音更町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月17日
(1)音更町特定事業主行動計画について/(2)職員の時間外勤務の状況と職員定数について
2019年12月17日、音更町議会の一般質問で、不破尚美議員が「音更町特定事業主行動計画について」「職員の時間外勤務の状況と職員定数について」について質問し、町長 小野信次、総務部長 岸本保、副町長 高木収が答弁しました。
- 質問者
- 不破尚美 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、総務部長 岸本保、副町長 高木収
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 11番 不破尚美
それでは、通告に従いまして大きく2点についてお伺いいたします。まず1点目に、音更町特定事業主行動計画について質問させていただきます。音更町では、次世代育成支援対策推進法及び女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づき、職員が仕事と子育ての両立を図ることができる職場環境づくりのため、特定事業主行動計画を定めています。令和2年度に5年間の計画期間の最終年度を迎えるに当たり、以下の点についてお伺いします。まず、本町における女性管理職登用の状況についてお伺いします。次に、男性職員の育児参加促進の状況についてお伺いします。2点目に、職員の時間外勤務の状況と職員定数について質問いたします。労働基準法の改正により、ことし4月から時間外労働の上限規制が導入され、月45時間、年間360時間を原則とし、臨時的な特別な事情がなければこれを超えることはできないとされています。音更町においても3月に関係する条例改正等を行い、それに準じた上限を定めていますが、上半期半年間を経過した中での状況についてお伺いします。まず一つ目に、原則とされている時間数を超過する実態はあるのかお尋ねします。次に、仮にあるとした場合、上半期半年間の1カ月平均が1人当たり月45時間を超えている部署、上半期半年間の合計が1人当たり180時間を超えている係はどこなのかお尋ねいたします。最後に、職員数が職員定数条例に比べておよそ10人程度少ない状況で推移しておりますが、条例に定める定数との乖離についてどのように認識しておられるのかお伺いいたします。以上、答弁によりましては再質問させていただくことを申し上げまして私の質問といたします。
答弁 町長 小野信次
おはようございます。1点目の音更町特定事業主行動計画についての御質問にお答えいたします。はじめに、女性管理職登用の状況についてでありますが、本町では、平成28年度から令和2年度までの5年間を計画期間とする音更町特定事業主行動計画を策定し、職員が子育てしやすい勤務環境の整備や女性職員の活躍推進に向けた取り組みを進めております。本町においては、男女の性別を問わず、職務への取り組み、能力、業績等を総合的に判断して管理職への登用を行っており、本年4月1日現在、課長補佐以上の管理職における女性職員の人数は8名で、その割合は15.1%となっており、計画に定めた目標の20%以上を下回っている状況であります。なお、本年7月1日現在における国の地方機関の課長、本省課長補佐職に占める女性の割合は11.6%、また、6月1日現在における道の本庁の主幹相当職に占める女性の割合は8.8%、課長相当職に占める女性の割合は9.4%となっております。次に、男性職員の育児参加促進の状況についてでありますが、男性職員の育児参加を促進するためには職場内の業務の分担や計画的な執行管理等が重要であることから、対象者が所属する部署の管理職は、状況に合わせて休暇取得を促すとともに取得しやすい職場の環境づくりに努めることとしており、計画に設定している数値目標の妻が出産する場合の特別休暇及び育児参加のための特別休暇の取得率55%以上については、おおむね達成しているところであります。また、男性職員の育児休業等のこれまでの実績は、子が3歳に達する日までの期間において取得することができる育児休業が1件、子が小学校の始期に達する日まで期間内において取得することができる部分休業が1件でありました。男性職員の育児休業等の取得促進に関する国からの通知等では、育児休業を取得しない理由として、業務や他の職員への影響が大きいことや休業期間中の収入減少が懸念されること、また、昇給や昇格等のキャリア形成への影響を懸念することなどが挙げられております。本町における平成28年度から30年度までの直近3年間の男性職員の育児休業対象者は17名でした。しかし、取得者はいませんでした。これらの職員に対し取得しなかった理由について聞き取り調査を行ったところ、配偶者が育児休業を取得したり就業しないこと、取得する必要がなかったこと、また、夫婦ともに町職員であることから、育児休業を取得することが他の職員に迷惑となったり収入が減少したりすることなどが理由となっており、国の調査結果とほぼ同様でありました。なお、平成30年度における国家公務員の男性の育児休業取得率は21.6%、また、道においては6.9%となっております。近年、国においては、女性の活躍推進、働き方改革など女性の社会進出を奨励するとともに、重要な労働力であると位置づけております。そうした中で、民間企業においても、結婚、出産、育児といったライフステージにおいて女性が退職を余儀なくされることがないよう、男性の育児休業を推奨する動きが見られます。企業においても社員、人材は貴重な財産であり、女性の働きやすい環境を整備することは企業の評価にもつながっているものと思います。地方自治体においても状況は同じであると認識しておりますので、男性職員が育児休業を取得しやすい職場環境を整備することに加え、取得した職員が不利益を被ることがないように人事評価制度の中にしっかりと位置づけるなど取得の促進に努めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の職員の時間外勤務の状況と職員定数についての御質問にお答えいたします。初めに、原則とされている時間数を超過する実態と該当する係名に関する御質問につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。本町では、長時間労働を是正するための措置として、時間外勤務命令の上限時間を原則として1カ月について45時間以下、1年について360時間以下とし、これ以外に、業務量の大幅な増加に伴い臨時的にこの限度時間を超えて行う場合の上限時間を1カ月について100時間未満、2から6カ月平均で80時間以下、1年については720時間以下とするなど、所要の措置を講じるため条例等の改正などを行い、本年4月から施行しております。本年度の上半期における上限を超える時間外勤務の実績として、1カ月平均が1人当たり45時間を超えている係を申し上げますと、総務課庶務係が99時間、スポーツ課スポーツ係が71時間、学校教育課学校教育係が63時間、出納室出納係が47時間、福祉課障がい福祉係が45時間となっており、合計5課5係で、該当者は9名でありました。また、上半期の合計時間が1人当たり180時間を超えている係は、総務課庶務係が599時間、スポーツ課スポーツ係が427時間、学校教育課学校教育係が381時間、出納室出納係が282時間、福祉課障がい福祉係が274時間、建築住宅課建築係が264時間、上下水道課下水道係が247時間、町民課国保医療係が228時間、学校教育課総務係が219時間、情報・防災課防災係が216時間、学校教育課施設係が216時間、スポーツ課施設管理係が216時間、企画課企画調整係が210時間、農業委員会農地振興係が206時間、総務課法制係が190時間、上下水道課総務係が190時間、商工観光課観光係が189時間、高齢者福祉課介護保険係が188時間、情報・防災課情報システム係が185時間となっており、合計13課19係で、該当者は35名でありました。なお、厚生労働省が過労死に至る基準、いわゆる過労死ラインとしている1カ月間に100時間以上に該当する者は11名ですが、職員全体では1名当たり20時間となっております。これらの時間外勤務の主な理由は、本年度については庁舎改修に伴う引っ越し関連の用務でありますが、会計検査対応や制度改正に伴うもの、新規事業などにより業務量が増えたことなどが挙げられます。また、直近の平成30年度の実績で申し上げますと、1カ月平均が1名当たり45時間を超えている係は3係で、4名が該当し、年間の合計時間が1名当たり360時間を超えている係は19係で、該当者は37名でありました。なお、1カ月間で100時間以上に該当する者は23名で、職員全体では1名当たり18時間となっておりますが、これまで本町においては、職員が、国が過労死ラインに定める脳・心臓疾患、精神疾病の健康障害を発症した事例はありません。時間外勤務については一定程度やむを得ない面もあると思っておりますが、必要最小限とする努力や工夫が求められているものと認識しております。時間外勤務を削減するための取り組みといたしましては、毎週水曜日をノー残業デーに設定して極力時間外勤務をしないよう呼びかけているほか、四半期ごとに時間外勤務が一定時間を超える部署においては、理由書、改善策について管理職に対し報告を求め、日ごろから部下の業務の進捗状況や健康管理に努めるよう通知をし、その報告に基づき、改善が進まない部署に対しては、総務部長及び総務課職員担当参事が、該当する課の管理職等と面談し、増加要因や削減対策の検討を行うなど、効率的な業務遂行に対する努力を継続的に実施しているところであります。次に、職員数と職員定数条例との乖離についてでありますが、本年4月1日現在の職員数は全部局の合計で277名で、職員定数条例に定める286名に対して9名少ない状況であります。なお、定数については、平成26年度に1名を増員して現在の人数となっております。平成26年度から30年度までの直近5年間それぞれの4月1日現在における全部局の職員数は275名から277名の範囲で推移しており、大きな変動はありません。本年度の職員数は、町長部局が231名で、定数から9名少ない状況となっておりますが、それ以外の部局ではそれぞれ定数と同数であります。なお、総務省が算出している平成30年4月時点での職員1名当たりの人口では、本町は約207名で、道内では七飯町の218名に次いで多い状況となっております。本町においては、国が平成14年に閣議決定した三位一体の改革を受けて17年度に財政健全化5カ年計画を、また、19年度に定員適正化計画を策定し、定数を338名から285名に改正した経緯があります。行政改革の取り組みにおいて、特に保育園にあっては、平成15年度から本年度までの町立保育園の民営化に伴う保育士職は28名の減となっており、全て一般事務職に振り向けております。町の人口は、平成22年の4万5,085名をピークに減少傾向に転じておりますが、町民の行政ニーズの多様化や各種制度改正による業務内容の複雑化等により、業務量は減少していない状況にあります。このことは、本町の発展に伴う人口増による行政ニーズの拡大、さらに、国の権限移譲や社会保障制度の改正などによる業務量の増加に応えるべく対処してきたことによるものだと認識しております。本町はこれまで、業務の民間委託や財務会計をはじめとするICT化など、事務の効率化などによる業務改善を行ってまいりました。また、町民ニーズに対応するため、民生部を町民生活部と保健福祉部に分割する機構改革や窓口のワンストップサービスの実施など、町民サービスの向上に努めてきたところであります。今後の人口動態を考えたとき、人口減少の進行に伴って、将来には財政規模はおのずと縮小傾向になるものと思われ、それに伴って職員数も減員となることが想定されます。そうした状況において、地方公務員は比較的終身雇用の傾向が強いことを考え合わせると、当面は現在の職員数を維持していく必要があるものと思っております。総体で286名としている定数は、上限を定めたものと考えております。町民サービスを向上させ、かつ職員数は増やさずに時間外勤務を減らすことができれば最善でありますが、全てを満足することは難しいのが現状です。可能な限り職員の適正配置に努めることはもとより、部署ごとの協力体制やスキルアップを図ることで業務の効率化に努めるとともに、町の大切な財産である職員が健康で、その持てる能力を十分発揮できる職場環境づくりに努めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。大変申しわけありません。男性職員の育児参加促進の状況という中で、育児参加のため特別休暇の取得率「50%」と申し上げるべきところを「55%」というふうに申し上げたということでございますので、これは「50%」に訂正をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
再質問 11番 不破尚美
答弁をいただきましたので再質問させていただきます。まず音更町特定事業主行動計画についてでありますが、この計画は平成28年3月につくられたものであり、この計画案の目標の中では女性管理職登用率20%以上を目指しているのに対し、現在課長補佐以上の管理職は男女合わせて53名のうち女性が8名で、15.1%ということです。この数値はホームページで公表されている情報から、私が認識しているものと一致いたしました。しかし、これは計画策定時の15.8%と比較するとわずかに低下をしています。また、保健師、保育士などもともと女性の有資格者の多い職場を除くと、それ以外の部署の女性管理職比率は極めて低いものとなっています。この状況についてはどうお考えでしょうか、お伺いいたします。
答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)
今おっしゃられました女性の管理職につきましては、本年度直近で15.1%ということで、計画策定時の15.8%より若干下がっているというような状況でございます。おっしゃられるように、その中の保健師、それから保育士職、いわゆる女性の多い職場の管理職の割合が高いというのも、それはおっしゃるとおりだと思います。御答弁でも申し上げたんですけれども、その他が低いと。その他のいわゆる一般事務関連の管理職の女性の比率が低いということだと思いますけれども、これについても、その人の能力ですとか、それから実績、あるいは人事評価の評価などから、これは男女区別なく管理職に登用するという場合にはそういう基準で登用しているということでございますので、そこは、今後そういう年齢の女性の職員が、今まではそんなに数がいなかったということもありますので、今後女性の職員が増えて、その年令に達する、あるいは管理職になるべき年齢というんですか、に達している職員が今後増えてくると思いますので、絶対数が少ないという部分もあるんですけれども、そこは今後とも考え方は同じだと思いますけれども、多少なりとも今後は増加していくのかなというふうには思っていますけれども、すぐに、一朝一夕にその率が増えていくかということになると、それはちょっと難しいのかなということは考えているというような状況でございます。
再質問 11番 不破尚美
答弁の中でも、「本町においては、男女の性別を問わず、職務への取り組み、能力、業績等を総合的に判断して管理職の登用を行っており」、今も答弁いただきましたけれども、この女性管理職を増やす取り組みと目標を定めている中で、実際に女性のキャリアアップをさせるために、具体的に成果を出すためにどれだけの支援をしてどのような対応をされていますか、お伺いいたします。
答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)
これは女性に限ったことではないんですけれども、男性も含めてということになりますが、女性に特化したものということは特にはないんですが、職員研修、それからさまざまな外部に行っていただく研修もありますし内部の研修もあるんですけれども、そういうものを通じてスキルアップというんですか、能力の向上を図っているということでございまして、今言われた女性だけのということは今のところはやってはおりませんけれども、男女区別なくその辺については、そういう年齢に達した職員については一定程度同じように、男女差別なく、区別なくそこは研修を受けていただくということで一定のキャリアアップを図るという取り組みをしているというような状況でございます。
再質問 11番 不破尚美
女性は結婚、出産、育児とよく言われますが、親の介護という課題も増えてきました。先ほど年齢のことも答弁いただきましたが、中途退職をしなくても済むような支援と、採用の段階から意識的に女性職員比率を高めていかないと管理職登用の拡大にもつながらないのではないでしょうか。今回、女性管理職登用の問題を勉強させていただいた際、先輩諸氏からいろいろなお話を伺いました。歴代の町長さんを私も3人ほど知っておりますが、音更町においてはその当時から女性の管理職登用は少なかったとのこと。現在も女性管理職の登用は課長どまり。なぜ音更町は次長や部長などは男性ばかりで、女性はいないのでしょうか。私は大変疑問です。町の中心である役場の仕事は、町民の暮らし全般にかかわる仕事です。そういうまちづくりの重要なポジションに男性も女性もないはずですし、男性の感性ももちろんですが、女性の目線や感性は必ず絶対必要なはずです。男女共同参画を叫ばれている世の中で、まずその見本となるべきなのが行政だと思います。私は、役場行政における管理職登用のあり方について、とても閉鎖的で、言葉をきつく言うと女性を蔑視しているようにしか感じてなりません。私も新人ながら女性議員の端くれですが、社会の中で女性で活躍されている方はたくさんいらっしゃいます。きょうここに傍聴に来てくださっている諸先輩方の中にも社会的に活躍されている女性がいらっしゃいます。女性活躍推進法という法律もでき、男女共同参画の新しい時代になって、端的に申し上げて時代遅れな気がしてなりません。この音更町特定事業主行動計画が策定されて数年経つのに、いまだ男女の高低差があり、このような議論をすることに違和感を感じます。小野町長には、今の法律の趣旨も踏まえていただいて、成果のある実行をしていただきたい。改めて町長のお考えをお聞かせください。
答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)
女性の管理職を増やして多様性のある組織をつくるということは、女性の視点によるきめ細やかな政策の実現ですとか行政サービスの質の向上につながるということは十分認識をしているつもりでございます。一方で、管理職としての能力を高める必要もあるということで、研修ですとかも充実させていかなければならないだろうというふうに思っております。その上で、町の主要なポストの、管理職相当職になると思いますけれども、そこに女性を計画的に配置していくことが今後は必要になってくるのかなということも担当としては思っております。あと、管理職になる方については、意思決定というんですか、管理職としての意思決定、あるいは職員、部下に対するマネジメントなんかの能力も必要になってくると思います。ということから、これも男女の区別なくなんですけれども、そういう管理職になるような時期にある職員についてはそういう、あるいは管理職になってからという研修もあるんですが、そういう研修を受けていただいてそこら辺のスキルアップをしていただくということで効率的な組織運営をしていただくということも図りながら、今後は、今言われたように女性の比率、職員の採用数についても、できるだけ最近は女性の新規採用というんですか、これも増やすというか、そういう傾向にあります。けれどもそれも、先ほども申し上げましたけれども、すぐにその年齢に達するということじゃありませんので、そこはもう少し時間をいただいて、計画的にそういう女性の管理職登用ということも考えていかなければならないのかなというふうに思っております。
再質問 11番 不破尚美
女性職員採用と管理職登用の拡大、令和2年度の計画最終年度に向けてしっかりと本気で取り組んでいただきたいと要望いたします。では次に、男性職員の育児参加促進の状況について再質問いたします。計画では、妻が出産する場合の特別休暇及び育児参加のための特別休暇について取得率50%以上を目指すと謳っていますが、この取得率というのは何についてのことなのか。これは日数をベースにしているのでしょうか、それとも人数をベースにしているのでしょうか、お尋ねします。
答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)
この妻が出産する場合の特別休暇及び育児参加のための特別休暇の日数をベースに割合を出しているということで御理解いただければと思います。
再質問 11番 不破尚美
日数をベースにということで、わかりました。この答弁の中では、先ほど、目標の50%以上についておおむね達成されているということでしたが、公表されている資料から、配偶者出産休暇については平成30年度は平均取得日数が2日で、これは取得可能日数の3日を下回っています。さらに、育児参加休暇についても全く取得されていません。また、育児休業についても取得率10%以上の目標に対し0%となっています。まずこれはどのように考えたら良いのでしょうか。きちんと周知がなされているのでしょうか。そして、これらを踏まえまして、配偶者の出産に際して1日たりとも休めなかったという人はいないのでしょうか、お伺いいたします。
答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)
妻が出産する場合の特別休暇については1日も取得していないという職員はいないということでございますが、育児参加のための特別休暇については、これは若干名いるということでございます。それから、周知なんですけれども、これは特にその人に個人的に周知するということはしておりませんので、それも含めて今後、こういう制度があるということを知らない職員はいないのかなとは思うんですが、ここも改めてこういう制度があると。育児休業も含めてですけれども、こういう制度があるのでということで、それは職員、我々総務課のほう、人事のほうからなのか、それとも所属している部署の上司からという形にもなろうかと思いますけれども、子供が生まれるんだ、あるいは子供ができたんだといったときに、そういう制度があるよということは積極的に周知していくということになっているんですけれども、それが足りないと言われれば、もしかしたら足りなかったのかもしれないということもありますので、今後はその辺も含めて周知を徹底していきたいというふうに考えております。
再質問 11番 不破尚美
この答弁の中にも、対象の男性職員が育児休業等を取得しない理由について聞き取り調査を行ったとのことですが、「取得する必要がなかった」、「夫婦ともに町職員であることから、育児休業を取得することがほかの職員の迷惑となったりする」とあります。計画書には、取得しやすい雰囲気の醸成の項目で、女性職員はもとより、男性職員の育児休業等の取得に対しても周囲の職員から理解や支援を得られるよう職場の意識改革に努めますとなっておりますが、幾ら努めても人員が不足していてはこの回答のようにほかの職員に迷惑をかけると感じる、男性がそれを申し出ることは困難なのではないかと考えられます。意識改革だけではなく、要員の確保等の環境整備を積極的に図るなどして初めてこの計画が前進するものなのではないでしょうか。男性の育児参加を進めていくためには実効性のある取り組みが必要だと思います。その基本的認識についてお考えをお聞かせください。
答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)
男性が育児休業を取るというその意識については、我々のような年代の者からすれば余りそういう意識はなかったと。ないというのが現状だと思います。今の若い人というか、小さい子供さんが生まれるような世代についてはだんだん意識は変わってきているのかなとは思いますが、それでもやはり男性としては育児休業というものに対するどこか抵抗があるのかなというのが一番大きなネックになっているんじゃないかというふうには思っております。そこの意識を変えていかない限り、これは自主的に休暇を、休業を申し出るということになりますので、そこの一歩踏み出す勇気というか、そういう環境づくりをしていかなければならないということで御答弁させていただいております。定員というか職員をその分確保すればいいんじゃないかというようなお話だと思うんですが、余力のある組織づくりということになると思いますけれども、これは後からも出てきますが、そういうこともなかなか現実的には難しいと。職員を増やしておいてそういう環境をつくるというのはなかなかちょっと難しいのかなと思っております。そういう例えば育児休業をする職員が出てきたと。実際出てきたという場合については、そこは正職員ということではなく、例えば臨時職員なんかで今まで手当てしてきたというのもあります。ただ、それでは、やはり正規職員とは違いますので、やれる業務とかも違いますので、それでは不十分だというのももっともだと思います。もっともだと思うんですけれども、そこは、そのために職員を増やすということはなかなか難しいというのも現実的にあるのかなということでございます。どっちにしても本人の、本人というか男性職員の意識を変えていくと。あるいは周りの職員の意識も変えていくと、同時に。みんなでカバーし合っていくと。少ない職員の中で今やり繰りしていますけれども、皆さんでカバーをしながらやっていくということで当面は努めていきたいなというふうに思っておりますので、御理解をいただければと思います。
再質問 11番 不破尚美
今部長のほうからもこれまで答弁いただきましたが、男性の育児参加について計画の取り組み内容にも、育児は女性がするものという考え方の意識改革、父親の積極的な育児参加の奨励、休業、休暇を取得しやすい環境づくり、働き方の見直しや多様な働き方の実現となっており、こちらも令和2年度に計画期間の最終年度を迎えますが、先ほどの女性管理職登用とあわせまして、これらが計画だけではなく、実現に近づくよう取り組むことを強く要望いたします。では次に、職員の時間外勤務の状況と職員定数について再質問させていただきます。先ほど答弁された月45時間を超えている係について、その状況に至っている要因は何でしょうか。音更町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する規則に規定されている、通常予見することのできない場合等における業務量の大幅な増加に伴い臨時的に処理する必要のある業務と捉えられるものとして解釈してよろしいのでしょうか、お伺いします。
答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)
今年度の上半期の状況で申し上げました、答弁では申し上げているんですけれども、そこにも一部そうなった理由というか要因は書いてあります。今年度につきましては、庁舎の改修に伴います引っ越し業務が非常に予想以上に時間がかかるというか、やらなければならない、調整しなければならない業務というのが、特に総務課庶務係はそうなんですけれども、ほかの部署との連絡調整ですとかやり繰りですとかそういうものに時間を日中取られまして、どうしても通常の業務ができないというような状況が続いております。現在も続いております。そのほかに選挙もこの春ありました。災害はなかったんですが、そういう選挙についても、予見できないのかと言われれば予見できるんですが、それは単発的なその年度に限ったものという業務というふうに捉えておりますので、そういう要因で今回増えているというのが一つ大きな要因であろうかというふうに認識をしているところでございます。
再質問 11番 不破尚美
上限規制を超過している要因について、今庁舎引っ越しですとか選挙というお話がありましたが、確かに予見できない部分もあるかと思うんですが、引っ越しとか選挙というのは予見できるものだと私は思うんですが、行政側としてきちんと把握し、認識しているのでしょうか、再度お答えください。
答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)
引っ越しも、それから選挙も突然の解散がない限りはある程度予見はできるということでございます。ただ、選挙なんかは特にそうなんですけれども、業務量が非常に多いということで、選挙管理委員会事務局というのがあるんですが、そこの職員1人しかおりませんけれども、通常。その職員だけでは到底できないと。ほかの部署の方にも応援をしていただきながら進めているというような状況でございます。これも言い訳になるかもしれませんけれども、そういう選挙事務になれた職員、通常今まで何回もやってこられた職員と、それから新たに人事異動等で替わってそこの部署に、総務課になりますけれども、そこに入ってきた職員とではやはり事務的なスピードというんですか、それもやっぱり違うということで、これはやはりどうしても仕方ないのかなというふうに思います。それから庁舎の引っ越しについては、当初こんなにやらなければならないというか調整をしなければならないことがあるとは思いませんでした、はっきり申し上げまして。もうちょっとスムーズにいくものだと思っていたんですが、やはりいざ引っ越しとなるといろんなところで各部署からの要望ですとか、それからいろんな不都合が出てくるという面もありまして、それを全て総務課のほうでその対象となる部署と調整を図っていくということになりますので、そこは当初予定して、予定というか当初考えていた引っ越し業務より相当なボリュームになっているというのが現状でございます。こういう形の引っ越しというのは今まで経験がありませんので、予見できなかったのかと言われれば、予見できなかったんですというふうにお答えするしかないんですけれども、経験がないような業務だったということもありまして今回このようなことになっているのでないかなというふうに思っております。
再質問 11番 不破尚美
では定数についてでありますが、決算の資料を過去10年にわたって調べました。超勤手当は一般会計だけでもずっと毎年1億円を上回ってきています。最も少ない年でも1億541万4千円、最大の年で1億3,151万5千円となっています。条例に定める定数を9人程度下回っている一方で、毎年1億円を超える超勤手当が発生しているという状況が常態化しているように見受けられますが、この実態は正常なものとお考えでしょうか。
答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)
定数は286ということで、それは職員数の定員の上限というふうに考えているという答弁をさせていただいております。その範囲内で今現在275名から277名程度でここ数年は職員の定員というのは推移しております。当初、御答弁でも申し上げましたけれども、平成17年のときに一気に職員の定数を減らしております。その後ずっとほぼ変わらない定数で来ているわけでございますけれども、この間、実際の職員数については270名から今現在277ですけれども、ぐらいの範囲で推移しているということでございます。これも基本的には、特別な要因がない限り、当初の270名程度という職員数を維持しながらやっていきたいというふうに計画的には思っております。ただ、その間、先ほど答弁でも申し上げましたけれども、権限移譲ですとか業務の複雑化などによって業務そのものが増えてきているというのも一方ではあります。そういうことで、それは、そういう考えは維持しつつ、一定程度増やすというか、急には増やせませんけれども、一定程度の新規採用職員は確保しているということでございます。ただ、そうはいっても、例えば年度の途中で定年を待たずに退職してしまう、退職に至る職員とかも出てきます。あるいは病気等で長期休暇・休職に追い込まれる職員というのも出てきます。こういうものは見込めないというか、見込めるものではないような感じでございますので、それも含めての職員の新規採用ということにはなりませんので、基本的には補充という意味の新規採用ということになるんですけれども、それでも、やはり業務量が若干増えている、業務量が増加しているということもありますので、そこは少し多目に新規採用の職員は採用してきて、ここ数年ちょっと1人2人多目に採用はしていることにはなっているんですが、先ほども言いましたように、それ以外の要因で結局余り最終的には増えていないと。途中退職者ですとかということもありまして余り増えていないというのが現状でございますけれども、今後もその辺には十分に配意を持ってやっていきたいなと。時間外との関係で、なぜ定員まで職員を増やさないのかということだと思うんですが、そこは、今後は、時間外が恒常的にあるようなところについては、御答弁でも申し上げましたように、我々総務部局も入って、まずは要因が何なのかというところをしっかり見きわめた上で、原因を追求した上で対策をとっていきたいなというふうに思っております。それで人員が足りないということであれば、そこは適正な人員配置ということも必要になってくるのかなというふうには思っておりますけれども、その辺も含めて原因を追求する、原因を確かめる、そうすればおのずと対策も出てくるというふうに考えておりますので、御理解いただければなというふうに思っております。
再質問 11番 不破尚美
今答弁の中でも、こちらの答弁の中にも、国が平成14年に閣議決定した三位一体の改革を受けて定数が減らされたと。今後の人口減少の進行に伴い、当面は現在の職員数を維持していく必要があるものと思っておりと答弁いただいております。この条例で定めている定数というのは、必要な人数を定めて決めているのではないんでしょうか。今も御答弁いただいたんですけれども、この上限を定めて常に上限以下となっている、そして毎年1億円を超える超勤手当の発生が常態化している状況、私にはよく理解できないんですが。再度お答えいただきます。
答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)
職員の定数と時間外の関係ということでございますけれども、1億円という金額は大変大きな金額ではありますが、やはりそこは時間数が一番大事なポイントだと思っています。やっぱり超勤の時間数が多いことが原因でございますので、金額が1億円ということが、確かに額は大きいんですけれども、職員の勤務の状態ということを考えれば、やはり時間数ということを減らしていくということは私たちとしては努めなければならない第一のことだというふうに思っています。それで、時間外勤務については、御答弁の中でも申し上げていますけれども、一定程度はやむを得ないというふうに思っています。決して時間外を私たちは悪だというふうには思っていません。やむを得ない部分はあると。だから、するべきときにはしてもらうし、しなければならないものだというふうに思っています。ただ、その程度問題というか、職員の健康管理を含めた中で限度というのが当然ありますので、そこはやはり削減するにこしたことはないと。その中で、職員の個人の努力もありますけれども、組織としてやはり機構の問題を含めて、そこはきちっと対処するべきところは対処しなければいけないなというふうに思っています。それで、定数との関係ですけれども、確かに今町長部局では9名ほど余裕があるといいますか、定数に達していませんけれども、その定数まで満度に9人雇用すれば時間外がなくなるのかと。そういった図式にはならないと思います。必要な部署については当然増員を図っていかなければなりませんけれども、これはやはり少ない人数で町民サービス精いっぱいやっていただいているということで、職員に対しては私も非常に感謝もしているし、申し訳なく思っている部分もあります。ただ、ここのところを人数を多くすれば当然時間外が減るのかといったら、どれだけ減るのかということはなかなか難しいんですけれども、当然人件費も増えます、人を雇用すれば。そして、交付税とかいろんなところにも行革努力ということの中で影響してまいります。そして、この御答弁の中でもあるんですけれども、今職員を雇用すれば、例えば二十歳前後の職員を雇用すれば40年以上雇用することに大体なるわけです。ところが2045年ぐらいの社人研の人口推計では、音更町の人口は3万8千人を切るような推計も出ています。大幅に人口が減っていくと。人口も減っていく、そんな中で職員だけどんどん肥大化させていくということはやはりできないんだろうなというふうに思います。今はある意味辛抱のしどころなんではないかなと。行政ニーズも多いし、大変でもあるけれども、ここは職員のほうにもいろんな知恵を絞ってもらって業務の中で業務改善やってもらう。そして町としても、ICT化ということも今本当に日進月歩進んでいますので、これらについては積極的に取り入れて少しでも職員の業務負担を改善すると。それはひいては町民のサービス向上につながるというふうに思っていますので、職員の健康管理、そういうことを含めながら町民サービスをしっかりやっていくと、この両方を町としては組織という中でやっていきたいというふうに思っております。
再質問 11番 不破尚美
今副町長から答弁いただきました。私は議員にさせていただいてまだ半年なんですが、まだまだ分かりづらいところがたくさんありまして、今回質問するに当たり、超勤問題について今までの先輩議員の質問や過去の答弁、ホームページで調べさせていただきました。そうしましたら、平成28年度の予算審査特別委員会での質疑の職員の時間外勤務について、ここでも副町長が答弁されているのを見つけました。新年度に向けて人事異動のタイミングにも来ているので、役場の中の職務の人事体制、しっかりもう一回点検していきたいと。十分内部点検を行い、しかるべく対応してまいりたいとおっしゃっているのを見つけました。さらに平成31年度の予算審査特別委員会、職員の個々の健康、働きがい、そういったことにも配慮しながら人事等を含めてやっていきたいと答弁されておりました。したがって、その後の対応について私なりに調べたところ、平成28年度決算、29年度決算、30年度決算、また、本年度上半期の時間外勤務の状況からも何ら変わったように見受けられません。これまで、今も答弁されてきた事柄については一体何をどう責任を持って真剣にやってきたのかなというのが私の今の偽らざる心境です。通常予見することのできない業務量の大幅な増加と規定しながら予見可能な業務の処理で超過してしまう。臨時的に処理する必要のある業務と規定しながら恒常的な業務の処理で超過してしまう。それをその場しのぎの答弁するだけで、一向に改善されていないと思えてなりません。根本からきちんと改善しようという覚悟、本気度が伝わってこないと思います。この指摘をどのように受けとめますか。副町長の見解を求めます。
答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)
私の過去の御答弁も今紹介していただきました。その言葉に決してうそはないつもりでございます。ただ、結果として伴っていないじゃないかと言われれば、それは御指摘は甘んじて受けなければならないなというふうに思います。ただ、この数年間の中で、平成17年以降になるんですけれども、町立保育園の民営化を進めてきた行革の中で28名ぐらいの保育士さんが減ったと。それは全て事務職のほうに振り向けております。先ほど定数を下回っているという御指摘をいただいたんですけれども、確かにそうではありますけれども、一般事務職の人数としては増やしてきているという事実もあります。ですから、決して職員を増やしていないという意味ではないというふうに思っています。職員はある程度そうやって確保してきているというふうに考えています。そういった努力もしていますし、また、いろんな人事評価制度をやっていますけれども、人事評価の中でも、これは私たちの場合は職員の業績評価とか能力評価とかあるんですけれども、やはり職員の事務能力や技術能力を高めると。そのためにはどうしたらいいだろうということを管理職とその職員がきちっと向かい合って話し合っていくと。それを組織に反映していくと、こういう目的で人事評価制度もやっていますので、人事評価制度もやる中で、職員個々のいろんな問題、悩みもあればそれも聞いて、職場の中で問題にならないように、支障とならないような努力もしております。また、先ほどの繰り返しになりますけれども、いろんな業務改善の中で、委託業務にできるものについては委託業務、これで町民サービスをきちっと担保できるというものについては委託業務に振り向けることもしています。また、いろんなコンピューター関係だとかそういったことも取り入れてやっております。ただ、いかんせんどうしてもここの中でも、御答弁の中でも申し上げているんですけれども、地方自治体の業務というのは増える傾向にあるんです。国のやはり権限移譲ですとか本当に、社会保障制度が一番最たるものなんですけれども、非常に制度が複雑になって、そしてまた目まぐるしく改正されてくると。それに対応していくために非常に業務量が増えてくると。それに対処していくということの繰り返しの中でこのような結果になってしまっているということでございます。ただ、それは、そういった人も手当てもする、いろんな事務改善もやってきた中で、ある意味、ここで済んでいるんだ、この程度でとどまっているんだという解釈もあると思っています。これがいいとは言いませんけれども、そういう内部的には職員挙げて努力をさせていただいているということは申し上げたいと思います。
再質問 11番 不破尚美
これまでの超勤問題についての議論の中で、さらに会派の先輩議員が職員の皆さんに、町民のためのいい仕事を一生懸命やってもらうためには、職員を潰してしまったらおしまいなんです。職員の健康管理にはこれからも十分留意されてほしいとの要望も上がっております。また、ことし7月には北海道内のある町で、まだ20代の若い職員が自ら命を絶たれています。長時間労働は決して人ごとではないと思います。厚生労働省の資料で、長時間労働は健康の確保を困難にするとともに、仕事と家庭生活の両立、ワーク・ライフ・バランスを困難にし、少子化の原因、女性のキャリア形成を阻み、男性の家庭参加、男性の育児参加を阻む原因となっていますと書かれております。先ほど、はじめの答弁の中にありました過労死ライン。過労死ラインとされる水準を超えるものがあると私も認識しております。本町では職員が国が過労死ラインに定める健康障害を発症した事例はありませんと答弁されていますが、これは、過労死ラインを超えても誰も倒れていないからいいんですというように聞こえます。音更町では随分丈夫な職員をそろえているんだなと思いました。町民の多様なニーズにお応えする職員が疲弊していては笑顔にはなれないのではないでしょうか。町長の政策の中で言われている、しっかりと町民に寄り添うことができる優しい職員と役場づくりを目指して現状を改善するためにも、職員数のあり方を含めて早急に、真剣に、本気になって長時間労働の是正に取り組んでいかなければならないのではないかと思います。最後に町長の見解を伺いまして私の質問を終わります。
答弁 町長 小野信次
不破議員の新人とは思えないぐらいな良く研究調査というけれども、まずは女性議員としてということから切り出しがあって、特定事業主行動計画、どうなっているんだというお話でございました。私も不破議員とそんなに認識は変わっているとは思っておりません。ですから、一等最初にあるように女性管理職の登用、部長からも細かく説明はあったと思います。ただ、今現状を見たときにその中でどうなのかという説明であったというふうに思っています。しかし、これからどうするんだと。優秀な町長さんいっぱいいたはずです。その中で、あなたもかと言わんばかりでおっしゃられたけれども、何とか頑張ってみたいなとは思っています。ましてや、今のこの二百七十数名の職員さんの中に、まさに男女問わずでなくて、男女なんて、最初から職員としているわけですから、その中に有能な人材がいるということは、私も3年程度今こういう仕事をやらせていただいていますけれども、その人材は十分いるというふうに私の認識の中にはあります。そういった意味では、今、今後ということよりも、そういった人たちがさらに活躍ができるような、そういった、環境という言葉だけ使っても動きません。私はこのごろ使っているのは、勇気ある一歩じゃなくて、素直な一歩と言っているんです。まさに今おっしゃるように、何のお約束もできないかもしれないけれども、しかし、今言われている言葉についてはしっかりと受けとめていますし、ましてやそういった認識にあるということだけはだけはお答えしておきます。次に、男性職員の育児参加の促進という問題、これは、不破議員もお分かりのように、あの元気のいい、町議ではないけれども、国会議員の小泉何やらという大臣さん、育児休暇取りますと言った話、聞いて、まだ忘れていないよね。で、どうなったの。それと同じ。でも、それと同じじゃなくて、今緊急であったり、あるいは子供さんが、僕もこういう仕事をやっているので、そういった申請を出されている男性職員の書類も見させてもらっているけれども、極めて一生懸命男性の職員さんたちも家庭の中で自分たちが子育てをするという意味では努力をしているということも、まだ数字の上ではまだまだかもしれないけれども、そういった機運があるということだけは間違いなくあります。だからその一歩があることによって次の子育てをする世代にもまたつながっていくと思います。不破議員から御指摘のように、私たちの世代の指摘を受けているんだというふうに思っております。私たちはただ働けばいいと思って働いてきたけれども、私も最近あかぎれ切れるように、朝茶わんも洗ってくるんで。こうやって、社会参加というのは家庭参加から始まらないと、この上辺でここの論議をしても始まらないと僕は思っています。そういった意味では貴重な御意見をいただいたなというふうに思っていますし、そういった意味で、家庭にあっても、さっき答弁の中に、自分も、夫婦2人ともこの職員であったら余計気を使うだとかいろんな、回答ですからね、これは。素直な気持ちで回答してくれているんだと思います。そういったことをしっかりと見据えながら、そのためにどうすればいいかということも知恵をしっかり出していきたいなというふうに思います。では次、職員の超勤の話。これは御指摘のとおり先輩議員、きょう先輩の議員の皆さん方も傍聴に来られておりますし、本当に久しい話だなというふうに、まだそんなことかなと思われている部分もあるかもしれません。そのぐらいこれは命題。しかし、そうはいいながらも、この時代ですから、まさに今の過労死ラインという。これは、誰がどうじゃなくて、自分でさえもわからないというぐらいなものだというふうによく聞きます。そういった中では、一つの目安を持ちながらこれに対処していかなければいけないでなくて、今そういうことを、ちょっとしたことでもシグナルがあればそこを、じゃ超勤減るべきじゃないのかという論議になるかもしれないけれども、そういうことも目くばせをしっかりしながら、労務管理というよりも、お互い仲間として健康管理に、我々も声をかけながらこのことについては最大限やっぱり取り組んでいかなければならないし、今も取り組んでいるところです。ただ、一つ、行政というこの仕事の中で、そうでないとおっしゃる人もいるかもしれないけれども、特にこの10年間あるいは5年間を振り返ってみてほしいんですけれども、大きく世の中が移り変わっております。そして、先ほど副町長からの答弁もありましたが、社会保障制度、これの大きな変化、国保も含めてそうです。介護保険もそうです。あるいは保育の面もそう。大きく制度変わりがして、その中でICT化を含めながら、システム改修もしながら今のことをやっていくという中で、そういった中での仕事の量も相当あったかなというふうにも思っていますし、あわせて、この5年間だけ見たときに、1次産業、農業に関して、今の日米の貿易協定と同じように、こういったTPPも含めて制度改革の中で突如として起きてくる、当初予算じゃなくて補正でもって緊急的にすぐ申請していかなければならないという、総務課ばかりでなくて、経済部にあっても、あるいはほかの部署にあっても、そういった大きな社会の変化というのもありつつこういった実態が起きていると。数字の上では当然、数字というのは正確ですから。そういった面では、このことをどうやって見ていくのかという中では、本当に、ただ、さっき副町長からも答弁していますけれども、そこをどういうふうに見ていくのか。今回も、将来へ向けた10カ年計画を立てるという中でも、まさに今不破議員がおっしゃってくれた部分というのも真剣に双方とも考えながら。物理的に数字を抑えるためにどうすればいいかということだけ考えるのは、人を増やせばいいという話になるけれども、そうばかりはいかないというところもありますので、この辺も、今まで長い間の歴史の中でさえもこうだったというその反省とかでなくて、行政というのは一体どういう仕事をしているんだというところにも視点を振りながら、そしてまた、さっきお話があったように、特に最近はノー残業デーということをしっかり設けながら。そしてあわせて、この庁舎内を管理してくれているところはあるんだけれども、あわせてみんなでコミュニケーションをとるために掃除をしたり、そういうことをして、掃除をすることによって帰るという気持ちはみんなに奮い立つわけですから。そういうことも試みながらなるだけ、なるだけでなくて、みんなで一緒に帰るという、そういった仕組みづくりも、わずかですけれども、取り進めながらやっております。至らない答弁かもしれませんけれども、しかし、今不破議員からいただいた御質問、提言にあっては、この10年間のまた新たな計画づくりにぜひお力を借りて生かしてまいりたいと思いますので、さらなるお知恵をいただければというふうに思っております。しかし、こういう仕事ですから、絶え間なく努力をするということだけはお約束をしておきたいというふうに思います。ありがとうございました。