雄武町議会 令和5年9月議会 2023年9月5日
有機農業の推進について
2023年9月5日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「有機農業の推進について」質問し、産業振興課長 安井雅憲、教育長 豊田通敏が答弁しました。
- 質問者
- 嶋村義文 議員
- 答弁者
- 産業振興課長 安井雅憲、教育長 豊田通敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 9番 嶋村義文
続いて雄武町における有機農業の推進についてお伺いします。国は、みどりの食料システム戦略を策定し、その背景について次のようにうたっております。健康な食生活や持続的な生産、消費の活発化やESG投資市場の拡大に加え、諸外国では環境や健康に関する戦略を策定するなどの動きが見られます。今後このようなSDGsや環境を重視する国内外の動きが加速していくと見込まれる中、我が国の食料、農林水産業に於いても、これらに的確に対応し、持続可能な食料システムを構築することが急務となっているとうたっております。従来の輸入穀物、化学肥料、大量の農薬に過度に依存した日本農業の大きな転換点だと思っております。そこで、雄武町の現在の有機農業に取り組まれている生産者数、農地面積をお伺いしたいと思います。
答弁 産業振興課長 安井雅憲(産業振興課長は2024年3月まで)
町内の有機農業の現状について把握してる限りでありますがお答えいたします。取り組んでいる農業者数については、酪農家8軒、畑作、だったんそばでありますが、畑作農家は1軒であり、有機認証を受けている農地面積は1103.3ヘクタール、このうち牧草が776.5ヘクタール、だったんそば畑が326.8ヘクタールであります。
質問 9番 嶋村義文
今、1103.3というお話でしたけども、面積が。雄武町の農地面積に占めるウエートはどのくらいの割合なのか、有機認証を受けてる農地面積が日本一だとお伺いしたことあるんですけど、その辺の事実関係もちょっとお知らせ願いたいんですけど。
答弁 産業振興課長 安井雅憲(産業振興課長は2024年3月まで)
はい。町内農地面積の約11%ということで認識してます。
質問 9番 嶋村義文
日本一、面積の広さ。
答弁 産業振興課長 安井雅憲(産業振興課長は2024年3月まで)
申し訳ありません。調べてはいないんですけれども、有機認証のですね、専門の方々がお話しするところでは、大きいという話は聞いております。ちょっと日本一かどうか申し訳ありません。答えは持っておりません。
質問 9番 嶋村義文
緑の戦略で将来目標として、国内の農地面積の20%を有機農地にするという目標を掲げてますけども、雄武町はもう既に11%農地面積があるということで、この間、ここ2、3年、輸入穀物が高騰したということで、酪農経営が危機的な状況になったということで、今後、輸入穀物に依存しない、やっぱり資源循環型農業を目指していかなきゃならんという機運が随分出てきてると思うんですよね。そういった中で、町として今後この有機農業推進の動きに向けて、町として具体的にどういった考え、もしくは施策等を考えているのか、ちょっとお伺いしたいんですけど。
答弁 産業振興課長 安井雅憲(産業振興課長は2024年3月まで)
はい。まず一点目はですね、昨年5月に設立しております、次世代につなぐ雄武町有機農業推進協議会がございます。これは構成員が町、農業委員会、農協、普及センター、酪農家七軒、それと畑作農家一軒と現在なっております。この協議会につきましては、当然議員言われるとおりですね、国の動きと同じ足並みをそろえるような形で進んでいく、推進していくということが一つございます。それで具体的な取り組みということでございますけれども、まずはその組織自体はですね、今国がいろいろ応援してくれているので、いろんな補助金も活用できて有利に行える、あとは粗飼料に切り替えることで、コスト減になるということで、そういった有利性があるということでございます。また、循環資源、資源循環型の農業の推進、この関係についてということでございますけれども、まず現在、雄武町では議員ご存知のとおり、バイオガスプラントの整備に向けても検討を行っております。現在ちょっと少し停滞はしてございますけれども。ただその中では家畜ふん尿を消化液として再生することで、資源の循環が図られますので、町としてもバイオガスプラントの整備は非常に重要と考えてございます。また先ほど言った有機農業推進協議会の中には、畑作と酪農家、これは結構珍しいようなんですけども、畑作と酪農家が一緒に同じ協議会に入っている、そういった有利性もあってですね、酪農で排出される家畜ふん尿を畑作で、先ほど言った例えば消化液とか、そういったものを活用するということでも、循環が図られるのではないかなと考えてます。ただしですね、有機農業はもちろん推進する一方で、生産の仕方や考え方はさまざまであります。従来どおりの考えもですね、尊重していく必要性はあるのかなというふうに考えてございます。
質問 9番 嶋村義文
今後有機農業、資源循環型の農林水産業の振興に向け、私は町民の意識向上が非常に重要だと思います。それに向けて次世代を担う児童生徒へのオーガニック給食、この有機生産物、農産物なり水産物を使ったオーガニック給食というのが全国的に随分今普及してきてます。特に主食である米だとかパンというのは、なかなか地元では調達できないんで、難しい面はあると思いますけども、このオーガニック給食に向けた考え方というのは、教育委員会さんでどういった考え方をお持ちなのか、ちょっとお伺いしたいなと思います。
答弁 教育長 豊田通敏
オーガニック給食なんですけども、今段階、段階というか今までですね、検討した経緯はないんです。全く。全くという言い方変なんですけども、ただ安全で安心なものを提供するというのは、常に私たちの目標をしてるところのものですから、そのオーガニック給食についてはこれからますます研究していく必要があるかなというふうに思ってます。それで今段階ですね、そういう、なぜ検討してないのかというちょっと理由述べさせていただきますけども、学校給食における給食の調達なんですけども、これは大量調達と調理という性格上、同一食材や加工品及び調味料を大量に購入することとなりますが、限られた予算の中で調達するため、本年度増額改定した給食費の設定価格になるよう、栄養面に配慮しながら毎月見積もり合わせを実施し、コストの抑制に努めており、大半の野菜については、町内業者から購入しております。このことからですね、雄武町内においても有機農作物の収穫量が安定し、価格面において安価となれば、活用していくことも積極的に検討していきたいというふうに考えておりますけれども、今段階では輸送費などでコスト高となる町外からの取り寄せを考えますと、現在取り引き先においても、安価でご提供いただくことはちょっと難しいのかなというふうに考えておりますので、現状においては積極的な活用については考えていないところでございます。また当町において保護者の経済的負担軽減を目的として、雄武町子育て支援学校給食費助成金を交付して、給食費の実質無償化を行っておりますが、学校給食の食材料費については、学校給食法によりまして保護者負担で賄うということになっておりますので、実質保護者が負担してるという形なんですね。実質じゃないですね。本来は、保護者が負担をしてその負担分で食材を賄うということですから、本来はそこに公費は入っていかない。こういう状態なもんですから、たまたま今、子育て支援という形で全額補助してる形なものですから見えては、負担というのは見えてはいないんですけども、そういうオーガニック食材を導入することによって食材費が大幅に上がりますので、保護者負担が増えてしまうという結果になってしまいますから、今のところはそれを導入することは考えておりません。ただオーガニック商品につきましては栄養教諭も十分承知してると思われますので、これを一部取り入れる方法が本当にあるのかどうかというのを今後もですね、どんどん検討していきたいというふうに考えております。
質問 9番 嶋村義文
1100ヘクタール、ほとんど放牧地なんですけれども、神門さんの畑地もありますのでね、将来的に新しい農業の担い手が雄武町に来てくれて、畑作物の栽培も始めるかも分かりません。西興部では有機牛乳を具体的に飲用乳で給食で活用したりしてますのでね、全面的な導入は非常に難しいにしても、いわゆる食糧環境に子ども達が関心を向けるようなひとつの方策として、オーガニック給食の一部導入というのは、私は非常に検討する価値があると思いますので、ぜひ教育委員会でもそういった面で前向きな取り組みをいただきたいと思います。以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。