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雄武町議会 令和7年3月議会 2025年3月11日

高校存続対策について

2025年3月11日、雄武町議会の一般質問で、栁原浩之議員が「高校存続対策について」質問し、教育長 豊田通敏が答弁しました。

質問者
栁原浩之 議員
答弁者
教育長 豊田通敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 5番 栁原浩之

では、私の今回の目玉であります高校存続対策について伺います。国はですね、教育無償化として、公費で授業料を助成しようというふうになっておりますけれども、町としてこれまで様々な支援を行っています。国の教育無償化に伴う町の支援、これは今後どうするのか、お考えをお聞かせください。

答弁 教育長 豊田通敏

お答えいたします。国によります公費での高校授業料の助成のことだと思うんですけれども、それについては現在あります所得制限を撤廃いたしまして支給するというものでありまして、今まで所得制限を受けて支給されていなかった家庭においては新たな恩恵を受けるという形になります。国の施策はですね、高校生の就学支援金として日本全国全ての高校生が対象となるものですので、本町やその他の自治体が行っている高校存続対策事業とは目的が異なります。高校への町からの支援はかなり前から行っておりましたが、高校存続対策事業としては平成30年に道教委が策定いたしました、これからの高校づくりに関する指針により、活力ある教育活動を展開する観点から、一定規模の生徒及び教職員の集団を維持するために高校の再編整備、いわゆる統廃合ですね、統廃合を進めることとしたことによりまして、その対策として実施しているものでございます。再編整備の対象となる高校を持つ自治体では、再編を何とか阻止しようと少しでもですね、多くの生徒を確保することを目指し、就学支援策を中心として取り組んでおります。これらの支援策は同じような事情を抱える自治体の多くが実施しておりますので、本町におきましても支援を継続する必要があると考えますが、支援内容につきましては定期的に見直し、生徒目線で魅力的な支援を考えていく必要があるというふうに考えております。

質問 5番 栁原浩之

今、教育長のほうからお話ございましたけれども、今年度はこれは来年度は取りあえず公立高校だけということですよね。再来年度からは私立高校も無償化という事言われております。これによって、町として危機感、そういうのはございますか。

答弁 教育長 豊田通敏

特に全国、先ほど申し上げましたけれども、全国全ての高校生が対象でございますので、うちの町だけが不利益になるという考えにはならないと思いますので、そのような危機感はございません。ただ私立に行く、行きたいということはあり得るかなというふうに思いますので、危機感というよりも、ちょっとその子ども達のですね、中学生の選択の在り方についてちょっともう少し調べていく必要があるかなというふうに思っています。

質問 5番 栁原浩之

先輩議員等がですね、いろいろ悩みながら、この雄武高校の存続のためにいろんな補助金とかですね、出してこられたというふうに思うんです。それは時々の対策なので、それを全然否定はしませんけれども、実際問題、いろいろ問題もあったと思うんですよね。そんな中、今、国は少子化に対応するために、このお金を負担を減らしてですね、みんなが平等に教育を受ける体制をつくろうというふうなことでやっております。そんな中、公立と私立ということでいいますと、私立のほうが施設も充実してますし、その他大学に上がるにしてもですね、有利な面も多々あります。そういうようなことを考えた場合にもうちょっと危機感を持ったほうがいいのかなと思います。雄武町の次の質問に行きますけれども、高校予定者が2年連続20名に達していません。これはですね、以前これ同じような質問した時にいただいた資料によりますと、雄武高校の入学生の状況及び見込み推計ということで、来年度極端に中学校の卒業者が減ると、24名ということがございますので、これはありますけれども、昨年も実際20名を切っております。当時のこの資料を見ますとですね、卒業生の61.8%の入学を見込んでいるわけです。今回は中学校卒業生、これ若干古いので人数変わったかもしれませんけれども、24名の61%が来たわけじゃないんですよね。隣町の枝幸、あるいは紋別市からも来ていただいて、かろうじて14名を保ったというのが現状なわけですよ。再編整備基準とかありますけれども、今後も同様な推移が続いていくとですね、将来どうなるか分かりません。2004年から2024年で北海道の公立校は60校減ってます。これは全国一です。以前ですね、NHKの地方高校の存続危機ということで、興部高校の番組をやってました。おはよう北海道でですね。興部は公設塾、これを作って、3名の地域おこし協力隊を先生として採用してですね、それでも10名なんですよね、今年。だから、やはりもうちょっと危機感を持たないと、地域に高校がなくなるということは非常に地域の衰退にもつながりますし、重要なことだと思うんです。先日の北海道道、NHKの番組ですけれども、これによりますと置戸高校の校長先生、置戸高校って道内唯一の福祉科を持ってる高校なんですけれども、この先生はもういろんな中学校回って、200校以上回って募集をかけてるわけですよ。それでも14名しか来ていただけなかったんですよね。その辺で雄武高校のご努力は全然分かりませんけれども、あるいは常呂高校なんかも今非常に今厳しくて、自分とこでユーチューブ配信とかしてですね、入学者を集めようとしてるわけですよね。そんな中、人が多いと多いで問題もありますし、少ないと少ないで問題あるんですけれども、以前も高校存続対策協議会の時に高校存続対策のもめたときに意見を言わしてもらいましたけど、今、雄武高校、これをですね、どういうふうにしようと町は考えてるんですかね。町長でも教育長でもいいですけど。雄武高校が今道立高校ですよね、道立高校のままで行って、ただ衰退していくのを待つのか、あるいは何か違う方法を考えておられるのか、この辺お聞かせください。

答弁 教育長 豊田通敏

ちょっと話が物凄く大きいんで私の考え方を言うのはどうかと思うんですけれども、今ですね、北海道におきましては、町立か市町村立かですね、道立高校の、それが物すごく増えてますというのは存続対策のひとつだとも思うんですけれども、まず今まで、今やってることだけではやっぱりその存続が難しいという判断のもと、そういうふうにしたと思うんですけれども、それにはやっぱりそれなりの考え方、しっかりした考え方を持っていないといけないと思いますし、それにかかる経費あるいは何て言うんですかね。宿舎とか、いろいろかかると思うんですけれども、大きな問題がございますので、まずそれをクリアした中で市町村立化を図ってるというふうに思っております。ですから議員おっしゃるとおりこのままでいくと、来年、再来年は高校生も30人以上、中卒者が30人以上ますので、何とかなるかなという気はしますけれども今後ですね、20人あるいは10人を切ることもあり得ますので、そこで再編整備という形になると思うんですが、その後、その高校を何としても存続するんであれば、町立化も考えていかなきゃならないかなというふうに思ってますけれども、これ私の何ていうんですかね、そういう方法があるという考え方で押さえていただきたいんですけれども、そういうことも皆さんと一緒に協議をしながらですね、何とか高校を残す方向で、求めていかなきゃならないかなというふうに考えてます。

質問 5番 栁原浩之

はい。ちなみにですね、北海道の町立学校、町立高校、14校あるんですけれども、時間もあるんで、読みますけれど、知内高校、奥尻高校、ニセコ高校、南富良野高校、剣淵高校、幌加内高校、天売高校、大空高校、壮瞥高校、えりも高校、日高高校、士幌高校、霧多布高校、中標津農業高校なんですよね。これを分析した時にどのような特徴があるかというと、どちらかというとやっぱり地域的に周りとあんまり接点がないというか、接点が持ってないところ、地域が多いわけですよ。地域的特性から雄武もこれにどちらかというと合致してくるわけですよね。入学生の先ほどの教育長の発言でいくと、来年度は何回も言いますけれど、若干古いかもしれませんけれど、来年度は中学校の卒業予定者34名、再来年度33名というふうになってます。そんな中ちょっと長いスパンで見ますと、広報を見るとですね、今年の小学校の入学者は、沢木と雄武合わせて20名なわけです。昨年が24名、一昨年が21名と。そう考えると、そんな長い遠い将来じゃなくて、近々また非常に厳しい状況が生まれる。来るんですよね。先ほども言ったとおり、いろんな面で国が補助してくれる。その分をどこにお金かけるかというと別のとこにかけれるじゃないですか。子どもの夢って大事なんで、子どもが野球だって甲子園目指したら、その辺の学校に行くだろうし、将来こういう仕事がやりたいから、ここでしかできないといったらそこ行くだろうし、どうしても雄武高校だけが全てとは言いませんけれども、これも魅力のひとつなんですけれども、雄武高校だったらこんなことができるというのをやっぱり作っていかないと、結局選ばれる高校にはならないわけですよ。町長もよくおっしゃいますけれども選ばれる町、選ばれる高校というのは同じような考えなので、どうすれば選ばれるのか、これもうちょっと真剣に考えていただきたいというふうに思います。それで雄武高等学校存続対策として、忘れもしない5年前1月に10時間にも満たない議論で実施した施策でありますけれども、奨学金ですね。これ、全然功を奏してないというふうに私は感じています。これ、教育長、率直に功を奏しているというふうに思いますか。そして今後どういうふうにしていくおつもりですか。

答弁 教育長 豊田通敏

その制度ができて、まる5年が経とうとしております。見方なんですけれども、まずこの奨学金の制度を使われてるかどうか。それはもうほぼ100%使われておりますので、その部分では功を奏してるというふうに言えますけれども、ただ目的がですね、高校を存続するためとなれば、おっしゃるとおり、今年40%程度の生徒さんしか行きませんでしたので、必ずしもそれに目がけて、それに惹かれて雄武高校を入学、希望したというふうには捉えられないかなというふうに思っております。

質問 5番 栁原浩之

はい。今教育長おっしゃったとおり、雄武高校に入って、専門学校に行きますよ、大学に行きますよ、奨学金制度がありますよ。それやっぱり申請しますよね。返還の義務もありませんし、しっかり連携して使ってもらうのは全然いいんです。ただ、あの時も申しましたとおり、存続対策、今教育長も正直な気持ちでおっしゃったと思うんすけれども、存続対策という意味では構想してないと思うんです。だから、当時はですね、前の町長が、ごり押しで、その辺で世間話のように言ってしまったのがそのままずっと来て、議会であれだけもめた案件だったわけですよね。当時の管理職の方も大変だと思いますよ、今はもう大分場所も変わってしまいましたけれども、それは十分分かるんですけれども、やはり物事を決める時はしっかりとした議論をしないと、今国会でも様々な問題が国会といったら言い過ぎなのかもしれませんけれども、国会でも様々な問題が紆余曲折してるとこあります。そんなとこで、やはり物事を決める時はしっかりとですね、議論をする、そういう体制を作ってほしいというふうに思います。地域キャンパス校ということで、地域連携特例校に改修してですね、再編基準、これは20名から10名というのはもう当時から明らかだったわけですよ。当時の町長は20名20名で20名でごり押ししたわけですよね。10名というのがもう基準で決まってるわけですから。この10名を切らないようにするにはどうすればいいかを考えながら、そんな中、さらに雄武町の魅力、高校の魅力ですね、雄武高校に入ったらこんなとこにも行けますよと、先ほど言った常呂高校からはですね、北見工大とかにも言ってるわけですよ。マンツーマン的な指導を行いながらですね。そういったことも考えていっていただきたいというふうに思います。

出典:雄武町議会 令和7年3月議会 2025年3月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる