雄武町議会 平成21年6月議会 2009年6月17日
「地域公共交通活性化・再生総合事業」参加について
2009年6月17日、雄武町議会の一般質問で、加藤孝義議員が質問し、町長 田原賢一、財務企画課長 原正美が答弁しました。
- 質問者
- 加藤孝義 議員
- 答弁者
- 町長 田原賢一、財務企画課長 原正美
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 6番 加藤孝義
6番、加藤でございます。通告に従いまして一般質問をさせて頂きます。3点ほどございますけども、1点目と致しまして、地域公共交通活性化再生総合事業の参加についてというような中味でございます。このことにつきまして沢木、幌内地区におきまして4月に議会の懇話会が開催されました。その時に双方の地区から今現在走っておりますスクールバスあるいは病院の患者送迎バス、保育所バス、それと公共の路線バスというものが走ってるんですけども、これスクールバスそのものは生徒、学生だけしか乗れないとか、あるいは患者バスには患者さんだけしか駄目だとか、保育所バスには保育をされる子供さんだけだというようなことで、同じ路線を非常にそのような複走して走ってということですけども、地域に住んでおりますお年寄りにすれば、町に買い物に行ったり、あるいはお友達のところに遊びに行くということになりましても、遠隔地につきまして現在の生活、年金生活者にしてみると交通費もままならんというようなことで、現実問題、目の前をいっぱいでない車が色々と走ってるということであるから、これらを何とか混乗させて、混ぜて乗せてもらえんかというような要望がありました。また、以前からもございまして、私も平成17年の議会にもこのことにつきまして一般質問させて頂いたんですけども、こういうような現状にあるということで地域住民にしますと人口は減ってくし、あるいはバス利用者も減ってくと、高齢化してくというようなことで交通弱者にすれば現在町でそれぞれに運行しておりますバス等に混乗されていれないかということになりますと、ややもするとお年寄りそのものが料金的なこともありましょうけども、引きこもりの生活をせざるを得ないと、これが効率的なことで運用できれば、それらの解消もできるし、経費の節減につながるんでないかということが1点ございます。このような方が言われてることは、そのような中味に解釈されます。また、経費でございますけども、現在宗谷バスと北紋バスがございます。それでこれらの経費について調べてみますと、宗谷バスに対しましては生活交通路維持費補助金として、平成16年には491万、平成19年、17、18もあるんですけど、ちょっと数字調べるのは間に合いませんでしたので、最近の数字ですと平成19年には546万円、平成20年には603万円と年々増えてきてるというのが実態でございます。いずれこの同じような方法でやるならばこの補助金は増向していくだろうということが想像されるわけでございます。また一方北紋バスにつきましては興浜南線代替バス車輛更新負担金ということで7年に1回ずつこれを負担金として納めてございます。これらの内訳みますと平成11年には3583万円が負担金として払われておりますし、また平成18年には2690万7千円ということが補助として、負担金として払われているわけでございます。このようなことで全道的に見ましても町村の中には非常に厳しいような財政もなってる中で利用者は現に減ってきているということを考慮して自治体としても苦渋の判断として赤字補てん等を打ち切るということが最近の新聞等々でも出ますし、またそれに替えまして町営バスとして運行整備するというような状況かと思われます。そこでですねこれを何とか解決するような方法ないだろうかということをちょっと調べましたところ、国土交通省では昨今の厳しい状況に置かれている地域公共交通について、その活性化に取り組み地域を総合的に支援することを目的に平成20年から地域公共交通活性化再生総合事業ということを実は創設されております。21年度につきましても本事業を全道に、この事業に乗るかということで公募しましたところ、3月分として北海道運輸局に22件の、こういうようなことに参画したいというような結果が出てございます。それでは国土交通省あるいは北海道運輸局はどのようなことをしてるんだということを見てみますと、これらの地域の公共交通総合連携計画策定のための協賛事業ということを実は1番初めにやりまして各町村、自治体が計画しております、いまいう赤字路線であるとか、あるいは乗客する人の人数が減ってきているということで負担も大変だから何とかしたいという、やめたいとか色々あるようなことで、とにかくそれを調査しないことにはいけないということで。国土交通省の出先機関であります北海道運輸局にそういうようなことを通してやられているということが1点。それの調査事項が終わったならば、次がこれらの策定事業の計画する事業ということのセットがあるやに説明ではなってございます。このようなことでもし町民がそういうことを要望して、複数の車でなくても、合理的であるいは公共路線バス等にも支払ってることについても本当のところどうなんだかということについての心配があろうと思います。これらで調査を1番初めにするということですけども、これが先ほど申しました、この事業に対する参加をしてみたらどうですかというようなことですけども、ちなみにどのようなことを初めに調査計画としてやっているんだと言いますと、地域生活交通の現状と課題というようなことが設問されるそうです。現況交通実態調査をしたり、あるいは利用者ニーズの把握だとか乗車人数の推移だとか、自治体が払ってる補助金の推移等々を調査されるそうです。それから地域公共交通総合連携等のこのような調査から策定されるというようなのが大方の中味でございます。ここで私と致しましては町中心から遠い沢木、魚田、あるいは幌内、青葉等々の方面から交通弱者のために現在運行しておる路線バス、スクールバス、患者送迎バス、保育所バス等々を統一した中で低料金で混乗出来るようなシステムを作るために、そういうこととまた毎年多額な補助金、あるいはバス会社に支払っておることも、これらのことを検討した中で打ち切るというようなことも厳しい町の財政改革の一環としては必要じゃないかと思うわけでございます。これらを実現するためにこれを管轄しております国土交通省が行っております公共交通活性化再生事業に参加したらどうかということが私の意見でございますけども、町長さんはこのことについてどう思われるかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
今、加藤議員のご質問については以前も確か石山議員の方からもこれと同じ内容のことでご質問を受けて私も町全体でですね、将来の交通網、また今現在不便をきたしている住民に対してどのような処置が出来るかというようなことで取り組みを致しますというふうに答弁をさせて頂きました。その後、それぞれの所管の中でですね、調査研究をしております。まだ総合的に部内協議をしておらない段階でございますけども、近いうちにそれぞれの所管の中でまとめた内容に基づいて部内協議をしていきたいというふうに思っております。ただ今回、国交省が提案しております地域公共交通活性化再生総合事業でございますけども、ご質問の通りですね、これは例えば今まで公共機関がそれを担っていた部分が非常に経済的に厳しい状況で、その交通機関自ら将来その路線を確保することが困難だとかそれからもう一方では交通機関が路線的に確立されてないところで、例えば集落があって、その集落が普段は交通機関が通ってませんよと。だけども住民生活する上においては是非交通機関が必要だという声に関して取り組むという内容のものとね、現在公共的な交通機関が運行しているところについてはなかなかこの制度は難しい状況であるわけです。だけども今のご質問の通り、将来的に公共的な交通機関も運行が大変厳しくなってくると、そういう時には地域とどう連携を図って地域の住民の足を確保するかということに関してはこの制度に乗ることが出来るんだというふうに認識をしております。その場合に必ず現状と課題、先ほどご質問ありましたけども、現状と課題だとかそういうこともきちっと精査をして、この制度に乗るように努めなきゃならないというふうに考えております。今具体的に取り組んでいる内容については担当の方からも若干お答えをさせたいというふうに思っております。
答弁 財務企画課長 原正美(財務企画課長は2012年3月まで)
まず、今、議員の方からご説明のありました生活路線の維持補助金の関係でありますけども、私の方もちょっと若干この近年の状況を拾っておりますので、改めて説明させて頂きますが、ご質問の中で話しありました通り16年に491万で、17年に520万9千円、18年以降、昨年20年度までは546万4千円というような内容になっております。20年度につきまして先ほど議員の方から603万というお話ありましたけども、残りの57万5千円につきましては北紋バスへの同種の支援ということでご理解いただきたいと思います。今町長の方からも答弁ありました通り、この地域公共交通活性化再生総合整備事業の関係でありますけども、一般的には平成20年度から始まりまして道内でも行われておりますこの事業については市内循環バスの再編ですとか、廃止に伴うスクールバスへの混乗、あるいはデマンドバスや乗り合いタクシーの導入といったようなことで行われておりまして、先ほどの答弁の中にもありますように、いわゆる交通空白区の解消というようなものに大きく主眼を置いたようなことやっています。一方、ご指摘の両路線バスでありますけども、町民のみならず、ここを通過する旅行者等の利用ももちろんあるわけでございまして、これらも踏まえた交通手段として確立していくためには、この事業をやると、仮にやるとしましても関係する市町村、枝幸町ですとか、反対側、北紋バス方面で言いますと紋別市、興部町等との一体的な協議組織がなければなかなか難しいのかなというふうに考えておりまして、現状としましては民間資本による路線バスが走っておりますので、この維持を図るのがいいのかなというふうに現状認識としてはしております。
質問 6番 加藤孝義
今いる民間で北紋バスと宗谷バスのことは今そのような事情があるというようなことですけども。それでは一方、町の経営、経営と言いますか、中でやってるスクールバスだとか、あるいは患者送迎バスだとか、福祉バスに住民の混乗ということは直接国土交通省の所管ではないと思われますので、これらに対して先ほどの混乗ということの要望についての希望をかなえてあげるということは出来ないのかどうかということについて質問致します。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
私も近年のね、近年の公共物を例えば民間が使用するときの制約というのはちょっとまだ私の調査の中ではまだしておりませんで、正確には申し上げられませんけども、通常ですね、有料ということにはならないんですよね。有料となるとこれは間違いなく営業ということになりますから、例えば無料で混在をするということに関してはもしかしたら今の制度の緩和処置がもしかしたらあるのかも知れませんけど、まだその辺も正確に調査をしておりませんけども、先ほどもご答弁申し上げましたけども、各課で今調査を重ねておりますから、部内協議の中でそれらについても検討をして、もし混在的にバス利用が出来るということになればですね、またその辺も取り組んでみたいというふうに考えておるところでございます。
質問 6番 加藤孝義
網走管内では現在大空町だとか湧別町、佐呂間町等が現実問題無料で混乗させてるというような実態もございますので、一つ積極的に早くにこれらの実現できることを一つ提言したいと思います。同じく問題と致しまして、これらの道内のバス事業に詳しい札幌大学の千葉先生ということでのコメントの中では地元負担がこれ以上増えないような施策は必要、自治体が独自で交通手段を確保する動きは今後も広がるであろうと分析したうえで地域住民も一体となってNPO法人によるバス運行など新たな公共交通の在り方を模索する必要があるということが言われているようでございますんで、今後このことにつきましてはかなえるような方向で積極的にやって頂きたいと思うわけでございます。