雄武町議会 令和2年12月議会 2020年12月10日
技能実習生を含めた外国人住民との共生について
2020年12月10日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「技能実習生を含めた外国人住民との共生について」質問し、住民生活課長 大水寬仁、産業振興課長 山崎佳之、町長 石井友藏、教育長 豊田通敏、総務課長 林史祥が答弁しました。
- 質問者
- 嶋村義文 議員
- 答弁者
- 住民生活課長 大水寬仁、産業振興課長 山崎佳之、町長 石井友藏、教育長 豊田通敏、総務課長 林史祥
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 6番 嶋村義文
続きまして2点目のいわゆる技能実習生を含めた外国人住民との共生について共生というか交流ですね、についてお伺いしたいと思います。まず雄武町の外国人住民登録の現状、また過去からの資料があればちょっとお知らせ願いたいと思うんですけれど。
答弁 住民生活課長 大水寬仁(住民生活課長は2023年3月まで)
外国人住民につきましては今から8年前にですね、平成24年7月の制度改正によりまして日本人と同様に住民基本台帳に登録する扱いとなったものであります。まず現状ですね、本町における外国人住民につきましては、これは今年の10月1日現在ですけれども、総人口4393人の内、257人でこれはおよそ6%に相当します。この内223人が技能実習生となっております。過去からの推移ですけれども平成24年からの推移について紹介したいと思いますけれども、平成24年が技能実習生の数ですけれども195人、平成25年が178人、平成26年が168人、平成27年が162人、平成28年が195人、平成29年が180人、平成30年が206人、令和元年が215人、令和2年が223人ということでここ4、5年はちょっとずつ増えてきているような傾向にございます。以上です。
質問 6番 嶋村義文
今、大水課長の方から話しがあったとおり約6%、5.8%ぐらいだと思うんですけども、かなりの外国人の方が雄武町で住民登録をしてるということで具体的に住民登録をするようになって今回の質問の項目にもなってますけども、過去いわゆる外国人居住者との交流事業といいますか共生策として町として何か取り組んだ事業というのは具体的なものあるでしょうか。
答弁 産業振興課長 山崎佳之(産業振興課長は2022年3月まで)
はい、これまで雄武町内では各農家に従事する外国人技能実習生は北オホーツク農協での交流会参加、水産加工場に従事する外国人技能実習生においては春先に海岸線のゴミ拾い、以前には産業観光まつりで餃子販売等、事業者が主体となって雄武町に慣れるため地域行事への参加を行っておりました。しかしながら町が町民と外国人と結びつけるための事業がなかったことから今年度ですね、共生策の一歩として地域おこし協力隊員に日本語が堪能である外国人を配置することができたところでございます。町内の就労人材が国際化する中で日本人と外国人が互いにお互いを理解し共生するためにはどちらか一方が学ぶだけではなくお互いに歩み寄り理解をし合うことから共生が生まれるものと考えておりますので、来年度、オホーツク国際人材交流協同組合と連携をしながら町民と外国人が参加できるような交流事業を実施し、これを皮切りにいたしまして取り組みを展開していきたいと考えております。
質問 6番 嶋村義文
先日の議員全員協議会でローリングの中で平成3年度から外国人居住者との交流事業で30万の予算計上ということで一部議員から少なすぎるんでないか、もうちょっと予算規模があってもいいんじゃないかという意見もありましたけども、今山崎課長言うように手始めということだと思うんですけれどもね。ちょっと私の今までの取り組みが非常に遅かったと思うんですよね。最初に私、このいわゆる外国人居住者との交流事業のこと当時の中川原町長に去年の9月の議会の時に質問した時に確かに中小企業の助成ということで宿舎等の建設については一定程度の補助してるんで、それ以外のものについては特段考えておりませんという答弁だったんですけども、12月にも石井町長にお伺いして、石井町長は一定程度前向きな答弁を頂いたんですけども、ちょっと他の市町村の例なんですけど例えば埼玉県の川口市では、ここは鋳物で有名な所なんですけども。まち・ひと・しごと総合戦略の中に具体的に外国人に対する助成事業というのはきちっと規定してるんですね。川口市も雄武町とご多分に漏れず、総人口の5%ぐらい、あそこは人口規模大きいですから約3万人くらいの外国人暮らしてるみたいですけどね。具体的に町の施策としてきちっと大きな総合計画の中に位置付けて具体的に何をやるかということをちゃんと謳ってるんですよね。ですから今回手始めに総合戦略の中で、総合戦略じゃなくてローリングの中で一部規定されましたけどもね、将来に渡って例えば住宅建設、実習生の住宅建設の問題にしても雄武町の場合は加工業者の方それぞれ体力差が随分あって、大きいところは自力で建てられますけれども、小さい加工業者の方は例えば古い住宅を一部改造して入れるとか、一部町営住宅借りてるとこもあるみたいですけども。住宅環境がね、バラバラなんですよね。前話あったとおり、加工協の方にお伺いすると、いわゆる一人当たりの居住面積も段々段々厳しい規定になってきて、今入っているような住宅ではなかなか条件クリアできない状況になってきてるんで、将来的にそういう面で何らかの対策が必要だということなので、交流事業だけじゃなくて総合的なやっぱり外国人居住者に対する施策といいますかね、そういったものをひとつ練ってく時期じゃないかなと思うんですけど、その辺町長どうですかね、考え方。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
嶋村議員さんから質問あったとおりですね、やはりこれからは外国人労働者も増えてくる傾向にあるのかなというふうに考えてございます。そんな中で居住環境をどうしていくかというのひとつの問題だとありますけれども、今の段階ではですね、加工屋さんが宿舎を建てる場合の一定程度の補助をしてるという現状でありますので、今後ですね、そういう小さな加工屋さんからの声もちょっと伺っておりますので、その中でですね、建てるんじゃなくて、ある物を利用、町の方でですね、公営住宅も町営住宅に変更しながらですね、一定程度の物を用意するというようなちょっと財政の方とも税財管理課の方とも話しておりますんで、その辺も今空き家対策の中でですね、そういう部分をきちっと調べた中でそれなりに進めていきたいなというふうに考えてございます。
質問 6番 嶋村義文
10月から11月の初旬にかけて北海道主催で日本語教室の支援者養成講座というのが雄武町であったんです。3日間、10月から11月まで日曜日3日間、丸1日の授業なんですけども私もちょっと受けたんですけども、財団法人の日本語なんたっけな、北海道日本語センターというとこが企画でやられて3人の女性の講師の方、具体的に話を聞いたんですけども、それの情報を町として認知してましたか。そういった講座があったってことは、知ってました。町の職員の方も1人受けてました。私受けてましたし、同じ議員で栁原議員も受けてましたし、観光協会は3名の方がいらしてましたし、トータルで雄武で10名ぐらい受けてましたね。ですからずいぶん若い方も結構いらっしゃいましたし、関心高いんだなと思って。紋別とか興部とか枝幸の方も来てました。今後とも今後も何らかの形でそういった講座を開設するという計画らしいです。道の職員の方も来てましたけどもね。網走管内では網走市と雄武町ということで特に外国人のウエイトが多いんで雄武町が選ばれたと思うんですけども、その中で最終日に観光協会のタオさんがいるんで主にベトナムの技能実習生の女性の方が6名ぐらい来て最後に日本語を交えてフリートークしたんですけども、話聞くとね、やっぱり日本人と交流したいと言うんですよね。とにかく色々話をして職場だけの行き来じゃなくて、日常生活で日本人の方と色々交流もしたいし、友達も作りたい。特に日本語をもっと勉強したい、そういう欲が非常にあるんですよね。ところが一方やっぱり彼女らが感じてるのはやっぱり日本人のそのすごく冷たい目を感じるというんですね。だからそういう冷たい目を感じるということはやっぱり一方通行になっちゃってるんでね。だからそういった町民のそういった冷たい視線を解消していく為にもそういった色んな形での交流事業というのは特に必要だと思います。色んな全国の資料ちょっと調べてみるとね、日本語学習、外国人に日本語学習するのには高齢者が最適に良いんだと言うね。専任の先生は確かに必要ですけども学習支援者を養成する場合は高齢者が最適に良いんだというんですね。ですからこの間財団法人の先生にも言ったんですけど、せっかくこれだけの人数の人が講習受けたので、このままバラバラになるんじゃなくて後でまた役場の方にちょっと話ししますんで、できればその10名の方きちっと登録して組織化して、すぐできるわけじゃないですけども将来的に日本語教室を講座を開設する場合、その人方が中心になって動いてもらう方法が一番いいと思うんでね、そういったものの必要性というのはぜひ感じてね、政策の中に取り入れて頂きたいなと思うんですけどどうでしょうかね。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
確かにですね、なかなか外国人とですね、町民とが交流する場がないということで、たまたまタオさんについてはですね、町の会計年度職員ということで私と副町長がですね、東京行って面接してここに来てもらったという経緯もあるんで、タオさんはだいたい私の家には1週間に1回ぐらい、今人材交流にもベトナム人の指導者がいる、研修生がいるんで、その辺と後は農家のベトナム人とですね、たまには交流してる中でやはりですね、そういう部分はつくづく感じますね。やはり家でバーベキューなんかやるんですが、やっぱり本国の人はすごく楽しく言葉が通じるんで話すんですけど、やっぱり我々とはどうもこう一線を越えて酪農家なんですけど、来てもなかなかですね、3年間ではですね、5年では日本をある程度堪能できないということで私も前からすごく気にはなってたんですが、それで人材交流の葛西理事さんとですね、会いまして、実際こういう企画をしたらどうなんだろうかということで話したりですね、当然事業者の日本人の考え方もございましょうし、やはり日曜日とかってなるとなかなか出たがらないとかね、逆に疲れててゆっくり休みたいという関係もちらっと聞いてるという話で、今後ですね、そういう部分は私は良いことだと思いますんで、ぜひ今回、できれば出た10人ですか、コーディネーターになってもらってですね、うちの庶務の掛川原さんもですね、多分出てると思う、この人からよく話を聞きました。ですからそんなことも含めてですね、取り組みはできるようにですね、ちょっと今後、今はやるとかやらないとかでなくて、そういう事情を聞きながらですね、やはりもし可能であればですね、参加者が希望があればですね、そういう部分をぜひとも取り組んでいけたらなというふうに思ってございます。
質問 6番 嶋村義文
その3回の日本語講座の時に講師の先生と休憩の時何回かお話しさせて頂いて一番最初に取り組むの何がいいでしょうかねと聞いたら、各町村の例をちょっと紹介してくれたんですけども、日本人として日本語を支援する人にも必要な教材。実際、外国人で日本語を勉強したい人の教材、それぞれ色んなリストあるらしいんですけども。図書館に日本語学習のコーナーを作ったらどうですか。具体的に別海町では図書館にそういったコーナーを作ったということで、後日、図書リスト、メールで送って頂いて、豊田教育長にはお渡ししてるんですけども。町としてできれば図書館に日本語、まだ日本語教室を開設するまでは一定程度クリアしなきゃならないあると思うんで、手始めにそういった日本語の教材を用意する方法はどうかなと。今回、最後に話しした今回はベトナム人の女性の方ばっかりだったんだけども、もう4年目になる方はかなり日本語堪能なんですけれども、とにかく日本語を勉強したい。図書館に仮にそういった教材がもし用意されるんなら私は図書館行って勉強したいと。ただ図書館行くと周囲の目がすごく気になると、目が冷たいと、そういうことも言ってたんでね。だからそういったいわゆる手始めに教材の図書をコーナーとして作る、一定程度予算必要かも分かりませんけれども最低限必要なリストも教育長に渡してあるんで、その辺どうですか、町長。
答弁 教育長 豊田通敏
色々ご提案頂いておりますんで、私の方も色々検討はしております。ちょっと先にですね、日本人の目が冷たい、これ日本人独特の外国人に対する態度だと思うんですね。逆に言ったら私達は私にしてみれば、やっぱり中国の方とかベトナムの方と目を合わせるの恐いんですよ。だからお互いやっぱりその意思の疎通ができてない。だから交流がやっぱり日本島国ですから最近やっと始まった国際化、グローバル化ですんでね、やっぱり日本人はまだ慣れてないというのがあると思うんですよね。ですからその辺はやっぱりお互い共生という言葉がありますけれども、やっぱり知る必要があるというふうに思ってますし、今子供達の教育もインクルーシブじゃないですけども、そのような色んな自分とは違った者との共生を、社会を作り上げるためにそういう教育をちょっと今推進してるところでございます。議員から資料一杯頂きまして、あらゆるとこで図書館の係長が色々調べまして実はですね、別海町とか今までこういう講座やったとこ全ての図書館に聞いたらしいんですけども、残念ながらどこも置いてないみたいなんです。それでちょっとなんか誤解をされてるようだったんですけども、ただうちの場合ですね、やっぱりそういう必要性も感じておりますので、ただ頂いた資料全部購入しますとうちの図書の経費予算がほとんどなくなっちゃうんです。ですから買うにしてもやはり相手の方のベトナムなり中国の方のニーズに沿ったものを揃えたいということで今色々図書館で策を練ってるとこでございますんで、もう少しちょっと時間頂きたいなというふうに思ってます。今実際ですね、本町の図書館ではA4の絵本と児童書、日本人向け中国語ベトナム語の会話単語の図書、外国人向け日本語会話の図書、そしてベトナム語版の日本語検定の図書、若干なんですけども所蔵してます。それあまり多くはないんですけどもベトナムの方も来館しまして、見ているそうです。特にやっぱり全体的には図書少ないもんですから、やはりwi-fiがきちんとしてますんで、それを目的に来る人もいらっしゃいますし、やはりそういうものを通じて徐々に徐々に交流が深まっていけば良いのかなというように思ってます。あと先ほど町長答弁したとおり、やっぱり人材交流の方を通じてですね、やっぱりお互いやっぱりだからニーズの把握をしなけりゃならないもんですから、それに沿った行事なり何なりをちょっと考えていきたいと思ってます。
質問 6番 嶋村義文
早速対応して頂きまして、ありがとうございます。それとこの問題で最後に一点なんですけどね、これも川口市の例なんですけども、川口市は膨大な人数いるんで大変な作業だと思うんですけども、外国人技能実習生もしくはその外国人住民の方のスマートフォンのアドレスを自己申告で構わないんで教えてくれる方は全部データ貰って町の情報をね、例えばベトナム人の方であればベトナム語と日本語で両建てでメールで情報伝達をすることをやってるらしいんだよね。町の情報というのは堅い情報もあるし、やわらかい情報もあるし、色んなこともあると思うんだけども、ひとつのいわゆる町民といわゆる外国人との垣根を取るという意味ではね、すごくいい方策だなと思うんですけども、その辺どうですかね。200人そこそこなんで一斉送信できるんでね。それぞれ中国語堪能な中国人で日本語と中国語堪能な人もいるし、タオさんみたくベトナムで日本語も堪能で、日本語変換自由にできる人もいるからその人方の協力を得れば町の情報を流すということはある程度可能でないかなと思うんですけど、そういった方策というのどうでしょうね。
答弁 総務課長 林史祥(総務課長は2024年3月まで)
来年度の話なんですけども、ホームページ更新する予定でおります。その際はですね、ホームページの内容がツイッターやフェイスブック等でも見れるようにする予定なんですけども、そういった中でそういうことができるかどうかというのもちょっと検討していきたいと思いますのでご理解願います。
質問 6番 嶋村義文
外国人との共生の問題については考え方の相違がないと思いますので、よろしくお願いいたします。