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雄武町議会 令和5年12月議会 2023年12月14日

人口減に対する取り組みについて

2023年12月14日、雄武町議会の一般質問で、田中久実議員が「人口減に対する取り組みについて」質問し、町長 髙橋健仁、総務課長 林史祥、産業振興課長補佐 福田泰弘、産業振興課長 安井雅憲、建設課長 田原慎也が答弁しました。

質問者
田中久実 議員
答弁者
町長 髙橋健仁、総務課長 林史祥、産業振興課長補佐 福田泰弘、産業振興課長 安井雅憲、建設課長 田原慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 2番 田中久実

2番、田中久実です。通告に従いまして、質問させていただきます。先日、臨時議会の町長の所信表明で人口減少の抑制に取り組んでいくとおっしゃっていましたが、具体的にどういった取り組みを今お考えですか、具体的にお聞かせください。

答弁 町長 髙橋健仁

田中議員からの通告の内容項目がございますけれども、人口増というのは、これは王道がございませんので、先ほど嶋村議員のご質問の中で答弁しましたとおり、やはり担い手の対策といたしまして、地域おこし協力隊の積極的活用ですとか、または外国人の技能実習生の確保をしっかりするですとか、そういったようなことをしっかり進めて、魅力ある町づくりをすることで人口定住なり、社会減がこれ以上増えないようにしていきたいというふうに考えているとこでございます。

質問 2番 田中久実

すいません、あんまり具体的には感じなかったんですが、雄武町ですね、私個人的に子育て支援や妊活支援などかなり積極的に行っていると思ってるんですが、ひとり親家庭医療費助成や雄武町すくすく赤ちゃん応援事業、妊活応援事業で交通費助成などを行ってますね。こういった助成は積極的に行うべきだと私は考えております。ただしかし、今の雄武町で子どもを出産したいと思う女性がどれだけいるのかという疑問がございまして、雄武町内での病院で出産はできませんよね。紋別広域病院まで片道約40分。帝王切開やハイリスク出産は名寄になりますね。なるんですかね。片道1時間半。不妊治療は旭川まで片道2時間半、2018年2月の東洋経済では、救急車の中で出産せざるを得なかった母の声という記事で紋別市に住む女性のインタビューが掲載されております。こちらの女性は転勤で紋別に移住、一人目が緊急帝王切開での出産だったため、二人目がハイリスク出産になるため紋別の病院で受けさせてもらえず、さらに離れた遠軽町の病院で出産しました。そして3人目のときは、遠軽の産科も、その時閉鎖されてしまったので、片道2時間かけて旭川の病院まで行ったそうです。妊婦健診は小さい子どもを連れて往復5時間かけて、月1、2度通ってたそうなんですが、子ども連れて往復5時間はかなりきついと思うんですよね。妊娠中は貧血などの身体の不調も起きやすい。他にも転勤で紋別に住んでる主婦は、ここに住んでる間は子どもを産まないと決めているそうです。実際、私も34歳、35歳、何歳だ、それぐらいですけど、この町で子どもを産みたいとはちょっと思えないんですよね。ちょっと前置きが長くなっちゃったんですけど、ごめんなさい、通告内容に書いてなかったと思うんですけど、結局ここにつながるんですけど、子育て支援は絶対に必要だと考えているんですが、これが少子化対策であったり、人口増につながりにくいんではないかなというのが私の考えでして、本気でこういった過疎地が人口増に取り組むのであれば、今までのやり方では何も変わらないと思うんですよね。単純に助成金出すよ出すよだけでは人口は増えないと思うんですよ。そこで新たな人口減対策として、この制度を提案したいんですが、通告内容に書かせていただきました、同性パートナーシップ制度の導入ですね。同性同士の婚姻が法的に認められていない日本で自治体が独自に同性カップルに対し、結婚に相当する関係とする証明書を発行するシステムです。ご存じかと思います。これの制度によって公営住宅への入居が認められたり、病院で家族として扱ってもらえたり、さまざまなサービスや社会的配慮が受けやすくなります。2023年時点で導入自治体は328自治体、北海道185市町村の中では今、7市区町村が導入されてますね。札幌市、函館市、帯広市、北見市、岩見沢市、苫小牧市、江別市です。ちなみに2016年には、大阪市が同性カップルを養育里親に認定し、親のいない子どもを同性カップルが養子として引き取りました。こちらは各自治体の児童相談所などで一定期間研修を行って里親になったそうです。家族の形に血のつながりや性別など縛りは必要ないかなと思うんですね。町内でも出産後、離婚、その後再婚されている方がたくさんいらっしゃるわけですし、そういった新しい概念を取り入れることによって地域が活性化され、人口増につながると思います。カップルで入ってきていただいたら、2増えますよね。お子様が出来たら、もう1増えるわけですから、そういった取り組みも考えたんですが、いかがでしょうか、町長はどう考えてますか。

答弁 総務課長 林史祥(総務課長は2024年3月まで)

今、田中議員から説明ありましたとおり、パートナーシップ制度につきましては同性同士の婚姻が法的に認められていない日本で自治体が独自に結婚に相当する関係というような証明書を発行し、さまざまなサービスや社会的配慮を受けやすくする制度という理解はこちらもしております。ただこの制度につきましては婚姻とは異なり法律上の効果が生じてないということもご存じかと思います。現在ですね、雄武町におきましてはこのパートナーシップ制度の導入につきましては検討段階にも至っていないというのが現状であります。多様性が尊重される時代ではありますが、北海道でも今現在は七自治体が導入ですけども、その他の自治体の動向も注視いたしまして、導入の是非につきましては慎重に進めていく必要があるものと考えております。以上であります。

質問 2番 田中久実

私はいずれこの制度が日本じゅうで当たり前になるんじゃないかなと思ってるんですね。そうなったとき、10年後、20年後になったとき、雄武町また出遅れてしまうんじゃないかなと思うんです。どうせ当たり前になるんだったらむしろ今先進的にやって、雄武町という北海道の小さな田舎町でこういう取り組みをしてるんだよという、町おこしにつながるのではないかなと思います。やはりちょっと私が懸念している点はやっぱり同性愛者を受け入れられない人種ですね。一定数いらっしゃるかと思うんですが、そういった方が直接的に危害を加えるということとかは、ちょっと私は考えてはいないんですが、もし仮にあったとしても人口4000人の小さな地域だからこそ明るみに出やすいので、それこそ地域全体で支えていけるのではないのかなと思うんですが、町長はどうお考えですか。

答弁 町長 髙橋健仁

この件に関しましては総務課長答弁させていただきましたけども、基本的に居住する権利は日本全国どこにでもありますので、こういった方たちが雄武町に住んでいただくことについては構わないというふうに思いますし、ただ条例で規定を設けるということになりますと、やはり条例で何を規定するのかということになろうかと思います。宣言的な条例と、それからやはり何か権利を与えるような条例ってあると思うんですね。ですから、その辺をどうするかというふうになってくるので、やはり条例のレベルで設けるかどうかというのは、今の段階では慎重ならざるを得ないというふうに考えております。そういう中では、こういう同性パートナーが、例えば公営住宅に住みたいとかいった場合は、それは公営住宅の個別の解釈の中でですね、どう考えるかということでありますので、条例をもって、そこに授権するというふうにしなければならないというふうには今の段階では考えていないところでございます。

質問 2番 田中久実

はい、分かりました。ではそれもまた次の質問にちょっとつながるんですが、次の質問に移らせていただきます。先ほどの嶋村議員の質問と被ってしまうんですが、今年は約20年ぶりに酪農家さんの新規就農がありましたが、現在、町内の酪農家軒数はたしか40軒ほどだったと記憶しておりますが、今後も来年も離農予定されてる、何軒かは離農予定されているそうですが、町内の酪農家戸数減少は深刻ですね。こちら新規就農者を増やすことで人口増にもつながると思うんですが、町長、先日、農業はあまり詳しくないとおっしゃっていましたが、町長個人的には、この点はどういった取り組みを考えていらっしゃいますか。

答弁 町長 髙橋健仁

近年、農業者の高齢化や後継者不足によりまして離農者が増加傾向にあり、今おっしゃられたとおり、離農者がこれからも存在するというのは承知をしているところでございます。離農に与える影響は計り知れないものがありまして、その辺も承知をしているところでございます。本町の生乳生産体制や適切に農地を維持管理するためにはですね、新規就農対策というのは重要でありますので、まずそこをしっかりやっていくというところでございまして、そのためにも本年度創設いたしました、離農者登録制度の活用及び新規就農応援隊の活動により、新規就農者が安心して就農できる体制を築いていくことで農家人口の増加が図られるものと、そういうふうに考えているところでございます。

質問 2番 田中久実

ちょっと参考までに今現在どのような取り組みをされているか、どのような補助、支援があるか。せっかくユーチューブのカメラも来てますし、こちらで教えていただければ動画で私宣伝しますので、よかったらテレビカメラに向かってお願いします。どのような補助されていますか。

答弁 産業振興課長補佐 福田泰弘(産業振興課長補佐は2023年12月まで)

今の新規就農者支援ですけれども、田中議員もおっしゃるとおり、新規就農された場合、200万の奨励金ですとか、固定資産税のリースの補助金ですとか、たくさん手厚い補助を持っております。また今年できました離農者登録制度、離農する側にも奨励金が出るような制度もありますし、新規就農応援隊という制度もあって、就農者が安心して取り組める制度を設けております。

質問 2番 田中久実

ありがとうございます。こちら動画で宣伝させていただきます。先ほど最初の質問にもつながるんですが、ここで同性パートナーシップ条例の話になるんですが、同性パートナーシップの同性婚のカップルをですね、新規就農につなげられないかなと私は考えております。道東では女性同士のカップルが就農されてます。こちらはですね、あくまで養子縁組であって、夫婦として認められたわけではないそうです。ですが同姓愛の方からすると、あくまで親子になりたいわけじゃない。好きな人とはあくまで夫婦になりたいというのがやはり理想だそうです。先日同性カップルでも就農できるとおっしゃっていたんですが、これは特に何か夫婦とか婚姻関係とか親子という縛りがなくても、農協からお金を借りられるということなんですかね、そういう解釈でよろしいですか。お願いします。

答弁 産業振興課長 安井雅憲(産業振興課長は2024年3月まで)

本町におきまして雄武町新規就農者誘致に関する特別措置条例という条例がございます。その中で規定している内容ですけれども、例えばここの規定でうたっているのは共同経営を行う者が3名以上、農業経営に参加するもので該当するということで、そういった意味でパートナーでなくてもというような、そういったことでご説明したところでございます。

質問 2番 田中久実

ありがとうございます。今後、新規就農者を増やすに当たって、ごめんなさい、これ通告内容に書いてないので答弁は結構なんですが、新規就農者の間口を広げることが私は大事かなと考えております。先日の協議会でもお話しさせていただきましたが、単身者でも就農できる仕組みづくりですね。やはり酪農家というのは夫婦というのが、夫婦というか2人、先ほどの共同経営といったのが条件になってしまうんですが、結婚されないこともたくさんいらっしゃいます。女性でも男性でも。お隣の枝幸は女性一人で経営している酪農家さんがいらっしゃいます。そちらは搾乳だけそちらの酪農の女性経営者がされて、それ以外の餌づくりは他の酪農家さんに手伝ってもらっているそうです。あと計根別農協でも2年ほど前に、女性1人で就農されています。そういった、そうですね、やっぱり酪農、自分が牧場で働いているので1人でするというのはすごく大変なことかと思うんですが、やりようはいくらでもあるんですよね。周りの農家さんに何かしら手伝ってもらうとかもあると思うので、そういったお考えもしていただきたいというのと、あとこちらも先日申し上げたんですが、レディースファームの設立ですね。機械化を積極的に行って、重労働を半減しまして、これはちょっと非現実的かもしれないんですけど例えばキッズルームを一緒に建てたりして、ガラス張りにしたら牛舎から見えるので、ちょっと動物園感覚にしてもらったりとかして、そしたらシングルマザーの親とかでも入りやすいですよね。そういったものも考えていただきたい。あともうひとつ、酪農以外の畜産業の就農ですね。酪農はやはり単身ではハードであることは身をもって体感しているんですが、では他の動物だったらどうかと考えたときに、豚、羊、鶏ならどうかなと思うんですね。個体が小さくなると、ちょっと重労働も多少減ります。海風が強い雄武町では畑作はやはり厳しいかなと思われているので、何も畜産だからといって、牛にとらわれる必要はないかなと私は考えているんですが、例えば養鶏だったら滝上町では七面鳥を飼ってたり、それを特産品にしていますね。あと北海道でかなり少ないんですけど、ウズラ農家ですね。こちらが全国で27軒しかなくて、生卵販売しているのはそのうち9軒ですね。かなり少ないんですよね。こちらも担い手不足が深刻化されています。ちなみに私は関西人なんですが、関西ではそばつゆにウズラの生卵入れるんですが、こちらにはなくてちょっとびっくりしたんですよね。例えばこの雄武町独自でウズラブランド打ち出して、町おこしにつなげるのもありなんじゃないかなと思っております。なので牛以外の畜産業もちょっと勉強していただいて、就農できる体制を整え誘致すべきではないではないかなと思っております。次の質問に移らせていただきます。人口増のお話をさせていただいたんですが、人口が増えた後の住宅確保については考えていらっしゃるのか。現在既に住居がなく、隣町から通勤している町民もいる状態です。先日の社会福祉協議会の後の懇親会で、今後外国人労働者の雇用も検討しているが住宅がないとのことです。実際、雄武町は空き家たくさんあるのに住める状態ではない、あと私空き家対策委員会に入ってますが一度も徴集されていないんですが、空き家対策、今後の住宅対策や空き家対策委員会の活動などはどうされるのか、お聞かせください。

答弁 建設課長 田原慎也

ただ今の空き家対策の関係ですけども、直近に開催したのが、令和4年の12月22日に開催しております。内容につきましては解体補助の制度についてでありまして、現在取り進めている補助制度の内容について、会議の開催をしてございます。次回はということで、特定空き家、こちらに関することを議題とした開催をする予定で会議を終了してございます。いまだ開催できていないのが現状でございますけども、先日、空家等対策の推進に関する特別措置法というものが一部改正になりました。こちら13日施行ということでありまして、この内容が特定空き家に関することでありましたので、この改正内容を踏まえた上での協議会を開催したいと考えております。いろいろ準備もございますので、協議会の開催までもう少しお時間をいただきたいということでございます。

質問 2番 田中久実

協議会などでも私も何度も申し上げているんですが、空き家が簡単に閲覧できるようにホームページなどにまとめて、移住者が検索しやすいシステムを導入すべきかと思います。現在ですね、私のSNSには雄武町に移住してみたいといったDMが多数来るんですね。でも今現在、住む場所がないじゃないですか。なので安易にどうぞどうぞ来てくださいとも言えない状況なので、やはり空き家対策、空き家とか住宅対策は早急に取り組んでいただきたいんですよね。社会福祉協議会との懇親会の話になるんですけど、介護が必要ではないレベルの独居老人のための住まいがあればいいなというお声をいただきまして、例えば今空いてる廃校とかを利用して、そういったことはできないのかといった質問をいただいたんですね。やはりなるべく人に迷惑かけたくないとか人にお世話してもらうの申し訳ないと考える高齢者の方も一定数いらっしゃいます。ただやはりすごく、ちょっと玄関前を除雪するだけですごく大変だとおっしゃっていたんですよね。廃校利用という話が出てきたんですけど、廃校有益利用は私もいろいろ考えたんですが、若年層からは遊べる場所がもっとほしいといった声も多数あったので、例えば週末だけ映画館にするとか、はやりのサバイバルゲームの舞台にするとか、滝上町のようにコスプレイベントの撮影地にするとか、そういったアミューズメント的なこともいろいろ考えたんですが、やはり人材不足や収支などを考えると永続的にちょっと難しいかなと思っております。それならばそういった住宅にしたほうがいいのかなと思いまして、町営住宅のほうも年齢制限があるんですよね。そのせいで年齢のせいで、あちこちたらい回しにされている牧場従業員も実際いるんですよ。私も年齢が年齢なのでその辺りがすごく心配なんですけど、玄関周りの除雪だけでもとても大変とおっしゃっていたので、それならいっそその玄関周りだけロードヒーティングにするとか、除雪業も委託するのにお金がかかるわけで、除雪業も今人手不足らしいんですよね。だったら国の補助金でソーラーパネルを建てて、電力を賄って、一部分だけロードヒーティングにするとか、今後さらに人手が足りなくなるのを予想して機械の力を借りるのもひとつの手だとは思います。あと私の所属していた農協の女性専用住宅、まきばですね、こちらは女性専用で実習生用の住宅なんですが、1年半住んでたんですが、家具家電つきの住宅で1軒2階建てで6部屋あります。こちらが1年近く入居者がないんですね。こちらもすごくもったいないなと思ってるので、ただ農協の持ち物になってしまうので、こちらもですね、町から打診してもっと幅広い層に有効利用してもらえるように打診してみてはいかがかなと思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 産業振興課長 安井雅憲(産業振興課長は2024年3月まで)

ちょっとおっしゃるとおり農協さんの持ち物でありまして、こういったご意見があったということは農協さんのほうにお伝えさせていただこうかと思います。

質問 2番 田中久実

ありがとうございます。よろしくお願いします。次の質問に移らせていただきます。

出典:雄武町議会 令和5年12月議会 2023年12月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる