みんなの議会

雄武町議会 令和5年3月議会 2023年3月14日

町職員の時間外勤務について

2023年3月14日、雄武町議会の一般質問で、栁原浩之議員が「町職員の時間外勤務について」質問し、総務課長 林史祥、町長 石井友藏が答弁しました。

質問者
栁原浩之 議員
答弁者
総務課長 林史祥、町長 石井友藏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 2番 栁原浩之

では続きまして、町職員の時間外勤務の状況について伺います。これ資料請求をしまして、時間外勤務の実態を把握させていただきました。2015年の不幸な事故が、過重労働(過重な業務)として、町に法的責任があるとして、2021年9月の控訴審判決で公務災害と認定されました。昨年2月に調査結果を議会全員協議会で説明をしていただき、結論が出たというふうに思っていましたところ、先週の7日に損害賠償訴訟の口頭弁論が札幌で行われ、町側は、これ新聞報道ですけども、町側は責任を認めた上で損害額を争う姿勢を示したという記事を見て、驚いているところであります。これについては一般質問に提出していませんので、どうこう言うつもりはございませんけども、以前の全員協議会でも申しましてるとおり、しっかりとした誠意を見せてほしいというふうに思っております。話を戻しますが、時間外労働、これ休日労働は含まず、これの上限は、働き方改革関連法案に基づいて、原則として月45時間、年360時間、これは皆さんご存じのことと思います。臨時的な特別な事情がなければこれを超えることはできないというふうになってます。臨時的な特別な事情があって、労使が合意する場合でも、時間外労働、年720時間以内、時間外労働プラス休日労働、月100時間未満、2月から6か月平均80時間以内という決まりがあります。原則である月45時間を超えることができるのは、年6か月までであります。これらの基準を超えて勤務しなければならない職員数と理由、あと対策、これらをお持ちであればお聞かせください。

答弁 総務課長 林史祥(総務課長は2024年3月まで)

まず年間の360時間という通常業務の時間外勤務数を超えた職員につきましては、令和3年度及び令和4年度ともに3人の職員がおりました。その内容でありますけども、令和3年度につきましては選挙事務対応、それと災害対応、詳しく言いますと、営農用水の復旧作業、それとコロナ対応があったため3名が360時間という上限を、通常の勤務時間の上限を超えておりました。令和4年度も3人でありますけども、その内訳につきましては選挙事務と、あとコロナ対応等があったということで、360時間を超えた職員がいたところであります。それで超過勤務になっている職員への対応という部分でありますけども、基本的にうちの町で石井町長就任になってから、令和2年にですね、勤怠管理システム、これを導入させていただいております。これによりまして職員の勤務状況を正確に把握することができまして、管理職員につきましては部下職員の出退勤、時間外勤務、休暇等につきまして、1日ごと、1か月ごと、1年ごとに確認することが可能となったところであります。これによりまして勤務時間が超過傾向にある職員に対しましては、その所属長におきまして当該職員に対し、面談を行うなどして、指導及び業務上の課題の把握に努め職場環境の改善を図っているというような状況にあります。また、この勤怠管理システムにつきましては総務課長については全職員の状況を把握することができることとなっておりますので、私のほうで各職員のデータを確認いたしまして、勤務時間が超過傾向にある職員がいた場合には、所属長に確認をいたしまして、その原因が何なのか、部署の体制の問題なのか、例えば職員個々の問題なのか、それらの原因を確認いたしまして、超過勤務の削減、解消を図るべく対応しているというような状況にあります。以上です。

質問 2番 栁原浩之

営農用水業務調査検討チームがですね、公務災害事案に係る調査報告書に基づく対応として報告書を作成しました。当面は営農用水業務でありますけども、役場全体のことも検討していくというふうにここでおっしゃっています。職場環境の改善に向けて、もう時間外勤務の抜本的な解決策、これはお持ちなんですかね。今の林総務課長の発言だと、部署の体制だとか個人の問題とか、色々まだ探っている段階のように聞こえるんですけども、実際問題、選挙とかですね、コロナの対応とかはあると思うんですけども、それ以外の方もいるように見えるんです、私は。個人の能力と言うふうに言ってしまったら、これは難しいとこあるんですけども、でも人間というのは、能力それぞれあります。能力的に劣る、あるいは適性がないというのであれば、それをフォローする体制がないと、また不幸な事が起きてしまうというふうに私は思うんですよね。その辺も含めて、なぜこのような時間外労働が起きているのか。理想は時間外をしないで終わるのが一番良いわけですよ。先ほどの話にも若干つながりますけども、総合計画にあれだけの時間を要しているから、他のことができなくなってると私ずっと思ってるんですよね。だから、やるべきことと、やらなくていいことをもっと精査する必要があると思ってるんですけども、最初の質問に戻りますけども、結局、抜本的にこの時間外勤務の問題点、これはどのように把握されてますか。

答弁 総務課長 林史祥(総務課長は2024年3月まで)

まず営農用水調査検討チームのちょっと関係も説明させていただきますけども、その関係につきましては2月28日の議会全員協議会の中で副町長及び所管から説明させていただいたとおり、営農用水業務に関した検討事項については、ひとまず終了とさせていただいたんですけども、職場環境の改善につきましては、今後も随時やっていかなきゃいけない課題でありますので、それにつきましては特別職管理職員会議や町に設置しております、衛生委員会、または必要に応じまして別組織を立ち上げるなどして今後についても役場全体の職場改善に資する取り組みは検討していかなければならないと考えているところであります。そして時間外勤務の抜本的な改善といいますか、その部分でありますけども、今現在ですね、北海道が実施しております、行政デジタル化の促進に係る支援をしていただく事業であります、地域デジタル化促進支援事業、こちらの対象に雄武町がなっております。そしてこの事業推進に当たり、推進するに当たりましては、その対象となった市町村ごとにコーディネーターの方が配置されているんですけども、そのコーディネーターの方と協議をした結果、今の地方公務員については日々の業務に追われて、余力がないと。何ら新たなことをやろうとしても、余力がないので対応することが難しくなってきている。そこで職員の業務負担を軽減し、余力を持たせることが必要であるだろうということとなりました。それで今現在ですね、庁内に若手職員やDXに興味のある職員等々を集めまして、庁舎内にワーキンググループを立ち上げまして、DXの推進などによる業務改善に関する指針を春、5月6月ぐらいまでに立てていこうということとしております。そしてその中でですね、業務の個々の業務の軽減や平準化を図るような指針を作っていきたいと考えておりますので、ご理解願います。

質問 2番 栁原浩之

今、林課長のほうから余力がないという話がございましたけども、私は2年前の3月、この場でですね、現在の役場を見ていますと、余裕、遊びがないなと思いますというふうに言っております。車に例えると、その時も言ったんですけども、車にもハンドルもブレーキも遊びがあります。遊びがないと問題があるんですよね。町職員も余裕、遊びがないと問題であり、最悪だと不幸なことが起こってしまいますと。俯瞰して、俯瞰して物事を見るべき課長などが兼務で係長の仕事をしていてはいけないのですというふうに締めたんですけども、この発言、町長、覚えてますか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

栁原議員から指摘された兼務の関係なんですが、今までも様々な取り組みをして、兼務体制をですね、解消する方向に向けてきているんですけども、なかなか現時点で職員を採用しても、なかなか予定人数が集まってこないという人員不足もありまして、先ほども課長が申しましたとおり、これからはやっぱりDXを進め、町としてICT化を進めていく、いかなければ今後、いよいよ兼務が多くなっていくという現状にあるかなというふうに思いますので、その辺も解消しながらですね、今後進めていきたいと思っております。

質問 2番 栁原浩之

時代がですね、便利な世の中になって、もうすっかりなんて言うんですかね。DXDXって言葉を使っておられますけども、全てそれらに変わることはないと思うんですよね。やっぱり行うのは人間ですので、だからその辺も含めて、心のケアを含めて、職場環境の改善、これは引き続きやっていただきたいというふうに思います。ただ、何度も言いますとおり、やはり余裕がないから、よその自治体にも派遣することもできませんし、井の中の蛙になってるんですよね。だから、ぜひとも、よその良いところに見に行っていただいて、例えば先ほどの病院もそうですし、姉妹都市の武雄市もそうですし、ぜひやっていただきたいというふうに思います。では次の質問にまいります。

出典:雄武町議会 令和5年3月議会 2023年3月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる