幕別町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日
時間外勤務の縮減を(RPAの導入)について
2019年12月11日、幕別町議会の一般質問で、小島智恵議員が「時間外勤務の縮減を(RPAの導入)について」質問し、町長 飯田晴義、総務課長 新居友敬、企画総務部長 山岸伸雄、農林課長 香田裕一が答弁しました。
- 質問者
- 小島智恵 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、総務課長 新居友敬、企画総務部長 山岸伸雄、農林課長 香田裕一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 小島智恵
通告に従いまして、質問させていただきます。1点目、時間外勤務の縮減を(RPA の導入)についてであります。厳しい財政状況のもと、将来的に人口減少、労働力不足、高齢化の進展など課題が多い中、引き続き質の高い公共サービスを効率的、効果的に提供することが求められております。最近は政府主導により働き方改革の取組が進められておりますが、依然として町職員の時間外勤務は多いのではないかと思料いたします。また、時間外勤務に伴い夜間照明を使用する時間も長くなり、よく目にとまるため、電気料増加について懸念する町民の声もあります。業務効率化を図るべく、3月一般質問では RPA などの導入について提案しておりますが、株式会社HARP など5社が共同で行った共同利用型 RPA 実証実験(平成 30 年 10 月から翌年3月に行っている実験)では、北海道をはじめ、道内9自治体が協力し、自治体の定型的な業務を対象に業務の効率化の可能性を検証し、業務によっては最大9割低減できることが確認されました。幕別町におきましても業務効率化を図り、時間外勤務の縮減、住民サービスの向上に向けて、以下お伺いいたします。①平成 30 年度の職員1人当たりの年間平均残業時間と時間外手当の総額は。時間外勤務の実態、縮減の取組は。②精神面での休職者数や配置転換は。③ふるさと納税のワンストップ特例申請処理や給与支払い報告書の入力支援などで、RPA、AI-OCRの導入を。④節電などコスト削減の取組、職員への意識づけは。2点目でありますが、キツネの駆虫薬散布についてであります。有害鳥獣となる鹿、キツネ、鳥類、熊、さらに外来種のアライグマは近年問題視されており、農林業などの被害は著しく、駆除により対策が講じられております。そうした中、「キツネを駆除することにより、ネズミが増え農業被害が増加するので、駆除ではなく駆虫薬(虫下し)の散布で対策してはどうか。駆除を続けると将来的に生態系が崩れるのではないか」と危惧する声が農業者の方より聞かれております。エキノコックス症対策の駆虫薬は、人への感染リスクを下げる試みが国内外で行われており、道立衛生研究所及び北大の研究グループでの調査研究活動では、根室市で実施しキツネの感染率を下げる効果が確認されております。道のガイドラインに基づき、道内の一部自治体、十勝管内では鹿追町が駆虫薬の散布を実施しており、以下お伺いします。①キツネ、野ネズミの生息状況及び駆除数。②キツネの駆除を続けた結果、生態系が崩れる恐れはないか。③将来的に駆虫薬を散布する考えは。であります。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
小島議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「時間外勤務の縮減を(RPA の導入)」についてであります。将来の人口減少が予想される中、AI・RPA の導入については、より業務を効率化し、余力化できた時間を付加価値の高い業務や新業務に充てることで、住民サービスの向上を図るとともに、働き方の見直しにより総労働時間を短縮し、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指すものであります。総務省では、有識者による「地方自治体における業務プロセス・システム標準化及び AI・ロボティクスの活用に関する研究会」を立ち上げ、地方自治体が住民生活に必要な行政サービスの提供や、住民への直接的なサービスなどを職員でなければ行えない業務に注力できる環境の整備について議論が行われ、本年5月に「業務プロセス・システムの標準化・共同化」及び「AI・RPA 等の ICT 活用」に関する検討手法が示されたところであり、これを受け、地方自治体においても AI・ロボティクスの実証実験が開始されているところであります。ご質問の1点目、「平成 30 年度の職員1人当たりの年間平均残業時間と時間外手当の総額は、時間外勤務の実態、縮減の取組は」についてであります。はじめに、平成 30 年度の職員1人当たりの年間平均残業時間につきましては、対象職員 198 人で時間外勤務の総時間数が3万 5,309 時間であり、1人当たりの平均残業時間は 178 時間、時間外手当の総支給額につきましては 8,420 万 3,403 円であります。平成 30 年度の時間外勤務の実態といたしましては、特殊要因として胆振東部地震に伴う災害対応や平昌オリンピックで活躍された髙木姉妹の祝賀パレードや報告会の準備、実施に要した業務等があったところでありますが、29 年度との比較において、総時間数で 2,283 時間、6.1%減少したところであります。また、時間外勤務の縮減につきましては、平成 29 年度から実施しているノー残業デー実施と実施日における職員への周知強化及び夜 10 時以降の時間外勤務における事前協議制の導入などを行うとともに、所属長に対しましては、課員とのコミュニケーションを図り、時間外勤務が一人に偏ることがないよう勤務状況の把握に努め、課内、部内での協力体制をとるよう課長連絡会議等を通じ、周知徹底しているところであります。今後とも、職員の健康維持やワーク・ライフ・バランスに留意し、時間外勤務の縮減に努めてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「精神面での休職者数や配置転換は」についてであります。平成 30 年度において、精神面の疾患により医師の診断書の提出が必要となる6日以上の病気休暇を取得した職員は8人で、そのうち、病気休暇が 90 日を超え休職となった職員は3人であり、本年 11月末現在において、引き続いて1人が休職しているところであります。また、長期療養から職場に復帰する際には、本人との面談や主治医からの意見を聞きながら、本人に負担がかからないよう、休職期間中においてリハビリ勤務を実施し、職場復帰に際しては、疾病の背景、状況等を考慮し、復帰後の配置場所についても決定しており、職場復帰しやすい環境に努めているところであります。ご質問の3点目、「ワンストップ特例申請処理や給与支払い報告書の入力支援などで、RPA、AI-OCRの導入を」についてであります。ワンストップ特例制度とは、寄附者本人が確定申告を行わなくても、ふるさと寄附の寄附金控除を受けられる仕組みであり、ふるさと寄附業務では、寄附者から町に提出された「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」とマイナンバー書類、身分証明書及び申請サイト管理画面との照合、管理簿への申請内容の転記業務を主に 12 月から1月までの2か月間、平成 30 年の例で言いますと、30 年1月から 12 月までの寄附件数2万 2,265 件の 29.2%に当たります 6,508 件を、職員による手作業で行っているところであります。RPA の導入による業務の自動化により、正確性の向上や入力ミスの減少、繁忙期における総労働時間の縮減が見込まれる一方で、寄附金税額控除に係る申告特例申請書が紙媒体で提出されますことから、RPA による業務を行うためには OCR 等によるデジタル化が必要不可欠であり、実証実験を行った他の自治体においては、筆記が判別できない場合も多く、エラーを確認する時間が増えるといった課題もあるとお聞きしております。また、給与支払い報告書は、前年1月1日から 12 月 31 日までの間に、事業所等が給与を支払った場合、事業所等が支給した者の1月1日に居住する市町村に提出しなければならない書類であり、市町村では提出された給与支払い報告書等に基づき、住民税を課税しているところであります。課税業務における給与支払い報告書の入力作業につきましては、受領後から確定申告期間内の短期間において処理しなければならないことから、職員の時間外勤務の縮減と業務の効率化を図るため、現在、入力業務につきましては、外部委託をしているものであります。HARP など5社が行った「自治体における共同利用型 RPA の実証実験結果」の報告では、各事業所から提出される給与支払い報告書は、事業所によっておのおののシステムで作成していることから、OCR処理時に読み取り位置がずれ、識字率が大きく落ちることや、各事業所が摘要欄に記載するさまざまな情報の中から、適正な課税のために必要な情報だけを取り出すための対応などの課題が示されているところであります。これらのことから、RPA や AI-OCR の導入が自治体業務の効率化に一定の効果があることは認識しているところでありますが、現状におきましては、OCR の精度や費用対効果の課題もありますことから、今後、さまざまなシステムの情報や他の自治体の動向を見ながら研究を進めてまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「節電などコスト削減の取組、職員への意識づけは」についてであります。節電の取組につきましては、夏期においては、エコボイドの活用を図り室内の温度調整を図るとともに、会議室等のエアコンの利用については、室温により制限を設けております。また、冬期の暖房につきましては、地中熱ヒートポンプを主暖房とし、基本的な運転をタイマーで制御しており、その日の寒暖により、灯油暖房を利用し、小まめな温度調整を行っているとともに、特に寒い日を除き、閉庁日は基本的に暖房を停止しているところであります。また、照明につきましては、昼休み時間の消灯や、夜間においても必要最小限の点灯としているとともに、毎日、夜 10 時に警備員による見回りを行い、照明の消し忘れがないか確認を行っております。これらの節電に対する取組については、日ごろから、グループウエアや課長連絡会議などで周知を図っているところでありますが、今後におきましても、職員一人ひとりが節電はもちろん、経費の節約に対する意識を持って業務に取り組むよう、周知徹底を図ってまいりたいと考えております。次に、「キツネの駆虫薬散布について」であります。鳥獣は、自然環境を構成する重要な要素の一つでありますが、その一方で、特定の鳥獣による生活環境、農林水産業及び生態系に係る被害が深刻化している状況にありますことから、国では、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」いわゆる鳥獣保護管理法に基づき、「鳥獣の保護及び管理を図るための事業を実施するための基本的な指針」を定め、個体群管理、生息環境管理及び被害防除対策など総合的な鳥獣の保護及び管理を推進しているところであります。本町におきましても、鳥獣による農業被害が深刻な状況にありますことから、「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」いわゆる鳥獣被害防止特措法に基づき、「幕別町鳥獣被害防止計画」を定め、エゾシカ、キツネ、カラス、ハト、ヒグマ、アライグマを対象鳥獣に指定し、銃器やわなによる捕獲など、総合的かつ効果的な被害防止策を講じております。ご質問の1点目、「キツネ、ネズミの生息状況及び駆除数」についてであります。はじめに、「キツネの生息状況及び駆除数」について申し上げます。キツネの生息状況につきましては、北海道エゾシカ管理計画に基づき、道が実施しております「エゾシカライトセンサス」の際に町内全域で確認しており、農業被害も平成 28 年度から急激に増加しておりますことから、町内に広く生息し、生息数は横ばい、もしくは増加傾向にあるものと認識しております。キツネの駆除数につきましては、平成 22 年度から対象鳥獣に指定し、昨年度は 171 頭を、22 年度からの累計では 1,640 頭を、年平均では 182 頭を有害鳥獣として捕獲しております。次に、「ネズミの生息状況と駆除数」について申し上げます。ネズミの生息状況につきましては、殺鼠剤空中散布の可否を判断するため、町有林で実施しております「野ねずみ発生予察調査」において、毎年度発生を確認しておりますことから、町内全域に広く生息しているものと認識しております。また、ネズミは、鳥獣保護管理法及び施行規則において、農林業の事業活動に伴い捕獲することがやむを得ない鳥獣に指定されているため、許可を受けないで捕獲できますことから、駆除数は確認できませんが、カラマツなどの人工林に甚大な被害を及ぼすエゾヤチネズミにつきましては、森林病害虫等防除法及び北海道防除実施基準に基づき、発生が予想される町有林において、殺鼠剤の空中散布による駆除を実施しております。ご質問の2点目、「キツネの駆除を続けた結果、生態系が崩れる恐れはないか」についてであります。鳥獣被害防止特措法では、「国及び地方公共団体は、被害防止施策を講ずるに当たっては、生物の多様性の確保に留意し、鳥獣の特性を考慮した適切な施策を講ずることにより保護が図られるよう十分配慮するものとする」と定められております。このため、本町におきましても、法に基づき、「幕別町鳥獣被害防止計画」において、キツネの年間捕獲計画数を定めており、また、鳥獣保護管理法及び鳥獣被害防止特措法に基づく捕獲許可についても、被害防止を達成するため必要最小限の捕獲頭数や許可期間であることを条件に、町が許可しているところであります。なお、キツネの個体数に影響を及ぼす要因としては、狩猟や駆除による捕獲、餌資源の変化、疾病の流行などが考えられますが、道立衛生研究所などによる調査では、キツネの個体数減少への関与として最も疑わしいのは疾病の流行であり、また、キツネの個体数減少と野ネズミの密度が直接的に関与している可能性は低いと考察しておりますことから、キツネの駆除により生態系が崩れることは、結論づけることができないと考えております。ご質問の3点目、「将来的に駆虫薬を散布する考えは」についてであります。エキノコックス症は、エキノコックスの幼虫がエゾヤチネズミなどの肝臓に寄生し、これを捕食したキツネや犬の腸内で成虫となり卵を産み、便とともに排せつされた卵が人の口から入り感染するもので、エゾヤチネズミと同様に人の肝臓にも寄生し、潜伏期間を経て、重い肝機能障害を引き起こす病気であります。本町におきましても感染を予防するため、「北海道エキノコックス症対策実施要領」に基づき、狂犬病予防事業での周知、パンフレットの配布、小学3年生と中学2年生を対象とした無料検診、生ごみの適正処理、野犬掃討などの対策を講じているところであります。ご質問の駆虫薬の散布につきましては、人体や動物用の蠕虫(ぜんちゅう)駆除剤として市販されているプラジクアンテルを駆虫薬としてキツネに摂取させ、キツネの感染率を下げることにより、人への感染リスクを下げる感染予防対策の一つで、平成9年ころから北海道大学が中心となり調査研究しており、現在は道内 10 町村において実施されているものです。また、駆虫薬の散布によって感染率がゼロになることはなく、散布後、一定期間で散布前の感染率に戻るため、最低月1回の継続散布が必要であり、食品衛生法でプラジクアンテルの残留基準値が定められておりますことから、飼養家畜の誤食、農産物や河川等への影響に配慮するとともに、その安全性や有効性、費用対効果を検証する必要があります。このため、本町といたしましては、引き続き「北海道エキノコックス症対策実施要領」に基づく対策を継続するとともに、駆虫薬の散布を含め、感染予防の先進事例につきまして調査研究してまいりたいと考えております。以上で、小島議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 5番 小島智恵
再質問させていただきます。ことし3月の一般質問でも時間外勤務の縮減(RPA の導入)については取り上げてきた経緯もありまして、時間外勤務も増えれば増えるほどに財政負担のほうも当然大きくなるということではあるのですけれども、ことし4月には働き方改革関連法案の一部が施行されて、働き方改革というのもスタートしております。本町としましても、現実的に結果を出せるような取組というのも重要になってきているのではなかろうかというふうに思っております。答弁で平成 30 年度の職員1人当たりの年間平均残業時間を出していただきました。178 時間、また、時間外手当の総額は 8,420 万 3,000 円余りということで、平成 29 年度と比較すると総時間数というところでは 6.1%減少しているという答弁でありました。それで、あくまで減っているというふうな答弁だと思うのですけれども、過去には、例えば平成 28年度なんかはもう1億円台にまで時間外勤務の総額が上ったというところで、そういったこともありまして、そして、ことしなんかもどうなのでしょうか、職員費が昨年 12 月補正されましたけれども、2,817 万 9,000 円ということで、それだけ見込んでの数字というふうには思うのですけれども、そうなりますと、ことしについてもまた増えてきているのではないかというような感じは受けるのですけれども、ことしは平成 30 年度と比べましてどういった動向になっているのか、分かる範囲でお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
平成 30 年度と平成 31 年度における時間外勤務の違いといいますか、その辺でいきますと、やはり特殊要因的に平成 31 年度におきましては選挙が3回ございました。これが一つ大きな時間外の要因となっているというところでございます。また、平成 30 年度にも特殊要因としてはございましたけれども、やはりその差が今回は、平成 31 年度はちょっと大きくなってきているかなというところでは、平成 30 年度よりも 31 年度のほうが多少、時間外のほうは増えてくるのではないかなという見通しでございます。
再質問 5番 小島智恵
特殊要因、よく聞くのですけれども、ことしについても少し増えるのではなかろうかという話ではあったのですけれども、ノー残業デーも毎週水曜日実施しているというふうに言われていますけれども、放送アナウンスがかかりましても、その後も遅くまで残っている職員もいたりということで、町民の方の目もあるのですけれども、夜中まで結構電気をこうこうとつけて残業していると。そうかと思えば早朝に、また随分早くに出勤してきているという、そういう職員もいるというふうな話も聞くのですけれども、実際のところそういった深夜勤務の状況については把握していますでしょうか。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
ノー残業デーに関わらず、夜 10 時以降に時間外をする場合は、これ協議制をとっておりまして、夜 10 時以降に時間外をする者は事前に総務課のほうに報告をするというようなことで取り組んでおりますので、そういった実態は把握しているところでございます。ただ、勤務の内容が、それが毎日続いているかということではなくて、やはり今、突発的に調査物があって、その期限がないでありますとか、そういった状況のときにはそういった深夜までかかる場合もあるということでございます。
再質問 5番 小島智恵
そういったときに、夜中の例えば0時過ぎまで、もう本当に深夜なのですけれども、そこまで残ってやっているということなのでしょうか。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
業務の内容によってはそういう場合も、多くはないのですけれども、あります。
再質問 5番 小島智恵
結構夜中まで残ってしまうと。当然、睡眠時間が少ない中でということで、またそして朝から出勤して日勤業務に入られるということでありますから、当然人間の体ですから、そんなことをしていると日中眠気が来てうとうとしたり、頭が働かないということで、それこそ作業効率の悪さというのも出てくるのではないかとは思うのですけれども、そういった深夜勤務の実態が0時過ぎでもあるということでありましょうけれども、そのことについてはどういうふうに考えていますでしょうか。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
先ほども申したとおり、これが毎日続くというような状況ではないというところはご理解いただきたいのですが、ただ、やっぱりそういうときもあるということで、実際には管理職がそういった職員の業務内容を把握していただいて、例えば次の日、そういった状況であれば休暇をとっていただくとか、そういった配慮をしながら業務を行っているというのが現状だということでございます。
再質問 5番 小島智恵
あまり0時過ぎまでというのも、ちょっとどうなのかなというふうに思うのですけれども、本当に緊急的な、必要な業務は例外ではあるのですけれども、例えば最大夜0時までにするとかともう決めてしまうというのですか、そういったきちんと時間を意識するという意味でも、もう0時までというふうな形で決めるとか、そういったところでの具体的な対策というのは考えられていないでしょうか。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
事前協議制としていることについては、基本的には夜 10 時までということでは考えてはおります。ただ、先ほども申したとおり、やむを得ない事情、やむを得ない突発的な業務の場合は、これはもういたし方ないということで考えております。
再質問 5番 小島智恵
時間を意識して、めり張りをつけて、集中して取り組んでいただいたほうが効率的ではなかろうかと思うのですけれども、ちょっと強烈な事例もお伝えしますけれども、大阪府の寝屋川市では、パソコンが自動で午後6時に強制終了、シャットダウンするシステムを自治体で初めて導入しました。これは残業の事前申請をしていないと、午後4時ぐらいからパソコン画面に残業するには承認が必要だというお知らせが出始めて、その後も 30 分とか1分間隔に表示されていって、午後6時には強制終了ということになるようなのですけれども、この寝屋川市でも、そういったノー残業デーなどそういう抑制を促してはきたのですけれども、長時間労働は減らずということで、このような強制的なシステム導入を決めたということであります。実際に、月当たり 100 時間以上の残業、2017年の延べ人数が 215 人だったのですけれども、それが翌年 111 人へと半減したということで、災害対応もあった中で削減率は大きかったと、職員意識が変わってきているというふうなことであります。それで、滋賀県大津市でも昨年 10 月から同様のシステムを本格実施しておりまして、1人当たりの残業時間数が約 10%削減されたそうであります。今後、大阪府でも来年度中にそういった同様のシステムを導入するようなのですけれども、結構ある意味そういった強制力を伴うような実行力も持っていかないと、本当に残業を減らすということには、なかなかつながらないのかなというふうには思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 企画総務部長 山岸伸雄(企画総務部長は2022年3月まで)
今、議員からお話あります残業に関することなのですけれども、今まで課長から答弁したとおりでございます。指摘あるように、やはり長時間残業するということは、次の日の業務効率ということから見ても、これはふさわしくないものだというふうに私どもも考えております。今ご紹介の大阪などの取組については、新聞なんかで私も承知しておりますけれども、まずはやはり課長がお話ししたように、事前協議制というのをとっておりますので、そこをもっと厳格化してやっていくことがまず先だろうと。システムを導入して強制的に切ったり云々するのは、これはシステム的には多分できるだろうなというふうには思っているのですけれども、その前にやることがあるのではないかと。そうではなく、職員の意識の改革というのがまずあって、そういうシステムの強制終了だとかなんとかというのにもつながっていくのかなというふうに考えておりますので、私どもとしましては、やっぱり意識改革、しっかりと時間内で仕事はするのだと、最大でも、どんな遅くても 10時までには仕事が終われるような体制を、管理職も含めてそういう意識を持ってやっていたことが大切だというふうに考えております。
再質問 5番 小島智恵
努力されるということですから、きちっと数字で結果を出していただきたいというふうに思います。②の精神面の休職者数のところなのですけれども、あまり詳しい、個々の内容に関わるので、個人情報、デリケートなこともあるので、深く聞けませんけれども、公にできる数字を出していただきました。精神面での病気休暇 90 日以上が3人、引き続き1人が休職中といった状況ではあります。長時間労働等の累積によって、そういう健康管理にも影響を与えかねないとは思うのですけれども、その辺の問題意識、どのように持っていらっしゃいますでしょうか。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
こういう精神的疾患を患った職員においては、どうしてこういうふうになったかというところでは、やはり仕事の面は当然あるのかなというところはあるのですけれども、やはり家庭面であるとか本人の健康面であるとか、そういったところが複合してこういった精神的にダメージを負ったと、そういうところは主治医ともお話しした中で、主治医としてもやはりその原因について特定するというのはなかなか難しいというところはございまして、やはり本人のもともと健康状態にもよりますけれども、そういったところが原因しているのではないかなというところは医者からもお聞きしております。ただ、やはり仕事面でも当然そういったところが入ってきているというところは確かにあるということは認識しているところでございます。
再質問 5番 小島智恵
分かりました。次に、RPA、AI-OCR のところに入っていきますけれども、十勝管内の関連ですと、報道があったところなのですけれども、昨年は JA おとふけで取り入れられたり、自治体で言うと芽室町さんが来年度から試験的に導入、再来年度から本格導入の予定ということにはなっているのですけれども、総務文教常任委員会でも道内視察研修を行ってきたところでありまして、共同利用型 RPA の実証実験の結果の説明を受けたり、デモンストレーションも見てきたのですけれども、費用としましても、この RPAも OCR も導入ソフトが約 100 万円ぐらいといった話でありまして、費用対効果も見ていかなくてはいけないのですけれども、元を取れるかもしれないといった印象を受けたところであります。中でも実証実験では、ワンストップ特例のところでは音更町が参加をしていて削減率 97%、給与支払い報告書のほうは滝川市がパンチ日数、手入力のところが削減率 45%ということで、業務効率化の効果が期待されるところであります。答弁をお聞きしましたけれども、このことにつきましては識字率の問題、手書きの文字が読み込めないのが多いといった課題だとか、あと給与支払いについては読み取りの位置がずれるなどの問題もあるということで、研究を進めたいといったところでとどまっているかと思うのですけれども、実証実験の結果説明を受けた際にも、そういった OCR の識字率の課題はやっぱりあるという説明は受けております。はじめは数%といった形で低いのですけれども、どんどん学習させていくことによって九十数%まで識字率が向上するということでありまして、また、給与支払いのところでも、できるか分かりませんけれども、例えば事業所さんからのご協力も得まして、統一した、そういった枠を使用するだとか、そのお願いをするだとかいうところでできるのかもしれません。そういったところを一つ一つクリアしていけば、もしかしたらできるのではないかなという思いもあるのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 企画総務部長 山岸伸雄(企画総務部長は2022年3月まで)
RPA の件で、議員がおっしゃっているのは北海道全体でやっている HARPという構想だというふうに思っております。これは、確かに構想自体は理にかなっているなというふうにも、私どもも思っておりまして、今後、自治体がそういう RPA 等を入れていく際には、やっぱり単体の自治体において、それぞれのシステムにおいて RPA をさせるということになると、これはやっぱり相当の投資になりますし、無駄なことになるのかなというふうには捉えております。ただ、しかしながら議員がおっしゃったとおり、現状の RPA のシステムでやれることというのはまだ限られておりまして、例えば今、給報の話で言いますと、様式自体は国で定められておるのですけれども、ほとんどがこれ、民間事業者から私たちの町に給与報告というのがまいります。その際に、民間事業者においては紙で提出する事業者もありますし、パソコンで新たにつくって提出される事業者もあるということで、書いている内容は全部、全国統一ですからそのまま使えるのですけれども、ただ、コンピューターというのはそこまで応用性がないところで、A という欄を見る場合には、A という部分だけしか見ないというか、その升の中だけしか見ないと。だから、それがちょっとでもずれていると、もう認識しないといったようなこともあると。これは、実態として HARP の報告書なんかにも書いてあります。そういう様式を統一化するだけでなく、やはり提出する際も機械に対応した様式にきちっとしていただくことが、そういう RPA を導入する中においては大変重要であるというふうに思います。また、識字率の問題におきましても、議員がおっしゃるとおり、枠内にきれいに書いていただければいいのですけれども、はみ出たりするとなかなか読んでくれない、小さい文字、大きい文字、いろんな書き方がありますので、癖字なんかはなかなかまだ判明してくれないと。それらを全て最後は人間の目でチェックするのですけれども、その作業がやはりまだまだ膨大であるといったところにおいては、もう少し時間がかかるのかなと。ただ、導入する際は、そういう自治体、各それぞれの自治体がばらばらに導入するのではなく、やっぱり広域的な取組というのは重要であるというふうに考えております。
再質問 5番 小島智恵
課題、いろいろあるのでしょうけれども、その給与支払いの、現在本町で委託している会社があると思うのですけれども、そこの会社なんかは実際、芽室町さんが提携して今やろうとしているのです。ですから、HARP に限らず、そこの枠にとらわれず、町独自でも動ける部分もあるのではないかなというふうには思っているところであります。あと、視察研修で実証実験の結果をお聞きして、結果がよかった業務についてまずは挙げてはみたのですけれども、ほかにも私なんかが知り得ないような事務的な業務といいますか、それは全庁的に見なければいけないのでしょうけれども、そういった定型的単純作業がもしかしたらあるのではないかなと、自動化できると思うのですけれども、例えばですけれども、エクセルをコピーして張りつけていく作業だとか、ひたすら手入力していく作業だとか、町職員の外側の人間ですから何でもかんでも分かっているわけではないのですけれども、もしかしたらいろいろ調査していくと、そういった定型的単純作業のところがあるのかもしれないというところで、そこはもちろん RPA、OCR、自動化に置き換えられるものですから、そういった業務効率化というところで、まだまだ可能性はあるのではないかなということであります。今回取り上げた以外にも、もっともっと調査というか検証を行っていただきたいなというふうに思うのですけれども、いかがですか。
答弁 町長 飯田晴義
私たちは RPA だったり、要は ICT 化について否定をしているわけではなくて、これはやっぱり省力化がかなう、そして、そこに経費の節減あるいは人員が必要なくなる、あるいは違うところに正職員の仕事が向くと、そういった効果があれば取り組むべきだというふうに思っているわけであります。今回の質問の中ではふるさと寄附の質問がありましたけれども、お答えしたように2か月といっても実質 40 日間で処理する件数が 6,500 件ほどであります。これ現状、臨時職員にやってもらっているわけなのですが、フルにやっているわけではなくて、他の業務もやりながら十分こなしていける量なので、それは別にこれを導入したからといっても経費の節減に向かうわけでもないわけで、そういう仕事というのはひょっとすると今やっている中でほかにもあるかもしれませんので、導入がなじむような業務であれば、そこはしっかりと導入していくという考えで、これからも研究を進めていきたいというふうに思います。
再質問 5番 小島智恵
分かりました。いずれにしましても、将来的なところでの人口減少、労働力不足など今後問題が出てくるでしょうから、本当に使わざるを得ないような状況になるやもしれないのですけれども、早いうちに取りかかったほうがメリットも得られるのではないかというところで、前向きなお話でしたので、そのまま受けとめさせていただきたいというふうに思います。次に、節電などのコスト削減、職員の意識づけというところですけれども、町民の方でも見ている方は見ているということで、夜間電気がこうこうとついているけれども電気料はどうなっているのだと心配する方もいるのですけれども、夜間の照明、LED にはなっているのですけれども、答弁では必要最小限の点灯をしているというふうな話ではあったのですけれども、私もたまにですけれども、張りついて見ているわけではないのですけれども、見ている範囲では結構広い範囲で電気がついているなというような印象は受けております。部分的につけたり消したりできるように、そういうふうにつくりになっているのかというところもあるのですけれども、実際に使わないところはきちんと消すという、そういう個々の職員の意識、実際きちんとされているのか、お伺いしたいと思います。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
基本的に、時間外勤務をやる場合においても必要のないところの電気については全て消灯する、仕事をするデスクのところの電気だけはつけるというような体制は、各部署に周知を図って、それぞれの部署のところで小まめな点灯、入り切りができますので、そういった周知を図って節電に努めております。
再質問 5番 小島智恵
実際、見た感じだと結構な範囲でついているという印象があったものですから聞いたのですけれども、あとパソコンの電源なんかも切らないで外の業務に出てしまっているという職員もいるようでありまして、まだまだ努力の余地はあるのではないかなというふうには思っております。さらなる一人ひとりの職員意識の向上が必要だと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
節電に対する取組については、照明だけではなくていろんな、暖房、冷房の関係も当然ございますし、パソコンの関係もございます。それぞれ職員一人ひとり経費の節約に対する意識を持って今後業務に取り組むよう、我々も周知を図ってまいりたいというふうに考えております。
再質問 5番 小島智恵
ちょっとお時間が迫っているので、次の質問に移りたいと思います。キツネの駆虫薬散布についてなのですけれども、キツネによる農業被害というのはあるにはあるのですけれども、しかしながら一方で違った意見も聞いていまして、キツネを一方的に駆除し続けると、キツネが減って野ネズミが増えてということで、主に酪農業の方からのお話ではあるのですけれども、野ネズミ被害ということで、牛の餌を食べたり、牛舎などでのふん害、また、トラクターなど機械関係の配線をネズミが食べてしまって動かなくなるといった話も聞いたのですけれども、答弁ではキツネの数とネズミの密度、直接的な関与が低いというふうな話であったのですけれども、ちょっとその話とは相反する内容だなとは思ったのですけれども、実際キツネなんかはネズミをやっぱり餌にしているのではないかなというふうに思います。エキノコックスの感染経路の図なんかを見てみましても、キツネがネズミを食べるという、そういう一つのサイクルに組み込まれているのですけれども、そういったところで関与が低いとも、そこまではっきりと言えないのではないかなというふうには思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 農林課長 香田裕一(農林課長は2021年9月まで)
キツネとネズミの関係ですけれども、キツネに関しましては、本町におきましては毎年 180 頭ほど駆除しております。それにも関わらず毎年1月に実施しております鳥獣被害実態調査ではキツネの農業被害というものは減っておらず、昨年度も 700 万円ほどの被害があったところであります。それに反しまして、ネズミの被害というものは、さほど農業被害としては上がってきておらず、平成 29 年度と平成 30 年度において数件発生しているところです。このため、鳥獣被害防止計画におきましてもキツネの捕獲頭数も年間 400 頭と定めておりまして、それに合わせて鳥獣被害の許可申請をしてきたときにも1人当たりの捕獲頭数も定めておりますので、生態系に関する影響というものは低いものと考えております。以上です。
再質問 5番 小島智恵
ご答弁でもキツネの生息状況のところで横ばい、もしくは増加傾向にあるということでありましたけれども、実際聞いたお話ですと、増えていると言っている人もいるし、減っていると言っている方もいらっしゃって、本当に増加しているのかどうか、その辺のきちんと把握するべく根拠というのは、どういうふうにそれは行われているのでしょうか。
答弁 農林課長 香田裕一(農林課長は2021年9月まで)
キツネの生息数につきましては、実際のところは把握し切れておりません。ただ、しかし道が実施しておりますエゾシカライトセンサスの際に、エゾシカを確認する際にキツネ等の生息も確認しておりまして、その頭数が今年度におきましては町内で 16 頭確認しております。昨年度が 13 頭、その前の年が 21 頭ということで、さほど変化はないものと考えております。先ほどの町長の答弁で、キツネの生息数につきましては、これらをもとに道立の衛生研究所が独自に調査しておるもので、それも推測の域を脱しないものと考えております。以上です。
再質問 5番 小島智恵
どうなのでしょう、地域性とかそういったこともあるのでしょうか。キツネの巣がやっぱり近くにあれば、もちろん増えているのではないかというような周りの印象もあったりして、そういったこともあるのですけれども、生息数のところもきちんと把握していかないと、それこそこの方が言われているような、もし減っているというようなことがあれば、そういったネズミの増加というふうにもつながっていく。もしかしたらキツネも、分からないですけれども、絶滅するかもしれない。鳥獣被害という観点で、農業の被害があるから駆除するという考えのもとで今はされていると思うので、そのまま一方的に続けていけばそういった可能性もないとも言い切れないのかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 農林課長 香田裕一(農林課長は2021年9月まで)
先ほども町長の答弁にもありましたとおり、法に基づきまして、基本的に鳥獣保護管理法がありますので、それに基づいて自然動物というものは保護する対象となっております。それに反しまして、農業被害が深刻な状況の場合に限り有害鳥獣として駆除できるというものになっておりますので、年間の頭数を際限なく駆除した場合には、そういう影響が生じるかもしれませんけれども、本町におきましては頭数を定めて駆除しておりますので、影響は少ないものと考えております。以上です。
再質問 5番 小島智恵
先日、12 月 1 日日曜日ですけれども、帯広では住宅地、市街地にヒグマがあらわれて大々的なニュースになりましたけれども、そういった命の危険が差し迫る場合は駆除もやむを得ないと思いますし、あと鹿だとか外来生物のアライグマなんかも増えてきて、それももう明らかに農業被害が問題になっていると、そういったことに関しては駆除の考えが必要かと思いますけれども、キツネに関しては結構、自治体によって考え方の違いが出てきているようでありまして、鹿追町なんかは駆除ではなく共存という、そういった考えのもとで駆虫薬散布も行っているのですけれども、札幌市も住宅地にキツネがあらわれたとしても、あらわれて市民から駆除、殺処分してほしい、捕獲してほしいなんていうご意見をいただいたとしても、共存を図ることを基本とされているようでありまして、駆除は実施しないという考えをお持ちであります。そういった共存の考えについては、本町としてはどういった考えをお持ちでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
野生動物は規制に限らず、熊であろうが、これは共存していくのが本来の姿であります。ただ、やはり現実に農業被害が出ているわけでありますから、それを放置するということにもならないわけで、エゾシカばかりが騒がれているようでありますけれども、本町における調査からいうと、平成 30 年、エゾシカで 1,900 万円の農業被害、これに対してキツネは 710 万円あるわけです。ですから、これは決して無視できる数字ではないというわけでありますので、そこは本当に無制限に捕獲をしているわけではなくて、この農業被害というのを、平成 28 年から急激に 500 万円台になってきた、それまでは 200 万円になるかならないか、これが増えてきたということはやはり放置できない。そういうことから捕獲をしているということでありますので、無制限に捕獲をしている、あるいは共存を目指していないのだということではなくて、共存を目指した中で適正規模というか、被害がないように捕獲をしているということであります。
再質問 5番 小島智恵
共存を目指しているという、そういった考え方を確認することができました。鹿追町なんかでも市街地含めた観光地の中にキツネがあらわれてくるということで、同じように農業被害の多く出るところに関しては、箱わなをかけたりして駆除しているようなのですけれども、あくまで駆除ありきではなく共存、そういった中で駆虫薬散布も行い、実際に効果もありということであります。委託料のほうも鹿追さんに聞いてみましたら、大体、検体の調査も含め 70 万円ぐらいというふうな話も聞いていますけれども、エキノコックス症対策という観点で幕別も町内、本町や札内においても市街地にキツネがあらわれたりして、私も時々見たりしますし、町民のほうからもお話を聞くことがあります。一番は人への感染の危険性、人ではなくて豚とか、あと身近にいる飼い犬にも感染するというふうなことは聞いております。この駆虫薬散布については調査研究をしていくというふうなお答えではあったのですけれども、前向きに取り組むような考えはないのかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
どれほどの効果があるのか、答弁で申し上げましたけれども、一月に1回程度駆虫薬をまかなければ効果が上がってこないということもありますので、そこは先進事例も含めて、これが実際にエキノコックス防止の上で効果があるとするならば、そこは前向きに考えなければならないというふうに思います。
再質問 5番 小島智恵
エキノコックス症は、十数年ぐらい潜伏期間を経て症状が出たりということで、結構長いスパンで、これ考えなくてはいけないのかなというふうに思います。もちろん駆虫薬の費用等もかかるものですから、そういったことも吟味しながらご検討いただければというふうに思います。理事者の皆さまのさらなるご努力にご期待を申し上げ、終わりたいと思います。