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遠軽町議会 令和8年第2回定例会 2026年3月6日

ヤングケアラー支援について

2026年3月6日、遠軽町議会の一般質問で、村岡敦子議員が「ヤングケアラー支援について」質問し、町長 佐々木修一、教育長 佐藤祐治、保健福祉課長 渡邉亮司、総務課長 堂前政好が答弁しました。

質問者
村岡敦子 議員
答弁者
町長 佐々木修一、教育長 佐藤祐治、保健福祉課長 渡邉亮司、総務課長 堂前政好

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 9番 村岡敦子

通告書に従いまして、質問させていただきます。ヤングケアラー支援について。北海道の第1期北海道ケアラー支援推進計画がこの3月で終了しますが、道が実施した実態調査の結果では、道内にヤングケアラーが一定数いることや、本人が負担を自覚しにくく、悩みを誰にも相談した経験がないことが多い状況が明らかとなっています。ヤングケアラー支援を進めていくに当たっては、早期発見と相談窓口の明確化、啓発活動で意識を高めることが重要だと考えます。過去に同僚議員が同様な質問をしていましたが、次の3点について伺います。1、早期発見と現状を把握することで適切な支援やサービスにつなげていくことができると考えます。関係機関との連携、情報共有だけでなく、アンケート調査など一歩踏み込んだ実態把握の調査が必要だと考えますが、見解を伺います。2、ヤングケアラーは自認しにくいことから、児童生徒へのヤングケアラーに関する教育が大切だと考えます。児童生徒に対してヤングケアラーを理解してもらうために学校の授業に取り入れるなど、継続した教育活動の一環として行っていくべきだと考えますが、見解を伺います。3、児童生徒が周りの大人に相談をしやすくする仕組みが大事だと考えます。児童生徒が気軽に相談できるような相談窓口の設置、認知度向上や明確化について、どのような対策を行っているか伺います。

答弁 町長 佐々木修一

お答えします。1点目の、関係機関との連携、情報共有だけでなくアンケート調査など一歩踏み込んだ実態把握の調査が必要だと考えますが見解を伺いますという御質問についてですが、アンケート調査については現在のところ実施する予定はありませんが、実態把握については、相談をお受けするケースに対し、相談の入り口ごとの個別のケース会議を実施し、関係する機関等との連携を図り、対応しております。そこではヤングケアラーのみならず、家庭におけるさまざまな問題に対する支援の在り方や方向性を協議し、困難が存在する家庭に対して支援をしており、これまで培ってきた情報共有体制等の協力関係において、引き続き対応をしてまいります。私からは以上でございます。

答弁 教育長 佐藤祐治

9番村岡議員のヤングケアラー支援についての2点目と3点目の御質問にお答えいたします。2点目の、ヤングケアラーは自認しにくいことから児童生徒へのヤングケアラーに関する教育が大切だと考えます、児童生徒に対してヤングケアラーを理解してもらうために学校の授業に取り入れるなど継続した教育活動の一環として行っていくべきと考えますが見解を伺いますとの御質問ですが、児童生徒にヤングケアラーという存在を認識し、その役割について理解を深めてもらうため、道が作成したリーフレットを配布するとともに、学級活動の時間などを活用して説明をしており、ヤングケアラーについての理解や気づきを促進し、早期発見と支援につなげる取組を行っているところであります。3点目の、児童生徒が周りの大人に相談をしやすくする仕組みが大事だと考えます、児童生徒が気軽に相談できるような相談窓口の設置、認知度向上や明確化についてどのように対策を行っているかとの御質問ですが、ヤングケアラーに限らず、児童生徒が不安や悩みなどのSOSを自ら出すことができる手段として、北海道教育庁が設置している「おなやみポスト」や関係機関の相談窓口を周知し、児童生徒が自ら相談できる環境を整えているところであります。また、昨年7月に文部科学省が作成した「ヤングケアラー支援における学校等の役割について」では、気づき・情報集約・支援・見守りの4つの視点が示されており、その実践が求められております。家庭以外で児童生徒の様子を日常的に把握することができるのは主に学校でありますので、担任を中心とした教職員が、児童生徒の登校状況や体調、服装など、普段とは異なる様子を察する気づきが重要であり、また、普段からの信頼関係を構築することも相談を促す上で大切な要素であります。異変を察知したときには、学校から教育委員会へ、さらに町に情報提供を行い、関係機関とも連携しながら、ヤングケアラーの支援に取り組んでまいります。以上です。

質問 9番 村岡敦子

子ども家庭庁の「ヤングケアラー支援体制強化事業実施要綱」によりますと、「市区町村において支援対象となるヤングケアラーを把握するための定期調査は少なくとも年に1回程度の実施が求められる」と記載されています。また、「市区町村は、こどもの気持ちに寄り添いつつ、こどもの生活実態や関係環境、担っているケアの状況やこどもが必要としている支援等について、実態調査を実施する。」とも記載されています。このことからも、私は町として実態調査は重要かと思いますが、その点はどのようにお考えになりますでしょうか。

答弁 保健福祉課長 渡邉亮司

議員御指摘のとおりで、ケアラーの支援や虐待支援については実態把握が一番肝要であると認識しております。アンケート調査の回答率は平均30%前後とされ、統計的に調査母体の全体像を掴む、これについては、北海道での調査、これは道の高2と中2に対して行った調査で、5%から7%の間でそういったケアラーがいる、これは遠軽町においても同様の範疇かなと考えております。よって、これまで行ってきたことでありますけれども、福祉・教育現場における日々の職務遂行に当たり、日々の相談等でその兆しを見逃さないということが個別の支援に対することで重要だと考えております。また、地域の見守りの目として、民生委員の存在価値・意義も高くて、そこで、令和7年度の4月に、民生委員協議会の中で道社協のケアラー推進センター長の中村様をお招きして、そういった認識を皆で一にしたところでございますので、そういった関係機関、庁舎内の組織横断的な連携であるとかも含めて、そういった連携を引き続き図ってまいりたい考えです。以上です。

再質問 9番 村岡敦子

2番の教育活動の一環としてということで、再質問させていただきます。道の調査でヤングケアラーについて知るためには何が必要ですかという項目がありまして、その中での子どもの意見に一番多かったのがSNSでの発信なのです。2番目が学校の授業で取り入れてほしいという子どもたちの意見がありました。この結果から、私は学校の授業や総合学習の中で出前講座みたいなものをやるのが子どもたちのためには一番いいのかなと考えますが、その点はどのようにお考えになりますでしょうか。

答弁 総務課長 堂前政好

御質問にお答えをいたします。授業での取組をしたらどうかといった御質問かと思いますが、先ほどの教育長の答弁でもありましたが、児童生徒に対しましてはリーフレットを配付して、そのリーフレットを使った中で時間をうまく使いまして学級活動の時間などを活用して周知をしているところでございまして、総合的な学習の時間に特化するまでは必要はないかなと考えるところではございますけれども、総合的な学習の時間につきましては教育課程の編成の中の一つということもございますので、学校の判断といったことが出てくるところでございます。出前講座などの活用につきましても、総合的な学習の時間でどう使っていくかにつきましては学校の判断といった形になりますが、繰り返しになりますけれども、学級活動の時間などを使って今現在十分に学校としてやっているといったことでございますので、御理解いただきたいと思います。以上です。

再質問 9番 村岡敦子

今のお話でもう1点だけお聞きしたかったのですけれど、学校の判断というお話でしたが、例えば教育委員会から学校の校長先生なりに働きかけというのはしていただけるのでしょうか。

答弁 総務課長 堂前政好

御質問にお答えをいたします。教育委員会から各学校長に働きかけができるのかといったことでございますけれども、例えばケアラー支援推進センターが行っております地域アドバイザー制度が確立されているかと思いますが、こういった制度があるといったことにつきまして情報提供することは可能と考えております。以上でございます。

再質問 9番 村岡敦子

3番の相談窓口の関係では、先ほどお話しいただいたので、私はそれでいいかなと思います。最後に、誰一人取り残さないような柔軟な対応をしていただきたいと思います。ヤングケアラーに限りませんけれども、町としては、誰一人取り残さないということに関してはどのようなお考えを持っているのかお願いいたします。

答弁 保健福祉課長 渡邉亮司

町長答弁にもありましたとおりですけれども、入り口といったところでは多方面からの相談が寄せられて、結果的にその果てにヤングケアラーがいたり、児童の虐待があったり、老人の虐待、いろいろな問題があって、その生い立ちに至るまで私たち関わっていくわけなので、今言ったとおり、今回はたまたまヤングケアラーということだけだったのですけれども、それは学校の入り口だったり、高校からの相談、まして、働いていない方もいたり、引きこもりということになったら学校だけの問題ではなくなってきますので、やはりそこは、今は定数に至っていない状態でありますけれども民生委員さん、その辺りの地域の目ですとか、そういったところから寄せられてくる相談に対して一つ一つ対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いします。

出典:遠軽町議会 令和8年第2回定例会 2026年3月6日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる