みんなの議会

音更町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月12日

農業の生産性向上と農業所得の増大のための施策について

2015年6月12日、音更町議会の一般質問で、大浦正志議員が「農業の生産性向上と農業所得の増大のための施策について」質問し、町長 寺山憲二、経済部長 津本明伸が答弁しました。

質問者
大浦正志 議員
答弁者
町長 寺山憲二、経済部長 津本明伸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 大浦正志

おはようございます。日本共産党、大浦正志でございます。今回は、農業の生産性向上と農業所得の増大のための施策について質問させていただきたいと思います。私は、農業問題に関しては、前回の第1回定例会におきまして、TPP交渉と農協改革について一般質問をさせていただきました。TPP交渉については、米国のTPA法案の審議の動向など、大詰めを迎えている状況にあります。十勝でも、町村会が臨時総会でTPP交渉での国会決議遵守を求める緊急決議を行ったり、町村議会議長会が、道町村議会議長会の席上、TPP交渉の情報開示と国会決議遵守を求めることを十勝の課題として提出することを申し合わせたと報道されています。農協改革についても、音更、木野両農協が、通常総代会において、TPP等国際貿易交渉から北海道を守り抜く決議とあわせて、農協改革に関する決議が提案されました。また、3月31日に新たな食料・農業・農村基本計画が閣議決定され、各地で説明会が開催されたとのことです。農林水産業・地域の活力創造プラン等においては、今後10年間で農業・農村の所得倍増を目指すとされており、これに向けて、農業生産の増大や生産コストの縮減による農業所得の拡大、6次産業化等を通じた農村地域の関連所得の増大に向けた施策を推進しますとされています。しかし、この10年間に所得を倍増するということに対しては、疑問の声も上がっています。さて、言うまでもなく本町の基幹産業は農業であり、農業の地域経済に及ぼす影響は大きく、町の活力、財政に対しても大きな影響を与えます。農業をめぐる内外の厳しい情勢はありますが、農業の生産性向上と農業所得の増大のための施策について伺います。1、気象条件の変化もありますが、今日の音更の農業生産性の向上については土地改良事業の果たしてきた役割が大きいと思います。土地改良事業は、一回行えばいいというものではなく、その維持や耐用年数もあり、持続的な取り組みが必要です。また、農家にとっては多額の費用負担が発生します。土地改良事業の取り組み状況と課題についてお伺いいたします。二つ目としまして、土地改良事業とともに、今日の農業の発展には品種改良による効果も大きいと思います。音更で最も作付面積の多い小麦については、過作等の理由のためか、コムギ縞萎縮病が発生し、減収が問題になっています。抵抗性品種の導入も進めていますが、年々拡大している状況です。また、ビートについては西部萎黄病が発生し、問題となっています。コムギ縞萎縮病、西部萎黄病の発生状況の推移と対策についてお尋ねいたします。三つ目といたしまして、十勝地方といえば防風林が農村景観としても有名です。春の播種時期特有の強風から守るために設置されましたが、農業機械の大型化や日照障害や折れた枝の飛散等の理由のためか防風林が減っている傾向にあるかと思います。防風林の生育や維持には年数と管理が費やされます。防風林の造成や維持管理に対する支援は考えられないものかお尋ねします。四つ目といたしまして、町内には暴風対策のための防風林や保安林などの町有林があります。こうした町有林は農地に隣接している場所も多いかと思います。こうした町有林の維持管理はどのようになっているのかお尋ねいたします。五つ目といたしまして、農林水産省の資料によりますと、野生鳥獣による被害が深刻化・広域化しているとのことです。音更町でも鹿等による農産物の被害が発生しています。被害の状況、推移と今後の課題と対策についてお伺いいたします。六つ目といたしまして、音更町農業概要によりますと、家畜飼養状況は、乳牛では平成20年が86戸、8,454頭、平成25年が75戸、8,566頭となっています。この5年間で戸数が11戸減り、1戸当たりの頭数が98頭から114頭にふえたとなっています。1戸当たりの頭数がふえ、規模拡大が進み、集約されたものと思います。一方、飼料価格の高騰とふん尿処理が問題化されています。ふん尿処理の問題では、音更農協が上然別でバイオマスプラントを運用することになっています。飼料対策、ふん尿対策の取り組みの状況についてお伺いいたします。以上、答弁のほどよろしくお願いいたします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

農業の生産性向上と農業所得の増大のための施策についての御質問にお答えいたします。初めに、土地改良事業の取り組み状況と課題についてでありますが、現在町内では、国営事業が、かんがい排水事業を2地区、農地再編整備事業を1地区、道営事業が、畑地帯総合整備事業を4地区、農道事業を2地区実施中であり、さらに2地区で採択に向けた調査が行われております。また、団体営事業としては、頭首工の改築事業である農業水利施設保全合理化事業を町と土地改良区で1地区ずつ実施しており、農地中間管理機構においても暗渠排水工事を中心とした農業基盤整備促進事業に取り組んでおります。そのほか、補助事業で採択基準に満たない個人が行う小規模な事業や農協が事業主体となって実施する浅層暗渠排水事業に対しても町単独で補助するなど、きめ細やかな取り組みをしているところであります。ただ、土地基盤整備に対する国の当初予算が平成22年度に大幅に削減されて以来回復せず、これまでは毎年の補正予算と合わせて必要額を確保してきた状況であります。地域が必要とする予算を補正に頼るのではなく、当初段階で確保することが重要課題であると考えております。また、区画整理や暗渠排水等の圃場整備での農家負担軽減対策である通称パワーアップ事業につきましても、平成28年度以降は未定となっております。生産性向上のためには、基盤整備事業は今後も必要であり、恒久的な農家負担軽減対策をこれからも要望してまいりたいと考えております。次に、コムギ縞萎縮病と西部萎黄病の発生状況の推移と対策についてでありますが、コムギ縞萎縮病につきましては、本州では古くから発生している病害でありますが、道内では、平成3年に道央で初めて発生が確認され、その後、抵抗性が劣る品種、ホクシンの導入と作付増加に伴い、被害は道央や道東に広く拡大したものであります。病原は土壌伝染性のウイルスであり、被害の程度が大きい場合は、30から50%程度の減収となる小麦の重要病害の一つとされております。本町での発生状況でありますが、十勝農業改良普及センター十勝北部支所の情報によりますと、25年産については、前年の秋が暖かく、翌年の春が寒くなったため発生が散見されたとのことであり、これは、秋季が暖かく推移することで病原ウイルスを保毒した媒介菌が活発となって小麦の根に感染した上、融雪後の春季に気温が低くなり、病原ウイルスが増殖して症状が強くなったためとのことであります。26年産については、25年産の気候条件と真逆であったため、症状は見えにくく、発生がほぼ確認されていないとのことであり、また、27年産については、現段階では症状が確認できる圃場もあり、両農協と普及センターが発生圃場の定点調査を実施し、収量への影響等について調査を進める予定とお聞きしております。対策につきましては、コムギ縞萎縮病が発生した圃場の土は移動させない、連作を避ける、抵抗性品種を作付する、土壌水分の多い圃場では排水対策を徹底するなどが有効とのことであり、町や両農協、普及センターなどで構成する音更町営農対策協議会から営農技術情報を出し、注意喚起など啓発に努めているところであります。西部萎黄病につきましては、昭和30年代中ごろから道内で発生が確認された後、かなりの地域で発生し、その後は少なく推移してきましたが、平成元年ごろから道南地方を中心に再び多発し、平成20年以降は、十勝でも発生が確認されるようになりました。主にモモアカアブラムシによって媒介されるウイルス病であり、糖量換算で10から30%程度の減収という甚大な被害を及ぼす病害であります。本町では、両農協、日甜、普及センターが連携し、平成25年から継続して現場での実態調査や対策についての検討を行っており、その結果につきましては、昨年11月、音更町営農対策協議会で一定の取りまとめを行っております。これによりますと、昨年10月上旬の調査では、町内のてん菜栽培面積の約55%、1,515ヘクタール、557圃場を調査した結果、すべての圃場で発生が確認され、そのうち、約80%が圃場全体での発生でありました。当面の対策といたしましては、保毒源を取り除き、翌春の発生密度を低減することが重要であり、具体的には、感染源対策として、てん菜茎葉部や収穫残渣は、しっかりすき込み土壌に埋め込む、越冬ハウス内における作物残渣や雑草の処理を徹底する、また、アブラムシ対策として、厳冬期にはハウス側面を開放し、できるだけ長期間低温にさらすことでアブラムシの根絶を図るなどが有効とのことであります。なお、これらの内容につきましては、営農対策協議会で啓発チラシを作成し、各農業者へ配付しているところであります。また、音更町農業再生協議会では、西部萎黄病対策として、産地交付金の取り組みメニューに、てん菜における西部萎黄病・根腐病発生防止対策を位置づけ、本年度は、所定の防除を行う場合に、10アール当たり2,500円を助成することとしております。次に、防風林の造成や維持管理に対する支援についてでありますが、町内の防風林につきましては、森林法により指定されている、いわゆる防風保安林と、法律によらない耕地防風林があります。防風保安林につきましては、一部を除き、そのほとんどは町の所有であり、面積に大きな変動はありません。耕地防風林につきましては、農作物を風害から守り、また、農地の表土飛散防止などを目的として、農業者個々が所有し整備するものであります。町として集計等はしていないため、明確な数値は不明ですが、御指摘のとおり、近年は伐採により減少傾向にあるように思われます。町といたしましては、農作物の風害等に対処するため、耕地防風林は必要であるとの考えから、国や道の補助対象基準に満たない事業で、所定の要件を満たした場合に、10アール当たり1万円の奨励金を交付する耕地防風林造成事業を実施しているところであります。次に、町有林の維持管理についてでありますが、本町の町有林の面積は、本年5月末現在、1,758ヘクタールであり、このうち防風保安林は607ヘクタールであります。主な樹種はカラマツであり、町有林全体では約7割を、防風保安林では約5割を占めております。町有林全体の維持管理につきましては、伐採した翌年に植栽を行い、植栽を行った当年と翌年に下草刈りを2回、3年目には1回行います。さらに、11年目ごろに生育のよくない木を間引きする保育間伐を行い、その後は、おおむね7年ごとに森林の密度を調整する間伐を行っております。この際に発生する間伐材は売り払いを行い、町の歳入として受け入れております。町の森林整備計画による標準伐期齢を指標とした主伐期の50年目以降は順次伐採を行い、発生する木材は売り払いを行い、町の歳入として受け入れております。このほか、防風保安林につきましては、隣接する農業者等から要望があった場合、森林法の規定による行為制限の範囲内で、農地の日照確保のための枝払いや農作業の支障となる風倒木の処理等を行っているところであります。次に、鹿等による農産物の被害の状況、推移及び今後の課題と対策についてでありますが、エゾシカを含む野生鳥獣による農業被害につきましては、北海道環境生活部の野生鳥獣被害調査結果によりますと、全道では、野生鳥獣による被害額のうち9割近くがエゾシカによる被害であり、音更町では例年、7割から8割程度が同様の被害となっております。平成25年度のエゾシカなど野生鳥獣による農業被害額は、全道、音更町ともに前年より減少しておりますが、全道で約60億円、音更町では約2,200万円となっており、小麦、てん菜、バレイショ、豆類といった基幹作物が7割を占めております。本町の平成25年度のエゾシカ捕獲の実績につきましては、狩猟と有害捕獲を含めた合計で148頭となっており、そのほとんどが北海道猟友会音更支部音更部会及び木野部会の猟友会員による銃器での有害捕獲であります。しかし、猟友会員の高齢化や担い手不足により会員数が年々減少していることから、今後の有害捕獲体制の確立が大きな課題となっております。このような状況の中で、平成23年9月に町、両農協、普及センター、森林組合、猟友会による音更町鳥獣被害防止対策協議会を設立し、被害状況調査、箱わなの導入、くくりわな講習会等を実施しており、さらに、平成26年4月には、猟友会と町職員による音更町鳥獣被害対策実施隊を設置し、農地及び山林等の巡回や一斉捕獲等を行い、被害防止対策に取り組んでいるところであります。今後におきましても、猟友会との連携を図り、個体数管理による被害軽減のため、関係機関と一致協力して取り組んでまいりたいと考えております。最後に、家畜飼養に係る飼料対策、ふん尿対策の取り組みの状況についてでありますが、酪農戸数の減少につきましては、報道等でも大きく取り上げられておりますが、道内では毎年200戸のペースで減少が続き、本町においても毎年数戸が減少しており、大変深刻な状況となっております。本町の畜産農家は家族経営が中心であり、また、飼料をみずから生産することで賄う自給飼料のほか、不足する分については外部から牧草ロールや配合飼料などを購入することで生産力の維持・向上を図っておりますが、御承知のとおり、配合飼料は主原料である海外のトウモロコシ等飼料穀物の価格高騰や円安の急激な進展を受け、価格が高騰し、経営の大きな負担となっております。このような状況を受け、本町では、配合飼料の高騰対策と、耕種農家での作物の生育不良や品質の低下、収量減の要因となっている畑地の緻密化対策として耕畜連携事業を両農協と連携し、平成25年度から実施しているところであります。ふん尿対策につきましては、家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律、いわゆる家畜排せつ物法に従い、環境に影響がないよう家畜排せつ物を適正に管理し、堆肥等にして有効に利用することが求められております。本町における利活用の状況としては、家畜排せつ物のほぼ全量が堆肥化による町内での畑地利用であり、麦稈との交換等による耕畜連携が進んでおります。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 6番 大浦正志

答弁ありがとうございました。何点かについて再質問させていただきたいと思います。初めに、今の農業をめぐる問題、国際化や情報化の中で、TPPの問題もございますけれども、そうはいっても農家はやっぱり農畜産物をつくることが、やはりいい農畜産物をたくさんつくることかというふうに思っております。そういった観点から、今日の音更町のこういう豊かな土地をつくってきた中で、やっぱり土地改良事業と品種改良が今日の音更の発展につながったというふうに思っております。そういった中で、土地改良に関しては、初めに質問しましたように、土地改良にはやっぱりお金が、なかなか全額農家の自己負担でやることに関しては大変お金がかかりますし、昨今農畜産物の価格も決して高くない、一方燃油だとか生産コストが上がっている、そういった状況の中で、補助の負担率といいますか、補助事業がないとなかなか、暗渠が大きいかと思いますけれども、そういった事業に取り組めないものと思います。平成23年、当時、民主党政権だったときに、音更も非常に補助率、全国的にそういう取り組みがあって、音更で暗渠が随分進んだかと思います。それ以降農家の皆さんは、負担率のこともございますけれども、積極的に暗渠排水をやりたいというふうに、そういった声が聞かれるわけでございます。それで、今答弁の中で、なかなか、町単独でやっている小規模の事業も、土地改良事業もございますけれども、やはり国や道営の事業が大きいものかと思います。そういった中で、答弁の中で、国の予算が大幅に削減されていることが答弁の中にありましたけれども、これはもちろん音更だけの問題じゃなくて、十勝、どこもそうかと思います。こういったことに関して、やはり音更、十勝全体として国や道に対する働きかけを要望しているということですので、引き続きこの辺は要望していただくことしかないのかなというふうに思っております。それと小規模土地改良事業、これも、今、2,700万円の予算をずっとこの間組まれておりまして、結構利用も多いようなんですけれども、まだここ、これ以外に希望というのは、希望と、その対応できる関係という部分では、農家の人からそういった声というのはもっとあるのかどうなのか、その辺の実態というのはどのようにとらえているか、質問いたします。

答弁 経済部長 津本明伸(経済部長は2017年3月まで)

今、小規模土地改良事業の受益者の要望に応えられているかというようなことだと思いますけれども、毎年秋口に小規模土地改良事業につきましては、補助の対象になっている以外の土地の部分で要望を聞き取りまして、それによりまして町のほうも予算措置を積極的にするようにしておりまして、小規模土地改良事業につきましては、ほぼ100%の要望にお応えできている状況で毎年推移してございます。

再質問 6番 大浦正志

暗渠排水事業に関しては、後で述べます、先ほど答弁のほうにもございましたけれども、麦の病原対策として排水ということが幾つかの対策の中でも有効であるということでございますので、後からもう一度質問いたします麦の萎縮病に関しても、そういった予防対策として暗渠排水を積極的に進めていく、国に対しても、道に対しても進めていくべきだというふうに思います。そこら辺は十分あると思いますけれども、引き続きそういった形で土地改良事業に関しては取り組んでいただきたいというふうに思っております。次に、初めに申しましたように、土地改良事業と、品種改良の話といいますか、ここでは今、小麦萎縮病の話なんですけれども、特にことし、去年あたりからことしになって、地域の状況にもあるかと思いますけれども、結構問題になってきているなというふうに思っているわけでございます。品種でいうと、今、秋まき小麦のきたほなみがいわゆる縞萎縮にやや弱いという問題がありまして、ずっとこの間町内でも、もうつくられて大分たつわけなんですけれども、そういった中で、連作、過作という形でなっているかと思います。そういった一方で、ゆめちからが縞萎縮に強いということで、農協なんかでも一定切りかえというか、そういう動きもあるんですけれども、なかなか、集団で麦をやっていますし、その管理とかそういったものもございますし、全部、ゆめちからときたほなみは基本的には性質が違うというか用途が違うものですから、両方とも全部切りかえるという、この増大な音更の中では難しい部分もあります。一つには、きたほなみにかわる新しい品種を、これは音更で取り組むという問題じゃないかもしれませんけれども、十勝全体、北海道全体でこのきたほなみの縞萎縮病が結構発生しているかと思います。この件に関して、新しい品種の開発状況について何か情報がもしあればお尋ねしたいのですが。

答弁 経済部長 津本明伸(経済部長は2017年3月まで)

小麦の品種のことでございますけれども、確かに今大浦議員がおっしゃったように、きたほなみについてはこの縞萎縮病についてはどちらかというと弱いと。抵抗性があるのはゆめちからの品種、今、議員おっしゃったように、品種を単にかえれば事済むということでなく、やはり集団の問題ですとか施設、またあと小麦については品種によりまして需要と供給のバランス、そこら辺もやっぱり作付の面積にいろいろ影響が出てくることなのかなということでございます。それで、今、またゆめちからにかわるような新たな品種はどうなんだということでの御質問でございますけれども、確たる情報というか、こうですよと、こういう品種出てきますよということは私どものほうにはまだ情報としては確たる部分では入ってきていませんけれども、今北海道農業研究所さんですとか道の農業試験場さんのほうで、この病気対策ということだけでなく、やっぱり収量の問題ですとかそういうものもトータル的に品種改良と。その辺については道のほうでも取り組んでいるというふうにお聞きしておりますので、その辺の情報をこれから素早くキャッチしながら、JAさんとも協議しながら今後の音更町の小麦の作付に反映されていくものと理解しておりますので、御理解賜りたいと存じます。

再質問 6番 大浦正志

そのようにしていただきたいと思いますし、やっぱり農家の現場の中で混麦といいますか、いろいろと、まじってしまうと、手で抜いたり、そういう作業を実際にしなければならない状況になっていますし、農家の中でも結構もめるというか、地域集団の中で、あの畑はウイルスがあるとかそういう話もありますので、そういった農家の抱えている問題も道の試験場なんかに訴えて早急な、音更だけの問題じゃないですし、ほかの町村でもかなり出ているという話も聞いております。ぜひこれも十勝全体としてこの問題を国や道なりに要望として出していただきたいというふうに思います。あと、西部萎黄病に関しては答弁にもございましたように、農家のほうに対策の文書というか御案内がされております。こういった点に関してはそういった形で、農家さんもいろいろとアブラムシ対策ということで圃場の周りに入らないような対策もとられていますし、何らかの対策もきっと普及しているかというふうに、ビートをつくっている人たちはそのように、私もちょっと何軒か聞いた中ではそういった声も聞かれましたので、引き続き対策をしていただきたいというふうに思います。防風林の関係ですけれども、次に防風林の関係についてお尋ねいたします。答弁書の中にも防風林には耕地防風林と防風保安林ということで大きく分けると二つあるということなんですが、初めに、耕地防風林は、農家の皆さんが自分の土地に植えて、小規模なということなんですが、毎年そうなんですけれども、4月末から5月にかけて特有の西風といいますか、強風によって毎年、ことしもビートの直播に被害が出たとか、今月に入ってからも、ちょっと寒さの点はあったかもしれませんけれども、小豆で被害が出たというふうに聞いております。答弁にもございましたように、質問にもありましたけれども、農業機械や日照、枝とか管理の問題で、確かに防風林の効果は、それはそれで農家さんそれぞれのいろいろとらえ方があって、防風林を植えるとそれだけ農地が減ってしまうし、日陰のところは雪解けが遅くなるとか一定のデメリットもあるんですけれども、長期的に長い目で見るとやはり、それは農家さんそれぞれのとらえ方によるんですけれども、一定御高齢というか経験豊富な方は防風林の効果に対しては割と認めていらっしゃって、みずから防風林を植えているところがあるかと思うんですが、ちょっとわかりませんけれども、若い後継者の中にはなかなかその防風林の効果、面倒くさいというか、作業上スプレーヤーがひっかかるとかそういうような実際問題があって、切ってしまえというふうなことがあるかと思います。町としても造成事業ということで予算も組まれて取り組んでいるわけなんですが、決算書を見るとなかなかそんなに、件数も1件とか2件とかそういうようなことだと思います。一つは、防風林の効果といいますか、それを農家の皆さんに、町としても防風林に関しては、答弁の中で、普及したいというか広げていきたいというような回答が、答弁があったと思いますけれども、防風林の効果に関する啓発といいますかお知らせ、こういう進めましょうという、そういう働きかけをやるべきだというふうに思いますし、予算も、1件、10アール当たり1万円ぐらいの、確かにちょっと話したときに、1万円ぐらいだったらという、あるので、なかなか動機づけにはならない部分がある。お金だけの問題じゃなくて、広い意味で防風林の効果ということに関して農家の人たちにお知らせするということが必要ではないかというふうに思います。その辺に関してどのようにお考えかお尋ねいたします。

答弁 経済部長 津本明伸(経済部長は2017年3月まで)

耕地防風林の造成促進に向けたPRというようなことでございますけれども、確かに町のほうで助成制度を持っております。それについては、今大浦議員がおっしゃったように、利用頻度としては毎年一、二件の利用があるかないかということでございます。その辺については、いただく支援金とそれに伴ういろんな手間暇考えたら自分でやったほうが効率的だというようなこともあろうかと思いますけれども、私どもは、森林組合さんのほうと連携とりながら、苗木を森林組合さんから買うような方、農家の生産者の方がいれば、こんなような町の助成制度ありますよというようなPR等はしていただきながらやってはいるということは事実でございます。なかなか、苗木自体がそう高い金額でないものですから、それの補助の基本といいますか、2分の1程度の補助になってしまいますので、どうしても額面的に低利なものになってしまうのかなと。あと、そのPRの仕方でございますけれども、今、議員おっしゃいましたように、どちらかというと年配のベテラン農業者の方については、防風林についての効果というのは物すごく意識していると。それと、やはり風の通り道というところも位置づけているということではありますけれども、若い農業者の方については、今農業機械がどんどん大きくなって、まさに作業に邪魔だというような形で処分されている方もいるのも事実でございますので、その辺については機会があればそういうような耕地防風林の有効性についても何かの場面でお示しできるような機会はつくっていきたいなと思いますので、御理解賜りたいと存じます。

再質問 6番 大浦正志

防風林に関しては、今回の質問は農業の生産性の向上というか、そういう立場での質問なんですけれども、十勝の景観として防風林は十勝らしいということで、北海道の農畜産、十勝の農畜産物のイメージとしてやっぱりクリーンで安心・安全な農産物、そういった意味でも十勝産、音更産農畜産物のイメージとして防風林があって、そこにエゾリスとかそういった面で非常にいいイメージを与える、行く行くは十勝の農産物の付加価値といいますかイメージアップにつながる、そういった効果もあるというふうに思います。そういった意味で、町全体として防風林というのをやはりいま一度見直すというか、農家だけじゃなくて、取り組みが必要かというふうに思います。もう一つ保安林の関係ですけれども、保安林、いわゆる町有林で、かなり規模の大きい保安林ですけれども、これも直接農家さんのお話の中で、それは自分の土地ではないですから、町の保安林の近くで営農されている、畑を持っていらっしゃる方は、非常に町に畑が守られているというんで、おまえはいいよなという、そういう恩恵も受けているわけなんですけれども、中には、そういった一方で、これは別に防風林だけじゃなくても、隣の木がという、管理の面で、さっき答弁の中で、もちろん木が倒れて畑に入ったときには速やかに対応なさっているというふうには思うんですけれども、こういった中で、定期的にかどうかわかりませんけれども、保安林の見回り、不法投棄なんかもしかしたらあるかもしれませんし、勝手に無断で切られているという、そういうことがもしかしたら、そういった点検はされていると思うんですけれども、そういった中で、農家をなさっている方から町に対して町有林の管理に対する苦情といいますかクレームというのはあるかないかというのはどんなものでしょうか。

答弁 経済部長 津本明伸(経済部長は2017年3月まで)

耕地防風林でなく町有保安林という部分でございますけれども、確かに毎年、町有保安林に隣接している農家さんから、今、議員がおっしゃるように、やっぱり日照不足で雪解けがどうしてもおくれるですとか、排水不良が5メートルから10メートルぐらいどうしても起きるだとかいう、そういうお話しあるのは事実でございます。ただ、森林法で規定されている町有保安林でございますので、むやみに伐採するということにはなりませんけれども、そういう毎年の要望がいろいろとあったときに現地を確認させていただきながら、そこに本当に枝が畑のほうに覆いかぶさって作業にもやっぱり支障があるだとかという枝払いだとか、そこにどうしても排水が滞水しているというような状況、それについての処理ですとかそういう部分については、そのときそのときで現地を確認させていただきながら対応させていただいているという状況でございまして、なかなか一斉に生産者、隣接者の方の御要望を100%受けられるということではありませんけれども、その都度対応しているということで御理解いただきたいと存じます。

再質問 6番 大浦正志

ぜひ、農家の人からもいろいろと御相談あるかと思いますけれども、きちんと対応というか、いつもしていると思うんですけれども、ぜひ丁寧な対応をしていただきたいなという、そこの辺に関しては、保安林に関してはそれだけのことでございますので、管理もということでございます。あと野生鳥獣の、主に鹿の害が多いかと思います。答弁のほうですと、全国的な鳥獣被害に関していうと、全国的には何かふえているという報告、それは、本州方面はイノシシだとか、お猿さんも何かそうらしいんですけれども、北海道の場合は一番何といっても鹿が多いかと思います。そして、役場としても、町としても有害鳥獣駆除対策ということで、決算書を見ると結構な頭数が、鹿ですと毎年この間100頭以上もしているんだなという、それとキツネも100頭を超えるということで、結構駆除しているんだけれども、余り減っていない、実際的には、多少は減っているのかもしれませんけれども、余り、絶滅させるというのはちょっとまずいんですけれども、常に、やはりこういう生き物もある程度のバランス感覚といいますか、共存していかなければならない部分もあると思うんですが、それにしてもまだまだ鹿の害が、これも地域によりますけれども、山、山林の近くのところでは結構悩んでいて、あるところでは電牧ですか、施設をやって、2町5反ぐらいで25万からそのぐらい何か、ソーラーの電気をつけてバッテリーでやっているんです。それはもちろん、補助金がないものですから自分たちでやっているんですけれども、そういった取り組みに対して補助をするという考えはあるかないかお尋ねいたします。

答弁 経済部長 津本明伸(経済部長は2017年3月まで)

鹿の有害捕獲の部分については、町のほうと協議会のほうから補助の制度は持っておりまして、それについては毎年繰り返しておりますので、そういう支援は継続して進めております。それで、先ほど大浦議員のほうからもありましたけれども、鹿については毎年100頭以上の捕獲はしておりまして、全体的に個体数がどうなのかという部分でございますけれども、猟友会の方々に聞くと、これは音更町内だけの問題ではありませんけれども、鹿については個体数としては減少傾向にはないと。ふえている傾向にまだあるんでないかというようなお話が、猟友会のハンターさんから聞くところによるとそんなような状況でありまして、それらについては、やはり全てをなくすということにはなりませんので、適正な管理をしつつ、なるべく私たちは農業被害のないように、抑え込まなければならないという部分を視点にしながら有害捕獲をしているわけでございますけれども、なかなか100頭、百四、五十頭からふえていかないというのは、ただハンターさんの数どうのこうのだけでなく、捕獲した後の、やはり地先の方、農業者の方々の協力がないと、なかなかハンターさんも、ただ行って、ただしとめてくるというだけのことにならないものですから、その辺のバランスと生産者の、農業者の御理解と、その辺のことが鳥獣被害対策協議会でもいろいろと農協も含めて議論になっているという状況でございます。

再質問 6番 大浦正志

鹿が入らない防護柵というのは確かに、そこは来ないけどほかのところに行くということはありますし、音更に他の町村から鹿も来るということもあるものですから、別に、やっぱりそういった部分では駆除する、命を殺すというのはなかなかちょっとあれですけれども、適正な頭数というのはやっぱり駆除、殺傷するというしかないのかなと思います。そういった中で、答弁の中でもハンター不足といいますか、高齢化の問題で、結構これは恐らくどこでも、昨今やっぱり生き物を殺すということはなかなか心苦しいというか、それはそうなんですけれども、いつも全体的な生態のバランスというと、やっぱりちょっと人間のおごりみたいなところがもしかしたらあるのかもしれませんけれども、そうはいうものの、共存していくためにはやっぱりコントロールしなければならない。そういった中で、ハンターの養成といいますか育成、あるいは鹿を駆除したときに、何というか、駆除料、駆除をしたときのお金が、例えば今幾らか、1万円かちょっとわかりませんけれども、そういったものを少しふやすなり、ハンターの養成、育成に対する取り組み、なかなか難しいという答弁なんですけれども、その辺に関して、引き続きお願いするというしかないのかと思いますので、その辺そういう引き続きお願いしたいというふうに思います。最後に、大きく言うと耕畜連携ということで乳牛、酪農家の戸数が、全体的には音更の戸数が今、統計でいうと75戸ということで、一定、その1軒1軒の農家が規模拡大をして、そういった中で、規模拡大しても酪農家さんの経営はやはり結構厳しい。乳価が上がったようですけれども、一方で飼料代の問題だとか燃油だとか、これは畑もそうですけれども、生産資材等の高騰があって、でかくはなったけれども、中の所得という部分では余り改善されていないのかというふうに思います。そういった中で、本町は酪農と、畑作も結構ありますので、そういった中で、飼料の問題とふん尿の問題ですけれども、初めにふん尿の問題ですけれども、牛がどんどんふえてくると、特に酪農ですとふん尿処理の問題がやっぱり大きな課題。それは本来的には堆肥化して畑でいわゆる飼料、堆肥として使っている。その中で地域の循環型ができればベストといいますか、そうなんですけれども、町としてもその辺は取り組んでいるのかと思いますけれども、なかなか、うまくいっているところもありますし、隣が、距離的な問題もありますし、この辺のふん尿処理の、そして結局なかなか、畑にまくのは、作物を植えているときに堆肥まくわけにもいきませんから、麦を刈り取った後とか春先とか。それまではずっとやっぱり牛屋さんの堆肥場に山となってしまう。そういった中から、どんどん頭数がふえていく中で、音更農協がバイオマスプラント、実証と言っておりますけれども、今回動くようになっているという話でございます。このバイオマスプラントは結構確立した技術というふうに聞いておりますし、ただ、ほかの音更町内の酪農家さんでも、バイオマスプラントをやりたいんだけれども、一つ問題があったのが、バイオマスプラントで発電した電気を送電する、北電さんの関係も、太陽光の問題もあるんですけれども、送電とか変電施設の容量の問題がネックになっているという話を聞きました。それで、これはもちろん音更だけの問題じゃなくて、ほかの道内の自治体もそうかもしれませんけれども、この辺に関して北電さんなり国なり道なり、その辺のやっぱりこれも働きかけといいますか、そういう動きをしてもらって、容量を上げてもらってバイオマスプラントをつくれるような交渉といいますか御相談を北電なんかにもしていただくことというのはできないものか、その辺のことについてお尋ねいたします。

答弁 経済部長 津本明伸(経済部長は2017年3月まで)

バイオマスプラントの送電線の部分でございますけれども、今、議員おっしゃったように確かにバイオマスプラントを設置しても、それに電気を、例えば発電したものを送り込む送電線、そこに北電さんの容量がないだとかということの問題が、それは本町だけでなく、全道各地の酪農地帯であるわけでございまして、今それらにつきましては、全道の町村会のほうでも北電さんのほうにそういう部分についての要請行為だとかというようなことは行っているというようなことも聞いてございますので、それについてはそういう活動に本町も参画しながらそういう要請活動は今後も続けていきたいと思っておりますので、御理解賜りたいと存じます。

再質問 6番 大浦正志

最後になるかと思いますけれども、もう一つ、飼料の問題でございますけれども、先ほど小麦の連作とか、ほかのあるんですけれども、そういった中に飼料用作物としてのデントコーンをまくことによって、そのことが畑によっても、土地、畑づくりにも有効でございますし、酪農家さんにとってみれば、飼料の確保といった部分では、そういった中で、町としても耕畜連携推進事業ということで取り組まれております。予算も計上されてやっているわけなのですが、なかなか、直接農家さんの話聞く中では、ここの中身に関してまだよく知られていないという部分も、関心のない人はどうしてもやっぱり無関心になってしまうかもしれませんけれども、この辺の中身に関しても一定PRをすべきではないかというふうに思います。そして、この事業は期限つきといいますか、今年度で終わりなのか、ちょっとわかりませんけれども、そういった話も聞くんですけれども、継続的に取り組んでほしいという声も聞かれます。ふん尿の処理の問題も同じですけれども、音更町内の耕畜連携の中で、その間に入ってコーディネートするといいますか、その仲介をやってというのは非常になかなかストレスのある仕事かと思いますけれども、やはり地域の資源を有効に使う意味では今後僕は重要かなというふうに思っております。今言った関係で、今後耕畜連携事業の取り組みについてどういった方向で考えているのかお尋ねいたします。

答弁 経済部長 津本明伸(経済部長は2017年3月まで)

耕畜連携の部分でございますけれども、25年度からスタートいたしまして、今、議員おっしゃったとおり、当初、農協と町のほうでの支援の部分については3カ年という形の中で取り組んできているのが実態でございます。その部分につきましては、全農家さんの畑がこの耕畜連携に参加するということにはなりませんけれども、まさに先ほどもありました小麦等の過作の問題だとかという、間に入れるだとかという有効な策であるのは事実でございますので、それらにつきましては、今年度もJAさんとも協議しながら、この事業の今後について少し議論をかませたいなと思っておりますので、それについては、今年度末、予算要求に伴ってどういう形でまた事業を進められるのか、農協のほうはどういう形で進むのか、その辺も見きわめながら取り組んでいきたいと思います。事業としては町としては大変有効な事業だと思っていることは間違いございませんので、そういうことで御理解賜りたいと存じます。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

大浦議員から農業関係に対して種々御質問をいただきました。まず送電網の話がありましたけれども、送電網、なかなか北電さんは腰を上げません。相当な経費がかかるということでもって、特に道北のほうは風力発電が極めて有力な資源だということでもって送電網を整備をすれというような要望を強く出されておりますけれども、なかなかそれについては、事業費が大きいということでもって北電さんはなかなか腰を上げていないというのが実態でございまして、なかなか進んでいかないというのが実態でございます。バイオガスプラントにつきましては、今、安定的に発電できる、相当発電量が多いところについては、北電は、電力が余るということになれば、前日、おたくからの電力は要りませんというふうに一方的に通告ができるようになりました。そういったことでもってバイオマスプラントを小さくしようというようなことの動きはあるようでございます。太陽光については不安定な電力ですから、それについては買い入れをしますけれども、バイオマスだとか水力だとかというような安定的に電力を供給できるものについては、前の日、北電さんが要らないと言ったらこれは売れなくなってしまうということで、極めて大きな影響があるのかなというふうに思っておりますけれども、ただ、バイオマス発電については補助事業として、尿だめだとかそういったものについては補助対象になりますが、発電装置そのものについては補助対象にならないというようなこともありまして、農家にとっては極めて投資が大きいというようなことでございまして、なかなかこれからはバイオマスプラントについてはできないかなというふうに思っていますけれども、ただ、今バイオガスを使った水素をいかに取り出すかというような研究が隣の鹿追町でやられようとしております。これは極めて有効なことになるのかなというふうに思っていますので、そのようなことであれば比較的装置も簡便なものだろうというふうに思っていますので、今注目をさせていただきたいなというふうに思っています。酪農家にとってやはりふん尿というのが一番大きな課題でございまして、ふん尿処理をしっかりできるんであれば頭数をふやしたいという酪農家はたくさんいらっしゃいます。そういったことでもって、その部分を、一番下の部分を解決してやるというのが大事なのかなというふうに思っていますので、これから研究をさせていただきたいなというふうに思っています。それから、耕畜連携の話もありました。3年間で、事業を新しく立ち上げるときは一応3年をめどとさせていただいていますので、3年でもってどういう結果があったかというのを検証させていただいて、その検証結果に基づいて、どういうふうな発展型があるかとか継続したほうがいいのかというようなことでもって、一応3年を区切りとしていますので、それ以降については、どういう形、形を変えながら、また効果があるんだったら継続をするというような形をとりたいなと。畑作農家にとっては、デントコーンの稠密化対策の、根の部分で稠密化対策も必要だとは思いますが、緑肥として上の部分も畑作農家としては必要な部分かなと。もちろん酪農家にとっては実の部分もバガスというか、茎の部分も酪農家にとっては必要だと思いますけれども、できれば実の部分だけを酪農家にやって、青い部分は畑作農家にすき込むというような、今そのイアコーンサイレージというのが結構普及している。ただ、そのイアコーンサイレージについては外国飼料との価格差でもって大きく左右されるというようなこともあるものですから、その辺の研究を両農協と普及センター、そして家畜改良センターも交えながら研究するように今畜産クラスターの中で研究がされているというふうに聞いておりますので、その辺についてはこれからも続けていきたいなというふうに思っているところでございます。土地改良事業については、これは音更町にとりましては基幹産業が農業である限りは継続していかなければいけません。音更町の土地改良区が今月には水田に特化した土地改良区に再編成されます。規模はぐっと小さくなりますし、畑作、畜産については受益でなくなるというようなことになります。今まで団体営事業については土地改良区が全ての地域を網羅していたわけですが、これからは畑作、畜産の部分については音更町土地改良区の受益でなくなりますけれども、町としては、区があろうがなかろうが、土地基盤についてはしっかりと町が責任を持って進めていきたいというふうに思っているところでございます。それから、耕地防風林のお話もございましたけれども、耕地防風林については、特にもともとの水田地帯でもって音更町の防風保安林がないというようなことで今そういう影響が出ているのかというふうに思いますけれども、農家個々でもってその必要性については十分出ていますし、耕地防風林の効果というのはもう既に音更町でもレポートが取りまとめられているはずでございますので、そういったことをこれからもPRしていきたいなというふうに思っているところでございます。それから、エゾシカの話がございましたけれども、鹿については、多分減る原因というのは、雪が多く降ったときは鹿が減るというのは一般的でございます。そういったことでもって大雪の年にはなかなかエゾシカがふえていかないというようなことでございますけれども、今ここへ来て、山に鹿がいなくて、野に鹿がいるのかもしれません。しっかりとした個体管理をしていきながら、いかにして共存していくかということを考えなければいけないんだというふうに思っています。それと、やはり残滓処理、撃った後の処理をしっかりとしていくと、これが一番大事でございまして、先ほど部長が言ったのは、撃ったけれども、今ハンター高齢化していますので、その鹿を山から出していくその労力が大変だということで、もしそうだとすれば、農業者も一緒になって協力していただければそういった問題は解決するのかなと。また、埋めるという作業もなかなか大変でございますので、そういった協力を高齢化しているハンターと一緒になって行動をとるような、そういったこともお願いをしたいなというふうに思っています。いずれにいたしましても、農業については基幹産業でございます。しっかりと守るべく、国に、道に申し上げるべきことはしっかりと申し上げていきたいというふうに思っていますので御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

再質問 6番 大浦正志

はい。

出典:音更町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる