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雄武町議会 令和2年9月議会 2020年9月14日

高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定について

2020年9月14日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定について」質問し、町長 石井友藏が答弁しました。

質問者
嶋村義文 議員
答弁者
町長 石井友藏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 6番 嶋村義文

6番、嶋村でございます。通告に従いまして3点質問させて頂きます。まず1点目ですけども、今、栁原議員も触れましたけれども、高レベル放射性廃棄物の最終処分の選定についてお伺い致します。本年8月に寿都町の片岡町長が処分場の候補地選定の調査に応募を検討するということで表明しました。また9月中の町内経済団体との意見交換、町民説明会の後、判断するということです。ご承知のとおり北海道は平成12年10月に北海道における特定放射性廃棄物に関する条例を制定しております。そこで謳ってるのが、私達は健康で文化的な生活を営むため、現在と将来の世代共有する限りある環境を将来引き継ぐ責務を有しており、こうした状況の下では特定放射性廃棄物の持ち込みは慎重に対処すべきであり、受け入れがたいことを宣言する。このように定めています。こういった条例があるんで今回、鈴木知事も早速、片岡町長と面談して道としては反対ですよと意思表示したと思うんですけれども、今回の寿都町町長の調査の検討表明について石井町長の率直な感想をちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

私は寿都町長さんがですね、今回8月に文献調査の候補地を応募したいということで手を挙げたわけですけども、私としてはその考え方、次の考え方の方にお話ししたいと思いますが、寿都町の町長の考え方であり、その財政とかって言ってるんですけども、私はそういう部分についてどうこうという部分は特にないと思います。

質問 6番 嶋村義文

2007年に高知県の東洋町が文献調査に応募するということで大騒ぎになった時に当時の高知県知事だった橋本大二郎さんが先般、9月初旬だと思いますけど北海道新聞にその見解を述べてます。文献調査に応募すれば何もしなくても2年間で20億円が交付される。財政難の自治体の弱みにつけ込んだ札束で頬を叩くようなやり方は当時と何も変わってない。このように言ってます。このような国の姿勢がある限りね、当然、後ほどまた述べますけども1町村が文献調査をして最終的にそこに処分場できるという、その決定がね、1町村だけで完結するものではないと思うんですけど、その辺どうですか、町長の考え方。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

私も思います。今、嶋村議員さんも言われたようにやはりこれ北海道全体の問題ではないかということで、平成10年に条例を作ったという北海道の考え方は私は間違ってはいない。今回の鈴木知事さんのことに対しても私は間違っていないのかなということで、そんな関係で近隣町村から色々請願が出たりですね、町民の中でも色々会を作ったり、ですから東洋町の話になりますけども、東洋町も結局は最終的な町長リコールがかかって選挙で負けたという経緯もあるんでですね、そういうことは直接関係ないんですが、今うちの町としては私としてはですよ、将来、未来永劫においてですね、やはりこういうものはやるべきではない。だから基本的にはやっぱり北海道が、国もちょっと一本釣りというのは非常に矛盾があると思うんですけども、北海道の考え方をやっぱり重要視したいなというふうに考えてございます。

質問 6番 嶋村義文

2日か3日くらい前だったと思いますけど、道新に大きくこの核廃棄物のサイクルの記事が載ってましたけども、今現在ある廃棄物だけでガラス固化体というのに入れるそうですけども、私は実際幌延の動燃の施設行って見せてもらいました。かなり大きいもんです。それが2万6千本、今現在あるそうです。国が今予定してるのは、まだ原発を稼働させるつもりでいますから、4万本を1か所に貯蔵する計画だそうです。ということは、300メーター以上深く掘るんですけども、その地下に6平方から10平方キロメートルのキャパを作らないとその4万本が使用できないそうです。だから、例えば雄武町に施設作ったにしても一町村で事足りる問題じゃないんですよね。よく議論の中で原発の電力の恩恵を受けてるんで全国に等しく受けてますわね。一時は40%ぐらい発電のウエイトありましたから。ただ福島の大変な原発事故があって、とんでもない状況になってるのに国はまだ原発を推進する考え方なんですよね。この原子力発電を推進するという国策を断ち切らない限りは施設をどこにするかという議論はなかなか進まないと思うんですよ。以前、中川原町長時代に私ちょっと中川原町長にお伺いしたことあるんですけども、今回の寿都町なんかは、北大の先生なんかはあそこは活断層あるから全然適地じゃないと言ってるんですよ。国が出したマップも非常に大ざっぱなんですよ。ただ唯一、このオホーツク沿岸は最適地なんです。非常に危ないんです。指定される可能性が非常に大なんです。なぜかというと人口が少なくて火山が全くなくて活断層がなくて雄武というのは地震全くないですからね。だからそういう意味で、オホーツク沿岸の雄武を中心にした地域が非常に適地なんです。雄武の場合は大きな港もありますし、魚田に港がありますし、処分場までほとんど人が住んでないですからね、山まで。例えば2キロ、3キロ奥の山に処分場を作るにしても、いわゆる対象になる人というの殆どいないわけですから、だから非常にね、指定される可能性が非常に高いんです。あの当時僕、中川原町長に言ったのは、全国各地で自治体自体がその処分場を受け入れませんよ。条例を制定する町村が結構あるんです。だからそういうことを考えませんかということを中川原町長に聞いたんですけど明確な答弁なかったんですけど。町長そういう考えありますかね。どうですかね。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

これ、1番と2番という。はい。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

私は道に条例があるんで、今うちとしては条例を制定するつもりはないです。それでちょっと調べてみたら当時ですね、3町村だったかね、ぐらい作ったところがあるんですが、浦河とかね。それ以降全然進んでないんでうちとしては道の条例を遵守していくということを今考えてございます。

質問 6番 嶋村義文

今、北海道はね、3町村ですね。浦河と美瑛と、それと動燃のある幌延です。それぞれ受け入れしないという条例を作ってます。全国、今30か所ぐらいあるんですね。恐らくそういう方向で取り進むところ町村が結構増えてくると思います。文献調査の関係では神恵内村も手挙げたんで、恐らく何町村か全国で出てくる可能性あるんで、国としてはそういう形でガス抜きしていきたいという考えだと思うんですけども。恐らくね、もう国は最終的な適地はある程度もう選定してると思いますよ。ですから雄武辺りは非常に危ないと、それだけ認識しておいて頂きたいと思います。

出典:雄武町議会 令和2年9月議会 2020年9月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる