音更町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月9日
認知症の対策について
2016年12月9日、音更町議会の一般質問で、重堂登議員が「認知症の対策について」質問し、町長 寺山憲二、保健福祉部長 古田康弘、教育部長 大久保善雄が答弁しました。
- 質問者
- 重堂登 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、保健福祉部長 古田康弘、教育部長 大久保善雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 重堂登
通告に従い、以下の質問をいたします。認知症の対策について。高齢化が進む中、2025年(平成37年)には団塊の世代が75歳以上になります。その中で、医療、介護、介護予防、住まい、日常生活の支援などの総括的取り組みが必要となってきます。高齢化が進む中、認知症になる方も増加傾向にあります。認知症という言葉が近年使われるようになりました。家庭内で認知症などの方が出ても、まだ世間から隠すなどの習慣もありますが、だんだんと考え方も改善されて、認識も高まっております。町としては、「第6期おとふけ生きいきプラン21」で高齢者対策がうたわれています。また、認知症に対する学習なども多く取り組まれています。本年、私も認知症講演会、地域包括支援センターでの学習、認知症サポーター養成講座などに参加させていただき、認識を新たにしているところです。プラン21の基本理念にある、健康で生きがいを持ち、安心して暮らすことができるまちづくりの視点から以下の質問をいたします。1、本町で、認知症として把握されている人数、また、認知症予備軍の数は。また、全国の統計から見て推計される認知症の数は。二つ目、今後、認知症に対する学習などの取り組みは。三つ、認知症の把握と予防対策は。四つ、認知症の進行を抑える対策は。以上のことを質問いたします。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
認知症対策の御質問につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。全国の認知症有病者数は、平成24年では約462万人で、65歳以上の高齢者の7人に1人と推計されており、軽度認知障害と推計される400万人と合わせると、4人に1人が認知症、またはその予備群とも言われております。認知症は届け出や登録が必要な疾患ではなく、診断を受けていない方もいるため、実数を把握することは困難でありますが、厚生労働省の推計値を参考にすると、本町では、3月末の65歳以上の高齢者1万1,879人中、認知症の方が1,800人、軽度認知障害の方が1,500人で、合計3,300人程度はいらっしゃるのではないかと推測されます。町が実人数として把握している数は、平成27年度末現在で、要介護認定を受けている2,146人のうち、認知症高齢者の日常生活自立度2以上と判定される方が1,410人で、全体の65.7%を占めており、この出現率は、介護認定調査が現在の内容となってからほぼ同様の値で推移しておりますが、今後の高齢者数の動向を勘案すると、増加することが予想されます。認知症発症の危険因子は、加齢、遺伝性のもの、高血圧、糖尿病、喫煙などであり、防御因子は、運動、食事、余暇活動や社会活動と言われております。特に、糖尿病のある人はそうではない人に比べ、アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症の発症リスクが2から4倍に上昇することがわかっております。町では、認知症の発症や進行予防のために、特定健診や後期高齢者健診の積極的な受診勧奨や受診後の事後指導を充実させ、糖尿病などの生活習慣病予防の啓蒙や改善を進めております。また、高齢者が社会参加や運動、余暇活動を継続できるように、老人クラブ活動の支援や運動教室の開催、いきいきポイントボランティア活動などに取り組んでおります。早期発見の取り組みといたしましては、電話で認知機能簡易検査を受ける「あたまの健康チェックテスト」、「高齢者のための体力測定で行う認知機能テスト」、「ホームページに掲載している認知症のチェック」、「出前講座や家庭訪問などで行う生活機能チェックリスト」などにより認知力低下の傾向を発見する支援を行っているところであります。認知症の正しい知識の普及啓発といたしましては、講演会の開催や、平成21年度からは、認知症を理解し、認知症の方を見守り支援するため、認知症サポーター養成講座を実施しております。近年は、小中学校、高校、短大、女性会、老人クラブなどで幅広い年齢のサポーターの養成にも努めており、11月末までの実績では、サポーターとサポーターを支えるキャラバンメイト合わせて4,430人に達しております。サポーター1人当たりの高齢者人口は、全道平均の5.3人と比較し、本町は2.7人で、より多くの方による見守り支援の御協力が得られるものと心強く思っているところであります。その他の取り組みといたしましては、早期に認知症の診断ができ、速やかに適切な医療や介護が受けられるよう認知症の初期からの支援を推進する認知症初期集中支援推進事業や認知症地域支援推進員による個別相談を行っております。また、介護する御家族の方を対象に認知症家族介護者交流会を隔月で行い、情報交換や悩み事の共有など、お互いに支え合う交流も広がっております。また、認知症の方の安全や未帰宅者の早期発見、早期保護ができるように、個人、団体の御協力をいただきながら徘回高齢者等SOSネットワークシステムを運用しております。現在、こうした取り組みに加えて、認知症の方やひとり暮らしの方が安心して暮らすために、地域の見守りなどによる安心ネットワークの構築を進めているところであります。このほか、御家族や御自身が認知症となったときにどのようなサポートや支援が受けられるのか、今後の予測ができるように、予防から診断、日常生活支援のための社会資源の活用方法などを一冊にまとめた認知症ガイドを本年3月に作成し、配布しており、今後もタイムリーな情報提供ができるよう努めてまいります。いずれにいたしましても、認知症高齢者等に優しいまちは住んでいる町民みんなに優しいまちと言えます。これからも認知症の方を理解するサポーターの養成を推進し、地域の人たちのさりげない見守りによる安心して暮らせるまちを目指した認知症対策を行ってまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 8番 重堂登
ありがとうございました。再質問させていただきます。今答弁いただいたように、音更はやはり高齢者の介護だとか認知症に対して相当進んでやっておられることは高く評価いたします。その上で質問をいたします。今、団塊の世代があと9年ぐらいでやってくるということで、音更も、現在は4人に1人ぐらいが高齢者と言われておりますが、団塊世代が来ると、大ざっぱに言って3人に1人が高齢者になろうとしております。そういう中でますます高齢者に対する対策が必要かなと思って、以下のことについて質問させていただきます。2番目からなんですが、学習ということで、講演会のことなんですが、私もことし初めて講演会参加させていただきました。やはり自分としても新しい認識をしたというか、参加してよかったなという感じです。日本医科大学の上田先生が講演されたんですが、その中で、認知症は「治さなくてよい認知症」という題名で話されました。そして、「薬よりも生活の張り合いを」という副題で話されました。非常にふだん考えていないことを言われたと思います。その中で指摘されたのは、認知症の方に対していろんなことを、あれだめ、これだめと指摘しないだとか、それから議論をしないだとか、それから怒らせないだとか、そういう私たちにどうあるべきかということを指導していただきました。これも非常によかったです。次に、サポーター養成講座も私初めて参加できました。22人ほど集って、包括支援センターの看護師さん来ていただいてサポーター養成講座を受けました。その中で、養成講座を受けたらこういうリングをもらいました。ここには、ローマ字ですか、認知症サポーターと書いてあります。こういうのを音更では相当の数の方が持っておられるんですが、実は私は、今まで町の中でこういうのをつけている人を見たことないんですよ。ということではまだこれ、全国的に大事なものだと思うんですが、それをやっぱりもっと町内でも、こういうことで講座を受けただとか、そういうことが必要かなと思っています。そこで、さらにそういう講座をどしどし進めてほしいということでお話しするんですが、一つ身近でこんな例があります。90代の母親、70代の娘さんと言えばいいのか、介護の方、高齢者になってやっぱり一番きついのが言葉だったらしいです。やっぱり我慢できないような言葉まで認知症の方は発するわけです。それを我慢してというか、受けてはいたんですが、やはりそれ限界がある。やっぱり学習が必要だったのかなと思います。その方は、病院に入院されてもやっぱり言葉も悪いし、それから、体にチューブなんかつなぎますね。それも引っこ抜くし、そんな大変な状況でしたようです。困って、ベッドに腕を縛って、そしてチューブをつないでいたんですが、そこで、その介護していた子供さんというのか70代の方、認知症のことをある程度理解はしていたんだけれども、やはり我慢ならんというか、その母親の腕をつねって、あざができるぐらいつねっていたという、そういう状況なんです。そういうことでは、まだまだ、認知症に対する学習をもっと進めていただきたいというのが私の願いなんです。まだまだ認知症の理解が全体では足りないことを自覚しております。帯広での福祉法人の関係でちょっとかかわりも持ったんですが、その中でも、団地の中にグループホームをつくりたいと。そして地域の方にも説明会を開いたと。やっぱりそういう中では、ふらふらしてもらったら困るだとか、危険があったら困るだとかということで、それをそこに建てることの反対の意見もまだまだあるそうです。そういう中で、やっぱり理解を得るためには、さらに強力に認知症の学習会だとか、サポート養成講座ももっと進めていただきたいということで、今後さらにどういう活動されるのかをお聞きしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
お答えをさせていただきます。今、重堂議員のほうからいろいろな例も交えてお話があったところでございます。これは国のほうでもオレンジプランということで、認知症の施策の総合的に推進するということの一つの柱の大きな一つが、認知症の知識の普及啓発というのが一つ大きな部分ございます。本町におきましても、可能な限り、認知症の正しい理解につきまして講演会あるいは出前講座、あるいはサポーター養成講座行っているところでございまして、これらについては今後も継続して取り組んでいくところでございます。やはり地域社会の中でそういう理解者がふえるということが、認知症の方、あるいはその症状を示す方にとっても暮らしやすい社会だということで町長のほうからも答弁がございましたように、やはり私たちの地域の中で暮らす者が認知症について正しく理解し、正しく接していくということが求められていると思っておりますので、今後につきましても、先ほど申し上げましたような普及啓発の取り組みは継続して行ってまいりたいと存じます。以上でございます。
再質問 8番 重堂登
ありがとうございます。さらにということで私はお願いしているわけなんですが、認知症サポーター養成講座、これは全道、これはちょっといつの統計がわかりません。全道では高齢者人口に対して16%、それから全国は15%だとか。音更は24%と非常にやっていることを私は認めたいと思います。そういう中でさらにこういうことを進めることがやっぱりこの対策になるかなということで承りましたので、よろしくお願いいたします。次は、認知症の把握のことについてなんですが、やはり把握が大変難しいということも言われました。相当な認知症の方もふえるという中で、どうやって把握するのかということなんですが、やはり行政だけでは把握は難しいと。地域にも協力を得ることが必要かなと思っています。せんだって農村部に行ったんですが、老夫婦2人おりました。だんなさんのほうが認知症なんです。いつもソファに座っているだけだと。そして、そのだんなさんですが、年金も使うことができないんだと。ということは、活動がもう家の中かどこかで狭められているんです。そういうところの把握なんかといったらまた難しいのではないかなと思うんですが、そこで、把握をどうやって進めるかということで、一つ、町長の答弁書にもあったんですが、地域での見回りの輪を広げてはどうかなということで、いろんな方法があると思います。例えば、認知症サポーター養成講座を受けた、私も受けたんですが、そういうのが地域で気づいたことを通報するだとか、そういうこともできるのかなと思うんですが、地域で、例えば事業所あたりでそういうことができないかなということでお話をしたいんですが、一つは、各家庭を訪問される新聞配達だとかいろんなことがあります。そういう方が、チェックリストみたいなものがあれば、それで気づいたことを事業所でまとめて包括センターのほうに持っていくような仕組みがまずとれたらいいのかなということを考えました。そういう自宅を訪問する方にも協力をいただくことも大事かなと思って、そういう通知、何と言ったらいいのかね、これは。通知制度と言えばいいか何というか。そういうことで早い発見ができればいいのかなと思っています。それが一つです。それから2つ目は、そういう方がお店に来られたとき、来店したとき、というのは、お店、銀行だとかコンビニだとか農協の店舗だとか、そういうところでそういう方が見えたときに、そういうチェックするような仕組みができないものかな。何かほかのところで見てもそういう例がありました。例えば、自宅訪問した中でといったら、よく新聞受け、たまっているかどうかだとか、電気のメーターの関係、そういうのが動いているかどうかだとか、それから、家の中のにおいというか異臭みたいのも調べてもらったらどうかなとか、そういう、例えばの例なんですが。それからあとは、お店なんかに来ていただいた場合に、お金の払い方、それから紙幣と貨幣の使い方なんかで困っている方、それから、同じものを何度も買いに来る方だとか、そういうことのチェックみたいのができたら、その事業所から包括支援センターのほうにそういうのが集まる仕組みみたいのができないかなと、何かそんなことをイメージしています。そして、私たちサポーター講座受けた、そういう方もそういう意味では通報できる仕組みがあったり、あとは、サロンなんかに来ている方も集まるわけですから、そういう中でもそういうことがチェックできればいいのかなと思っているんですが、そのことについてお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
今のその見守りの関係でございますけれども、町長の答弁の最後のほうでも、安心ネットワークを今構築するということで進めておりますというお話を、答弁をさせていただいておりますけれども、現在その作業を進めているところでございまして、今、議員がおっしゃりますように、いろんな団体、事業所、ライフライン事業者、高齢者の方が生活にかかわる職種の方々、なるべく多くの方々に御協力をいただいて、何か異変、あるいは、先ほど例にありましたように、新聞がたまっているとか、においがするだとか、そういうちょっとした異変がありましたら地域包括支援センターのほうに電話をいただく、連絡をいただくという仕組みづくりを今進めているところでございまして、今年度中に関係者の方々に御協力をいただけるように進めておりまして、来年度に向けてそのネットワーク、安心ネットワークを動かしたいというふうに考えておりますので、もう少々お時間をいただきたいと思います。他町村の例なども交えまして、可能な限り広い方の目で御協力をいただくように考えているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。以上です。
再質問 8番 重堂登
ありがとうございました。次に、認知症の予防対策のことなんですが、そのことについてお話ししたいと思います。身近な例で挙げると、老夫婦2人でいて、奥さんのほうが認知症になったと。だんなのほうは、それを世間に見られたくないというか隠すというか、そういう例があります。ということは、そうなるとますます認知症が進むのかなと。やっぱり認知症を防ぐというか、防ぐには、外出だとか外での行動、軽スポーツだとか対話だとか趣味だとか買い物などとか、どんどん外に出なければやっぱり対策にならんのです。現実にそういう、まだ学習の足りなさかな、隠すような風習というか習慣、そういうのも、やっぱりもっと学習を進めていけばそういうのもなくなるのかなと思っています。やはりどんどん外に出ることが予防対策になると私も思っております。せんだって会派研修で浪江町に行ってまいりました。そこでの話なんですが、震災で、津波と地震で181名だか亡くなられたということです。次にこれは避難所生活で。ということは、狭いところ、そして行動もできないところ、それを被災関連死と言われましたが、それが何と390人出ているということは、やはり認知症対策をするためにはどんどん外に出れる習慣が必要なんだなと。音更町でいえば、町の中に認知症の方もあふれるぐらいの町になればいいのかなと思っております。そういう中で、このサポーターのことについてなんですが、私もこれいただいたんですが、これだけぶら下げて歩いてもちょっと、ほかの人に見られてどう、何と見られたらいいのか。これも非常に全国的に大事なものなんですが、これに音更町としては、例えばですよ。こういうものをくっつけて、ここにサポーターか何かのあれば、いざというときはこれをかければ行動をとれるのかなと、何かそんなことを考えたんです。高齢者が町で困っていても、そこに私たちが援助で近づいたり、高校生の方でもいいです。それを援助で近づいても、一般的に今まだ見られるのは、何かうさん臭く見られるわけです、何もなければ。こういうことを首にかけるなりしていれば、やるほうも堂々とできるし、それから周りの方も認識はできるのかなと。こういう形をどうかなということで考えてみました。そんなことも検討していただきたいと思います。それとあと、高齢者がどんどん進む中で、認知症の方で徘徊者もどんどんふえると思うんです。そういうときには、これは強制でありませんから、希望者の方に何かすてきなワッペンみたいのがつけてもらえないかなと。これは希望者だけになりますけれども。その裏をめくれば、名前だとか住所だとか連絡先が裏に書かれてあれば、それはこういう、私たちもそういうので困っている方を見ればそこに寄り添えるのかなと思って、そういう仕組みがとれないかということでここお話ししたいんですが、そういうので見解をひとつ伺います。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
サポーターのその、オレンジリングというんですけれども、それに加えて、もう少しわかりやすくワッペンということでございますけれども、これ、オレンジリングは全国統一したものでございます。それを、通常、お仕事のときに支障ある方は外しているのかもしれませんけれども、つけていただくということがサポーターのあかしということでございますので、それがなくても、認知症の方に優しい対応がとれるような周知活動というか、認知症に対する知識の普及をしていって、それがなくても優しい対応ができるような、あるいはそういうことにわかるような、そういうまちづくりを進めていきたいなというふうに思っております。それから、徘徊される御自身にワッペンというお話でございますけれども、なかなかそれを一定程度つけられたとしても、着がえをしたり、あるいは外したりということもあろうかと思いますので、町としては、今それをつけるという考え方は、つくるという考え方は持ち合わせておりませんので、御理解をいただきたいというふうに思います。
再質問 8番 重堂登
最後、四つ目なんですが、認知症の進行を抑える対策、これは、一番初めに講演会でもお聞きした中では、認知症は治さなくていいよと。対策は、それを進行を進めないようにすること。ということは、薬よりは、ほかのことというような意味で私は受け取りました。本当にいい講演だったんですが、認知症の進行を抑えるということでは、先ほど言いましたが、外出だとか運動だとか、1日に3人以上対話するだとか、趣味だとか買い物だとかいろんなのありますよね。そういうものも非常に大事だと思います。それで、それにプラスして、ここで図書館の活動がこの認知症に非常にかかわりやすいと。そして、包括支援センターなんかとタイアップしてやれば非常にいい面があるというようなことを見たり聞いたりしたものですから、そこに絞ってお話ししたいと思います。2007年に、認知症の人のための図書館サービスガイドライン、図書館の出番ですというような意味だと思いますが、そういうようなことが出ていました。そこで、体を動かす面と、もう一つは知的な面というか精神面みたいこと、それあたりは非常に図書が、図書館の活動がいいというようなことで言われました。音更も、図書館の司書の方はサポート講座を受けられていると思います。それも進んだ取り組みだと思って評価しております。いろんな図書館活動はされていますが、さらにここで一つ図書館が出ていただいて、そこを頑張っていただきたいなと思います。一つにはこんなものもありました。認知症の人に優しい本棚をつくったというような例があります。図書館の中に、認知症の関係の本だとか、それから包括支援センターなんかの案内だとか、そういう認知症にかかわるものの小さなコーナーを設けたら、非常にそこに認知症の方も注意を払ってくれたというようなことがあります。それからもう一つは、図書館が、認知症の人のためにいやすい場所ということでありました。認知症の方は非常にふえるわけですから、図書館も非常に重要な位置があるんでないかと思っています。図書館法では、公立図書館は無料であるというのが原則と言われています。となると、認知症の方も図書館を利用することが原則でなければ、使いやすさがなければだめかなと思っています。こんなことも書いてありました。認知症の人が図書館に来られて、本は読まなくても、その場所の雰囲気を感じるというか、かつての、昔の経験なんかを感じるというか、そういうことも非常に大事なことだと。目に見えない大事なことだということで、図書館のことが資料にも出ています。そこで、図書館が例えばデイサービスだとかサロンなんかに積極的に出ていただいて、例えば絵本だとか紙芝居、それから旅行の本だとか風景だとか、昔の資料なんかをどんどん蓄えて、それを持って出かけてもらう道もあるのでないかなと思って、ここを図書館の出番ということでお伺いしたいと思います。以上です。
答弁 教育部長 大久保善雄(教育部長は2017年3月まで)
図書館の活用でありますけれども、今、議員さんからのお話がありましたとおり、認知症の方については、図書の読み聞かせですとか、あとは音楽なども記憶に刺激するというようなお話も聞いたことがあります。そういう関係もありまして、図書館で読書ですとか音楽鑑賞、DVDとかもありますけれども、そういうものを活用しながら、脳の機能に刺激を与えることによって昔の記憶を呼び起こしたり、また、趣味を呼び起こしたり、また、子供の時代ですとか、そういう記憶をよみがえらせるためにも、図書ですとかそういう音楽の鑑賞等もいいように聞いております。そういうこともありますので、あと図書館の利用をしやすいようなという話もありましたけれども、その辺も含めまして、図書館でできることがどういうものがあるのかとか、そういう読み聞かせ等を図書館司書、今現在図書の業務で業務的には精いっぱいで、余裕的にはないんですけれども、その辺を保健福祉部とも、関係部署とも連携しながら、どのような方策があるのか、その辺は検討していきたいと思っております。以上です。
再質問 8番 重堂登
なかなか司書の方もそんなに大勢おられない中でこういうことを申し上げるんですが、ここもよろしくお願いしたいと思います。例えば、司書の方がデイサービスに出かけられた中で、こんなのがあります。最初は静かに写真集や本のページをめくっていたが……。利用者さんですね。徐々に隣の人と談笑する姿を見て、その司書の方は非常に感動したと。ここらあたりが非常に大事な場面かなと。出向いた方が感動するというか、そういうことが非常にいいのかなと思っております。もちろんこのデイサービスを受けられた方はそこでよみがえるというか感動するわけですが、出向いた方も感動するというか、ここら辺がいいのかなと思います。それからあと、この国際図書館の関係ではこんなことが書いてあります。認知症の人が身体と精神の両方に刺激を受けたという兆候を明らかに示したとき、支援者、これは出向いた人ですが大きな喜びを感ずると。出向いた方もともに感ずるということで、こういうことが進んでいけば非常にいいのかなと思っております。何でも進む、実施というわけにいかないかもしれんですが、一歩一歩前進させていただきたいという願いがあります。初めに申し上げましたが、だんだん高齢化が進む中で、やがて3分の1となると高齢者も主役、主役と言ったらあれですが、そういう時代がもうじき来るわけですから、そこら辺を徐々に進めて発展させていただきたいという希望でいっぱいです。以上で終わります。ありがとうございました。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
いろんな認知症に対して御意見いただきました。認知症の方がふえていくのは、さきに重堂議員がおっしゃった先生もおっしゃっていましたけれども、長寿社会のたまものだというふうにおっしゃっておりました。これは避けて通れないところでありまして、高齢化すると認知症になっていく率が高まるというのは当然のことなのかなというふうに思っております。治らない、治さなくてもいい認知症と治る認知症、それとそれ以上進まない認知症というのがあるんだろうというふうに思いますけれども、今音更町は、軽度認知症でもって発見されれば、その時点で投薬によってなかなかそれからは進行が進んでいかないというようなことも視野に入れながら、電話等でもって頭のチェックをするというようなことでもって、早目にその軽度認知症を発見するというようなことを今やろうとしておりますし、また、今回の条例でもって使用料等の部分で提案させていただいておりますけれども、認知症の方々がそれ以上進まないように体操をみんなで取り入れるというようなことも今やろうとしております。認知症になったときに、幸せな認知症になりましょうということでもって今運動を展開したいなと思いますけれども、認知症になっても、家族の方が認知症の方を責めない、認知症の方が家庭にあって責められないというようなことも一生懸命やりたいなと。徘徊するその一つの原因の中には、家族の方から責められて、なかなか家庭の中にいにくいという部分もあるのではないかというような講演もありましたので、認知症の方を取り巻くそういった理解をしっかりと進めるということが極めて大事なのかなというふうに思っておりますので、そういった取り組み、キャラバンメイトも、サポーターの数もまだまだ、十勝管内では、ほかの町に比べてそう多い数字では決してありません。ほかの十勝管内の町村一生懸命取り組んでおりますので、音更町は逆にその町村を見習って、今追いつこうとしている段階でございますので、そういったサポーターの数、そしてサポーターを養成するキャラバンメイトの数、そういったものもふやしながら、認知症を理解して認知症の方がより住みやすい、そういった環境をしながら、幸せな認知症患者をつくっていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいというふうに存じます。以上でございます。
再質問 8番 重堂登
ありがとうございました。