みんなの議会

新冠町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月12日

高齢者が安心して集える場所、認知症予防について

2025年9月12日、新冠町議会の一般質問で、海馬澤真紀子議員が「高齢者が安心して集える場所、認知症予防について」質問し、町長 山本政嗣が答弁しました。

質問者
海馬澤真紀子 議員
答弁者
町長 山本政嗣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 海馬澤真紀子

2番海馬澤です。議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い、高齢者が安心して集える場所、認知予防について質問します。1点目、町内においての高齢者の方が日常的に集える場所、地域サロン、健康体操はどのように整備され、地域に公平に存在していますか。2点目、その中でも新冠町で実施されている認知症カフェなどの取り組みについて、現在の状況と利用者の反応と課題についてお聞かせください。3点目、これらの場所に通いたくても「交通手段がない」などといった理由で参加をためらう方もいます。町としてそうした潜在的な参加者に対して、どのような対応をしていくかを伺います。4点目、今後、認知症予防の視点も含め、こうした場所を増やすための、町の基本的な方針があればお聞かせください。

答弁 町長 山本政嗣

海馬澤議員から御質問の「高齢者が安心して集える場所認知症予防」についてお答えをいたします。高齢者の皆さんが住み慣れた自宅や地域で健やかに暮らせる期間をできる限り維持していくためには、日頃の健康管理と心身が健康な段階から介護予防に取り組むことが重要であります。町におきましては、心身が虚弱となる、いわゆるフレイルの予防として、運動機能の向13上、口腔機能の向上、栄養改善、そして人と集い交流を持つ社会参加、この4本の柱に加えまして、認知症機能と心の健康の維持、これを目的に各種介護予防事業を展開させていただいているところであります。御質問の1点目でございますけれども、高齢者が日常的に集える場所として、町内で行われております地域サロンと健康体操につきましては、主に「認知症カフェ」と「いきいき100歳体操」が該当いたします。認知症カフェにつきましては、現在、社会福祉法人、NPO法人、さらには介護保険事業を提供する合同会社が実施主体となって行っておりまして、市街地で開催されるものが2か所、朝日地区で開催されているものが1か所でございます。また、いきいき100歳体操につきましては、これは平成27年度に北海道のモデル市町村となりまして、住民主体による通いの場の創設と介護予防の効果的なプログラムの一環といたしまして、地域住民あるいは高齢者の団体等へ広く普及啓発活動を行ったものでありまして、現在は市街地の三つの地域において、週1回の活動が行われております。そのほか、いきいき100歳体操から歌声集会に内容を変更しながら、高齢者の集いの場を設けている地域も市街地に1か所あります。これらの活動につきましては、事業所もしくは地域住民が主体的に行っているものでありますので、町といたしましては、活動が継続できるよう、アドバイザー支援を行っているところであります。また、町が実施しております高齢者の集いの場といたしましては、通所型介護予防事業である「お喜楽おたっしゃ塾」や認知症予防事業の「脳の元気アップ教室」、そして疾病や介護予防意識の高揚を図ることを目的としております「あんしん座談会」、これらを行っておりまして、開催場所につきましては、レ・コード館、保健センター、役場庁舎といった市街地のほか、お喜楽おたっしゃ塾につきましては、事業の半分の15回を節婦地区で、また、脳の元気アップ教室についても、全32回のうち28回は地域の生活館等を巡回させていただき、開催をいたしているところであります。2点目の認知症カフェの取り組みについてでありますけれども、改めてここで認知症カフェについて御説明させていただきますと、これは介護保険制度の中で位置づけられております地域支援事業の一環でありまして、認知症当事者やその家族、地域住民、介護や医療福祉に関わる方々が気軽に集ってお茶や軽食を楽しみながら、交流や相談を通じて認知症への理解を深め、そして、互いに支え合うための場として、運営主体といった実施方法につきましては、地域の実情に応じて多様な形態が認められているものであります。1点目の御質問でも申し上げましたが、現在町内には3か所の認知症カフェがありまして、手芸や料理、音楽、体操、講話など毎回多彩な内容で各々毎月1回開催されております。それぞれのカフェに特色もありますことから、楽しみながら複数のカフェに継続して参加される方々もおりまして、地域住民が気軽に集える交流ができる場として評価されている一方で、認知症当事者の参加が少ないといった課題もございます。14保健福祉課におきましては、新たに認知症カフェの運営を希望する団体の立ち上げ支援、あるいは事業費の補助、運営のアドバイス、また、課題であります認知症当事者の参加促進に向けた支援をさせていただいているところであります。御質問の3点目でありますけれども、集いの場までの交通手段がないとされる方への対応でございますけれども、まず、認知症カフェやいきいき100歳体操といった、事業所や住民主体の活動につきましては、朝日地区で開催されている事業を除きまして、会場までの移動につきましては参加者に委ねられております。同じく町で実施しております各種介護予防事業につきましても、会場までの移動は参加者に委ねさせていただいているところであります。交通手段は徒歩のほか、遠方の方はメロディー号の利用、御家族の送迎、参加者同士の乗り合わせなど様々でございますけれども、市街地を会場とする介護予防事業の際には、開催時間をメロディー号の運行時間を考慮して、設定しているほか、介護予防事業への参加に限らず、外出機会を確保し自立した日常生活を送るための支援として、メロディー号や路線バスの乗車体験事業も毎年行わせていただいているところであります。また、来月からは、メロディー号がAIオンデマンド化されますので、自宅から目的地まで予約運行が可能となります。このことによって、さらに利便性が向上し、事業参加者の増加につながるといった効果も期待をさせていただいているところであります。これまでは、交通手段がなくて集いの場に参加できないといったような相談を寄せられたことはほぼございませんけれども、御質問にありますとおり、参加をためらわれている方がおられることも考えられますことから、そのような場合には、まず保健福祉課へ御相談を頂きながら、メロディー号の活用を中心に可能な限り集いの場への参加につながるよう、支援や周知をしてまいりたいと存じます。御質問の4点目、認知症予防の視点を含めた高齢者の集いの場所を増やすための基本的な方針についてでありますけれども、高齢者に関する保健福祉施策を総合的かつ計画的に実施するために、老人福祉法に基づきまして、高齢者保健福祉計画を策定しております。現在は、令和6年度から8年度までの3か年を計画期間とする第9期計画をもとに各種事業を展開している状態でございます。当計画におきましては、高齢者の社会参加と地域の支え合いの促進を基本目標の一つとして掲げておりまして、そこには行政だけではなく、町民や地域、関係機関などがそれぞれ主体的に、かつ世代や分野支え手や受け手の関係を超えて支え合う地域共生社会の実現を目指して、地域の中での課題解決力が強化できるよう支援すると定めております。高齢者の集いの場所は、先ほど触れました町が行う介護や認知症の予防事業のほか、認知症カフェやいきいき100歳体操といった事業がございますので、これらの地域活動が継続して、さらに広がっていくよう支援と普及啓発活動に引き続き力を入れさせていただくとともに、認知症サポーター養成講座や地域見守り、あるいは見回り活動事業、これらの実施によって、認知症への理解促進と地域で支える人材の育成を引き続き図ってまいり15たいと考えておりますので御理解を賜りたいと存じます。

再質問 2番 海馬澤真紀子

ありがとうございました。一つ提案があります。男性の方の参加が少ないと感じますので、男性の方も参加しやすい内容の検討をお願いします。私も実際参加してみて、おしゃべりしながらの作業は楽しかったので、たくさんの方が仲間入り、参加できるといいなと感じました。こういった高齢者の方々への活動の開催に興味を持たれている方の声もあります。高齢者が地域で孤立せず、生き生きと過ごせるために、参加者に寄り添った事業展開を進めていただきたく思います。以上です。

答弁 町長 山本政嗣

再質問にお答えをいたします。御提案頂いた内容につきましては、全くそのとおりであると思います。私の政策判断というよりは、必要な事業の工夫の範囲の中で、各課の事業工夫の中で展開していくものと思いますので、その旨、しっかりと原課に指示を加えたいと思います。

再々質問 2番 海馬澤真紀子

ありません。

出典:新冠町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月12日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる