雄武町議会 平成24年12月議会 2012年12月13日
介護保険料、水道料など、公共料金等の負担増と委託等による収入の減少が町の経済に与える否定的影響について
2012年12月13日、雄武町議会の一般質問で、福原峯雄議員が「介護保険料、水道料など、公共料金等の負担増と委託等による収入の減少が町の経済に与える否定的影響について」質問し、町長 中川原秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 福原峯雄 議員
- 答弁者
- 町長 中川原秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 1番 福原峯雄
それでは2番目なんですけれども、表題がちょっと長いんですけれども、介護保険料だとか水道料等の公共料金等の負担増、それから委託等による収入の減少、こういったものが町に与える否定的影響についての考え方を伺いたいと思います。今、日本中の国民がですね、構造改革路線によって今の生活も、それから将来の希望までも失いつつあるほどの不況にあえいでます。そういって過言でない状況が実際に広がっていると思うんですよね。毎年々々社会保障予算が大幅に削られて、その結果、国保料、後期高齢者の介護料、医療費の本人負担の増額、国民の負担があらゆる面で増大する一方で、労働者の規制緩和、そういったものを進めたために派遣労働だとか、非正規労働が果てしなく広がり、若者の半分は非正規労働、こういった消費の六割から七割に相当すると言われている個人消費というものが極端に落ち込んでいる、それが今の不況の原因であることは言うまでもないと思います。もちろんこれは国政に殆どの問題がある問題とはもちろん思っています。雄武町も含めてですね、多くの自治体で医療だとか教育、福祉の分野で国の基準じゃ持たないから基準を上回って住民を守っていこうという、そういう事例がたくさんあることももちろん承知しております。しかしそれでも住民負担はどんどん増え続けるわけですね。生活する上で可処分所得が減り続けているということ、ここが経済力が凋んできているということだと思いますんで、私は今年の3月の議会でですね、委託だとか指定管理等の労働者の賃金が総じて以前の7割から8割に減っている、そういう声を紹介しました。この流れも雄武町の経済力を凋ませる、こういうことの原因に繋がっているわけですよ。その時の答弁では北海道の公表単価とは大きな差はなくて、最低賃金時給よりも高い賃金で支払われているという調査結果が出ております。もうひとつは発注する工事とか委託業務については今後も北海道の公表単価を採用して設計単価としたいということでした。北海道の公表単価って言ってみりゃ最低賃金がひとつのベースとなっているわけですよね。最低ですよ、最低賃金というのはその名の通りですよ。これ以下で働かせてはならない、そういう最低の基準ですから、受注した業者のやり繰りの大変さっていうのはよく分かると思うんですよね。この不景気で民間の需要が大きく落ち込むと、そういう中で公共の仕事というのは、やっぱり町の経済に与える影響というのは益々大きくなっていると、これが実態だと思うんです。そこで町長に認識を伺いしたい、これはどうすれっていってるんじゃなくて、是非この認識を伺いしたいんです。この雄武町でもちろん財政規模は小さい、小さいけれども国保税とか介護保険料等の保険料を下げる、医療費を軽減する、保育料を軽減する、水道料を引き下げる、こういった方向で町民の負担を少しでも軽減する措置を実施する、それと同時に公共の仕事に携わる労働者の賃金を上げるような方向に舵を切り替えたとしたら、雄武町全体の購買力というのは当然上がるんじゃないかと、それが経済の、雄武町のですよ、活性化にもやっぱり繋がっていく、大きく貢献するじゃないか、こういうことが出来れば、もし。それが繋がっていくんじゃないかと思うんですけれども、どうでしょう、こういう方向に対して認識を伺いをしたいと思います。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
福原議員のご指摘は、国が景気が悪いから雄武町もそれに倣って景気が悪いんだと。収入、働いてる方の収入も落ちて、そしていわゆる購買力がないということの私の認識ということですよね。その、そういう雄武町における働いてる方の所得が落ちてる、購買力がないということは、何、どんな資料を見て言ってるのかちょっと分かりませんけれども、まず前段に申し上げておきたいと思います。公共料金の引き下げにつきましては、各種事業の健全運営を図るために実施する考えはありません。それぞれの事業については減免措置がありますので、そちらの方で担当の方とご相談願いたいというふうにまず思います。それから雄武町の働いてる方の所得が落ちてる、購買力もないという、その発言でありますけれども、どんな資料を見てそういうふうにご発言されているか分かりませんけれども、本町の所得金額は平成21年、22年、23年の過去3カ年では増加しております。また、町内の商店等におきます、過去3カ年の営業所得におきましても、これは増加しております。それでいわゆるこの現象を見ますと購買力が落ちているというようなご指摘は当てはまらないと思います。
質問 1番 福原峯雄
雄武町の購買力が落ちてるというふうに言ったんじゃないことは、ちょっと理解、そういうこと言ったんじゃありませんよ。こういう例えば医療の関係でも福祉の関係でも、これ出るものですよね。保育料の事も私言いましたけれども、こういったものを軽減していって、そしてさっき言った委託の関係の、例えばね、せめて役場がやるんですから公共の仕事ですね、そういったものを上げていくという方向をもし取るんであれば、経済力が上がる、購買力は上がるんじゃないですか、その認識はどうですかということを言ってるんです。雄武町のことを言ってませんでしょ。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
私どもに提出されております、質問要旨の中の1、2、3段目の後段、まず2段目の後段、日本中の購買力が落ち云々、その下、規模が小さくても雄武町もその流れにありますというふうな表現は雄武町も購買力が落ちてるというような表現ですよね。この表現からすると、その取り方じゃないですか。公共料金につきましては、苦しければ減免措置がありますので、そちらの方に、ただ所得は落ちては、雄武町では過去3年間落ちてはおりません。購買力も、商店の収入も落ちてはおりませんけれども、仮に、仮に購買力が落ちてるというご指摘をするんであれば、所得が伸びているのに営業所得の伸びが鈍いというような考え方から、そういうような発言になると思いますけれども、そういった場合については貯蓄、もしくは町外での購買をしてるんではないかというようなことが推測されると思います。
質問 1番 福原峯雄
私ね、これで出したのはですね、今国がやってる大きな方向というのは、つまりこんな公共料金と保険料だとか保育料だとか、それから医療費の窓口負担だとかって、こういったものをどんどん進めてる一方で労働者の賃金がどんどん下がっていくような方向、この大きな方向になっているということを言ってるわけです。実際問題として、例えば町でやってる公共料金でないわ、委託だとか、そういう方向というのは実際に下がってると声が聞くし、実際にそうですよ。全然減ってませんよなんてことは絶対言えないと思います。ですから、それを今度逆にするならば、雄武町のこういう小さい規模でも、雄武町の中での購買力の向上に役立つんではないか、その認識はどうでしょうかということをお伺いしたい。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
私が言った、過去3年間、所得は増加してるということを間違ってるというふうに言ってるんですか。
答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)
委託料で、町が例えば委託料、委託を、町の仕事を委託に出した場合に賃金が下がるかも分かりませんけれども、先ほどから言っている、町内全体では所得は過去3年間下がってなくて増加しているということですんで。
質問 1番 福原峯雄
申し訳ないです。全体の賃金どうこうっていうふうに言いました。したって役場は関わることってなると、やっぱり委託だとか、それから請負だとか、そういうことじゃ。指定管理もそうですよね。そういったものをちょっとでも上げる、上げた設定にしていく、こういった北海道単価ていうんじゃなしに、それで公共料金がこれを下げるとするならば、雄武町に購買力の向上だとか、雄武町全体の経済力のアップに繋がるんじゃありませんかっていうこと言ってるんです。また雄武町のことでちょっと話が同じ方向に行ったり来たりしているんで、これはですね、私はこの先進ませて頂きと思うんですけれども、やっぱり自治体だからこそ出来る、そうでしょ。委託契約を結ぶ、それから請負契約を結ぶ。出る方で言えば、出る方というか役場にしてみれば、入る方になりますけれども、保険料を下げる、それから保育所の保育料もじゃ下げようじゃないかとか、それからですね、こういった方向というのはですね、役場だからこそ出来る。活性化に繋がるんじゃないかということをどうしてもうんとして認めてもらえなかったわけなんですけれども、やっぱり公共料金なんかの負担が重いと感じているという町民は殆ど軽くなった分、その分ほとんど消費に回るというのが思うんですよね。一人一人の消費がこれは小さくても、ちょっと増えたんであればやっぱり大勢が集まれば大きな経済効果が生まれるって私は信じてる。それからもう一つ委託労働の話しで言いましたから言いますけれども、やっぱり労働者の賃金てそれぞれ相場というものがありますよね。それはやっぱりベテランにしてはそれ相応の賃金、若い労働者は将来に希望が持てる賃金体系、もうちょっと10年も働いたらちょっと上がるんだとか、20年なればこうなるんだよという賃金体系、そうしてこそ雄武町で住み続けたいという思うことに繋がると私は思う。仕事のやりがいにももちろん結びつくものだと思いますね。今は選挙やってるからなんですけども、私は国民の懐を温める方向、こっちの方にやっぱり経済のかじ取りを切り替えるということが、やっぱり今の不況を乗り越えるただひとつの道だと思います。もちろん私は雄武のこと言いましたけれども、雄武町は規模が小さくてもやっぱりその方向にこそ打開の道があるんだということを私申し上げたいと思います。だいぶ経っておりますんで次の問題に移らさせて頂きたいと思います。