みんなの議会

雄武町議会 令和2年3月議会 2020年3月17日

公約に掲げる高速医療バスの運行について

2020年3月17日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「公約に掲げる高速医療バスの運行について」質問し、町長 石井友藏、病院事務長 新谷朋人が答弁しました。

質問者
嶋村義文 議員
答弁者
町長 石井友藏、病院事務長 新谷朋人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 6番 嶋村義文

続きまして石井町長が公約に掲げております高速医療バスの運行について伺います。私も議員今年で5年目ですけども5年間、町と色んなお話をさせて頂きましたけど、確かに二次医療を受けるために遠隔地の総合病院に通院する、たくさんいらっしゃると思います。若くて体力があって交通手段のある人は何ともないですけども、高齢者で交通手段のない人は大変な困難を伴って病院に自力で通院してると思います。そういった意味でこの問題を行政的な課題として取り上げた石井町長に対して、私は敬意を表したいと思います。ただ、具体的に医療バスを運行するとなると例えば旭川、北見、それから名寄、遠軽、それぞれ地域が分散してます。通院する地域がね。更にはそれぞれの人がかかっている診療項目は外科であったり、内科であったり、泌尿器科であったり、色んな診療科があると思います。更には予約日、予約時間というのかなり多岐に渡ります。こういったものを全て糾合して行政上の課題として、いわゆる制度設計していくのは非常に私は難しいんでないかと思います。ちょっと私イメージわかないんでね。石井町長が今考えているその医療バスの運行について、こういったものだというのがあればちょっと話して頂きたいと思います。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

今、嶋村議員さんからありましたように確かに色んな要素が含まれている関係でですね、それでやはり1年かけてやらないとならんのはそういうことでありまして、今、北見の陸運局と協議中でありますが、やはり運行形態を町でやるのか、それともNPO法人等でやるのかという事がひとつ今課題になって、これから検討していかないとなと思います。そして、なぜそういうふうに考えるかというと、町でやる場合にはですね、無料なんです。ですけどもNPO法人と社会福祉協議会も含むんですけど、そういう部分で運行するとですね、実費、燃料費とあと高速料金とか駐車料とかそういう実費料金を取ることができるという1項目があるんですね。その辺の詳細についてですね、一応例はあるんですけども具体的に今示してですね、その辺の検討を陸運の方にして頂いてるところで、それで実際は今診療科目が違ったりですね、旭川でも多分医大だけじゃなくて、他の病院もかかりたいとかという部分であると思うんですけども、たまたまこの間ですね、日赤の病院長さんと事務の方が来られまして、ちょっとその辺の話をしたんですよね。もしそういう部分で日赤行った時、色んな診療科目がある中である程度集約して、ですから予約日のできれば行く日にですね、ある程度まとめて時間をまとめてできないんだろうかということを話したら、それはその時に応じて検討してみますという話だった。確かにそういう部分ではかかる病院に、例えば旭川の市立病院とか旭川の医大の病院に先にきちっとそういう部分をですね、詰めておかないと、そういう逆にバラバラだと毎日行くのかという部分にもなります。そういうこともですね、兼ね合わせて一緒に検討していかないとですね、なかなかスムーズに行かないというか、制度設計がきちっとできていかないのかなというふうに考えておりますので、今後ですね、町民からのアンケートをきちっと取りながら色々意向を伺いながらですね、制度設計を病院ともですね、協議しながら進めて参りたいというふうに今現在考えているところでございます。

質問 6番 嶋村義文

私、議員になってから病院の問題随分色々議論してきましたけども、私、前から思ってたのは皆さん知っているとおりオンライン診療というのが今随分発達してきてます。これから通信手段が5Gに移って、いわゆる飛躍的に通信度とか速度とかものすごく広がるわけですね。そういった関係で今色んな形が行われて一部診療報酬も対象になるような状況になってきて、今回新型コロナの関係でもいわゆるオンライン診療による処方箋の適用というのが今大々的にやられるようになってきてますけども、病院の事務長にお伺いしたいんですけどもオンライン診療について国保病院としてどういった認識をお持ちなのか、ちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 病院事務長 新谷朋人

オンライン診療なんですけども、実際普及されてきております。実際に運用行われている病院もあります。ただ、オンライン診療につきましては基本病院対患者という構図になっております。オンライン診療の最大のメリットを考えた時には患者様が病院へ足を運ばなくてもいいこと、このオンライン診療ができたきっかけというのがこういった過疎地域において専門医師が不足している、そういったところには有効であるということで、このオンライン診療が普及し始めたものです。ただデメリットもあるというふうに感じておりまして、実際テレビ電話形式で診療するんですが、触診だとか全身を見れないので得られる情報が非常に少ないということがあります。あと、検査が必要だってなった時にすぐに対応ができないっていうことも即座にできないということもございます。また現状の保険適用になっているオンライン診療については3か月に1回はですね、病院にかかるというような、それでなければ保険適用にはならないというようなこともございます。あと挙げていきますと他にもあるんですけども、機器の使用に慣れてない方であれば支援者が側にいなければならないだとか、そういったことも中にはございます。先ほど議員も言われたように適用疾患も限られているんですけども、結構幅広くはなっております。そんな中で実際に行われてるのは、やっぱり状態にあまり変化のない生活習慣病だとかというところでの活用というのは図られてるようですけども、あまり普及という部分が今段階ではちょっとまだまだなのかなというふうな認識であります。今言ったデメリットも含めて考えていった時にはまだ課題も多く、患者様にとってですね、これが安全で安心なのかというところではまだ疑問があるというふうに考えております。現時点で検討を具体的に検討ということはないんですが、ただこの先ですね、どんどん普及されていった時には、かなり有効なものにもなるかなというふうに感じているところであります。このオンライン診療、2018年の診療報酬から保険適用になってますので、まだまだ新しいものですので今後の動向に注視していく必要はあるかなというふうに考えてるところです。

質問 6番 嶋村義文

私も今回質問するんで色々オンライン診療についてちょっと調べてみたんですけども、色んな言われ方してまして、一番メインで言われているのは今事務長言ったように地域医療を変える形になるだろうと、大きく。私も3年前に遠軽厚生病院で手術して最初の1年間は1か月ごとに通院です。2年目からは3か月に1回ずつの通院なんですけども、どんな診療を受けるかと言うと血液検査をして、その血液検査の結果を見て担当医がただ問診するだけです。触診も一切しません。特にがんの手術を受けた方で経過観察の場合は殆どこういった例なんですね。血液検査で腫瘍マーカーを調べると。腫瘍マーカーが上がった段階で精密検査をするんですけども半年に1回CTを撮るだとか、そういった形で私なんかも遠軽厚生病院行くとなると半日潰されるんですよね。でも実際の診察時間というのは1分あるか2分あるかです。世間話すればもうちょっと長くなりますけどね。恐らく雄武で二次医療のために総合病院を受診してる人の過半はこの形態だと思います。ですから今新谷事務長言ったようにまだ完全に整備されてませんけれども、例えば雄武の国保病院で血液検査を受けて、そのデータを遠軽の厚生病院に送ってテレビ回線で患者達と担当医師が面談すると、そういう形で厚生省にもちょっと色んな照会文書出してみたら将来的にはこういった医療形態も可能だという答弁なんですよね。恐らく将来的には診療報酬が例えば国保病院に3割だとか遠軽厚生病院7割、そういう方法が近々恐らく私はできると思います。こういうことが可能であればわざわざ高い代償を払って患者も通院に大変なやっぱり体力を要しますから。だから、地元で受診できて3か月に1回とか半年に1回病院に通わないのは仕方ないにしても、通常の診察はそれで対処できるとなると非常に軽減されると思うんですよね。そういうことで状況を見るんでなくて、確かに医療バスの運行の制度設計も当然してると思いますけども、こういったオンライン診療についてもうちょっと真剣に取り組むべきだと思うんですけど町長考えどうですか。

答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)

確かに嶋村議員さんが言われたようにこれはITとか5Gという中でオンライン診療が一定程度増えてくると思うんですが、ただ患者さんの安心という部分からどうなのかなというひとつの疑問もあるんですけど、そこら辺が課題解決についてはですね、こういうふうに進んでいくのかなというふうに思っております。また救急車などもですね、そのITを利用した部分で直送できる体制もこれから段々進んでいくのかなという考えで、この動向を見ながらですね、やっぱりそこら辺も注視して検討していかなければいけないのかなというふうに考えてございます。

質問 6番 嶋村義文

冒頭に言いましたとおり、もう今年あたりから5Gの通信時代に入りまして、従来の4Gから比べると数百倍の通信速度と画像の処理度が増しますのでね、レントゲンですとかCT画像ですか、そういったものの転送も非常に十分できるようになります。5Gになると例えば先ほど触診ができないということでしたけども、例えば心音ですとかそういったデータも送れるようになるそうです。色々調べると。だから殆ど直接診断すると変わらないような形態が今後可能になると思います。雄武みたくお医者さんがなかなか来ない、こういった過疎地の医療ではね、オンライン診療が今後町民の健康を守っていくひとつの手段になると思いますので、どうか前向きな検討をお願いしたいと思います。

出典:雄武町議会 令和2年3月議会 2020年3月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる