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雄武町議会 平成21年3月議会 2009年3月13日

教育行政の最重点は何か

2009年3月13日、雄武町議会の一般質問で、花田一夫議員が「教育行政の最重点は何か」について質問し、教育長 伊藤正己が答弁しました。

質問者
花田一夫 議員
答弁者
教育長 伊藤正己

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 11番 花田一夫

次に3点目でございますが、教育行政の最重要点は何かということで町づくりは人づくりということで、教育はやはり町の大きな原点ではないかと思うわけでございます。伊藤教育長最初の教育行政執行方針を拝見しましたが、素晴らしい教育行政執行方針の中で、私は教育には大きな3つの柱があるんではないかと思うわけでございます。その3つというのは家庭教育と学校教育と社会教育、この3つすべてが全部クリアできれば、これは完全なものなんですが、なかなか今の時代はテレビ、あるいは社会情勢等の関係で難しいと思われます。そういう中で新教育長はこの3つの柱の中で最重要点において取り組もうとしているのは、なんでしょうかということでまず伺いたいと思います。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

私も教育の原点については今も花田議員がおっしゃられました人づくりということが基本になってくるんだと思います。変化の激しい社会においてですね、豊かな心と健やかな体を持つ人づくり、これが求められてる部分だと思っております。豊かな人間性と創造性を備えた人づくりを行うためには、花田議員がおっしゃっております家庭教育、それから学校教育、社会教育、この3つともにですね、必要なものだと思っております。この3つの要素がバランスよく取れた教育環境の向上、これが必要だと思いますので、教育委員会としましてもこれらの責務を果たしていかなければならないというふうに思っております。

質問 11番 花田一夫

おっしゃる通りにバランスよく取れていれば、世の中も明るい、そして犯罪のない町になるんだと思うんですが、朝テレビを付ける、新聞を見ると、毎日のように色んな犯罪、事件、事故等が出ている状況の中で、私はこういう問題について一番欠落したのは家庭教育ではないかというふうに思っております。教育長とは考え方違うかも知れませんが、私はそう思っている。昔、テレビもない時代だったかも知れませんが、やはり小さい時から、あるいは親や孫爺さん、孫婆さんに躾や礼儀というものについては厳しく教えられたと思ってます。朝起きた時にはお早うございます。ご飯食べる時には頂きます。終わった時にはごちそうさん、ありがとうございます。そういうものがやはり私は原点だと思っているんです。ところが今の子供達は、うちの孫なんかでも私の方からお早うって言わなかったら、会ってもお早うって言わなくなった。どうしてお早うって言わないのって言ったら、嫌々ながらお早うって言う。それはやはり親がそういう躾をしないからだと思っているんです。だから子供の悪いのはやはり親の教育がなされてなかった。学校の教育といのは私は勉強の教えることが主であって、やはり家庭教育というのはやはり礼儀だとか躾だとか、良い悪いの問題がやっぱりこれが基本になるという思いなんですが、教育委員会の中でも大変この家庭教育というのは難しいと思うんですが、PTAを通じてですね、やはり家庭教育にももう少し重点を置く考えがないのか、伺いたいと思います。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

家庭教育につきましては、家族を大切にすることや他人に対する思いやり、生活のための習慣、これらが家庭教育というふうに言われておりますけれども、教育基本法におきましても家庭教育については家庭で行うものというふうに明記されております。ただ近年、核家族化とか夫婦共働き、それから子供の数の減少、これらによってですね、以前よりは家庭における教育力というのが低下してきてるのかなというふうに思います。ただ教育委員会としましてもこのまま黙って見ているわけでなくて、家庭教育を補完するためにですね、地域、学校、PTAと連携しながら親子が触れ合えるような学習機会の提供、それから子育て情報の発信などをもってですね、引き続き家庭教育に対して支援をしていきたいというふうに考えております。

質問 11番 花田一夫

時間がなくなりましたので、是非、家庭教育にバランスもあろうかと思いますが、重点を置いて、やはり礼儀、躾についてをきちんと教育してほしいと思います。次にですね、毎年行われております全国の学力テストの結果報告なんですが、教育長も知ってる通りに当初これらについては非公開ということで国も行ってきたわけですが、私は非公開ということは学力テストをやった意義がないのではないか、結果を知って初めてその学力テストのやった効果が生まれて来るんではなかろうかと。確かに公表するということになると、メリットとデメリットがあると思うんですがご承知のようにあちこちの県でこの学力テストの結果を公表することになりました。昨年、三浦議員の質問だったと思うんですが、この公表についての片岡教育長に伺ったら、公表する予定がないという話がされましたが、昨年の8月22日に文科省の初等中等教育局長の中でこの学力学習状況調査の結果取扱についてという通知が都道府県の教育委員会に出ました。この中でも色々あるんですが、当該市町村における公立学校全体の結果を公表することはそれぞれの判断に委ねること、また学校が自校の結果を公表することについてはそれぞれの判断に委ねるということで、今まで公表しないということが各自治体に委ねるということは、してもいいですよということに取られるんじゃないかと思うんですが、雄武町はこれについてどう考えるのかお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

確かに今、花田議員おっしゃられました通り、文科省の要綱の中に、実施要領の中にはそういうふうに記載されております。ただこの但し書きの方に書いてありますけども、本町調査により測定できる学力が特定の一部分であること、学校の教育活動の取り組みの状況や調査結果の分析を踏まえ、今後の改善方策と合わせて示すなど序列化につながらない取り組みが必要と考えられるという文言が記載されております。この件につきましては管内の教育長部会の中でも議論されておりまして、管内教育長部会としましても各市町村のですね、域内の市町村及び学校の状況についての公表は行わないと、こういう結果に基づきまして雄武町の教育委員会、教育委員会会議におきましても学力テストの結果はあくまでも学力の一部であり、学校ごとの順位や数値の公表は数の序列化につながる恐れがあることから、雄武町教育委員会は調査結果については公表しないという、こういうことで公表をしてない状況にあります。

質問 11番 花田一夫

そうすると教育長ね、各自治体にまかせるということですけど、今、教育長の話ですと網走管内の教育委員会の教育長会議の中で決めたことについて守るという考えなんですか。ということはですね、先ほども言いましたように各自治体に任せるということになったら、やはり網走管内に拘らなくてもいんじゃなかろうかと思うんですよね。今、教育再生懇談会というものが立ち上げられて色々議論されているんですが、その中についてもやはりこの教育委員会の在り方についても大いに議論されているわけです。先ほどから言いましたようにですね、公表することによってメリットやデメリットというものは必ず出るんですが、やはり公表してるとこについては最高の上位のとこであれば胸を張って、胸を張って公表するかもしれない、悪いとこについては恥ずかしいというのか、公表することによって何か萎縮するという思いもあってしないのか、別としましても私は低いば低いなりにやはり先生も生徒もあるいはPTAの方々も公表の結果によっては、これではいかんという思いもないとも限らないと思うんですがね。確かに管内の教育長会議の件も大事ですがやはり先ほど言いましたように教育はやはり人づくりの大原点であるし、町づくりの原点であれば、それに拘らないでやはり雄武独自の私は指針を出してもいいんじゃないかと思うんですけど、再度伺いたいと思います。

答弁 教育長 伊藤正己(教育長は2016年12月まで)

この全国学力学習調査ですけども、この結果を如何にどのように今後活用していくか、そこが問題なんだと思います。かい 公表するかしないかによって、それはあくまでももう一つの案だと思うんですけども。今どこの教育委員会もそうだと思うんですが、これまでの調査結果を踏まえてですね、学校改善プランというものを作成しております。この学校改善プランを基にして児童生徒の実態の把握と指導内容、方法等の改善に向けた取り組み、これを行うこととしてますので、公表よりは、公表はちょっと別に置いてですね、今までの結果を基にして今後どうするかということが必要なんだと私は思っております。

質問 11番 花田一夫

時間がなくなりましたんで、教育長は私は歴代で一番若くして教育長になれたと思っておりますし、この教育というのは短時間で私はなりうるものではないという思いがあるわけです。ですから時間をかけてですね、一歩一歩、雄武町の教育行政は素晴らしいと言われるような、教育長の本音でもってですね、理想の教育指針を守って頂き、青史に名を留めるようなやはり行政をして頂きたいと、こういうことをお願いして終わらせて頂きたいと思います。ありがとうございます。

出典:雄武町議会 平成21年3月議会 2009年3月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる