みんなの議会

雄武町議会 平成28年12月議会 2016年12月14日

図書館の建設計画について

2016年12月14日、雄武町議会の一般質問で、嶋村義文議員が「図書館の建設計画について」質問し、教育長 伊藤正己、教育振興課長 澤田朋朗が答弁しました。

質問者
嶋村義文 議員
答弁者
教育長 伊藤正己、教育振興課長 澤田朋朗

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 3番 嶋村義文

続きまして三点目、図書館の建設の問題についてちょっと質問させて頂きます。私過去3回ほど図書館の建設について色々質問させて頂きました。雄武町の場合は他の町村、近い所はあまり分かりませんけれども、一般的な置戸町辺りと比べると図書館の利用率は非常に低い状況です。当然、過去に利用したことのないような人にとってみたら図書館、何が必要なんだっていう議論が当然出て来るんですね。ですからこの辺をきちっと町民の合意形成を図っていかないとなかなかやっぱりせっかく立派な計画を作っても理解が得られないということがあるんで、その辺含めてちょっと何点かご質問したいと思いますけども、平成25年7月に図書館を考える会から提言が出されました。かなり長い期間の議論を経た上で提言が出されたんですけども、あまり具体的なその中身まで踏み込んだ提言ではなかったように思います。その後3年間、全く町民を交えた図書館の基本計画に向けた議論というのは全くない形で、ついこの間12月6日の議員の全員協議会に図書館の基本計画の素案が示されましたけれども、中身は別としてかなり練り上げた計画なんですけれども、実際町としてこの計画を出しましたけども、来年も3月に予算でプロポーザルの予算を掛ける流れになって時間的余裕が殆ど無いんですけども、何らかの形で異論とか訂正事項が出てきた場合、その辺の計画の見直しだとか、その辺のキャパというのは十分残しているのかどうか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

この度、議会議員全員協議会に提示しました雄武町図書館整備基本計画ですけれども、これは図書館を考える会から頂きました三つの提言、一つ目は誰にでも居場所のある図書館、もう一つは地域の情報拠点となる図書館、もう一つは町民の暮らしに役立つ優しい図書館、この三つの提言を尊重した内容となっているというふうに考えております。提言に沿った図書館の建設に向けて取り組んでいきたいというふうに思っているところですけれども、今後予定しています社会教育委員の会議やパブリックコメントなどでですね、寄せられた意見を踏まえて今後検討していきたいというふうに思っております。

質問 3番 嶋村義文

先ほど常任委員会の道内視察の中で置戸町と斜里町の図書館の視察の報告がなされましたけれども、私は置戸の図書館は個人的にも2度ほどお邪魔したことありますし、今回委員会として視察に訪れて、色んな説明を受けたんですけども、実際、計画を進める上でかなり町民の意見を聞き、ある程度煮詰まればまた町民に戻して、そういうかなり3年とか、斜里は10年ほど掛かったって言ってましたけど、細かい何て言うかな、じっくり作業を進めて、報告の中にも書いてましたけども、行政と町民が協働でその計画を作り上げてる。残念ながら雄武町の場合は図書館を考える会の提言の後、3年間一切そういった、何て言うかな町民とのキャッチボール、議論のキャッチボールというのなくて、教育委員会の中で議論が進められて出てきたと。こういうのはね、ちょっと私進め方にやっぱり問題があると思います。特に冒頭話しましたとおり図書館の利用する人ってある程度限られてますんでね、今後新しく出来る図書館の利用率を上げる意味でももうちょっとソフト面での町民との深い議論というのしていかないとなかなか難しくなると思うんですけども、その辺の認識というのどうですか。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

確かに期間を要しておりますけれども、これは町内の水産加工業の支援策などでですね、町の財政状況を勘案して図書館の建設を1年先延ばしたということもあります。そこでその間は何もしなかったのかということではないんですけども、この先延ばしになった期間も含めてですね、先進地の視察を行ったり、情報の収集を行ったりですね、また庁舎内の関係部局との綿密な協議ですね、これを経てこの度の議員協議会に提示した基本計画となったわけであります。先程の話にまた戻るんですけども、この基本計画が一応形的に出来上がりましたので、この形を持って町民、それから社会教育の委員さんにですね、提示して意見を貰って計画通り進めていきたいというふうに思っております。

質問 3番 嶋村義文

今回出た基本計画の素案というのは私も読ませてもらいましたけども、かなり綿密に練りまして非常に私はこの町の規模にとってみたら適正な規模でいい構想だと思います。ただ先程お話しました通り、かなり根強い反対論あります。町民の中には。町にお願いなんですけども、出来れば特定の組織との話し合いということじゃなくて全町民対象にした、その図書館基本計画の説明会を私は是非開いてほしいと思うんですけど、その辺どうでしょう。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

町民から幅広く意見を貰うというのは必要だというふうに考えてます。なのでパブリックコメントという手法を使ってですね、町民の皆さんから意見を寄せてもらって、それで検討していきたいという思いです。

質問 3番 嶋村義文

パブリックコメントというのはなかなか意見出て来ないんですよね。ですからやっぱり出来ればどこか会場を設定して町と町民が膝を交えてこの基本計画について喧々諤々やっぱり議論する場を是非設けてほしいと思います。続きまして基本計画に則って経費を積算していきますと全体建設費が7億1,600万になります。この7億1,600万の、計画段階だと思うんですけど、財源の内訳とあと新図書館の人員配置計画、あと年間の維持管理費計画等がある程度数字としてお持ちでしたらお示し願いたいと思います。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

図書館に関わる補助金ですけども、これ平成9年で廃止になってまして図書館に関わる補助金というのは今のところない状況にあります。そこで財源としては過疎債、そして一般財源という考え方を持っております。財源の金額的な話については後ほど課長からさせます。人員配置については確定的な事はいまのところまだ申し上げられませんけれども、同規模の図書館を参考にするとですね、正職員が3人から4人ぐらい必要となるのかなというふうに思っておりますけれども、これも今後の規模等を充分に勘案しながらですね、人数を定めていきたいというふうに思います。

答弁 教育振興課長 澤田朋朗(教育振興課長は2018年3月まで)

維持管理経費ということですけれども、これについて実際に設計に入ってみないと固い数字というのは出て来ないとは思うんですけれども、現時点において想定しております部分につきましてはですね、図書購入費、また消耗品的なものにつきましてはさほど現状と大きく増える要素はないとは思います。配置する職員が増えれば当然人件費は増えることになろうかと思います。大きな増加が出て来ると思われるのは規模が大きくなりますので応分の光熱水費が増額なると予想はされますが、これも使用する熱源等によって額は変わってくると思いますので、設計終わってですね、ある程度固い数字は見込めるのかなという思いでございます。以上でございます。すいません。また設計業務に掛かるプロポーザルの段階におきましてですね、町からの主要提案事項の中にライフサイクルコスト削減のための取り組み、こういった項目も設定していきたいなというふうに考えております。以上です。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

先ほど財源の関係で金額は課長からと申し上げましたけれども、起債の額もですね、なかなか今の段階ではいくらが起債対象になるかというところまでまだ弾いておりませんので、額については今お話しできませんのでご了承を頂きたいと思います。

質問 3番 嶋村義文

一応3月の予算でプロポーザル、それで1年間かけて実施設計書を作り上げていくということなんですけども、実際プロポーザルの結果を、実際評価選定する組織というのはどういった組織をお考えですか。

答弁 教育振興課長 澤田朋朗(教育振興課長は2018年3月まで)

プロポーザルに掛かる選定の部分でございますけども、庁内にプロポーザル選定委員会、これを設置しましてですね、詳細について定めていくということになると考えております。

質問 3番 嶋村義文

基本設計の素案では建設予定地は旧若草保育所周辺ということなんですけども、私以前にも図書館の建設の時に何度かお話し申し上げたんですけども、基本的には私これ今後、大規模な公共施設を作る場合はなるべく災害を想定して高台に設置すべきだというふうに考えてるんですけども。いま北海道段階で想定されている雄武近郊の津波の最大想定値というのは 10メーターなんですけども、まだまだ不確定要素があって今年の夏だと思いますけども、湧別町でオホーツクの巨大地震を想定した避難訓練やってまして、確か若草保育所辺りですと13メーターか14メーター程度だと思ったんで、かなりぎりぎりのラインだと思います。それと図書館というのはやっぱり一般町民もそうですけども、小中高生、学校の生徒が如何にやっぱり利用してもらうかというのが、利用率を上げてく上で非常に大事だと思います。先般道新にも載ってましたけども、北海道の学校図書の充足率というのはもう全国最低なんですよね。そういう意味で図書館の図書を充実することによって子どもの図書の利用率も高まると思いますので、以上二点を考えればなるべくであればもうちょっと高いとこに考えたらどうかなと思ってるんですけども、その辺どうでしょう。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

いま図書館を、建設を予定している場所ですけども、旧若草保育所です。ここが海抜約17メートルということですので、十分、十分なっていったらあれですけども、それなりの高さはあるのかなというふうに思っております。付近には大きな川もありませんし、それによっての大雨や洪水なども考えられにくいというふうに思っております。それから地域の情報拠点となる図書館ですので、既存の生涯学習施設、町民センターとかですけども、そことの連携が図りやすい場所であること、それから誰もが安全安心で利用出来る場所であること、そして駐車場が確保できる場所であること、それから、それらのことを考えた場所を設定していくのが一番ベターなんだというふうに思います。そこで先ほど申し上げました若草保育所周辺が一番建設に適しているというふうに思ってますし、また小中学生、高校生の利用も考えてという話がありましたけれども、比較的、小学校、中学校、高校からこの旧若草保育所に建てた図書館に対しては通いやすい場所にあるのかなというふうに思っておりますので、現在の考えてる場所で進めていきたいと考えております。

質問 3番 嶋村義文

私は図書館に決して反対しているわけではなくて、なるべく早く新しい素晴らしい図書館が出来ればいいと思ってますけれども、冒頭話しましたとおり町民の間ではかなりまだ異論があります。こんなもの必要ないという人も結構いますんで、じっくり時間を掛けて町民の意見を聞きながら計画を進めていって頂きたいと思います。以上で私の質問終わらせて頂きます。ありがとうございました。

出典:雄武町議会 平成28年12月議会 2016年12月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる