みんなの議会

音更町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月17日

今後の財政状況(町債・財政指標など)の見通し

2025年12月17日、音更町議会の一般質問で、三浦和子議員が「今後の財政状況(町債・財政指標など)の見通し」について質問し、町長 小野信次、企画財政部長 大井規彰、副町長 宮原達史、商工観光担当部長 月居謙介が答弁しました。

質問者
三浦和子 議員
答弁者
町長 小野信次、企画財政部長 大井規彰、副町長 宮原達史、商工観光担当部長 月居謙介

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 三浦和子

おはようございます。通告に従いまして、健全な財政運営を持続するために、一般質問いたします。地方自治体の財政運営は、収支均衡が取れた堅実な計画性と長期的視野に立って財政構造の弾力性保持が重要とされております。さらに、行政本来の目的である質の高い行政サービスの提供に努め、意欲と積極性に満ちた財政運営も求められています。近年の音更町は、健全財政を維持してきていますが、令和6年度決算における経常収支比率は、管内自治体でも上位の90.1パーセントとなっております。さらに、長引く円安や物価高騰によって建設資材等の更なる大幅な値上げなどが予測され、普通建設事業などが町の財政に大きく影響するのではないかと危惧いたします。令和7年度の予算編成は、「音更町の未来を見据えたまちづくりに全力で取り組んでいく」とされていますが、来年度以降は大型事業が予定されており、将来世代に過度な負担を残すことなく安定したサービスを提供し続けることができるよう持続可能な健全財政の維持が求められます。そこで、以下の点について伺います。1、今後予定される大型事業の内容と実施時期及び想定される財源は。2、今後の財政状況(町債・財政指標など)の見通しは。3、持続可能な健全財政を維持するための具体的取組は。以上、御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

おはようございます。健全な財政運営の持続についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の今後予定される大型事業の内容と実施時期及び想定される財源についてでありますが、町では、毎年、予算編成を行う前段階として、全部署から今後5年間の主な事業を取りまとめる主要事業概要調査を行っております。今年度の調査結果を申し上げますと、令和8年度から12年度までの5年間における主な大型事業として、道の駅おとふけの増築や昭和商学校Paletteの宿泊施設整備、ひまわりの家学童保育所の改築、柏寿台団地公営住宅の建替え、屋内遊戯施設の整備などを予定しております。また、想定される財源につきましては、国と道の補助金の活用が可能な事業にあっては、その採択を目指しつつ、交付税措置がある町債や企業版ふるさと納税などを活用し、少しでも町の負担が軽減できるような財源確保を努めてまいりたいと考えております。次に、2点目の町債・財政指標など、今後の財政状況の見通しについてでありますが、町債につきましては、大型事業の実施に伴う借入れにより、一時的な残額の増加を見込んでおります。大変失礼いたしました。一時的な残高の増加を見込んでおります。また、経常収支比率につきましては、除雪費の増減などによっても大きく影響を受けるところでありますが、役場庁舎の耐震改修・増築工事や小中学校のエアコン整備などで借り入れた町債の償還開始に伴う公債費の増加などにより、今後も90パーセント台で推移するものと想定しております。なお、実質公債比率及び将来負担比率の見通しにつきましては、国が定める早期健全化基準を超えることはないものの、大型事業の実施により、今後数年間は上昇傾向で推移するものと見込んでおります。最後に、3点目の持続可能な健全財政を維持するための具体的取組についてでありますが、現在、町では、令和4年度から8年度までを計画期間とする財政運営計画に基づき、「持続可能な財政体質の確立」を基本目標とし、財政運営を進めております。計画の策定時におきましては、5年間で11億2,700万円の収支不足を見込んでおりましたが、昨年度の決算などを反映させて見通しを行った直近の収支見通しは、5年間で5億1,500万の黒字になるものと推計をしております。来年度には、令和9年度を始期とする新たな財政運営計画を策定する予定でありますが、今後におきましても、歳入では、町税などの自主財源の確保を図るとともに、国や道の補助金の積極的な活用に加え、町債を発行する場合は交付税措置のある有利なメニューの活用に努めるほか、歳出においては、経常経費の見直しなどに継続して取り組むことで、健全財政を堅持してまいりたいと考えております。また、基金につきましても、災害など不測の事態への対応のほか、減債基金など、将来の負担に備えるためのものでありますので、一定の保有をしながら、必要に応じて積み増しや取崩しを行い、それぞれの目的に沿って有効に活用してまいります。町といたしましては、今後も将来世代への負担を考慮しながら、継続的かつ安定的な行政サービスを提供できるよう、持続可能な財政運営に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

質問 9番 三浦和子

答弁ありがとうございます。これまで大型事業が新聞等で報道されてから、特に子ども向け屋内遊戯施設などに町民の方々の関心と期待が非常に高まっております。その度にたくさんの御質問も私も受けておりますが、なかなか事業内容が見えてこないというようなもどかしさと、それと同時に、私は財政のことが大変心配になりました。それで、音更町の近年の出生数は250人に満たない状況であり、10年後、20年後の町の将来を想像するならば、将来負担比率を低く抑える必要があるのではないかというふうに考えました。先日の委員会で一部提案がありましたので、この機会に、財政上から一般質問させていただきます。御答弁いただきましたので、再質問いたします。大型事業については理解いたしました。それで、まず、先般、協定を締結しました株式会社オープンハウス様、そら、かぜと町との4者で行われた地域共創に関わる連携協定の内容についてお伺いしたいと思います。具体的な事業内容や予算などはどのようなに確認されているのでしょうか、お伺いいたします。

質問 9番 三浦和子

駄目ですか。そうですか。分かりました。では、またお伺いいたします。今回の寄附を財源として、町は大きなプロジェクト、二つのプロジェクトを組みました。その中では、十勝川温泉地区における子ども向け屋内遊戯施設、そして昭和商学校Paletteにおける宿泊施設の整備というふうに組んでおりますけれども、この施設は協定で定められた事業なのでしょうか。また、寄附者の御意向なのでしょうか。お伺いいたします。

答弁 企画財政部長 大井規彰

今御質問いただきました二つの事業、こちらにつきましては、オープンハウスグループ様、かぜ様、そら様、町と4者の協定により実施する事業、そのように認識しております。以上です。

質問 9番 三浦和子

次に、二つの施設の事業費についてお伺いいたします。二つの施設整備の総事業費は、株式会社オープンハウスグループからの寄附金10億円を原資として、町からも10億円を出すという報道がありましたが、その総事業費、合わせて20億で行うという理解でよろしいのでしょうか。確認いたします。また、町が用意する10億円の根拠というのはどこにあるのでしょうか。その財源はどこからのものなのか、お伺いいたします。

答弁 副町長 宮原達史

オープンハウスからの寄附金10億円に町が10億円上乗せして20億という報道というか、そういうものありましたけれども、その当時は事業費全体が、まだ全然決まっていませんでした。ですから、オープンハウスから来る寄附金と同等ぐらいは町も負担しなきゃならないなという考え方で、そういう数字が出たんだと思います。実際、御質問にもありましたように、建築資材の高騰だとか、それから、こういう施設発表してから、いろんな方からたくさんの要望があって、その要望を全部聞いていると、10億円じゃとても済まないような金額になるんじゃないかと予想していますけれども、これからそれは設計など、いろんな詳細が固まっていくと思いますので、それは事業費としては、まだ発表するような段階にはありませんけれども、多分、町が負担する10億円と言っている数字よりは上に行くのではないかと予想しております。以上です。

質問 9番 三浦和子

財源については明らかになりませんけれども、更にお伺いいたします。まだ発表の段階ではないということでしたけれども、二つの施設、子ども向け屋内遊戯施設と宿泊施設ですね、この総事業費は町としては幾らぐらいというふうに想定しているのでしょうか。現段階でよろしいと思います。いろいろ物価高や人件費の高騰などで事業費はどんどん今後も膨らんでいくようには予測されるんですけれども、その財源もどのような見通しを立てているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 副町長 宮原達史

事業費につきましては、先ほど申し上げましたように、まだ全然、設計も終わっていませんし、始めていないのもありますので、まだ分かりません。財源については、ちょっと先ほど答弁忘れたんですけれども、やはり国からの補助金、交付金、それから有利な起債、そして寄附金を財源として、なるべく町の負担がないようにしていきたいとは考えております。以上です。

質問 9番 三浦和子

予算書に載せるような細かな数字を求めているわけではありませんけれども、音更町のこの現在の財政として、どれくらいのことはできるかという概算はおありなのかなと思ってお伺いしましたが、分かりました。20億円は多分超えるということなんだろうというふうに思いました。次に行きます。さきの委員会において、子ども向け遊戯施設整備事業の開業を令和12年4月に延期するとの提案でした。音更町にとっては大変大きな事業ですので、十分な検討時間が必要であるということについては理解いたしております。特に子ども向け屋内遊戯施設については、町民が切望している施設であり、町民が大きな関心を寄せているということは、町としても十分認識されていると思います。音更町まちづくり基本条例第10条では、「町は、重要な計画等の企画立案及び実施の過程において、町民参加の機会の拡大に努めるものとする」とあります。新たな観光の拠点施設ではありますが、まずは町民が歓迎し、町民がリピーターとなって大いに利用するような施設であることが大切であると思っております。そのような施設にするために、町との協働でつくり上げていくことが重要であると考えますが、そのために十分な時間を取り、町民と膝を交えて意見交換する場を数多く設定し、町民の声を盛り込んでいっていただきたいというふうに思っております。ところで、そうですね、この延期については協定の見直しということは必要ないんでしょうか。お伺いいたします。

答弁 商工観光担当部長 月居謙介

それでは、私のほうから、延期に関しまして協定の見直しが必要ないかという御質問にお答えさせていただきます。あらかじめ、この連携協定の中では、期限というものを当初、令和11年度ということで見込んではおりますが、こちら12年度までの延期も織り込んだ協定となっておりまして、今回のスケジュールの変更に伴いまして、協定の変更ということは必要のないものでございまして、既に協定の当事者間で、この屋内遊戯施設のスケジュールの変更については共有をさせていただいているところでございます。以上です。

質問 9番 三浦和子

分かりました。次に、昭和商学校の宿泊施設についてお伺いいたします。今年の4月には2,612万円の補正予算を組みました。それによって各種設計などの委託というふうになっておりましたけれども、その進捗状況、更には宿泊施設の規模や内容、稼働率、利用料及び管理運営費など、どのように想定しているのでしょうか、お伺いしたいと思います。また、運営はどのようにされるのでしょうか、お伺いいたします。

答弁 企画財政部長 大井規彰

昭和商の機能強化に資する宿泊施設整備の御質問であります。先般、定例会前の常任委員会でも御説明しているところでありますが、今、設計の途中ということであります。委員会で御説明した内容にはなりますけれども、今、既存の昭和商学校の西側に、宿泊施設の平屋建て1棟を設ける予定をしております。また、外構で駐車場など整備いたしまして、あと整備に当たり支障となる旧昭和へき地保育所などを解体する、現在のところはこのような内容となっております。以上です。

質問 9番 三浦和子

現在の状況については分かりました。宿泊施設の建設に具体的に入っていくんだと思いますけれども、現段階でも必要性があって、これに取り組んでいくと思うわけですが、どのような利用状況になるというようなこと、またはそのためにどのような規模の施設や内容が必要だというような大まかな想定があるのではないかと思いますが、その辺りをお聞かせ願えないでしょうか。

答弁 企画財政部長 大井規彰

こちらの施設、あくまでも昭和商の機能を強化するという目的で整備するものであります。昭和商学校につきましては、小樽商科大学をはじめ、道内外の大学の学生さんが、これまでも、あちらに集まっていただいて、町内に数日滞在して、町内の企業を回って聞き取りをしたり、町の課題解決に資する提案していただいたり、そのような活動で利用をいただいております。また、東京首都圏の企業の皆様も視察に来られたこともあります。その際、学生さんですとか企業さんたちから、やはり商学校のそばに泊まれる施設があれば、より学生さんの学習であったり、企業さんの研究であったりに、とても利用がしやすいねという御提言、このようなものをいただいておりましたので、これらに対応するべく、対応できる施設、このような施設を整備する考えで今進めております。以上です。

質問 9番 三浦和子

分かりました。

質問 9番 三浦和子

分かりました。気を付けます。さて、次に、道の駅おとふけの増築に関してもお伺いしたいと思います。先日の常任委員会において、道の駅おとふけ増設事業についての提案がありました。床面積、増築面積は現施設の約4割の広さとなっていますが、この事業費は設計費、工事費、工事監理費等を含めて約15億4,500万円となっておりました。さらに、また別事業としてシャワー室等の整備を予定しているということでしたが、また財源は新しい地方財政・生活環境創生交付金の活用を想定しているということでしたので、伺いますけれども、そもそもこの増築事業費の額についてなんですが、既存施設の事業費を上回るような額になっているように私には感じるんですけれども、その辺ちょっと確認したいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 商工観光担当部長 月居謙介

それでは、道の駅おとふけ増築事業の事業費について、私のほうからお答えをさせていただきます。今、三浦議員御指摘の既存の道の駅おとふけの移転整備、当初、令和4年に開業しておりますが、こちらの工事費を上回るような事業費になっているのではないかということでございますけれども、確かに建物と外構工事、こちらだけを切り取りますと、当時14億円ぐらいで、たしか整備、計上しておりましたので、今回の増築事業費がそれを若干上回るような数字にはなっているところは事実でございます。これにつきましては、やはり工事費の高騰、資材の高騰などもございます。また、今回、設備、多くの来場者数を受け入れるための浄化槽の再整備など、こういったものも今、工事費の中には含まれておりますので、事業費が大きなものとなっているということでございます。以上です。

質問 9番 三浦和子

分かりました。随分高騰しているものだというふうに驚きました。大変高い事業費に私は大変驚きました。が、今の御説明で分かりました。また、経済波及効果についても提案がありましたけれども、波及効果が大きくあるんだということでしたが、町民の感覚としては、なかなか実感できない数字でした。物価高に日々の生活が追い詰められている町民としましては、もうちょっと理解できるような提示をお願いしたいと思います。これは今後ということで要望いたします。さて、二つ目の今後の財政状況の見通しについて御質問いたします。今後については、御答弁ありましたけれども、御答弁でいただいた以外にも、例えば全国和牛能力共進会とか、新しいくりりんセンターの事業費の負担増とかというようなことがあって、かなりの額の事業費が必要になっていくというふうに思われます。御答弁にありましたように、そこは見込んでいるとは思いますけれども、過去4年間の町債発行額を見るならば、17億円から約25億円というふうになっておりまして、令和6年度末の町債借入れ残高は236億5,303万8千円となっております。確かに歳入黒字というふうになっていますけれども、新規事業によって借入金が更に増えていくのではないかというふうに心配いたします。そこで、今後の町債発行額の見通しについてお伺いしたいと思います。

答弁 企画財政部長 大井規彰

町債発行額についての御質問であります。令和6年度末残高約、一般会計ですが、236億であります。今年度、第3回定例会の補正予算後の見込みで申し上げますと約239億円になろうかと、第3回定例会までですが、見込んでいるところであります。今後におきましても、大型事業、一定程度見込んでおりますので、残高は増える方向に行くのかなと思っております。その当年に償還する額より多く借りると残高は増えていくという仕組みになっております。当年度に返すお金以上に借りないということは、基本的な考えとしては持っていきたいなと思いますが、やはりどうしても一時的に、やらなければならない事業が集中する時期はどうしてもあります。そのときには残高は増えることになろうかと思っております。ただ、その数年間というスパンで見た場合に、これまでの規模と同程度になるように、それは今後のちょっと予算編成において決めていくものになりますので、はっきりしたことは申し上げられませんが、そのような考え方を持って財政運営、取り組んでいきたいなと思っております。以上です。

質問 9番 三浦和子

分かりました。次に、三つ目の質問に入りたいと思います。今定例会に提案されています第6期後期総合計画を読ませていただきました。第3期音更町まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標1として、「地域経済を活性化させ、稼ぐ力を高める」と掲げられていました。また、横断的な目標として、「官民共創でまちをつくる」としていますが、このたびのオープンハウスグループ等と締結しました地域共創に関わる連携協定が、その具体的な取組に当たるのでしょうか、お伺いいたします。

答弁 企画財政部長 大井規彰

連携協定、正に三浦議員おっしゃられたように、第3期、今後予定しております総合戦略で掲げる共創のまちづくり、これの一つにはなるのかなと思っております。企業さんなり、大学さんなり、外部との連携、これはとても重要かなと思っております。令和6年度でも、企業版ふるさと納税として2,260万円、本町に御寄附を頂いたところであります。先般、新聞報道もありましたが、アルプス技研様から令和7年度、1千万円の企業版ふるさと納税の御寄附も頂けるという話もいただいております。これも正に音更町がこれまでも進めてきた民間、皆様と手を携えたまちづくり、ここに共感をいただいているのかなと思っております。今後も、町内外の皆様と手を携えながら、稼げるまちづくり、地域経済の発展、これらを目指して取り組んでいきたいなと思っております。

答弁 副町長 宮原達史

今、部長から答弁あったとおりなんですけれども、稼ぐ力であるとか将来を見据えたまちづくりのために寄附金だけに、今、寄附金のお話がたくさん出ていましたけれども、それ以外に、例えば町が一時的には何か負担をしたとしても、その後、増税などで返ってくるような、企業誘致をはじめとして、いろんな角度から将来を見据えた手法を今いろいろ検討しているところです。その辺が実現するかどうか分からないんですけれども、そういうアイデアはいろいろ地域共創という中で出てきておりますので、またそれが具体化してきたら、議会にも御相談したいと思っております。以上です。

質問 9番 三浦和子

たくさんの企業から、たくさんの御寄附を頂くということは、それだけ音更町に対する期待感も大きいのだというふうに思っておりますし、そこを活用して音更町の発展につなげていっていただければというふうには思っております。そこで、官民共創で様々な取組、これからもなされていくことになると思いますけれども、まちづくり基本条例では、町民主権の立場に立ち、町民との協働のまちづくりを推進するというふうになっております。持続可能な健全財政を維持するために、町はできるだけ速やかに情報を公開し、計画段階から町民参加の機会の拡大をすることが重要だと思います。これは音更町の財政のためにも必要なことだと思いますので、この辺りについての町のお考えをお伺いしたいと思います。

答弁 副町長 宮原達史

計画段階から情報を公開してということもありますけれども、物によっては、やはり相手方があることで、なかなかそういかないものもあります。ただ、議会のほうには、できるだけ早めに、中間報告的なことであっても、私たちは報告しているつもりです。あと、町民主権というお話ですけれども、町民主権は当然のこととして、例えば町民の皆さんから負託を受けた町長が、執行機関の長として、いろんな計画をして、いろんな事業を進めるということにおいては、やはりその都度その都度、全て細かく説明してということにはなりませんので、それをある程度、皆さんに説明できるようになってから、議会を通じて、町民の皆さんの代表である議員の皆さんを通じて、情報を提供していくという手法が一般的かなと考えております。ただ、レアケースは、よく何か事があったときに、住民説明会とかって、ほかの自治体でもやっていますけれども、そういうのは必要に応じて、やっていかなきゃならないと思っていますが、今のところ音更町では、近年はそういう事案はなかったと思います。いずれにいたしましても、まちづくり基本条例の理念にのっとって、これからも未来を見据えた事業を進めていきたいというふうに予算編成の段階でも考えながらやっていきたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。

質問 9番 三浦和子

分かりました。持続可能な健全財政を維持するためには、いわゆる行政改革も必要だと思います。これについて、どのような取組がなされているのかお伺いいたします。

答弁 企画財政部長 大井規彰

行政改革の取組ということであります。音更町、これまでも3大行政改革として、診療所ですとか、診療所の廃止ですとか、サイクリングターミナルの民営化、廃止、あと保育園の民営化などに取り組んできたところであります。常日頃、予算編成に当たっては、担当課にも、やめられる事業がないか、必要性が今なくなっている事業はないか、改めて確認してもらうようにお願いをしているところでもあります。補助金の関係についても、5年周期の期間の補助であれば、その都度見直しですね、必要性も含めて、町の中の会議で諮って、今後続けるか、廃止か、見直しか、そのような判断をしているところであります。今後もこのようなことは非常に大事、予算編成にあっては大事な取組だと思っておりますので、継続して続けていきたいと思っております。以上です。

質問 9番 三浦和子

分かりました。歳出の見直しというのは当然必要だと思います。時代も変わっていきますし、社会経済状況も変わってきますので、それは当然と思いますけれども、そのことで町民生活に直接関わるような行政サービスが削られることのないよう慎重にお願いしたいと思っております。さて、財政状況については、毎年発行される「まちの台所」で町民に周知されております。これは大変見やすくて理解しやすく編集されているというふうに高く評価しておりますが、その中では、町のお金の使い道ということで、町が整備した各施設の運営、維持管理費、利用者と一人当たりの経費などが掲載されていて、この辺はすごく町民としては理解しやすいところだと思っておりますし、そういう評判もお聞きしております。例えば令和5年度の施設の維持管理費を施設利用者の一人当たりに換算しますと、体育館や武道館などでは606円、温水プールでは2,042円、コミュニティバスでは448円、火葬場では1件当たり4万6,811円というふうに一目で分かるようになっておりまして、これはなかなか優れた提示だというふうに思っております。さらに、施設の運営費や維持管理についても多額の経費がかかっているということも、よく分かるようになっております。これから予想されている施設についても、施設整備だけじゃなくて、運営や管理、維持費に非常にお金がかかっていくということも皆さん理解されていると思います。さらに年数がたてば老朽化対策もしなければなりませんので、大変な経費がかかってくるはずであると思います。それで、あえて伺いますが、健全財政を維持するために歳入改革も必要だと思いますが、その辺りの町の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 副町長 宮原達史

歳入改革といえば、まず思いつくのは、受益、利益を受ける皆様からの、例えば使用料、手数料、そういったものの値上げというのが、まず町としては、できることだと思います。税金については、地方税法で大体決まっていますので、町独自で上げるというのはなかなか難しいところですけれども、やっぱり使用料、手数料、先ほど例に挙げられました各種会館とか、コミセンとか、そういった施設の使用料なんかは、音更町は相当我慢して、ずっと据え置いてきています。確か消費税が増税になったときも、そのままで据え置いてきているはずです。確かに使用料を上げるという話は内部では出てきてはいるんですけれども、この物価高騰の時代だからこそ施設の維持費も上がっているので上げるべきだという考え方と、利用者の皆様のことを考えると物価高騰の時代だからこそ抑えておくべきだという、この二つの選択肢なんですが、これはなかなか難しくて、先ほど3大行政改革の話もありましたけれども、もう20年以上前の話のときには、使用料とかそういうものも値上げに手を付けて、今日、後ろのほうで見ていらっしゃる方々いたところで結構つらい議論があったはずなんですけれども、今、歳入改革として、町の独自の財源となる使用料、手数料を上げるというところは、まだ検討は進んでおりません。実際これをやるとなると、相当な労力と時間が必要になりますので、今すぐ来年度から上げるとか、再来年度から上げる準備をするとかいう結論にはまだ至っておりませんが、一部話が出ているのが、先ほど出た火葬場ですね。火葬料なんですけれども、よく近隣の自治体などを見ますと、町外の方が火葬される場合は相当高く設定されています。それを、火葬件数も増えてきているということもありまして、町内の方が待たされるということもありますので、その辺はちょっと今、検討に入るかなというような状態です。でも、今後どうなるか分かりませんけれども。全体的に歳入改革といいますと、どうしても何かやるときに、歳入が伴わないとなかなかできないということはありますけれども、どうしてもやらなきゃならないときには、やはり起債を使うという選択肢でやっていますので、起債をうまく使って、やらなきゃならないことは、事業は進めていくということになります。先ほどから地方債の話も出ていましたけれども、地方債、残高が多いのは悪いことなのかということになりますけれども、やはり地方債というものを使う意義というものもありますので、残高が少なければいい、多ければ駄目だというようなことではないと考えております。以上です。

質問 9番 三浦和子

歳入改革について、使用料を値上げしてはどうかという、そういう御提案でお聞きしているわけではありません。この物価高で日々大変な暮らしをしていますので、音更町にある公共施設等についての使用は安い、現在のお値段でお願いしたいと思います。それが音更町の文化程度を高めていることにもなると思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。さて、現在予定されている事業、先ほど御答弁にありましたけれども、新たな事業もたくさんありますし、拡大されていく事業もあります。また、公営住宅等、継続的な事業など、今後もめじろ押しで取り組まなきゃならないことがありました。持続可能な健全財政を維持するためにはやっぱり、副町長もおっしゃられましたけれども、単年度の収支均衡だけを目指しているのでは駄目だということですね。社会経済情勢の変化に的確に対応でき、強靱な財政構造を構築することで、将来世代に過度な負担を残さず、質の高い行政サービスを安定的に提供し続けていくことが、町としての責務だと思っております。そのために、人口減少、少子高齢化に伴う社会保障費の構造的な増大、物価高、人件費の高騰、長引く円安の国内経済に対する影響、公共施設等の老朽化などの課題を見据えて、長中期的な視点で、歳出抑制策と歳入増加策など、財政基盤を確保、維持する取組が必要だというふうに、重要であると思っております。町民にとって将来にわたり安心して生活を営むことができるまちとは、福祉や教育、防災など、基本的な行政サービスが景気変動や財政状況に左右されることなく、安定的、継続的に提供され、保障されるまちであり、それが住みよいまちであり、住み続けたいまちであり、住んでみたいまちということになると思います。音更町の未来を見据えたまちづくりのために、将来的に必然性のある事業なのかどうかを町民参加の下で慎重に検討し、優先順位をつけて取り組むと同時に、これまでの交付金、補助金の活用という発想だけじゃなく、後期総合計画に盛り込まれていますように、稼ぐ力を高める自治体として積極的な歳入増を実現する財政運営と、音更町まちづくり条例にうたわれている協働のまちづくりが一層深められることを期待いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

答弁 副町長 宮原達史

おっしゃられるように、歳出の抑制、歳入の増加というのはもちろん当然のことであります。ただ、歳出の抑制といっても、おっしゃられたように、福祉、教育、防災、この辺はなかなか抑制するような予算案を出すと、多分、予算委員会でひどい目に遭うんじゃないかと思います。この辺は継続して、更に拡充できるところはしていくということですけれども、歳入のお話なんですけれども、人口減で、ほかの自治体も人口減で税収が、人が減るものですから、やはり減ってきますよね。そういった中で音更町は、人口は減っているのに町税が増えているという、毎年増えてきているという、本当にありがたいことだと思います。数字で申し上げますと、例えば10年前から、平成26年から令和6年までの間の税の実収納額というのが6億円も増えているんですよ。人口はもう6パーセント減っている中で6億円、13、4パーセントかな、税収は増えているという。これは所得、それから固定資産税の増とか、それから忘れてはならないのは、収納課をはじめとする町の税収納の担当が、本当に収納率アップに貢献してくれている。こういうこともありまして、町税が増えているということです。そういう歳入増の努力、これ以上まだいけるかどうかというのは分かりませんけれども、そういった中で、稼ぐ力とおっしゃいましたけれども、先ほど私申し上げましたように、これからまた民間と力を合わせて地域共創で何か稼げるものはないかというのは職員共々、今考えているところですので、ちょうどテイセンの工業団地が2年後ぐらいから募集、来年、造成が終わるんですけれども、そういったものも利用して、何か稼ぐ力、どういった形で稼いで、そのお金の流れは町に入ってくるのか、町民の皆さんに還元されるのかというのは、ちょっとまだ分かりませんけれども、そういったものを念頭に置いて予算編成、また、いろいろ歳入確保のために、いろいろ財政担当も考えなきゃならないと思いますけれども、予算編成に向かっていきたいと思っていますので、御理解いただきたいと思います。以上です。

出典:音更町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる