みんなの議会

音更町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日

音更町の防災・減災に対する取り組みについて

2015年9月16日、音更町議会の一般質問で、松浦波雄議員が「音更町の防災・減災に対する取り組みについて」質問し、町長 寺山憲二、総務部長 杉本俊幸、企画財政部長 傳法伸也が答弁しました。

質問者
松浦波雄 議員
答弁者
町長 寺山憲二、総務部長 杉本俊幸、企画財政部長 傳法伸也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 16番 松浦波雄

皆さんおはようございます。では、通告に基づき質問をいたします。音更町の防災・減災に対する取り組みについてお伺いします。去る9月1日、平成27年度「防災の日」総合訓練が防災庁舎屋外訓練場で実施されました。本訓練は、消防団と自主防災組織を主体とし、防災意識の高揚を図るとともに、訓練を通して地域のコミュニティー向上にも役立った大変有意義な内容だったと思います。一方、近年は想定をはるかに超えた気象災害が全国各地で頻発しております。音更町も万一の場合、本当に大丈夫なのかなという心配もあります。私は、町民の生命・財産を守るために、万全の準備とさらなる訓練の充実を図っていただきたいと思っている次第でございます。そこで、次の点についてお聞きいたします。今回の訓練に参加した住民の方々から何か意見等ありましたか。もしあったら、それを今後どのように反映させる予定ですか。災害は、いつ襲ってくるかわかりません。特に夜間は危険が増幅します。町としても夜の防災訓練も実施すべきでは。町は過去、総合防災訓練を行っていないと聞いております。災害時、指揮機関の迅速・的確な行動は町民の救助、2次災害の防止、応急復旧活動に大きな影響を及ぼします。今後町は、防災関係機関や町民とも共同連携した総合防災訓練を実施すべきでは。被災された南三陸町長は、「近所づきあい、地域リーダーは共助にとって大変重要だ」と述べられております。私は、高齢者でも軽易に歩いて集まれる地域会館がその核になるのかなと考えております。緑街及び柳町南区には地域会館がありません。この地区の地域会館の整備はどのように考えていますか。次に、前回の議会でも空き家対策に関して一般質問がありましたが、私は、防災・滅災の見地から空き家対策についてお伺いします。東日本大震災で、倒壊家屋、私有車両など個人の財産は、たとえ復旧のためとはいえ簡単には処置できないということを体験しました。本町では住宅総数2万1,010戸に対して2,470戸の空き家があり、今後もふえ続けると思います。もし地震や洪水などで空き家が倒壊した場合は、直接的な危険とあわせ、復旧活動にも影響を及ぼすと考えられます。やはり最も効果的な方策は、空き家にさせないことだと思います。その対策に役立ちそうな組織があります。移住・住みかえ支援機構、JTIという一般社団法人です。この団体は、厚生労働省と国土交通省が管轄する公益法人、財団法人高齢者住宅財団における住みかえ保障業務の事業実施主体の法人です。JTIのマイホーム借り上げ制度は、50歳以上のシニアを対象にマイホームを借り上げ、賃貸住宅として転貸するシステムです。シニアライフには広過ぎたり、住みかえにより使われなくなった家を子育て世帯などに貸賃。家を社会の財産として長く活用することができるというものです。この点を踏まえ質問します。JTIのホームページによると、現在3県12市2特別区の地方公共団体が連携しているようです。貸し手、借り手それぞれにメリットがあると思われますが、町の見解をお聞かせください。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

1点目の防災・減災に対する取り組みについての御質問にお答えいたします。初めに、「防災の日」総合訓練に参加した住民の意見等についてでありますが、本町の「防災の日」総合訓練は、昭和54年度から音更消防団の技能向上訓練として行っているもので、平成23年度からは自主防災組織も参加し、毎年、内容を変えて実施しております。本年度は、消防団221名、自主防災組織97名の合計218名が参加し、音更建設業防災協会の協力も得ながら、大規模地震が発生したことを想定し、消火訓練、救助・救出訓練、避難誘導訓練を実施いたしました。総合訓練を通じて防災に関する知識の普及と技能の向上を図る上で大変有効であったものと考えております。なお、参加者への訓練に関するアンケート調査等は実施していませんが、訓練の内容等については、毎年、音更消防署と消防団との協議をもとに町とも連携して決定しており、そうした過程で前年の訓練結果も踏まえた検討がされますので、一定の意見等は反映されているものと思っております。なお、自主防災組織の方については、今後実施する防災出前講座や各種訓練の中で御意見等をお聞きしてまいりたいと考えております。次に、夜間の防災訓練の実施についてでありますが、防災の基本理念である自助、共助、公助のうち、自助、共助に基づく自主防災組織の主体的な防災訓練として、昨年9月には町及び音更消防署も協力して宝来ひびき野地区の避難及び宿泊訓練が、本年7月には木野西10区自主防災組織の避難所宿泊訓練が実施されておりますが、夜間における避難訓練などの防災訓練は実施していないところであります。御質問のとおり、災害はいつ発生するかわかりませんので、夜間の避難訓練などを行うことは、いざというときの対応のためにも役立つものと認識しております。夜間の防災訓練は、留意すべき点も多いことから、他の自治体等で実施されている例も参考として、今後、実施内容等を研究してまいりたいと存じます。次に、防災関係機関や町民とも共同連携した総合防災訓練の実施についてでありますが、御質問にあります総合防災訓練は、北海道開発局、十勝総合振興局、帯広警察署、自衛隊などの防災関係機関を加えての大規模な総合防災訓練の実施についてと思われますが、これまでのところ、本町でそのような防災訓練は実施しておりません。本町では、先ほど申し上げました「防災の日」総合訓練で地震、水害、林野火災などを想定した各種訓練を実施しているほか、地域では、自主防災組織が主体となって避難、防災訓練を行っております。町としては、これらの訓練に多くの町民が参加するよう、積極的に働きかけてまいりたいと考えております。防災関係機関が一堂に会して実施する、大規模な災害を想定した広域で行う総合防災訓練は、指揮命令系統を含めた他機関との連携などの訓練として、その有用性は認識しておりますが、本町が単独で企画して実施することは難しい面もありますので、北海道などが主体となる場合で参加の機会があれば検討したいと思っております。なお、昨年6月に実施された北海道開発局が主催する全道最大規模の十勝川水系利別川総合水防訓練には音更消防団が参加しており、今後ともこのような訓練を有効に活用してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、地域会館の整備についてでありますが、御質問にありますように、地域会館は町内会の活動拠点であり、地域のコミュニティーの場として活用していただいているものと認識しております。御質問の地区内には地域会館はありませんが、付近に木野及び共栄コミュニティーセンターがそれぞれ整備されているほか、柳町老人憩いの家、共栄北団地集会所、木野北部児童館が周辺に配置されていることから、現時点では新たな施設を建設する計画は持っておりません。当該地域の皆さんには、これまでもこうした施設を活用しながら、地域活動の普及、振興を図っていただいているものと思っております。また、当該地域には連合町内会が組織され、各種行事を開催して地域の親睦と交流が図られており、さまざまな年代の方が参加する日ごろの地道なコミュニティー活動を通じて得られる人と人のつながりこそが、災害時の共助にもつながるものと思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。2点目の空き家予防策についての御質問にお答えします。移住・住みかえ支援機構、JTIのマイホーム借り上げ制度は、50歳以上のシニア世代が住みかえや老後の資金とすることを目的として、所有する住宅をJTIが借り上げ、耐震診断や必要な改修工事を行った上で住宅を必要とする子育て世帯などに定期借家として転貸するものであります。この制度の特徴は、賃貸の方法が定期借家であることから、貸す側は必要な場合には自宅に戻ることが可能であり、また、土地・建物は相続できるとともに、空き家となった場合でも、家賃保証制度により、自宅を手放すことなく安定した家賃収入を得られることが上げられます。また、借りる側は良質な住宅を安価に借りられることから、住宅ストックの有効活用やミスマッチの解消、さらには若い世代が入居することによる地域の活性化などに有効な手段と考えております。制度の活用に当たっては、JTIが認定したハウジングライフプランナーの資格を持つハウスメーカー、宅建業者、金融機関などが協賛事業者となり、仲介や管理業務、住みかえに合わせた住宅ローンなどの金融商品の取り扱いなどを行うことになりますが、十勝管内における協賛事業者は金融機関のみであることから、現状では本町での実施は難しい状況であります。近日中には十勝総合振興局主催によります制度の勉強会も予定されており、管内の宅建業者にも情報提供しながら活用に向けて研究をしてまいりたいと考えております。現在の空き家対策に係る本町の取り組みといたしましては、空き地・空き家バンクによる住まい情報の提供のほか、子育てに適した空き家を公営住宅に入居申し込みをしている子育て世帯にあっせんし、一定期間家賃の一部を補助する子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助事業により空き家の活用を図っております。また、本年7月からは空き家対策に関係する庁内会議を組織し、8月には行政区を通じて空き家の実態把握のためのアンケート調査を実施したところであります。来年度は現地調査による空き家の把握とデータベース化、所有者の特定や意向調査などを計画しておりますが、災害時に支障となるような特定空き家については速やかに把握するとともに、広報紙やホームページにより空き家の適正管理の重要性について周知し、町民の空き家に関する意識の涵養を図ってまいりたいと考えております。空き家対策は、保安上、衛生上、景観上などの問題を抱えた空き家解消のほか、空き家を有効に活用して、新たな空き家をつくらないことが重要であります。来年度計画している調査を踏まえ、本町にふさわしい施策を検討し、有効な空き家対策を計画してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。済みません、訂正をさせていただきたいと存じます。まず、本年度の「防災の日」の総合訓練でございますが、消防団「221名」というふうに発言したようでございますが、「121名」の誤りでございます。申しわけございません。それともう一点、十勝川水系の利別川の、十勝川水系利別川総合水防「演習」と発言するところを「訓練」というふうに発言したようでございます。訂正しておわびいたします。

質問 16番 松浦波雄

まず、地域住民の声は大変貴重です。せっかく集まってもらったのですから、声を聞いて、そこから取り入れることができるものは取り入れて、よりよい実効性のあるマニュアルにしていただければいいかなと思います。夜間の防災訓練につきましては、大々的なものでなくても、夜間の特性を捉えて、ポイントポイントを確認していけばいいのかなと思います。例えば夜間の呼集、人員の配置、情報収集、照明や電源の確認、暖房、物資の輸送、事故防止対策等、実行動でやってみて、時間的なこと、量的なこと、装備品の特性・能力など夜間の特性を具体的に把握する必要があると思います。では、再質問に移ります。音更町地域防災計画及びマニュアルを拝見いたしました。事細かによく計画されていると感じましたが、過去の議会答弁でありました業務継続と女性の視点を取り入れるという部分が余りマニュアルから読み取れませんでしたので、ここを確認させていただきます。災害対策本部を設置すると、ただでさえ少ない職員さんは業務に追われ、大忙しになります。また、女性の職員さんは子育て等もあるので、できるだけ家に返してやらなければならない。この条件のもと、どう女性職員に活動してもらうのか。特に避難所が多数になったらどう対応するのか、この点について御答弁をお願いいたします。

答弁 総務部長 杉本俊幸(総務部長は2017年3月まで)

災害が起きたときの女性職員の配置等の御質問でございます。現在、町のほうで、避難所担当職員ということで、基本的には大規模な災害が発生した場合の町内全避難所に開設する事態になった場合を想定いたしまして、現在29カ所避難所がございますけれども、それぞれに既に担当者を張りつけた形で、毎年度、それぞれの施設、避難所に管理責任者及び連絡員ということで配置をしているところでございます。この中には女性職員も一応配置させていただいております。基本的に開庁時ということを想定しておりますので、現状におきましては、その中で出役できる人数ということで、各施設2名から3名といった形で職員を配置するような計画でおります。災害が起きた場合に、今御質問にございました交代等ということでございますけれども、その時々の災害の状況もございます。具体的にそういった対応を明確に示しているものは今のところございませんけれども、現在のところ、対策本部の中で状況を把握しながら適切に対応するという考えでおります。以上でございます。

質問 16番 松浦波雄

回答ありがとうございます。いろいろ検討されていることはよくわかりました。ここで私は二つの提案をいたします。一つ目の提案は、災害対策本部への要望フォーマットを避難所に置いておく。封筒とセットにして、封筒の色はピンクなんかにしておく。そうしておけば避難所の要望が誰の目に触れることもなく災害対策本部に届くし、ピンク色の封筒を見ただけで女性の要望とわかる。あとは女性職員が準備をして、輸送する要員に渡してやる。二つ目の提案は、乳児用品と女性用品の箱詰めパックです。物資はたくさんの人の目に触れるし、手でさわる。また、避難所では物資をどんと集積し、そこで配分となる。ましてや災害時は汚れもつきやすくなります。ビニールで覆われているから清潔だとはいえ、赤ちゃんのものとか女性用のものは少し嫌な感じがすると思います。そこで、例えば女性用品は、生理用品、下着、ぬれティッシュ、水の要らないシャンプーなどを箱詰めする。赤ちゃん用品は、粉ミルク、哺乳瓶、ベビー服、だっこひも、毛布などを箱詰めする。ものを出したら、その段ボールがベビーベッドになる。このようなものを準備して渡せば、多少無駄なものが出るかもしれませんが、ありがたがられるのではないでしょうか。ちなみに、このだっこひも、これは子供のいるお母さんにとって、子供をけがさせず、お母さんの両手が使えるようになるため、被災現場では大変重宝されるそうです。とにかく女性の目で準備したものを直接かつ迅速に避難所に届けてやる。なおかつ女性職員はできるだけ家庭に返してやる。一番望ましいのは直接会って要望を聞くことですが、そのようにできなくても、その代替措置をとっておいたほうがよいと思います。なお、このような箱詰めパックは被災地への支援でも有効なのではないかと思います。もし参考になれば幸いです。では、次の質問に移ります。防災関係機関の能力の把握とその時間的尺度、町と防災関係機関の情報の共有、通信の確保などが共同連携には大切なことだと考えます。そこで確認しますが、町と防災関係機関の情報の共有要領は具体的にどうされるのか、御答弁をお願いいたします。

答弁 総務部長 杉本俊幸(総務部長は2017年3月まで)

防災関係機関との情報連携ということでございます。実際に災害が置きましたら、町といたしましては防災対策本部を設置するわけでございますが、そのときに、防災計画にも載っておりますが、各機関に連絡をいたします。そういった中で、各機関から連絡員という形で配置がある部分がございます。そこを通しまして各機関と情報を綿密にとり合っていく、そういった体制になっていくと考えております。以上でございます。

質問 16番 松浦波雄

コミュニケーションがうまくとれていない災害対策本部と関係機関では、さびついた自転車のようにぎくしゃくして、スムーズに行動できません。これでは最も大切な災害の初動時期にロスが出てしまい、救助活動に大きな影響を及ぼします。スムーズにいかない要因の一つとしては、共通認識に手間どるからです。この点を解決するため、まずは共通の地点指示要領、用語の統一、情報交換のフォーマット化、災害実務担当者相互の連絡手段の確保が必要だと思います。また、町のマニュアルに記載のない連絡調整所が災害対策本部近傍に必要になると思います。その連絡調整所で1H5Wにより情報共有・伝達を行うことも効果的かと思います。災害対策は、公助の能力と限界をわかった上で、地域住民やボランティアの方々に共助、自助の部分をどのようにやってもらうのか、具体的に示すのが望ましい姿だと思います。では、次の質問に移ります。東日本大震災時、私は宮城県石巻市牡鹿半島に派遣されました。震災後1週間ほどしか経過しておりませんでしたが、そこの鹿半地区支所では、避難民の状況、どこどこ会館に何名、どこそこの体育館に何名、○○さんの家に何名避難しているなどとおおむね把握されておりました。一方、市役所では余り把握できていませんでした。人口や広さに差があるとはいえ、牡鹿半島は道路も寸断され、通信にも制限がある中どうしてこのような違いがあったのか。それは、牡鹿地区には地域のコミュニティーが生きていたからだと感じました。きずなを結んでいくのは常日ごろの近所付き合い、コミュニティーだと思います。その核となるのが地域会館だと私は思っております。平成26年、旭川市で地域会館にかかわるアンケート調査を行っております。その中で次のような意見があったそうです。地域の人たちが行事や打ち合わせのために集まれる町内会館の維持・確保が課題である。徒歩で15分以上かかる地域センターや公民館ではなく、冬期でも5分から10分程度で行ける小さくとも身近で集まりやすい町内会館は地域づくりのために重要である。次に、土浦市では、歩いて5分の居場所づくりモデル事業という取り組みもあるそうです。新たに地域会館を建設するのは難しいのはわかります。しかし、適当な空き家などの物件があった場合、リースするという考えはございませんか。御答弁をお願いいたします。

答弁 企画財政部長 傳法伸也(企画財政部長は2017年3月まで)

今御質問のございました、地域で空き家等を使って、それを地域の会館に使ってはどうかという御質問でございます。方法としてはそういう方法もあろうかなと思いますけれども、今現在で本町でそれをできるかということになりますと、なかなか難しいのかなと思います。それで、市街地に限りましては、今、各地域会館設置されておりますので、そこが避難所ということで指定されていますので、そちらのほうにお集まりをいただくと。避難所にお集まりをいただくというような形になろうかと思いますので、今のところはそのようなリースということまではちょっと考えは及んでいない状況でございます。以上でございます。

質問 16番 松浦波雄

コミュニティーはふだんの小さな活動の積み重ねにより維持されていくものだと思います。難しいのはわかりますけれども、地域会館につきましてはぜひ引き続き検討をお願いいたします。次に、移住・住みかえ支援機構の制度は空き家の予防対策として効果的だと考えております。自治体向けJTIマイホーム借り上げ制度認定講習を受講し、マイホーム借り上げ制度の紹介窓口を設けている自治体は130以上あります。本町でもぜひ検討をお願いいたします。最後になりますが、先般の大雨洪水被害では、テレビのアンテナが林立し、電線が縦横に走り、濁流で水の中に何があるのかわからない中でも自衛隊、消防は命がけで救助活動を行いました。いざというときは頼れる存在だと思います。音更は今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫とは決して言えず、万全な準備が必要と考えます。そのためには、ふだんから災害対策本部を中心とした、そして関係機関を巻き込んだ、やはり総合防災訓練が必要なのかなというふうに思っております。最後に災害から町民の生命と財産を守る決意をお聞かせいただき、質問を終わります。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

災害から町民の生命と財産を守るということは、行政としてやらなければならない使命でございます。先ほど来、総合訓練等々、関係機関をというようなお話でございますけれども、この間、9月1日に実施しましした「防災の日」総合訓練でも、自衛官の方、それから河川管理者の皆さん、それから警察の皆さん、おいでをいただいて立会をいただいたところでございます。また、平成23年の9月の堤防決壊のおそれがあるというようなときも、帯広開発建設部の治水担当者は本部に同席をしていただいて逐次連絡体制をとっておりましたし、自衛官の皆さんも庁内で待機していただいたというような形で、関係機関とは十分連携はとれているというふうに理解をしているところでございます。総合訓練そのもの、関係機関を集めたというようなことの大規模な訓練でございますけれども、昨年6月に十勝川水系利別川で開発建設部が主催して行いましたけれども、それにも音更消防団参加させていただきました。経費については多分1億円前後かかっているというようなお話を聞いておりますので、そんなに簡単に関係機関を集めた防災訓練ができるとは思っておりません。また、一つの町でできるようなことでもないだろうと思っています。今、消防が広域化になります。そういった中では十分検討に値することだろうなと思っているところでございます。いずれにいたしましても、災害、議員おっしゃるように、いつ起こるかわかりませんし、一度起きると、最近の災害というのは極めて大きいというような形になっています。音更町が災害として今考えられるとすれば、音更川、士幌川、然別川の決壊、それと大規模地震だろうと思っております。そういった形の中で、我々は絶えずコミュニティーと連携をとりながら、また、自主防災組織とも連携をとりながら各種訓練、そういった心構えをしっかりとしていきたいと思っています。まずは我々は、防災というよりも減災、そして避難ということに注目をしていかなければいけないだろうと思っていますし、それから、議員のほうから女性の視点をというようなお話でございました。音更町の職員が全ての、大規模災害があったときに、音更町の女性職員だけで全てが対応できるわけではございません。そうした中で、音更では女性消防団もことしから団員3人ふやしております。それでも足りないと思います。やはりそこのところでは避難所にいる女性リーダーも頼りにしながら、一緒になって行動をするというような日ごろの訓練が大事だと思っていますので、そういった形でもって活動を続けていきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上です。

出典:音更町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月16日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる