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網走市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月17日

私が先ほど述べた社会保障制度や相互扶助の考えについて

2019年12月17日、網走市議会の一般質問で、古田純也議員が「私が先ほど述べた社会保障制度や相互扶助の考えについて」質問し、学校教育部長 林幸一が答弁しました。

質問者
古田純也 議員
答弁者
学校教育部長 林幸一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 古田純也

次の質問に入ります。現代社会は予想をはるかに超えるスピードで変化し、かつてなく不安定なものになってきています。そんな中、自らの身を守る社会保障制度とそれを支える税金の仕組みの知識を持つことの重要性は高まっています。しかし、社会保障に関心がなく大人になっても理解されている方が少ないなと、私前職の生命保険の営業をしたときに実感いたしました。今よりもっと厳しい環境を迎える子供たちには、困ったときにはお互いがお互いを助け合う、相互扶助の考えの大切さを早くから学んでいただきたいと、私は思います。そこでお尋ねいたします。網走市の教育目標の中で三つの力、「学ぶ力」「つくる力」「生きる力」とあります。私が先ほど述べた社会保障制度や相互扶助の考えについて、子供たちがどのような教育を受けているかお示しください。

答弁 学校教育部長 林幸一(学校教育部長は2021年3月まで)

社会保障制度や相互扶助の考えにつきましては、小学校、中学校ともに主に社会科の指導内容として扱われております。授業の中では社会保障制度の基本的な内容の理解をもとに、少子高齢社会における社会保障の充実、安定化を図っていく必要があることを理解できるようにするとともに、財政の現状や少子高齢社会など、現代社会の特色などを踏まえながら、受益と負担の均衡のとれた持続可能な社会保障制度の構築など、これからの福祉社会の目指す方向について理解できるように指導をしているところでございます。また、中学校段階におきましては、貯蓄や保険の仕組みなどにも触れ、社会保障の充実、安定化のためには、自助、共助及び公助が適切に組み合わされるよう留意することについても、理解できるように指導しているところでございます。

質問 古田純也

将来確実に年金不足や医療費不足で厳しい環境を迎える子供たちに、現状小学校から社会制度を理解してもらうための授業がないのはなぜかお伺いいたします。

答弁 学校教育部長 林幸一(学校教育部長は2021年3月まで)

学校教育におきましては、学習指導要領に基づき、系統的、発展的に指導が行われております。小学校における社会科は、社会的事象を総合的に捉える内容として構成されています。社会保障に関しましては、高齢者や障がい者の生活支援や介護、医療の充実、子育て支援などに関わる具体的な事業を選択して取り上げ、市役所などが地域の実態や住民の意見を取り入れながら、国や北海道などと協力して計画的に政策を実行していることなどについて調べたり、その取組の中で自分の考えを伝え合ったりするなど、多面的・多角的に考察しながら、その仕組みについて理解できるように指導しているところでございます。

質問 古田純也

社会生活を送る上で、必要な知識や情報を持ち活用する能力をライフリテラシーと呼ぶようです。小学生でも、社会制度を楽しく学べるゲーム教材が注目されているようです。私の調べでは、今年の8月に沖縄県立図書館主催親子向けイベントを実施。小学1年生から中学2年生までの幅広い年齢の子供たちと父兄の参加。神奈川県平塚市でも約70名の小学生と父兄が参加で大盛況されたようです。参加者のアンケートです。「たくさんの給料をもらうと、たくさんの税金を払うことがわかった。」「社会の仕組みについて知ることができた。」「ゲーム形式で遊びながら学べるところがいい。」「小さいころからこうした知識を学ぶことが大事だ。」途中で行われる選挙の結果でその後のゲームのルールが変更したり、楽しみながら社会制度を体感し、税や社会保障、選挙制度を学べるようです。先日、網走市議会で、桂陽高校2年生の授業の1コマをいただき、出前授業と称して議会の仕組みの大切さ、選挙の大切さをお伝えし、その後、選挙に行こうをテーマに意見交換会を行ってきました。事前のアンケート調査では、全く選挙に興味関心がない状況でしたが、授業後のアンケート調査の結果を見て、選挙に関心を持った人数が増えていました。だからこそ、早い時期から社会制度の仕組みに触れて興味関心を抱けば、もっと自ら考え、自ら学び続けることができると私は思います。子供たちを取り巻く環境は急激に変化します。今から少しずつ慣れておけば、近い将来きっと役に立つと思いますので、学校授業でライフリテラシー教材を導入した実践的な取組が重要だと感じますが、市の見解をお伺いいたします。

答弁 学校教育部長 林幸一(学校教育部長は2021年3月まで)

社会生活を送る上で必要な知識や情報を持ち、活用する能力を身につけるために、体験的な学習活動や地域の企業、組織と連携した学習活動を実施することは有効であると認識しております。一方で、今日的な教育課題に対応した教育内容には、社会保障教育のほかにも消費者に関する教育、生命の尊重に関する教育、防災を含む安全に関する教育、伝統や文化に関する教育などがございます。また、新学習指導要領ではプログラミング教育やキャリア教育などの充実を図っていくことも求められておりますことから、各学校では、児童生徒の実態や発達の段階に応じて重点的に扱う内容を選択して取り組んでいくこととなります。こうしたことから、まずは社会科を中心とした指導の中で、社会的事象の特色や相互の関連、意味を多角的に考える力や、学習したことを社会生活に生かそうとする態度を確実に養っていけるようにしてまいりたいと考えております。

質問 古田純也

子供たちもこれから厳しい環境が待っているのがもう現実とされておりますので、今後も社会保障に対する意識向上の教育、よろしくお願いいたします。以上で、私の質問は終わります。

出典:網走市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月17日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる