みんなの議会

音更町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月14日

健康や病気に係る啓蒙・啓発の充実について

2015年12月14日、音更町議会の一般質問で、堀江美夫議員が「健康や病気に係る啓蒙・啓発の充実について」質問し、副町長 高木収、保健福祉部長 古田康弘、総務部長 杉本俊幸、建設水道部長 恩田惣次が答弁しました。

質問者
堀江美夫 議員
答弁者
副町長 高木収、保健福祉部長 古田康弘、総務部長 杉本俊幸、建設水道部長 恩田惣次

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 堀江美夫

おはようございます。通告に従いまして一般質問を行います。健康や病気に係る啓蒙・啓発の充実について。医療技術は進歩しているはずなのに、病気で亡くなる方の数は年々増加しています。高齢者が多くなっていることもありますが、さまざまな病気の根本的な原因の解決ができていないのが医療の現状でもあります。健康や病気に係る知識不足もその要因と考えます。テレビ報道で知りましたが、介護にかかる費用は、2014年度で約10兆円かかっており、2025年には21兆円が必要と試算されていました。11年で11兆円の増額は、本町の負担額も相当な金額になると思います。看過できない大きな問題です。その報道の中で、東日本大震災で避難生活を送る南三陸町の住民の方に調査をした生活不活発病についての報告があります。これは、日常生活で体を動かす機会が減ると、骨、筋肉、呼吸器等全身の機能が衰え、30%以上の方がこの病気になると言われ、放っておくと最後は寝たきりになるという病気です。しかし、早期に対処すれば症状は改善されるとのことです。重要なのは住民への啓発活動とされており、生活不活発病の場合、勉強会や講習会で正しく知識を身につけ、生活を改めることでその理解をいただき、実践した人の発症率は9%、それを知らない人は39%が発症するという極端に違う結果が出たそうです。ほかの病気とは当然違うとは思いますが、啓蒙・啓発活動がいかに大切かを如実に知らしめる結果だと思います。いかなる年齢でも病気や健康に関する知識は重要です。健康福祉費用の負担軽減を図るために、より一層の健康講座等の充実を願うものです。そこで伺います。1、現状の健康や病気予防の知識、意識向上に係る講習や教育の実績は。2、今後、これらの啓蒙・啓発活動により充実させる考えはあるのか。あるとすればどのような形で進めるのか。3、医療費負担増が見込まれる中、負担軽減を図る対応策をどう考えているのか。二つ目の質問です。公共施設利用に係る音に対する近隣住民の意見の対応について。昨今、大都市圏において、幼稚園や保育園の園児の声や学校催事の際の実施を知らせる花火などに意見が寄せられていると聞きます。総合福祉センターの駐車場や文化センター野外ステージ等の利用にも近隣住宅等より意見があるのではと思います。その際、所管の違う部署でおのおの対応していると思いますが、町としては統一の見解であるべきと考えます。意見の実態と町の考え方を伺いたいと思います。以上、よろしくお願いします。

答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)

1点目の健康や病気に係る啓蒙・啓発の充実についての御質問にお答えいたします。初めに、健康や病気予防の知識、意識向上に係る講習や教育の実情及び啓蒙・啓発活動を充実させる考え方、進め方につきましては、関連がありますので一括してお答えいたします。我が国では、少子高齢化の進展や疾病構造の変化に伴い、団塊の世代が75歳を迎える2025年以降は医療や介護の需要が現状よりさらに増加することが見込まれており、健康の保持と増進が重要な課題となっております。このような中、本町では、平成26年度に、健やかに安心して生活できるまちづくりを目指して、音更町健康増進計画「健康おとふけ21」を策定いたしました。計画策定に当たり本町の状況を分析した結果、死亡原因では悪性新生物、いわゆるがんが一番多く、心疾患、脳血管疾患が毎年上位に入っております。また、65歳未満で要介護認定を受ける原因は脳血管疾患が多く、医療費では、原因の3分の1が糖尿病性腎症であるとされる人工透析医療が大きな割合を占めております。これらのことから、生活習慣病の発症を予防するとともに、発症した場合には適正な治療や生活習慣の改善で重症化を予防することが個人の生活の質を維持し、さらに医療費や介護保険にかかる費用の抑制につながることから、本計画では、妊娠期から乳幼児期、成人、高齢期までライフステージに応じた健康づくりを推進し、健康寿命の延伸に取り組んでいるところであります。この計画に基づく現状の病気予防や健康知識の向上に向けた取り組みについて、平成26年度の実績で申し上げますと、成人保健の部門では、一般基本健診受診者24名及び特定健診受診者592名に対して結果説明を行っているほか、特定健診受診者113名に対して特定保健指導を実施しております。また、健康の増進に関する正しい知識の普及のため健康相談を随時実施しているほか、健康づくり講座として、健診結果活用術を4回、ころばん体操を9回、こころの健康講座、骨美人講座、65歳からの栄養講座をそれぞれ1回実施しております。また、町内会や老人クラブなどの要請に対して保健師等による出前講座を22回実施しております。さらに毎月の広報紙では健康に生活するための記事を掲載し、ホームページ上でも健診や予防接種等の情報を発信しているところです。今後の健康や病気予防に関する啓発活動につきましては、現在実施している健康講座や健康教育を基本として、1人でも多くの町民が健康知識を深め、意識の向上を目指すことが大切でありますので、誰もが参加しやすい内容となるよう、他自治体の取り組みも参考としながら充実に努めてまいりたいと存じます。あわせて、健康に生活していくためには自分自身の健康状態を知ることが肝要でありますので、各種健診等の受診率の向上が図られるよう取り組んでまいります。次に、医療費負担軽減対応策についてでありますが、本町の国民健康保険の1人当たり医療費で申し上げますと、平成26年度では31万9,474円となり、5年前と比較すると2万7円、率にして6.7%の増となっております。これにつきましては、医療の高度化に伴う入院医療費の増加や、町内及び帯広市に医療機関が多く、受診しやすい環境が整っていることによる入院外に係る医療費の増加が主な要因と考えております。御質問の医療費の負担軽減を図るための具体的な取り組みにつきましては、平成20年度から義務化された生活習慣病予防のための特定健診、特定保健指導の実施率の向上対策として集団検診回数の増、検査項目の追加、自己負担額の軽減、個別受診勧奨等を行ってまいりました。また、本年度中に、レセプトや健診情報等のデータ分析に基づき、保健事業をPDCAサイクルで効果的、効率的に行うための実施計画であるデータヘルス計画を策定し、生活習慣病対策を初め、健康増進や重症化予防等に向けた実効性の高い保健事業に取り組むこととしております。なお、被保険者に対しては、保険給付分も含めた医療費の全額をお知らせすることにより、健康に対する意識を深め、国保事業の健全運営に資することを目的として年2回の医療費通知を行っております。いずれにいたしましても、健康を維持するためには、自分の健康は自分でつくるといった意識を育むとともに、食生活や運動など自発的、継続的な生活習慣を身につけることが求められます。町といたしましても、乳幼児から高齢者まで全ての世代が健康で安心して生活できるまちづくりを目指すことが国保のみならず全ての町民の医療費の抑制につながるものと考えており、今後とも各種健診の勧奨を推進し、健康教育や健康講座による知識の普及と健康に関する的確な情報提供に努めてまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。2点目の公共施設に係る音に対する近隣住民の意見への対応についての御質問にお答えいたします。町の公共施設を使用した音を伴う屋外での催しには、保育園や小中学校の運動会等を初め、公共施設の駐車場や公園等を会場とした音楽や演奏を伴うものがあります。これらにつきましては、町が主催、もしくは実行委員会を組織して行っているもののほか、地域や団体等が主体となって実施されているものなどさまざまでありますが、それぞれ子供たちの健やかな成長や発表の場として、あるいは町民の交流やにぎわいの創出などに一定の効果があるものと考えております。しかしながら、近年は、市街地の園児の声や学校行事の際の花火等に対する近隣住民の意見を新聞等の投書欄で目にすることもあり、このような催しで発生する音に対する意識は以前と変わってきているように感じられます。本町でも、過去に保育園や小学校の運動会の練習など音に関する苦情をいただいた経緯があることから、必要以上の音を出さないなどの配慮は必要なことでありますが、保育園や学校の行事につきましては子供たちの保育や教育を行う上で重要なことと考えております。また、文化センターの野外ステージを使用した催しにつきましては、過去に近隣住民等の方々から騒音に対する御意見をいただいたことから、現在は大きな音を出すような催しでの使用は御遠慮いただいているところであります。このほか、昨年十勝川温泉市街で実施した実行委員会主催の音楽フェスタにつきましては、近隣の施設や住民から音に対する苦情をいただいたことから、本年度は内容を変更して実施しております。その他の催しに関しましては、近隣住民の方から苦情はいただいておりません。日常生活に起因する音に関しましては、住民同士のトラブルに発展するような場合もありますが、仕事等の状況により生活形態も多様化しており、音の感じ方は個々の感覚や生活の状況によっても違いがあるものと考えております。屋外で実施される催しにはそれぞれの目的があり、その目的が近隣の方にも理解された上で行われることが一番望ましいものであります。特に近隣への音の影響が見込まれる催しにつきましては、開催場所の選定の段階で周辺の施設や近隣住民への影響などを検討し、十分な周知等を行った上で実施しているところでありますが、結果として近隣の方への影響があった場合につきましては、それぞれの施設や主催者により対応しているところです。催し等で出る音について、騒音規制法等の規制基準を超えるような場合には客観的に判断することも可能でありますが、騒音として受け取るかどうかは個人の感覚によるところが大きく、公共施設の使用に関して統一的な取り扱いを定めることは難しいものと考えているところでありますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 5番 堀江美夫

それでは、再質問をさせていただきます。1点目の健康や病気に係る啓蒙・啓発の充実についてです。このテレビ報道といいますのは、「NHKスペシャル」の「元気で老いる」という番組を見たときのことでございまして、ビデオで何回も確認したのですが、質問の介護にかかる費用の数字は間違いありませんか。数字が違っていれば議論にならないので、その辺をお答え願います。

再質問 5番 堀江美夫

報道というのは、このテレビ報道ですけれども、「NHKスペシャル」の「元気で老いる」という番組を見てのことで質問させていただいております。ビデオで何回も確認しました。質問の介護にかかる費用を10兆から21兆という数字を出しておるので、その介護の費用の数字は間違いありませんかということでお尋ねしています。それで、数字が違っていれば議論にならないと思いますので、確認を込めて質問いたします。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

お答えをいたします。私、そのテレビはちょっと拝見、見ていなかったわけでございますけれども、国のレベルで11兆が21兆になるという、そういう報道でございますけれども、私どもも、今回第6期の介護保険計画を策定したわけでございますが、その中で国から示されている参考的なデータといたしましては、平成25年には21兆円程度になるのではないかという推計の資料をいただいておりますので……。2025年。失礼しました。2025年、平成37年でございますけれども、その時点では21兆円程度になるというような国の介護給付費の費用ということで国から示されているところでございます。なお、その11兆円の部分でございますけれども、私どもは、平成26年段階で10兆円というようなところでおさまるのではないかと把握しているところでございます。いずれにしても、ここ10年ぐらい先には介護費用、給付費がふえるというのは間違いないということで私どもは考えているところでございます。以上です。

再質問 5番 堀江美夫

10年間で倍増になりますが、本町でも当然負担する費用は倍になると思いますが、本町でのこの介護にかかる費用ですけれども、2014年度の費用はお幾らでしたでしょうか。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

音更町の介護保険の給付費は、平成26年度で27億7千万円という実態でございます。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

そうすると、この倍の費用が10年後にかかるということになって、これは大変な問題だと思います。医療費は2013年度で40兆円を超えているということです。毎年、7年連続でふえているということでございますが、筑波大学の、ひさのと書いて、くの教授、その久野教授の話ですと、我が国は未曽有の高齢化社会が進行中であり、かつ人口減も進行していると。加えて、その影響を強く受け、社会保障制度の持続が困難に陥りつつあると。このままでは、保険料や診療時の負担割合の増加による痛みのみにとどまらず、近未来的には公的保険の崩壊という見解を示しております。少子高齢化ですから、当然そのような感じかなと、私もそう理解しております。それで、大局的で結構ですが、現状の社会保障制度の将来像を町としてはどう捉えていますか、お聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

社会保険の将来像ということでございますけれども、医療、介護、年金等々、そういうものが社会保障費になるわけでございますけれども、これは、私が申し上げるまでもなく、今後の少子高齢化、あるいは人口構造の変化に伴って社会保障費の増加というのは、本町においても増加すると認識しております。ただ、金額につきまして、ちょっと今ここで申し上げるまでの数字は持ちあわせておりませんけれども、やはり今後とも社会保障費に占める割合というのはふえてくるものと認識しているところでございます。以上です。

再質問 5番 堀江美夫

少しちょっと大きな話になってしまって申しわけありません。御答弁ありがとうございます。いずれにしても費用減に対応しなければいけないことだと思います。答弁いただいた負担軽減策はここ数年の対策と読ませていただきましたが、特に変わったものとは思えません。今後こうするといった項目がないと見受けますが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

答弁の中では、今後、現在の保健事業を基本としながら、より多くの町民の方に健康意識を高めていただくということの抽象的な表現でございますけれども、やはり病気の予防、あるいは介護の予防という部分で、この予防については重きを置いて今も行っておりますし、これからにつきましても、町民の方に対してその知識の普及という部分については、保健事業の中では大きなウエートがあるものかなと思っておりますので、そういう視点で保健事業を展開していきたいと考えているところでございます。それから、昨年、堀江議員から御提言がありましたいろいろな町の取り組みということについても勉強させていただいているところでございます。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

おっしゃるように、一朝一夕に変わることはないと私も理解します。私も、一流の文化人になるべく、HBCの帯広文化塾というのがありまして、その塾生になりました。10月には、医師であり作家の鎌田實先生の講演を拝聴しました。保健福祉部の所管の人は当然知っておると思いますが、40年前に諏訪中央病院の内科医として赴任されて以来、食事や運動の生活を指導し、健康づくり運動を地道に続け、やっと長野県を長寿日本一にし、医療費も一番安い県にしたと自負されておりました。要は、啓蒙・啓発を地道に進めた結果そうなったのです。そこで、現状の健康講座をいろいろ聞いて、答弁があるのですが、せっかく答弁いただいたんですけれども、いろんな講座はあるようですが、参加者の数字がちょっとわからないのでお伺いします。65歳以上の町民が10年前に比べますと2,828人ふえております。いわゆる32%増です。5年前の数字から比較しても今13.84%ふえています。介護予防教室の案内で、御案内の中に、転倒骨折予防教室と健康クラブ、元気栄養教室、スマイルと、この四つがちょうど介護予防教室ということで御案内しているようですが、これの参加者というのは、おわかりになればお示しいただきたいと思います。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

済みません、お時間をいただきました。私は鎌田實先生につきましてはよく存じ上げていないわけでございまして、申しわけございません。ただ、その長野県というお話を伺いますと、議員がおっしゃるように、かなり保健事業では先進的に取り組まれている県の一つという認識はございます。おっしゃるように、平均寿命が日本一、あるいは医療費が少ないということでございまして、やはり日常的と申しますか、常日ごろの保健活動がそういう形になってあらわれているのかなと認識をしております。お尋ねの各講座、教室でございますけれども、まず1点目といたしまして介護予防事業における転倒骨折予防教室、これにつきまして、平成26年度でございますけれども、実人数では117人、延べ2,108人、それから通所型の介護予防教室、これにつきましては実人数で65人、延べ人数で2,155人でございます。それから、これは保健事業でございますけれども、健診結果の活用術につきましては4回で45人というようなところが昨年度の実績でございます。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

済みません、質問の仕方が悪かったのかもしれません。では、今の数字の中で26年度と21年、ちょうど5年間で、13.84%の方が高齢というか65歳以上になられておるものですから、その21年から26年度の間の要するに講習というんですか、そういう講座にどのぐらい出られたかと。その差を、パーセントが、65歳の方が増えたのに比べて、研修の機会が、この数字の13.8%以上にふえてくれればいろいろ皆さん気にされているということですし、これより少ないと余りまだ健康に関して興味がないのかなと思って、それで21年と25年の比較。だから、今出していただいた数字の21年と25年の比較を教えていただければありがたいのですが。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

21年度の数字でございます。転倒骨折予防教室が21年度は実39人でございまして、延べが1,181人、それから、通所型介護予防教室は、以前は、21年当時は生きがいデイサービスという名称、呼称を使っておりましたけれども、21年で実55人、延べが1,888人という数字でございますので、26年度と比較いたしまして、転倒骨折予防教室については倍増、それから通所型介護予防教室につきましてはそれなりに伸びているという実態でございます。なお、健診結果活用術につきましては21年当時はまだ行っていなかったかと思いますので、比較のデータはございません。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

わかりました。ありがとうございます。ふえているのであれば結構なことで、これが減っているようではちょっと問題かなと思って御提言申し上げました。ちょっとまた話戻りますが、私も初めてテレビで生活不活発病というのを、これは廃用症候群と言うようですが、を知りました。そもそも保健福祉部としてこの生活不活発病のことを承知しておられましたか。その辺をお聞きします。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

お尋ねの生活不活発病につきまして、私自身は承知をしておりませんでした。当然担当の保健師は知っているということでございまして、また、違う言い方ではロコモティブシンドロームというような言い方もあるようでございますが、体を動かさないことによって身体機能が低下して、日常生活に支障が出てくるというような状況だということでございます。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

ありがとうございます。私、この病気、割と知られていなかったのですが、身近な問題で、余り身近過ぎてわからなかったのではないかという気もします。これは、私個人としては病気の入り口のような気がするのです。だからある意味一番大事なところで、これを早く予防しなければいけないと私は思います。先般、私も町に御負担いただいて脳ドックの検査をしてきました。半分支援いただきました。結果の説明会の案内がありまして、出席させていただきました。ほかの皆さんと一緒に説明を聞きました。それで、私の場合は、診断書の中に、眼科医の所見に緑内障の検査要ありとありました。眼科専門医に診断していただきました。見事緑内障でした。何とか私は所見の結果に従いましたが、総体的な説明会のお話しになっておるものですから、見過ごしたり放置したりする場合もあると思うのです。忙しいのは承知でお聞きします。メタボ健診や脳ドック等の診断書の説明を個別面談してはとは思うのですが。それで、そのほうが診断を受けた方もよりきちんと対応されると思いますが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

健診結果の説明でございますけれども、集団検診を受診された方につきましては、お越しいただきまして、保健師から直接その結果と今後の注意点等々をお話しさせていただいているという状況でございます。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

申し上げた脳ドックは当然していないのですよね。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

済みません、脳ドックにつきましても、個別に御連絡を申し上げて説明をさせていただいているところでございます。

再質問 5番 堀江美夫

先ほどは申しわけありませんでした。私は別に個別の指導は受けなかったのですが、若干食い違いがあるようですけれども、それはそれで、ぜひ進めていただきたいと思うのですが。それで、すごく初歩的なことを聞いて大変申しわけないのですが、保健師さんの仕事は基本的にどのようなお仕事をされているのでしょうか。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

私も、私の所管でございますが、詳しいことまで把握していませんけれども、やはり町民の方々の公衆衛生につきましては、行政の保健師としてその任を、その役割を担っておりますので、各種健診の相談でありますとか、それから、乳幼児から高齢者までのいろいろな健診、それからそれに伴う結果の説明、それから地域に出向いての出前講座、知識の普及ということで、保健事業全般にわたりまして保健師に仕事をしていただいているところでございます。ちょっと抽象的で申しわけございません。

再質問 5番 堀江美夫

済みません、抽象的な質問をしたのだから私のほうが悪いのかもしれませんけれども、それで、私たちが小さいころですが、いわゆる保健婦のおばさんが地域を回っていたというイメージが強いものですから、その時代と大分環境が違いますので比較にはならないと思いますが、内部事務より、外へ出て、特定健診等の問題点が出た方とかの相談に回られるとか、なかなか保健センターに出向くことができない方の病気や健康づくりの指導をしていただくと大変助かると思いますが、その辺のお考えはないでしょうか。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

もう少し地域に出向いて保健師の活動を充実させてはどうかというようなお話でございます。先ほど、健診結果につきましてもある程度御要望に応じ、個別のお宅に出向いてのご相談もお受けしているということでございます。もう少し積極的に地域に入っていきなさいというような趣旨かと思いますけれども、ただいま保健センターの保健師、9名がおりますけれども、それぞれ、今地区担当制という制度がございまして、これは厚労省のほうで、平成25年ぐらいだと思いますけれども、通知がございまして、なるべく地域で、1人の保健師が顔の見えるような形で相談を受けることが望ましいのではないかという通知も出ておりまして、今本町におきましても、まだ始めたばかりではございますけれども、それぞれ責任を持った保健師が、1人が地区を決めて、その地区からの相談等々に対しては、1人の保健師がワンストップでその相談を受けるということを今とり始めたところでございます。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

ありがとうございます。それで、人が少ないということだと思うのですけれども、帯広市の健康づくりの推進制度について以前も質問させていただきました。そのとき、本町ではその考えはありませんと本当に一言だったのですが、一応議員である私が質問させていただいたわけですから、その後この制度をお調べになられたでしょうか、伺いたいと思います。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

昨年の御質問で、帯広市の健康増進推進員ということでたしかお話をいただいたところかと思います。そのときに、先ほども申し上げましたけれども、長野県の取り組みの事例もお話しいただいたかと思います。その後、若干調べさせていただきましたけれども、帯広市では、健康づくりに対しまして、食生活の推進員でありますとか、健康運動指導士のほかにも健康推進員ということで、市民の方にボランティアで協力願っているという制度がございます。食生活は70名、それから健康推進員も70名ぐらいだと思いますけれども、保健のそういう講習会を一定の時間数受けた後に、いろいろな市民の健康づくりの講演会の補助に入っていたり、指導していたりということで、市民の方のお力も使いながら広く健康の意識向上に取り組まれているということまで状況を調べさせていただいたところでございます。

再質問 5番 堀江美夫

私も先日、帯広の健康推進課に行って話を聞いてまいりました。帯広市は1999年からスタートしており、15年以上続いています。つい最近にも募集の要綱が載っておりました。15年以上続いているということは、それなりに意義があるから15年続いたのだと思います。そのような推進員を養成する考えはありませんか。それと、帯広の健康推進課という部署は、本町ではどの係がそれに当たるのかをあわせて伺いたいと思います。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

まず、後段の健康推進課、本町ではどの部署に該当するかというところでございますが、保健センターでございまして、帯広市も、いわゆる保健センターの一部署がその任を、そこを担っているということでございます。そのような、帯広市と似たような健康に関する推進員を養成する考えはないかということでございます。先ほど来お話に出ている長野県でも、やはりそういう健康推進員の方々がかなり主になって動いたということも今回私、調べさせていただいて存知上げたところでございますけれども、やはりそういう町民と申しますか住民の方々が積極的に健康について参加していただくという上では大変有効な部分でございますし、その方自身を含め、知人、家族にそういう広がりがある効果も含めると、そういうボランティアと申しますか、住民の方のお力というのは非常に大きいのかなと思っているところでございます。これを養成するかどうかにつきましては、もう少々検討のお時間をいただきたいなと思いますし、その方々にどのように御協力いただくかという部分の仕組みづくりも必要かなと思いますので、大変申しわけございませんけれども、検討材料とさせていただきたいなと思っております。以上です。

再質問 5番 堀江美夫

一応理解しました。なるべく進めて、ボランティアの方ですから、余り……。コストと言ったら怒られますので。お金がかからないと思うので、ぜひ検討していただければと思います。ボランティアの人自体も健康に対する意識が向上すると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。部長答弁ありましたけれども、長野県の鎌田先生の話になりますけれども、県は、健康づくりを進めるために保健補導員や、いわゆる食生活指導推進員が非常にたくさんいるそうです。そうした上で医療費が一番安い県になれたと誇って言っておりました。啓蒙・啓発する方が役所以外にたくさんおられることが医療の削減になっていると思いますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。先ほどの筑波大学の久野先生が、これまでの研究成果で、健康づくりに無関心層が7割はいるそうです。高齢者の話を今まで中心にして話してきましたが、それなりに高齢者は健康については興味があるはずなのですが、健康づくりですから、当然青少年や中高年の方、中年、高齢者といいますか、中年の方にも当然大事なことだと思います。インセンティブ制度というのですか、若干報酬があるような制度の啓蒙・啓発が必要と言っています。既に新得町や芽室町でも制度化されて、健康ポイント制を採用しているそうです。つい最近のニュース、新聞ですが、横浜市でも、ウォーキングや歩け歩け運動でポイント加算によって歩く意識を刺激するということで、すごく興味を持たれているそうです。本町でもポイント制度でこういう健康推進を進めるという考え方はありませんか。その辺を伺います。

答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)

ポイント制度による動機づけということでございますけれども、おっしゃいますように、新得でありますとか士幌、広尾、管内では五つぐらいの自治体がこの、名称は違いますけれども、ポイント制を導入しているということを把握しております。それに基づいて、ポイントが一定たまりますと、地域で使える商品券でありますとか地場産品なんかを贈呈しているということで、健康づくり、あるいは健診を受診する動機づけに役立てているのかなと思います。これも担当でちょっと調べたところもありますけれども、導入して、そういうことで、健康の意識のある方については積極的に参加されるということでございますが、新たな方々への関心を引くまでには少し時間がかかるのかなというようなこともおっしゃっていまして、新たな対象者にどのように結びつけるかというのが今課題のようなことをお聞きしております。ただ、これにつきましても、一つ、検討には値するのかなとは思っておりますので、もう少々先行自治体の状況も調べまして、本町にとってどのようなやり方がいいのか等も含めまして検討してまいりたいと思います。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

最近の報道を見ますと、帯広市では若い人に向けたバランスご飯教室ですか、この教室が11月28日に開かれ、11月19日には芽室町で食と健康講座、本町でも11月の28日にこころの健康講習会が開かれているようです。講座とか教室とかは費用負担も割と少なく済むと思いますので、それでいながら医療費の削減に貢献できると思います。ぜひ健康づくりの啓蒙・啓発の充実を改めて述べまして、この件の質問は終わります。2番目の質問ですが、この中で、税金を使った施設で、一部の方の意見を優先して、利用ができないのは私は合点がいかないのです。保育園とか幼稚園のほうは余り問題がないというお話でしたのでよかったのですが、税金を投入して用意した施設が、一部の方の御意見で利用できないというのは、やっぱり税金を投入した意味では無駄なことをしていると思うのです。使われる方も町民であり、使われない、御意見いただく方も町民ですから、それはちょっと、フィフティー・フィフティーと言ったらおかしいのですが、それで、税金を使った一般の納税者に対してどう説明がつくのか、その辺がちょっとわからないので、その辺を伺いたいと思います。

答弁 総務部長 杉本俊幸(総務部長は2017年3月まで)

今御質問ございました、本町の施設で、そういった屋外で、野外での音が出せるというのは文化センターが唯一の場所かなと、施設かなと思います。その中で、その施設が、今、大きな音を出すような催しについては御遠慮いただいているというような状況でございます。文化センター、建設当時につきましては今と周りの住環境も大きく違っているといったこともございます。御質問にもございましたけれども、近年そういった催しをやった場合に苦情等が非常に多くなっているといった状況もございます。また、当初ない施設が近隣にも建設されているといったことで、建設当時の目的、そのときには住環境的にはそういったところまでの予想ができなかったということもあったのかもしれませんけれども、そういった状況が非常に変わっているといった現状であると。そういった中での使用に対して、文化センターは貸し館でございます。そういった中で、不特定の方に常時お貸しするという状況が今は難しいといったような担当、施設の判断が今あるのかなと思っております。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

実は、ちょっと調べてみましたら、これは横浜です。公共施設である、こども文化センターから発生する騒音の差しとめを求めた仮処分申し立てが却下された例というのがありまして、これは実は昭和55年6月に、市のほうが債務者、被告になるのです。市が本件の施設を建てたと。それから、平成8年12月にその申し立てをした債権者が自宅を建てたと。それで、その音がうるさいということの判例です。本件に適用される規制基準というのが、何十デシベルとかということがあります。こどもセンターですから、きっと相当うるさいのかもしれません。でも、それでも裁判所は、本件施設の騒音は受忍限度を超えていないという判例があります。ですから、今おっしゃった文化センターの野外ステージなんかは、本当に年に1回か2回しか使わない施設ですから、町としても、こういう判例がありますから、ぜひ凛とした態度で、どうも最近のクレームに対して及び腰という感じが否めないというのが私の感ずるところです。ぜひその辺を肝に銘じ、立派な判例もありますからぜひ、御意見を申される方の意見ばかり聞かないで、使われる方の考えもぜひ、そして納税者の気持ちも熟慮して対応していただきたいと思います。もう一つだけちょっと、公園のバスケットボードに夜中、施設ですから、ぶつけて、音がうるさいというお話もあるようです。それで、何時以降は利用しないなどという注意を喚起するものが、案内板があると、それを注意する方も理にかなうので、ぜひその辺のことを考えていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 建設水道部長 恩田惣次(建設水道部長は2017年3月まで)

公園の管理の御意見、御質問だと思いますので私のほうから。公園のバスケットゴールの使い方等について、そういう使用についてどこかに書いてあるかどうかというのはちょっと私今わからないものですから、何とも言えないのですけれども、そこら辺ちょっと調査させていただいて、必要があれば、どこかにそういう注意書き等をつけ足すとか、そういったことを検討させていただきたいなと思います。以上でございます。

再質問 5番 堀江美夫

ありがとうございます。そういうボードがきっとないから、ぜひ検討していただきたいということでございます。一応先ほどの御意見に対しては、申し上げますけれども、自信を持って、町のほうも凛とした態度で対応していただくことを望んで、私の質問を終わります。ありがとうございました。

答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)

堀江議員から2点の御質問をいただきました。1点目の健康の関係の啓蒙・啓発でありますけれども、御質問にありますように、2025年になれば今の75歳以上の人口が大幅にふえると。これは統計的に明らかであります。例えば今の1人当たりの医療費ですとか介護費用がそのまま当てはまれば、これはまさに倍増になるというような数字になると思います。一方それを支える現役世代は縮小していくということですから、この会計はやはり今のままではもたないのだろうなと思います。国のほうでは、その中で、社会保障費の一部削減なんていうことも検討されているようではあります。私たちとしては、今平均寿命が伸びている中で、いかに健康寿命を延ばしていくかということが大事なのだろうなと思います。これがつぶさに医療費等の削減、介護費用の削減になるのだろうと思います。そのためにいろいろな今御提言、それから事例、御紹介いただいて御意見もいただいたところです。それについては、体の健康、食生活、運動、そういうこともあります。それがやはり認知症なんかの予防にも大事なことなのだろうと思います。やはり認知症からそういう健康面の影響を受ける方もたくさんいるようでありますので、それにはやはり、なかなか高齢者の方がコミュニティの中でふだん会話する機会もないという現状もこれからは出てくるのだと思いますので、いろいろな健康講座、それから健康教室、そういったところにぜひ出向いていただいて、そういうところでひとつまたコミュニティをつくってもらうということも、心の健康とかそういう面でも大事なのだろうと思います。私たちの町としても、一定の計画を持って、この健康づくりということ、それから予防ということに関しては精いっぱいやっているところでありますけれども、今後も可能なものについて、可能なものからできることは私たちの中でも取り入れてやらせていただきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。それから、2点目の騒音といいますか音の関係でありますけれども、おっしゃられるように、せっかくある公共施設を遠慮して十分に活用できないということであれば、それは本来の趣旨にもちろん反するわけでありまして、決してそのようなことのないようにはしたいと思います。ただ、今判例の話もあったのですけれども、受忍限度という騒音の基準等、もちろんあると思います。ただ、ここのところが、その範囲内であれば裁判では負けないということではありますけれども、不快感を持つという方がいるのも、これもまた一方では事実だろうと思います。ですから、公共施設である以上、そこを使う方も、それから使わない方も、そこはやっぱり折り合いをつけなければならないのだろうなと思います。ですから、毎日そこで一定の音が出るということになればまた問題かもしれませんけれども、年に限られたイベントである、それも受忍の限度の騒音と言われない範囲であれば、そこら辺は、やるときに十分近隣の方への御理解なんかも得ながらやるということも方法だろうと思います。やるほうだけじゃなくて、やはりそこに住んでいる方等の問題もありますから、その人たちが快適に暮らしてもらうということも大事でありますので、その辺は、なかなか折り合いをつけるのは難しいと思いますけれども、双方の立場に立った対応をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

出典:音更町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる