みんなの議会

雄武町議会 令和6年6月議会 2024年6月13日

猛暑対策と公共施設の冷房及び住宅エアコン設置の補助について

2024年6月13日、雄武町議会の一般質問で、田中久実議員が「猛暑対策と公共施設の冷房及び住宅エアコン設置の補助について」質問し、病院事務長 新谷朋人、健康推進課長 渡邊夕喜、地域福祉課長 横田和幸、総務課長 中村文隆、財務政策課長 安井雅憲、建設水道課長 田原慎也、町長 髙橋健仁、産業振興課長 永井栄次が答弁しました。

質問者
田中久実 議員
答弁者
病院事務長 新谷朋人、健康推進課長 渡邊夕喜、地域福祉課長 横田和幸、総務課長 中村文隆、財務政策課長 安井雅憲、建設水道課長 田原慎也、町長 髙橋健仁、産業振興課長 永井栄次

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 2番 田中久実

2番、田中久実、議長により発言の許可を得ましたので、通告に従いまして質問させていただきます。まず今年度の猛暑対策と公共施設の冷房及び住宅エアコン設置補助について、昨年夏は東京で最高気温が30度以上になる真夏日が連続60日間と過去最高となるなど、日本中、猛暑に苦しみましたが、北海道も例外ではありません。連日異常な高温に見舞われ、道内では7月20日から44日連続して真夏日を観測しました。もちろん観測史上最長更新です。熱中症警戒アラートが全道に発表されたのも昨年が初です。さらに仕事中に熱中症で死傷した人は計153人で、こちらも過去最多です。今年はまたエルニーニョ現象の影響で昨年以上に気温が高くなる見通しとなっております。北海道は2023年8月、熱中症の搬送者数が全国最多の935人。専門家によりますと、本来涼しい地域である北海道で生まれ育った道民は暑さに慣れていないため、熱中症の経験がないので、熱中症の症状が分からない、気付かないうちに熱中症になっているケースが多いらしいです。近年の気候変化を鑑みると、こういった災害級の暑さはこの先も訪れるのではないかと思われます。そこで質問です。昨年町内で発生した熱中症者数は何名ですか、搬送に至ったケースはありますか。2点目が雄武町は熱中症予防にどのような取り組みをされましたか。また今年はどのような取り組みをされる予定ですか。

答弁 病院事務長 新谷朋人

病院といたしましては熱中症患者の数という傷病別の患者数は押さえてないので、病院としてはちょっと回答をできる準備がございません。

答弁 健康推進課長 渡邊夕喜

はい、猛暑に対する対応と対策について健康推進課としましては、熱中症を未然に防ぐため、今年度においても熱中症予防の普及啓発、そして注意喚起と積極的な周知を行っていきたいと思っております。具体的には防災無線での熱中症関係をはじめ、広報、ホームページ、地デジ、X、そして雄武町の乳幼児を持つ保護者の約半分が利用している母子手帳アプリ、「母子モ」を活用して町民に広く周知していきたいと思っております。また庁舎の他、公共施設、町内店舗等へポスターの掲示、そして乳幼児等の家庭訪問や各種事業開催時においては熱中症予防のパンフレットを配布するなど、平時から積極的な周知を行います。また、厚生労働省は多言語リーフレット、障害がある方のリーフレットを作成しておりますので、対象者には積極的に活用していきたいと考えております。地域包括支援センター所長を兼務しておりますので、引き続き説明をさせていただきます。熱中症患者のおよそ半数が高齢者であり、高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能や暑さに対する体の調整機能を低下しておりますので、喉の渇きを感じていなくても小まめに水分補給する、暑さを感じていなくても室温を調整するなど、普段から対応や心がけも大切だと考えております。地域包括支援センターの取り組みとしましては、地域包括支援センター相談協力員や健康推進課と連携しながら、独居高齢者世帯の家庭訪問を行い、体調確認、室温調整、衣服の調整、適切な水分補給等の促しを行い、また介護サービスを利用している方については、各関係機関と協力しながら高齢者の体調変化に留意し、熱中症を予防していきたいと考えております。なお地域包括支援センターでは、昨年度の熱中症の方の数は特にこちらのほうでは捉えておりません。以上です。

答弁 地域福祉課長 横田和幸

地域福祉課における高齢者への対応についてでございますけれども、独り暮らしの高齢者等を対象として設置しております、緊急通報システムを通じました体調不良者の早期発見や早期対応の他、社会福祉協議会が実施しております指定訪問介護事業や昨年11月から介護保険の給付サービスでは対応できないため、補完サービスとして開始いたしました見守り支援などにより、体調不良者の確認や把握による早期の対応を考えてございます。また、地域の状況を把握している民生委員が実施します見回り活動を通じた情報提供体制も構築されてございますので、関係部署や関係団体等と連携を図りながら高齢者への猛暑対策に万全を期してまいりたいと考えているところでございます。

答弁 総務課長 中村文隆

私のほうから災害対策の点について答弁させていただきます。災害対策としましては、本年度自然災害、夏季の猛暑を備えましてですね、自然災害が発生した場合の対策としまして、避難場用のスポットクーラーを購入して対応することとしているところでございます。それと先ほど救急搬送の話が出ましたけども、ちょっと件数が今手元にございませんので、後ほど確認させていただきます。

質問 2番 田中久実

民生委員の方が独り暮らしの老人の方に家庭訪問されているって話だったんですけど、東京都の町田市では民生委員の方が家庭訪問のときに首元を冷やすネッククーラーとかお渡しして、それで使用を促して、それが大変住民の方に感謝されたという例があるので、もうちょっと一歩踏み込んでそこまでしてくれたらいいかなとちょっと思いました。あと単純に注意喚起や情報発信だけで、どれほど熱中症が防げるのかという懸念があったのでもう少し具体的な取り組みが必要かなと思います。具体的な提案のひとつとして、ひとつは住宅用エアコン費用、エアコン設置費用補助制度の導入です。先ほどもあったとおり、総務省が発表した令和5年8月の全国における熱中症の救急搬送者数は34835人です。熱中症の発生場所が最も多いのが自宅です。最も年齢区分で多いのが高齢者ですね。先ほどおっしゃっていただいたとおり、高齢者の方、ちょっと体温調節ができないので、熱中症になってることに気づかないでいることが多いんですね。また内閣府の消費動向調査では、2人以上世帯よりも単身世帯のほうがエアコン普及率が低くなっております。1人だったら自分だけ我慢すればいいやという感覚になってしまうので、どうしても買わない、購入しない、買ってもつけないということが多いんですよね。つまり熱中症は独居老人が自宅で発症されるケースが最も多いんです。1部の高齢者はまだエアコンイコール体に悪いというイメージを持っていたり、特に北海道民はいまだに何かエアコン付けたら負けた気がするとか、エアコンは贅沢だと考える高齢者が多いように感じて、自ら付けるという行為に至らないんですね。言って家族、ご家族の方に説得されて付けたというケースが大変多くなっております。実際、設置となると今の平均金額が今84000円ぐらいなんですよね。また電気代もかかりますし、低所得世帯には大変厳しい金額かと思われます。また公営住宅はエアコンは付いてないですよね。こちら公営住宅なので壁に穴をあけたり、室外機の設置場所が必要になってくるので、設置していいか分からないという方もいらっしゃるかと思います。ここで質問なんですが、町内のエアコンの未設置の世帯数は把握はされていますか。また、もうひとつがエアコン未設置の低所得世帯に対し購入を助成する制度はありますか。3点目が現在の住宅事情はストーブエアコンは標準的な装備になっていると思いますが、今後公営住宅に設置していく考えはありますか。

答弁 財務政策課長 安井雅憲

ちょっと総合的なお話なのでなかなかお答えしづらいところもありますけれども、エアコンを設置していない家庭だとかそういった人数等の把握等は恐らくどこも行っていないかと思います。それで住宅の話、町営住宅の話がありましたのでそちらのほうの回答でございます。現在は町営住宅でエアコンについては家電製品ということもあり、当初から設置している住宅はございません。このため入所者の設置の申し込みにより、自費により取り付けを許可しているということで対応しているところでございます。

答弁 建設水道課長 田原慎也

公営住宅建設のほうでについてお答えいたします。建設当初についてですが、今現在ストーブ、そちらは標準装備になっておりますが、エアコンのほうはまだ標準装備がないというとこで建設当時は進んでおります。

質問 2番 田中久実

今後、公営住宅に設置していく考えはありますか。

答弁 財務政策課長 安井雅憲

先ほど議員もおっしゃられたように購入費の助成もあったとしても電気料が高くなったり、基本料自体が高くなったりとか、そういったこともありますので、今考えにはございませんけれども、これから総合的に考えていくことも今後はあるのかというふうに考えております。現在ではそういった考えは今ございません。

質問 2番 田中久実

去年災害級の猛暑を受けて、今年の今6月で考えていないというのはちょっと取り組み的に遅いんじゃないかなと感じたんですけど、私はもうちょっと早く一般質問すべきだったと思うんですけど、ちょっと遅いかなと思います。先ほど低所得世帯に絞ってお話ししたんですけど、道南の上ノ国町では、こちらは町内全世帯を対象にエアコン設置助成制度を今年から導入されています。補助額は設置費の半分、50%で最高10万までとされております。上ノ国町は人口約4000人、世帯数約2300世帯で雄武とほぼ同じ規模なんですよね。それで全世帯に補助制度を出しているんですけど、雄武町はそういった考えはないんですかね、町長。

答弁 建設水道課長 田原慎也

一般住宅、こちらについては、町営住宅、一般住宅にですね、設置する助成制度を今、お話あったと思うんですけども、そちらのほうが何か、北海道のほうであるというお話も聞いておりますので、何かそちらのほうで考えたいというところでございます。

答弁 町長 髙橋健仁

今、担当課長のほうから申し上げましたけれども、私が就任してからですね、やはりどこからこの災害級の暑さについてどう対応していくかといったときにやはり順番がございましてね、財源上の問題もありますから。ですから学校についてやらせていただきました。それから高齢者等がですね、弱者がよくご利用される別館ですね、こういったところを含めて、この次は何か災害があったときに避難場所となっているところですとか、そういったところ順次やっていかなければならないなというふうに考えております。それで今おっしゃられたエアコンの個人世帯に対する助成等でございますけれども、紋別なんかではやってるわけですね。それで午前中の嶋村議員からご質問のありましたゼロカーボン宣言というとこにつながるんですけども、そういったことをすることで、そういった補助につながるというのがありますので、今後の検討として考えているところでございます。

質問 2番 田中久実

来年もものすごく暑くなるかもしれないので、早急に検討をお願いします。2点目の提案なんですけども、先ほど町長からもお話あったんですけど公共施設の冷房設置ですね、先ほどの熱中症発生場所の話に戻るんですけど、1番多いのが自宅で、2番目に多いのが道路なんですよね。アスファルト舗装面がかなり高温になっていて直射日光も当たるので、道路歩いてる時に熱中症を発生して倒れてしまうというケースがあるそうです。そこで町内各所に涼みどころを設置したら、外出中の熱中症も避けられるとは思うんですが、こちらクーリングシェルターというんですけど、このクーリングシェルター、どういったものかは雄武町は把握されていらっしゃいますか。

答弁 財務政策課長 安井雅憲

クーリングシェルターにつきましては、今年の4月から法定化されていることもありまして承知してございます。

質問 2番 田中久実

近隣市町村では、昨年美幌町が町内5か所にシェルターを設置し、車で町内を回ってスピーカーでクリーングシェルターを設置しましたというふうにお知らせしながら町内を回っていたんですよね。美幌町の他には網走市、登別市、留寿都村、陸別町など各地で開設されてます。施設によりけりなんですが、Wi-Fi完備してたり、飲食可能、タオルやうちわ、瞬間冷却剤を備蓄、あと冷水機なども設置しています。今金町では既にもう6月から一般町民に開放されております。5月6月って実は熱中症がすごく多くて、体がまだ汗をかくことになれていないため、急に気温が上がると発汗がスムーズにいかずに熱中症のリスクが高まります。つい最近だと6月8日に旭川市の野外イベントで熱中症の疑いのある方が4名いらっしゃいました。本州では栃木県佐野市で民間施設に協力をあおいでクーリングシェルターを募集しています。先ほど先に公共施設のほうからエアコン付けていくとおっしゃっていたんですが、今、エアコンがついている公共施設ってなると、どちらでしょうか。そちらはクーリングシェルターとして開放される予定は今ありますか。

答弁 町長 髙橋健仁

公共施設に関しましてやはりクーリングシェルターというようなところはですね、今年も実は網走地方気象台長さんがお見えになりまして、去年並みに暑くなることがあるというふうに伺っているところでございます。ただ雄武町の去年の状況でいきますとクーリングシェルターをやはり、義務的にやらなきゃならないという状況下にあるかといったところでは、議員もご存知かと思いますが、暑さ指数というのあるかと思いますけれども、それでいきますと、まだ本州並みには至っていないという状況がございます。だからやらないということではなくてですね、順次、今整備をしておりますので、整備が整い次第ですね、公共用に開放していいと判断する部分についてはですね、何らかの形で開放するような方向で考えていきたいと思います。今、公共施設設置されているもの、それから設置の工事がやっていることにつきましては担当の課長から答弁させます。

答弁 財務政策課長 安井雅憲

公共施設につきましては、先ほど1番、町長のほうからもお話ありましたけれども、学校であったり、保育所であったり、児童センターも今、設置を進めております。この他の役場庁舎もあって、別館がですね、これから今付くところでございます。この他、それから特別養護老人ホーム雄愛園ですね、あと図書館もですね、全体ではないんですけれども図書館も1部、図書館になっております。あと病院ですね。よろしいでしょうか。はい。

質問 2番 田中久実

はい、分かりました。そちらもしクーリングシェルター今年中に開設するのかな。もし開設したら、どのように周知される予定でしょうか。

答弁 町長 髙橋健仁

クーリングシェルターとして位置づけるの今、途上にあるものもありますので、クーリングシェルターということになれば、周知いろいろしなければなりませんので、そこら辺はちょっと検討課題とさせていただいて、ただ暑い時にはですね、ここを開放しますというのは、今回補正で上げさせていただきましたLINEのアプリを導入するような予算も上程させていただいておりますので、今までのSNSのツールもありますし、ホームページもありますし、そういったところで、あとは防災無線ですね、もありますので、そういったところでですね、周知をさせていただいて、住民の危険避難をするように努めてまいりたいと思います。

質問 2番 田中久実

はい、理解しました。先ほどお話ししたエアコンを付けたらもったいない、贅沢だという感覚の高齢者の方も大変多いので、また電気代も大変高騰しているので、自宅に一家に1台ずつ付けるより、公共の場でクーリングシェルターみたいな大きなところで付けていただいて、雄武町の気温でしたら、昼間だけそこで過ごしてたら、何とか暑さをしのげるんじゃないかなと思いますし、先ほど嶋村議員の一般質問でもありましたけど、再生可能エネルギーなどを使って町内で循環させて、うまく電気代を賄えたらいいかなとちょっと思ってるので、ちょっと早めに措置していただきたいです、お願いします。あとすいませんちょっと一般質問の通告内容にないんですけど、いいですか。大丈夫ですか。

質問 2番 田中久実

この猛暑の影響で酪農業にも影響が出てくるかと思うんですけど、乳牛は暑さに弱く、ストレスで乳量生産量がまた低下するかと思います。受胎率も低下します。熱射病で死亡する牛もいます。昨年、北海道で猛暑の影響で病気になった牛は258頭、このうち105頭が死亡しております。畜産業は現在、餌代の高騰、電気代の高騰など経営にかなり打撃を受けていますが、今年の夏の猛暑対策として何か行政として対策は考えていらっしゃいますか。

答弁 産業振興課長 永井栄次

農業関係の猛暑対策なんですが、結論から言いますと特段対策は考えてません。JAさんからもそういった何かしらの要望というものも受けておりませんし、といったのが現状でございます。

質問 2番 田中久実

例えば熱中症対策として牧場に扇風機、ファンとか付けたり、ミスト付けたり、遮断熱シートを設置するとかってなると、その際って何か補助とかってあるんですか。

答弁 産業振興課長 永井栄次

扇風機とかに対する助成というのは行っておりません。ただ、大きな農場とかは自分たちで対策として扇風機を設置して、対応しているようです。以上です。

質問 2番 田中久実

はい、理解しました。個々でやってください、行政としては特に何もないということですよね。はい。理解しました。はい。特に特段目立ったクレームというか、要望もなかったということで、ちょっと安心しております。酪農業、雄武町の大事な産業のひとつですので、何かあったら、必ずちょっと支えていただきたいなと思っている所存です。お願いします。

出典:雄武町議会 令和6年6月議会 2024年6月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる