みんなの議会

雄武町議会 令和5年6月議会 2023年6月8日

町内小中学生の視力低下の調査と対策について

2023年6月8日、雄武町議会の一般質問で、佐藤寧議員が「町内小中学生の視力低下の調査と対策について」質問し、教育長 豊田通敏が答弁しました。

質問者
佐藤寧 議員
答弁者
教育長 豊田通敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 4番 佐藤寧

はい、では3つ目の質問にまいります。教育委員会にお聞きします。コロナ禍で子どもの視力が悪化しています。文部科学省が2021年に公表した学校保健統計調査によると、裸眼視力が1.0未満の小学生の割合が37.52%、中学生の割合が58.29%といずれも過去最悪を更新しています。教育委員会では、町内の小中学生の視力検査のデータは把握していますか。

答弁 教育長 豊田通敏

児童生徒の視力検査につきましては学校保健安全法に基づく健康診断時に毎年実施しておりまして、検診結果についても在籍する学校において適切に管理はされているんですが、教育委員会としては、情報共有しておりませんので、ふだんはデータを把握しておりません。ただ日本でコロナ禍以前、過去数十年にわたり小中学生の視力低下が懸念されてきたことは誰もが認識しているところであり、一定程度の予想がついてるんですが、このたび各学校に確認したところ、裸眼視力1.0未満の児童生徒の割合は、小学生が46.19%、中学生が49.42%という結果でございました。この割合の推移については各年度のですね、学年構成によってばらつきはあるものの、ここ数年間は横ばい状態とのことでありますが、現代病と言える視力低下は緩やかながら、今後増加傾向にあるのかなというふうに押さえております。

質問 4番 佐藤寧

データ提示ありがとうございます。予想以上に結構悪い数字ですよね。はい。視力低下の対策は何か学校側と話合いで考えていますかという質問に移るんですけれども、個人的には過去の一般質問でGIGAスクール構想やタブレット端末の積極的利用などについて質問し、今回の質問は本末転倒だなと反省する部分も多々あります。つまり視力低下の原因は、スマートフォン、タブレットの多用が大きな要因だからです。コロナ禍において、その傾向は顕著になりました。視力低下、あるいは子どもの近視について注意しなければならないのは、若い頃からの目の使い過ぎによって眼球が伸びてしまう軸性近視というもので、現在では近視のほとんどが、これ子ども達の近視のほとんどが、目の奥行きにあたる、眼軸という部分があるんですけれども、それが伸びるために起こる軸性近視が原因だということがはっきりしています。その予防と近視の進行を防ぐ治療が始まっています。例えばその対策としては、20-20-20なんですけど、これ日本語で言うと、20-20-20になるんですが、トゥエンティートゥエンティートゥエンティーというルールがありまして、何かというと、20が20分間のタブレットデジタル機器の使用ですね。次の20が20フィート、20フィートというのは約6メートルぐらいです。次、最後の20が20秒間の20です。これアメリカの小学校で実践されている20-20-20というルールがあります。最近では、日本でも閉じパットという先生の号令で生徒が一斉に一定時間遠くを見ることを実践しています。つまり20分間タブレットを使ったら、遠くを20秒間見るというルールを決めている小学校も日本にはあるということですね。また、太陽光が軸性近視の予防にはとても効果があることが証明されており、1日2時間、太陽光線を浴びることで近視の軽減につながるという研究で結果も出ています。台湾では国の政策の一環として、これがスタートしています。さて、雄武町教育委員会では、児童生徒の視力低下への対策は学校側との話合いで何か考えていらっしゃいますでしょうか。

答弁 教育長 豊田通敏

目の近視ですね。近視に限らず歯の治療もそうなんですけれども、私個人、教育長に就任したときから各ご家庭の親御さんとかによくお話するのは、目と歯だけはちゃんとしようよと。というのは私、それで苦労してるものですから、将来的にですね、どれだけこれが子ども達の成長の妨げになってるのかというのがよく分かってるものですから、その辺はやっぱり特にご家庭で気をつけていただきたい事項の2つでございました。それで今学校との関係なんですけれども、学校においては養護教諭による、近視防止による、防止に関する事業や保健指導、保健だよりなどによる啓蒙活動を行っており、また教育委員会といたしましては、毎年ICT機器、特にタブレットの利用に関して私が学校に指示していることは、姿勢や使用時間、ルールを守らせるなど児童生徒にきちんと指導することと。さらには学校の各教室において十分な自然光や適切な照度を確保するための照明設備を提供し、目の疲労を軽減するための環境づくりを行っており、これが学校生活における視力低下の防止につながっているものと考えております。また弱視は早期発見治療、議員もおっしゃったと思うんですけれども、それが大切なものですから、これは保健サイドでですね、3歳児健診時において視能訓練士による屈折検査を行っているというふうに聞いております。これは大変高価なものというふうに私は思っておりますので、それを合わせて予防政策のひとつになってるのかなというふうに思っております。学校に関しては、学校は学校でやらなきゃならないことをきちっとやってると思いますので、あえてそのお話をしたことはないんですけれども、今後やっぱり目と歯については、もっともっとですね、きちんとするようにしていきたいなというふうに思います。

質問 4番 佐藤寧

私も先ほど教育長のおっしゃった雄武町の小中学生の視力のデータ、ここまで近視が進んでるのかということでちょっとびっくりしたんですけれどもやっぱり、おっしゃるように目と歯の健康状態を保つというのは非常に大切で、今日、ちょうどよかったんですけど、今月号の雄武の広報、私みんなの保健室いつも、もうちょっと、もうちょっといいのないのかなと思ったんですけど、私、雄武に移住してきて、今回のみんなの保健室、素晴らしい一番良い記事かなと。歯と口の健康には日頃のケアが大切ですという、2ページにわたるこの特集記事はとても素晴らしいと思います。あと2点言うと、プラーク、これ歯垢ですね、歯垢の染色液を使ってちょっと自分の歯を磨く癖があるので、どこに歯垢が付き、付いてるのかというのを調べる歯垢染色液というのもあるようという案内と、あと高齢者の方々にの口腔ケアの大切さ、高齢者の方、口の中の状態をしっかり清潔に保たないと肺炎の原因にも大きく関わってきますので、本当にこの2点が追加されれば、言うことなしの100点の記事だったなと思います。はい。ですから視力低下、子どものときに近視になって先ほど申し上げたその病気がございまして、この軸性近視というのは大人になると、緑内障とか色々様々な眼性の目の病気のもとになりますので、だけど学校で一生懸命やってもやっぱり家庭で、スマートフォンとかタブレット非常に長時間見ているお子さんが多いみたいなので、やっぱり保護者さんへの注意喚起とかも必要かなと考えています。

出典:雄武町議会 令和5年6月議会 2023年6月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる