音更町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月14日
ヤングケアラー支援について
2020年12月14日、音更町議会の一般質問で、小澤直輝議員が「ヤングケアラー支援について」質問し、町長 小野信次、保健福祉部長 重松紀行、福祉課長 高橋規也、建設水道部長 下口谷茂が答弁しました。
- 質問者
- 小澤直輝 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、保健福祉部長 重松紀行、福祉課長 高橋規也、建設水道部長 下口谷茂
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 小澤直輝
それでは、通告に従いまして3点御質問させていただきます。まず最初に、ヤングケアラー支援についてでございます。病気や障がい、精神的な問題を抱える家族を介護している18歳未満の子ども、ヤングケアラーの問題が浮き彫りになっております。年齢や成長度合いに見合わない加重負担によって心身が疲労し、学業や進路に影響するケースも見られます。総務省の就業構造基本調査によると、15歳以上30歳未満で介護を担う人は、2012年が17万7,600人に対し、2017年には21万1千人と3万人以上増加したと公表いたしました。厚生労働省も、具体的な支援を検討するため実態調査を行うことを示しました。以下について御質問いたします。1、ヤングケアラーの問題を町としてどのような認識をしているのか。2、ヤングケアラーを広く周知するための働きかけは。3、実際相談が発生した場合の現状の支援策は。続きまして、デジタル活用支援員の配置について御質問いたします。政府は、10月から全国12か所でデジタル活用支援員の実証事業を始めました。地元IT企業やシルバー人材センターなどが担い手となり、高齢者を中心にスマートフォンをはじめとする電子機器の使い方を分かりやすく伝授する取組です。以下について御質問いたします。今後町としてデジタル活用支援員の配置は考えているのか。3点目、住まいと暮らしの安心を確保する居住支援について御質問いたします。現在、国内では、高齢者や障がい者、低所得者、ひとり親など住居確保に配慮が必要な人は増え、頻発する災害による被災者対応も急務となっております。また、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、家賃の支払いに悩む人が増加していると専門家らが指摘しています。生活困窮者自立支援制度の住居確保給付金の支給決定件数は今年4月から9月まで10万件を超え、昨年度1年間、およそ26倍に上っております。住まいは生活の重要な基盤であり、全世代型社会保障の土台であり、住まいと暮らしの安心を確保する居住支援の強化は喫緊の課題となっています。以下について質問いたします。1、町の現状及び相談件数は。2、町としての支援策と今後新たな支援策は。以上、御答弁お願いいたします。
答弁 町長 小野信次
1問目のヤングケアラー支援についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目のヤングケアラーの問題に対する町の認識についてでありますが、ヤングケアラーにつきましては、法的な定義はありませんが、平成30年度に厚生労働省が実施した実態調査では、年齢や成長の度合いに見合わない重い責任や負担を負って、本来大人が担うような家族の介護や世話をすることで自らの育ちや教育に影響を及ぼしている18歳未満の子どもとしております。町といたしましては、このようなケースが児童虐待としてのネグレクトや心理的虐待につながる可能性があることから、これらの方々が子どもらしく日常生活を過ごせるよう、支援方針や適切な対応の検討が必要であると認識しております。次に、2点目のヤングケアラーを広く周知するための働きかけについてでありますが、ヤングケアラーは、本人が自覚している場合が少なく、周囲も気付きにくいため、児童福祉施設や学校などの関係者に対しヤングケアラーの認知や理解を深めるよう啓発を行うことで、その観点からの気付きや適切な支援につなげていけるようにすることが大切であると考えております。町では、ヤングケアラーに関しては虐待につながる可能性があることなどを掲載した「児童虐待防止マニュアル」を本年度中に作成し、関係機関へ配布し、周知・啓発をしていきたいと考えております。次に、3点目の相談が発生した場合の現状の支援策についてでありますが、町ではこれまで具体的な事例は把握しておりませんが、ヤングケアラー自身の育ちや教育に悪い影響を及ぼすこともあることから、このような子どもや家庭には適切な支援を行っていくことが必要であると認識しております。現状の支援策といたしましては、各家庭ごとにケアの内容も異なることから、子どもが置かれている状況や課題を把握した上で、児童生徒への虐待や養育不安などの問題があった場合には、要保護児童対策地域協議会において関係機関との情報共有や支援の具体的な方策などについて協議検討し、対応してまいりたいと考えております。また、国は、ヤングケアラーに該当する小中高生の人数や介護の内容などについて、全国の教育現場を対象とした初めての実態調査を本年度中に実施するとともに、調査結果をまとめて、具体的な支援策を検討することとしております。町といたしましては、国の支援策も踏まえた上で個々の実情に応じた支援について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。2問目のデジタル活用支援員の配置についての御質問にお答えをいたします。デジタル活用支援員は、高齢者等がICT機器を利活用することにより、生き生きとした豊かな生活を送ることができるようにするため、身近な場所で機器やサービスの利用方法を学べる環境づくりを推進する制度で、総務省が本年10月から全国11か所で実証事業を始めております。現在のコロナ禍において、インターネットで得た情報を生活に活用しようとする高齢者が増えている一方、これらにあまり触れてこなかった方々は情報を得るための知識や経験が少ないのも事実であります。また、近年は、生活に役立つサービスのほか、公共分野においてもデジタル化が進んでおり、本町においても、防災SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)をはじめ、ごみ分別アプリの導入や町税の納付のスマートフォン決済などデジタル化を進めていることから、高齢者がこれから機器やサービスの利用方法を習得することは大変有用なことと考えております。なお、本町におけるデジタル活用支援員の配置につきましては、現時点では考えておりませんが、現在実施している国の実証事業の結果を踏まえて今後調査研究をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。3問目の住まいと暮らしの安心を確保する居住支援の御質問につきまして、関連がありますので一括してお答えいたします。生活困窮者自立支援制度は、働きたくても働けない、住むところがないなど生活に困り事や不安を抱えている方に寄り添いながら、一人ひとりの状況に合わせた支援を行うもので、制度が施行された平成27年4月から、十勝総合振興局が、自立相談支援事業所「とかち生活あんしんセンター」に委託して実施しております。支援の内容は、支援プランの作成や就労支援、住居を持たない方に衣食住を提供する一時生活支援のほか、離職などにより住宅を失った、又は失うおそれのある困窮者に対して、世帯人数に応じて最長9か月分の家賃相当額を支給する住居確保給付金制度があり、本年4月20日以降は、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した場合にも拡大して適用されております。この給付金の昨年度における本町分の相談は3件でありましたが、本年度分は11月末時点で既に48件に上っております。あんしんセンターからは、今月に入っても相当数の相談を受けていると伺っております。今後も増加が見込まれるとのことであります。なお本町において、新型コロナウイルス感染症の影響による生活保護や公営住宅への入居相談は現在のところ受けておりませんが、そうした相談があれば、庁舎内の担当部署が包括して支援に当たってまいります。今後も、既存の制度を最大限活用できるようホームページで周知するほか、相談者の生活再建に向けての個別的な課題にしっかりと向き合うとともに、引き続き関係機関と連携して支援に取り組んでまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
質問 8番 小澤直輝
御答弁ありがとうございます。まず、ヤングケアラーの問題についてなんですけれども、私自身もこのヤングケアラーという言葉自体を知ったのは新聞等で報道されてからなんです。なかなかヤングケアラーと聞いて、ああこれかというのは、まだまだ認識がないのかなというふうに思います。今回私がこの質問させていただいた背景というのは、実は私の身近にこういう方が実際にいまして、音更町内ではないんですけれども、ちょっと御相談させていただいたんです。高校生の方がそういった状態になっていると。本人自体はもちろんヤングケアラーという言葉知らないので、自分がヤングケアラーということを認識していなかったんですけれども、お話を聞くと、なかなか学業とかクラブ活動に従事できないと。そういった弊害が起きているという話を聞いて、これは今後身近な問題になるのかなと思います。音更町も、現在そういった相談は特にはないと思うんですけれども、もしかしたら既にそういった方がいらっしゃるかなというふうに思っております。この問題は、今話を詰めるというか、今後の話になるので、今取組を国が始めたばかりということなんです。厚生労働省は、各都道府県市町村の教育委員会を通じて、現在ヤングケアラーの人数や介護している家族は誰か、具体的な内容や子どもの負担の度合いなどをこれから調査すると。文科省と協議しているというような形で、今回の調査は中学生、高校生が対象となって、国が3月に報告をまとめるということなので、国がこれから実態調査をするというような状態です。ただ、ヤングケアラーではないんですけれども、このケアラー支援に関しては、埼玉県が今年の3月に条例をつくりまして、その条例の内容は、認知度をまず向上させるためにこの条例を施行されたというような形です。北海道でも、栗山町が今ケアラー支援の条例をつくる動きをしているということで、実際に栗山町のほうでそういった専門的な知識を持っておられる方を招へいして講座を行ったり、あとは町民にアンケートをとって、そういった部分で、栗山町は今高齢率が39%ということになっていますので、そういった部分では将来的に不安があるという部分でケアラー支援の条例をしているという部分であります。今御答弁いただいたように、こういったケース、様々なケースがあるかなというふうに思います。ここに関しては、これから実態把握して、国が調査して、ここから広げていくということなどで、私としても、今回一般質問したのは、この言葉を実際に知っていただきたいというところで御質問させていただいております。そんな中で、認知度を広げるために、私としては、例えば広報紙とかそういったものにまず掲載するとか、あとは、今コロナ禍で難しいかもしれませんが、専門家を招いて講座を開くと、こういったところで開催してはどうかなというふうに思うんですけれども、町の今の見解をお聞きしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ヤングケアラーの問題でございますけれども、こちらにつきましては、議員先ほどおっしゃられましたとおり、ヤングケアラーとしての概念が、そういった認識が多くの方たちに広まっていないというのが一つ問題点でございまして、それが家族やヤングケアラー自身もそういった状況にあるというのを認識していないというのが問題でございまして、そういったことで顕在化しにくいというような状況でございますので、やはりまずもって私どもも周知が必要というふうに考えておりますので、いろいろほかの町の状況を見ますと、パンフレットを作ったり研修、講演会の開催などというふうにやっているところがございます。私どもの町といたしまして、まずは、答弁でもございましたとおり、今年度、虐待に関するマニュアルをつくるものですから、それをまずつくらせていただいて、児童福祉施設ですとか学校現場等に従事する方たちに配布させていただいて、まず周知、それから把握に努めたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
質問 8番 小澤直輝
先ほど部長の答弁にもあったとおり、なかなか顕在化しにくい問題ですので、特に学校の先生方もこのヤングケアラーという認識というのが、国の調査だとまだそんなに、20%ぐらいしかないというような状況ですので、低いというような話が出ておりますので、そこのヤングケアラーのところにつきましては、やはり町としては少しずつ裾野を広げて周知をしていただきたいというふうに思います。続きましてデジタル活用支援員についてのお話だったんですけれども、これも実は国が、今年度総務省が実証実験をやっているというところで、実際に岩手県、福島県、石川県、福井県、愛知県、香川県、愛媛県、佐賀県、長崎県、宮崎県と。こういった県で実証実験しています。背景には、度々言葉出ていますけれども、ソサエティー5.0時代ということで、ちょっと分かりづらいんで、あるんですけれども、総務省が行った調査の中で平成28年度のスマホの普及率というのは60%なんです。令和元年度調べたら79.2%、すごく増えているんです。パソコンの普及率、今74%なので、スマホのほうが持っているというような状態です。モバイル機器全体、「モバイル機器持っていますか」という質問をすると95%持っているというような調査結果になっておりますので、そういった部分では、先ほど答弁あったように、特に高齢者の方がこういった機器、サービス利用方法を習得することは大変有用なことだというふうに書いて答弁にありますので、そのとおりであるなと私も思います。実際に実証地域の中での例を出すと、愛知県に瀬戸市という町がありまして、これは12万人ぐらいのちょっと大きな都市なんですけれども、デジサポというNPO法人を立ち上げて、急速なICTの発展がデジタル難民、新しい言葉なんですけれどもデジタル難民を生んで、リテラシー不足から生じる詐欺やネットいじめなど社会問題になっている。そういうものに対応するためにNPO法人デジサポが立ち上げられたというような形になっております。私も町内の高齢者の方にいろいろお話を聞くと、スマホはもちろん今現在持っている方いらっしゃるんですけれども、実際にやるのが、メールとか電話はできるけれども、手続等、行政手続とか物を買ったりだとか、そういったものがなかなか分かりづらい。例えばクレジットカードを認証するんだとかそういったところも難しいというところで、今後こういった活用支援員というものを普及させる必要が私はあるかなというふうに考えております。さらに言うと、今マイナンバーの普及というものがありまして、来年は健康保険証にひもづけさせるというような形で、マイナンバーもさらに進化していくというような状況がありますので、これはやはり町としても調査研究していただきたいと。私先ほど質問の中でデジタル活用支援員を配置という話ししたんですけれども、いきなり配置というのはハードルがあるので、例えば町内にある携帯電話の通信事業者、こういった業者と協力を得て年に数回例えば講座を実施するとか、そうやって少しずつ裾野を広げていくことは大事かなというふうに思っているんですけれども、その点町の見解をお聞きしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問でございますけれども、まず、私ども今回御質問いただいた上で考えていることは、老人クラブですとかそういったところに状況をちょっと確認させていただいて、そういったニーズがあるということであれば、議員おっしゃられたように、携帯のショップの講師等を私どもがつないで派遣していただいて講座等も、そういったものも考えられるのかなというふうに思っているところでございます。以上でございます。
質問 8番 小澤直輝
まずはそういった形で調査していくということで、ニーズがあればということでありました。今後これ国として、もしかしたら予算をつけて実施していく方向になるかなというような私はちょっと気もしているので、そうなったらまた新たな支援というのが出てくるかなとは思うんですけれども、まずは町のほうで把握をしていただいて、その中で、もし必要とあればぜひやっていただきたいと思います。実際に実証をやった地域を見て、調査結果等見ると、ほぼおおむね良好、皆さん満足して受講されたということが載っていますので、有効性は十分考え得るかなというふうに思いますので、ぜひこのデジタル活用支援員というところ、これも比較的まだ新しい言葉なんですけれども、支援員について検討していただきたいと思います。私は、ニーズは非常に高いものだというふうに考えております。最後の3問目の居住支援についてなんですけれども、実はこの問題も私相談を受けていまして、あんしんセンターへ行ったりとか、いろんな緊急小口支援いただいたりとか、そういった形で様々な支援をさせていただいている中で御質問させていただいたんですけれども、やはりこの新型コロナ禍のウイルス感染症の拡大の中で非常に増えているというような実態調査がありました。そもそもこの自立支援法というのは2015年に施行されて、生活困窮者が最後のセーフティーネットである生活保護受給に至る前に予防的に第2のセーフティーネットとして支援制度が設置されたということで、二つ事業、必須事業と任意事業に分かれているんです、この生活困窮の自立支援法が。必須事業というのが自立支援相談事業、もう一つは先ほど質問しました住居確保金の支給というところです。任意事業につきましては、就労準備支援事業、一時生活支援事業、家計相談支援事業、生活困窮世帯の子どもの学習支援ということで、これが任意事業としてあります。私も、コロナ禍で失業して大変、要は家賃が払えないというところで、実際に一緒にあんしんセンターに行ってこの住居確保資金の支給というところで御相談させていただいたんですけれども、そういった部分では、今後このコロナ禍が長期化すると、既に長期化しているんですけれども、さらに増えるんではないかなというふうに思っております。ちょっと1点確認したかったんですけれども、先ほど件数が、昨年3件で今年は48件というのは、これは全体を通して48件なのかどうかの確認をしたいと思います。
答弁 福祉課長 高橋規也(福祉課長は2022年9月まで)
48件の内訳ということでよろしかったでしょうか。相談が48件ということだったんですけれども、実際その給付に至ったケースはそのうち8件ということになりまして、収入基準超過で該当にならなかったという方が20件、持ち家のため対象外という方が4件、そのほか手続が非常に煩雑ですとかローンが払えないといった、そういった苦情のような感じの相談が16件というような内容になってございます。以上です。
質問 8番 小澤直輝
ありがとうございます。先ほど説明を受けたとおり件数が増えてきているというところで、当然、先ほど答弁あったように支援要件というのがコロナの影響によって拡大されて、コロナによって収入減少した人も対象になるということであります。さらに、ここに関連するんですけれども、生活保護者の数も国の実態調査の中では今増えてきているというような状態であります。そういった部分では何とか、先ほど、この支援方法を活用して第2のセーフティーネットを張っていくような支援が必要だというふうに思っております。再質問になるんですけれども、実際に今対応するには、公営住宅とかそういったところでなるということあるんですけれども、件数というか、どのくらいの件数に実際に町として、そういった相談があったときに住宅というか受入れができるのかというのは今現在分かりますでしょうか。
答弁 建設水道部長 下口谷茂
コロナ感染症に伴います公住へ入居したいというような数字かというふうに思います。音更町内では、今柳町の公住ですとか公営住宅の建替えに伴います政策空き家という空き家が53件、53室あります。そのほかにも空き家が今現在で20ぐらいは空いているという状況でございます。コロナ感染症に伴います公営住宅へ入居したいといった相談は、答弁書にも書いてありますとおり、相談は受けていないといった状況でございまして、近隣町村を伺っても、コロナ感染の関係で公営住宅に入りたいといった相談は今のところないといったことを聞いております。以上でございます。
質問 8番 小澤直輝
ありがとうございます。件数、政策空き家ということで、あるんだ、数は確保できるのかなというふうに思います。相談自体はゼロということでお話聞いていますけれども、先ほど私がお話ししたとおり、長期化したことによって仕事が減少、収入減少して家賃が支払えない場合というものも今後、もしかしたら想定されるかもしれない。そういった部分では、ぜひ積極的に相談を受けていただいて、そういった相談があった場合は受け入れていただいて、いろんな可能性をお示ししていただければなというふうに思います。いずれにしましても、先ほどヤングケアラーとデジタル活用支援員、また、住まいの暮らしの居住支援というのはこれからまた顕在化するような大きな課題になってくるかなというふうに思います。実際に今どうこうというのはなかなか、これから実態調査してやらなければいけない問題なので、もう質問終わりますけれども、私自身も実際にこういった問題、相談を受けて、もしかしたらもっと数がいるんじゃないかなというような懸念はしております。そういった部分では、私自身も今後注視しながら、また、町側も注視してもらいながら進めていってもらいたいというふうに思います。私の質問は以上です。
答弁 町長 小野信次
小澤議員、毎回、まだこの言葉はなじみあまり少ないなといいながら、先進的なお話をいつもされていただきます。今回はヤングケアラーということで取り上げていただきました。御存じのようにそういった実態が見えないというところに心配なされてのお話だと思いますが、本町にあっては、答弁でも申し上げましたけれども、認識の程度というのは、部長からもお話しさせていただきましたように、まだまだ浸透は薄いかというふうに思います。しかし、国も挙げてそういった、貧困も含めて、当然、学業あるいは学びの時代にある人たちが、その環境が、生活のみならず、体の不自由な親御さんであったり高齢者の皆さん方の、自ら介護をするよう生活状態であるという、そういったお話でありますけれども、今のところ本町にあっては、答弁で申し上げておりますように、そこにはまだ至っていないのかなというふうに思います。あわせて、必ずしもこれが、今のところはというだけだけれども、しかし町規模、町規模というのは人数ばかりじゃなくて、幸いにしてうちの町は、今回のコロナの話をあえて小澤さん出してくれるからお話ししますけれども、今回の音更の町の中にある医療機関という、あるいは福祉機関、それから障がい者の施設も含めていろんな施設が、180の事業所があるということをコロナ対策のときに皆さん方に周知をしたはずであります。そういったところとの町との各施設との更なる連携を深めていって、この言葉に当てはまるような環境にならないように我々はこういう介護福祉あるいは医療、そしてまた教育支援、そして生活支援について、うちの町が頑張っていこうと思いますし、皆さん方のふだんからの御質問もそういったことに熱心に提言をしていただいているというところが救いになっていると思います。だから、全国的な状況という形で一くくりにすることも大事だけれども、うちの町がどんな状況にあるということもお互いに確認しながら進めたいなと思いますし、それから、せっかくのこのヤングケアラーという言葉も、今お話ししていただいたように、我々も皆さん方に周知をしていければというふうに思ってございます。それから、デジタル活用支援員の話、これは先般の松浦議員さんのときもお話ししてくださっていました。正直言って年齢をくくって、高齢者だからSNSをやれない、あるいはメール程度だというところもあるけれども、全体とは言わない。全体とは言わないけれども、音更町の高齢者学級の人たちなんかもそうなんだけれども、随分前からパソコン教室開いて、僕なんか全然及びもしない。そういう人たちがかなり、教育委員会あるいは生涯学習も含めてそういった学びの場で、みんなの情報交換は私たちより進んでいる。だから一くくりにしないほうがいい。それは、何もデジタル支援員は高齢者だけじゃなくて、それに、さっき答弁にあったように、そこに至っていない人たちがいるとなれば、誰でも相談ができるような環境をつくっていくべきということは分かります。ただ、気をつけていかなければならないのは、便利さ、前もよく話すけれども、電子自治体の話のときも言ったけれども、便利なことということはその裏があるわけ。だから、決済なんでもできますよという話の中で、活用と同時にセキュリティ、そして、一般生活者として、我々も同じ生活者なんです。その生活者がいかに生活被害を未然に防ぐかと。こういうことをこの両輪が成り立つように進めていくことが、ただただデジタル支援員という話じゃなくて、それもちゃんとやった上でやっていかないと何のためにやったか分からない。ただ、間違いなくそういう方向に進んでいくということと、それから、通信機器の、従来と違ってやはり相当使いやすくなってきているということはもう事実のとおりなので、できるだけそういった生活に皆さん方がなじめるような環境を整えていきたいというふうには思ってございます。あと、住居支援ということで、コロナ禍のもとでと言うけれども、うちの町は、コロナといえばコロナなんだけれども、かといってコロナだからという話じゃなくて、経済不況は随分あったんです、喫緊で10年くらい見たって。たまたま基幹産業は農業だというから、農業の底力によって町税もある程度安定しているけれども、一般の事業者の中にあっては、いろんなことであおりを食った中でやってきている人もいるわけ。そういう中で、本町では住宅については現在その相談はないといいながらも、今後も今までどおり寄り添う、そういった支援はこれからも変わらず努めてまいりたいと思いますので、ぜひ御理解のほどお願いを申し上げまして答弁とさせていただきます。ありがとうございました。