音更町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日
下水道使用料の10年間請求漏れと町民の行政不信について
2016年12月13日、音更町議会の一般質問で、山本忠淑議員が「下水道使用料の10年間請求漏れと町民の行政不信について」質問し、町長 寺山憲二、建設水道部長 恩田惣次、副町長 高木収が答弁しました。
- 質問者
- 山本忠淑 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、建設水道部長 恩田惣次、副町長 高木収
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 18番 山本忠淑
通告いたしました行政報告に対する追加質問をさせていただきます。下水道使用料の10年間請求漏れと町民の行政不信について質問させていただきます。去る11月26日、マスコミ報道で、町の下水道使用料金徴収業務において、大口使用者1件に対して10年間にわたって請求漏れにより、合計2,918万円が未徴収との報道がありました。驚きと、なぜそのようなことが長期間見過ごされてきたのかと不思議に思うと同時に、不公平感、不信感を抱かれた町民が多いと思います。このことの行政報告を受けて質問をいたしますが、私は、この10年間のうち4年間、議会推薦の監査委員として町の出納業務全般の監査をする立場にありました。まことに申しわけないとの思いを消すことができません。私自身の反省も含めて、経済建設常任委員会において報告をされました内容も参考にいたしまして、こうしたことが起きたことの要因、業務体制のあり方、今後の対応策について質問をいたします。一つ目であります。このことの発端になった当時の下水道使用料の賦課業務の流れと業務を担当する人員体制、入力の責任部署の説明及び現在の毎月の検針、入力、賦課の確認、調定、請求、収納行為の流れを御説明ください。2として、今回、使用料金の軽減の申し出があり、使用量の調査をされたとのことが、見過ごされてきた不公正を是正する発端になりました。軽減の申し出についてはどのような判断をされたのかお伺いをいたします。3点目であります。本町の下水道使用件数はまことに多いことを考えるとき、そのチェックは容易ではないと考えます。その中で、今回のような大口使用者と捉えている事業所の基準とその数、それらの事業所における一月の使用料の合計額はどの程度かお伺いをいたします。4点目として、企業会計に移行前、移行後の人員体制はどうであるか。行政報告によると、現在は事務処理担当が一元化されて、入力後複数の者が確認する事務改善がされており、今後については定期的な確認作業を行うと報告がありますが、上水道、下水道一体の確認チェック体制を具体的にどの部署が定期的に行う考えなのかお伺いをいたします。企業会計の人員体制は、時間外の状況等を勘案すると無理があるのではないかと思いますが、この点についても考え方をお伺いいたします。5番目として、未請求で御迷惑をかけた事業所にあっては、過年度分の支払いが多額である上、複雑な状況と思われますが、不公正是正のために短期間での解消の努力をお願いすべきと思うが、このことについての考えをお伺いいたします。6番目として、今の時代はまさにパソコンの時代で、便利ではあるが、担当職員は入力することが精一杯で、自分でチェックする時間が十分にとれないのが現状と思います。間違いの確率は極めて低いのが当然でありますが、時には見逃すことがあり得ると思います。職員1人当たりの業務が際限なくふえている実態の中、上司も同僚も性善説的意識もあれば、部下の業務をチェックする時間がないのが実態であろうと思います。しかし、今回の件で、他自治体の行政ミス等も報道されている中で、本町の行政に対する信頼も同じ尺度で大きく損なうことになっております。今回は企業会計でありましたが、諸税賦課・徴収や各種使用料徴収でも何が起きるかわからないと思います。今回の請求漏れについては全くの連係ミスと思われますが、むしろこれを10年間見つけることができなかった業務体制については、不信感を払拭できない深い落ち度があるのではないかと思います。また、未請求による損失は、下水道事業会計の経営状況からしても、一般町民の使用料負担の状況からしても決して小さな額ではありません。担当者が何人かわってもチェックができなかった業務のもろさ、エアポケットを解明しなければならないと思います。その上で、確かな反省、これを踏まえての緊張感を醸成する体制を構築する必要があると考えます。今回の反省と今後の考えについてお伺いをいたします。以上であります。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
下水道使用料の請求漏れと町民の行政不信についての御質問にお答えいたします。初めに、当時と現在の下水道使用料の賦課業務の流れと人員体制についてでありますが、当時の下水道の使用開始登録までの手続といたしましては、下水道管理係で排水設備工事計画確認申請書の審査及び工事完了検査を行い、使用者からの使用開始届の提出を受け、料金システムの変更情報を記載した入力票を水道管理係に引き継ぎ、委託業者により登録作業が行われておりました。なお、当時の下水道管理係は3名、水道管理係は5名体制であります。現在は、こうした一連の事務処理は給排水係で行っており、人員は2名体制であります。毎月の検針情報から収納までの業務は、4名体制の料金係で検針データにより料金の確定を行い、調定、請求、収納の一連の事務処理を行っております。次に、使用料金の軽減の申し出についてでありますが、当該申し出については、旅館業に対する上下水道料金に係る特別料金の設定を要望する内容でありました。料金設定の見直しにつきましては、上水道については口径別の料金に、下水道については使用水量に基づく料金体系としており、いずれも用途別の料金とはなっていないことから、特定の業種の料金を引き下げることは公平性が保てなく、町民の皆さんの御理解を得ることは困難であること、さらに、下水道事業については、企業会計とはいえ、町の補助金を受けて運営されている現状から、特別料金の設定はできない旨の回答をいたしました。次に、大口使用者の基準と数、1カ月の使用料金の合計額についてでありますが、基準については、水道メーターの口径をもとに、40ミリメートル以上を大口と考えております。また、その事業所数は150事業所となっており、1カ月の使用料金の合計は、平均で約890万円となっております。次に、企業会計の人員体制についてでありますが、下水道が企業会計に移行された前後での人員体制に変更はありませんが、平成23年度に料金システムを更新したことに伴い、一連の業務を同一係で行っており、さらに係長と担当者による確認作業をしております。また、当年度分の登録情報は、確認申請書に基づいて作成した台帳と料金システムの賦課状況との突合を行っております。今後は、今回の調査で作成した下水道使用登録のない水道使用者リスト、これは348件ありますが、このリストを用いて、使用開始届出書との突合による確認作業を定期的に行うこととしております。なお、時間外勤務につきましては、担当する業務により時期的に集中するなどの差異はありますが、昨年度の上下水道課1人当たりの月平均では約19時間となっており、恒常的に多い状況ではないと考えております。次に、相手方の過年度分の支払いについてでありますが、法令の定めにより、過去5年分の料金については既に請求をしております。ただ、金額も大きいことから、相手方の状況もお聞きしながら、できるだけ早期にお支払いいただけるよう協議してまいりたいと存じます。最後に、今回の反省と今後の考えについてでありますが、本事案の発生当時の一連の事務処理が複数の係に分散されていたこと、また、担当者以外のチェックが機能していなかったことが請求漏れ発生の一因であったと認識しております。今回、本件と同様の事案がないかを確認いたしましたが、他にはなかったところであります。こうしたことから、現在の事務処理は適切に行われているものと思っておりますが、過去の事務処理ミスを長年にわたって看過してきたことは、チェック体制に大きな不備があったと言わざるを得ません。今後は、定期的な確認作業を行うことで、万が一にも漏れがあった場合は、早期に発見できるよう再発防止に努めてまいります。また、本件はもとより、事務処理全般については、担当係のみではなく、上下水道課全体で問題を共有し、常に自己点検による事務改善と、適切な業務の遂行を図り、町民の皆さんの信頼を得られるよう努めてまいります。御迷惑をおかけした相手の方と町民の皆さんに、重ねておわびを申し上げます。
質問 18番 山本忠淑
先ほど高瀬現監査委員から微々にわたる指摘、そして答弁の経過がありましたので、私は重複は避けたいと思います。1番目の質問に対しましても、一定の説明がありましたので、理解をいたすところでございますが、ただ、検針から調定までの、この流れについて説明がございました。上水、下水の、この連係不足という表現が先ほどもされておりましたし、答弁の中でも連係不足ということが反省点としてなされておりますけれども、どことどことの連係が途絶えていたのか。それから、私は、自分の監査の立場を与えていただいたときの、そのときの思いを起こしてみますと、調定の上がってこないものを指摘できる、見つけるということは容易なことではないと思います。ですから、今回は調定が上がらなかったわけですから、これはきっと非常に難しかっただろうと。ですから今回のきっかけをもとにしか見つけることができなかったと、こういうことだと思いますが、そのことについてはどのように判断されているのか。調定までいかないときには、どんな連係ミスがあったから調定までいかなかったといいますか、簡単なことかもしれませんけれども、その辺についての検証はどのようにされたのか、まずその点を1点目の質問ではお聞きしたいと思います。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
1点目のどことどこの連係が不足していたのかという御質問でございます。当時、下水道管理係で受け付を行い、入力票を作成して水道の管理係のほうに引き継いでいたということでございます。それで、言うならばその下水道管理係と水道管理係の間で、そういった情報の連係といいますか引き継ぎがまずかったんだなというふうに思っております。それと、今回発見ができたということでございますけれども、一度この開始届を受けて、その時点で入力をしたというふうな判断をしてしまいますと、その過去の情報に対して疑問を持つということはなかなか起きないのかなというふうに思っていまして、たまたま今回、このことがきっかけになって調査をした際に、現場に詳しい人が、その中身を見ると、ちょっと疑問を感じたというところから、深く調査をして今回発見できたということでございますので、なかなかこういったきっかけがないと今までは発見が難しかったというところでございます。以上でございます。
質問 18番 山本忠淑
2番目の軽減の申請と町の回答については、御答弁ありましたことで理解をいたします。3番目の大口使用者の個数と比率、使用料の比率についても質問をいたしましたけれども、極めてシンプルでありますけれども、150事業所という数字が報告されました。私は、この事業所の平均にするとどのぐらいかというつもりで、1事業所の、年間でも一月でもいいわけでありますけれども、それを知りたかったわけでありますが、逆算、これ890万というのは、この150事業所の一月の使用料、料金の合計額というふうに理解していいのかどうか。それで考えますと、150事業所の、1事業所の月の使用料負担は約6万前後という計算になりますが、そのことでいいのかどうか、確認いたします。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
この御答弁させていただきました内容につきましては、150事業所の全部の1カ月の使用料金の平均値でございます。今、議員おっしゃられたように、単純計算ではございますけれども、150で割り返しますと6万2千円何がしということになります。以上でございます。
質問 18番 山本忠淑
わかりました。今回調査されたことについては、先ほど軽減申請のあった件数だけの調査であったのか、大口需要全部を調査されたということと捉えていいのか。それから、あわせまして、当時の特別会計の台帳整備という予算づけで毎年度220万余が予算化されております。これは委託発注、委託業務か、毎年度台帳整備をされているということであったと思いますが、この内容はどうであるのかということもあわせて御説明いただきたいと思います。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
1点目の今回行った調査の内容についてでございますけれども、現在、下水道使用登録のない水道使用者のリスト、これをつくりました。これが348件ございまして、これに対する突合を行ったものでございます。それと、2点目の台帳整備の内容につきましては、これは、町全体の管路のその年の工事による増減、これの修正をしているものでございます。以上でございます。
質問 18番 山本忠淑
わかりました。ということは、この下水道徴収、賦課の台帳というものは、台帳としては、ペーパーではなくて、パソコン上にあると。それをペーパー化している状況ではないと。それから、大口と普通の町民の、1万五、六千件だと思いますが、それらの分けた台帳というものはペーパーではないというふうに考えていいのかどうか、その点をお聞かせください。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
賦課台帳につきましてはパソコンのシステムの中で管理をしているということでございまして、その中で、大口、一般の区分けとまではしていないのが現状でございます。以上でございます。
質問 18番 山本忠淑
わかりました。実態がそういうことであるということで認識いたしました。次に、4番目の質問に対しての答弁でありますが、4番目というか5番目の、未請求で御迷惑をかけた事業所様に対してのことでございますけれども、私は、先ほどの質問にもございましたけれども、平成24年から特別会計から企業会計に移行をいたしまして、公会計システム化をいたしました。従来の現金単式会計から複式、そして、当時の資料を思い起こしてみますと、事業内容の明確化、透明化、効率化をはっきり打ち出して、それに向けて改善されたと思っておりました。でありますから、この平成24年、この前後に見つけれなかったこのシステムというのが今回のこの発端になるまで続いていたというふうに判断することになるわけでありますが、今回のことの検証を受けて大きく改善をするという考えになったとすれば、それは具体的にどこをどう改善しようとしておられるのか。報告された内容、それから今後のという対応については述べられておりますけれども、そこがなかなか具体的に見えてこないところでありますが、その点についてはどのようにお考えですか。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
今回の事案につきましては、平成18年ということで、平成23年、このシステム変更に伴って一連の作業等を変えてきたわけでございます。それで、そのときに、要は23年以前の分のチェックをしていなかったということが反省する材料の一つでございます。それで、平成23年後につきましては、当年度の登録情報につきましては、確認申請等でつくった台帳等とシステムの賦課状況を突合してきたということでございますので、それ以降についてはないだろうなというふうに思っています。今後さらにということで、下水道使用登録のない水道使用者リストというものができ上がっていますので、これに対して、今までは台帳とシステムというような突合でございましたけれども、今度はこのリストからその届出書みたいなものを逆にチェックしていくというようなチェックの仕方も、確認の作業の仕方もできるということでございますので、そういう確認作業を定期的に行っていきたいなということで考えてございます。以上でございます。
質問 18番 山本忠淑
次に、未請求の事業所様に大変御迷惑をかけたと思います。私は、これは実態以上に、実は法人税も余計払われたんではないかというふうに考えたりするところでありますが、しかし、ほかの事業所から考えると大変不公平な状況が続いていたというふうに思います。たまたま平成22年度の決算資料の一部を見まして、下水道使用料については、単年度、現年度分としては毎年度5億8千万から6億の範囲だと思います。収納率については99.6%の収納率であります。滞納繰り越し処分にいたしましても、わずか、不納欠損の件数は単年度11件程度で、単年度の滞納繰り越しは390万ぐらい、しかも69%ぐらいは、7割は納入されているんです。非常にこういった徴収業務がきちっとされているということが毎年度報告されておりますので、私は、なかなかこれは見つけられなかったろうなと。数字を見る限りは1円の狂いもないわけでありますので。しかし、二千九百数十万というこの賦課漏れ、徴収漏れについては、単年度にすると290万であります。先ほど来の御説明を聞きましても、150事業所の平均が6万余でありますから、いかにこの数字が大きいかということが、やはりしっかりと受けとめなければいけないという思いをいたしております。そういった観点から、収納率が99.5%という、これを維持しているこの会計、企業会計の中で、やはりもう少し丁寧に、事業所様に迷惑をかけたことはおわびをしながら、5年分については早急に解決をしていただくようなやはりお願いをすることも、これは努力をしていただかなければいけないという思いが強いわけでありますが、その点についてはどのように受けとめておいでになるかお聞きします。
答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)
まさに議員おっしゃられるとおりでございます。ただ、相手方におきましては、今回のこの請求漏れに関しましては何ら落ち度もないというところもございます。我々といたしましては、既に5年分の使用料につきましては請求をさせていただいております。答弁の繰り返しになるかもしれませんけれども、金額が多いということもございます。ただ、相手方の状況、事情もございますので、我々とすれば、できるだけ早期にお支払をいただきたいということでお願いをしているというところでございます。以上でございます。
質問 18番 山本忠淑
努力を、毎年の、今後の決算に数字がどう報告されるかということはどうしても関心を持たれるところでありますので、さらなる努力をお願いしておきます。これ以上申し上げることは、申し上げてもしようがないというところもございますけれども、今回のこのこと、事案について、私は一つは要望事項として申し上げたいことがございます。一つは、今回の10年の長期にわたる徴収漏れを反省すると、私の反省からも含めて、監査機能の充実の必要を感じます。現状の例月と定例監査の日程、決算監査の日程等についてでは、監査事務局が用意した資料に目を通す時間もとれないぐらいの実態であります。したがいまして、代表監査委員の待遇も含めて、もっと日程を多く設定されることも、今回その必要性を感じるところがあるわけでありますが、このことについて町側はどんなふうにお考えになるかお聞きしたいと思います。それから……。一問一答ですから、これだけよろしくお願いします。
質問 18番 山本忠淑
なければいいよ。要望だから。
質問 18番 山本忠淑
要望として受けとめていただいてありがとうございます。私は、1問目で、こうしたことが起きた点は、ある意味エアポケットという言い方をさせていただきました。いろいろ説明を受けましたが、この検証の内容についても説明を受けましたが、まだまだ納得できないところも実はあります。しかし、これは今後の問題として、職員の皆さん方については、この企業会計で今回の事案でございますけれども、このことを、かかわった方々もたくさんおられることを考えたときに、全体の共通認識を持たなければいけないくらいの大きな数字だというふうに思います。1,600万、企業会計に徴収漏れをしたということは、やはり大きいことであります。そして、今後も失念という行為は、必ずと言えるほど発生してもおりますし、今後もあると思うんです。こうしたことも考えたときに、無限の能力のある若い職員の皆さん方がたくさんおられるわけでありますから、先ほど懲罰委員会の決定の報告ありましたが、それはよしとして、やはり町が町民から不信感を受けるような事案が表面化したというときには、どんな形でか、職員全体が共有できるような、適切かどうか、無記名のアンケート等で、こうしたことに対する職員の思いというのはどこに、どんなふうに受けとめているかといったようなことを、やはり何らかのアクションといいますか、そういうことをもって今後のためにそれを役立てていけるような、そんな考え方は持てないものかと。不測の間違いを未然防止する宣言を町民に向けて出せるような、この答弁でそうおっしゃっていただければいいわけですが、そのぐらいのやはりこの事案についての反省をして、そして今後の考えを出していただきたいと。明るい気持ちで職員の皆さんが職務を遂行できるような役場の雰囲気づくりをしなければ、今後、随分厳しく、厳しくということばかりが念頭にあって、せっかくお持ちの能力を発揮できないような萎縮した雰囲気の役場内の雰囲気になってはいけないなという思いもあるところでありますので、これらのことも含めて最後に答弁いただくことで私の質問を終わります。
答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)
今回の下水道の請求漏れということだけでなくて、町の業務全般ということで、私たちも重たく受けとめております。これまでも、やはりいろいろな事案の中で問題はあったところであります。その中でも、法令とかそういうところに抵触するような、そういうやはりコンプライアンスをきちっと守れなかったというような事案については、そこのところは、やはり我々公務員として大変不適切だというふうなことはあります。そしてまた、コンプライアンス違反ではないけれども、事務的な処理ミス、これによって結果的に例えばこのような料金の請求漏れを発生してしまったとか、それによって損害を与えるというような、結果的に与えてしまったというようなことがあるわけです。事務処理ミス、これは料金とか税金とかのお金にかかわらないこと以外にもあると思います。私たちも、過去の教訓ということをやはり生かすという意味で、必ず、担当部署において何か不適切な事務処理があったときには、それを隠すのではなくて、速やかに総務課のほうに報告をするということで、様式もつくっておりますし、そういったことを求めております。それについて、どこの係でどんなことがあったという特定のことではなくて、こういう事案があったという形の中で、それをまとめて、職員の中にも周知をするといったことの中で、どこかの部局であったミスについては自分のところでも起こり得るんじゃないかと、常にそういうやはりお互いに問題を職員全体で共有しようということでやらせてはいただいております。そういったことをやはり絶えず行っていくといったことで、過去に学びながら、その教訓を次のあしたの仕事に生かしていくといったことを日々やっていかなければいけないんだろうなというふうに思います。私たちの業務、町民の生活に密着した業務でありますので、合ってといいますか、正しくて当然と。間違っていたら、やはりこれはあってはならないことというふうに思っております。ただ、その中でも、職員の業務に当たっての能力を十分に発揮させると。あるいは事業の発想ですとかそういったところについてはまた十分に開拓をしていきたいと。ただ、その基本に私たちは、事務処理という業務に当たって、業務処理といいますか、そういったところがやはり町民に密接に関係する基本ベースでありますので、法令に対する知識も含めて、そういった研修もしながら、あるいはそういうミスを繰り返さないといった教訓を学びながら、これからも町民の信頼を得られるように日々業務に努めてまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。