みんなの議会

音更町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月13日

「通告に従いまして、男女共同参画社会の実現を目指し、質問させて…」

2021年12月13日、音更町議会の一般質問で、三浦和子議員が質問し、町長 小野信次、企画課長 重堂真一、企画財政部長 吉田浩人、副町長 宮原達史、教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸、総務部長 鈴木康之が答弁しました。

質問者
三浦和子 議員
答弁者
町長 小野信次、企画課長 重堂真一、企画財政部長 吉田浩人、副町長 宮原達史、教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸、総務部長 鈴木康之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 三浦和子

通告に従いまして、男女共同参画社会の実現を目指し、質問させていただきます。第6期音更町総合計画はSDGsの視点を踏まえて策定されており、SDGs5「ジェンダー平等を実現しよう」の目標に対する自治体の役割は、「自治体による女性や子どもなどの弱者の人権を守る取組は大変重要です。また、自治体行政や社会システムにジェンダー平等を反映させるために行政職員や審議会委員などにおける女性の割合を増やすのも重要な取組といえます。」と明記しています。また、おとふけ男女共同参画プランの基本目標2「男女が共にあらゆる分野に参画できるまちづくり」の施策の方向1「審議会等への女性参画の推進」には、「男女の多様な意見を反映することのできるまちづくりを進めるため、町が設置する審議会等への女性参画拡大を進める。」とあり、主な取組として「審議会委員等へ積極的に女性を登用するよう促す。」と掲げています。政策方針決定の場に女性の参画を進めることは「みんなが住みよい 選ばれるまち おとふけ」のまちづくりに必要不可欠と考えます。そこで、多様性を包摂し、すべての人の人権が尊重され、誰もがその個性と能力を発揮してあらゆる分野で活躍できる共生社会の実現を目指し、男女共同参画社会を確固たるものにするために町の姿勢を伺います。1、第5期音更町総合計画後期分では、男女共同参画のめざす方向を「協働のまちづくりを進める基本として、性別を問わず誰もが能力を発揮してあらゆる分野に参画できる男女共同参画社会の実現をめざす」とし、平成32年度の各種審議会などへの女性委員登用割合の数値目標を40%と設定していたが、実際の女性登用の割合はどのような状況であったのか。2、令和3年4月1日現在の音更町の審議会等の女性登用の割合は約28%であり、依然として女性の登用率は低い状況であるが、この状況を町としてどのように認識しているのか。3、審議会等委員の人選に当たって町はどのような対応をしているのか。また、審議会等への女性登用の割合を高めるためにどのような配慮や取組をしてきたのか。4、第6期音更町総合計画においては審議会等への女性登用の数値目標を示していないが、男女共同参画社会の実現のため審議会等への女性登用の本来あるべき姿をどのように想定しているのか、認識を伺いたい。以上、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

男女共同参画社会の実現の御質問につきまして、関連がありますので一括してお答えをいたします。本町における各種審議会の女性登用率でありますが、地方自治法第202条の3で定められております附属機関に該当する各種審議会では、令和2年度の実績が26.5%、本年度の実績が28.4%となっており、いずれも、第5期総合計画において目標としておりました40%に届いていない状況にあります。各種審議会委員につきましては、産業、福祉、教育などの各分野や関係する団体、地域や年代などにも考慮するなど、各種審議会の目的に応じてバランスよく選出するように配慮しているとともに、音更町まちづくり基本条例において、第10条で町民参加の推進、第13条で男女共同参画に関する規定が設けられていることから、公募委員や女性委員を積極的に登用するよう取り組んできたところであります。こうした取組により、女性委員の登用率が40%を超える審議会が複数ある一方、関係団体などから推薦される方により構成する審議会などにつきましては、その団体などの役員に女性の方が少ないなどの理由により、女性委員の登用が困難な場合もあり、全体として目標の40%に満たない状況になったものと認識しております。第6期総合計画で掲げておりますまちの将来像「みんなが住みよい 選ばれるまち おとふけ」を実現するためには、女性が政治、経済、地域社会など様々な分野や団体などで活躍することが必要不可欠と考えております。このため、引き続き各種審議会における女性委員の登用を推進することで地域における女性の活躍を町が先導するとともに、性別による固定的役割分担意識の解消など、地域社会全体に男女共同参画の考え方が浸透するよう普及啓発に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 10番 三浦和子

御答弁ありがとうございます。男女共同参画社会の実現に向けまして、私は町の審議会等について調べてまいりました。その中では、各企業や団体、職責を担っている方々はじめ多くの町民の皆様がまちづくりのために御苦労、御尽力いただいていることが分かり、心から感謝の念が湧き上がりました。まちづくりのために一生懸命力を尽くしてくださっている方々に感謝申し上げますとともに、女性も男性も共に支え合う住みよいまちづくりに私も力の限り参画する決意の下で再質問させていただきます。まず、おとふけ男女共同参画プランは2015年、平成27年度から始動していますし、第5期総合計画後期分はその趣旨が盛り込まれてきていると思います。第5期総合計画における女性委員登用率を見るならば、平成26年度は24.6%ですが、平成34年度には40%と、目標数値を高く掲げたこのときの町の姿勢には大変感服いたしました。ですが、その実現のためには相当の覚悟があったのではないかと思っております。しかし、32年度の達成は先ほど申された、報告を受けたとおりでしたが、この5期総合計画後期分がスタートした2016年から、平成28年以降毎年の進捗状況をもうちょっと詳しくお聞きしたいと思います。

答弁 企画課長 重堂真一(企画課長は2022年3月まで)

総合計画の後期計画におけます女性委員の登用率の推移でありますけれども、平成28年度が26.8%、平成29年度が27.2%、平成30年が27.3%、令和元年度が御答弁にありましたように26.8%で、令和2年度が26.5%というような推移となってございます。

質問 10番 三浦和子

ありがとうございます。令和2年度40%に全然達しなかったというこの大きな要因は、先ほどの御答弁では団体のところの役員も少ないというようなこともありましたけれども、それだけでしょうか。大きな要因はどのように押さえているのかお伺いしたいと思います。また、その対策はどのように取られたのかもお伺いしたいです。

答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)

なかなか率が上がっていかない要因はというお尋ねかと思います。審議会等の委員の選任に当たりましては、町長からの答弁でもありましたとおり、地域ですとか、それから年代とのバランスを考慮しながら、公募も含めて女性委員を積極的に登用するように努めているところでもあります。ただ、関係団体から委員を推薦していただく場合などにつきましては、どうしても団体の役員等の男女構成などの事情にもよりまして女性委員の登用が難しい場合もありますので、そういった場合については女性委員の割合が低くなってしまう傾向にあると。それからまた、専門性を有するような審議会、例えば地籍の調査の関係ですとか、そういった関係でも女性委員の割合が低い傾向にあります。それとあと、例えば防災会議みたいな、こちらは充て職を委員にしておりますので、例えば警察の関係ですとか自衛隊の関係ですとか、そういった充て職の方に女性がいなければどうしても女性の割合が低くなってしまうというような傾向にあるので、そういった総合的なものを含めると、平均すると令和2年度については28.4%と。ただ、その一方で、福祉関係の審議会委員であったり、そういう分野については女性の割合の高い審議会もあります。ですから、その中で、女性の方が参加しやすい、あるいは参加しづらい委員の中で、平均的には今なかなか40%までには到達していないという状況であります。対策といっても、これといってなかなか具体的な対策を打つのも難しいんですけれども、先ほど答弁にもありましたように、女性の方がいる団体につきましてはなるべく女性のほうを委員のほうに推薦してくださいというお願いもしながら何とか女性の登用の向上に努めているというところであります。以上であります。

質問 10番 三浦和子

第6期音更総合計画では、これは私が議員になってから出てきたんですけれども、ここには女性委員登用率の数値目標は掲げていないんですが、これはどういうことだったんでしょうか。

答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)

第6期の総合計画で目標数値を設定していないということであります。第5期総合計画におきましては審議会等の女性委員の登用割合の目標40%を設定しまして、男女共同参画の一つの目標指標とさせていただいていましたけれども、第6期総合計画におきましては新たに共生社会という分野を設けさせていただきまして、その中で男女共同参画社会の実現を目指すこととしておりまして、男女の地位が平等だと思う町民の割合、あるいは積極的に育児に参加している父親の割合を目標指標として設定をさせていただいています。この6期総の中では、改めて審議会等のそういった女性委員の登用割合の目標指標は設定はしていないんですけれども、一般的には組織の中の少数の者の割合が3割になると一定程度組織の意思決定に影響力を与えるというふうに言われていますので、そこは最低ラインとして考えておりますけれども、女性に限らず、まちづくりの様々な分野の中で様々な方の意見が反映できるような環境を整えていくことが重要であると考えておりますので、引き続き審議会等の女性委員の登用割合も高めながら地域社会における女性の活躍を後押ししてまいりたいというふうに考えてございます。以上です。

質問 10番 三浦和子

「広報おとふけ」では、男女共同参画に対する理解を深めるために「すすめよう!男女共同参画」、または本年度においては「共生社会の実現に向けて」ということで連載されております。私も毎月興味深く読ませていただいているところですが、本年10月に掲載されているシールアンケート調査結果というところがあったんですけれども、それを読みますと、男女共同参画に関する言葉の認知度の深まりやジェンダー平等に関する意識の変化が読み取れ、性別で固定されている役割分業意識は解消の方向に向かっているように私には思えました。それに比べると現在の町の審議会等の女性登用率は28%というのは、平成26年度から比べますと何ら改善されていないように私には感じられます。これはSDGs進めていく中では非常に大きな問題ではないかというふうに思っているのですが、さらに、先ほどの質問と重複しますけれども、大きな原因は何なのか、もうちょっと掘り下げていることはないのでしょうか、お伺いしたいです。

答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)

更なる原因、要因というお話なんですけれども、先ほど御答弁させていただいたことに尽きるのかなというふうに思っています。なかなか女性委員の登用率が上がっていかないということなんですけれども、そこにつきましては、今後どうするかということもいろいろ考えてはいます。そういった中で、例えば性別などを基本として一定の比率で人数を割り当てる、そんなことも今後検討していかなければならないかなというふうには考えています。現状を踏まえますと、女性の方の委員を担っていただける環境を整えていかなければならないということと、それには、性別に関係なく、これまでの固定的な意識を変えていかなければならないということもあると思いますので、引き続き男女共同参画社会の実現に向けました普及啓発に努めてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 10番 三浦和子

おとふけ男女共同参画プランの推進管理には、「庁内推進体制の充実」として、関係部署の横断的な連携を図り、各施策の全庁的な推進を図るとありますが、審議会等の女性登用拡大に関して全庁的にこれまでどのような連携が図られ、どのような対策が取られてきたのかお伺いいたします。

答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)

連携というお話でありますけれども、審議会等委員の選任に当たりましては、先ほども申し上げましたとおり、地域ですとか年代等のバランスを考慮しながら、これまでも、まちづくり基本条例等に即しまして、公募委員、それから女性委員を積極的に登用することに努めてまいりました。その中で、町内には地域で中心的な役割を担っている女性の方たくさんいらっしゃいますので、常にそういった方の情報も、庁内連携しながら情報も収集しながら、審議会等の委員を選任するための参考にもさせていただいておりますので、そういった中で横の連携も図りながら、そういった人材も発掘しながら登用に努めているというところでございます。以上であります。

質問 10番 三浦和子

各審議会や協議会等の委員名簿を見させていただきました。審議会等の目的に合った幅の広い職域や領域から人選されているということは理解いたしました。それぞれの審議会において適任者を選任されているとは思うのですが、構成員に対する女性の割合が30%を超えている審議会は34のうち16であります。先ほど御答弁にもありましたように、図書館や福祉、保健の分野などには女性が多く参画しておりますが、防災会議、国民保護協議会、公害対策審議会、奨学資金審議会、青少年対策委員会などは女性比率は一桁台であり、極端に少ないです。さらには女性がゼロ人という審議会が六つもあります。この現状について町はどのようにお考えなのかお伺いしたいと思います。

答弁 副町長 宮原達史

繰り返しになりますけれども、今上げていただいた団体、審議会につきましては、ほぼ充て職といいまして、何々会の会長さんだとか何々会の事務局長が審議会の委員になるとか決まっていますので、こちらのほうで女性の比率を上げる上げないという前に、審議会の委員がもう、団体からこの方が来るということですので、先ほど部長が御答弁申し上げましたように、そちらの団体のほうで女性が就任していないとなかなかそれはこちらの審議会のほうも女性の人数が増えない、比率が上がらないということでございます。それならば審議会のほうももっと自由に選べるようにすればいいじゃないかということもあるんですけれども、そうなると今度審議会の性格が変わってまいりますので、先ほども例として出していますけれども、防災会議だとか、先ほど議員さんおっしゃられた国民保護だとか、そっちのほうはどうしても自衛隊だとか警察だとかそちらのほうの充て職も多いので、なかなか自由にならないというのが現状でございます。ただ、そういう中で今28%を維持しているということは、ちょっと言いづらいんですけれども、ほかの審議会は割と女性はここ近年比率が上がってきているんじゃないかと考えております。以上です。

質問 10番 三浦和子

防災会議は後ほど私お話ししたいと思いますが、まず教育に関するところを見ますと、町内の小中学校の児童や生徒はおおむね男女半々だと思います。教職員も女性が多くなってきており、小学校ではもう半数以上が女性教職員が占めているのではないかと思われますけれども、音更町教育委員会の構成員は5人であり、そのうち女性は1名です。さらに奨学資金審議会は構成員11人中女性は2名であります。各委員の方々は適任であると思いますし、そのことに私は全く異論はないのですけれども、ジェンダー平等という視点から見直すならば、男女の比率があまりにもアンバランスのように思われます。女性登用拡大のためにここのところはどのように対応してきたのかを具体的にお伺いしたいです。

答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸

私のほうからは奨学資金の審議会の委員さんの件について御答弁申し上げます。奨学資金につきましては充て職ということで、各中学校の校長先生以下、各委員さんについては充て職ということなものですから、先ほど町のほうからも答弁あったとおり、各団体の委員さんの関係で今の現状になっているということで御理解をいただければというふうに思います。以上です。休憩(午後 2時23分)

質問 10番 三浦和子

次、個々のことはと言われて、ちょっと詰まるんですけれども、防災会議の中身のことじゃなくて、防災会議のことについてちょっと言わせてください。近年の災害の体験から防災組織の女性参画というのはすごく重要視されていると思うんです。充て職でたくさん多いというのは、私、そこはよく分かりました。そこも変えろというふうなことは今全然主張しておりませんけれども、早急に何らかの方向を取って女性の参画を多くしていく必要があると思います。充て職という言われ方を初めてお聞きしましたけれども、そこのところは今のところしようがないと思いますが、それ以外の枠で配慮できることはやって女性参画を進めるようにしていただきたいなというふうに思っています。それで、女性の参画率を高めるためにはいろんな方法が、町のほうでも工夫されているとは思うんですけれども、再確認も含めてお話ししたいと思います。先ほども企画部長のほうからありましたけれども、たくさんの活躍されている女性いらっしゃいますので、ぜひたくさん参加できるようにと思います。いろんな町民の方の御協力をいただくために、今もいただいていますけれども、さらに広い枠でという意味でです。一つには、先ほどの充て職というんですか、職域指定というんですか、そういうところについてはその必然性も含めて検討して、さらに柔軟な対応、そこが女性に代われるところはないのかというような柔軟な対応を図る必要があるのではないかと思います。それから二つ目は団体推薦委員です。先ほどから団体の役員の方になかなか女性がいないのでというようなことでしたけれども、別に役員、長の方でなくてもよろしいと思います。各団体に対して、推薦に当たっては男女共同参画の視点から女性の推薦も配慮していただくよう特段の協力を要請するということも大事なことだと思います。それなりに考慮していただけるものだと思っています。三つ目の公募枠ですけれども、公募枠につきましても男女双方から応募が促進されますように格段の配慮が必要だと思いますし、また、所属とか肩書、経験年数にとらわれずに幅広い人材登用をしていく必要があると思います。さらに、現在まちづくりに御協力、活躍していただいている女性委員の方々、何人もいらっしゃいますが、その方たちの御意見も伺って、女性がまちづくりに参加するためにはどんな人材育成が必要だったというようなことを取り上げて、そこは考慮してぜひ人材育成に向けた取組もしていただきたいと思います。そういうことによって幅広い人材をさらに登用することができるのではないかというふうに私なりに考えておりますが、いかがでしょうか。

答弁 総務部長 鈴木康之(総務部長は2022年3月まで)

今、議員のほうから防災の関係のお話がありましたので、私からはその辺でのお話をさせていただきたいと思います。先ほど吉田部長からも副町長からも御説明あった審議会、防災会議そのものは充て職ということも議員さん今おっしゃっていただいた、理解していると。その他の部分の今防災に関してですが、御承知のとおり、松浦町議の質問でもあった避難所の対策なんかは強化しております。その中で現場としては、例えば女性消防団、それから各団体の方に、審議会じゃなくて、やはり女性の視点で避難所に細かな対応が必要ということで、担当課のほうではむしろそういう部分を強化しなければならない。それから福祉避難系の話でいきますと、福祉分野と連携をして、これは組織というよりはケアマネさんと御相談をしながら、せんだっても講習会やりました。そちらの報告を受けていますと、むしろ女性の関係のケアマネさんのほうが男性より多いという話も聞いていますので、分野としては多岐にわたるとは思いますが、今若干女性の防災会議というお話がありましたので、これは審議会と直接つながらない部分もありますが、当然そのジェンダーとか共同参画というところもありますが、積極的に女性の意見を聞きながら細かな対応を取りたいという行動は担当のほうで一つ一つやっていっておりますので、御理解いただきたいと思います。

答弁 企画財政部長 吉田浩人(企画財政部長は2023年3月まで)

先ほど目標指標を設定していないというお話もありましたけれども、これにつきましては、先ほど御答弁させていただきましたとおり、共生社会の中で位置付けて推進していくと。今なかなか、ジェンダー平等という言葉ですから、男女という言葉よりもジェンダー平等という言葉を使うほうが好ましいのかなと思いますけれども、先ほど、いろいろ女性の意見お聞きしたらいいんじゃないかというようないろいろな御意見いただきましたので、いずれにしましても、先ほど来から御答弁しているとおり、審議会における女性の登用割合というのはまだ低い状況にあると認識しておりますので、引き続き女性が審議会等に参画しやすい環境をつくっていく。やはり成熟した地域社会をつくっていくためには女性の参画あるいは活躍が欠かせないというふうに認識しておりますので、そういった意識を持って今後とも取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

質問 10番 三浦和子

ありがとうございます。避難所等のことについては私もよくお聞きしていますし、当然避難する方の半分は女性だと思いますので、当然そこには女性が活躍しなければならないと思っていますが、今問題にしているのは審議会等のことですので、その辺もぜひ今後考慮していただきたいと思います。次です。次の質問に移ります。名簿を見ますと、お1人で幾つもの委員を担っている方がいらして、これは先ほどの答弁にもありましたように、なかなか女性の方がいらっしゃらないということと関係あるとは思いますけれども、やはり1人の方が幾つも担っているというのは大変負担が大きいのではないかと御推察いたしております。より多くの町民に担っていただくように、共同していただくように今後も手を打っていくしかないんじゃないかと思いますが、昨今公募の枠に応募する方が少ないというようなこともお聞きしました。特に女性の場合はなかなか難しいものがあると思うんです。それで、前の議会でも出ましたけれども、今それから時間たっていますので改めてまたお聞きします。子育てや仕事をしている女性が参画しやすいように、審議会等に。会議の時間の設定とか、または保育の対応など、何か工夫なされていることなり配慮なされていることがありましたらお聞きしたいと思います。

答弁 企画課長 重堂真一(企画課長は2022年3月まで)

子育て世代、女性委員さんへの配慮ということでありまして、会議の時間の設定につきましては、皆さんにお諮りしたりだとか、そういった子育て世代の委員さんにお聞きしながら会議の時間を設定をさせていただいて会議を開催させていただいてございます。それから、過去に、審議会を行うに当たりまして、お子さんを預かって審議会をやっているというような場面の会議の開催も行ってきているところでございます。以上でございます。

質問 10番 三浦和子

女性を参画させるためにはやっぱり今お伺いしたような細かな配慮が必要だと思うんです。今後もぜひそういうような対応を広げていってほしいと思いますし、さらには、車の免許返上というような状況になってきますけれども、その辺の対応もこれから必要になってくると思いますので、ぜひとも御配慮いただければと思っています。音更町は10月末現在で4万3,483人人口がありまして、そのうち女性は2万2,864人と半数を上回っております。ぜひ女性の登用をお願いし、女性も生きやすいまちづくりになるようにしていただきたいと思います。私が知る限りでも、非常に見識が高く前向きで、まちづくりに協力の意思を持ち合わせている方もたくさんいらっしゃいます。その方々にもまちづくりに積極的に参画していただく方策をさらに工夫されるようにぜひお願いしたいと思います。最後の質問です。なぜ女性参画なのかと思います。同質の人だけでつくる集団というのは非常に話合いはスムーズに進みますけれども、意思決定の際にどうしても多様な視点が欠けやすくなり、変化に対する抵抗が強くなります。つまり、変革が起きにくく、時代の変化に時には合わなくなる可能性も出てきます。このことは、さきの東京オリンピックの開催に至る様々なアクシデントの中に見られました。女性が参画することで視点の違う意見も出され、論議が深まり、新たな企画が生まれる可能性が広がるとともに、さらに男女にとどまらない多様な性、社会に存在する様々な声の代表の参画を促す効果が出てきます。まさに第6期総合計画に盛り込まれている、多様性を包摂する共生社会の実現に近づけることになると思います。小野町長は、令和元年第4定例会における不破議員の一般質問に対し、音更町役場職員の女性の採用や管理職への登用拡大について努力すると答弁し、即刻令和2年度から実施されたことを高く私は評価しております。ぜひ審議会等への女性参画の拡大についても、女性の幅広い人材活用で誰一人取り残すことのない持続可能な協働のまちづくりがさらに進められるように御尽力いただきたく、最後に改めて小野町長の御決意をお伺いして私の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

今の時にふさわしい質問だというふうには受け止めておりますけれども、ジェンダー平等という考え方、多様性というのは、なぜ第6期総にその数値を持っていないんだというお話ありましたけれども、三浦議員がおっしゃるように、多様性、これで男女というくくりを持って生きる社会から大きくまた進化してきたという、そこは受け止めていかなければならないなというふうに思ってございます。併せて、今日は一般質問ということで、一般社会も大事でありますけれども、ここも一般社会。議会の中で、女性議員、そして男性議員、男女というふうに区分けをしちゃうとそういうくくりになってしまうと思います。しかし、私たちは、三浦議員からもお話がありましたが、どうやったら参加しやすいか。その中には、生活実態がある中で、男女を問わず子育てあるいは介護。そういった中で、私は正直言って、議会の皆さん方がそういった意識を広めていく上ではとても大事なトップランナーだというふうに思っています。そういう意味では、神長議員さんなんかでしたら、もう3年前でしたか、音更町がいわゆる子育てサポートの中で、ゼロ歳児をサポートしていく。その持つ親をサポートする。そういった意味で、神長議員さんは議員をやりながらその制度を利用して、そこにとても自分たちが安心して活動ができるようになったというお話を新聞等でも披瀝をしていただきました。私たちは、地道であるかもしらないけれども、他方にないそういった取組をしてきているところでもあります。併せて、今皆さん方からもふだんお話ありますけれども、この問題は社会全体での認識、そして意識の構造改革が必要だということ、これはつい先般も新聞でも取り上げております。三浦議員さんは、小中学校では先生が女性が5割を超えるぐらいの時期に来ていると言うけれども、高等教育、逆に言うと。ここでは、そこで教えられる教授の皆さんというのは8割男性と書かれているんです。人間が成熟して社会に出る前段の中で、そこも、これから人生の成熟期を迎えた、そこの先頭に立って教える先生方もやはりこれからは同じように努力していかなければならないかなというふうに思っております。一番重要なところでまだ8割方が男性だというふうによく言われるように、我々が今一生懸命頑張ってやってきた下地から支えてきているものが、もうちょっと高度なところに行ってもそれと同じような時代が来るように私たちは望んでおりますし、併せて、後段の中で我が町のお話はしていただきましたけれども、私たちは、今に始まったことじゃなくて、ずっと以前から、働く職場というものをどう働きやすくするのかということと、併せて、本当に真剣にこの町をつくろうという人であれば、それは男女の差じゃなくて、意欲のある人にはこの町に参加をしてもらう。これは、今三浦議員がおっしゃった考え方というんじゃなくて、我々はそれをこのまちづくりに、過去からそういった意識を持たれる町であるということは証明されているというふうに思ってございますので、そこのところは考え違いしないようにしていただきたいし、これからもこのことは今後も続けていきたいというふうに思ってございます。そのために人事に関してはより慎重に、とはいいながらも、住民の皆さん方が不便を感じないよう、そしてその制度づくりには、持ち得る能力の持っている人たちは、ただ能力のある人じゃなくて、それをいかに使いこなすような組織にしていくかということはこれからもたゆまぬ努力をしてまいりたいというふうに思ってございます。どうか、ジェンダーフリーという言葉はもう使われてから長いわけでありまして、そういう中で、お互いが男女という考え方から、最近男女というお話ししてさえもジェンダーフリーの理解していないと言われるわけでして、そこのところをぜひ、多分三浦議員も僕も年近いから、どうしてもそうなると思う。だけれども、神長議員さんぐらいになると違うんだ、やっぱり。そこの辺を、そのジェネレーションギャップをお互い仲間として共有して互いにこれから理解を深めていけば、今三浦議員がおっしゃったことが少しずつ解決の道が開けると思いますので、どうぞ御理解のほどをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

出典:音更町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる