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雄武町議会 令和6年9月議会 2024年9月10日

人口減少に向かう雄武町の将来設計について

2024年9月10日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「人口減少に向かう雄武町の将来設計について」質問し、町長 髙橋健仁、産業振興課長 永井栄次、産業振興課長補佐 髙田勉が答弁しました。

質問者
嶋村義文 議員
答弁者
町長 髙橋健仁、産業振興課長 永井栄次、産業振興課長補佐 髙田勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 9番 嶋村義文

続きまして人口減少に向かう雄武町の将来設計について、町の考えをお伺いいたします。今年の春の人口戦略会議の発表では、2050年の雄武町の人口推計値が2298人という数字になっております。ある程度予測はされておりましたが、非常に衝撃的な数字だと思います。今後の人口減少に向け、町の将来像の検討が当然避けて通れない問題だと思いますんで、まず髙橋町長のこの人口減少に向けた基本的な認識をお伺いいたします。

答弁 町長 髙橋健仁

人口減少対策につきましては、私も町長に就任してから、その前、選挙期間中も申し上げてきたところでございまして、総合計画でも人口が大きな最大の指標でございますことから、これについては、これまでも人口のことについては意識しながら施策が進められてきたと思うんですけども、やはり消滅可能自治体というふうにも言われておりますから、そのようなことを払拭するような思いでですね、この人口対策については向かってまいりたいというふうに思ってます。ただ1つ、これは瞬間的な話かもしれませんけども、7月25日の北海道新聞のオホーツク管内では、総務省が1月1日付けで住民基本台帳人口動態について発表したところ、興部町もそうでしたけども、雄武町も社会増になったというようなこともございますので、やはりここは手を緩めることなく、しっかりやっていきたいというふうに考えてるところでございます。

質問 9番 嶋村義文

移住定住ですとか、交流人材の増加策ですとか、いろいろ人口減少対策というのはいろいろあると思いますけども、今の人口減少の流れというのは、スピードを緩めることはあっても、この流れはとめることはできないと思います。私も約40年強、ここに雄武町に住んでますけども、よく私も話させてもらうとおり、雄武町は非常に魅力的で、特に一次産業の基盤は非常に強固なものがあるんで、それを中心とした循環型の社会構築が唯一雄武町が過疎地になっても生き残っていく唯一の方策だと思うんですよね。それでいろんな政策、髙橋町長考えていられると思うんですけど、選挙の時も雄武町の確かな未来というキャッチフレーズで、一次産業の振興を訴えられておりましたけれども、1つここでちょっとお伺いしたいのは、今後一次産業の担い手がどのように推移していくのかという数字の把握というのは町としてある程度抑えてるんでしょうかね、その辺ちょっとお聞きしたいなと思います。

答弁 産業振興課長 永井栄次

はい。現在押さえている数字なんですけども、令和5年10月現在のですね、農林漁業の従事者数、まず農業が246人、林業が44人、漁業が348人といった人数となっております。今後の見込みなんですけど、人口減少に合わせてそれぞれ減っていくことは当然見込まれます。その対応として漁業関係においては、漁協さんに聞いたところですね、組合員要件の緩和、二男さん、三男さんの組合員がとかで、現状維持を目指していくといったところがあります。農業につきましては、北オホーツク農業担い手対策協議会というとこがありまして、各種担い手対策を講じていってるというのが現状でございます。

質問 9番 嶋村義文

先ほどの行政事務報告でもあったとおり農業はもう生産体が41体しかないということで、今後、なかなか増えていくのは難しいと思います。かといって農地の面積はあるし、漁業はこれだけ広い海岸線があって、林業もこれだけの広大な林地面積があるということで資産は十分にあるんですよね。担い手をどう確保していくかというのは、なかなかやっぱり人を集めるというのは難しいと思います。ここでやっぱり町として当然国もそうでしょうけども、取り組むべきというのは担い手の数が減っても生産高を一定程度確保するためには、やっぱりスマート農業なり、スマート漁業なり、スマート林業なり、ある程度省力化して人材が一定程度減っても生産基盤を確保できるという方策が必要だと思うんですけども、農業については国の事業を中心にして今スマート農業の取り組みを町は積極的にしてますけども、林業については新しく造材の事業も森林組合が始めるということで、新しい森林環境譲与税を使った、新しい高性能機械の導入等も図られてますんでね、私ね、漁業がね、どうなるかなと思ってるんですよね。実際、今本州では水中ドローンを使ったり、いろんなやっぱり省力化策をやってますけども、漁業でのスマート漁業の取り組みというのが、今実際、漁業者なり漁協さんの間でそういう発想があるのかどうかちょっとお聞きしたいんですけど。

答弁 産業振興課長 永井栄次

すいません、漁業につきましては現在、いわゆる農業、林業みたいにスマート何某というという形のものはですね、ちょっと使えるようなのがないといいますか、というのが現状です。

質問 9番 嶋村義文

この間、この一般質問するんで、高田補佐と永井課長とちょっと話させてもらったんですけどね、私前からちょっと疑問だったんだけども、ホタテの漁獲の漁船が今10隻動いてるんですけども、その中に乗組員5人以内と回らないというんですよね。乗組員さんに何が1番仕事のウエイトを占めるんだと言ったら、8尺で上げた貝の選別に時間がかかるというんですよね、選別に。殻貝を全部選別して海にまた投げて入れてるんですよね。殻貝、4年後にまた8尺に入っちゃうんですよね。無駄なことしてるなと私すごく思うんですよ。ですから、例えば10トンの中に殻貝が500キロあるとしたら、それを歩引きして、当然単価下がりますよね。単価下がるけれども、乗組員が例えば2人3人減らせれるといったら莫大な人件費の削減になるんです。そういうのが1つのね、何ていうかな仕事の改善策というかね。いわゆる今、恐らく高校卒業した人でも船に乗るっていう人、恐らくいないと思いますよ。だから漁組さんに聞いても、もうホタテの乗組員をいかに確保するというのが1番大変だというんだけど、その辺から見直しかけたらどうかなと思うんだけど、高田補佐、もし考えあったらちょっと。水産1番明るいんで。

答弁 産業振興課長補佐 髙田勉

今、議員にご指摘あったホタテの無選別ということですけども、過去にですね、1度試行した経緯ございます。試行した際ですね、割れ貝以外にも石とかも非常に多かったということで、そういった場合、今の生産量を確保するためには漁船が今までよりも大型化しなければいけない、巨大化をしなければいけない、そうしなければ生産量が維持ができない。また残渣も非常に残渣処理必要になりますので、経費もかなりかかるということで採算が合わないということで漁組のほうで判断したことが過去にございました。

質問 9番 嶋村義文

ホタテの貝というのは消えてなくならないんですよね。海に入れたらそのままずっと残ってるんですよ。ですから恐らく4年後にまた手間が増えるということで、やっぱり僕個人としてはね、海にあげて、それを全部排除して産廃処理したほうが4年後の漁獲作業がずっと楽になる。その辺ぜひね、検討していただきたい。私も漁業者結構知り合いるんで、しょっちゅう私この話するんですよ。だけどなかなか理解得られないんだよね。こういう問題があるということで、今後やっぱりホタテの乗組員確保というためには、これは避けて通られない問題だと思っています。それともう1点、いわゆる就業者対策ということで、先ほどの行政事務報告では約320人の外国人技能実習生がいるということで、この間、遠藤委員長以下、総務文教常任委員会で日本語アイウエオ教室というとこをお邪魔して、スタッフの方と技能実習生の方といろいろ交流したんですけども、ざっくばらんな話いろいろ出ました。実習生と話しして。やっぱりもう今回の制度改正によって自由に転職できる状況になりますんでね。条件整えばもうすぐ転職したいという人何人かいました。それでやっぱりそういった気持ちになる人をいかにやっぱり雄武にとどまってもらうかということをもう真剣に考えていかなきゃならん時期だと思うんですよね。例えば住環境ですとか、例えば買物の問題だとか、地域公共交通でも技能実習生への対応をいろいろ考えられてるみたいですけども。いわゆる交通手段の問題だとか、1番大きいのは報酬だと思います。そういった問題点をいかに解決していくかってことも早急に取り組まないと、恐らく技能実習生の奪い合いになると思いますよ。だから、その辺の認識、町長どのようにお持ちかちょっとお伺いしたいなと思います。

答弁 町長 髙橋健仁

外国人技能実習生に関してでございますけれども、この技能実習生が少なくなるということは、この業界の産業力が低下するということを意味しますので、これは大変大事な問題だというふうにまず受け止めてます。かねてからご質問があったりした時にもお答えしたかと思いますけど、やはり非常に住環境については、特に加工場からは方々からお話がありまして、都度、公営住宅の特認をとってですね、提供したりですとか、そういったことをやっているわけでありますが、また6月に水産加工場を一通りお邪魔しまして、お話を伺ったら、やはり買い物に行く時のですね、今嶋村議員おっしゃってましたけど、バスに乗ってもらうのにそういったところで何か支援ありませんかですとか。具体的なお話がございました。やはり最後は賃金といいましょうか、給料の部分であったり、住む家であったり、それ以上の都市機能を求められるとまたきついんですけど、やはり町民がこういう技能実習生と近くで触れ合う機会なんかも設けなければならないと思っております。ただ、大きな加工場、資本力のある加工場さんとそうではないところについて、やはりできることの限界があるようでですね。そこら辺は今後どういうふうに支援をしていくべきかといったところを考えておりまして、今年度、まずは技能実習生に対しての負担金について、なかなか経営上大変なんだということでやりましたけれども、そういったところを含めて、この企業実習生を恐らく減った分だけ増やしていかなければならない。できればここにずっと住んでいただきたいと。育成終了という形の中で、できれば長くいていただいてというのは基本的に思っておりますので、今後対策を検討して講じてまいりたいというふうに考えております。

質問 9番 嶋村義文

技能実習生の定着向上に向けてよろしくお願いします。最後なんですけどね、やっぱり今後人口減少をしていくと、当然、町の財政もそれなりに縮小していきます。財政の健全化を図っていくためには当然、無駄な出費を抑えていかなければならないし、収入が減ってきますからね。私お願いなのは、今後人口がほぼ将来的に半分近くになるという状況の中で、1つは公共施設、町が今管理してる公共施設の管理計画、極端な場合はもう必要になくなってくる施設は早めに、住民のそれなりに抵抗はあると思いますけども、やっぱり町の財政を考えると、きちっとした公共施設の管理計画というのはやっぱり今後立てていく必要があると思います。それと上下水道事業は、当然人口が減ると利用料金を上げないと事業が成り立ちません。今も一般会計からそれなりに繰り入れしてますけども、いつまでも繰り入れできるという状況にはなりませんので、以前、お話しした時に近々将来計画が出るということですんでね、やっぱりそういった数字が出た時、将来的に料金体系をどうしていくかということも、きちっとやっぱり町民に示して、やっぱり理解を得ていくという方法をとっていかないと、町の財政恐らくもたないと思いますんでね。その辺の町長の認識ちょっとお伺いしたいんですが。

答弁 町長 髙橋健仁

財政健全化というのは私も申し上げてきたところでございまして、やはり歳入政策ということが1つ大事かなと思いまして、やはり財務政策課ということで財政を分けたというのは、財政のグリップ力を強めるという意図もございます。そして公共施設の管理計画でございますけれども、実は私が就任する場合、長寿命化計画ということで、それぞれ所管部局がですね、音頭取りした所管はありますけれども、それぞれの所管部局で長寿命化を計画を立てて、それでこの施設が、いつまで、どうしてというようなところが結構それぞれの所管課でばらばらに動いてきたというのもございまして、そこで視点として僕は欠けているんじゃないかなと思っていたのが、長寿命化は国の制度で言ってきたので、財源の問題もありますから長寿命化乗せてというのは分かるんですけど、それをそれぞれの公共施設の設置目的を果たしているのかどうか、結構前に立ったもんですから、その時の状況と併せてどうなのかといったところの議論がちょっと手薄かなというふうに思ってございます。そういう中では財務政策課を中心、財務政策と総合政策を中心にですね、この長寿命化に関しまして、もう1度全て土俵に載せて整備をするということを指示してございます。以前、町役場の組織の中に町有施設整備室というのがございました。その時には、そこがある程度一手にコントロールしてたセクションございましたけども、時を経てですね、なかなかそこ全体でまとめるというところがありませんので、組織機構としてもそういうことを考えていかなければならないのかなというふうに思っております。それから上下水道事業についてお話がございました。料金については、なかなかやはり給水人口、受益人口が多くないとですね、高くならざるを得ない。そしてましてや企業会計ですからある程度はっきりしている。恐らく国のほうはそれに基づいて広域化をしたいというのが1つあるんだろうと思いますが、恐らくそういった議論もいずれ出てくるんだろうと思っております。それから能登半島地震でですね、水道管やライフラインがかなり損壊をしたんですが、その理由の1つとして、やはり長寿命化の対策がとれていない、管のですね、老朽管の。ですから、国はやはり今回も能登半島地震を受けて、そういったものを全国的に調査をして、整備をしてもらわなきゃならないだろうというような、そういう論調も今聞いております。そういう意味では、どんどんその受益者負担が増えてくるところもありますので、ただそれも限度があろうかと思いますので、そこら辺はまたいろいろ調査検討した中で議会のほうとも協議をさせていただきながらと思っておりますので、ご理解をいただければと思います。

質問 9番 嶋村義文

以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:雄武町議会 令和6年9月議会 2024年9月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる