みんなの議会

雄武町議会 令和4年3月議会 2022年3月16日

行政執行方針・教育行政執行方針について

2022年3月16日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「行政執行方針・教育行政執行方針について」質問し、財務企画課長 横田和幸、町長 石井友藏、税財管理課長 藤川勝利、教育長 豊田通敏が答弁しました。

質問者
嶋村義文 議員
答弁者
財務企画課長 横田和幸、町長 石井友藏、税財管理課長 藤川勝利、教育長 豊田通敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 6番 嶋村義文

続きまして行政執行方針、教育行政執行方針について何点か、町長、教育長の考え方をお伺いします。1点目、関係人口の増加や将来的な移住につながる地域おこし協力隊の積極的な活用を図るというふうに町長は行政執行で述べてますけども、今現在の地域おこし協力隊は今、雄武町に何名いらっしゃいますか。

答弁 財務企画課長 横田和幸

令和3年度当初はですね、観光支援員1名、ふるさと学習支援員1名、学校ICT支援員2名ということで4名でスタートしたところでありますけれども、9月末で学校ICT支援員1名がちょっと家庭の事情で退職されましたので、現在3名で活動しているところであります。

質問 6番 嶋村義文

今後、協力隊員の募集を増やす考えだと思うんですけども、どういった業務を今、町で考えられてますか。ちょっとお聞かせ願いたいんですけど。

答弁 財務企画課長 横田和幸

今現在いる職種につきましては、観光支援員、ふるさと学習支援員、学校ICT支援員ということで、3名の者を配置しておりますけれども、今年、令和4年度の4月1日付の採用に向けまして、地域の活動支援員ということで、新たな職種としまして社会福祉協議会と連携して、主に高齢者の、ちょっと頼みたいことのニーズを把握しながらですね、新たな支援メニューづくり、あと組織や体制づくりを行う地域の活動支援員ということで、今回、それらも含めまして3名募集したところでございます。

質問 6番 嶋村義文

私以前ですね、町会議員になってすぐの頃なんですけども、全国組織でふるさと回帰支援センターというNPO法人あるんですけども、結構大きな組織なんですけども、ここの北海道のセンターの理事長と私個人的にちょっと知り合いなものですから、一度雄武町に来てもらって、当時のその地域おこし協力隊の制度だとか、考え方だとか、地域おこし協力隊員をそれぞれの町村に紹介なんかもしてるNPO法人なんでね、色々話ししてもらいたくて雄武に来てもらって、町の管理職の方と会ってもらって色々お話しした経過あるんですけども、その後、雄武町からは全く何も連絡なかったということで、彼は非常に残念がってたんですけども、石井町長にちょっとお話ししますけどもね。募集するにしても受け入れるにしても、役場庁舎全体がその地域おこし協力隊の制度自体をきちっと理解してないと、うまく活動が進まないし、実際来た隊員もどうなのかって、自分の使命というのはどうなのかって迷うことになるんでね。役場全体でそういった地域おこし協力隊を受入れようというその意識の造成というものに対する考え方というの、もしありましたら教えてほしいんですけどね。ちょっとないような気がするんでね。その辺、どうですか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

地域おこし協力隊の関係なんですが、私も管理職会議でですね、ぜひ必要な部分を挙げてほしいということで、中身については全体的に詳しくはですね、お知らせは全員でですね、してないんですけども、それで外部団体も含めてですね、そういう利用状況と調査を行っているわけなんですけども、今後はですね、そういう部分も含めながらですね、もっと役場内で認識をですね、高めていきたいなというふうに考えております。

質問 6番 嶋村義文

全国で多い町村だったら、一町村で20名も30名もね、地域おこし協力隊を受け入れてるとこもありますし、先日、NHKで津別町の空き家バンクの記事が流れてましたけども、地域おこし協力隊員が、やっぱり空き家バンクを立ち上げて、町外の人に空き家を紹介して移住につなげてるという記事が流れてましたけどもね。かなり色んな職種がありますよ、全国色々調べると。以前、高齢者の見守りの関係で、私ちょっと話したことありますけども、全国でどういった活動がされてるかというのを検索するといっぱいありますんでね。制度としては非常に人件費相当分、国から来るわけですから、積極的に受け入れるという役場全体の考え方をつくってもらって、後ほどいわゆる学校現場の話もちょっと私その時しますけどもね。いわゆる学校教育支援員ですとか、そういった形で義務教育現場でも随分、協力隊員が入って活動してますんでね、そういったことを、ぜひ、前向きに取り組んでいただきたいと思います。続きまして観光振興、日の出岬エリアの整備計画について伺います。行政執行方針では雄武町観光マスタープランに位置付けられた実現戦略を着実に実行するというふうに述べてますけれども、この観光マスタープランは平成30年に策定されてまして、令和2年に中間評価されてますけども、来年で終わりかな、確か計画ではね。その中の戦略のナンバー9の観光施設等の整備促進という項目があるんですけども、この項目では案内看板の整備促進とWi-Fi環境の整備、この2点しか述べてないんですよね。今、町の中で恐らく庁舎の中でも色々議論になってると思いますけども、例えば古くなったキャンプ場の整備ですとか、以前、みんなで私たちも議員常任委員会で旧日の出岬センターを見せていただいて、あれを再整備して利用するのか、いわゆる潰してしまうのか、そういった議論もあります。それとホテル日の出岬の向かい側にある草地、あれをどのように有効利用、利用促進していくとか、古いステージがありますね、もうぼろぼろになってますけども、あれを撤去するのか、再利用するのか、そういった議論というのはないんですね、今現在。だからマスタープランを基にということじゃなくて、新たなやっぱり計画の立ち上げとかそういったものが必要になってくると思うんですけども、町長の考え方ちょっとお伺いしたいんですけど。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

マスタープランが今年度より、今年度でない令和4年度で一応終了するのとですね、それで今観光の振興には道新さんの昨年実施した観光ニーズ調査、今年モニターツアーを今やろうかというふうに計画をしています。日の出岬の構想というのもマスタープランの中にございましてですね、その中でいま内部的にちょっと検討してるのはですね、例の日の出岬センターを一度建設課とですね、私も見に行ってきたんですけども、それとステージもあるんですけども、そんな中でこれからですね、どうしていくかということで、日の出岬センターについてはもう非常に無理なのかなという実感を私はしました。それでバンガローも当然古くて雨漏りもするし、寒々とするというんですかね、そういう部分もあるんで、ああいう部分をどう整備していくかという部分ですね、昨年のですね、夏ぐらいだった、10月ぐらいだったんですけども、そのグランピングという部分に変えられないかどうかですね、ということも色々担当とですね、見に行ってきたり、そちらやってる業者さんにもですね、色々雄武の日の出岬に来て見ていただいたりですね、そういうことを色々内部検討しながらですね、そのマスタープランとですね、日の出岬構想を立てていきたいなというふうに思っております。それと私有地なんですが、あの部分を駐車場にということで拡幅計画を持ったんですが、昔ですね。なかなか補助事業の関係でならないということで、一応、令和6年の3月に一応解除になるということで、現所有者も一度会って私個人的に話してはいるんですけども、その辺もですね、一緒に含めた中で日の出岬を核とした観光、日の出岬開発をこう進めていきたいなということで、できれば今回後期のですね、総合計画の中にも盛り込めればなというふうに考えてございます。

質問 6番 嶋村義文

非常に可能性のある地域で、今後、コロナが落ちついて日本国民があちこち移動するようになると、非常にやっぱり人を呼び込む施設としては有効な施設だと思いますんで、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。続きまして国保病院の今後の在り方についてちょっと私の意見を述べさせていただいた上で、町長の考えちょっとお伺いしたいんですけれども。石井町長は国保病院の再生を公約に掲げて町長に就任されております。現在の国保病院の現状は、一般会計からの繰入額が4億5千万、前年では。興部町が3億ですから、約1億5千万、雄武町の方がいわゆる繰入額が多いということで、先日、総務文教常任委員会で病院長と懇談会を開かさせていただきまして、病院長の方から施設の現状と問題点等、お話を伺いました。冒頭、院長も経営が非常に厳しくて、町の財政の負担になってるのは非常に心苦しいというお話もされておりました。その中で院長が色々資料出していただいたんですけども、平成19年に雄武町国保病院の経営健全化に関する報告書ということで、特別医療法人が雄武町に提出した調査報告書を見せていただきました。資料としていただきました。当時、これを知っていた議員さんというのは長野議員と橋詰議長しかいないんで、私たち新人議員には非常に衝撃的な内容が書かれてたんですけども、その中で記述されたことをちょっと言いますけども、町民は雄武国保病院の診療に対する期待を諦めている。平成19年時点ですよ。辺地医療に情熱を燃やし、辺地医療経営の面から病院の在り方を考える医師が確保されなかった。平成19年の時点でこういった指摘がされてます。今現在もっと悪くなってるんでゃないかなと思います。一般会計からの繰入額が、ほぼ1割近い、一般会計の一割近い繰入額が続いてますよね。果たしてこういった状況が未来永劫にわたって許されるのかどうかということをね、もうそろそろ議論する時期だと思うんですけれども、この間、病院長の懇談の時、私も院長にちょっと話しさせていただきましたけれども、救急対応ですとか、病床のベッド数ですとか、あと診療所への転換ですとかね、色んな人口減少に悩まされて、病院会計の赤字で苦しんでる町村がどんどんたどってる道筋があります。こういったことの議論というのはもうそろそろするべきじゃないか。私の私見なんですけどね、私が常日頃考えてることなんだけども、いわゆる過疎地の自治体ではもう単独でフル装備というのはほとんどもうこれから難しくなりますので、水道の関係も12月議会でちょっと話させてもらいましたけども、水道についても、もう広域連携をしなさいと。そうしないと、水道会計はもう持ちませんよと。病院会計も私同じだと思うんですよね。例えば隣の興部と病院事業に関してその広域連携事業を組むとかね、そういうことでお互いでやっぱり赤字が出ないような補填をし合うという考え方というのもひとつ必要だと思うんで、そういったものを含めてやっぱり全町的な議論をしていかないと、桂巻院長も町民に対する公聴会とか、そういったものもぜひやるべきだという意見をお持ちなようなので、このままでは医師を見つけてくれば何とかなるというレベルの問題じゃ私ないと思うんでね、根本的なその国保病院の在り方というのを検討していかないと難しいと思うんですけれども、町長自身の認識どうですかね。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

基本的にはですね、町民が安心安全して医療が受けられるということが一番大切だと思うんですけども、当然、医療体制の問題、経営改善の問題等ですね、色々課題は大いに、ただお医者さんがいれば今、嶋村議員さんが言ったようですね、お医者さんがいれば、その経営が成り立つかはまた別問題なんで、診療体制もですね、今後含めて、前回ちょっと院長さんと会ったんですが、将来、ワーキンググループみたいなのを作って、そういう中で外側も必要だけど内部の検討も必要なのかなというふうに私は思ってですね、あとコロナが収まればですね、そういう部分を進めて、将来的には全町的にですね、公聴会を開いたり、そういう今、部分も考えていきながら、将来、病院についてどうあるべきかということ、今、その広域という話も出たんでそれもどうなのかという部分ですね、含めてやっぱり考えていく時期なのかなと私もつくづく思っておりますので、そういう部分に努力していきたいと思っております。

質問 6番 嶋村義文

この間、院長にその一次救急の話ちょっと私もさせてもらったんですけども、一次救急に対応するというだけで相当な人員を確保しなきゃならないし、国保病院にとっても相当な財政負担になってるんですよね。だから広域連携というのは、お互いにその一次医療を支え合ったらどうだという考え方なんです、私はね。だから、二次救急は当然また別の案件になるんでね。既存の概念というのはもうそろそろ取っ払っていかないと、町単独ではちょっと難しいと思うんで、ぜひ前向きな検討をお願いしたいと思います。続きまして地域交通アンケート調査結果に基づく施策の検討ということで述べられてますけども、この件について伺います。この件については後ほど遠藤議員と栁原議員も質問通告してますので、私は医療バスの問題に限って、ちょっと町長の考え方を伺いたいと思います。私は12月の一般質問で医療バスの運行については、色んな問題を考えると制度設計するのはちょっと難しいだろうと。しかも大多数の人じゃなくて、数名の人のためにバスを運行するということは行政サービスの限界超えてると思うんですよね。そういう点もありますんで、石井町長は町長選挙の公約で述べてますんで、なかなか撤回しづらいと思うんですけども、行政の長が公約を色々検討の上撤回するということはよくあることなんでね。これは別に恥ずることじゃないんで、この際この公約については撤回して、職員が遠隔地診療に対する色んな助成策を前向きに検討できるような、早くそういった環境をつくってやったほうがいいと思うんですけども、どうですか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

今回のアンケートでですね、中でその医療バスの運行とですね、あと現在のこの公共交通に対する、通院する支援ということも尋ねてますのでそこら辺をですね、検討しながらですね、どうするかですね、検討していきたいなというふうに思っております。ですから、いつまでということではまだあれなんですけど、なるべく早い時期にですね、答えを出したいなというふうに運行するかしないのかですね、どういう方法、支援をしていくのかという部分も含めてですね、考えていきたいと思います。

質問 6番 嶋村義文

ということは撤回することもあり得るという理解でよろしいですか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

内容の検討によってはそういうこともあり得ると思います。

質問 6番 嶋村義文

続いて住環境の整備についてお伺いいたします。民間賃貸住宅建設促進補助制度、これは平成3年から行われて、平成3年は事業実施がなかったんですけれども、昨年は2棟8戸、この間、全員協議会で課長に聞きましたら、今年はちょっとまだ動きがないということなんですけども、当初は3年間で2棟8戸で3年ですから24戸ですか、最大。その程度を恐らく見越して制度設計されたと思うんですけれども、このままでいくと3分の1程度しか住宅建設がなされないということなんで、今後の考えがもしあればちょっとお聞かせ願いたいと思います。

答弁 税財管理課長 藤川勝利

令和5年度以降、民間賃貸住宅の建設についてどう考えるのかというようなことかと思います。民間賃貸住宅建設促進事業では先ほど嶋村議員もおっしゃいましたように令和3年度に2棟8戸が整備されただけでありまして、初年度もですね、ちょっと取り組み、スタート時期が遅かったということもあって、2年度はゼロとなっております。また先ほど話あったようにですね、現時点では令和4年度の建設希望者の有無についても不明であるということでありますので、ちょっと今、最終的にこの3か年でですね、どれくらいの数が整備されるかということは不明なんですけれども、一方、町としてもですね、勤労者住宅6戸、また町有住宅2戸の整備を行うこととなっておりますので、最終的には町内の住宅の需要を考慮しながら、総合計画の後期基本計画、また後期実施計画とも関連をしてきますので、令和4年度において令和5年度以降の民間賃貸住宅関係の補助制度の必要性について判断をしていきたいというような考えでおります。

質問 6番 嶋村義文

恐らくこの民間賃貸住宅の建設については、事業者が将来に渡って居住者の確保が可能かどうかという判断がなかなかつかない結果、やっぱり建設が進まないという要素が私非常に大きいんじゃないかなと思うんですよね。それで、以前、もう何年前になりますかね、津別町の町営住宅、いわゆるPFI方式で建てた住宅を議会で視察に行って、田原課長も同行して色々現状を見てきたと思うんです。私はね、このPFI方式をぜひやるべきだと思うんですけれども、その辺どうですかね、何か全然進んでないような感じがするんですけども。その辺ちょっとお聞かせ願いたいんですけど。

答弁 税財管理課長 藤川勝利

今回、行政執行方針の中でもですね、PFI方式の導入について調査検討継続というようなことで書かれております。また先ほどおっしゃったのが訓子府のですね、民間に建ててもらって、それを町が買い上げたという事例かなと思いますけれども、最近また新たなですね、方式が近隣といいますか、この管内ではないんですけれども、2月の19日にですね、ちょっと道新の方に載っていました。留萌宗谷版なんですけれども、天塩町がですね、教職員住宅を民間資金活用で建てたというような内容でございます。これはですね、民間資金活用による社会資本整備方式を導入すると。それについてはですね、最近若手教職員の中には築年数が古い町の教職員住宅を敬遠して民間アパートに暮らす人も多いと。そういったことを踏まえてですね、住宅を建設する企業に対し一戸当たり建設費の2分の1以内500万円を上限に助成をし、一棟6戸分の事業費を新年度予算案に計上する予定というような形であります。実際のその管理等においてもですね、建てた側がですね、行うということで民間のノウハウが生かされるとともに住宅の質向上と管理費の低減などにつながることも期待されるというような事例もあります。また同じ記事にですね、既に遠別町でも導入されるというようなことがありますので、この辺もちょっと詳しくですね、どういうような形でまたどういうような家賃でとかですね、そういったこともこれからちょっと調査確認をしていきたいと考えているところであります。

質問 6番 嶋村義文

それぞれの町村、色んな工夫してますのでね、ぜひその辺、前向きな取り組みをお願いします。それともう一点、昨年の職員住宅の建設の時にちょっと議論になったんですけども、既設の職員住宅、かなり古い住宅が多いと思うんですけども、税財管理課で今、認識している職員住宅の在り方というのもし考え方があれば、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。

答弁 税財管理課長 藤川勝利

ちょっと今の段階ではまだ全体でですね、議論協議して決定しているというような方向性ではございませんが、今まで職員住宅については建て替えをせずにですね、改修により機能維持をしているところであります。ただ、今残っている、使用しているですね、住宅で一番古いのが昭和30年代、4戸、また昭和40年代、12戸というような住宅も今現に使っておりまして、間取り等の構造的な部分が、現代の使用にちょっと合致できないというような部分も多いことから、具体的な時期はまだ協議しておりませんので未定ではありますが、将来的には統合整理して、空いた町有地の有効活用をですね、図ることも検討していかなければならないのではないかと考えているところであります。

質問 6番 嶋村義文

私はね、職員さんにも一生懸命頑張ってもらう、また新しく雄武町の職員になろうという人も含めてね、住環境というのは非常に重要だと思うんで、そういった整備も前向きにぜひ取り組んでいただきたいと思います。続いて教育行政執行方針に移りますけれども、GIGAスクール構想により導入されたタブレット端末の利用促進について向けた方策について伺います。この件については後ほど佐藤議員が質問通告しておりますので、私は義務教育現場の労働環境についてちょっと伺いたいと思います。先日、北海道新聞の社説に教育現場の教員が非常に不足してると。長時間労働が常態化して、いわゆる業務が多忙で新しいカリキュラムの取り組みとか、そういったものに取り組む余裕が全くないという社説が載っておりました。議員の方とか職員の方でも読まれた方いると思うんですけども、これは国の教職員の配置が一番根本的な原因にあると思うんですけども、教職員の時間外の取り組みも教員給与特措法という法律があって、4%をつかみで出してるんで、あと時間外勤務は認めないという制度になってるんで、これが校長教頭含め学校の教育現場の管理体制、仕事の管理体制の改善が進まないという一番大きな要因だというのは通常言われてることです。ただこのまま放っておいてもしょうがないんで、タブレット端末の利用がなぜ進まないかというのは私この辺に一番大きな原因があるんじゃないかと思うんですよね。先生が忙し過ぎると、新しいことに取り組めないと、じゃあ、そうしたら町としてどうしたらいいんだということになると思うんで、先ほど地域おこし協力隊の話もちょっとしましたけれども、今回去年、既にIT教育支援員ということで2名の方が地域おこし協力隊で配属されてました。あと通常の学習支援員ですとか、最近よく言われてるのがクラブ活動だとか体育指導員を地域おこし協力隊で募集するだとか。あと事務支援員を募集するだとか、そういった形でいわゆる自治体独自でやっぱり教育現場を支援して、労働時間の余裕をつくるということが今後やっぱり教育現場で望まれることだと思うんですけども、当然これは予算を伴うことなんで教育長単独ではなかなかできないと思うんですけども、教育長と町長の考えをちょっとあれば、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 豊田通敏

まず、現在の教員がですね、抱えている業務実態についてご理解をいただいているということに対しましては感謝申し上げたいと思います。それを前提にですね、ちょっとご質問の答えになってるかどうかちょっと分かんないんですけど私なりの考えを述べさせていただきます。ソサエティー5.0の時代にICTが必要だということは誰もが認識しているところなんですが、教員は子どもたちが、そうした全く新しい社会を生きていくのだと認識する必要があります。それができれば昭和、平成が作り上げたアナログをベースにした教科教育による授業感や指導法、評価感からのシフトが不可欠であることが理解できるはずです。しかし、教育執行方針の時も少し触れましたが、戦後70年以上続いた従来のアナログ環境下で構築された各教科の教科教育の指導方法の完結性と完成度の高さが日本を戦後の復興から発展、繁栄へと導きました。これは、ソサエティー3.0、工業社会であった時代においては極めて優れた指導方法とされております。もちろん、この間、ICT教育の必要性はずっと言われ続けており、本町においても比較的早い時期からコンピューター等のICT機器を学校現場に投入しております。しかし、このICTを利用して事業が行われているということはあまりなかったと思われます。それはなぜか。教員も若手が多く、子どもの時からパソコンを使いこなしている人が多いのですが、ICT利活用教育がなかなか進まないのは、教師がICTを使えないのではなくて、使う必要はないから使わないのではないか。教員免許を取得するための大学の教職課程で学ぶ教科教育法は、アナログ時代の指導方法を前提に構築されているため、ICTを使わなくても完成度の高い授業が実践出来ている。だからだと思います。これが、今までICT利活用教育がなかなか進まなかったと考えられる理由ですが、先ほども申し上げましたように、これはソサエティー3.0の時代で、今日のソサエティー5.0の時代に必要な指導方法にシフトしていかなければなりませんので、学校側もそれを目指して研修を行っておりますし、ICT機器を利活用した授業を行っております。ただ、私も含めまして学校現場以外の方が学校現場の実態をきちんと理解しなければなりません。ご承知のとおり、このたびの学習指導要領の改訂で教育指導の在り方がものすごく変わり、また、やること、教えること、やらせること、そしてそれに伴う授業時数の増加等など、教職員の負担はかなり増していて、ビルドアンドビルドの状態がずっと続いております。授業時数につきましては学校週5日制になる前と同じ1,015時間になっております。それに反するかのように教員の働き方改革、最近問題になっている教員不足など、学校現場を取り巻く状況はかなり厳しいものがあります。これは議員、ご指摘のとおりでございます。その厳しい状況を少しでも緩和させ、働きやすい環境をつくってあげるのが教育委員会の仕事でもありますが、学校現場に対し、その教科教育のやり方を一方的に提案することは混乱を招きますので、今後も学校現場と一緒に考え、必要なものであれば町負担でできる、人員配置等ですが、支援を行い徐々にでもICT利活用教育及びその他の教育活動が活発化するようにしていきたいというふうに考えております。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

今、教育長がちょっと述べたようにですね、確かに非常に業務とかですね、支援とかが必要になってくるのかなというふうに思ってるんですが、町ということで教育に関する関係ですね、その辺は教育長も話されたとおり、学校と色々協議をしながらですね、やっていかないといけないのかなというふうに、必要ということは認識してるんですけども、その関わり方がですね、どういうふうに関わっていったらいいのかが非常にやっぱり重要なのかなというふうに思ってます。特に学校の先生にはやっぱり余裕、心に余裕がないとなかなか子どもさん達に良い教育ができないということは私は当然かなというふうに思ってございますので、あとは今、先ほど嶋村議員さんが言われたように地域おこし協力隊を使えばある程度、費用もですね、町の負担も少なくなって、いい教育が支援ができるのかなというふうに考えてございますので、そのスポーツの方も含めてですね、なるべく協力隊を活用した形でいきたいというふうに考えております。そしてこれからの教育なんですけども、やはり中でできない部分は外で支援していくというひとつの方法もあろうかなというふうに思ってますので、その辺も教育委員会とですね、連携しながらですね、考えていきたいというふうに思っております。

質問 6番 嶋村義文

ぜひ前向きに取り組みをお願いいたします。最後なんですけども文教地区再編計画についてお伺いいたします。この文教地区再編計画は、私は一番最重要課題だと思っております。残念ながら行政執行方針には記述はありませんでした。教育行政執行方針では施設の基本的な方向性について調査検討を進めるという表現がなされております。私は町と教育委員会の間で考え、この文教地区再編計画について考え方が整理されてないんでないかなと思うんですよね。ただ町民の間では、小中、特に中学校がもう非常に老朽化してるんで、建て替えが必要だと。それであれば以前、石井町長が言ったように小中一体校を建設すると。他方、非常に老朽化してるスポーツセンターなり武道館を含めて、総合体育施設が必要だというのは町民の共通した認識だと思います。調査検討というのは言葉がすごく奇麗なんですけども、なかなか先に進まないんですよね。ですから、これはやっぱり町長教育長の協議の上決断して、きちっとしたもうロードマップ作るべきだと思うんですよ。いついつまでに、例えば小中一体校は令和5年とか6年にはやりますよと。体育館は令和7年に建設しますよと。それに向けてどういった作業が必要かということを逆算でやっていくと。そういう形で物事を決めていかないと、なかなか先進まないんですよ、これね。その辺の考え方どうですかね。

答弁 教育長 豊田通敏

まず現在までと、これからの取り組み状況を説明いたします。一昨年、教育施設長寿命化計画を策定しましたが、これは施設改修により長寿命化を図り、さらなる使用をしていこうというものでございます。しかし、現実はご指摘のとおり、本町における学校施設を初めとした教育施設は老朽化が著しく、また現在の教育活動に求められる内容等に適用し切れないなどの現状から新たな施設を建設するなど、することを検討しなければならないとの決断を致しております。そこで現在雄武小学校、中学校、スポーツセンターなどの文教施設が集中しているエリアを文教地区と名づけ、そこを一体的かつ総合的に考えて整備するよう、昨年度、雄武町文教施設整備基本構想策定事業を総合計画に追加登載したところであります。事業内容は基本構想策定に係る委託事業でございましたが、この時点では将来の本町の学校教育制度をどうするか、また、その他の施設に関するニーズ把握も完全にできておらず、机上の空論や絵にかいた餅で終わってしまう恐れがあるため、何もないところから進めるのではなく、本町の教育施設の在り方などの方針を町としてしっかりと立てる必要があるという結論に達し、その方針を立てるために基本構想策定を先延ばしし、3年度予算をゼロ円としたところでございます。文教施設地区の施設整備については、優先順位が高いのは雄武中学校と雄武小学校だと考えており、これを起点としてスポーツセンターなどの社会教育施設も含め、全体構想を立てていきたいというふうに考えております。検討する組織づくりについては雄武中学校長を中心として、雄武小学校長、教職員、教育局指導主事、その他関係する人で学校づくり等建設準備委員会みたいなものを考えております。4年度はきちんとした方針を固め、方針が固まれば予算化し、基本構想策定作業に取りかかる予定であり、さらに本格的に施設建設事業に取り組むために準備室等の設置も視野に入れながら、体制づくりを行っていくということで現在町長と話を進めているところでございます。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

文教地区のですね、構想については今教育長の方から説明があってですね、やっぱり私もですね、昨日打ち合わせた時はなるべく、きちっと先を見えるような計画を立てていかないとならんということで、できれば策定計画をですね、今回の総合計画の後期計画にもありますので、そこら辺でもですね、しっかりと載せていくような形で考えていきたいと思って、ただ検討できるかどうか分かんないですけども、いつ検討して、いつ、どちらもですね、例えばスポーツセンターなのか、その複合施設なのか、あと学校なのかという部分をですね、きちっと内部検討してですね、また審議会の委員さんの意見も伺いながらですね、考えていきたいなというふうに考えております。

質問 6番 嶋村義文

前向きな検討よろしくお願いします。長時間にわたりありがとうございました。

出典:雄武町議会 令和4年3月議会 2022年3月16日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる