば、自治体としても十分機能していけるし、ヨーロッパ辺りは1000人以下の自治体っていっぱいありますしね。どうしてもその3000人、4000人が必要だという発想じゃなくて、地域資源を生かした生業がきちっと成り立つような、人材構成ができて、結果2000人であれば私それで十分だと思うんですよね。その辺でもうちょっと担い手対策をもうちょっと緩めた形の町長言ったお試しで雄武に住んでみようか、そのためにはどういった方法があるかというのをちょっと考えたらどうかなと思うんですけども、その辺どうでしょうかね。
答弁 町長 髙橋健仁
お試しというところで、もう少し入りやすいという、そういったアプローチでございますけれども、確かに今現在、担い手農業に関しては担い手対策、漁業はまだ百人以上いますけれども、そういったところでは各方面について担い手というのが難しい状況になっておりますが、おそらく今現在の建て付けの中でやっていては、先ほど議員おっしゃりましたとおり、ほぼフルスペックでやるという前提に立たなければ、入ってこれないというと、資産を持つ、負債を持つっていったところでは、確かにハードルが高いんだろうと思います。そういう意味では、今後の議論の中でそういったこともひとつのアジェンダにさせていただいて、次の一手をどう考えるか、そして地域おこし協力隊のバリエーションも含めて、少し議論の俎上にのっけていきたいというふうに、そういうふうに考えます。
質問 9番 嶋村義文
確かに難しい問題なんで、今後よろしくお願いいたします。以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。