音更町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月14日
動物も大切にするまちづくりについて
2021年6月14日、音更町議会の一般質問で、石垣加奈子議員が「動物も大切にするまちづくりについて」質問し、町長 小野信次、町民生活部長 渡辺仁、保健福祉部長 堀田昇、環境生活課長 原弘美、総務部次長 危機対策担当、総務部長 鈴木康之、建築住宅課参事 住宅担当、建設水道部長 下口谷茂、教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸、経済部長 井原愛啓が答弁しました。
- 質問者
- 石垣加奈子 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、町民生活部長 渡辺仁、保健福祉部長 堀田昇、環境生活課長 原弘美、総務部次長 危機対策担当、総務部長 鈴木康之、建築住宅課参事 住宅担当、建設水道部長 下口谷茂、教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸、経済部長 井原愛啓
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 石垣加奈子
通告に従いまして、動物も大切にするまちづくりについて質問を行います。コロナ禍による自粛などで、人との対面が減っている生活が続いています。そういった中で、癒やしを求めてペットを飼う方が増えています。家族として迎えるペットは、飼い主が最後まで責任を持って飼うことが大切です。しかし、飼育の仕方に問題があったり、捨てられたペットが殺処分されるなど、社会問題になっています。動物には牛や豚、にわとりなどの家畜もおり、町内の農家でも飼育されています。世界では、アニマルウエルフェア(動物福祉)の考えのもと、ストレスのない飼育方法へと移行しつつあります。新型コロナウイルス感染症を機に、人、動物、生態系の健康を一つと捉え、それぞれがバランスよく健全にあるべきとするワンヘルスの考え方が世界的にも関心が高まっています。音更町では今年、道の駅ガーデンスパ十勝川温泉に犬の足湯付きドッグランが整備され、全国でも珍しい取組が行われます。ペットや動物も大切にするまちづくりにもつながるのではないかと考え、以下の点について伺います。1、ペットに関する町への相談内容とその対応は。2、町の動物愛護の取組は。3、公営住宅でのペットの飼育を可能にする考えは。4、ペットの火葬場や霊園設置の考えは。5、子どもたちと動物との関わり方について町の考えは。6、アニマルウエルフェア、ワンヘルスについて、町の見解は。以上、御答弁お願いいたします。
答弁 町長 小野信次
動物も大切にするまちづくりについての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目のペットに関する町への相談内容とその対応についてでありますが、町に寄せられる相談につきましては、飼い猫や飼い犬に起因するふん尿の処理など、多くはペットの飼い方に対する周辺の方々からの苦情であり、その対応といたしましては、飼い主の方などへの指導を直接行っているほか、広報紙やホームページでもペットに関するマナーなどの周知を図っているところであります。次に、2点目の町の動物愛護の取組についてでありますが、動物愛護につきましては、動物の愛護及び管理に関する法律において、愛護動物の虐待の禁止や適正な管理が定められております。この法律では、愛護動物の虐待などを発見したときには都道府県または警察に相談、通報することとなっており、十勝管内においては十勝総合振興局または帯広警察署が所管しております。町といたしましては、これら関係機関と連携し、町内で発生した迷い犬や猫などの保護をはじめ、尋ね犬などへの対応を行っているところです。また、町では、音更町住みよい生活環境づくり条例において愛玩動物の飼い主が遵守しなければならない事項を定めており、公共の場所での管理や周辺の生活環境に影響を及ぼさないことをはじめ、無計画な繁殖の抑制、野良猫や野生動物への餌やりの禁止など、愛玩動物が及ぼす環境への影響をなくすことを目指しております。次に、3点目の公営住宅でペットの飼育を可能にする考えについてでありますが、公営住宅は、公営住宅法に基づく住宅に困窮する方のための共同の施設であるため、入居者同士が理解、協力し合い、住みよい団地になるようお互いの心がけが必要となります。そのため、鳴き声や臭いなどで周辺の迷惑となるおそれのあるペットの飼育は、全ての入居者が快適な生活を送ることができるよう禁止しております。また、ペットを飼育することによって、施設の汚れや臭いの染みつき、傷みにつながるほか、動物アレルギーをお持ちの方が次に入居できないことにもなります。現在、新型コロナウイルス感染症の影響により自粛生活が続く中、癒やしを求めてペットを飼う方が増えているとの報道もありますが、公営住宅でのペットの飼育を可能にする考えは今のところ持ち合わせておりませんので、御理解をいただきたいと存じます。次に、4点目のペットの火葬場や霊園設置についてでありますが、ペットの火葬をはじめ、その焼骨を納める霊園や納骨堂につきましては、十勝管内では民営事業者が6社あるほか、自宅や指定場所で火葬を行う訪問火葬を行っている業者もあるとお聞きしていることから、町営のペットの火葬場及び霊園を設置する考えはありませんので、御理解をいただきたいと存じます。次に、5点目の子どもたちと動物との関わり方についてでありますが、町内の保育施設の中には、園外保育の一環として、帯広動物園での様々な動物の観賞や、モルモットなどの小動物と触れ合うことでぬくもりを感じ、動物への接し方を学ぶイベントに参加するなど、動物との関わりを深めているところがあります。また、移動動物園として、亀やウサギなどの小動物を施設内に招き入れて、子どもたちが動物との触れ合いを楽しんでいる保育施設もあります。その一方で、子どもの中には動物アレルギーにより、くしゃみや鼻水、皮膚のかゆみや湿疹、せきなどの症状が見られる場合があることから、園外活動においては犬や猫などの動物を避けて散歩するなどの対応が必要となっており、全ての保育施設で動物との触れ合いを行っている状況にはありません。動物との触れ合いは、子どもの知能や社会性の発達によい影響を与えるとともに、自分より小さく、言葉が話せない動物と関わることで他人を思いやる気持ちや優しさを育むことにつながるものと考えており、子どもの健やかな成長を促す上で大変貴重な経験と認識しておりますが、アレルギー疾患といった課題もあることから、子ども一人ひとりの健康に配慮しながら進めていく必要があると考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、6点目のアニマルウエルフェア、ワンヘルスについての町の見解についてでありますが、アニマルウエルフェアは、我が国が加盟するOIE(国際獣疫事務局)による勧告において「動物の生活とその死に関わる環境と関連する動物の身体的・心的状態」と定義されております。国は、全ての動物に係るアニマルウエルフェアの基本理念である「飢え、渇き及び栄養不足からの自由」、「恐怖及び苦悩からの自由」、「物理的及び熱の不快さからの自由」、「苦痛、傷害及び疾病からの自由」、「通常の行動様式を発現する自由」という五つの自由を家畜の飼養管理においても確保するため、「アニマルウエルフェアに配慮した家畜の飼養管理の基本的な考え方について」を発出し、乳用牛、肉用牛、豚、採卵鶏・ブロイラー、馬の畜種ごとに飼養管理指針を定めているところであります。この飼養管理を行うことによって、家畜のストレスやけが、疾病等の低減、家畜が健康であることによる安全・安心な畜産物の生産につながるだけでなく、生産者にとっても、家畜の能力を引き出し、治療費などのコスト軽減にもなり、生産性の向上が期待できることから、本町においても、この指針に基づいて適切に飼養されるよう、今後も農協と連携しながら啓発に努めてまいります。また、ワンヘルスにつきましては、人間の健康や動物の健康とともに環境の健全性を一体として捉える考え方であり、コロナ禍にあって注目をされております。新型コロナウイルス感染症は、人から人への感染ばかりでなく、人から猫などの愛玩動物にも感染が見られる動物由来の人獣共通感染症とされ、その予防やまん延防止のためには、人と動物の医療の双方からのアプローチが重要とされております。また、WHO、世界保健機関は、人獣共通感染症の管理の重要性や感染源の特定に向け、国際獣疫事務局、FAO(国連食糧農業機関)及び各国と緊密に連携をすることを決議するなど、ワンヘルスは国際的な取組となっております。このため、国は、アジア太平洋地域における鳥インフルエンザや狂犬病などの感染源対策や動物への抗菌剤の適正使用による薬剤耐性対策のほか、獣医組織の能力強化などを行い、アジア太平洋地域が連携した動物衛生対策及び薬剤耐性対策を強化するための支援を実施しております。町といたしましては、自らが感染しないよう、そして身近なペットや家畜が健康であること、また、病原体の宿主となり得る野生動物の居場所を奪うような環境破壊を行わないことが大切であるというワンヘルスの理念は認識しており、今後も国の動向を注視しながら情報収集してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。休憩(午前11時33分)
再質問 2番 石垣加奈子
では再質問させていただきます。相談内容については、飼い方に対する周辺からの苦情というものがありました。今回質問するに当たり、保護猫活動をしている方にいろいろお聞きしたんですが、そちらにも寄せられる相談としては、野良猫のことだったり、野良猫の相談が結構あるそうです。子どもを産んでしまって飼えないだとか、餌をあげていてどんどん増えていくということで、だけれども近所の人なので角が立つから注意しづらいというようなお話もありました。その保護活動している方に聞くと、相談するのはどこにしたらいいか分からない方が多いという話もありました。本来であれば町内会や役場、十勝総合振興局に相談するべきなんですけれども、そういうところに相談しても、その保護活動をされているところに相談してみたらというふうに言われているそうで、対応してくれていることもあるんですけれども、限界を感じているということです。町としても、飼い主の方などに指導を直接行っていたり、広報活動なども行っているんですけれども、この広報活動について、広報紙やホームページではやはり足りないのではないかなというふうに思います。飼い方に問題があるのは高齢者が多いので、まずホームページは見ないと思いますし、広報紙も、私、過去のを見たんですが、文章で書かれていて、あまり目につきにくいような内容だったので、例えば町内会で回覧してもらうほうが高齢者とか直接多くの方に見てもらえるのではないかなというふうに思います。そういった文書を町内会に提供したりホームページに載せて活用してもらうなど、そういった対応することはできないでしょうか。
答弁 町民生活部長 渡辺仁(町民生活部長は2024年3月まで)
おっしゃるとおり、現在は広報紙、ホームページで定期的にといいますか、御案内をしている状況でございます。町内会の回覧という方法はできないかということで、この件に関わらずできないことはないと思うんです。ただ、今広報紙でも分かりづらいとか出し方がどうだろうという御意見もいただきましたので、まず今やっていることを検証して取り組ませていただいて、プラスアルファで、とりあえず今町内会からそういったお話はあまりないものですから、回覧がどうかなと今ありますので、その辺ちょっと総体的に検討させていただきたいと思います。
再質問 2番 石垣加奈子
町内会からないということなんですが、私も直接猫が庭に来てトイレにされて困っているという話も何件か聞いているので、町にはそういった声が届いていないのかもしれないんですが、保護活動をされている方も、もっともっと広報してほしいという要望がありました。この飼育の仕方に関してなんですが、今問題になっているのは、高齢者が飼い主の場合、亡くなった場合だとか施設に入った場合だとか入院した場合のペットの行き先がなくなってしまって困っているという相談もよく受けるそうです。お一人で暮らしている方は特にそうなんですけれども、そういった方の身内にお話をすると、身内の方もそのペットを飼っていることすら知らないという話も多いそうです。猫は高齢者にとっては生きがいや健康にもとてもいい効果があるものなので、一緒に暮らしていくのは大切なんですけれども、猫の寿命は15年、長い子だと25年も生きる子がいますので、ある程度自分の寿命とペットたちの寿命考えて飼わなければいけないですし、飼う場合は、自分が何かあったときに誰かが世話をしてくれるというようなものを見つけておかなければいけないのかなというふうに思います。先週金曜日にNHKでちょうどペットの番組がやっていたんですけれども、そこでも高齢者にとってのペットの効果とかも紹介されていて、高齢者が飼い続けるためのサポートも必要だとして、民生委員なども気にかけるようにして、行政も関わってほしいということが紹介されていました。保護団体の方も、ケアマネさんとかがそういったことを聞き取りしてもいいんではないかというようなお話もありました。町として、ケアマネや民生委員、それぞれふだんの業務で忙しいとは思うんですけれども、ちょっと気にかけて、声をかけてもらうようなことを呼びかけてもらうことは可能でしょうか。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
高齢者が飼っているペットに対して民生委員やケアマネが気にかけていただきたいという御意見です。今直接そういった声というのは私どもにはあまり聞かなかったものですから、そういったことも含めて、ケアマネ連絡会だとか、あと民生委員の定期的な定例会、そういったところのお話はしていきたいというふうに思っております。ちょっと実態が、よく孤独死とかでペットと一緒に亡くなっているとか、そういったことは私どもも現場で押さえてはいるんですけれども、そこまで、その行き先だとかというところが、ちょっとそういった相談はなかったというのが事実なので、そういったことも今後シェア含めて進めていきたいと思っております。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
町にはそういった相談とかはなかったようですし、実態も見えていないようですが、保護活動をされている方ではそういった相談が多いということですので、ぜひ実態を見ていただければなというふうに思います。続いて動物愛護に関してなんですけれども、法律に基づいた対応を行っているということが書かれていました。動物愛護に関しては動物愛護週間というのがありまして、日本では、動物の愛護及び管理に関する法律で、広く国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするために動物愛護週間を設けるということが法律で定められていまして、期間は、9月20日から9月26日までが愛護週間になります。そういった期間を活用して、例えばパネル展、ペットの飼い方だとか災害時の対応、保護活動をしている団体の活動を紹介するだとか、ペットはお店で買うだけでなく、保護犬や保護猫を飼うという方法もあるなどという啓発ができるのではないかなというふうに思います。あと、これから道の駅にドッグランが整備されることになりますので、そういったところには動物を好きな方が多く訪れると思います。そういったところでは、保護犬や保護猫の情報を提供して引取り手になってもらったり、欲しがっている方の情報を提供してもらえるようなコーナーをつくってもいいのではないかなというふうに思います。こういった動物愛護につながる活動にさらに取り組むことはできないでしょうか。
答弁 環境生活課長 原弘美(環境生活課長は2022年3月まで)
ただいま御質問ありましたけれども、9月の動物愛護週間ということで、昨年度は行えなかったんですけれども、新型コロナウイルスの感染拡大の防止の観点から行えなかったんですが、十勝総合振興局において、動物愛護と適正な飼育の関心の理解を深めるということを目的に、例年とかちプラザにおいて動物愛護のフェスティバルというのを行っております。この中で動物愛護に関する周知等々を行っているところでございます。また、十勝総合振興局のホームページでは、迷子の犬、それから猫などの飼い主の譲渡先の募集のホームページ等々を行っているところでございます。以上でございます。
再質問 2番 石垣加奈子
とかちプラザで十勝総合振興局で行っているということなんですが、もっと身近なところで、図書館なり役場庁舎なりでできればいいかなというふうに思いました。ホームページに迷い犬や猫も載っているということなんですが、これも例えば町のホームページとつなげて、そこに飛べるようなホームページをつくるということは可能なのでしょうか。
答弁 環境生活課長 原弘美(環境生活課長は2022年3月まで)
ただいま、今の町のホームページでは十勝総合振興局へのリンク等々は張っておりませんけれども、町のホームページにリンクを張ることは可能でございますので、今後リンクを張らせていただきたいと考えております。以上でございます。
再質問 2番 石垣加奈子
保護活動をされている方も、そういった機関ともっと町は連携したほうがいいというふうな話もありましたので、ぜひそういった、ホームページを改定していただければなと思います。もう一点、ペットの災害時の避難についてなんですけれども、おととしの決算委員会でも確認はしたんですが、防災備蓄品の中にペット用品があり、避難所でも使えるとの答弁がありました。避難者とは別の部屋でペットケージを使うという答弁もありました。そこで、避難所にペットを同伴できるのは助かるんですが、どの避難所でも受け入れることが可能なのかどうか。あと、受け入れるペットについて、犬や猫だけなのか、例えばウサギや爬虫類などもいいのか、大きさなどに制限はないのかというのをお伺いします。
答弁 総務部次長 危機対策担当(総務部次長は2024年3月まで)
兼危機対策課長(永谷全功君)災害時にペットと一緒に避難する場合ということでございます。ペットと一緒に避難するという形では、同行避難という形と同伴避難という2種類がございます。今ありますのは環境省で推奨しております同行避難、いわゆる一つの場所にペットと一緒に避難はするんですが、ペットだけは違う場所に保管するという形でございます。音更町としましては、現在この同行避難という形を取るという形で進めさせていただいております。理由としましては、ペットの臭いとか鳴き声、あとアレルギー、こういったものが発生するということから、ペットと同行に避難はするんですが、ペットだけは同じ避難所でも違う場所に保管するという形をとります。また、どうしてもペットと一緒にいたいという場合もございます。九州で、豪雨等で、ペットと一緒に避難をするのに同伴できないということで、ちゅうちょする方もいたという報告がございますので、そういったことを考え、現在、国のほうでも進めております分散避難という形で車中避難、いわゆる駐車場等に避難するということも音更町としては今後考えていかなければならないということでございます。以上でございます。
再質問 2番 石垣加奈子
同行避難ということで、一つの場所で、ペットとは別の部屋でということでした。一緒に避難できるのはとても助かりますが、もし、この情報が町民にちゃんと知れ渡っているのかどうかというのがちょっと不安で、受け入れられることを知らずに避難をためらう方、先ほども言っていましたが、ためらう方がないように周知を徹底していただければなというふうに思います。それと併せて、災害に備えて飼い主が備えることが一番大切だと思います。災害は突発的に起こり、飼い主もペットも冷静に動けないことも考えられます。啓発することも大切なんですが、ペットを連れての避難訓練ができないかなというふうに考えています。避難所までペットを連れていけるのか体験することで、実際に災害が起きたときに落ち着いて行動することができると思いますし、受け入れる避難所も、マニュアルなどはあると思いますが、ペットがマニュアルどおりに動いてくれるとは限らないので、そういった点でも訓練などで問題点を明らかにしていくのも必要なのかなというふうに思います。あと、出前防災講座というのも行っていると思うんですけれども、そういったところにもペットの防災について盛り込んでいかなければいけないのかなというふうに思いますが、こういったことを検討していただくことはできるでしょうか。
答弁 総務部長 鈴木康之(総務部長は2022年3月まで)
石垣議員のほうから、防災の観点からペットの部分のお話今いただいております。先ほど次長のほうから答弁させていただいた部分もあるんですが、御承知のとおり、今、先ほど次長が言った分散避難、コロナの関係、感染症も十分配慮しなければならないという状況でございます。ペットのことを軽く見るとかそういう意味ではなく、当然今言われたことは、先ほど次長が言ったとおり、同行避難の中での対応は考慮の中に入ってございます。私どもはまず住民、町民の安全第一、自分の命、当然ペットも自分と一緒という考えもあるかとは思いますが、ほかの住民の方のアレルギーだとかそういう部分の話もありますので、そこは一定程度御理解はいただきたいと思います。ただ、分散避難の中で、今言っていただいた各々がどこに避難するかということに関しては、必ずしも避難所だけじゃなく、お仲間とか、そういうペットのお仲間で、例えばですけれども、高台にいる方がいればそちらに自主的に避難いただくこと、また、私どもとしては今、要配慮者、これ保健福祉部とも相談しているところですが、やはり御高齢の方々ができるだけ早く避難できるということをまず優先に考えてございますので、その中に、例えば出前講座も出ましたので、この辺はしっかりペットのこともちゃんと視野に入れながらそういう情報も講座等で提供してまいりたいと思いますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。休憩(午後 0時00分)
再質問 2番 石垣加奈子
先ほども紹介しましたが、金曜日のNHKの番組では、コロナ禍でペットを飼う人が増えている反面、飼ってみるとイメージが違ったなどの理由で引取りの相談が増えていることが紹介されていました。そこでは、飼育の放棄を防ぐために、飼う前のお試し飼育やしつけ教室などを行っていることなども紹介されていました。人間の都合で捨てられ、殺処分されてしまうペットを出さないことが重要になると思います。どんな理由があっても、動物を捨てることは犯罪になります。全ての飼い主が責任を持って最後まで飼えば殺処分はゼロになると思います。これまでも広報やホームページで啓発はされていますが、コロナ禍でペットを飼う方が増えている状況も踏まえ、ペットを飼う際の心構え、しつけなどの啓発に力を入れていただければと思います。これは一つ紹介なんですけれども、十勝には肉球自動販売機というのがありまして、飲物を買うと売上げの一部が保護活動に使われるにゃんこ募金に入るというシステムがあります。十勝管内には11か所に設置され、音更町にも1か所設置されているそうです。犬の足湯付ドッグランが整備された際にそういった自販機も設置されればいいなと思いますので、これは紹介とさせていただきます。続いて公営住宅でのペットの飼育についてですが、今のところは可能にすることは持ち合わせていないという答弁でした。現在公営住宅でペットを飼われている方もいるのかなというふうに思うんですが、そういった方たちなどから相談や苦情などやトラブルというのは町のほうで把握しているのでしょうか。
答弁 建築住宅課参事 住宅担当
(松井政人君)公営住宅でペットを飼っているという話を周りの方からお話をいただくことはございますが、そういった場合は、動物を飼っている家庭に訪問するなどいたしまして、ペットを飼うことができないことを改めて説明いたしまして、飼わないように指導を行っております。そのような場合以外については、現在公営住宅でペットを飼育している方の話は町では把握しておりません。飼っていますよというような話があれば指導に行っているというようなことでございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
実際にあるということなんですが、ペットを飼われる方が増えていることで、公営住宅で飼育できるようにする自治体もあります。ですが、まだまだ少ない状況です。私が調べたところでは、神戸市にペット飼育可能な市営住宅というのがありまして、ホームページを見ると、ペット飼育のニーズの増加を受けて飼育可能住宅への転用を検討し、昨年、住民の同意を得て建物1棟をペット飼育可能に転用したというのが載っていました。神戸市には、全部で5棟のペット飼育可能の市営住宅があるそうです。今後ペットの飼育のニーズはさらに高まるのではないかと思います。そして、禁止されているにもかかわらずペットを飼う方が増え、トラブルにつながるケースも増えるのではないかと思います。ぜひペットの飼育の検討を進めていただければと思います。神戸市のように、公営住宅でペットを飼っている方がどのように生活しているのか確認していただいたり、飼っていない方との共存のためにどのような工夫がされているかを調査するなど、ぜひ検討していただくことはできないでしょうか。
答弁 建設水道部長 下口谷茂
先ほど議員のほうから神戸市の市営住宅の話が出まして、その件につきましては我々も承知はしているところでございます。ほかの、道内でも、空知管内の町では、人口減少対策として、空いている公営住宅をそういったペット飼育を許可しているところもありますけれども、過去に東京都のほうでも、モデル事業的なもので、棟ごと住民の同意を得た中でペットを許可しているところがありまして、そこについては、実際同意を得てペットを飼われたところでありますけれども、アンケート結果では約4割の方が「ペットを都営住宅で飼うべきではない」といったアンケート結果も出て、それはなぜかというと、やっぱりふん尿の始末ですとか臭いだということで苦情が相次いだという結果も出ておりますので、なかなか、全ての入居者が快適な生活を送ることができるという前提の公営住宅でそういったことを考えていくのは難しいのかなというふうに今のところ考えているところでございます。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
住民の方たちの同意を得るのも難しいとは思います。全ての公営住宅ではではなく、一部でも飼えるような公営住宅があってもいいのかなと思います。今のところ持ち合わせていないということですが、ぜひ検討していただくようにお願いします。続いて、ペットの火葬場や霊園の設置についてですが、町営の火葬場、霊園を設置する考えはないという答弁でした。過去にも、10年ほど前に動物炉についてやペット霊園についての議論も予算委員会などでされていたようで、ここでも設けることは考えていないという答弁を見ました。業者も管内には6社訪問火葬を行っている業者もあるということで、音更町には移動で火葬する業者があるのは私も知っていますが、町内にはペット霊園というのはないと思います。私も数年前に猫が亡くなり、幕別にあるペット霊園で火葬してもらいました。個別の火葬のために料金もかなり高くて、それは了承していたんですけれども、提案されるまま受け入れ、火葬代や骨つぼ代、位牌のような札などを含めると3万円を超える形になりました。家族同然の猫が亡くなり、悲しみに暮れた上に、その費用の高さにもかなりショックを受けました。庭に埋める方とかもいると思うんですけれども、庭がない方などは火葬が必要ですし、ペットを飼う方が増えて、家族の一員だったペットの供養にお墓に入れたい、高齢になり、近場でそういった施設があればという方も多いと思います。4月の予算審査委員会でも、音更町で犬を飼っている家庭は7、8軒に1件という調査結果の答弁もありました。そういった現状を踏まえ、ペットの火葬場や霊園の設置について今後検討すべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 町民生活部長 渡辺仁(町民生活部長は2024年3月まで)
委員おっしゃるとおり、今の火葬場の改築する計画を持った頃のいろいろ議論がということと記憶しております。一定程度そういった町民のニーズがあったと。そういったことから議会議論にもなっていたというふうに記憶をしておりまして、結果的に、霊園なり火葬場なり、一定程度のニーズがあっても、その受け入れる地域の考え方とか町全体の考え方というのがございます。ですから、当時そういった議論はありましたけれども、結果的に、そのとき、当時は公で整備できる状況にはならなかったと。で今に至っているというふうに理解をしております。当時は、確かに委員おっしゃるとおり、ペットを飼っている方が、じゃどこに、どうすればいいんだというニーズがあったと思うんです。それで、今の一定程度民間企業が増えてきたというのも事実だと思います。当時は6社もなかったというふうに思っています。ですので、一定程度ニーズがあるので民間企業がビジネスとしてそういうのを始めたんではないかなと。そういう意味では一定程度受け皿といいますか、できていると思いますので、今ここで公がそれを整備するということにはならないものというふうに理解をしております。
再質問 2番 石垣加奈子
いろいろ地域の要望だとかもあると思いますが、最初の合同納骨塚も地域の反対などでなかなか進まなかったことが、来年整備されることが決まりました。今後もそういったニーズを聞き取りながら、ぜひ検討していただける余地があれば検討していただきたいなというふうに思います。続いて子どもたちの動物との関わり方についてですが、保育園で行われていることが答弁がありました。その中に、動物アレルギーで、健康に配慮しながらということがありました。私も猫は飼っていたんですけれども、ぜんそくがひどくなって、調べてみるとかなりひどい猫アレルギーだったということが分かり、薬を飲みながら飼っていたこともあります。アレルギーも心配なんですけれども、過去の議事録を見ていると、駒場地区でワンワンパトロールというのがあって、犬の散歩時に見回るだとか、宝来でもウオーキングパトロール隊を発足して、散歩時に、犬の散歩を下校時に合わせて児童の安全を守るといったことが紹介されていました。こういった活動は今も継続されているのか、また、増えているのか把握されているでしょうか。
答弁 環境生活課長 原弘美(環境生活課長は2022年3月まで)
今、議員のほうから言われた件なんですけれども、ワンワンパトロール等々があったことは私のほうも新聞等々で承知しております。ただ、今まだ現在続いているかということに関しては、今情報は持ち合わせておりません。以上でございます。
再質問 2番 石垣加奈子
確認されていないということですけれども、こういったことも動物との関わりにもつながるのかなと思いました。あともう一点は、給食で牛乳が出ていると思います。これは私の話なんですけれども、20年ほど前に友人と牛乳の話になり、その子は、牛が大きくなったら自動的に牛乳が出るものだと思っていたそうです。牛乳は人間が飲むために搾乳をし販売されていますが、本当は子牛に飲ませるための母乳です。妊娠し出産しないと牛乳は出ないことを知らない人がいることに驚きました。つい最近もそういう話になって、牛を目にする機会が多い十勝に住んでいても、よつ葉乳業の工場があって見学することができて、牛乳パックができる工程は見ることができても、牛乳が牛から出る仕組みを知らない人が意外といるのかなというふうに思いました。牧場では伝染病などを警戒して部外者が敷地に入ることは難しく、間近で牛や搾乳の様子を見ることができないというのもあると思います。給食では牛乳が出ますが、コロナ禍で、今給食時間は黙食を推奨していて、おしゃべりができない状況だと思います。そこで、農林水産省のホームページにコロナの食育ページというのがあり、「牛乳はどこから来るのかな」というページがありました。そういった映像を給食時間に流すとちょっと面白いのではないかなというふうに思いましたが、既にそういったことを行われているかもしれないんですけれども、どうでしょうか。
答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)
まず、動物アレルギーなんですけれども、今、保育園においては1,200名のお子さんを各保育園のほうでお預かりいただいております。その中で動物アレルギーというのが36名いらっしゃいます。100名いれば3人ということで、園外保育だとか散歩行くにしても、動物、犬だとか猫に会わないようにというような工夫を常にしながら対応していると。また、アレルギー持っているお子さんだけ除いて例えば動物園の小動物のとこに行くとか、そこはちょっとできない。あくまでも集団保育、それがやっぱり一番大事だということで、今現場では工夫しながら対応しているということであります。その中で、牛乳の今お話いただきましたけれども、このほかにも、例えば魚だとか、本当に魚の形じゃなくて切り身の状態のイメージしかないお子さんだとか、そういった方は多々あるのかなというふうに思います。町の栄養士が各保育園に回って三角食べだとかいろんな食べ方を教えたり、それと、食べ物ってそもそもどういう形でできてくるのか、そういったことも各園の中で工夫して食育を通じてやっているというのが現状でありますので、御理解いただければと思います。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
保育所の話は分かりました。学校ではどのようになっているかお伺いできますか。
答弁 教育部長兼教育総務課長 八鍬政幸
申し訳ありません、ちょっと私掌握していないので、栄養教諭と、そういったお話があったということで、食育なりに、そういったものにつながるのかどうかも含めて相談をさせていただきたいと思います。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
すみません。では、ぜひ進めていただければなというふうに思います。続いて、アニマルウエルフェアについて見解をお伺いしました。家畜の飼育について、国の定める飼育管理指針を定めているところということがありました。このアニマルウエルフェアなんですけれども、今回日本で注目されるようになったのは、来月開催される予定である東京オリンピック・パラリンピックの選手や関係者に提供される畜産物はアニマルウエルフェアに配慮して生産されていることが条件で、食品調達コードに合格した農畜産物でないと提供できないことから注目されているというそうです。今、日本のスーパーでは、いつでも卵や乳製品、畜産物が手頃な価格で買うことができます。それらを生産する農家は近年離農が進んでいます。その分一つの農家が飼育する家畜の頭数が増加し、大規模化しています。音更町の農家数を農業概要で見たところ、乳牛で、多いときは昭和45年で699戸ありました。それが令和元年度は66戸で約10分の1、肉牛が昭和55年で96戸、それが令和元年度が42戸と約半数。農家の軒数は減少していますが、飼育されている頭数を見ると大きな変化はなく、1軒当たりの頭数が増えていることが分かります。多頭飼育のため、病気予防で多くの抗生物質を使い、人間へ耐性菌が感染することや環境への問題も懸念されます。動物たちの生活の質を保ちながら家畜を飼育することでストレスが減り、薬を使う量も抑えることができます。アニマルウエルフェアに取り組む農家を増やし支えることで結果的に品質のよい畜産物が流通し、私たちの暮らし、命、健康を守ることにもつながります。私も、実家は酪農をしていたので、牛舎で、牛はスタンチョンというものにつながれて、その場で餌を食べ、搾乳され、排せつもしていました。今はフリーストールなども増えているのかもしれませんけれども、アニマルウエルフェアでは、帯広畜産大学の瀬尾准教授が代表理事を務めているアニマルウエルフェア畜産協会というのがあります。独自の認証システムをつくり、2016年に乳牛から運用が始まっています。現在13の農場が認定されており、うち六つが十勝管内の農場になります。認証された農場で育った家畜から生産された畜産食品には認証マークをつけて販売できる仕組みもあります。この認証を取得している牧場に大樹町の坂根牧場というところがあるんですけれども、その牧場では、牛を夏場も冬も牛舎と放牧地を自由に行き来することができる放し飼いで飼われているそうです。2014年からチーズをつくり、それがきっかけとなり、牧場をもっとよくして生乳にこだわりたい、アニマルウエルフェア認証を通して農場に来られないお客様にもこだわりを伝えたいという考えでこの認証に取り組み、審査結果過程で改善点が見つかり、足が痛い牛がいたら治療するなど改善に取り組んだそうです。認証を取得することで働く人の意識も高まり、牛の快適性を追求することで農場に誇りを持てるようになったということです。農家の皆さんにこういった認証制度があることをお知らせしたり、取組に前向きな農家さんがいたら、取組に対する助成を町が行うことができないのかお伺いします。
答弁 経済部長 井原愛啓(経済部長は2024年3月まで)
まず、国によるアニマルウエルフェアの配慮した家畜の飼養管理の基本的な考え方ということで、先ほども答弁させていただきましたけれども、飼養管理指針というのがございます。その指針の中に、指針を活用してアニマルウエルフェアの取組を生産者等に普及啓発することを期待するという、今現時点でこういう表現になってございます。また、指針の中では、生産者の飼育方式を方針による方式へ変更を推奨するまたは強制する場合は、消費者の負担の上昇を招くとともに、アニマルウエルフェアを適切に実施しているものとそれ以外のものを明確に認証表示し、消費者が適切に選択できる仕組みが必要であり、これらに対応した生産を行う場合、一時的に多額の投資が必要となるのみならず、関連する施設、機材等の調達にも配慮した計画的な対応を考慮する必要があるというふうにされております。このことから、指針の中でも、今後さらに議論、研究が必要であるというような表現がされております。議員おっしゃいましたように、このアニマルウエルフェアというのは近年、例えばオリンピックの関係でいろいろと言葉が出るようになりましたけれども、実際にその現場に浸透するに至っては、まだまだこれからのものだというふうに考えております。オリンピック・パラリンピックに対応する畜産物の提供ということにつきましては、日本でやっている畜産GAP、これもアニマルウエルフェアに配慮した飼育管理を包含するものになっておりまして、この認証を取得することによっても提供できるという仕組みもございます。先ほど議員がおっしゃいましたアニマルウエルフェア畜産協会、これについても同様のことでございますが、まだいずれにしても、先ほど議員おっしゃいましたように、施設規模の拡大とかそういったものにもいろいろとお金がかかりますことから、なかなか進まないものがあります。ただ、畜産GAPですか、これを認証取得するに当たっては北海道から補助制度がございますし、それから、施設を拡張する場合に当たりましては、畜産クラスター事業などを使って補助金を活用して事業を実施することができますので、そういった方面での活用を御希望があれば今後進めていきたいというふうに考えております。以上です。
再質問 2番 石垣加奈子
分かりました。このアニマルウエルフェア畜産協会の認定基準というのは、かなり項目は多いんですが、どれも動物が安全で幸せに生活できる内容だと思いますし、十勝の農家はこの認証に合致しやすい状況も整っているということも書かれていました。この認証については、現在乳牛や乳製品で運用されているということですが、今後、肉用牛や豚、鶏にも制度が広がると思います。この認証を受けることで丁寧に飼育しているとアピールでき、畜産物のブランド化につなげられると思います。そういった商品を道の駅で販売し、音更町をアピールする一つの手法につながるのではないかと思います。また、学校の給食に取り入れて、子どもたちの食育や動物愛護にもつながるのではないかと思います。認証については農家さんや農協さんの協力が必要になると思いますが、町が後押ししていただければと思います。続いてワンヘルスについてですが、答弁の中に、野生動物の居場所を奪うような環境破壊を行わないことが大切であるというワンヘルスの理念は認識しておりという答弁がありました。今回コロナ禍でこのワンヘルスというのが注目が集まっており、環境破壊が進んだことにより、新たな感染症が増えています。コロナもいまだに収まっておらず、また新しいウイルスが出現する可能性もあります。次のパンデミックを防止し、人や動物が健康に、そして自然とともに生きられる社会を実現していくためには、予防的アプローチである、人、動物、生態系の健康を一つと考え、これを守っていくワンヘルスの実現が必要不可欠です。これを実行するためには、それぞれの立場や分野の垣根を越えてワンヘルスに関わる課題や知見を共有し、次のパンデミックを防ぐために連携して取り組む必要があると思います。コロナで様々な困難にぶつかり、いまだに抜け出せていない状況です。同じことを繰り返さないためにも、国や自治体、企業、そして一人ひとりにこういった考えを周知していくことが必要だと考えますが、町として、こういったワンヘルスやアニマルウエルフェアついて広報やパネル展などで周知していただくことはできるでしょうか。
答弁 経済部長 井原愛啓(経済部長は2024年3月まで)
まず、アニマルウエルフェアの広報につきましては、北海道といいますか国からも啓発についてするようにという御指導というか指導もありますので、それについてはホームページ等にリンクを張ることは可能だというふうに考えております。ただ、ワンヘルスにつきましてはなかなか町レベルの取組ではできる代物でないというふうに考えます。最低でも家畜保健衛生所を運営している北海道レベルの取組が必要になるかなというふうに考えておりますので、できたとしてもそういうところにリンクを張るぐらいしかできないのかなというのを、私今考えているところではその程度しか持ち合わせてございませんけれども、ワンヘルスにつきましては、言葉を知っている方もまだまだ少ないということもありまして、ちょっと難しいのかなというふうに現時点では考えております。
再質問 2番 石垣加奈子
分かりました。ワンヘルスも、私も今年になって知った言葉ですので、まだまだ知らない方も多いかなというふうに思います。このワンヘルスを聞いたときに、生態系も健康の一つと考えというところがありますが、今、熊の目撃情報が結構新聞で報道されています。あと鹿の被害や市街地でキツネを見かけることもよくありますが、こういった動物たちは、本当は人に近いところに来たいわけではなく、山の中で安全に暮らしたいというふうに多分思っていると思うんです。人間が生活のために山や自然を切り開いて自然を破壊し、開拓していったことで人里におりてきているのかなというふうに考えていますので、ぜひ人、動物、生態系を一つのものだというふうに考えて、広く考えていくことが必要ではないかというふうに思います。周知方法はちょっと難しそうなんですが、少しずつ皆さんに知れ渡っていったら、ぜひ周知をしていただきたいなというふうに思います。最後に、今回、動物も大切にするまちづくりとして取り上げましたが、今の音更町が動物を大切にしていないわけではありませんし、今も大切にしていると思われます。今ここに、この議場にいる方の中にもペットを飼われている方や酪農を営まれている方がおり、皆さん動物を大切にし、愛していると思います。福祉というと人間を対象という見方をされますが、ペットは癒やしを与えてくれ、特にコロナ禍では癒やしを与えてくれます。家畜はおいしい食べ物を提供してくれて、食卓を豊かにしてくれます。そういった面で私たちの生活に欠かせない大切な存在です。動物たちも人と同じように幸せになる権利があると思います。道の駅魅力向上のための犬の足湯付ドッグランの整備が決まり、ペットと泊まれる部屋も整備されることも報道され、話題性が高まっています。そういった中でも、さらに動物を大切にする町として具体的な取組ができないかと思います。動物を好きな人も、先ほどのアレルギーなどで苦手な方もいます。そういった人たちみんながいいと思える形で共存を目指す町となるよういろいろ前向きな検討をしていただければと思います。以上で質問を終わります。
答弁 町長 小野信次
石垣議員から、動物を大切にするまちづくりということでのお話でした。コロナ禍の中でということで、そういったことも癒やしてくれる、そしてまた、命を大切にしていく中で、私たちに食べることも教えてくれる動物、家畜というようなことでのお話でありました。まず最初に、その中でお話がありましたが、ペットの問題、犬、猫のお話しされました。私もあのテレビ見ました。ペットが欲しくて、一番最初に出てきたのが、猫が欲しいということで猫を2匹飼っちゃったと。いつの間にかそれが増えちゃった、手のつけようがなくなったというとこから場面は始まっていると思います。そこで一番私が感じたのは、これはコロナ禍であろうが、昔からもそうです。昔から、ペットを飼ってどうしたかというと、昔は今のように保護団体があったり、あるいはそれをどこかで受け入れてくれて、そして次の生活者に譲るとかというそういうものも、多少はあったとしても今ほどは発達していなかったかなというふうに思いますし、特にそんな中で、逆に言うと、猫もそうだし、犬の場合は野犬化して人に危害を与えるというような厳しい、そういった環境もあったかというふうに思います。そこで私が、石垣議員と共通してはいますけれども、ただ、町がどう周知していくかという話も先ほど何回も繰り返しお話しいただきました。問題は、飼ってしまってからどうかという周知よりも、飼う前に、そしてペットは、これがかわいい、かわいさと、そしてまた癒やしだけでは愛玩というふうな形にはならないと思うんです。ペットを愛玩動物と言っているけれども、そうじゃなくて、その命を最後まで見届ける、そういったことが飼い主の自覚と責任、それがしっかりと自分に意識を持って全うしなければこれは飼うべきでないと思います。このことをしっかりと、もし周知するのであれば、やっていかないと。やってしまった後の整理を自治体あるいはそれぞれの町がやりましょうやというお話をステージに上げてしまうと、これはなかなか厳しいと思います。それは人に理解を得られないと思います。いかに皆さん方に理解を得られるかという話になると、先ほど部長答弁にもありましたように、そういったことをしっかりやっていただくということが大事かというふうに思いますし、併せて、ペットの値段が今年の年前と年明けてから2倍になっています。これはペットショップで聞いてもそのとおりです。そして、繁殖しているペット、そのブリーダーは間に合わないと。それは機械じゃないから。いきなり生産できるわけじゃないので。そういったことも含めて、いきなりこれが癒やしに結びつくからといっておもちゃを買うようにそこに買い求めるようなことも私は自粛していっていただきたいなというふうに思います。やっぱりちゃんと命というものを向き合って考えてほしいなというふうに思っております。あとは、ペット、やがて亡くなったときの火葬場の話、霊園の話は私の答弁でも申し上げていますし、合葬墓と同じようなお話しされましたけれども、ここはしっかりと、そこは分別を持って考えていかなければいけないというふうに思っていますので、御理解をいただきたいというふうに思っています。あと、愛玩動物のペットもそうですし、あとアニマルウエルフェア、これは家畜なんです。家畜ということをちゃんと受け止めて考えていかないと。そこにはもちろんアニマルウエルフェアにのっとったということで、今畜大でやられているのも、いろんなことを言います。一番目立つのは、さっき石垣議員さんから多少お話しありましたけれども、大樹の方、元は放牧型の飼い方というのを進められ、しかし今、大きくクラスター事業でもって大型化しているといいながらもロボット化して、石垣議員さん牛乳の話しされたから私もその部分でお話しさせていただきますけれども、昔は人間の体の労力に比して3回搾乳やっていたものが、多頭数飼育、たくさん飼うようになって2回にしたんです。今ロボット化になって、その牛の母体に負担をかけないようになって、さらに牛が自由におっぱい張ったら搾れるような仕組みにして、むしろこれがアニマルウエルフェアに結びついていっているところもある。そういうふうにして生理的な部分を解除してくれている、そういった施設が今大きく出てきていて、なおかつ人間も省力化してきているという、そこも理解してこれから消費者の皆さん方に理解していっていただかなければ、この人口の中で、石垣議員さんが言ったように農家が、酪農家が減った中で、じゃ輸入反対ってもし言って、国産の牛乳が足りないという中でこれだけ努力して牛乳を搾ってくれている人たちがいるわけだから。その人たちも牛をできるだけ長く寿命を持たせてあげようというようなことで今の飼い方にまた戻ってきているので、ぜひその辺は、過去に牛を飼った環境にあるということでは言っていただいたので、理解していただきたいなというふうに思っています。あと、ワンヘルスの問題は石垣議員さんの言ったとおりで、これは野生動物の居場所。それはそうでしょう。人間が今、癒やしといって山にいっぱいあれだけ人が登るんだよ。そしてそこに食べ物を残したり。今知床もそうです。熊が出てくるといって熊に餌やったり。そういうことを今まで過去にやってきたツケがここへ来ている。だから、石垣議員さんがおっしゃったように、人、動物、自然の生態系そのものをもう一回改めて、今石垣議員さんおっしゃったように、みんなで確認していく時期に来たなというふうに思っています。貴重な、いつも僕も感心するんだけれども、みんながあまりなかなか取り上げられないところをいつもこうやって取り上げていただきながら、私たちも改めてこの機会に勉強させていただきました。本当にありがとうございました。