みんなの議会

音更町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日

地域資源を生かした地域内循環型経済について

2018年3月6日、音更町議会の一般質問で、大浦正志議員が「地域資源を生かした地域内循環型経済について」質問し、町長 小野信次、経済部長 傳法伸也、企画財政部長 渡辺仁、副町長 高木収が答弁しました。

質問者
大浦正志 議員
答弁者
町長 小野信次、経済部長 傳法伸也、企画財政部長 渡辺仁、副町長 高木収

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 大浦正志

通告に従いまして一般質問を行います。地域資源を生かした地域内循環型経済について。安倍・自公政権が人口減少対策として打ち出した地方創生とは、行政サービスと公共施設等の集約化を進め、人口減少と地方の疲弊をますます加速させるものとなっています。首都圏・中部圏・近畿圏ではリニア中央新幹線構想が進められ、首都圏では、2020年に開催される東京オリンピックへ向けての大規模な再開発が進められています。道内においては、北海道新幹線の開通などにより、道南や道央圏では一定の経済効果が生まれているようですが、私たちの住む十勝地方においては大きな経済効果は生まれていません。そうした中、昨年の十勝の農業生産額は、3,388億円は、農業者だけではなく、十勝経済に大きく貢献しました。北海道経済は、これまでの産業構造の変化などにより札幌圏への一極集中が進み、地方都市は衰退を続けています。十勝地方においても全体としては人口減少が進んでいますが、他の振興局と比較するとその影響は少ないものとなっています。これは、言うまでもなく、恵まれた自然と先人の努力による基幹産業である農業が地域経済を支えているからです。情報化社会の発展、物流システム・交通網の整備は私たちの生活を豊かにするものですが、逆に中央一極集中を進め、地方の衰退に拍車をかけることが心配されます。十勝地方は全国有数の穀倉地帯です。そして、19市町村それぞれがみずからの魅力を発信し、切磋琢磨しています。また、十勝のイメージは好印象を持たれていますが、知名度はまだまだ不十分です。豊かな自然環境、農業を基幹とした地域経済を発展させ、その魅力を発信し、地域での資源を生かした地域内循環経済の構築に力を入れるべきと思います。以上を踏まえ、以下の点について質問いたします。1、十勝の農業、特に音更の農業は、いわゆる畑作4品、小麦、豆類、ビート、馬鈴薯と生乳など原料供給型の経営となっています。こうした農畜産物は、原料または1次加工品として道外へ出荷されています。地域での加工の割合をふやすことは付加価値を上げ、地場産業を育て、雇用を創出します。農畜産物の6次産業化を推進し、地元事業者の振興対策についての考えを伺います。2、情報化社会、物流システムの発展により消費行動が大きく変わろうとしています。インターネットの普及により、誰もがよりよい商品をより安く世界中から取り寄せることができます。また、交通網の整備により、支店や営業所などの撤退が心配されます。こうした変化に対する対策についてお伺いいたします。3、私たち地元住人にとって何げない日常の風景や習慣など、その価値についてなかなか気づかないものです。旅行などで他の地域を訪れた際、改めて再発見することがあります。音更、十勝を訪れる人たちに対し、まちの印象やまちづくりに対する意見を積極的に問うことがまちづくりに効果的と思います。見解をお伺いいたします。4、今年度、音更町でも初めて地域おこし協力隊の活動が取り組まれました。従来から地域活性化の成功法則として「よそ者、若者、ばか者」論が述べられています。音更町でのこれまでの取り組み内容と今後の考え方についてお伺いいたします。5、地域経済を考えるとき、一町村だけでは解決できないものが多くあります。地理的条件や歴史的背景を考慮するならば、十勝は経済圏として大変まとまった地域です。19市町村が特色を生かしたまちづくりを進めています。相乗効果を生かした地域づくりについて、十勝での取り組みの現状と問題点についてお伺いいたします。以上、答弁のほどよろしくお願いいたします。

答弁 町長 小野信次

地域資源を生かした地域内循環型経済についての御質問にお答えいたします。初めに、農畜産物の6次産業化の推進、地元事業者の振興対策についてでありますが、昨年の第2回定例会の大浦議員の一般質問でもお答えしましたが、6次産業化の課題としましては、本町の農業者は大規模・専業・家族経営が主となっていることから、生産者みずからが生産、加工、販売までの全てに取り組む6次産業化事業は、労働力、企画力、時間及び連携企業の確保の難しさ、また、販路開拓力の不足など、取り組みにはハードルが高く、リスクも少ないのが現状であります。このため、生産者と中小企業者が産業の壁を越えて連携し、お互いの有するノウハウ、技術を活用する農商工観連携事業のほうが取り組みやすいという面があります。本町における6次産業化事業や農商工観連携事業への取り組みの支援につきましては、平成24年度から音更町産業振興支援補助制度を設けて、地域資源を活用した地域性の高い新商品開発や高付加価値化、音更ブランドの創出などに意欲的に取り組む方々を支援しているところであり、国と道の補助制度を補う制度として一定の役割を果たしているものと考えております。地元事業者向けの支援については、事業経営に必要な運転資金や設備資金、研究開発などの資金を円滑に調達するための融資制度として、音更町商工業振興資金を設けて、借り入れによる利子の一部や信用保証料の全額を補給しております。また、起業支援は、音更町空き店舗活用事業補助制度を設けて、町内の空き店舗を買い取りまたは借り上げて事業を開始しようとする方々を支援しているところであります。今後におきましても、国や道の制度等を有効に活用しながら、農業者や中小企業者が行う6次産業化や農商工観連携事業の取り組みを支援してまいります。次に、情報化社会、物流システムの発展による消費行動の変化等への対策についてでありますが、本町にある音更・帯広インターチェンジは、道東自動車道の開通に伴い、道央圏からの十勝の玄関口として、さらには、釧路方面、広尾方面及び北見方面への交通の要衝として利便性はますます向上し、インターチェンジに直結したIC工業団地は、その優位性を生かして企業誘致を進めてまいりました。これまでに多くの企業に進出していただき、現在は建設業を初めとして運輸・通信業など30社が立地しておりますが、各企業とは連絡をとり合っており、町として協力できることについては対応させていただいているところです。また、町内での法人台帳登録数は、平成24年4月の時点では764社でありましたが、29年4月には、サービス業の51社を初め、卸売業、小売業の31社、建設業の29社など、144社増加して908社となっております。御質問にありましたとおり、交通網が整備されたがゆえに事業所が撤退するという懸念もありますが、今のところ町内でそのような影響はないものと捉えております。また、インターネットショッピングはSNSの普及とともに急速に市場を拡大しており、書籍やDVDなどの販売店舗が閉鎖するという報道も聞かれるところであり、将来的には、本町においても少なからず影響はあるものと考えております。いずれにいたしましても、町内から企業が撤退することは町の経済において損失となることから、今後も企業の動向に注視するとともに、情報収集に努めてまいります。次に、観光客に対する町の印象等の問いかけについてでありますが、本町は、道東を代表する観光地である十勝川温泉を有し、また、雄大な自然景観や豊富な農作物を生かした食材など、多くの素材を生かして、国内外からの観光客誘致に積極的に努めてまいりました。近年、個人旅行者が増加傾向にある外国人観光客や道内外観光客の拡大に向け、2次交通対策として行う高速バスの運行や彩凛華などの観光イベントを開催する観光協会に対して支援するとともに、北十勝3町や池田町と連携してバスツアーやタクシーのモニターツアーなどの事業を実施しているところであり、参加者には、十勝のグルメ、温泉、自然景観などが大変好評を得ております。御質問にありますとおり、そこに住む人が気づかない地元のよさを把握するため、本町を訪れる方々に意見を問うことは効果的であると考えております。これまでも本町を訪れた外国人観光客や道内外の観光客に対してアンケートを行っており、それぞれの事業を実施する際にはそれらの意見を参考としております。まちづくりを進める上で交流人口の増加は大変重要なことと考えておりますので、今後も観光客のニーズを十分反映したさまざまな事業の実施に向けて取り組んでまいります。次に、地域おこし協力隊のこれまでの取り組み内容と今後の考え方についてでありますが、地域おこし協力隊制度は、国が平成21年度に創設し、都市から過疎地域等に住民票を移して地域活性化に取り組む人を地方自治体が採用する制度で、活動に要する経費は、隊員1人当たり400万を上限に特別交付税により財政措置されます。昨年8月、本町においても初めてとなる地域おこし協力隊を1名採用いたしましたが、隊員による新たな視点や発想、これまで培ってきた知識や経験に基づいて本町の観光の魅力を町の内外に発信してくれています。みずから移住を実践し、本町の交流人口の拡大等に取り組む姿は地域にとってもよい刺激となっており、導入した効果が得られていることから、隊員を増員することとし、現在、移住、定住やふるさと納税、町特産品のPR等を担当する地域おこし協力隊を1名募集しているところであります。今後も、外からの目線で町の活性化や価値の再発見につながる取り組みについて、積極的に地域おこし協力隊制度を活用してまいりたいと考えております。最後に、管内19市町村による相乗効果を生かした地域づくりの取り組みの現状と問題点についてでありますが、十勝圏域は、道内において地域内経済循環が機能している有数の地域であり、管内市町村は、十勝定住自立圏や観光振興などを共通のテーマとして広域連携を推進し、本町においても、交流人口の拡大や人口減少の抑制を図る観点から、北十勝3町や池田町と連携して観光誘客事業を推進するなど、広域行政の取り組みを重点施策として位置づけております。季節折々の祭りやイベントのスケジュールなど、市町村間で調整や情報交換が必要な場合もありますが、今後も各市町村が有する資源や特性、産業、文化等に磨きをかけ、広域的な連携により発信力を一層高めることによって十勝・音更の魅力を積極的にPRし、圏域の活力を高めることができるよう、本町としても役割をしっかりと果たしていきたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。大変申しわけありません、訂正をさせていただきます。販路開拓力の不足など、取り組みにはハードルが高く、リスクも少なくないのがというところをリスクも「少ないのが」というふうに言ったそうでございますけれども、これは「少なくないのが」ということで訂正をいたします。よろしくお願いします。

再質問 6番 大浦正志

御答弁大変ありがとうございました。何点かについて再質問させていただきたいと思います。初めに述べましたように、町長もおっしゃるように、去年の十勝農業、大変よくて、ことし、これから春の農作業がもう始まっているわけでございますけれども、ことしもぜひ秋には去年のような大豊作であったらいいなというふうに思っています。その結果、今定例会に出された30年度予算の中でも農業所得による収入が認められることによって、等によって町税の3%、1億何がしを図られたという、そういった状況でございます。これまで音更、十勝全体的にそうなんでしょうけれども、非常にいろいろと土地改良とか、農協、農家の皆さん、あるいは国の政策もあったと思いますけれども、堅調に伸びてきたというふうに思っています。今時期ですから農家の人たちと、所得の確定だとかそういった中で農家の皆さんといろんな意見交換をすることがございます。その中では、昔は、昔話になっていますけれども、平成5年に一つ湿害、冷害があって、それ以降、この間二十何年間大きな災害がなかった、そういったこともちょっと話されて、話すわけなんですけれども、そういった中で、ただ、どうしても、農家戸数の関係でございますけれども、徐々に農家は戸数が減ってきております。今、この15年間で、音更町の統計の資料を見ますと、平成12年から平成27年までで農家戸数が162件減って、平成27年の段階で689件の農家戸数です。今後もなかなか農家戸数がふえるというふうには、確かに大変だと思います。新規に今音更、十勝の農業をやるには、新規には何億円というお金がないと、もちろん農家のノウハウの技術もなければできません。しかし、そういった状況です。ただ、農家戸数の減少もこれ以上になると大変厳しいなというふうに思っております。ただ、国の政策としても、規模拡大を図るための補助事業も、規模拡大なり、当然のことながら経営効率を目指すことによる補助がされておりますし、国としても、いわゆる農産物の自由化に対抗するために、規模拡大によってそれを回避しようといいますかそういう、国の言っていることは競争力をつけるという言い方なんでしょうけれども、そういったふうに動いて、音更もある意味ではそういった意味で規模拡大を今回図ってきたというふうに思っております。私の質問の中で、確かに6次産業のことに関しては、去年の第2回定例会にも同じような質問をして大変申しわけありませんけれども、僕は農業のあり方は、今までの大規模を進めていく農業ももちろん音更の基幹産業をしっかり育てている部分では大切だというふうに思います。あくまでもこれが幹として必要だとは思うんですが、もっと多様な、今多様性という言葉がちょっとブームなのかもしれませんけれども、いろんな形の農業があっていいのではないか。新しい品目の開発というかチャレンジするとか、あるいは、別に専業農家で大規模じゃなくてもいろんな形、定年帰農も含めて。そういった中で、規模は小さいけれども農産物を生産して、それに6次産業化で付加価値をつけて商品化して、それで経営が成り立っていく、そういった取り組みも進めていくのも必要でないかというふうに思うわけです。今答弁の中でも、6次化に関しては、労働力、企画力、いろんな面で難しい問題があります。けれども、やはりそういった育てていくかな。なかなか新規に就農するというのは難しいかもしれませんけれども、そういったことも必要なのではないのかというふうに思うんです。その件に関して、今後、今までどおりに規模の拡大を図っていくのか、あるいは新たな農家経営といいますか、そういった部分を推進していくのが必要でないかというふうに私は思うわけですけれども、この辺に関する御見解をお伺いいたします。

答弁 経済部長 傳法伸也(経済部長は2021年3月まで)

今後の本町の農家のあり方だと思うんですけれども、答弁の繰り返しになるかと思うんですけれども、本町につきましてはやはり大規模化、専業化ということで、今後もそのような方向に進むのが、なっていくんではないかなと思っております。その中で6次産業化に取り組むというのは、労働力、企画力、それから時間の関係もございますのでなかなか難しいのかなと思います。その中で、各農家で余力があればそういうところも目指すことも可能かと思いますけれども、我々としては、今ある農家の形態の中で、高品質であり、きちっとした農作物、全国に自慢できるような、そういう農作物をつくっていくのが一番の道かなと思っておりますので、今後もそのような形で支援をしていくというような考えでおります。以上でございます。

再質問 6番 大浦正志

それと、大体そういった方向という考えはわかりましたけれども、いわゆる今、全く異業種からの新規就農といいますか、そういうのは今は町のほうにとか、例えば今、ことしあたりは、景気の回復ということもあるのかもしれませんけれども、就職は結構、かなりいいという形なんですが、農家、いわゆる若い人たち、あるいは十勝で、音更で農業をやってみたいという方も、先ほど、何回も繰り返しになりますけれども、なかなか新たに農業をやるというのは資金面とか技術面で大変ですけれども、そういった中で、今農業をやってみたいという人が町に対する問い合わせというか、そういった人たちというのはいるのか。それは、そういった人たちも受けて、いわゆる先ほど、何回も言いますけれども、そういった人たちが多様化の中、多様性の中で、小さな一定の面積でも、何反、1反か2反ぐらい、3反ぐらいかもしれませんけれども、その中で経営が成り立つような、そういった人たちもいるか、いる、僕は進めるべきだと。そこは町側との見解はちょっともしかしたら違うかもしれませんけれども、ほかの地域からそういう問い合わせというのは今現在あるんでしょうか、ないんでしょうか。

答弁 経済部長 傳法伸也(経済部長は2021年3月まで)

今、新規就農ということでございますけれども、今現在2名の方で、木野農協さんのほうで受け入れてやってございます。1名は30代の女性の方で、1名は40代の男性の方ということで、いろいろと取り組んでいらっしゃいます。野菜を中心としたものでございますので、それで、ある程度の面積の中で経営をしていくというのはなかなか難しいと思うんですけれども、そういう方が実際2人もいらっしゃいますので、今後もそういう方がいれば、そういう受け皿がありますので、承って、そのような形で、新規就農という形では取り進めてまいりたいなという考えでおります。

再質問 6番 大浦正志

大変僕はうれしかったな、誰もいないのかなと思ったんですけれども、そういった方がいたというのは、いろいろとこれからも大変でしょうけれども、とにかく新たなことにチャレンジすることに関して町としても支援してあげていただきたいし、あるいは、今新しい、今までの畑作4品ではなくて、落花生だとかサツマイモだとかいろんな、気象変化も変わっていますから、新しい作物といいますか、従来のいわゆる畑作4品以外のものも積極的に取り組んでいくことが必要だというふうに思っています。それと、いわゆる農家戸数の削減というものは、やはり地域、今689ですけれども、今後さらにやっぱり農家戸数は減っていくだろうと。なかなかふやすのは難しいから。そういったことによっていわゆる農村の地域が、維持、環境保全とか地域のコミュニティーが破壊されるといいますか成り立たなくなっている。いわゆる道路の管理だとか農道の管理だとか用水の管理とかそういったものが心配される。ずっと広い土地の真ん中に1軒だけ農家あって周りに誰もいない、そんなところではなかなかコミュニティーも確立できないし、そういったことが進むことが心配されます。その辺、その農村の保全というか、今実際には保全会とかつくって自分たちでやっていく、農村の中でそういった組織をつくられてやっているんですけれども、そこもだんだん人口が減って、そして高齢化になっていくと大変維持が難しくなっていくと。その辺、今後、恐らく私が思うには、10年や15年ぐらいはもつかもしれないというふうには思っているんです。ただ、それ以降、そこまで考える必要はないのかもしれませんけれども、そこら辺まで考えたとき、音更での農村のあり方、問題に関して研究といいますか、調査なり考えを持つ必要があるんではないか。その点について、今5期総が、あと3年ぐらいでまた次のステップに入るかもしれませんけれども、ちょっと先の話になるかもしれませんけれども、その辺の考えに関してどのように考えているかお尋ねいたします。

答弁 経済部長 傳法伸也(経済部長は2021年3月まで)

農村部のいろんな維持管理とかそういう問題が今後出てくるかなということだと思います。今現在、多面的機能支払いということで、農道とか排水とか、その辺の草刈りとか維持管理とかということで、地元の方に組織をつくっていただいてやっていただいている状況です。確かに今、議員さん懸念されるように、今後農村部におきましても高齢化ということも出てきますでしょうし、後継者がいないということでそういう問題が出てこようかと思いますけれども、それに関しましては、それは本町ばかりではなく、農業の全国的な問題でございますので、その辺は十分我々も研究しながら、そして農家さんに対してどのような支援がいいのか、その辺も国のほうも補助制度とかそういうものが出てくるかと思いますので、そういうものに対しまして農家さんと一緒に今後取り組んでまいりたいということで考えております。以上でございます。

再質問 6番 大浦正志

人口減少問題、我々農家の戸数問題は全道どこの、どこといいますか、ほとんどの大きく抱えた問題、そういった中では、音更ではいろんな条件が恵まれて、人口の減少率もほかの自治体と比べればそれほど急激にはならないかも……減ること、人口減少は避けては通れませんけれども、ほかの自治体よりもまだまだ余裕があるかというふうに思います。しかし、そこら辺もちょっと先を、いろいろ内外情勢もございますし、単純に行きませんけれども、そういったことは注視していかなければなりません。歴史のテンポが非常に速くなって、昔10年、10年スパンだというのは一つあったかもしれませんけれども、非常に国際的な情勢も変わりますし気候の変化もある、そういった中で将来的を少し見据えて取り組んでいただくことが必要だというふうに思っております。農業関係には以上のことです。次に2番目の関係でございますけれども、情報化社会、流通・物流関係が大きく変わろうとしています。道東道の開通によって確かに札幌圏は近くなったし、日帰りも、ほぼ日帰りができるようになりました。こちらのほうから買い物なんかでも、道央圏によるアウトレットモールや札幌市内のデパートなんかに気軽に行ってそこから買い物してくる人が若い人なんかではふえているという話を聞きます。また、インターネット普及によっていわゆるネットショッピングが非常に広がっています。さらに、日常的な雑貨とか生鮮品もそのネットショッピングで買う。確かに高齢者の人にしてみれば、なかなか町へ出てトイレットペーパーとか大きなものを買いに行くよりも、ネットで買って、それが宅配業者によって届けられることは、それはいいんですけれども、そのことによって地元の商店街、地元の商店街はかなりもうなくなってきましたけれども、さらに既存のスーパーマーケットなんかも影響を受けている。この影響は見逃せるような状況ではないように思います。今後さらに進む。これは音更だけの問題じゃなくて、全国的にそういう問題を抱えているかと思います。その辺の実態も調査する。恐らく商工会なのかわかりませんけれども、その辺に関して、今のどういう状況なのか、あるいは銀行なんかでもインターネットバンキングで資金移動なんか結構やられて、振り込みなんかもそういうふうになってきています。そうすると、そういった影響がまちづくりの上でも大きく影響してくるのではないか。もちろんこれは音更だけじゃなくて全国的な問題かもしれませんけれども、これについての研究なり、必要ではないかと思います。その辺に関するお考えといいますか取り組みについてもう一度答弁お願いしたいと思います。

答弁 経済部長 傳法伸也(経済部長は2021年3月まで)

今、議員からお話しありましたとおり、インターネット通販ということで、かなり皆さん利用されているように思ってございます。答弁にありますとおり、書籍とかDVD、それからちょっとした家電等につきましても大手のネット通販で購入されるという方が、特に若い人だと思うんですけれども、多くなっているということで、地元の小売店、そういう実店舗について将来的には減ってくるというような懸念も確かにあろうかと思います。我々これからどうしようかということなんですけれども、かつての大店法の改正によりまして地元の小さな小売店がだんだんなくなってきたというような状況もございますので、そういうことを踏まえまして、まずはできるだけ地元のほうで購入していただくと。大手ネットで通販で購入することというのは結局都市のほうに資本が落ちるということになりますので、その辺はきちっと我々も考えながら、できるだけ地元のほうで買っていただいて、それで地元にお金を落とすということもちょっと考えていかなければならないのかなと思ってございます。ただ、ネットショッピングも、考え方によれば、地元のほうでそれを利用することで、我々の地元のいろいろな食材ですか、そういうものを売ることによって我々の、音更のPRもできますし、それによって域外からの資本のほうも入れるということができますので、逆にそれを活用するということもまたちょっと考えていかなければならないのかなとは思ってございます。いずれにしましても、ふるさと納税も、ネットショッピングではないですけれども、一種のそういうような形でPRできますし、資本というものが本町のほうに流入するということでございますので、そういうことを含めながら、デメリットばかりじゃない、それを利用したものも構築していくというのも我々の、構築していって、それに対する業者が出てくればそれを支援していくということも一つの今後の考え方になろうかなと思ってございます。以上でございます。

再質問 6番 大浦正志

情報システムといいますか、情報化が進むことによって、確かに地方にいながら在宅での仕事をやることも可能だということが宣伝されたりします。しかし、逆に結局、十勝管内にも確かにそういう在宅で、中央との回線で済んでいて仕事をやっていらっしゃる方もいますが、なかなかそうはならない、なってはならない、それは理屈はそうなんだけれども、実際問題としてなかなかそうはならないんではないのかということと、もう一つ、道路網、交通網の整備によって、いわゆるストロー化効果といいますか、ストロー化現象といいますか、いわゆる地方から中央へ経済が逆に、こっちから持ってくるのではなくて吸いつけ、吸い取られるというか、中央に。そういったことが心配されるというふうに思います。その辺もやはり考えなくてはならないだろうというふうに思っているところでございます。それと、今、部長さんがおっしゃったように、地域で経済を回すということなんですけれども、地元の商店街を使うか、あるいは東京なり、どこかの本社のものを買うことは、確かに同じ商品を買うんだけれども、地域でお金を回す、地域循環型といった経済を考えてみれば、回り回って結局自分の、海外でもいいんですけれども、自分の首を占めるということかそういうことになってしまう。やはり地元の商店街を使う、利用することが地元の地域の振興につながるし地域振興につながる。そのことは回り回って自分たちの生活を豊かにすることになるんだ、そういう地域経済についてのことはわかっていながらなかなかならないというのが、ものかというふうに思っております。そういった意味で私は、この地域経済を考える、いわゆる例えば地場商品なり地場産品を利用することが地域経済に役立つんだよということを啓発なり啓蒙する、そういった取り組みがやっぱり必要なのではないかというふうに思います。なかなか、確かにより安いものをより安くのために、検索サイトから一番安いところを探してそこから買ってくる。確かに入ってくる部分は、支払いは安くなるかもしれません。でも、回り回ってやはり地元、こういったことは言ったら何ですけれども、多少高くてもやはり地元のものを利用する、それは回り回って自分たちの生活を豊かにすることになるんだ、そういうような、教育と言ってはちょっとあれですけれども、そういった学習といいますか、啓発というか、そういうような取り組みをすべきだというふうに思いますが、その件に関して何かお考えがあればお尋ねいたします。

答弁 経済部長 傳法伸也(経済部長は2021年3月まで)

御質問のありますとおり、地域経済、地域内循環経済の重要性ということだと思います。先ほど言いましたとおり、ふるさと納税につきましても、町の特産物を提供するということで地域外の資金を得るということでございますので、それも一つの方法だと思いますし、本町では、既に取り組んでいますけれども、学校給食、これにつきましては原材料を本町の、音更町産のものを使って、そして消費してもらうというようなこともしてございます。そういうようなことをしながら、やはりなるべく音更、音更の基幹産業は農業でございますので、その農作物の付加価値を高めながら、域外から資金を獲得するような取り組み、先ほどから申しましているように、6次産業化ということで議員さんからのお話しありましたけれども、そういうことになるべく取り組んでいただいて、それを支援していくというような形で地域内経済の循環、地域内の循環経済ということで取り組んでいくような形で考えてまいりたいと思ってございます。

再質問 6番 大浦正志

なかなかこの問題もそれぞれ消費者意識といいますか、私たち住民の意識的な問題があるのでなかなか難しい問題だというふうに思いますけれども、私たち住民一人一人が地域を、どうやってまちづくりをつくっていくか、そういった視点を考えたときに、やはりそういった地域循環で経済を回して、お金を回していく部分を考えていく取り組みを少しずつでもいいから始めていくことが必要だというふうに思います。次に、3番目といいますか、全国的にはインバウンドの人たちとか海外の人たちの旅行客は、本州方面でもそうですけれども、なかなか、実態的な数字は統計資料にもありますけれども、いわゆる道東、こちらのほうには、一定の人はあるけれども、そんなに交流人口はふえていない……ふえていますけれども、かというふうに思います。そういった中で、質問のほうにもありましたけれども、一応まちづくりを考える際、地元の関係者の人たち、代表者が集まって人々が会って、自分たちのまちづくりをどうしたらいいんだろうかというふうに取り組んだり、あるいは観光客の誘致に取り組むんですけれども、せっかく音更なり十勝を訪れた人たちから、利用しての感想とか御意見を賜るといいますかお聞きしてそれをまちづくりに生かしていくことというのが有効だというふうに思っております。答弁の中では、「これまでも本町を訪れた外国人観光客や道内外の観光客に対してアンケートを行っており、それぞれの事業を実施する際にはそれらの意見を参考としております。」という御答弁をいただきました。この内容をもう少し、実際にどう、もうちょっと具体的にお知らせ、教えてほしいと思います。どういった人たちをどういった状況でアンケート用紙を渡すのか、あるいはそれでどの程度の御回答をいただいて、それがこういったふうに生かした、もし、もう少し具体的なお話を聞かせていただければと思います。

答弁 経済部長 傳法伸也(経済部長は2021年3月まで)

御答弁していますとおり、彩凛華とか観光イベントということでアンケートをとってございます。彩凛華につきましては、ことし、29年度は今集計中でございますので出ていませんけれども、28年度の彩凛華につきましては、彩凛華によってスタンプラリーを実施してございますので、その実施者におきましてアンケートをとってございます。回答数としては2,719ということでございます。それとモール温泉号、これにつきましても、モール温泉号の利用者につきましてアンケートをとってございます。モール温泉号につきまして、これは29年度でございますけれども、利用者につきましては445の回答数を得ています。それから、北十勝4町観光タクシー実証実験、これは29年度でございますけれども、タクシー利用者、これは3件の方から回答数を得られています。それから、いけだワインとフードモニターツアーということで、これもタクシー利用者で25件の方からアンケートをいただいています。あと、音更町と池田町を来訪した外国人個人旅行客と日本人の旅行客で動向調査ということをしてございまして、これはマーケティング調査ですけれども、349のアンケートをとってございます。内容としましては、参加目的とか満足度とか改善点とかほかの感想ということでアンケートをしていただいてございます。さまざまな意見をいただいておりますし、ここで詳しくは申しませんけれども、彩凛華であれば、休憩所が狭かったとか、ことしは展望台広げていますけれども、昨年であれば展望台が狭いとか、あと、かける音楽に対して、ちょっとうるさいとかそういうような、もう少し静かなほうがいいんではないかとか、そういうようなお話も、アンケートもいただいているようでございます。あとモール温泉号につきましては、食事の内容だとか部屋の環境とかにつきましては、不満の方もいらっしゃるものの、全般的にはバス、ホテルの対応も満足されたという意見も多くございます。今後このようにいろんなものをアンケートして、それを事業に取り込んでいきますけれども、今後新規のお客様をふやすことも大切だと思いますけれども、リピーターをふやすような形も大切だと思いますので、今申しましたアンケートを参考にしながら、観光協会、あと旅館組合等とも協力しながら取り進めてまいりたいと考えてございます。以上でございます。

再質問 6番 大浦正志

いろいろな、初めの答弁では、今大変好評を得ている、参加者には十勝のグルメ、温泉、自然景観など大変好評を得ているという答弁だったんですけれども、今、いろいろネガティブな御意見、つまりネガティブといいますか批判的な、これがうまくなかったと。先ほど音楽の話が出ましたけれども、そういった苦情とまでは言わなくても、そういったアドバイスなりそういう意見は極めて貴重な意見だというふうに思います。そういった意見はやはり速やかに、もちろん一定の期間の中で論議されて実施されるというんですけれども、そういった部分はぜひスピード感を持って改善していっていただき、そして、その方がリピーターとして来ていただいて、その意見がこのように反映されてというふうな、私の意見が通って音楽がよくなったとか、そういうことも含めて、それが、そうした来た人たちがさらにほかの人たちに宣伝していただけるのではないかと。そういった取り組みをすべきだというふうに思います。私、質問するに当たって、余り取り組んでいないんでないんだろうかなというふうに思ったんですけれども、結構取り組まれているようなので、要はその活用といいますか、その部分をうまく活用して、私たち地元に住んでいる人はなかなか気づかないことが結構あると思います。ほかから音更を訪ねた人たちが逆に気づく部分もたくさんあると思いますので、海外の人も含めましてそういった意見を重要に、大切にまちづくりに生かしていくことが必要だというふうに思います。それはそんなことです。利用者の声を反映していただきたいと思います。次に、地域おこし協力隊のことでございますけれども、先月、2月6日に町の主催ということで農業と福祉の連携を考える研修会というのが開催されまして、私も参加させていただきました。大学の先生のお話もあったんですけれども、後で本別の協力隊の女性の方が、30分ほどでしたけれども、お話を聞かせていただきました。初めて聞いたんですけれども、その方も東京から十勝に住まれたお話、30分足らずの御説明でしたけれども、やっぱり私にはわからない新鮮な視点でいろんなことを言っていただけた。これはやはり、その人にもよるかもしれませんけれども、まちづくりの上ではこういった声というのは極めて重要だなというふうに思いましたし、地元の人たちが気づかないそういった部分を的確に言ってくれているなというふうに思いました。それで、音更での取り組みですけれども、現在、答弁の中でもございました、1名が去年採用されまして、さらにもう1名を公募しているということなんです。というお話でした。ホームページの中にも確かに募集する隊員の、募集の隊員が載っておりました。ただ、私、この募集の業務内容、活動内容なんですけれども、ふるさと納税の受付、データ管理、問い合わせ管理の業務、あるいは、どうもこれを見る限りでは一般的な事務、デスクワークみたいな感じがしたんです。そうではなくて、この隊員の方はやっぱり現場に迎えていって、そこに行って、机の上ではなくて、いろんなところを回っていただいて、そこから感じ取るものをまちづくりに生かしていくことが必要なのかというふうに思いました。また、その条件も、20歳から40歳ぐらいということで、三大都市圏の人ということなんですが、締切が3月31日だったかと。この辺……3月31日。3月31日までは任期か。ということですけれども、今、なかなかこういう人手不足というか、こういう中で、よほど、中央には人たくさんいるから中にはいるんでしょうけれども、今この辺の応募状況というのは、問い合わせ状況なんていうのはどんなものなんでしょうか。

答弁 企画財政部長 渡辺仁(企画財政部長は2021年3月まで)

今、新たな地域おこし協力隊の募集状況ということで、私のほうから説明させていただきます。本町は今年度の8月から協力隊の方をお願いしまして、それが一定程度成果が出ているということから新たな隊員を増員したいということで、今、議員さんからおっしゃいましたデスクワークだけなのかということは全く思っておりませんで、あくまでも、ふるさと納税であっても、我々がこんなのが謝礼品になるのかというような町のものも謝礼品にするという事例も聞いていますので、そういったこととか、実際に移住、定住で外から来た人の、その目で見ていただいて音更がどうかとか、答弁をさせていただいておりますが、外からの目線でこの町を見ていただいて町の魅力的なことを発信していただくと、そういったことが今求めているものであります。そして、もともと2月の中旬まで1回募集をしていたんですけれども、なかったということで、今延長の募集をしているという状況でございます。今のところはまだ動きがございません。以上でございます。

再質問 6番 大浦正志

今人手不足という中でなかなか、就職も結構、いろいろと企業なんかでも、中で、なかなか募集かけても難しいのではないのか。公務員の人たちもなかなか、道職員なんかでも、募集かけても途中でやめてしまうとかそういう人方も多いようでございます。ぜひそういった中で本当にいい人が見つかればいいなというふうに思って、そしてその人たちをまちづくりに生かしていければいいなというふうに思うだけで、あとは、募集をかけているので、待つしかないのかなというふうに思っております。最後の5番目ですけれども、この十勝という経済圏は、やはり北海道の中のいわゆる中でも一つの、19市町村が非常にまとまっているといいますか、いろんな総合振興局の方に、異動された方にお話聞く機会があって聞いても、比較的何をやるに関しても割とまとまりやすい地域だなというお話もされておりました。そういった中で、ここはやはり農業を中心、食料を中心、食品、穀倉地帯といいますか、そういう農業を中心とした、で取り組んでいってございます。そういった中で、いわゆる米沢市長あたりが中心となってなのか、各その自治体の首長さんなり農協関係、あるいは総合振興局も含めてフードバレーの取り組みを今取り組んでいるのかと思います。やはりここのいわゆる山に囲まれたこの十勝の渓谷といいますか、ここの地域が食糧基地として、ここが生き残ると言ったらあれですけれども、この資源をやっぱり十二分に、自然環境、エネルギーも含めまして取り組むことが必要だというふうに思います。そういった中で、音更の役割も極めて大きいんだというふうに思っております。その辺、今後どのように音更町としてはこの十勝の他の町村との連携なり取り組んでいくのかについて、私はもっと積極的にリーダーシップをとっていただきたいなというふうに思うんですけれども、その件に関する見解をお伺いいたします。

答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)

十勝の経済圏は一つということで、大変力強い経済圏でないかなというふうに私も思っています。これも歴代のやはりそれぞれの十勝の市町村長さんたちの一致団結した取り組みがあって今日の姿があるんだろうと思います。その代表的な姿が一部事務組合という形に出ていると思います。例えば十勝圏複合組合、そしてとかち広域消防、最近ではこういった事例もあります。そういった一部事務組合のいろいろなつながり、そして定住自立圏というのもいち早く全国に先駆けて構成されております。十勝は非常に南北広うございまして、また農林水産業、農業中心といいながら林業も水産業もあるということで、非常にそういう意味では多様な業種があるんだろうなと思います。そこにもってきて大きな加工場ですとかそういった施設もありますので、乳業メーカー等も立地している。そうすると、音更のIC工業団地で言えば、そういった冷凍倉庫ですとか、よその町にもあるんですけれども、そういった物流のまた拠点にもなっていると。道央自動車がありますので、まさにこれも物流の拠点、空港もある、港もあるということで、非常に力の、潜在力のあるところだと思っています。今音更町としても、北十勝3町の広域の観光ですとか、最近では池田町さんとのふるさと創生を使った事業の展開とか、音更町としても積極的に周辺の町村さんと観光等を通じながら、地域の資源を生かした形で魅力を発信していくということで取り組みをさせていただいております。いろいろな組み合わせがあると思うんですけれども、音更が全てにかかわるといったことの中で何か仕掛けていくということよりも、皆さんの今まで築いてきたそれぞれの地盤なりやり方、そして今申し上げたようなさまざまな組織がありますので、観光だけではなくて、いろんな産業界の取り組み、そういったつながりもありますので、そういった全てのネットワークを使って、その中に音更町もしっかりと自分たちの町の資源を生かして外に発信していくと。そういったことの中でこれからも取り組んでいきたいというふうに思っています。以上です。

再質問 6番 大浦正志

大変ありがとうございました。最後になりますけれども、今定例会の初めの町長の町政執行方針、結びのところに、将来を確実に見通すことは厳しい状況だ。しかし、「住んでよかった、これからも住み続けたいと実感し、移り住んでみたくなる町をつくっていく」、そのように述べられております。寺山町長の5期総の中の御挨拶の中にもここの、私もここが一番好きです。いわゆる住み続けたい、ここで住んでよかった、そういったまちづくりを、これは非常に私にも心に響いております。ぜひ寺山町長の思いを引き継いで、小野町長もそういったことで奮闘というか御活躍願いたいと思います。

答弁 町長 小野信次

発言は求められなかったんですけれども、こんなに褒めていただいたら。寺山町長を今褒めていただいたんだと思うので、ありがとうございます。大変に、毎回、前回も質問を大浦議員がされたということはお話しいたしましたけれども、これは常に、今大浦議員からお話がありましたように、住み続けたい町というのは、その逆を言えば住んでみたい町でもあります。やはり移り住んでよかったなと思われている方が、恐らく、この町をこれだけ大きくしようと思った大先輩の皆さんが、今から30年前考えたときはまだ3万人台半ばです。しかし4万5千にもなってきているという中では、やはりここに住んでよかったなと、そしてまたさらに住み続けたい町だなというものがあると思います。しかし、人間の歴史というのは、百年の大計と言いますけれども、30年というのは、法人格であれば、人格が本当に地につく時代であります。音更町もそういった意味では、これだけ伸びてきた中で、今大浦議員からおっしゃっていただいたように、基幹産業農業といいながらも、その4万5千を有している人たちは、農商工、そして観光、そして金融、そして労働者、そういった方々がこれを構成しているわけであります。その魅力があって、全道1番と言われますけれども、大浦議員が心配されていましたけれども、流通あるいはこの交通網の体系の中でストロー現象が起きなかったんです、先ほどストロー現象と言ったけれども。平成23年に道東道と道央道がつながりました。そして今は釧路までつながりました。ついこの間、御心配なされているからですけれども、彩凛華、いつもの期間よりは短く終わりました。自分たちが期待した数値よりは低かったかもしれませんけれども、5万人に届かなかったとはいいながらも、期間が短かった、あるいは学校がインフルエンザだった、雪もあったということで、ことしの場合はそういった、要因を探ればそうでありますが、しかし、ナンバーを見たら、去年もおととしもそうでした。去年は彩凛華に6万超える、6万4千台を超える人たちが来たそのナンバーを見たら、やはり、今大浦議員が最後おっしゃっていただいたように、1市18カ町村だけじゃなくて、今は東北海道周遊ということで、この道路がつながることによって、疲弊するのではなくて、より交流人口がふえるという現実をこの十勝は今味わっているわけであります。だからこそ、1市18カ町村のみならず、大浦議員がおっしゃっていただいたように、フードバレー十勝というのは、これは、大浦議員もよく語源をわかっていると思いますけれども、シリコンバレーを意味して、金融が栄えていったことによってその町ができ上がったというのが原点であります。それが、この道東と言われた時代から、東北海道という中で、北海道で占める7割の農産物はここでとれているという現実が今わかってきたわけであります。そのための観光と物流、そういった中で一番生産力があり、安定して、大浦議員から見るとまだまだ物足りないかもしれませんけれども、しかし、自分の置かれている第1次産業基幹産業という中で、先ほど部長からもお話がありましたように、音更のスタイルは音更のスタイルがあっていいと思います。それと、あなたがおっしゃってくださるように、若い人の中で、例えば一つに例を挙げれば、温泉でもそうですし、農家でも、例えば若い人たちが麦感祭ということもやっています。成功している経営者の皆さんからすればちょっと危なっかしいなというふうに思うところもあるかもしれませんけれども、そういった若い芽がいろんな将来に向けた夢を語るという基盤がまだこの音更町にあるということは、どれだけ将来に対して人材が育っているかということであります。それから、先ほど新規就労というお話がありました。これも、目立たないようですけれども、先ほどからも説明ありましたように、そこで今、JA木野さんの庭を借りながら自分たちが、将来というよりも間もなく就労したい、農業をやりたいという女性の方です、それも。そしてまた男性も家族で来られている方です。そういった人たちが類いまれな農業という自然に立ち向かうという姿で臨んでいるというその姿を見たときに、この地がやはりすばらしいということを認識してくれたことだというふうに思います。やはりこういった人たちをしっかりとまた支援をしながら、そしてまた音更町でしっかり就農していただきながら、一つのトップセールスとして発信していっていただければなおさらありがたいなというふうに思っています。大浦議員が常々から音更の基幹産業、農業に対して夢を燃やしてくださっていることはこれからも期待をしたいと思います。どうぞこういった一般質問の中で堂々とその夢を語っていただきますれば私たちにとってもありがたいなというふうに思っています。どうぞこれからもそういった御助言よろしくお願いをしたいというふうに思います。また、我々が今やろうとしていることにも深い御理解をいただければというふうに思っております。ありがとうございました。

出典:音更町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる