音更町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月13日
「通告に従いまして、子どもたちがありのままの自分でいられる町づ…」
2022年6月13日、音更町議会の一般質問で、石垣加奈子議員が質問し、町長 小野信次、保健福祉部長 堀田昇、教育部長 山本智久が答弁しました。
- 質問者
- 石垣加奈子 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、保健福祉部長 堀田昇、教育部長 山本智久
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 石垣加奈子
おはようございます。通告に従いまして、子どもたちがありのままの自分でいられる町づくりを進めるために一般質問を行います。全ての子どもは、健康に生き、学び、自由に活動し、大人や国から守られ、援助されながら成長する権利があります。1989年の国連総会で採択された子どもの権利条約の締約国は国連加盟国数を上回る196の国と地域に上り、世界で最も広く受けられている人権条約です。音更町の子ども・子育て支援事業計画は、子どもの権利条約の基本理念を踏まえて策定されたものであると考えます。様々な支援や施策が講じられ、今年は小学1・2年での30人以下学級の導入など前進していることも実感しています。国連子どもの権利委員会は、2020年4月に、コロナ禍の緊急事態や都市封鎖などを宣言した国で、多くの子どもが身体的、情緒的、心理的に重大な影響を受けていることを警告し、各国に子どもの権利を尊重・保護する措置を求める声明を出しました。その内容を紹介する絵本が日本で作られ、読んだ子どもからは、「コロナだからと我慢するものではなく、自分たちに意見を言う権利があることが分かった」などの声が寄せられています。自分に権利があることを子どもたちが知り、我慢するのではなく、子どもたちがありのままの自分でいられるように町づくりを進めることが必要であると考え、以下について伺います。1、コロナ禍で様々な制限が行われ、子どもの権利が尊重されていないと考えられるが、町の見解は。2、子どもたちは、権利の学びを深める中でお互いに他者の権利を尊重し合うことを学んでいきます。子どもだけでなく、子どもに関わる方にも学びが必要であると考えるが、学びの場を設けられているか。3、意見表明権の保障として、学校の制服や校則など、子ども自身が考え、決められるような取組が行われているか。4、家族の世話や介護などを担うヤングケアラーは子どもの権利への侵害ではないかと考えるが、町の見解は。5、子どもの権利を満たし、積極的な取組を進めるためにも、音更町で子どもの権利条例の制定が必要ではないか。以上、御答弁をお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
おはようございます。子どもたちがありのままの自分でいられるまちづくりについての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目のコロナ禍での様々な制限下における子どもの権利についてでありますが、長引くコロナ禍においては、緊急事態宣言のほかまん延防止等重点措置などが講じられ、私たちの生活に大きな影響を与えております。子どもたちにとっても同様で、就学前の幼稚園児、保育園児や小学生から高校生に至るそれぞれのステージにおいて、休校、休園や分散登校、行事の中止や変更、外出自粛などの制限が求められるとともに、日常生活においてもマスク着用や手指消毒、黙食といった感染予防対策としての新生活様式が求められるなど、これまでの日常が一変したことにより、様々な場面で、子どもがしたいことや気持ちを出すことを我慢せざるを得ない状況に置かれたことがあったものと認識をしております。次に、2点目の子どもに関わる方への学びの場についてでありますが、国は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う極めて大切な乳幼児期に、一人ひとりの子どもの人格や個性が尊重され、豊かな人間性が育まれることは、その後の成長にとって極めて重要であるとして、平成9年に「人権を大切にする心を育てる保育について」を発出しております。この通知を受け、それぞれの保育施設において、子どもと保育士、子ども同士の遊びやイベントなどを通じて、子どもが感じた喜びや悲しみなどの感情を大切にし、互いを尊重し合えるよう、職員会議を通じて保育士の研さんなどに努めております。また、町といたしましても、毎年、町内の保育施設の保育士を対象にした合同研修会を開催し、子どもの人権や権利を念頭に、子どもの主体性を重視した保育の重要性や信頼関係の構築方法、スキンシップの在り方などについて学ぶ機会を設けております。次に、3点目の意見表明権の保障のための取組についてでありますが、保育園では、年齢にもよりますが、散歩の行き先を園児たちで決めたり、描きたい絵を自分たちで決めたりしております。また、学童保育所では、児童がイベントの企画や司会進行を行うなど、日頃から子どもたちの自主性を尊重しつつ、自分がしたいことや自分の気持ちを伝えるような保育となるよう心がけており、子どもの意見表明権が保障できるような取組を進めているところであります。次に、4点目のヤングケアラーと子どもの権利の侵害に係る町の見解についてでありますが、ヤングケアラーについては、法的定義はありませんが、令和2年に国が実施したヤングケアラー実態調査における定義といたしましては、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っていることにより、子ども自身のやりたいことができないなど、自身の権利が守られていないと思われる子どもとされており、町としても、ヤングケアラーは子どもの権利の侵害であると認識しております。なお、本町において、これまでのところヤングケアラーとなる要支援児童の事例はありませんが、今年度から実施している重層的支援体制整備事業により、教育委員会などの関係機関とも連携・情報共有しながら、家族の病気やけがなどにより子どもが家事や介護をしなければならない事例が生じた場合には、速やかに対応してまいりたいと考えております。最後に、5点目の音更町における子どもの権利条例制定の考えについてでありますが、これまでも、一般質問において、子どもの権利条例の制定につきましては、条例は理念を柱とした規定が主となることから、より実効性のある方策として、音更町子ども・子育て支援事業計画に基づいた各種事業を着実に推進することで、子どもの権利を担保すると御答弁を申し上げてきたところであります。これは、国が平成6年に児童の権利に関する条約に批准した当初から、この条約と現行の関係法令は矛盾や抵触はなく、新たな立法や法改正を要しないとして法整備をしないことから、各自治体においては理念条例を制定する動きがあったところであります。しかしながら、国は平成28年に児童福祉法の改正を行い、第1条に児童の権利条約の精神、第2条に子どもの意見の尊重、子どもの最善の利益の優先を規定し、子どもの権利擁護を法律で明確化するとともに、現在会期中の国会において、こども家庭庁設置法案とともに、こども基本法案が審議されているところであります。このこども基本法案につきましては、子どもに関する問題は、例えば、いじめや少年犯罪の背景には児童虐待問題があることが少なくないように、それぞれの問題が相互に関連しているため、特定の分野に係る個別法による対応だけでは抜本的な解決にならないとして、法的に子どもの権利を定め、子ども施策を総合的かつ計画的に推進するために制定しようとしているものであります。町といたしましては、こうした国の動向を注視するとともに、町の附属機関である音更町子ども・子育て会議の意見も踏まえて調査研究してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 2番 石垣加奈子
それでは再質問をさせていただきます。まず、コロナ禍での様々な制限が行われ、子どもの権利が尊重されていないのではないかということですが、答弁にもありましたように、2020年春の一斉休校に始まり、学校の行事の自粛や縮小、給食時の黙食、マスクの着用などがいまだに続いています。これらの対策は感染予防には必要なことではありますが、子どもたちにとって制限の多い生活が続いていると思います。そういった気持ちが2020年7月に音更図書館で行われていた七夕の短冊にも表れており、早くコロナが収まって、マスクつけないようになりますようにという願いや、コロナにかかりませんように、十勝にコロナが来ませんようにというコロナに関する短冊が多くあり、子どもたちがコロナに対して不安やストレスを抱えていることを実感しました。ほかにも、十勝管内の小中学生の詩が掲載されている六花亭が発行している「サイロ」という詩集ありますが、そこにもコロナ禍で過ごす子どもたちの気持ちが詩で表現されていました。「あばれんぼう」と題した詩には、コロナを目に見えない暴れん坊が世界を支配していると表現して、みんなが我慢しているんだぞ、君も暴れるのを我慢してよとコロナに対して警告をしたり、「マスク地獄」という詩には、昨日も今日も明日も先生やクラスの人からマスクしろマスクしろと言われ、もううんざりだというストレスを抱えた気持ちが詩に込められていました。十勝で「子ども白書」が発行されていますが、そこに、コロナが終わったら何がしたいという問いがありまして、その問いに答えた子どもたちは、普通の遠足がしたいだとか学校の行事をいろいろしたい、机をくっつけて生活したい、マスクを外したいという声があり、中学生になると、部活への思いが強く、野球でいろんなチームと対戦したい、大きな声と歌で応援してほしい、祝勝会で焼肉がしたい、通常の野球を思い切り楽しみたいという声がありました。コロナ禍で感染防止対策として取られた様々な制約や制限の中で、コロナが終わったらこういう生活がしたいという子どもたちの切実な声ですが、どれも特別なことがしたいというわけではなく、コロナの前の当たり前に過ごしてきた普通の生活に戻りたいというものばかりだと思います。こういった切実な声というのは、町のほうでは把握などはしているのでしょうか。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
今、議員がおっしゃられた子どもたちの声、そういったものについては、直接子どもたちから私どもが聞くというよりは、例えば保育園の中でそういったことを先生方が聞いて、あと町のほうで定期的に行われている園長会議とか、あと子育て支援センターの会議等で、そういった声が保護者、子どもたちからあるというのはお聞きしているところでもあります。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
そういった声も町のほうに届いているということですが、それに対して何か具体的な対策とかが行われているかお伺いします。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
これらの子どもさんの思いについて、じゃマスクを外そうとか、じゃ部活をしようとか、そういったことが現実できるかといったら、コロナの勢いがまだあるといった中で、やっぱり命、それから健康を守る上では、これを理解していただいてまずは進めてもらうということが大切だというふうに考えております。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
音更町では今年に入り、学校での感染が広がっているので、感染対策がまだまだ必要なことだとは思います。ですが、そういったストレスや不安に対して寄り添う対応を今までもしていただいていると思いますが、より一層そういった対応をしていただきたいなと思います。そういったストレスが子どもたちの学校外での行動にも見られるというのが、私の町内で配られている学校だよりにも載っていました。公園の壁やトイレの便器に泥を塗るだとか花壇にボールを蹴り込む、人の家や車に石を投げつけるなどの訴えが地域から声が出ているそうです。そういった声はコロナ前よりも多かったということが学校だよりには書かれていました。コロナによる子どもたちの心の影響があるかもしれないということも書かれていました。学校でも対処はされていると思いますが、より一層、子どもの権利が尊重されていないと感じないような対応を今後一層取っていただきたいなというふうに思っています。続いて、子どもの権利についての学びの場ですが、保育施設においては、職員会議などを通じて保育士の研さんなどに努めておりますというふうに書かれています。子どもたちに対しては、子どもに、自分に権利があるんだよというような学ぶ機会というのはあるのでしょうか。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
保育士たちがそれぞれ研修なりしているということであります。その中で、子どもたちに対しても、権利があるといったことについては、当然、自分が大切であること、それから友達が大切であること、他者を認めるということ、そういったことを、それは日頃の保育の中で、友達同士、例えばおもちゃがあって、それがどうしても欲しい、でも友達が持っている、貸してほしい、そこでけんかになってしまう、そこは保育士が間に入って、どういった気持ちだったのか、貸してあげたほうがいいのか、そういったことを大人がフォローしてあげる、そういったことを子どもたちに教えていくというのは現場の中で行われているということであります。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
現場の中で行われているということですが、あと、子どもたちに関わる親御さんだとか地域の方がこういった子どもの権利について学ぶ機会というのはあるのでしょうか。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
そういったことは今の段階では行われていない、保健福祉の中でそういったことは行われてはいません。ただ、例えば、子育て支援センターの中で、子どもさんと親御さんが一緒に来られる。そういった中で保育士と、子ども同士がトラブルになったりとか、そういう中で、親にもその場を見ていただいたりとかする場面が出てくるということで、そういった理解を求めたりと、あと、場合によっては保育園の中でもけがとか、子ども同士の中でけがが起きて、その中でこういう人権というか、こういうことが、トラブルになった原因がこういうことになっていますよとかそういったことは、その場その場なんですけれども、全体的なそういうことは今行っていないということであります。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
権利については、そういった何かが起きたときに学ぶ機会というのがあるんですけれども、なかなか教えられないと学ぶ機会というのがないのかなというふうには私は思っています。私自身も、人権について、学生時代に習ったのかもしれないんですけれども、ちゃんと覚えていなくて、学ぶ機会はなかったように思っています。前職では保険会社に勤めていたんですが、そこでは人権研修というものがありまして、そこで具体的に人権を学んだというふうに思っています。保険会社ですので、これから保険の外交に出る方にもこの人権研修を行っていたのですが、ほとんどの方が、人権についてこれまで学ぶ機会がなかった方ばかりが多かったような気がします。それと、まず人権とはというふうに聞いても、なかなか答えられなかった方も多かったように思います。研修の中では、マナーと思いやりというテーマから始まり、男性、女性の役割、今でいうとジェンダーという言葉を使うと思うんですが、そういったものだとか、固定観念や偏見など、日々生活する中で起こる出来事で人権を考えるというものでした。最終的には、自分にも権利があり、相手にも権利がある、自分のこと、自分の言いたいことを自己主張ばかりしてしまうと相手を傷つけてしまうことになり、逆に相手に遠慮して自分が言いたいことを我慢してしまうと自分が傷ついてしまう。そうならないためにお互いの人権を尊重した対応をしようということを学びました。私がこの研修を受けて感じたことは、お互いを尊重し合うことは、争い事などが起きにくいし、大きく言えば戦争も起こらないのではということを考えたことがあります。ですので、人権というものをしっかり教える必要があるのではないかなと思うんですが、その辺の考えをお伺いします。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
今、議員がおっしゃられた、まず自分のことを認める、それから他者のことも認めていく、また、その中に今お話もありましたマナーとか、それは当然相手のことを思いながらということもあります。男性、女性のこと、固定観念のこと、それぞれがあるのかなと思います。先ほど、大人というか、そこに向けてのものというのは今現在していないということでありますので、そこができるのかどうなのか、子ども・子育て会議とか、あと関係機関、関係のところとまた協議しながら、検討というか調査研究させてもらいたいと思います。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
やはり学ばないと分からないというか、学ぶことによって自分自身の尊厳や価値に気づくことができますし、そして、自分だけではなく、相手にも同じ権利があることを知ることができます。人権の学びを深める中で、先生方や保護者など大人も人権を持った存在であることにも気づき、互いに他者の権利を尊重し合うことを学んでいきます。そして、大人は子どもを一人の人間として尊重し、成長や発達に必要な支援をしなくてはならないと思います。支援を具体的なものにするためにも子どもの権利を学ぶことが必要であると考えています。今後協議検討、研究していくということですので、ぜひ多くの町民、子どもたちが子どもの権利を学び、尊重できるまちづくりの取組が進むことを求めたいと思います。続いて意見表明権の保障についてですが、答弁の中では保育園の事例が載っていました。散歩の行き先を決めたり絵を自分で決めたりイベントの際の司会を自分たちで行うなど、意見表明権が保障できる取組を進めているということでした。そのほか学校での取組、質問には制服や校則などを自分たちが考えられるような取組が行われているか、答弁をお願いいたします。
答弁 教育部長 山本智久
御質問の中で、学校の制服あるいは校則など子ども自身が考えて決めているような取組が行われているか。私どものほうで、中学校のほうに制服が絡みますので確認しております。ほぼ全ての中学校でこのような取組を行っておりました。令和6年度からジェンダーレスの制服に変更していくことで今予定をしておりますけれども、まず、そのジェンダーレスの制服についてアンケートを実施する、あるいは検討委員会を設けて、子どもたちあるいは保護者、地域からも意見を聞いてみる、そのようなお話もありましたし、ある学校では、令和5年度にジャージを今変更する予定があるんですけれども、その中でも子どもたちから意見を聞いていると、そういう回答もあった中学校もございます。それから、校則に関してなんですが、昨年の春先に生徒から、髪型とSNSの利用に関して生徒側から校則の見直しの提案があった中学校がございます。それを受けて、やみくもに先生たちも否定をするのではなく、昨年1年間かけて、子どもたち、生徒、それから保護者、先生方と議論を重ね、今年度から校則の見直しをしたという中学校もございました。ただ、やみくもに一律に校則を改正しただけではなくて、一応この半年間は試行期間ということで、校則を変えたことで子どもたちが嫌な思いをしていないかどうか、そういうメリットあるいはデメリットをきちっと子どもたちにも、変えたことで何かデメリットがなかったかというのを考える機会をこの半年間きちっと学校側では行って、状況によってはまた戻すこともあり得ると。御質問のように、子どもたちにも当然権利や自由はあると思いますけれども、それに伴う社会のルールですとか、責任も伴うんだ、そういうことを学校としては学ばせるような機会になっていると、そういうことでございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
音更町では2024年度からジェンダーレスの制服を導入するということで、その中でアンケートを実施したり、子どもたちや保護者や地域の方の声も聞いているということで、安心しました。制服についても、生徒から申出があったということで、昨年ぐらいに、ブラック校則と言われるものがあり、ツーブロックの禁止など髪型の指定や下着の色を指定するなど、人権侵害とも言える校則や指導が問題となっていることが報道されていました。そのことにより、昨年の6月、文部科学省が、児童生徒の実情や保護者の考え方などを踏まえて、校則を絶えず積極的に見直すよう求める通知を全国の教育委員会に出しているそうです。校則の見直しで考慮すべきことの中には、先ほど言った児童生徒の実情や保護者の考え方のほかに、地域の状況や社会の常識、時代の進展なども挙げています。また、通知には、校則は学校が教育目的を達成するために必要かつ合理的な範囲において定められるものとし、校則が真に効果を上げるには、内容や必要性について、児童生徒、保護者との間に共通理解を持つようにすることが重要と指摘しています。今回、生徒のほうから見直しの提案があったということで、共通理解を持つように議論もされていたということで、安心しました。この通知を受けて、ほかの学校でも、時代に合わないような校則、行動や持ち物を過度に制限するもの、または根拠が何か分からないような校則がないかなど、学校に聞き取りなどした経緯などはあるのでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
特に聞き取りをしたというようなことは、すみません、ございません。以上でございます。
再質問 2番 石垣加奈子
今後そういったことをする予定もないのでしょうか。
答弁 教育部長 山本智久
私ども、毎月校長会、それから教頭会で先生方と意見を交わしてございます。その先生方のほうとの意見交換の中でそういう必要があるのかどうなのか確認をしてみたいなと、そのように思います。
再質問 2番 石垣加奈子
ぜひよろしくお願いいたします。校則や制服のほかに、コロナ禍では生理の貧困というのが社会問題になりましたが、音更町では生理用品を学校の保健室で受け取れるようにしていただいています。しかし、全国では女子トイレの個室に配置する学校も増えてきています。帯広市では、児童生徒が生理用品の確保に不安を感じることなく、より安心して学校生活を送れるよう、今後の取組を検討するために、中学校の2校で女子トイレに生理用品を設置し、そしてニーズや実情を把握するためのアンケート調査が行われていました。アンケートの結果には、トイレに設置を求める声が圧倒的に多いことが明らかとなっています。音更町では、児童生徒の発する問題の気づきの場として機能するために保健室で配布としていますが、やはり子どもたちの声もぜひ聞いていただきたいと思いますが、この生理用品のトイレへの設置について子どもたちの声を聞く場面を設けていただくことはできないか、お伺いします。
答弁 教育部長 山本智久
今御質問にありましたように生理の貧困ということで、生理用品については、保健室で希望する生徒さんにお渡しするように今もしてございます。昨年度までは経済的理由によりということでうたっていたんですけれども、今年度はその部分を外して、誰でも欲しい方はどうぞということでしてございます。トイレに置くかどうか、養護の先生ともちょっと話を聞いているんですけれども、衛生的な問題とかいたずらの問題とかやっぱりあるので、養護の先生としては、今のまま保健室で渡すほうがいいんではなかろうかというような意見も聞いてはございます。繰り返しになりますけれども、子どもの意見を聞くかどうかということについては、その辺も含めて校長会や教頭会、それから養護の先生などの意見も聞きながら必要があるかどうか判断していきたいと、そのように思います。
再質問 2番 石垣加奈子
実際に使うのは子どもたちですので、ぜひ子どもたちが不安なく学校生活が送れるように、子どもたちの意見を取り入れる場を設けていただきたいなというふうに思います。続きましてヤングケアラーについてお伺いします。町の答弁でも、ヤングケアラーは子どもの権利の侵害であるというふうに認識しているということでした。音更町では、ヤングケアラーの要支援児童の事例が今のところはないということですが、高齢化もどんどん進んでいますので、今後ヤングケアラーとなるような子どもが実際出てくるかもしれませんし、実際いるんですが、自分たちがヤングケアラーだと気づいていない子どもがいたりだとか、周りの大人たちがそれに気づいていないという可能性も考えられます。調査によると、ヤングケアラーの中には、勉強する時間や睡眠が十分に取れないなどの悩みを抱え、不登校や学校を休みがちになる、学力の低下など、子どもが深刻な状態に置かれています。そして、その多くは仕方ないと思い込むなど、誰にも相談せずにいるのが現状です。このような状態は子どもの権利条約に規定されている子どもの権利への侵害ではないかというふうに考えます。子どもは元気で健やかに育つための権利を持っています。これは、全ての子どもたちが持つ基本的人権として、子どもの権利条約で国際的にも定められています。世間では、子どもが家庭で手伝いをするのは当たり前だとか、昔は年長の子どもが年下の子の面倒をよく見ていたという見方は根強くあるかもしれません。しかし、一番の課題は、子どもが本来持っている権利が侵害され、子どもとしての安心や幸せ、心身の健康な成長が脅かされていることが課題の中心であると思います。ヤングケアラーを考える上では、子どもへの権利侵害という視点が重要になってくると思います。支援につなぐには、やはり周りの大人たちの認識、先生方の認識が必要であると考えます。ヤングケアラーの認知度は上がっていると思いますが、教員がケアラーではないかと気づけるような研修が行われているのか。また、学校としてケアラーへの対応が取れる体制が整っているのかお伺いします。
答弁 教育部長 山本智久
ヤングケアラーの問題でございます。今年の春先に厚労省の調査で、小学校6年生の6.5%、15人に1人ぐらいが家族の世話をしているというような報道もございます。昨年の9月になんですけれども、全道で、北海道の保健福祉部と道教委で、全道の中学校2年生と高校2年生に対してヤングケアラーの調査をしてございます。そのときに、中学校2年生では3.9%、26人に1人、全日制の高校生で3.0%、ですから30数名に1人ぐらいの方が家族の世話をしているというようなヤングケアラーの調査の結果が出てございます。その結果を見ますと、大多数が幼い兄弟の世話をしていて、ほぼ毎日お世話をしていると。ただ、半数の方々が学校生活にはさほど影響がなくて、誰かに相談するほどの悩みでもないというような回答をしているようでございます。ここがやはり、議員おっしゃるように、表に出てこない理由なんではないかなというふうに思います。御答弁でもありましたように、事例はありませんということなんですが、隠れた、見つけられない事例がもしかしたらあるのかもしれない。そういうとこにはやっぱり学校の先生たちの対応も非常に必要なんだろう。今学校にはスクールカウンセラーですとかソーシャルワーカーの先生たちがおりますので、その先生を通じて把握できるように努めていきたい。その研修等については、すみません、今の段階ではちょっと分からないんですけれども、それらを通じてなるべく早く把握できるように努めていきたいと、そのように思います。休憩(午前10時42分)
再質問 2番 石垣加奈子
研修などはまだ行われていないということですが、以前一般質問の中でヤングケアラーの質問があったと思いますが、その中で、児童虐待防止マニュアルを作成し、関係機関へ配布し、周知啓発をしていきたいというふうに答弁があったと思いますが、このマニュアルというのは作られていて、その中にもヤングケアラーについての項目が書かれているのを見ました。これをどのように活用しているのかお伺いします。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
今、虐待マニュアルのお話いただきました。虐待マニュアルについては、子どもさんが虐待、けがしているとかそういったことで、例えば学校にそのまま登校してきた、その辺について学校側から教育委員会、それから保健福祉部のほうに連絡があって児童相談所等と対応していくといったマニュアルであります。あと、そこにヤングケアラーのこともちょっと触れられてはいるんですけれども、この春に国のほうから、ヤングケアラーの支援に対する発見、着眼点、それからつなぎ方を整理したマニュアルが出されております。つい最近ですので、教育委員会と情報共有まだできていない段階なんですけれども、それが出てきております。今、今年度から重層的支援体制、断らない窓口というのも設置というか体制も組んで、このマニュアルも含めて今確認して、情報共有しながら対応していくということで御理解いただきたいと思います。
再質問 2番 石垣加奈子
新しいマニュアルができていて、これから共有して対応していくということでしたので、やはりヤングケアラーを気づくのは、学校などの先生方が一番気づきやすいのかなというふうに思います。そういった視点で子どもたちを見ていただけるような体制を整えていただくことをお願いしたいと思います。最後に、子どもの権利条例の制定についてですが、これまでは、子ども・子育て支援事業計画に基づいた各種事業を推進することで子どもの権利を担保することという答弁がありました。ですが、この事業計画に基づいていろいろな施策が進んでいるのも私も実感しています。コロナ禍で、感染予防対策として手洗いが重要になっていますが、冷たい水しか出なかった手洗い場に温水が出るようになったことは子どもたちもとても喜んでいました。2020年9月に行った私の一般質問では、教育評論家の尾木直樹さんの言葉を借りて、子どもの発達と権利を保障するために今こそ少人数学級を実施してほしい、子どもたちに少人数学級をプレゼントしてほしいというふうに求めました。そして、今年4月から小学1・2年での30人以下学級が導入されました。また、就学援助費や奨学資金もコロナ枠が引き続き設けられました。さらに、子どもたちへの学習支援事業、調理実習事業、体験学習等の参加費の補助、さらには重層的支援体制整備事業で包括的な支援体制整備が図られるなど、音更町で子どもの権利を守る支援が拡充しているというふうに実感しています。子どもたちの抱える問題としてよく取り上げられるいじめや差別、自己肯定感の低さや無力感なども子どもの権利に深く関わる問題です。子どもの権利について理解を深め、子どもの権利条約にうたわれている精神を浸透させることが子どもたちを取り巻く様々な課題の解決につながり、そして、子どもも大人も生き生きと安心して過ごすことができる環境がつくられていくというふうに考えますが、こういった視点での条例の制定についてのお考えをお伺いします。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
今お話いただきました。今、町として条例制定するに当たって考えなければならないことが何点かあります。まず法体系であります。例えばなんですけれども、女性の権利だとか障がい者の権利。女性の権利については、女子差別撤廃条約というのが昭和54年に採択されて、昭和60年に批准されております。これを受けて国は男女共同参画社会基本法というのを制定して、男女共同機会均等法、配偶者から暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律など個別の法律を整備しております。町もこれに対して平成27年に音更町男女共同参画プランというのを作成して各種事業を進めている。また、障がい者の権利についても、障害者権利条約というのが平成18年に採択されて、平成28年に日本で批准をしております。これに障害者基本法というのが整備され、障害者総合支援法、障害者差別解消法、障害者雇用促進法などの個別法が整理されていっております。これらの状況を見ると、まず憲法があって、それから条約、人権に関するものがあって、その次に国内法として基本法が整備されていくと。そしてその下に個別法がぶら下がっていくというような状況にあります。今まさに国のほうで、憲法があって条約があって、基本法、子どもの基本法案というのを今整備しようとしているところであります。またそういった状況を、動向を踏まえていかなければならないのかなというふうに思っております。また、今女性の権利、それから障がい者の権利、子どもも、日本の憲法、また法律において全て平等というふうになっております。憲法14条、「すべて国民は、の下に平等であって」ということであります。その中で、子どもだけその条例を制定するというのがどうなのか。今の法体系というところをきちっと見据えて考えていかなければならないだろうということであります。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
法体系とか憲法の話がありました。憲法には平等のこともしっかり書かれていますが、子どもの権利という認識がまだまだ町民には薄いのかなというふうに思っています。社会全体に子どもの権利への認識があれば、家庭の孤立を防ぐことができますし、みんなで子どもに関心を持てば、子どもの権利が尊重される優しい世の中になるのではないかというふうに私は考えています。日本で初めて子どもの権利条例をつくった神奈川県川崎市では、子どもの居場所が大切という条例に基づいて、子どもの居場所、子ども夢パーク、通称ゆめパが造られました。居場所とは、ありのままの自分でいる、休息して自分を取り戻す、自由に遊び活動する、安心して人間関係をつくり合うことができるところ、それを具現化した施設を造ろうと、子どもや大人が協議して造られた施設だそうです。コロナ禍でもこのゆめパは一日も閉めなかったそうです。部屋の風通しをよくし、子どもたちが創意工夫したビニールカーテンや仕切り板を置き、毎日30人くらいで食事しているそうです。所長を務めていた方は、感染対策も子どもと学び、どうしたら楽しく食事ができるか考えたと話しています。また、子どもたちは本来すごい力を持っているのですが、けがや失敗を恐れる大人の不安がその挑戦にブレーキをかけてしまいます。安心して小さな失敗を重ねながら危険を予知、察知して、それを回避したり自分で判断できる力を養います。ここでは子どもたちがやってみたいことに挑戦できる環境づくりを大切にしていますというふうに語っていました。7月にはこの施設に通って作られた映画「ゆめパのじかん」というものが公開されるそうです。十勝での上映は今のところ予定されていないようなんですが、ぜひ子どもの居場所づくりのために見てみたい映画だなというふうに思っています。音更町では、今年4か所目の子ども食堂が開設され、子どもの居場所が増えてきていますが、毎日通える場とはなっていません。子どもの権利には四つの権利があり、生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利、この権利を子どもも大人も理解し、音更町の子どもたちがありのままの自分でいられるようなまちづくりを進め、子どもに優しい音更町となるためにも子どもの権利条例を制定することを求めまして一般質問を終わります。ありがとうございました。
答弁 町長 小野信次
石垣議員、いつもこうやって身近なお話をしていただけることに改めてまた感謝申し上げます。子どもたちがありのまま、自分でいられるまちづくりを進めるためにということで、石垣議員として考えられた今の音更町にあっての子どもたちの環境ということでのお話かなというふうに思っております。冒頭で、コロナの今の状況下の中で子どもがみんな我慢しているじゃないかというお話がされました。それは、どなたもみんな我慢してきた中で、特にお子さんに対してはこういったことがまだ長引いているじゃないかというお話で、その中にマスクのお話もありました。そういう認識が今の音更町の中にあるのかないのかというお話もされました。とはいえ、コロナ全体だけを申し上げると、全体としては、その数値としては、そんなに極端に下がっているわけではないといいながらも、全体としての安全性という中では落ち着いているという状況には、少しは改善してきている方向にあるのかなというふうに思っています。問題は、今御指摘あったように、子どもが、マスク、そしていろいろな、今運動会も始まっているわけでありますけれども、そういった中で、我が町とすれば、でき得る限りその状況下の中で苦痛にならないような対応を今取っているというのが現実で、それは理解されているというふうに思っております。また、そういった中で、この長い期間の中でどうやって音更町が子どもの生きやすいような方法を取っていきたかというと、これ制約はあると思う、環境の中で。コロナという中は、これは私たちでは想像つかなかったけれども、その現況下にあるということだけは間違いない。その中で、石垣議員さんが最後にも言われたけれども、子ども食堂のお話されました。これは、今の子どもたちが生きやすいという中で、話がだんだん後にヤングケアラーの話も出ましたけれども、どうやって、学校というけれども、そうじゃなくて、一般の人も含めて、どういうふうにしたらそういった情報が得られるかという中でも、ただ食事が取られていないとかと、そういう問題だけの指摘で子ども食堂があるわけでない。それは、石垣議員さんも子ども食堂を運営されているから分かると思う。いかに皆さんが一緒になって寄り添う場所をつくるか。そしてまた、そこには子どもの居場所づくりというお話がありました。これは、今子どもが外で遊ぶという環境がありそうで、さっき神奈川県の話したけれども、わざわざその施設を造らなかったら遊びの場がないという、そんな感覚で、それが成功事例は分かるけれども、私たちは、この環境で音更町という町があるんであれば、そういった環境はまだこんなにあるじゃないかという、逆にだよ。そこに視点を置くということも私は提言の中で入れてほしいなというふうに思っております。そういった意味では、子どもの居場所づくりの中では、まずは子ども食堂、そして、神奈川県の話もいいけれども、音更町の話しましょうや。昔からあるエコロジーパーク、そして、最近まで、冬も遊びたい、そして、遊ぶためには屋内の施設が必要だとよくずっと言われてきました。しかし、私たちも、本町にあって、どういったまちづくりの体系の中で、我が町で、じゃ環境が整っているのかいないのかという中では、さっき言いましたエコロジーパークも含めながら、そしてまたこの環境の中で道の駅もありながら、さらには、今また再整備をした道の駅のこれを造るときも、皆さん方から、それも踏まえて、従来のただ物販する道の駅じゃなくて、この本町、例えば、エコロジーパークというのは十勝川温泉のほうだから。でも、こっち側でさらに、室内といったときに、子どもの遊び場というのは、子どもに限定したところだけじゃなくて、石垣議員さんたちがやってくれているような共栄コミセンの子ども食堂も含めてそうなの。施設の利用の中にも、学校も、それから地域コミュニティセンターも含めて、みんながそれを利用する。そして、もっと利用頻度を高めて自分たちの財産を稼働させていくという意味では、そこにぜひまたその環境を生かしてほしいなというふうに思っておりますし、あと、コロナ禍の中で、子ども食堂もそうだし、もっと振り返ってみてほしいのは、本もそうだった。それからおもちゃも、コロナ禍のとき、貸し出すよといって、そしてそれも現実やってきた。だから、我々はやったやったという話をするものでないんだ、行政は。あくまでもそのステージ、皆さん方が生活しやすいようなステージをつくるというのが行政の仕事だと思っていますので、そのことについてはたまには、この間もお話ししたんだけれども、こんなときこそ、皆さん方議会の人たちも頑張ってくれた。でも町もこんなことやっていたねということもちょっとは言っていただければありがたいなというふうに思っていますので、ぜひその辺はよろしくお願いをしたいというふうに思っております。また、最後のほうの子どもの権利条例、これは石垣議員さんのみならず、神長議員さんからもお話がありました。これは、我が町として本当にそれがどうなのかということは、今堀田部長からもお話がありました。理念条例といっても、どうなのかなという話もありますけれども、私たちは、今国がしっかりとそれを見定めてやってくれているという中で、行政の中でどう生かすかという中では、先ほど答弁の中でもお話しさせていただきましたし、今石垣議員さんからもお話をいただきましたが、私たちは実効性のある方策、施策の中をしっかり組み立てていくということが行政のやる仕事だと思っていますので、子ども・子育て支援事業計画に基づいたという話、さっき再度繰り返していただきましたけれども、これを確実に推進する、そしてその中で、子どもの遊び場対策も含めて。それがただただ教育という部門で、教育施設というふうな話じゃなくて、至るところでそういったことが可能な状況にまちづくりとしてつくり上げていくというのが私たちのやる仕事だというふうにも思っていますし、それは石垣議員さんも御理解いただいているなというふうに思って先ほどから聞いておりました。この辺はこれからも、何といいましても、先般の議会の中でもお話をさせていただきました。リクルートが、住んでいる人が実感をする。その中で、住み続けたい町、それに2022年にまた、これが3年間も続いてごらん。そういった実感を住んでいる人たちが持っていてくれての話で、札幌白石区、そして厚別区、河東郡音更町となっているわけでしょう。これは阿部議員さんのときも言ったけれども、全体バランスが取れた町でなかったら。例えば子育てだけで突出している町もあるよ。それはあなた方も分かると思うけれども。そこだけ特化してやるまちづくりじゃないと思う。全体像で、医療、福祉、そして教育も含めて。行政というのは、そういった3本柱って、柱はたくさん建てても、どう着実に目の前のものを解決していくかというときに、全体バランスをちゃんと取ってやらなければ駄目。だから、よく行政で言われたときに、経済が優先なのか、それこそ福祉社会充実が大事なのかという、そのどっちが先かという論議を昔はよくしていたんだよ。そうじゃないのさ。成熟した町になってきたときは、全体のバランスとして、そして、子どもがもちろん生きやすいのも大事。でも、こうやって議員の皆さん方も意見をしっかりと伝えられること、そういったまちづくりをやっていく上で、さらに、先ほどから出ていますように、子どもの権利条例というお話は分かりますけれども、これは私たちがそれをないがしろにしているわけじゃなくて、私たちは私たちとして音更町のまちづくりの中に基本的な政策を打ち出しながら取り進めているということも理解をいただいてほしいなということを申し伝えて、さらには、共にこの町にとって、私は自分が議員、23年前に、一番最初にキャッチコピーというか指針として打ち出したのは、その当時やったのは、21世紀の子どもたちのためにとやったんだよ。ところが、それをまねする人も出てきたから、明日の子どもたちのためにと言ったら、後に北海道知事になった高橋はるみさんも明日の子どもたちのためにと、ずっと後からだよ、言ったの。そういった土壌がある音更町だから、夢持って子どものために頑張ってください。以上。