雄武町議会 令和4年3月議会 2022年3月16日
町の教育振興について
2022年3月16日、雄武町議会の一般質問で、佐藤寧議員が「町の教育振興について」質問し、教育振興課長 中村文隆、町長 石井友藏、教育長 豊田通敏が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤寧 議員
- 答弁者
- 教育振興課長 中村文隆、町長 石井友藏、教育長 豊田通敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 1番 佐藤寧
では午前中の質問の続きを行いたいと思います。町の教育振興について3点お聞きします。若干、最初の嶋村議員との質問にもかぶる部分もございますけれども、よろしくお願いいたします。文部科学省のGIGAスクール構想に基づいてのICTの活用についてです。冒頭の質問と同様、令和2年に12月にも同様の質問をいたしました。そのときの教育委員会の回答をまとめますと、次のようなものでした。まず、町内の学校のICT整備の流れを追ってみます。平成29年、沢木小学校、共栄小学校、豊丘小学校のパソコンを更新、将来的な使い道を考えて、タブレット型のパソコンにした。2つ目、令和元年、平成31年ですね。雄武小学校に35台、雄武中学校に40台、パソコン教室のパソコンを設置、これもタブレット型のパソコンです。令和2年、GIGAスクール構想に基づくタブレット型パソコンを205台追加購入、1人1台端末を整備する。整備の目的は、1つ目、令和元年度までの整備分は、従来のパソコン教室の機器を更新して学習指導要綱に基づくプログラミング教育など授業への活用をすることが主な目的でした。2番目、新たなGIGAスクール構想分は教材や文具のひとつとして通常の授業でもっと身近に使えるよう、1人1台に配備するという趣旨がありました。3つ目、ICTを基礎とした先端技術を効果的に活用した調べ学習、デジタル教材の活用、学習支援アプリなど、児童生徒が自ら学ぶことで主体的で対話的で、ごめんなさい、主体的対話的で深い学びの実現に向けた授業改善が期待できるということでした。そのとき同時に雄武高校にも生徒に対する学習用コンピューター端末整備に750万円の予算を組み、結果、iPadが導入されました。小中高に対して、令和2年までの3年間で約7千万円という大きなお金をかけ、ハード面の投資をしたわけです。それに対する質問は、小中高の教育用コンピューターの利用目的はどうなっているのか。また、学習のために積極的に利用する計画は立てられているのかというものでした。また、令和2年3学期、つまり昨年の3月までには学校説明を含め、各学校でタブレット端末を使用できるように整備を進めるとの答弁でした。さてここで質問です。令和3年度末、令和4年3月時点での現状をお聞かせください。また、学校における高速大容量のネットワーク環境、つまり校内LANの整備は終了していますか。もう少し詳細を説明すると、GIGAスクール構想により、全国の小中学校96%を超える学校で利用が始まっているというデータがあります。数百台、千台以上が一斉にインターネット接続するという負荷の高い条件で利用することになり、ICT機器の性能ではなく、ネット接続が遅延するためログインができない。ブラウザを立ち上げてグーグルしても、検索結果が表示されないという、つまりネットインフラ自体が原因の問題が生じているという声をよく聞きます。雄武町の場合、その対処策が学校における高速大容量のネットワーク環境整備になると思うのですが、その点についてお聞かせください。
答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)
まず、現状の認識の部分でございますが、昨年の3月時点ではタブレット端末の整備、学習支援ソフトの説明会も終わっているところでございます。4月からはですね、学校にICT支援員を2名配置して進めていくこととしておりましたが、その後ですね、雄武小学校、中学校、沢木小学校などの一部の学校においてですね、通信が不安定になるなど運用上のですね、トラブルというのが発生しております。このトラブルにつきましては、学校ICT支援員からのアドバイスや通信業者ともですね、協議を行った中で問題点の改善に向けてですね、現在進めている状況であります。ちょっとまだ、いまだ解決しない部分もあることから、現在ではちょっと順調に進んでいるとは言いがたい状況にあることは認識しているところではございます。後段の部分の高速ネットワーク環境が整備終わってるかという部分でございますが、小中学校のWi-Fi環境無線ネットワークのですね、設備については、平成29年に整備が終わりまして、令和2年度にはですね、通信スピードを1ギガのハイスピード通信に拡張しておりまして、国が示しております、GIGAスクールによるですね、使用基準につきましては一応満たしているという現状を認識しているところであります。
質問 1番 佐藤寧
はい、Wi-Fi環境の整備なんですけど基準は満たしているということですけれども、遅延とかブラウザがフリーズするとかそういった症状は出ているんでしょうか。
答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)
そうですね、現状を申し上げますと、特に雄武中学校の部分でですね、生徒が一度に使う、使用すると通信が極端に遅くなったりしてるという現象が出ているということで報告は受けております。
質問 1番 佐藤寧
はい、中学校の方は対処策はお考えでしょうか。
答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)
現状におきましては、クラスが一斉で使うような、パソコンを使うような事業につきましては、パソコン教室のパソコンがですね、これは優先のネットワーク環境がありますので、そちらの方は使えるような状態なのでパソコン教室を使っていただいております。ただ人数の少ないですね、例えば特別支援学級とか、1クラスの人数が少ない場合はですね、授業の中身にもよりますけどもタブレットは使っているということで聞いています。その他ですね、グループ学習とか、総合的な学習の中でグループでですね、色んなパワーポイントを使ったコンテンツを作ったりとか、そういう作業とかは小規模で動くので、そういう活動の仕方をしているということです。根本的な部分につきましては、特にそのネットワークでですね、一度にデータをやりとりする、それがどうしてもやっぱり障害が起きる原因となっているので、それを改善するためのですね、機器というのを通信業者さんから提案を受けまして、それを今ちょっと手配して整備する予定となっているところでございます。
質問 1番 佐藤寧
じゃあまだ対策に関しては道半ばという感じで、今後、改善を進めていくという考え方でよろしいですね、はい。次の質問に行きます。小学校含めて、GIGAスクール構想に基づいたタブレット端末を使った授業や活動は十分なことは行われていないと考えますが、令和4年度には、小、中学校へのコンピューターなど整備の更新事業に小中学校に合わせて約2750万使われる予定です。この内容についてどういったものか教えていただけますか。
答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)
令和4年度予算のですね、授業、生徒用授業用コンピューター等の整備事業の内容ということでございますが、まずタブレット端末のですね、追加購入、それとソフトウエアの使用料とその設定費、あとタブレット端末の使う附属品の購入と、あとタブレット端末の修繕料や保守料などが合わさっております。まずタブレット端末の購入につきましては、授業用のタブレット端末の170台の追加購入を計画しております。これにつきましては、平成元年度までに購入したパソコン教室のタブレット端末については、基本的には学校で使用する設定となっているため、今後ですね、1人1台タブレットを日常的に児童生徒が自宅へ持ち帰り、使うということを想定した場合にネットワーク環境の設定やセキュリティーの課題もあることから、全て1人1台のタブレットについては、GIGAスクール使用のタブレット端末に整備したいということと、併せまして教師指導用の端末もですね、1人1台で追加するというものでございます。次に学習用ソフトウエアにつきましては、現在、使っております、eライブラリーの他にですね、新たに授業用支援ソフトとしまして、メタモジクラスルーム、またネットトラブル、家に持ち帰りも考えた時のネットトラブルの防止のためのフィルタリングソフト、その他、小規模校においてのアンチウイルスソフトを導入するものでございます。次に附属品の購入でありますが、タブレット端末用のですね、スタイラスペンの購入であります。こちらは授業支援ソフトをですね、有効に使うためにあたってですね、使用するタッチペンを購入するものであります。その他、タブレット端末の修繕保守料としましては、安定的な運用を図るために修繕料、保守料について予算化するものであります。
質問 1番 佐藤寧
タブレット端末170台追加購入ということで、ごめんなさい、令和2年度のGIGAスクール構想に基づくタブレット型パソコン205台を購入して、1人1台端末の整備は完了しているという、私理解だったんですけれどもそうではなかったんでしょうか。
答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)
認識としましては、平成29年と令和元年に整備したパソコン教室のパソコンも合わせて、1人1台という計算でおりましたが、パソコンの種類としては先ほども言ったように家に持ち帰ってという設定とはちょっと使い方が違うものですから、追加購入というものです。
質問 1番 佐藤寧
では、要はかばんの中に入れて持ち帰るようなものを今回購入することで1人1台が実現していくという考え方でよろしいですか。去年までは、パソコン教室のタブレット型端末も込みで1人1台は実現していたけれども、今年度、来年度か、令和四年のタブレット型パソコンを購入することによって何ていうんですか、持ち運びできるタブレット1人1台が実現するという考え方でよろしいでしょうか。
答弁 教育振興課長 中村文隆(教育振興課長は2022年12月まで)
そのような形でですね、当初は、当初のGIGAスクール構想というのは、そもそも校内でですね、朝学校に来たらパソコンを出して、夕方にはそこにしまって帰るという、校内での使い方ということを想定されていたことから、家に持ち帰りというまではですね、緊急時以外は想定はしなかったんですけど、今後の将来的な今の使い方でいきますと、家に持ち帰りというのもですね、進めていくということで追加購入という形を考えております。
質問 1番 佐藤寧
じゃあ、あれですね。最終的にはそのタブレットを使ったこれから授業運営をどうやっていくかというのが、今後課せられた課題になっていくと思いますので、GIGAスクール構想に基づいたタブレットの利用をうまくやっている自治体さん、教育委員会さんは全国でもそんな多くないんですよ。皆さん、暗中模索というかうまいことできない、あとは古い考え方の人は、今までの授業で何とかなってるんだからそれでいいじゃないという、こちらからの意識改革の働きかけってのがすごく大切になってくると思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。では次の質問です。これも先ほどの嶋村議員の質問と若干かぶるところがございまして、屋内スポーツ施設の建設についてお聞かせください。雄武町が公表した武道センターの老朽度が129%、ファミリースポーツセンターは121%、町営学校プールは106%となっています。人間に例えると、神様にお召しになってもいい年齢だということは数字を見れば明らかです。何だか寒々とした外観のようです。極寒の冬でもスポーツが楽しめるのでしょうかと紋別地区のまちの紹介サイトでは、このような紹介文がついています。新しいスポーツセンターの建設は多くの町民の方が熱望していることは町民アンケートの結果でも明らかですし、成人病予防の観点からも気軽に体を動かせる施設は極めて大切だと思います。しかし、中川原町政の時も石井町政になってからも熱量が低いように思われます。令和4年の予算でも屋内スポーツ施設のトレーニング機器リニューアルに1530万円、これ通告では1680万円と表記しましたが、中村課長のご指摘で、私の間違いです。申し訳ありませんでした。1530万円を計上していますが、これもお茶を濁しているようで、すっきりしません。平成29年3月に公共施設など総合管理計画が策定され、令和元年に教育施設長寿命化計画、こちらは教育委員会のホームページには未掲載です、が策定されました。そして、それらがさらに上の位置づけである文教地区基本構想策定事業という大枠の中に収まってしまっていて、それがちっとも進まないから、また具体的な青写真が出てこないから、全てのことが前に進んでいかないのではないかと思うのですが、町長のお考えをお聞かせください。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
まずトレーニング機能更新についてはですね、老朽化が激しいところから、以前からですね、色々と検討して、また専門家のアドバイスも受けながらですね、取りあえず住民の方々からのそういう、トレーニングルーム、結構、興部町に通われてる人も聞きましたんで、まずはトレーニングルームのですね、機械を更新をしようかということで協議会と相談しながらですね、進めて令和4年の予算要求となったわけなんですけども、実際、スポーツセンターについてはですね、文教地区構想の中で大枠の中で入ってそれがなかなか進んでいないとの現状では認識をしているわけなんですけども、かなり大規模で実際どういうものを作るのかとかですね、部分も踏まえながらですね、進めているわけなんですが、実際はですね、今回の令和4年度の総合計画の後期計画の中でですね、審議会の中で色々検討していただくこととしていきたいと思っております。
質問 1番 佐藤寧
豊丘小学校の閉校式にお邪魔したとき感じたのは、この施設はまだまだ十分に使える奇麗なものだなという感想でした。体育館も十分に使えるし、むしろスポーツセンターの体育館よりも良いとさえ思います。文教地区基本構想策定事業については職員の中でもさまざまな考え方があるでしょうし、それは健全なことです。例えば町長がスポーツ施設が最優先だとお考えになっていたとしても、教育長が、いや、私は小中一貫校が先だ、そのためには校舎が必要だと、これも健全な議論に繋がっていきます。何でもかんでもホイホイとお金を出して箱を造ったとしたら、雄武町の財政は破綻してしまいますね。なら具体案を早急に出し、無い袖は振れないからスポーツ施設は豊丘小学校をリビルドして、スポーツセンターの補助施設にするという提案を町民の方々に提示すれば納得される方も多いのではないかと思いますが、その点を町長と教育長にお尋ねしたいです。
答弁 教育長 豊田通敏
豊丘小学校閉校の後の利活用なんですけども、まず最初に考えなきゃならないのは教育施設ですので、まず教育的な利用は可能かどうかということをまず検討するのが最初です。それで今抱えてるのが、今、議員おっしゃったとおり、体育館、これはですね、別に閉校しなくても学校開放ということで常日頃使われてるもので、特に体育館として一般町民に開放することは全く問題はないというふうに思ってます。今、私はまだはっきりはやってないんですけども部内で今ちょっと話してるのは、体育館は当面ですね、学校全体の新たな使い方が決まったらまた別なんですけども、その前には体育館として一般町民に開放してはどうかなということは議論になってますので、可能性としては高いと思います。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
教育長が述べたとおりですね、取りあえずはそういう形で一般町民に開放して、佐藤議員さんが言われたような、スポーツセンターの代わりというんですか、そのサブ的な役目としてですね、町民の方に開放できるものは開放していきたいということで私も考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 1番 佐藤寧
分かりました。じゃあ次の質問にまいります。児童への運動時のマスク着用についてお聞きします。新型コロナのオミクロン株が昨年の末から本年1月にかけて感染爆発したあたりから、走るという運動、つまり心拍数が急上昇する時にもマスクを着けるように雄武小学校では指導されているようです。昨年2月に大阪府の高槻市の小学校五年生の男子児童が持久走終了後に心不全で亡くなる痛ましい事故が起きています。マスク着用との因果関係は定かではありませんが、心拍数が上がる運動の場合のマスク着用は心配です。知人の公立小学校教員に確認しましたが、その方を含め周りの先生に聞いてもらっても、走る時は外すという認識で、管理職からの指示も同じだそうです。文科省、スポーツ庁、道教委からの指示も同様だと思うのですが、その点の教育委員会の考えをお聞かせください。
答弁 教育長 豊田通敏
全く同じでございます。実際、各校長に対して指示してるのは、そういうマニュアルですとか指示事項に基づいて学校運営を、体育運営をするようにという指示を出しております。
質問 1番 佐藤寧
昨日も確認したんですけど子ども達に。走る時着けらさせられるって聞いたら、やっぱり着けて走るようにということだったんですけど、その点は知人の先生からのお言葉は、学校って何か起こってからじゃないと動かないんだよねという考え方を持ってる人もいるんですけれども、教育長を含めて教育委員会の方々は、その点心配にならないんでしょうか。私はすごく心配なんですけど。
答弁 教育長 豊田通敏
事実関係、色々学校とかも聞いてるんですけども、決して危険な行為はしてないという返事です。もちろんですね、私たちもマニュアルに基づいて学校は確実にやってると思っておりますので、実際やってるんですが、心配する範疇ではないのかなというふうに私自身は思っております。よくよく調べてみたんですけども、通知なんですけども体育授業において軽度な運動を行う場合や児童生徒がマスクの着用を希望する場合はマスクの着用を否定するものではないということで、マスクの着用時に例えば呼気が激しくなるような運動を行うことを控えたり、児童生徒の呼吸が苦しい様子が見られる場合は必要にしてマスクを外し、他の児童生徒との距離を2メートル以上確保して休憩するよう指導することということで、それを確実に守ってると思います。ですから人それぞれの捉え方があると思うんですけども、これよりちょっときついんじゃないかという捉え方をする方もいらっしゃると思いますけども、私は学校は確実に命に関わることですので、きちんとやってるというふうに判断しております。