みんなの議会

音更町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月17日

持続可能な国民健康保険制度に

2019年6月17日、音更町議会の一般質問で、山川秀正議員が「持続可能な国民健康保険制度に」について質問し、町長 小野信次、町民生活部長 荒井一好、総務部長 岸本保、保健福祉部長 重松紀行、副町長 高木収が答弁しました。

質問者
山川秀正 議員
答弁者
町長 小野信次、町民生活部長 荒井一好、総務部長 岸本保、保健福祉部長 重松紀行、副町長 高木収

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 1番 山川秀正

それでは、通告に従いまして、4年ぶりに一般質問をさせていただきたいと思います。「持続可能な国民健康保険制度に」というテーマでございます。全国どこでも、高過ぎる国民健康保険税に住民が悲鳴を上げております。滞納世帯は全国289万、全加入世帯の15%を超えております。高過ぎる保険税は、住民の暮らしを苦しめているだけでなく、国民保険制度の根幹を揺るがしています。全国知事会、全国市長会、全国町村会などの地方団体は、加入者の所得が低い国保が他の医療保険より保険料が高く、負担が限界になっていることを国保の構造問題だとし、国保を持続可能とするためには、被用者保険との格差を縮小するような抜本的な財政基盤の強化が必要と主張しております。国保加入者の平均保険料、1人当たりは、政府の試算で、中小企業の労働者が多く加入する協会けんぽの1.3倍、大企業の労働者が多く加入する組合健保の1.7倍という水準です。東京23区に住む年収400万、4人世帯が協会けんぽに加入した場合、保険料の本人負担分は年19万4千円ですが、同じ年収・家族構成の世帯が国保に加入だと保険料は42万6千円、実に2倍以上の格差が生じます。本町のホームページでも試算されている国保税の計算例、年収300万円で世帯主42歳、妻35歳、子供6歳の3人家族の国保税は32万8,900円ですが、同じ条件で協会けんぽに加入した場合18万7,800円、共済組合加入だと17万8,200円となり、1.75倍、1.84倍の差が生じています。国民の4人に1人が加入し、国民皆保険制度の重要な柱を担うべき国保制度が、他の医療保険制度と比べて著しく不公平で、庶民に大変重い負担を強いる制度になってきています。国や北海道に対する働きかけとともに、本町でできる軽減策等についてお伺いをいたします。一つ、町民の健康保険加入状況について。一つ、国保加入世帯の職業、年齢構成、所得について。一つ、税条例改正による影響、収納と滞納処分について。一つ、都道府県単位化による対応と町独自の対策について。一つ、国保制度にだけある平等割・均等割の減免について。一つ、地方団体の決議・要望と国・道への働きかけについて。以上6点について御答弁よろしくお願いをいたします。

答弁 町長 小野信次

持続可能な国民健康保険制度についての御質問にお答えいたします。初めに、町民の健康保険加入状況についてでありますが、町では被用者保険等の加入状況は把握できませんが、本年3月末の数値で申し上げますと、本町の人口4万4,379人のうち、国民健康保険加入者が9,988人で、全体の22.5%、また、後期高齢者医療制度加入者が6,565人で、14.8%となっており、生活保護受給者616人、1.4%を差し引いた2万7,210人、61.3%が社会保険や共済組合などの被用者保険等の加入者になるものと考えております。次に、国保加入世帯の職業、年齢構成、所得についてでありますが、平成30年度当初賦課時点での国保加入世帯の所得区分は、給与所得が1,742世帯で、28.4%、農業所得が532世帯で、8.7%、営業所得が530世帯で、8.7%、公的年金所得が1,578世帯で、25.7%、その他所得が254世帯で、5.8%、所得なしが1,390世帯で、22.7%、合計で6,126世帯であります。年齢構成は、20歳までが1,430人で、13.3%、21歳から64歳が4,742人で、44.3%、65歳から74歳の前期高齢者が4,546人で、42.4%、合計で1万718人、平均年齢は51.7歳であります。所得の状況は、所得が100万円までの世帯が3,429世帯で、56.0%、200万円までが1,301世帯で、21.2%、300万円までが451世帯で、7.4%、500万円までが282世帯で、4.6%、1千万円までが190世帯で、3.1%、1千万円超が473世帯で、7.7%、平均所得は247万7千円であります。次に、税条例改定による影響、収納と滞納処分についてでありますが、今定例会に提案しております税条例の改定による基礎課税額の課税限度額3万円の引き上げについては、478世帯、8.1%が対象となり、税額で1,409万6千円の増を見込んでおります。軽減基準額の拡充では、36世帯、0.6%が対象となり、119万2千円の減を見込んでおり、差し引き1,290万4千円の増を見込んでおります。収納状況については、平成29年度の収納率は、現年度分が96.7%で、前年度対比1.8ポイントの増、滞納繰越分が25.2%で、前年度対比7.1ポイントの増、合計で79.1%で、前年度対比2.8ポイントの増となっております。滞納処分についてでありますが、保険税の滞納者に対しましては、訪問徴収を行うとともに、督促状や電話催告などにより納付を促し、さらには、更新に係る被保険者証を窓口交付する際にあわせて納税相談を行い、滞納者の収入や財産、生活状況などを見きわめながら、分割納付など個々の実情に応じた納付方法で納めていただいております。しかしながら、担税能力があるにもかかわらず滞納や誓約による分割納付が履行されない場合は、財産調査等を行い、預貯金や給与などについて差し押さえをするなど、収納確保に努めているところであります。預貯金などの債権の差し押さえにより保険税に充当した件数は、29年度で299件、税額にして1,819万2,865円となっております。今後とも収納対策につきましては、納税相談などを通じ、保険税の納付に対する理解をいただくとともに、納付意識の高揚に努めてまいります。また、納税等に誠意のない滞納者については、町民の信頼を損なうことのないよう、税負担の公平性を保つために、収納率の向上と滞納額の縮減を図り、財源の確保に取り組んでまいりたいと考えております。次に、都道府県単位化による対応と町独自の対策についてでありますが、国保の広域化に向け、国では平成27年度から1,700億円、30年度からはさらに1,700億円増額して、3,400億円規模の財政支援を実施しております。また、都道府県が財政運営の責任主体となったことから、北海道全体の医療費などを全道の市町村で負担し合う国保事業納付金の仕組みが導入され、市町村は保険税を主たる財源として道に納める仕組みになったところであります。30年度の国から道への財政支援額は80億円で、うち20億円を北海道全体の納付金を引き下げる財源として活用するとともに、残りの60億円は特別交付金として、原則として各市町村に配分することとしております。本町については、納付金の引き下げ財源として4,273万7千円、特別交付金として6,441万2千円、合計1億714万9千円が配分されており、被保険者1人当たり1万457円の財政支援効果があったものと考えております。こうしたこともあって、平成30年度決算では収支が黒字となったところです。納付金の算定につきましては、北海道国民健康保険運営方針に基づき、市町村ごとの医療費水準、所得、被保険者数など保険者規模の全道に占める割合などを勘案して道が決定しており、算定方式については、3年ごとに見直すこととされております。道では、負担の公平化を進めるため、5年後の令和6年に、納付金の算定上、市町村間の医療費水準の差を反映しないことをもって保険税水準の統一を目指すこととしております。こうした方針に基づき、道においては、自治体間における所得の格差が大きい実態を踏まえ、所得水準の高い市町村の激変緩和のため、所得の反映割合を低くするとともに、医療費水準についても格差が大きいことから、保険税の激変緩和及び市町村の医療費適正化の取り組みを促すため、医療費による影響を抑えて算定しております。このようなことから、令和6年度において、所得水準を国の基準とし、医療費水準の差を反映させない方式にした場合、本町においては、平成30年度の納付金ベースで約8千万円納付金が増加するものと推計されます。広域化に伴う国保への町独自の対策としましては、これまでと同様に、被保険者に対する保険税の法定減免や、保険税の納付が困難と認められる特別な事情がある場合の減免を行っているほか、平成29年度からは、特定健診の受診率向上を促す取り組みを引き続き行っているところです。次に、国保制度にだけにある平等割、均等割の減免についてでありますが、国保制度では、全ての被保険者は等しく保険給付を受ける権利があり、被保険者全体の相互扶助で支えられているため、応分の保険税を負担していただく必要があり、子供がいる世帯についても、世帯の所得のほか、子供を含めた被保険者の人数や世帯数に応じて一定の負担をいただき、運営をされております。一方、所得の低い世帯については、子供を含む被保険者の人数が多いほど保険税軽減の対象となる仕組みが設けられております。均等割の減免については、一部の自治体で子供の均等割を減免していることは承知をしておりますが、国保の広域化により、今後道では保険税水準の統一を目指す方向にあることから、町単独での減免については、市町村間の負担の公平性や国保の財源規律を維持する上からも困難であり、均等割及び平等割の減免は、国による保険事業の制度設計の中で検討すべきものと考えておりますので、今後も国等の動向について注視してまいりたいと存じます。最後に、地方団体の決議や要望と国、道への働きかけについてでありますが、平成27年2月の国と地方3団体の国保基盤強化協議会の取りまとめでは、国保制度のあり方は不断の検証が重要とされ、その際には、地方からの子供に係る均等割保険税の軽減措置の導入の提案が行われていることを踏まえ、地方からの提案についても、現行制度の趣旨や国保財政に与える影響等を考慮しながら、引き続き議論していくこととなっています。昨年11月の全国町村長大会では、国保について、毎年3,400億円の公費投入を確実に実施するとともに、今後の医療費や保険税の賦課、加入者の動向等を踏まえ、各自治体の実情に応じて財政支援を講じるなど、国保基盤の強化を図ること、また、子供に係る均等割保険税を軽減するための支援制度を創設することなどが重要要望になっております。本町としましても、道や町村会との連携のもと、十勝圏活性化推進期成会による要望など機会を捉えて必要な要請を行い、今後とも、被保険者の方々が安心してできる国保制度の構築に努めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。訂正をさせていただきます。先ほどの国保加入世帯の職業、年齢構成、所得についてという点でありまして、「その他所得が」というところで、私が「254世帯」というふうに申し上げたそうでございまして、これは「354世帯」に訂正をいたしますので、御理解をお願いいたします。

再質問 1番 山川秀正

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。まず1点目の国保、町民の健康保険加入状況ですけれども、国保の加入者数等々については御答弁をいただきました。それで、これに後期高齢者医療保険加入者と、それから生活保護受給者と足して、残りが被用者保険という答弁なんですけれども、ここの被用者保険については把握のしようが、把握する手段が全くないということなんでしょうか。この点についてまずお伺いをしたいと思います。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

町民の被用者保険等の加入状況ということでございます。被用者保険に関しましては、社会保険や共済組合、あと国保組合等もございます。ですから、そういった中でどなたが、例えば役場職員であれば共済組合というのがわかりますけれども、道職員であれば北海道の組合と。ですから、その職域ごとに加入していると。ですから、その職域ごとに加入している状況につきまして町で把握するというのはなかなか困難なことだというふうに認識しております。以上でございます。

再質問 1番 山川秀正

それでは、ちょっと全国の加入状況をお知らせしながら、本町がほぼその割合といいますか、全国の加入状況と比較して、そういう数値といいますか、そういう割合を使っていいかどうか、この点についてお伺いをしたいと思いますけれども、全国の健康保険の加入状況ですけれども、国保が、これは統計によって、それから当然数字をとる時点での異動がありますので、そういった点では必ずしも正確ではありませんけれども、おおむね当たっているかなというふうに思います。それで、国保が3,442万人、協会けんぽ3,716万人、組合健保2,914万人、共済組合877万人、後期高齢者1,624万人、合計で1億2,600万人という、こういう全国的なデータが出ておりますけれども、先ほど報告のあった本町での、世帯数にして約6千、被保険者数にして1万600というような状況なんですけれども、こういう全国の傾向と比べて本町の加入割合というのはほぼ同じというふうに理解してよろしいでしょうか。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

ちょっと私、厚生労働省の平成29年度の予算ベースの数字は持っていまして、ちょっと議員が今おっしゃっていただいた数字とは若干差はございますけれども、その厚生労働省の29年度の予算ベースで申し上げますと、数字は若干違いますけれども、おおむね今、議員がおっしゃったような傾向にあるというふうに考えております。あと国保加入者に関しましても、国全体ではおおむね4人に1人という状況でございます。本町と比較してもそんなに大きな差はないのかなというふうに考えております。以上でございます。

再質問 1番 山川秀正

同じような傾向という前提で話を進めていきたいと思います。2点目、国保加入世帯の職業、年齢構成、所得についてでございますけれども、ここの職業部分、50年間という部分の中では大きな変化があったと。これも厚生労働省の統計ですけれども、1965年では農業者が42.1%、自営業者が25.4%、被用者保険加入者が、被用者というか雇用されている方が19.5%、無職6.6%、その他6.4%というのが1965年、約50年前の数字なんですけれども、それが2015年では、農業者2.5%、自営業者14.5%、被用者34.1%、無職44.1%、その他4.8%と、こういうふうに大きく変化といいますか変わってきているんですけれども、そういった点で、本町の職業、先ほど別に報告ありましたけれども、当然本町の場合は純農村地帯の中での農業者とか自営業者の割合がきっと高いんだというふうには思うんですけれども、こういう状況の中で一つぜひお伺いをしたいのは、年齢構成、20歳未満の方が大勢いらっしゃると。この後、以下の質問の部分で使わせていただきたいということで、先ほどの答弁に20歳以下という数字はありましたけれども、この点で1点お伺いをしたいのは、こども園、幼稚園等の幼児数、国保加入者の俗に言う未就学児童といいますか、まだ学校、小学校に通っていない子供の数というのはどのぐらいいらっしゃるんでしょうか。把握していますでしょうか。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

今、年齢構成、当初賦課で1万718人中、6歳未満、410名、割合で申し上げますと3.8%というような数字になっております。

再質問 1番 山川秀正

今の答弁の数字についてもこの後活用させていただきたいと思います。それから3点目の税条例改定による影響、収納と滞納処分というところでは、まず1点目としてお伺いしたいのが、29年度の決算資料を見ますと、国保の滞納者数は928人と書いてあるんですけれども、国保は世帯主に賦課されるというふうに考えると、これは世帯数と考えていいかどうか、この点についてまずお伺いをしたいと思います。

答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)

ただいまの928というのは世帯数ということで御理解いただければと思います。

再質問 1番 山川秀正

その同じ資料を見ますと、ほかの住民税、固定資産税等々については、これも人と書いてあるんですけれども、これは人数というふうに押さえていいんですね。国保だけが世帯というふうに押さえてよろしいんですね。

答弁 総務部長 岸本保(総務部長は2020年3月まで)

おっしゃるとおり国保は世帯主課税ということでございまして、世帯数と。それ以外のものについては人数で表示をしているということで御理解いただければと思います。

再質問 1番 山川秀正

それで、928世帯の滞納者がいらっしゃると。そういう状況の中で滞納処分として滞納処分が行われていて、それは当然短期証、6カ月、3カ月の短期証の発行、それから資格証についても4人いらっしゃるということなんですけれども、以前から短期証、資格証の発行に対する一定の基準といいますか、特に未成年者の子供の人たちに対する保険証の発行等々については無条件で行うというようなことも以前から言われているんですけれども、そういった点で、本町の場合そういう対応がどうなっているのかお伺いをしたいと思います。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

国の通知に基づきまして、たしか18歳未満の子供だったというふうに記憶しておりますけれども、そういった世帯に対しましては、一定のその国の基準に基づいて対応をさせていただいております。なお、短期証を例えば取りに来なかったと。要は、例えば7月が更新時期でありましたら、なかなか来なかったと。極力短い期間で、保険証という命にかかわるものでございますので、後日郵送をさせていただいているというような対応をとらせていただいております。ほかの方につきましては。というようなことでございます。以上でございます。

再質問 1番 山川秀正

ここの分野でもう一点だけ確認をさせていただきたいのは、短期証、それから資格証の交付の段階での窓口交付と郵送交付というふうな両方あって、当然圧倒的に窓口交付が高いんですけれども、この窓口交付、郵送交付という部分での区分はどういうふうにされているんですか。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

去年の7月の納付相談の状況で申し上げます。被保険者の更新、当時5,947世帯中516世帯が通常の関係で郵送させていただいております。残り329世帯、こちらが俗に言います短期証及び資格証の対象になっております。また、そのうち窓口交付の対象になる方が248世帯ございました。そういった中で、約6割の方が御相談にその期間中に来ていただいております。そういったような状況でございます。

再質問 1番 山川秀正

その窓口対象になる方が248世帯と今御答弁でしたけれども、この窓口交付の基準といいますか、郵送交付との差別化をしているその理由についてといいますか、そこの一つの目安といいますか、どういうところで郵送交付にするか窓口交付にするかという分け方をしているのか、この点についてお願いします。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

済みません、一部答弁が漏れていて申しわけございません。おおむねいろいろな相談、例えばその前段で分割納付の相談をしていただいたと。そういった中で一定程度の履行がされていると。そういった部分は勘案して郵送をさせていただいている。残念ながら履行されていない状況に近いと、そういった方に対しましては、もう一度窓口に来ていただいて相談をしていただきたいと、そういうような、大ざっぱに言いますとそういったような対応で分けているような状況でございます。

再質問 1番 山川秀正

それで、窓口交付は当然納税相談にも応じて対応、具体的なそれぞれの個々の条件に応じて行っているという点では理解をしますけれども、もう一点、国保加入、対象者数は当然把握されている中で、資格証だけじゃなくて、未交付の方というはいらっしゃるんでしょうか。国民皆保険制度という状況の中で、国保に加入対象だけれども、残念ながら保険証未交付だよという世帯はいらっしゃるんでしょうか。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

先ほども申し上げましたように、納税相談をしていただいて、やはり来ていただけない方もいらっしゃると。ただ、そういった中であっても、本町の対応といたしましては、何日間か、その期間のずれはございますけれども、後日郵送をさせていただいているというような対応をとっております。以上でございます。休憩(午後 3時20分)

再質問 1番 山川秀正

今の答弁で、皆保険制度守られて未交付はないという点で、その御答弁を聞いて一安心をさせていただきます。それで、13日、開会日の冒頭の町長の行政報告の中にも国保について触れられておりました。それで、冒頭の文で触れていた、国保制度というのは国民皆保険制度の基盤となる社会保障制度というふうに、そういう御答弁といいますか行政報告がありましたので、ぜひそのスタンスは今後も引き続き継続されるようによろしくお願いをしておきたいと思います。それで、限度額3万円引き上げの話ですけれども、世帯数等々については答弁がありましたけれども、この478世帯ですか、が限度額3万円賦課の対象ですよという話がありましたけれども、この478世帯の平均所得というのはどの程度になっているのか、この点についてお伺いをしたいと思います。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

大変申しわけございません。限度額超過の世帯の平均というのは、大変申しわけございません、出してはおりませんけれども、例えば試算の段階で申し上げますと、農業所得、こちらの平均所得が約1,500万ほどございます。ですから、農家の所得の大半が、大半と言ったら語弊がありますけれども、限度額に行っていると。あと、限度額が8.3%というふうに私申し上げておりますけれども、1千万を超えている世帯数が4.9%ございます。500万から1千万の世帯が8.6%ほどございます。ですから、700万ですとか800万ですとか、そういったより上の所得ということになろうかなと。平均の部分は、大変申しわけございませんけれども、持ち合わせておりませんので、御容赦願いたいと存じます。

再質問 1番 山川秀正

なぜこの質問をしたかといいますと、3万円の引き上げで、医療分、介護分、後期高齢者支援分、これが全部限度額に張りつくと96万円になるんです。その96万円の負担をするという限度額超過といいますか限度額に張りついている方が、それを負担するにふさわしい所得を上げているかどうかと。そういうぜひ物差しというのは私はぜひ必要だというふうに思います。冒頭1問目で触れました音更町のホームページで計算されている親子3人世帯、ここの国保税32万8,900円ですから、300万の収入に対して約11%の負担なんです。まさしく収入の1割は国保税でなくなってしまうというのが、そのぐらい重い負担なんですけれども、その限度額を負担している世帯の皆さんが、1千万円を超えれば10%は切るとは思うんですけれども、約1千万近く、900万から1千万ぐらいの人はやっぱり10%を超える負担をしていると。それぐらい国保税というのは他の被用者保険の保険と比べると負担が大きいんだというところは、ぜひそういった理解をしていただきたいなというふうに率直に思っております。それで、4番目の都道府県単位化による対応と町独自の対策という部分では、国が目指している方向等々については御答弁をいただきましたけれども、ここでは1点だけ、2問だけお聞きをしたいと思いますけれども、一つは、その国が平準化を進める、そういう中で保険者努力支援制度と、こういうのを導入するといいますか、これについては、もう既にそういう評価が始まっているんでしょうか、それとも、そういう評価が始まっているとしたら、そのことに対してといいますか、そのことによって音更町はどういう影響を受けているのか、この点についてお願いします。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

保険者努力支援制度につきましては、もう既に始まっております。30年度から開始されております。その状況といたしましては、収納率の向上ですとか医療費適正化の対策、こういったような指標をもとに点数を、点数化しまして、それを市町村ごとに配分するというような内容になっております。そして、金額で申し上げますと、保険者努力支援制度につきましては、町長から答弁申し上げました特別交付金として6,441万2千円のうちこの市町村の部分、そういった部分で、今言いました収納率向上ですとか医療費適正化対策ですとか、こういったもので1,790万7千円をいただいているというような状況でございます。以上でございます。

再質問 1番 山川秀正

そういうことによって自治体を国の目指す方向に悪い言葉で言うと仕向けていくという、そういう一つの制度として利用されているのかなというふうに思うんですけれども、ただ、そういう状況の中でも、厚生労働省の答弁では、自治体独自の繰り入れや軽減策についてはなお可ですという答弁があるんですけれども、この理解については正しいでしょうか。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

一般会計からの繰り入れという部分でございます。北海道で考えますと、北海道の国保の運営方針ということで考えますと、赤字というものの定義がまずなされております。ですから、例えば被保険者に対しまして一律保険税の軽減に充てる、一律に充てる、こういったものは赤字とみなしますよというような定義がございます。逆に、例えば子供の医療費の拡大部分、地方単独事業の波及分、こういったものの赤字、こちらは市町村独自の部分でございますから、こういったものには削減すべき赤字には入れないというような考えが基本的にございます。あと、当然激変緩和というものがございます。北海道ごとに割り合いで案分してしまいますと一気に保険税率が上がる市町村があります。その激変を緩和するために、被保険者の負担軽減のために一定程度その抑制策ということで繰り入れる、こういったことはやむを得ないというような考えを国でも示しておりますので、そういった考えになるのかなというふうに考えております。以上でございます。

再質問 1番 山川秀正

それでは続きまして5番目、国保制度にだけある平等割、均等割の減免についてというところに移っていきたいと思いますけれども、まず1点確認をしたいのは、資産割、平等割は自治体の判断で賦課しないことができるというふうに理解しているんですけれども、この理解についても正しいでしょうか。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

国保には御承知のように応益割合、均等割ですとか平等割、こういった部分、あと応能割合、音更町でいいますと所得の割合、こういった部分でおおむね50対50というのが昔標準的な割合で示されているということでございます。今、議員がおっしゃったことに対して否定するのはなかなか難しいところはありますけれども、国保、こういったものを考えますと、やはり被保険者、国保につきましては、国保におきましては全ての被保険者が等しく、国保加入者でございますけれども、保険給付を受ける権利があり、被保険者全体の相互扶助で支えられていることから、応分の保険税負担、こういったものをしていただく必要があると。そういったことでやはり均等割ですとか平等割ですとか、市町村によっては平等割がなくて均等割だけというところもございます。ただ、私の聞く限りでは、たしか所得割だけというのはちょっとなかなか記憶にないのかなというふうに考えております。ですから、今私が言いましたように、被保険者の人数に応じる部分、所得に応じる部分、やはりそういったもののバランスをとりながら御負担をお願いしているというような実態があるのかなというふうに考えております。以上でございます。

再質問 1番 山川秀正

否定するのは難しい。その均等割の話は今していないんですよ。資産割と平等割は自治体の判断で賦課しないことができると。これについてはそういう理解でいいですね。はい。それで、続いて均等割のほうに移っていくんですけれども、実は均等割は法律で義務化されていると。だから、今答弁ありましたとおり、所得割と均等割は、これは国保の課税のスタイルとしては今後も引き続き残っていくというのは十分理解はしているんですけれども、そこで、先ほど6歳未満の子供の数が410人、3.6%という話がありましたけれども、その子供の均等割、この部分を今も触れたようになくすことはできないと。だけれども軽減することはできると。そういう理解で、今全国的にもそういう動きがあると。それで、神奈川県の中山町ですか。この今6月定例会、6月14日にその議決をしたと、子供の均等割について。それで、その議決の内容、新聞報道を見てみますと、第3子、もう子供3人いる方についてはその均等割を全額軽減する、減免するというふうに決めたそうでございます。そういった点で、音更町でもそういった施策ができるのかできないか、その可能性についてまずお伺いをしたいと思います。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

均等割の減免ということで申し上げますと、市町村の条例化、そういったことにすればそれは、可能か可能でないかと言われますと、可能になってくるだろうというふうに考えます。先ほど赤字の定義で申し上げましたように、例えば一律の減免、申請をとらない軽減策をとった場合、これは赤字ということになります、保険税の負担緩和ということで。これは国から解消すべきものとなります。逆に申請によるもの、こういったものにしますと地方単独事業扱いになりますから、これは一定程度の減額措置、こういったものはされますけれども、昔で言うと国庫補助金の減額措置というのがございましたけれども、そういったような部分が伴えば可能は可能かなと。ただ、町長から答弁申し上げましたように、北海道では、負担の公平化を進めるため、令和6年度に、納付金の算定上、市町村間の医療費水準の差を反映しないことをもって保険税率の水準、こういったようなものの統一を目指すというふうに考えがなっております。ですから、やはり町単独で軽減なり減免ということにつきましては、市町村間、国保の広域化は市町村間同士の支え合いというような側面もございます。ですから、市町村間の負担の公平性の問題、国保の財政規律を維持すると、こういったことからやはり本町としては難しいというふうに考えております。以上でございます。

再質問 1番 山川秀正

国が目指している方向は今答弁のあったとおりだと私も理解をしておりますけれども、ただ、ぜひここで考えてほしいのは、保育料の保護者負担、ことしの10月から無償化になるんですよね。これについては間違いございませんか。

答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)

ただいまの時点では無償化の実施する予定というふうに伺っているところでございます。以上です。無償化につきましては3歳以上の、3歳児以上ということで対象になっております。以上でございます。

再質問 1番 山川秀正

ぜひ、全国的に今そういう動きが非常にふえてきている状況の中でどういう指摘をされているかといいますと、今の子供の均等割という部分ではやっぱり子育て支援に逆行をしているんでないかと。それから、保育料の負担と同じような形を求めてはどうかと。現在、無償化になる前の現在でも第2子半額、第3子無料、こういう、今保育料については子育て支援という中でそういう動きになっている中で、国保税の子供の均等割について配慮する必要と、それからそういう余地があるんでないかと私は考えているんですけれども、この点についてはどうでしょうか。

答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)

先ほど申し上げましたように、国保の広域化によりまして、北海道で申し上げますと道内の市町村全体で負担を分かち合う制度に変わってきていると。ですから、市町村の判断で実施可能と。私、実施可能とは申し上げましたけれども、可能だとしても、やはりほかの市町村との均衡を逸するようなことはなかなか難しいのではないかと。あと、究極的には道内の医療費を北海道全体で負担する制度に変わっていくと。ですから保険料水準も他市町村と同様にしていかないと、そういったような方向性がありますので、音更町がやはり突出してある年代だけそういった軽減策を設けるというのはなかなか難しいのではないかというふうに考えております。以上でございます。

再質問 1番 山川秀正

先ほどちょっと神奈川県中山町と言いました。大変失礼をいたしました。神奈川県中井町です。それで、ここではどういうことを、どういう手段といいますか手立てをとっていって今定例会での無償化にこぎつけたかといいますと、町として町長、当然音更の小野町長もそうですけれども、子育て支援と。そこに力を入れているんだと。そういう状況の中で町長が国保運営協議会に諮問をしたと。子供の均等割について減免することができないかどうかという諮問をしたそうです。そうしたら国保運営協議会は、それは、とりあえずスタート時点としてはまず第3子の無料化からと。第3子以降、要するに子供が3人以上いる方については3人目以降は均等割を軽減するというふうに決めたそうです。スタートとしてはですから対象人数が13人という非常に少ない、そういう人数でスタートしたそうでございますけれども、実際、まずはそこからスタートをさせたという点なんです。ですから本町においても、先ほど410人一遍にということも当然財政的な問題も考えなければいけないというふうに思いますし、そういう、所得制限を設けるだとかいろいろな手段があるけれども、ぜひ子育て支援という大きな目標に向かって考えたときに、子供の均等割について、やっぱりせめて国保運営協議会に諮問すると。そういう姿勢はとれないでしょうか。

答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)

国保のいわゆる子供の均等割の軽減というか減免ということでございます。今子育て支援というお話もいただきました。ただ、国保制度というのは、この国保制度、特別会計で運営しておりますので、この特別会計の中で全て完結するというのが本来の制度設計でございます。そうしますと、例えば独自に軽減措置を講じた場合に、じゃその負担を誰がするのかといったときに、一義的にはその国保会計に、国保に所属しているほかの世帯の方が負担することになります。国保は、御案内のとおり年齢的に高い方もかなり存在するわけでございます。全てが子育て世代というわけではございませんので、逆にそういった方への負担もふえる結果になりかねない。今のように町費を別に投入するというようなことになれば、一般会計から繰り入れるというようなことになればまた話は違いますけれども、それは制度的には本来の制度の趣旨とは相反するものになります。そういったこともあって国は都道府県の広域化をすると。そういった中で国も財政支援をして保険者の軽減負担を図るという制度を行っております。今、部長からも答弁申し上げましたように、これはやはり北海道という中では基本的なルールは同じようにしていかないと、独自なものをそれぞれが抱えているとなかなか、本当の意味での北海道全体での統一ということには結びついていかないと。全体でやはり北海道の国保制度を支えていくという、そういう私たちも一つの町としての役割というのを持っていると思いますので、そういった大きな話も含めて、全体の中でこの均等割というのはやはり取り組まなければならないのかなというふうに考えております。

再質問 1番 山川秀正

今、副町長が御心配されたとおり、この中井町も国保加入者全体の負担増とならないよう一般会計からの繰り入れ等という、やっぱりそこまで実は国保加入者にも配慮しているんです。それで、国保の77条ですか、減免できるという、そういう規定があると。特別な事情がある場合というふうに規定されていると。それで、全国的なそういう減免をやっている、軽減策をやっているところ、子供が多いということも特別な事情だと。そういうスタンスを貫いて、町民の皆さんに対するサービスといいますか、それこそ今の時代背景、子育て支援という、そういう時代ニーズに沿ってそういう方向にかじを切っていると。そういった点で、先ほどから何回も強調されているように、北海道一律でやっていって、北海道全体が合意して同じ方向へ進むんだということではなくて、音更町という音更の町民にとってサービス、自治体の本来の仕事である医療や福祉の向上に努めるという、そういう役割を担う、そういう自治体であってほしいというふうに率直に思いますし、それで先ほど冒頭で、行政報告で、社会保障制度の基盤をなす、そこを触れさせていただいたんですけれども、そういった点でもう一度答弁をお願いをしたいと思います。

答弁 町長 小野信次

山川議員の町の、私自身の町政執行の中で言っているそのことを町としてやりなさいと、こういうお話なんですけれども、今、部長あるいは副町長から答弁をいたしましたとおり、間違いなく国の制度が変わった、都道府県にそれに移管したという中で、私たちも、全国町村会も含めて、先ほども申し上げましたとおり、今山川議員が考えられていることと同じように、全国ベースでこの子供に係る均等割保険税の軽減をという、このことの支援策創設をということで重点要望として実際行っているわけなんです。これを、そんなことを言っている前にうちの町からやれと、こういうお話でありますけれども、しかし、うちの町も、そう言うといつも指摘をされるんですが、保育メニュー等を含めて今年度の予算に関しましても、医療費に関しては3割から1割へという軽減策もつけながら、全体像を見ながら、この国保に特化した話だけをとなるとなかなかそこは厳しいんでありまして、全体を含めて、今山川議員がおっしゃってくれたようなところも含めて施策の中でそのことに対応していきたいということで、そういった支援策を講じているのが実態でございます。まさに今おっしゃいますようにこれは全国で考えていかなければならないし、特に今までの従来の北海道の中だけ見ますと、十勝もそうなんですが、先ほどもお話に出ましたように、所得で見たらやはり農村地帯、1市18カ町村ありますけれども、特にそういった町村の中で、特に大きな不満もあったりして、やはりこれは早く道、都道府県の中でやるべきだという要請もある中で、今説明にもあったとおり、ここの中での今後の平準化という、そういったことに向かって、国も含めて、ただ強引な施策に変えていくというんでなくて、そこら辺も含めて、時間はかかるけれどもそこに向かって進めるというのが今の考え方だということでございますので、御理解をいただきたいなというふうに思います。

再質問 1番 山川秀正

今、町長が答弁に立ってまとめていただきましたけれども、今の答弁のとおり、全国知事会はじめ地方団体がそういう方向を求めていることも当然理解もしておりますし、そういった点では、多子世帯に対する国民健康保険税の軽減は国の責任において実施するようにと、こういう働きかけを行っていると、この事実も十分理解しておりますけれども、ただ、国に求めているだけではなく、やっぱり町村は町村としての独自の施策として行うと。そのことは厚生労働省も可だというふうに答弁もしていると。そういう状況の中で音更町としてのぜひ努力を求めておきたいと思います。御答弁よろしくお願いします。

答弁 町長 小野信次

今山川議員のほうから再三にわたり音更町としての考え方を求めているというお話でありますけれども、やはり全体を見ながらやっていかなければならないというのが先ほどから副町長をはじめ部長からの答弁もありますが、やはり我が町だけと。今山川議員が当初、最初に申し上げてくださいましたように、国民皆保険制度、これはやはり山川議員と共通していることでありまして、しっかりとした生活の安心・安全、医療にかかわることも含めて、この制度というのは本当に日本で誇るべき制度だというふうに思っています。そういう意味では、特に地方にあってはそれは大きいことかなというふうにも思っていますし、そういった意味で、しかしながら、やっぱりこの制度を堅持していく上でも、これに収れんされていくには時間がかかる中でも、それに向かっていくという一つの目標を打ち立てながら全国が一律でやっていく、活動していくという上ではやはり、今山川議員の要望は要望としてお聞きはいたしますけれども、この運動については重点要望として活動しているということに御理解をいただきたいなというふうに思っております。以上です。

出典:音更町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる